JP3412061B2 - 吊屋根形二重殻タンクの屋根構築法 - Google Patents

吊屋根形二重殻タンクの屋根構築法

Info

Publication number
JP3412061B2
JP3412061B2 JP25734294A JP25734294A JP3412061B2 JP 3412061 B2 JP3412061 B2 JP 3412061B2 JP 25734294 A JP25734294 A JP 25734294A JP 25734294 A JP25734294 A JP 25734294A JP 3412061 B2 JP3412061 B2 JP 3412061B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
inner tank
tank
hanging
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25734294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0893262A (ja
Inventor
宏治 石井
康 宮川
Original Assignee
株式会社石井鐵工所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社石井鐵工所 filed Critical 株式会社石井鐵工所
Priority to JP25734294A priority Critical patent/JP3412061B2/ja
Publication of JPH0893262A publication Critical patent/JPH0893262A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3412061B2 publication Critical patent/JP3412061B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液化天然ガス(LN
G)などの低温液化ガス等を貯蔵する吊屋根形二重殻タ
ンクの屋根構築法に関し、詳しくは外槽屋根及び内槽吊
屋根をエアーで浮上させて構築する屋根構築法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】吊屋根形二重殻タンクの屋根を構築する
従来のエアー浮上による屋根構築法の施工手順を、図7
及び図8に従って詳述する。
【0003】図7に示すように、内槽側板104の内側
の架台101上で組立てた外槽屋根105に、内槽底板
103上に載置した底部架台107上で組立てた内槽吊
屋根106を、吊り材108で吊り固定して構築する。
【0004】外槽屋根周縁109に、内槽内周壁110
と気密にシールするシール材111を取り付ける。ま
た、図8に示すように、内槽側板104上端部には、仮
側板113を延長して設ける。
【0005】外槽屋根105とシール材111と内槽内
周壁110と内槽底板103とで形成される密閉空間内
にエアーを送り、図8の一点鎖線で示すように、外槽屋
根105と内槽吊屋根106を内槽側板104の内槽内
周壁110に沿って浮上させる。
【0006】仮側板113の上端部までエアー浮上した
内外槽屋根105,106は、外槽側板102上部の円
弧状のナックルプレート115に外槽屋根105を当接
させて接続固定する。
【0007】内槽側板104の上端部に延長して形成し
た仮側板113及び外槽屋根周縁109に取付けたシー
ル材111は、外槽屋根105接続固定後に解体撤去す
る。
【0008】さらに、内槽吊屋根106の外周縁と内槽
側板104の内槽内周壁110との間に架台101を設
けているために残されていた広い間隙には、後から吊屋
根周縁部116を延出して施工する。
【0009】また、内槽屋根を外槽屋根の内側から吊り
下げる吊屋根構造ではなく、内外槽の屋根を一体の剛構
造とした屋根構造ではあるが、端部支柱と仮ラフターに
支持された内槽屋根及び外槽屋根を、端部支柱下部に設
けたシールプレートで内槽側板との間を気密シールし内
槽屋根に圧力をかけて、端部支柱と仮ラフターごと内外
槽屋根をエアー浮上させて、二重殻円筒型貯槽の屋根を
組立てる工法が、特公昭61−51110号公報に紹介
されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図7及び図8に示した
従来のエアー浮上による吊屋根形二重殻タンクの屋根構
築法は、薄板部材で組立てる内槽吊屋根106が、たわ
んだり歪んだりしないように支持する底部架台107を
細かく補強して配置しなければならずその作業が繁雑で
大変であった。
【0011】また、内槽側板104の上端部に仮側板1
13を延長して設け、該仮側板113を気密部材として
使用するため、この仮設部材の仮側板113は厚い鋼板
等で頑強に作る必要がある。また仮側板113を内槽側
板104の上端部という高所に設けなければならないた
め、取付け作業及び解体撤去作業が大変であった。
【0012】さらに、内槽吊屋根106の外周縁と内槽
側板104との間の広い間隙には吊屋根周縁部116を
後から延出して施工しなければならず、高所での繁雑で
不安定な危険作業が残った。
【0013】また、特公昭61−51110号公報に紹
介されている屋根の組立工法においては、内槽屋根が剛
構造の場合には直接に圧力をかけて浮上させられるが、
薄板構造の吊屋根では直接に圧力を加えて浮上させるこ
とができない問題や、固定された内外槽屋根を支える仮
ラフター及び端部支柱の構造が複雑で頑強にしなければ
ならない問題があった。
【0014】さらに、内外槽屋根と仮ラフター及び支柱
全体をエアー浮上させる際に、全体重量が重いうえに、
上部が重くかつ浮力の中心が低いため、バランスが悪く
安定性を失いやすくなる問題点があった。
【0015】この発明は、上述の問題点を解決し、エア
ー浮上のための密閉空間を仮設部材を少なくして安全に
低所で形成でき、浮上後の仮側板等の仮設部材取外しを
危険な高所作業ですることなく、外槽屋根に内槽吊屋根
を吊り下げる作業が容易で、内槽吊屋根を外槽屋根とと
もに安定性良く浮上させて構築できる吊屋根形二重殻タ
ンクの屋根構築法を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述の課題
を解決するもので、その吊屋根形二重殻タンクの屋根構
築法は、内外槽からなる二重殻タンクの内槽側板の内側
において、外槽屋根を内槽アニュラー板上の架台で支承
し、該架台を貫通させて内槽アニュラー板とその内側の
内槽底板の上で内槽吊屋根を組立て、該内槽吊屋根を外
槽屋根の内側から垂下する吊り材で吊り、外槽屋根と架
台と内槽吊屋根とで閉空間を形成するように架台内周側
面にシールプレートを設けるとともに、内槽吊屋根周縁
と内槽内周壁とをシールする周縁シール材を内槽吊屋根
周縁に設け、かつ内槽吊屋根を開口して外槽屋根とシー
ルプレートと内槽吊屋根周縁と周縁シール材と内槽内周
壁及び内槽底板とで構成される密閉空間内にエアーを送
り、内槽吊屋根を吊した外槽屋根を架台と共に所定高さ
に浮上させて屋根を構築するものである。
【0017】また、前記架台を貫通させて内槽アニュラ
ー板とその内側の内槽底板の上で組立てた内槽吊屋根
を、架台で支承された外槽屋根に吊り材を介して吊り下
げる前に、内槽吊屋根周縁と内槽内周壁のそれぞれに固
定してシールする周縁シール膜を設け、内槽吊屋根と周
縁シール膜と内槽内周壁と内槽底板とで形成する閉空間
にエアーを送り、前記架台に沿って内槽吊屋根を所定高
さだけ浮上せしめる前記吊屋根形二重殻タンクの屋根構
築法である。
【0018】
【作用】内槽アニュラー板上に垂直に設置した架台は、
外槽屋根の屋根骨及び屋根板組立用支持架台として使用
する。この架台は、内槽吊屋根を垂直に貫通させて設置
しているので、仮ラフター等の傾斜する補助部材を必要
とせず、内槽アニュラー板から直接垂直に外槽屋根をバ
ランス良く支持するため、簡単な軽量部材で構成でき
る。
【0019】内槽アニュラー板上の架台を貫通させた内
槽吊屋根を、内槽アニュラー板とその内側の内槽底板の
上で組立てるので、高所での内槽吊屋根周縁の構築作業
がなく、周縁を含めた内槽吊屋根全体をあらかじめ内槽
底板上の低所で構築できる。
【0020】架台の内周側面に設けるシールプレート
は、架台をシールプレートの支持枠に利用して形成でき
るので軽量部材の薄板でよく、軽量であるために取付作
業も容易で、エアー昇圧が加わってシールプレートがラ
ジアル方向等に膨らもうとする力は支持枠の架台によっ
て押さえられる。
【0021】架台より外側に張り出した内槽吊屋根周縁
は、密閉空間の構成部材に使用するので、仮ラフター等
の傾斜する補助部材を設けて内槽内周壁との間隔を狭く
する必要がなく、内槽内周壁と内槽吊屋根周縁とのシー
ル間隔を狭くしてシール性能をあげることができる。こ
の内槽吊屋根周縁を利用して固定する周縁シール材は、
高い位置の外槽屋根周縁に取付ける高所作業とならない
ため、低い位置で作業性良く安全に取付けられる。
【0022】外槽屋根に吊り固定した内槽吊屋根は、開
口部となるマンホール等を開口してエアー圧が内槽吊屋
根に直接かかるのを避け、エアー圧を受ける閉空間は、
剛構造の外槽屋根とシールプレートと内槽吊屋根周縁と
周縁シール材と内槽内周壁及び内槽底板とで構成する。
【0023】内槽吊屋根、架台、シールプレートは共に
軽量部材で構成されるので、高い空気圧を必要とするこ
となく容易に浮上する。また、架台等の構築用仮設部材
の解体降下の撤去作業も軽量な部材であるため容易にで
きる。
【0024】また、外槽屋根に吊り材を介して吊り下げ
る前の内槽吊屋根は、平坦な内槽底板上の低所で組立て
るので、底部架台等の仮設部材を必要とせず、たわみや
歪みを生ずることなく作業性良く構築できる。
【0025】さらに内槽吊屋根は、内槽吊屋根と周縁シ
ール膜と内槽内周壁と内槽底板とで形成するに閉空間に
エアーを送り、貫通する架台をガイドにして浮上させる
ので、ふらつくことなくバランス良く上昇させることが
できる。
【0026】また内槽吊屋根は、低いエアー圧で所定高
さまで浮上させて、高さや平坦度調整を行い、簡単かつ
容易に外槽屋根に吊り材を介して吊り固定できる。
【0027】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照しながら説明
する。図1乃至図6は、この発明に係る吊屋根形二重殻
タンクの屋根構築法の工程を示す一部省略の断面説明図
である。図中、1は外槽底板、2は外槽側板、3は内槽
底板、4は内槽側板、5は外槽屋根、6は内槽吊屋根で
ある。
【0028】図1に示すように、円形平板状の外槽底板
1に円筒状の外槽側板2を所定高さまで組立て、その内
部に円環形状の断熱性を有するリングコンクリート7、
その上に亀甲板を円環状に接続したアニュラー板8、及
びアニュラー板8上に所定高さまで組立てる円筒状の内
槽側板4を順次施工する。また前記リングコンクリート
7の内側の外槽底板1上に断熱性を有する底部保冷層9
を施工し、その上部に前記アニュラー板8と接続して円
形平板状の内槽底板3となる内槽底板3の中央部を施工
する。
【0029】前記内槽側板4の内側において、アニュラ
ー板8上面の円周方向に沿って円環状の架台10を垂直
に設ける。この架台10は、パイプ材等を用いて隔接し
て垂直に立設し、そのパイプ材間は、後からエアー浮上
する内槽吊屋根6が支障とならない範囲をチャンネル材
やアングル材等の軽量部材を用いた水平材及び斜材等で
補強し組枠して形成する。この架台10及び中央に立設
したセンター架台(図示省略)などを使用して外槽屋根
5の屋根骨及び屋根板を組立て、図示のように架台10
で外槽屋根5を垂直に支承する。
【0030】図2に示すように、前記内槽底板3上の低
所で架台10を貫通させて内槽吊屋根6を薄板部材等で
組立てる。また、内槽吊屋根周縁11と内槽内周壁12
を気密にシールする周縁シール膜13は、一方端を内槽
吊屋根周縁11の取付部14に固着し、他方端を内槽内
周壁12の取付部15に固着して形成する。
【0031】これらの内槽吊屋根6と周縁シール膜13
を施工する作業は、内槽底板3上に底部架台を設けるこ
となく平坦な内槽底板3上で直接かつ低所で行うので、
薄板の部材がたわんだり歪みが生じたりすることがな
く、また高所作業もないので作業性良く組立てることが
できる。
【0032】図3に示すように、前記内槽吊屋根6と周
縁シール膜13と内槽内周壁12と内槽底板3とで形成
した閉空間に、送風機16でエアーを送り、内槽吊屋根
6を貫通する架台10に沿って内槽吊屋根6を、内槽底
板3上の低い位置から所定高さだけ浮上させる。
【0033】なお、内槽吊屋根6を貫通する架台10
は、前記内槽吊屋根6を浮上させる範囲の内槽底板3上
の低所から所定高さまでは、パイプ材等の垂直部材だけ
で形成して貫通部で引っかからないようにするととも
に、この貫通部には、軟質樹脂材等からなるシール具
(図示省略)を貫通部の内槽吊屋根と架台10との間に
設けて塞ぎ、気密にシールしかつ架台10をガイドにし
て、内槽吊屋根6が左右にふらつくことなくバランスを
保って効率良く上昇するように形成しておく。
【0034】図4に示すように、エアー浮上させた内槽
吊屋根6を所定高さ位置で、外槽屋根5の内側から垂下
する吊り材17で高さを調整して吊り固定する。この吊
り固定高さの調整作業は、薄板軽量部材等からなる内槽
吊屋根6を低い空気圧で容易に浮上降下させることがで
きるため、上下位置を適宜調整して簡単に行うことがで
きる。また、図示省略したが、内槽吊屋根6を吊り固定
した状態でスプレー配管やマンホール等の付属品を取付
ける。
【0035】架台10の内槽吊屋根6上部に位置する内
周側面に、架台10の垂直材及びその垂直材を接続する
斜材を支持枠に利用して、軽量部材の薄板等よりなるシ
ールプレート18を張設し、架台10より外側に張り出
した内槽吊屋根周縁11には空気圧に対する補強部材
(図示省略)を設けて、エアー浮上の際に受圧しても耐
えられるように形成する。
【0036】この内槽吊屋根周縁11と内槽内周壁12
との間隙を気密にシールする周縁シール材19は、内槽
吊屋根周縁11の取付部14に固着し、かつ内槽内周壁
12には気密に当接し摺動するように設ける。この周縁
シール材19は、例えば金網等のある程度剛性を有する
部材とその部材を気密に被覆する膜材等の部材を組み合
わせて形成する。
【0037】また、エアー浮上の際に、内槽吊屋根6が
直接圧力を受けることなく上部の外槽屋根5及びシール
プレート18が受圧するように、架台10の内側に位置
する内槽吊屋根6の中央部側でマンホール等の蓋を開口
して開口部20を設け、外槽屋根5とシールプレート1
8と内槽吊屋根周縁11と周縁シール材19と内槽内周
壁12及び内槽底板3とで密閉空間を構成する。
【0038】図5に示すように、前記密閉空間に送風機
16でエアーを送って加圧し、周縁シール材19を摺動
させながら内槽吊屋根6を吊した外槽屋根5を架台10
と共に、内槽内周壁12に沿って浮上させる。尚、図示
省略したが、浮上にあたっては、バランスよく浮上させ
るためのガイドワイヤー等を設けておく。
【0039】このエアー浮上時には、内槽吊屋根6と架
台10とシールプレート18等は前述のように軽量部材
で構成されて重量が軽いので高い空気圧を必要とするこ
となく、また重心位置も高くないのでバランス良く安定
して容易に上昇させることができる。
【0040】図6に示すように前記エアー浮上させて外
槽ナックルプレート21に当接した外槽屋根5は、外槽
側板2上端部の外槽ナックルプレート21に接続部材2
2で接続固定する。外槽屋根5を接続固定した後、架台
10及びシールプレート18等の構築用仮設部材は解体
撤去し、開口していた開口部20には、マンホール蓋等
を取付け、内外槽屋根5,6を構築する。
【0041】
【発明の効果】この発明は、上述の構築法としているの
で、前述の課題を解決するとともに次の効果を奏する。
内槽吊屋根は外槽屋根を支持した架台を貫通させて内槽
底板上で組立てるので、周縁を含めた内槽吊屋根全体を
低所で安全に構築することができ、エアー浮上のために
内槽吊屋根を開口して形成する密閉空間は、外槽屋根と
該外槽屋根を支持する架台の内周側面に設けたシールプ
レートと該シールプレートと接続する内槽吊屋根の周縁
と該周縁に設けた周縁シール材と該シール材が気密に当
接する内槽内周壁と該周壁下部の内槽底板とで構成され
るので、仮ラフターや仮側板等が不要になるために仮設
部材を少なくして容易に形成することができるととも
に、低所作業で安全に形成することができ、更に重心と
浮心のバランスのとれたシール性能の良い密閉空間内に
エアーを送るために内槽屋根を吊りした外槽屋根を架台
と共に安全に浮上させて経済的に屋根を構築することが
できる。
【0042】また、内槽吊屋根と周縁シール膜と内槽内
周壁と内槽底板とで形成する閉空間にエアーを送り、架
台に沿って内槽吊屋根を所定高さだけ浮上せしめる構築
法においては、内槽吊屋根の底部支持架台等の仮設部材
を少なくしてより容易に屋根を形成することができ、低
所作業でより安全に効率良く屋根を形成することができ
る。
【0043】さらに、前記内槽吊屋根は、全体が軽く、
低い空気圧で架台をガイドに利用して、バランス良く所
定位置まで容易に浮上させることができるとともに、そ
の浮上高さは送るエアーの量を調整することによって容
易に調整できるため、効率良く外槽屋根に吊り固定する
ことができる。
【0044】なお、前記架台は簡単な軽量部材で構築す
ることができ、かつ前記シールプレートも薄板の軽量部
材で形成することができるため、エアー浮上時の空気圧
は低く抑えることができ、安全に効率良く内外槽屋根を
浮上させて構築することもできる。
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る吊屋根形二重殻タンクの屋根
構築法の実施例の初期工程を示す一部省略した側断面説
明図である。
【図2】 図1に続く工程を示した一部省略した側断面
説明図である。
【図3】 図2に続く工程を示した一部省略した側断面
説明図である。
【図4】 図3に続く工程を示した一部省略した側断面
説明図である。
【図5】 図4に続く工程を示した一部省略した側断面
説明図である。
【図6】 図5に続く工程を示した一部省略した側断面
説明図である。
【図7】 従来の吊り屋根形二重殻タンクの屋根構築法
の一部を欠除した側断面説明図である。
【図8】 図7に続く工程を示した一部を欠除した側断
面説明図である。
【符号の説明】
1 外槽底板 101 架台 2 外槽側板 102 外槽
側板 3 内槽底板 103 内槽
底板 4 内槽側板 104 内槽
側板 5 外槽屋根 105 外槽
屋根 6 内槽吊屋根 106 内槽
吊屋根 7 リングコンクリート 107 底部
架台 8 アニュラー板 108 吊り
材 9 底部保冷層 109 外槽
屋根周縁 10 架台 110 内槽
内周壁 11 内槽吊屋根周縁 111 シー
ル材 12 内槽内周壁 13 周縁シール膜 113 仮側
板 14 取付部 114 仮側
板内周壁 15 取付部 115 ナッ
クルプレート 16 送風機 116 吊屋
根周縁部 17 吊り材 18 シールプレート 19 周縁シール材 20 開口部 21 外槽ナックルプレート 22 接続部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 7/06 302 B65D 88/34 B65D 90/00 F17C 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外槽からなる二重殻タンクの内槽側板
    の内側において、外槽屋根を内槽アニュラー板上の架台
    で支承し、該架台を貫通させて内槽アニュラー板とその
    内側の内槽底板の上で内槽吊屋根を組立て、該内槽吊屋
    根を外槽屋根の内側から垂下する吊り材で吊り、外槽屋
    根と架台と内槽吊屋根とで閉空間を形成するように架台
    内周側面にシールプレートを設けるとともに、内槽吊屋
    根周縁と内槽内周壁とをシールする周縁シール材を内槽
    吊屋根周縁に設け、かつ内槽吊屋根を開口して外槽屋根
    とシールプレートと内槽吊屋根周縁と周縁シール材と内
    槽内周壁及び内槽底板とで構成される密閉空間内にエア
    ーを送り、内槽吊屋根を吊した外槽屋根を架台と共に所
    定高さに浮上させて屋根を構築することを特徴とする吊
    屋根形二重殻タンクの屋根構築法。
  2. 【請求項2】 前記架台を貫通させて内槽アニュラー板
    とその内側の内槽底板の上で組立てた内槽吊屋根を、架
    台で支承された外槽屋根に吊り材を介して吊り下げる前
    に、内槽吊屋根周縁と内槽内周壁のそれぞれに固定して
    シールする周縁シール膜を設け、内槽吊屋根と周縁シー
    ル膜と内槽内周壁と内槽底板とで形成する閉空間にエア
    ーを送り、前記架台に沿って内槽吊屋根を所定高さだけ
    浮上せしめることを特徴とする請求項1記載の吊屋根形
    二重殻タンクの屋根構築法。
JP25734294A 1994-09-28 1994-09-28 吊屋根形二重殻タンクの屋根構築法 Expired - Fee Related JP3412061B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25734294A JP3412061B2 (ja) 1994-09-28 1994-09-28 吊屋根形二重殻タンクの屋根構築法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25734294A JP3412061B2 (ja) 1994-09-28 1994-09-28 吊屋根形二重殻タンクの屋根構築法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0893262A JPH0893262A (ja) 1996-04-09
JP3412061B2 true JP3412061B2 (ja) 2003-06-03

Family

ID=17305042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25734294A Expired - Fee Related JP3412061B2 (ja) 1994-09-28 1994-09-28 吊屋根形二重殻タンクの屋根構築法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3412061B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5422793B2 (ja) * 2008-10-29 2014-02-19 株式会社竹中工務店 低温貯槽の建設工法
JP2018127860A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 株式会社Ihi タンクの構築方法
CN108544192B (zh) * 2018-04-26 2020-02-14 湖州正鸣塑胶科技有限公司 一种活动式装饰球的加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0893262A (ja) 1996-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3412061B2 (ja) 吊屋根形二重殻タンクの屋根構築法
JPH07187056A (ja) 舶用球形タンクの建造方法
JP3293045B2 (ja) 鋼板とコンクリート体の複合構造貯槽とその構築法
JP3376478B2 (ja) コンクリート製ドーム屋根の構築法に使用する膜体構造
JPH0913696A (ja) リフトアップ工法
JPS5820001Y2 (ja) バルコニ−の支柱接続装置
WO1993017193A1 (en) Tensioned membrane cladding system
JP2913331B2 (ja) ドーム屋根形状をした可撓膜体の取付け及び支持法とその作業架台
CN220435646U (zh) 一种消防设施工程施工用管道安装机构
JP3227936B2 (ja) タンク屋根の建造方法
JPS5847293A (ja) 原子炉格納容器ダイヤフラムフロアのシ−ルベロ−ズユニツトの構造及びその据付方法
JPH10250791A (ja) ルーフタンクの浮屋根構造
WO2023127605A1 (ja) 三重殻タンクの施工方法
CN218708582U (zh) 一种冷箱膨胀机用转臂式吊装辅助机构
JPH1171775A (ja) 地中構造物の構築方法
JP6731127B1 (ja) 疑似構造体
JPH06313376A (ja) タンク屋根の建造方法
CN215294395U (zh) 一种线上教育用投影机的安装吊架
JP2002038761A (ja) 免震住宅
WO2023127641A1 (ja) 三重殻タンクの施工方法
JP2000282703A (ja) コンクリート製ドーム屋根及びその構築法
JPS5813795B2 (ja) 吊天井を有するタンクの屋根構造
JPS5934373A (ja) 円筒型貯槽屋根組立工法
JPH0121308B2 (ja)
JP2003213959A (ja) 低温タンク及びその施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080328

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090328

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090328

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100328

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees