JP2913331B2 - ドーム屋根形状をした可撓膜体の取付け及び支持法とその作業架台 - Google Patents

ドーム屋根形状をした可撓膜体の取付け及び支持法とその作業架台

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、液体や低温液化ガス、粉体、粒状物等の各
種貯蔵物を貯蔵する貯槽等の構造物の上部を被覆するコ
ンクリート製ドーム(以下、本発明でいうドームとは球
面、曲面、多面体等各種形状のものを含む)屋根等を構
築する時に使用する可撓膜体の取付け及び支持法とその
作業架台に関するものである。
[従来の技術および発明が解決しようとする課題] 従来、貯槽等の構造物のコンクリート製ドーム屋根の
施工法として、周囲を囲って構築された壁体の上部に、
その壁体の開口部より大きな可撓性シートを弛ませた状
態で張ってその開口部を密閉し、次いで上記壁体内の気
圧を上昇させて上記可撓性シートをドーム状に膨らませ
た後、この可撓性シート上にモルタルまたはコンクリー
トを打設する屋根の施工法がある(特開平1−295974号
公報参照)。
しかし、この施工法は、可撓性シートの中央部が弛ん
だ状態で壁体の周縁部に該シート周縁部を密着して取付
けるだけであるが、実際、その可撓性シートを壁体の上
部に取付けるためには、シート自体が重いものであり、
また可撓性であるためにシートの周縁部を正確に壁体の
上部に固定することはなかなか大変なことである。
そこで、可撓膜体の取付け法の一つとして、第6図に
示すように、可撓膜体7の表面頂部をクレーン19で吊下
げ、該可撓膜体7の周縁部7aを側壁3の上部に固定する
方法が実施されている。
しかし、この方法も、可撓膜体の取付け作業中の長期
間に亘ってクレーンで該膜体を吊った状態を維持してい
なければならないという問題点を有していた。また、施
工場所とクレーンの大きさによっては膜体の取付け位置
に合わせてクレーンを移動して吊らなければならないた
めに、貯槽の回りを細かく移動しなけらばならず、大変
な作業である。そして、膜体を引張って固定する際に、
膜体の荷重によって中心方向に引張られるために、膜体
の展設作業にかなりの張力を要し、取付けが大変であ
る。
しかも、第7図に示すように、可撓膜体7の周縁部7a
を側壁3の上部に取付けて展設した状態で雨等が降った
ような場合、その自重により下方に垂れ下がった可撓膜
体7の中央部表面に雨水等が溜り、膜体本体やその周縁
取付け部を損傷するという危険性があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、可撓
膜体の取付け、固定および可撓膜体上での諸作業を、効
率よく、安全に行うことができるようにしたドーム屋根
形状をした可撓膜体の取付け及び支持法とその作業架台
を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るドーム屋根形状をした可撓膜体の取付け
法は、底版と側壁とよりなる貯槽等構造物本体の該底版
の中央に側壁よりも高いセンター架台を設け、該センタ
ー架台の頂部に可撓膜体を一時的に載置し、次いで該載
置した可撓膜体の周縁部に取付けたロープを各側壁の上
部側に引張り、該ロープを緊張工程した状態で、可撓膜
体の周縁部を側壁の上部に気密に固定するようにしたも
のである。
また、本発明に係るドーム屋根形状をした可撓膜体の
取付け法は、センター架台の頂部に一時的に載置した可
撓膜体を、センター架台の上部周囲から側壁上部に放射
状に張設した展設ロープ上で広げながら該可撓膜体の周
縁部に取付けたロープを各側壁の上部側に引張り、該ロ
ープを緊張固定した状態で、可撓膜体の周縁部を側壁の
上部に気密に固定するようにしたものである。
また、本発明に係るドーム屋根形状をした可撓膜体の
取付け及び支持法は、底版と側壁とよりなる貯槽等構造
物本体の該底版の中央に側壁よりも高いセンター架台を
設け、該センター架台の頂部に可撓膜体を一時的に載置
し、次いで該載置した可撓膜体の周縁部に取付けたロー
プを各側壁の上部側に引張り、該ロープを緊張固定した
状態で、可撓膜体の周縁部を側壁の上部に気密に固定
し、次に貯槽等構造物本体内の昇圧空気により可撓膜体
をドーム屋根形状に保持し、そのドーム屋根形状に保持
した可撓膜体の頂部裏側を前記センター架台にて支持す
るようにしたものである。
また、本発明に係る可撓膜体の取付け用の作業架台
は、貯槽等構造物本体の底版の中央に側壁よりも高く設
置したセンター架台と、該センター架台の上部周囲から
側壁上部に放射状に張設した展設ロープとを備えている
ものである。
また、本発明に係る可撓膜体の取付け及び支持用の作
業架台は、貯槽等構造物本体の底版の中央に側壁よりも
高く設置したセンター架台と、該センター架台の上部周
囲から側壁上部に放射状に張設した展設ロープと、ドー
ム屋根形状の可撓膜体の頂部裏側を支持するために上記
センター架台の上部に設けたレベル調整具付き支持補強
材とを備えているものである。
また、本発明に係る可撓膜体の取付け用の作業架台に
は、放射状に張設した展設ロープに安全ネットを設ける
ようにしたものである。
[作用] センター架台の頂部に可撓膜体を一時的に載置し、そ
の架台に載置した可撓膜体は、その周縁に取付けたロー
プを各側壁の上部側に引張り、該ロープを緊張固定した
状態の下で、可撓膜体の周縁を側壁の上部に気密に固定
するので、取付け、固定作業が効率よく簡単に行われ
る。また、可撓膜体を貯槽等構造物本体の側壁上部に取
付けた後は、該可撓膜体の頂部は側壁よりも高く設置さ
れているために、可撓膜体の取付け期間中に雨等が降ろ
うとも、雨等は傾斜した可撓膜体を伝わって側壁の外部
へと流れ、該可撓膜体に雨水等が溜まることがない。
そして、可撓膜体を側壁上部に取付けた後に、貯槽等
構造物本体内を昇圧空気によって可撓膜体を膨らませて
ドーム屋根形状に保持し、そのドーム屋根形状に保持し
た可撓膜体の頂部裏側はセンター架台にて支持するの
で、昇圧空気とセンター架台により支承された可撓膜体
上でのモルタル施工作業等が安全に行われる。
また、センター架台の頂部に一時的に載置した可撓膜
体を、センター架台の上部周囲から側壁上部に放射状に
張設した展設ロープ上で広げながら行う場合は、可撓膜
体を広げる作業が一層容易となる上に、センター架台自
体も展設ロープによりその周縁から支持されることにな
り、安定性が確保される。
また、昇圧空気により膨らんだ可撓膜体が、内圧の低
下により万一、垂れ下がった場合でも該可撓膜体はセン
ター架台と展設ロープにより支持され、安全である。
さらに、展設ロープに安全ネットを設けることによ
り、コンクリート製ドーム屋根等の構築期間中、万一、
落下物や人が落ちてもそのネットで保護され、安全であ
る。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本発明に係る可撓膜体の取付け及び支持法に
よって取付けた可撓膜体を使用してコンクリート製ドー
ム屋根の完成した状態を示す貯槽の断面説明図である。
貯槽本体1は液体や低温液化ガス、粉体、粒状物等の
各種貯蔵物を貯蔵することができるように各種形状をし
た構造物で、その用途に応じて一重または二重以上の側
壁3を有している。底版2およびまたは側壁3(本例で
は側壁)の所定箇所には貫通孔4を穿設し、該貫通孔4
に接続する送風管5を介して送風機6等の送風設備に接
続する。この貫通孔4はコンクリート製ドーム屋根の構
築後は閉塞しておく。また、側壁3の最上部外周縁には
堰板の役割を兼ねた立上がり部3aを形成し、該立上がり
部3aによって打設したモルタルが外に漏れないように堰
止めるようにする。また側壁3の上端内側には、ドーム
屋根形状をした可撓膜体7の周縁を固定するアンカーボ
ルトおよびシール材等の周縁固定部材3bを設けておく。
コンクリート製ドーム屋根は内側から順にドーム屋根
形状をした可撓膜体7と補強材9入りモルタル層8とコ
ンクリート層10によって構築される。
可撓膜体7は貯槽本体1内を送風機6によって昇圧し
ても十分耐える強度、および気密性、水密性、耐食性に
優れたシート体によって形成される。これに適したシー
ト体としては、例えばガラス繊維、ポリアミド繊維、ポ
リアラミド繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコ
ール繊維等に、四ふっ化エチレン樹脂、塩化ビニール樹
脂、クロロプレンゴム、クロロスルフォン化ポリエチレ
ンゴム、フッ素樹脂等のコーティングをした材料を用い
る。
第2図および第3図は本発明の一実施例を示し、セン
ター架台を設けて可撓膜体を側壁上部に取付けた状態を
示す断面説明図である。
センター架台11は底版2の中央に側壁3よりも高くな
るように設置し、その高さは可撓膜体7を側壁3の上部
に取付けたときに、該可撓膜体7の途中に雨水等が溜ま
らないような高さとする。
しかして、可撓膜体7を側壁3の上部に取付ける順序
は次のようにして行われる。
先ず、可撓膜体7をセンター架台11の頂部に一時的に
載置しておく。次に、その載置した状態の可撓膜体7の
周縁部7aに予め取付けておいたロープ12を各側壁3の上
部側に引張り、可撓膜体7を広げる。次いで、貯槽本体
1の外側近くに設置した外足場13等に該ロープ12を緊張
した状態で固定しておく。ロープ12を緊張して固定した
状態の下で、可撓膜体7の周縁部7aを、側壁3の上部に
設けたアンカーボルトおよびシール材等の周縁固定部材
3bに気密に固定して取付け作業を終了する。
第3図は本発明の他の実施例を示し、センター架台の
他に展設ロープ及び外足場を設けて可撓膜体を側壁上部
に取付ける状態を示す断面説明図である。
第4図はセンター架台、展設ロープ及び外足場の他に
展設ロープに安全ネットを設けて可撓膜体を側壁上部に
取付けた状態を示す一部破断平面説明図である。
展設ロープ14はセンター架台11の上部の周囲から側壁
3上部に設けた展設ロープ用アンカー15に放射状に張設
されている。
しかして、センター架台11はこの展設ロープ14により
四方に均等の力で引っ張られており、安定した状態を維
持することができる。そして、センター架台11に一時的
に載置されている可撓膜体7は、展設ロープ14上で分散
支持され、この上で広げながら、可撓膜体7の周縁部7a
に取り付けたロープ12を各側壁3の上部側に引張り、該
ロープ12を緊張した状態で外足場13に固定しておく。後
は、上記と同様にして、可撓膜体7の周縁部7aを側壁3
上部の周縁固定部材3bに気密に固定する。
展設ロープ14に安全ネット16を設けることにより、コ
ンクリート製ドーム屋根の構築期間中、例え万一、落下
物や人が落ちてもその安全ネット16で落下が防止され、
安全に作業が行える。
可撓膜体7の周縁部7aを側壁3上部の周縁固定部材3b
に気密に固定した後は、第1図に示す送風機6を使用し
て貯槽本体1内に空気を送り、昇圧空気により可撓膜体
7を膨らませ、該可撓膜体7をドーム屋根形状に保持す
る。
第5図はドーム屋根形状に保持した可撓膜体の頂部裏
側をセンター架台にて支持した状態を示す断面説明図で
ある。
ドーム屋根形状に保持した可撓膜体7の頂部裏側は、
センター架台11の上部に設けたレベル調整具18付きの支
持補強材17によって支持されている。支持補強材17の上
面はドーム屋根形状の曲率に合わせた曲面形状に形成す
る。これによって、可撓膜体7の変形や損傷が解消され
る。また、レベル調整具18のレベル調整により、支持補
強材17の上面を正確に可撓膜体7の曲面に一致させるこ
とができる。
こうして、可撓膜体7を昇圧空気とセンター架台11と
によって支持した後は、該可撓膜体7上で、モルタル施
工作業等を行うことができる。
[発明の効果] 本発明は、上記の説明から判るように、底版と側壁と
よりなる貯槽等構造物本体の該底版の中央に側壁よりも
高いセンター架台を設け、該センター架台の頂部に可撓
膜体を一時的に載置し、次いで該載置した可撓膜体の周
縁部に取付けたロープを各側壁の上部側に引張り、該ロ
ープを緊張固定した状態で、可撓膜体の周縁部を側壁の
上部に気密に固定するようにしたので、単にセンター架
台を用いることと、ロープを四方に緊張固定した状態の
下に、安心して可撓膜体の周縁を簡単に側壁の上部に気
密固定することができる。
また、センター架台の頂部に一時的に載置した可撓膜
体を、センター架台の上部周囲から側壁上部に放射上に
張設した展設ロープ上で広げながら行う場合は、可撓膜
体をセンター架台だけでなく展設ロープ上で分散支持し
ながら行えるので、広げる作業が一層容易となる上に、
センター架台自体も展設ロープによりその周縁から支持
されることになり、安定性が確保される。
また、昇圧空気により膨らんだ可撓膜体が、内圧の低
下により万一、垂れ下がった場合でも該可撓膜体はセン
ター架台と展設ロープにより支持され、安全である。
また、底版と側壁とよりなる貯槽等構造物本体の該底
版の中央に側壁よりも高いセンター架台を設け、該セン
ター架台の頂部に可撓膜体を一時的に載置し、次いで該
載置した可撓膜体の周縁部に取付けたロープを各側壁の
上部側に引張り、該ロープを緊張固定した状態で、可撓
膜体の周縁部を側壁の上部に気密に固定し、次に貯槽等
構造物本体内の昇圧空気により可撓膜体をドーム屋根形
状に保持し、そのドーム屋根形状に保持した可撓膜体の
頂部裏側を前記センター架台にて支持するようにしたの
で、可撓膜体の取付け、固定および可撓膜体上での諸作
業を、効率よく、安全に行うことができる。
また、可撓膜体を貯槽等構造物本体の側壁上部に取付
けた後は、該可撓膜体の頂部は側壁よりも高く設置され
ているために、可撓膜体の取付け期間中に雨等が降ろう
とも、雨等は傾斜した可撓膜体を伝わって側壁の外部へ
と流れることとなり、該可撓膜体に雨水等が溜まること
がない結果、膜体の損傷を与えることがない。
また、可撓膜体を側壁上部に取付けた後に、貯槽等構
造物本体内を昇圧空気によって可撓膜体を膨らませてド
ーム屋根形状に保持し、そのドーム屋根形状に保持した
可撓膜体の頂部裏側はセンター架台にて支持するので、
昇圧空気とセンター架台により支承された可撓膜体上で
のモルタル施工作業が安全に行われる。
また、展設ロープに安全ネットを設けることにより、
コンクリート製ドーム屋根の構築期間中、万一、落下物
や人が落ちてもそのネットで保護され、安全である。
さらに、ドーム屋根形状に保持した可撓膜体の頂部裏
側は、センター架台によって支持されているので、可撓
膜体は昇圧空気だけの支持ではなくセンター架台によっ
ても支持されており、ドーム屋根形状に保持した状態で
の可撓膜体の支持が一層強固で確実なものとなる。
また、センター架台の上部にレベル調整具付きの支持
補強材を設け、該支持補強材をドーム屋根形状に保持し
た可撓膜体の頂部裏側に当接させることにより、正確に
可撓膜体の曲面に一致させることができる上に、可撓膜
体の変形や損傷が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る可撓膜体の取付け及び支持法によ
って取付けた可撓膜体を使用してコンクリート製ドーム
屋根の完成した状態を示す貯槽の断面説明図、第2図は
本発明の一実施例を示し、センター架台を設けて可撓膜
体を側壁上部に取付けた状態を示す断面説明図、第3図
は本発明の他の実施例を示し、センター架台の他に展設
ロープ及び外足場を設けて可撓膜体を側壁上部に取付け
る状態を示す断面説明図、第4図はセンター架台、展設
ロープ及び外足場の他に展設ロープに安全ネットを設け
て可撓膜体を側壁上部に取付けた状態を示す一部破断平
面説明図、第5図はドーム屋根形状に保持した可撓膜体
の頂部裏側をセンター架台にて支持した状態を示す断面
説明図、第6図は従来例を示し、クレーンを用いて可撓
膜体を取付ける状態を示す全体説明図、第7図は従来例
を示し、取付け後の可撓膜体に雨水が溜った状態を示す
断面説明図である。 1……貯槽本体、2……底版、3……側壁、7……可撓
膜体、8……モルタル層、9……補強材、10……コンク
リート層、11……センター架台、12……ロープ、14……
展設ロープ、16……安全ネット、17……支持補強材、18
……レベル調整具。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底版と側壁よりなる貯槽等構造物本体の該
    底版の中央に側壁よりも高いセンター架台を設け、該セ
    ンター架台の頂部に可撓膜体を一時的に載置し、次いで
    該載置した可撓膜体の周縁部に取付けたロープを各側壁
    の上部側に引張り、該ロープを緊張固定した状態で、可
    撓膜体の周縁部を側壁の上部に気密に固定したことを特
    徴とするドーム屋根形状をした可撓膜体の取付け法。
  2. 【請求項2】センター架台の頂部に一時的に載置した可
    撓膜体を、センター架台の上部周囲から側壁上部に放射
    状に張設した展設ロープ上で広げながら該可撓膜体の周
    縁部に取付けたロープを各側壁の上部側に引張り、該ロ
    ープを緊張固定した状態で、可撓膜体の周縁部を側壁の
    上部に気密に固定するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載のドーム屋根形状をした可撓膜体の取付け法。
  3. 【請求項3】底版と側壁とよりなる貯槽等構造物本体の
    該底版の中央に側壁よりも高いセンター架台を設け、該
    センター架台の頂部に可撓膜体を一時的に載置し、次い
    で該載置した可撓膜体の周縁部に取付けたロープを各側
    壁の上部側に引張り、該ロープを緊張固定した状態で、
    可撓膜体の周縁部を側壁の上部に気密に固定し、次に貯
    槽等構造物本体内の昇圧空気により可撓膜体をドーム屋
    根形状に保持し、そのドーム屋根形状に保持した可撓膜
    体の頂部裏側を前記センター架台にて支持することを特
    徴とするドーム屋根形状をした可撓膜体の取付け及び支
    持法。
  4. 【請求項4】貯槽等構造物本体の底版の中央に側壁より
    も高く設置したセンター架台と、該センター架台の上部
    周囲から側壁上部に放射状に張設した展設ロープとを備
    えていることを特徴とする可撓膜体の取付け用の作業架
    台。
  5. 【請求項5】貯槽等構造物本体の底版の中央に側壁より
    も高く設置したセンター架台と、該センター架台の上部
    周囲から側壁上部に放射状に張設した展設ロープと、ド
    ーム屋根形状の可撓膜体の頂部裏側を支持するために上
    記センター架台の上部に設けたレベル調整具付き支持補
    強材とを備えていることを特徴とする可撓膜体の取付け
    及び支持用の作業架台。
  6. 【請求項6】放射状に張設した展設ロープに安全ネット
    を設けたことを特徴とする請求項4記載の可撓膜体の取
    付け用の作業架台。
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