JP3411743B2 - 電子現像型カメラのホワイトバランス調整装置 - Google Patents

電子現像型カメラのホワイトバランス調整装置

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JP3411743B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/84Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
    • H04N23/88Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for colour balance, e.g. white-balance circuits or colour temperature control

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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光により得られ
た画像を電子的に現像する記録媒体を使用するカメラに
関し、特にその現像動作においてホワイトバランス調整
を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、撮影レンズにより得られた光学像
を電子的に現像することができる写真材料が知られてお
り、例えば特開平5−2280号公報には、静電情報記
録媒体と電荷保持媒体とを組み合わせた記録媒体が開示
されている。この明細書では、このような記録媒体を電
子現像型記録媒体と呼び、また、この電子現像型記録媒
体を用いたカメラを電子現像型カメラと呼ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子現像型カメラによ
りカラー画像を撮影する場合、電子現像型記録媒体の前
方に例えば色分解プリズムを配設することが考えられる
が、各色成分の光強度は、色分解プリズムの特性と被写
体に対する照明の特性のために必ずしも同じにはならな
い。したがって例えば、電子現像型記録媒体から画像を
読み出す時に、各色成分の光強度が同じになるように、
ホワイトバランス調整を行うことが必要である。ところ
がこのような構成では、ホワイトバランス調整のための
信号処理回路が必要となり、電子現像型カメラの構成が
複雑になるという問題が生じる。
【0004】本発明は、簡単な構成により、適正な色の
画像を得ることができる電子現像型カメラのホワイトバ
ランス調整装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子現像型
カメラのホワイトバランス調整装置は、色分解光学系
と、この色分解光学系により得られた各色成分の画像を
それぞれ現像する複数の記録領域を有する電子現像型記
録媒体と、複数の記録領域の各透過率に応じた制御信号
を出力するとともに、この制御信号に応じて複数の記録
領域の現像作用を相互に独立に制御する制御手段とを備
えたことを特徴としている。
【0006】制御手段は例えば、記録領域を透過した光
の強度を検出する測光センサを有する。この測光センサ
は、記録領域の1つを透過した実質的に全ての光の強度
を検出することが好ましい。
【0007】ホワイトバランス調整装置は、電子現像型
記録媒体に対向して設けられ、制御信号に応じて開閉す
るシャッタを備えていてもよい。このシャッタは例え
ば、記録領域の透過率が最大値と最小値の中間の大きさ
になった時閉塞する。
【0008】ホワイトバランス調整装置は、電子現像型
記録媒体に電圧を印加する電圧印加手段を備えていても
よく、この電圧印加手段は例えば、制御信号に応じて電
圧印加を制御する。また、この電圧印加手段は、電子現
像型記録媒体の透過率が最大値と最小値の中間の大きさ
になった時、電圧印加を停止するように構成されていて
もよい。
【0009】色分解光学系により得られる色成分は例え
ば、レッド、グリーンおよびブルーである。
【0010】色分解光学系は、電子現像型記録媒体より
も被写体側に配設され、レッド、グリーンおよびブルー
の色フィルタ要素を有する回転色フィルタであってもよ
い。また色分解光学系は、被写体像をレッド、グリーン
およびブルーの色成分に分解する色分解プリズムであっ
てもよい。
【0011】ホワイトバランス調整装置は、複数の記録
領域のうちの所定の記録領域が前記回転色フィルタの所
定の色フィルタ要素に対向するように前記電子現像型記
録媒体を移動させる移送駆動手段を備えていてもよい。
【0012】電子現像型記録媒体は、画像に応じた電荷
が発生する静電情報記録媒体と、この電荷に応じて可視
像が発生するとともにこの可視像を保持可能な電荷保持
媒体とを有することが好ましい。この場合、電荷保持媒
体は例えば、メモリタイプの液晶を用いた液晶表示素子
である。
【0013】また本発明に係る第2のホワイトバランス
調整装置は、色分解光学系と、この色分解光学系と電子
現像型記録媒体を透過した被写体光に応じた所定の色成
分の光強度を検出する色成分検出手段とを備えたことを
特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態を
適用したスチルビデオカメラの外観図である。このスチ
ルビデオカメラは電子現像型カメラであり、電子現像型
記録媒体によって画像を現像するように構成されてい
る。
【0015】カメラ本体11を前方から見ると、前面の
略中央には撮影レンズ等を備えた撮影光学系12が設け
られ、撮影光学系12の右上方にはストロボ13が配設
されている。またストロボ13とは反対側にはレリーズ
スイッチ14が設けられている。ファインダ15はカメ
ラ本体11の上面の中央部に設けられ、ファインダ15
の側方には種々の操作スイッチが設けられている。この
カメラにより得られた画像信号を外部の記録装置等に出
力するため、カメラ本体11の側面の下部には出力端子
17が配設されている。
【0016】図2は第1の実施形態のスチルビデオカメ
ラのブロック図である。システムコントロール回路20
はマイクロコンピュータであり、本スチルビデオカメラ
の全体の制御を行う。
【0017】撮影光学系12には複数のレンズ群の他、
絞り12aが設けられている。撮影光学系12の後方に
は電子現像型記録媒体30が配設されている。撮影光学
系12と電子現像型記録媒体30の間にはクイックリタ
ーンミラー21が設けられている。クイックリターンミ
ラー21の上方にはファインダ光学系23のピント板2
3aが配設されている。クイックリターンミラー21と
電子現像型記録媒体30の間には回転色フィルタ45と
シャッタ22が設けられている。シャッタ22は電子現
像型記録媒体30の前面に対向し、回転色フィルタ45
はシャッタ22の前方に配設されている。
【0018】図3は回転色フィルタ45と電子現像型記
録媒体30の位置関係を示す図である。回転色フィルタ
45は色分解光学系であり、レッド(R)、グリーン
(G)およびブルー(B)の色フィルタ要素45R、4
5G、45Bを有している。回転色フィルタ45は円板
状を呈し、各色フィルタ要素45R、45G、45B
は、円板の軸心45aから放射状に延びて円板を3等分
する3本の直線により、相互に区画されている。すなわ
ち各色フィルタ要素45R、45G、45Bは扇形を有
している。回転色フィルタ45は回転色フィルタ駆動回
路46により、軸心45aの周りに回転駆動される。
【0019】一方、電子現像型記録媒体30は、回転色
フィルタ45により得られたR、G、Bの色成分の画像
をそれぞれ現像する3つの記録領域30a、30b、3
0cを有し、これらの記録領域30a〜30cが並ぶ方
向に沿って移動可能である。記録領域30a〜30c
は、それぞれ同じ寸法の矩形を有しており、記録媒体移
送駆動機構47の作用により、記録領域30a〜30c
のうちの1つが色フィルタ要素45R、45G、45B
のうちの1つの色フィルタ要素に対向するように構成さ
れている。すなわちシャッタ22が開放している時、記
録領域30a〜30cのうちの撮影光学系12の光軸上
に位置しているものに対して、R、GおよびBのうちの
ひとつの色成分の光線が導かれる。なお図3では、記録
領域30aが色フィルタ要素45Rに対向している。
【0020】再び図2を参照すると、絞り12a、クイ
ックリターンミラー21およびシャッタ22は、それぞ
れアイリス駆動回路24、ミラー駆動回路25およびシ
ャッタ駆動回路26によって駆動され、これらの回路2
4、25、26は露出制御回路27により制御される。
露出制御回路27はシステムコントロール回路20から
出力される指令信号に従って動作する。
【0021】すなわち、露出制御時、撮影者がマニュア
ル操作によって定めた絞り値に応じた指令信号がシステ
ムコントロール回路20から出力され、露出制御回路2
7では、この指令信号に従って、絞り12aの開度を定
めるための制御信号が出力され、アイリス駆動回路24
を介して絞り12aの開度が調整される。クイックリタ
ーンミラー21は通常、被写体を観察する位置であるダ
ウン位置(実線により示される傾斜状態)に定められ、
撮影光学系12を通過した光をファインダ光学系23に
導いているが、撮影動作時、露出制御回路27の制御に
従い、ミラー駆動回路25によって上方に回動せしめら
れ、退避位置であるアップ位置(破線により示される水
平状態)に定められる。シャッタ22は電子現像型記録
媒体30に導かれる光路を開閉するものであり通常閉塞
しているが、撮影動作時、測光センサ43の出力信号に
基づいて動作する露出制御回路27の制御により、シャ
ッタ駆動回路26を介して所定時間開放され、これによ
り撮影光学系12を通過した光が電子現像型記録媒体3
0の受光面に照射される。
【0022】電子現像型記録媒体30の各記録領域30
a〜30cは記録媒体駆動回路41の制御に基づいて電
圧を印加される。この電圧印加の間に露光されることに
より、記録領域30a〜30cでは、撮影光学系12お
よび回転色フィルタ45を介して結像されたR,G,B
の色成分に対応する画像が、可視像としてそれぞれ現像
される。なお電圧印加時間は、スイッチ42a、42
b、42cを介して制御され、スイッチ42a〜42c
は、測光センサ43の出力信号に基づいてシステムコン
トロール回路20から出力される指令信号に従って、記
録媒体駆動回路41を介してオンオフ動作する。
【0023】システムコントロール回路20にはレリー
ズスイッチ14が接続され、レリーズスイッチ14の操
作によって撮像動作が行われる。システムコントロール
回路20には、このスチルビデオカメラの種々の設定状
態等を表示するための表示素子18が接続されている。
【0024】図4は撮影光学系12から測光センサ43
に導かれる光線を示すものである。この図に示されるよ
うに、電子現像型記録媒体30の後方には集光レンズ4
4が配設されている。すなわち、撮影光学系12から電
子現像型記録媒体の記録領域30aに導かれた光線は、
記録領域30aを透過し、集光レンズ44によって測光
センサ43の受光面に集光される。集光レンズ44は、
撮影光学系12から1つの記録領域に結像された像全体
の光が測光センサ43に集光するように構成されてい
る。換言すれば、測光センサ43は1つの記録領域を透
過した光の平均的な強度を検出する。
【0025】図5は電子現像型記録媒体30の構成を示
す図であり、これは特開平5−2280号公報に開示さ
れたものと同じである。すなわち電子現像型記録媒体3
0は静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32を備えて
おり、静電情報記録媒体31と電荷保持媒体32は電源
33によって電圧を印加される。静電情報記録媒体31
は、基板34、電極層35、無機酸化物層36および光
導電層37を積層して成り、光導電層37は電荷発生層
37aと電荷輸送層37bを重合させて構成される。電
荷保持媒体32は、液晶支持体38と液晶電極層39の
間に液晶40を封入して構成される。静電情報記録媒体
31の電荷輸送層37bと電荷保持媒体32の液晶支持
体38とは微小間隙をもって対向している。
【0026】電源33は記録媒体駆動回路41(図2)
によりオンオフ制御され、電源33がオン状態のとき、
電極層35と液晶電極層39の間、すなわち静電情報記
録媒体31と電荷保持媒体32に電圧が印加される。こ
の電圧印加状態で静電情報記録媒体31が露光される
と、静電情報記録媒体31には、画像に応じた電荷が発
生する。この電荷に応じて、液晶40に作用する電界の
強さが変化するため、液晶40には、その画像が可視像
として表示され、被写体像が現像される。この電荷保持
媒体32はメモリタイプの液晶を用いた液晶表示素子で
あり、現像された可視像は電界を除去しても保持され
る。メモリタイプの液晶を用いた液晶表示素子は、加熱
装置(図示せず)を用いて所定の温度に加熱することに
より、現像された可視像を消去させることもでき、その
場合は繰り返し同一記録媒体を用いることもできる。
【0027】図6は露出制御を示す図である。この図に
おいて、時間t=0においてシャッタ22が開放される
とともに電子現像型記録媒体30に電圧が印加される。
また電子現像型記録媒体30に入射する光の強度は
1 ,I2 ,I3 の順に小さくなり、I=0は暗部、す
なわち光が実質的に入射しない部分における光強度を示
している。
【0028】電子現像型記録媒体30の液晶40にかか
る電圧Vは時間tとともに増加し、その増加の割合は、
電子現像型記録媒体30に入射する光の強度が大きいほ
ど大きい。例えば、光強度が相対的に大きいI1 の場
合、電圧Vは時間t1 において閾値Vthに達し、コント
ラストのある画像が生じる。時間t2 では飽和値Vst
達する。すなわち時間t2 を越えても露光と電圧印加が
継続されると、光強度がI1 である液晶40はほとんど
透明となり、画像のコントラストがなくなる。光強度が
1 よりも小さいI2 の場合、電圧Vは時間t1 よりも
後の時間t3 において閾値Vthに達し、時間t2 よりも
後の時間t4 において飽和値Vstに達している。光強度
がI2 よりも小さいI3 の場合、電圧Vは時間t3 より
も後の時間t5 において閾値Vthに達し、時間t4 を過
ぎても飽和値Vstに達していない。一方暗部の場合、電
圧Vは時間t5 よりも後の時間t0 に、閾値Vthに達し
ている。
【0029】液晶40にかかる電圧Vの変化と電子現像
型記録媒体30の透過率Tとの関係を見ると、実線S1
により示されるように透過率Tは、電圧Vが閾値Vth
りも低い時最小値Tmin をとるが、閾値Vthを越えると
電圧Vに比例して増加し、飽和値Vstを越えると最大値
max に達する。
【0030】電子現像型記録媒体30の透過率Tの時間
的変化を見ると、光強度I1 の場合、時間t1 において
最小値Tmin に達し、時間t2 において最大値Tmax
達している。光強度I2 の場合、時間t3 において最小
値Tmin に達し、時間t4 において最大値Tmax に達し
ている。光強度I3 の場合、時間t5 において最小値T
min に達し、その後いくら時間が経過しても最大値T
max には達していない。適当なコントラストの画像を得
るためには、電子現像型記録媒体30の透過率Tが例え
ば最大値Tmax と最小値Tmin の平均値(=(Tmax
min )/2)になった時、電子現像型記録媒体30に
対する電圧印加を停止するとともにシャッタ22を閉塞
すればよい。
【0031】本実施形態では、電子現像型記録媒体30
を透過して測光センサ43に入射した光の強度を検出
し、この光強度に応じて電圧印加の停止とシャッタ22
の閉塞を制御している。すなわち測光センサ43は光強
度に対応した信号を出力し、この信号は、記録領域30
a、30b、30cの透過率Tに応じた制御信号であ
る。
【0032】電圧印加が停止され、シャッタ22が閉塞
される時、測光センサ43に入射した光の強度I’は、 I’=I・(Tmin +Tmax )/2 (1) である。これを変形すると、 I’=I・Tmin ・(1+(Tmax /Tmin ))/2 =I'(t=0) ・(1+(Tmax /Tmin ))/2 (2) と書き換えられる。ここで、(1+(Tmax
min ))/2は液晶40の特性に応じて定まる係数で
ある。I'(t=0) は時間t=0、すなわち電圧印加を開
始する前であってシャッタ22を開放した時における測
光センサ43の検出値である。
【0033】すなわち本実施形態では、測光センサ43
によって検出される光強度I’が(2)式によって得ら
れる適正値に達した時、電子現像型記録媒体30の透過
率が最大値と最小値の平均値(Tmax +Tmin )/2に
なったと判断され、電圧印加が停止されるとともにシャ
ッタ22が閉塞される。図6の例では、光強度I1 の場
合時間tf1において、光強度I2 の場合時間tf2におい
て、また光強度I3 の場合時間tf3において、それぞれ
電子現像型記録媒体30の電圧印加が停止され、またシ
ャッタ22が閉塞される。
【0034】図7は撮影動作のタイミングチャート、図
8および図9は撮影動作を実行するプログラムのフロー
チャートである。これらの図を参照して、本実施形態の
作用を説明する。なお、このプログラムは本スチルビデ
オカメラの電源がオン状態に定められた時開始する。こ
の開始時において、絞り12aは全開状態にあり、クイ
ックリターンミラー21はダウン位置にあり、シャッタ
22は閉塞状態にあり、回転色フィルタ45はRの色フ
ィルタ要素45Rが撮影光学系12の光軸上に位置し、
また電子現像型記録媒体30は第1の記録領域30aが
Rの色フィルタ45Rの後方に位置している。すなわ
ち、回転色フィルタ45と電子現像型記録媒体30は図
3に示す位置にある。
【0035】ステップ101においてレリーズスイッチ
14がオン状態に切り換えられたことが検出されると
(符号S1)、ステップ102において、撮影者がマニ
ュアル操作によって定めた絞り値に応じて絞り12aの
開度が全開状態から所定開度まで変化し(符号S2)、
またクイックリターンミラー21がダウン状態からアッ
プ状態に変化する(符号S3)。ステップ103ではカ
ウンタKが1に定められる。カウンタKは回転色フィル
タ45の回転角度位置に対応し、カウンタKが1である
時Rの色フィルタ要素45Rが、カウンタKが2である
時Gの色フィルタ要素45Gが、カウンタKが3である
時Bの色フィルタ要素45Bが、それぞれ撮影光学系1
2の光軸上に位置している。
【0036】ステップ104ではシャッタ22が開放さ
れ(符号S4)、ステップ105では測光センサ43に
よる測光が開始される(符号S5)。ステップ106で
は測光演算が開始され(符号S6)、(2)式に従っ
て、シャッタ22が開放した時の測光センサ43の検出
値に液晶40(図5)の係数が乗じられ、適正測光値、
すなわち適正露光が得られた時に測光センサ43によっ
て検出される光強度が演算される。
【0037】ステップ107において測光演算が終了し
たことが確認されると、ステップ108において、スイ
ッチ42aがオン状態に切り換えられる(符号S7)。
ステップ109では、測光センサ43による検出値がス
テップ106において求められた適正測光値に略等しく
なったか否か(すなわち(2)式を満足したか否か)が
判定される。この検出値が適正測光値に達すると(符号
S8)、ステップ110においてスイッチ42aがオフ
状態に切り換えられる(符号S9)。またステップ11
1において測光センサ43による測光が終了するととも
に(符号S10)、ステップ112においてシャッタ2
2が閉塞される(符号S11)。
【0038】この後、ステップ113ではカウンタKが
3よりも小さいか否かが判定される。カウンタKが3よ
りも小さい時、すなわち、まだ全ての記録領域30a、
30b、30cにおける画像の記録が完了していない
時、ステップ114が実行され、回転色フィルタ45が
回転せしめられるとともに(符号S12)、記録媒体移
送駆動機構47のモータが正転せしめられて電子現像型
記録媒体30が上方に移送される(符号S13)。ステ
ップ115では、回転色フィルタ45の回転動作と電子
現像型記録媒体30の移送が完了したか否かが判定され
る。回転色フィルタ45が約120度回転してGの色フ
ィルタ要素45Gが撮影光学系12の光軸上に配置さ
れ、また電子現像型記録媒体30の第2の記録領域30
bが撮影光学系12の光軸上に配置されると、ステップ
115からステップ116へ進み、カウンタKが1だけ
インクリメントされる。
【0039】そしてステップ104へ戻り、ステップ1
04〜112が再び実行される。すなわちシャッタ22
が開放された後(符号S14)、測光センサ43による
測光が開始され(符号S15)、測光演算が開始されて
(符号S16)適正測光値が求められる。測光演算が終
了すると、スイッチ42bがオン状態に切り換えられ
(符号S17)、測光センサ43による検出値が適正測
光値に略等しくなると(符号S18)、スイッチ42c
がオフ状態に切り換えられる(符号S19)。また、測
光センサ43による測光が終了するとともに(符号S2
0)、シャッタ22が閉塞される(符号S21)。
【0040】この後、ステップ113ではカウンタKが
3よりも小さいと判定されるので、ステップ114にお
いて、回転色フィルタ45が回転せしめられるとともに
(符号S22)、電子現像型記録媒体30が上方に移送
される(符号S23)。ステップ115において、回転
色フィルタ45の回転動作と電子現像型記録媒体30の
移送が完了したことが確認されると、すなわちBの色フ
ィルタ要素45Bが撮影光学系12の光軸上に配置さ
れ、また第3の記録領域30cが撮影光学系12の光軸
上に配置されたことが確認されると、ステップ116に
おいて、カウンタKが1だけインクリメントされる。
【0041】そして再びステップ104へ戻り、ステッ
プ104〜112が実行されて、上述した動作が繰り返
され、第3の記録領域30cに対する記録動作が行われ
る(符号S24〜S31)。なお符号S24〜S31の
数字は、これらの符号が示す動作と同じ動作を示す符号
S14〜S21の数字に“10”を加えたものである。
【0042】このようにしてR、G、Bの画像が電子現
像型記録媒体30の各記録領域30a、30b、30c
に記録される。
【0043】ステップ113では、前回のステップ11
6の実行によってカウンタKが3に達しているため、ス
テップ121へ進み、クイックリターンミラー21がア
ップ状態からダウン状態に変化するとともに(符号S3
2)、絞り12aが全開位置に定められる(符号S3
3)。ステップ122では、回転色フィルタ45が回転
せしめられるとともに(符号S34)、電子現像型記録
媒体30が下方に移送される(符号S35)。すなわ
ち、回転色フィルタ45は今までの動作と同じ方向に回
転し、電子現像型記録媒体30は今での動作とは逆方向
に移動する。ステップ123では、回転色フィルタ45
の回転動作と電子現像型記録媒体30の移送が完了した
か否かが判定される。回転色フィルタ45が約120度
回転してRの色フィルタ要素45Rが撮影光学系12の
光軸上に配置され、また電子現像型記録媒体30の第1
の記録領域30aが撮影光学系12の光軸上に配置され
て、初期状態に復帰すると、これによりこのプログラム
は終了する。
【0044】以上のように本実施形態では、記録領域3
0a、30b、30cに入射される色成分の光強度を、
電子現像型記録媒体30の後方に配置した測光センサ4
3によって直接検出し、その検出結果を用いて、各記録
領域30a、30b、30cの現像作用を相互に独立に
制御している。したがって本実施形態によれば、ホワイ
トバランス調整を高精度に行うことができる。
【0045】図10は本発明の第2の実施形態を適用し
たスチルビデオカメラのブロック図である。この実施形
態では、第1の実施形態と異なり、回転色フィルタ45
に代えて、被写体像をR、GおよびBの色成分に分解す
る色分解プリズム48が設けられている。色分解プリズ
ム48は、R、GおよびBの各画像に対応した第1、第
2および第3の出射面48R、48G、48Bを有して
いる。第1〜第3の出射面48R、48G、48Bの後
方には、それぞれシャッタ22a、22b、22cが配
設され、各シャッタ22a〜22cの後方には、電子現
像型記録媒体の第1〜第3の記録媒体30a〜30cが
設けられている。なお、各記録媒体30a〜30cの受
光面に合焦した画像を形成するため、例えば各出射面4
8R、48G、48Bの後方に、適当な光学系が配設さ
れる。
【0046】記録媒体30a〜30cの後方には、それ
ぞれ測光センサ43a、43b、43cが設けられ、こ
れらの測光センサ43a〜43cは1つの記録領域を透
過した実質的に全ての光の強度を検出する。
【0047】シャッタ22a〜22cの開閉動作はシャ
ッタ駆動回路26によって制御され、電子現像型記録媒
体の記録領域30a〜30cの電圧印加はそれぞれスイ
ッチ42a〜42cによって制御される。その他の構成
は、基本的に第1の実施形態と同じである。
【0048】図11は第2の実施形態における撮影動作
のタイミングチャート、図12および図13は撮影動作
のフローチャートである。これらの図を参照して、第2
の実施形態の作用を説明する。このプログラムは、第1
の実施形態と同様に、本スチルビデオカメラの電源がオ
ン状態に定められた時開始する。また開始時、絞り12
aは全開状態にあり、クイックリターンミラー21はダ
ウン位置にあり、全てのシャッタ22a〜22cは閉塞
状態にある。
【0049】ステップ201では、フラグF1、F2お
よびF3が0にリセットされる。ステップ202におい
てレリーズスイッチ14がオン状態に切り換えられたこ
とが検出されると(符号S41)、ステップ203にお
いて、撮影者がマニュアル操作によって定めた絞り値に
応じて絞り12aの開度が全開状態から所定開度まで変
化し(符号S42)、またクイックリターンミラー21
がダウン状態からアップ状態に変化する(符号S4
3)。
【0050】ステップ204では各シャッタ22a〜2
2cが開放され(符号S44、S45、S46)、ステ
ップ205では測光センサ43a〜43cによる測光が
開始される(符号S47、S48、S49)。
【0051】ステップ206では、Rの画像に関する測
光演算が開始され(符号S50)、(2)式に従って、
適正露光が得られた時に測光センサ43aによって検出
される光強度が演算される。ステップ207において測
光演算が終了したことが確認されると、ステップ208
において、スイッチ42aがオン状態に切り換えられる
(符号S51)。同様にして、ステップ209におい
て、Gの画像に関する測光演算が開始され(符号S5
2)、適正露光時における測光センサ43bの検出値が
演算される。ステップ210において測光演算が終了し
たことが確認されると、ステップ211において、スイ
ッチ42bがオン状態に切り換えられる(符号S5
3)。またステップ212において、Bの画像に関する
測光演算が開始され(符号S54)、適正露光時におけ
る測光センサ43cの検出値が演算される。ステップ2
13において測光演算が終了したことが確認されると、
ステップ214において、スイッチ42cがオン状態に
切り換えられる(符号S55)。
【0052】ステップ221では、フラグF1が1であ
るか否かが判定される。このフラグF1は、Rの画像に
対応した記録領域30aの記録動作(現像動作)が終了
した時、ステップ226において1に定められる。初め
てステップ221が実行される時、フラグF1はまだ0
であるので、ステップ222へ進む。すなわち、測光セ
ンサ43aによる検出値がステップ206において求め
られた適正測光値に略等しくなったか否かが判定され
る。図11の例では、R、GおよびBの画像のうち、最
初にGの画像に対応した測光センサ43bの検出値が適
正露光値に達しており、したがってステップ222で
は、測光センサ43aの検出値はまだ適正測光値に達し
ていないと判断される。すなわちステップ227へ進
み、フラグF2が1であるか否かが判定される。初めて
ステップ228が実行される時、フラグF2はまだ0で
あるので、ステップ228において、測光センサ43b
による検出値がステップ209において求められた適正
測光値に略等しくなったか否か(すなわち(2)式の条
件を満たしたか否か)が判定される。
【0053】ここでは説明のため、測光センサ43bの
検出値が適正測光値に略等しくなったと仮定する(符号
S61)。すなわちステップ229へ進み、スイッチ4
2bがオフ状態に切り換えられる(符号S62)。そし
て、ステップ230において測光センサ43bによる測
光が終了するとともに(符号S63)、ステップ231
においてシャッタ22bが閉塞され(符号S64)、ス
テップ232においてフラグF2が1にセットされる。
【0054】次いでステップ241では、スイッチ42
a〜42cのいずれかがオン状態である時間が最大時間
0 以上経過したか否かが判定される。最大時間t
0 は、図6を参照して説明したように、暗部の液晶にか
かる電圧が閾値Vthに達するまでの時間の長さである。
この最大時間t0 を越えると暗部であっても露出オーバ
ーとなるため、この場合撮影動作は中止される。最大時
間t0 に達していない場合、ステップ242が実行さ
れ、全てのスイッチ42a〜42cがオフ状態であるか
否かが判定される。初めてステップ242が実行される
時、まだ全てのスイッチ42a〜42cがオフ状態には
なっていないので、ステップ221へ戻る。
【0055】ステップ221では、上述したようにフラ
グF1が1であるか否かが判定される。図11の例にお
いて、Gの画像に対応した記録領域30bの記録動作が
終了した直後は、まだRの画像の記録領域30aの記録
動作が終了していないので、ステップ222へ進み、測
光センサ43aの検出値が適正測光値に達したか否かが
判定される。この検出値が適正測光値に達していると
(符号S65)、ステップ223においてスイッチ42
aがオフ状態に切り換えられ(符号S66)、ステップ
224において測光センサ43aによる測光が終了する
(符号S67)。そしてステップ225においてシャッ
タ22aが閉塞され(符号S68)、ステップ226に
おいてフラグF1が1にセットされる。
【0056】次いで、ステップ241、242の順に実
行され、ステップ221へ戻る。図11の例では、既
に、RとGの画像の記録領域30a、30bの記録動作
が終了しており、フラグF1とF2が共に1にセットさ
れている。したがって、ステップ221、227の順に
実行された後、ステップ233においてフラグF3が1
であるか否かが判定される。Rの画像の記録領域30a
の記録動作が終了した直後は、まだBの画像の記録領域
30cの記録動作が終了していないので、フラグF3は
0である。したがってステップ234が実行され、測光
センサ43cによる検出値が適正測光値に略等しくなっ
たか否かが判定される。測光センサ43cの検出値が適
正測光値に達していると(符号S69)、ステップ23
5へ進み、スイッチ42cがオフ状態に切り換えられ
(符号S70)、ステップ236において測光センサ4
3cによる測光が終了する(符号S71)。そしてステ
ップ237においてシャッタ22cが閉塞され(符号S
72)、ステップ238においてフラグF3が1にセッ
トされる。
【0057】ステップ241において、最大時間t0
経過していないと判断された場合、ステップ242にお
いて、全てのスイッチ42a〜42cがオフ状態である
か否かが判定される。図11の例において、Bの画像の
記録領域30cの記録動作が終了すると、全てのスイッ
チ42a〜42cがオフ状態に定められているため、ス
テップ242からステップ243へ進み、クイックリタ
ーンミラー21がアップ状態からダウン状態に変化する
とともに(符号S73)、絞り12aが全開位置に定め
られ(符号S74)、このプログラムは終了する。
【0058】一方、ステップ241において、最大時間
0 が経過したと判定された場合、ステップ244〜2
46が実行される。すなわちステップ244において、
全てのスイッチ42a〜42cがオフ状態に切り換えら
れ、ステップ245において、全ての測光センサ43
a、43b、43cがオフ状態に定められる。そして、
ステップ246において全てのシャッタ22a〜22c
が閉塞され、このプログラムは終了する。
【0059】この第2の実施形態によれば、第1の実施
形態と同様に、記録領域30a、30b、30cに記録
される各色成分の画像に対して正確なホワイトバランス
調整を行うことができる。また第2の実施形態によれ
ば、第1の実施形態と比較して、色分解光学系(色分解
プリズム48)を回転駆動する必要がないため、構成と
制御が簡単である。
【0060】なお、電子現像型記録媒体30は上述した
構成のものに限定されず、画像を電子的に現像するもの
であれば、他の構成であってもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電子現像
型記録媒体に入射する各色成分の光強度を調整すること
により、適正な色の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を適用したスチルビデ
オカメラの外観図である。
【図2】図1のスチルビデオカメラの回路構成を示すブ
ロック図である。
【図3】回転色フィルタと電子現像型記録媒体の位置関
係を示す図である。
【図4】撮影光学系から測光センサに導かれる光線を示
す図である。
【図5】電子現像型記録媒体の構成を示す図である。
【図6】露出制御を示す図である。
【図7】第1の実施形態の撮影動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図8】第1の実施形態の撮影動作を実行するプログラ
ムのフローチャートである。
【図9】第1の実施形態の撮影動作を実行するプログラ
ムのフローチャートである。
【図10】第2の実施形態を適用したスチルビデオカメ
ラのブロック図である。
【図11】第2の実施形態の撮影動作を示すタイミング
チャートである。
【図12】第2の実施形態の撮影動作を実行するプログ
ラムのフローチャートである。
【図13】第2の実施形態の撮影動作を実行するプログ
ラムのフローチャートである。
【符号の説明】
30 電子現像型記録媒体 42a、42b、42c スイッチ 43、43a、43b、43c 測光センサ 45 回転色フィルタ(色分解光学系) 48 色分解プリズム(色分解光学系)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−51543(JP,A) 特開 平3−295387(JP,A) 特開 平4−81713(JP,A)

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光により得られた被写体像を電子的に
    現像する電子現像型記録媒体を使用する電子現像型カメ
    ラのホワイトバランス調整装置であって、色分解光学系
    と、この色分解光学系により得られた各色成分の画像を
    それぞれ現像する複数の記録領域を有する電子現像型記
    録媒体と、前記複数の記録領域の各透過率に応じた制御
    信号を出力するとともに、この制御信号に応じて前記複
    数の記録領域の現像作用を相互に独立に制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とする電子現像型カメラのホワ
    イトバランス調整装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記記録領域を透過し
    た光の強度を検出する測光センサを有することを特徴と
    する請求項1に記載の電子現像型カメラのホワイトバラ
    ンス調整装置。
  3. 【請求項3】 前記測光センサが、前記記録領域の1つ
    を透過した実質的に全ての光の強度を検出することを特
    徴とする請求項1に記載の電子現像型カメラのホワイト
    バランス調整装置。
  4. 【請求項4】 前記電子現像型記録媒体に対向して設け
    られ、前記制御信号に応じて開閉するシャッタを備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子現像型カメラの
    ホワイトバランス調整装置。
  5. 【請求項5】 前記シャッタが、前記記録領域の透過率
    が最大値と最小値の中間の大きさになった時閉塞するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の電子現像型カメラのホ
    ワイトバランス調整装置。
  6. 【請求項6】 前記電子現像型記録媒体に電圧を印加す
    る電圧印加手段を備え、この電圧印加手段は、前記制御
    信号に応じて電圧印加を制御することを特徴とする請求
    項1に記載の電子現像型カメラのホワイトバランス調整
    装置。
  7. 【請求項7】 前記電圧印加手段が、前記電子現像型記
    録媒体の透過率が最大値と最小値の中間の大きさになっ
    た時、電圧印加を停止することを特徴とする請求項6に
    記載の電子現像型カメラのホワイトバランス調整装置。
  8. 【請求項8】 前記色分解光学系により得られる色成分
    が、レッド、グリーンおよびブルーであることを特徴と
    する請求項1に記載の電子現像型カメラのホワイトバラ
    ンス調整装置。
  9. 【請求項9】 前記色分解光学系が、前記電子現像型記
    録媒体よりも被写体側に配設され、レッド、グリーンお
    よびブルーの色フィルタ要素を有する回転色フィルタで
    あることを特徴とする請求項1に記載の電子現像型カメ
    ラのホワイトバランス調整装置。
  10. 【請求項10】 前記複数の記録領域のうちの所定の記
    録領域が前記回転色フィルタの所定の色フィルタ要素に
    対向するように前記電子現像型記録媒体を移動させる移
    送駆動手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載の
    電子現像型カメラのホワイトバランス調整装置。
  11. 【請求項11】 前記色分解光学系が、被写体像をレッ
    ド、グリーンおよびブルーの色成分に分解する色分解プ
    リズムであることを特徴とする請求項1に記載の電子現
    像型カメラのホワイトバランス調整装置。
  12. 【請求項12】 前記電子現像型記録媒体が、画像に応
    じた電荷が発生する静電情報記録媒体と、この電荷に応
    じて可視像が発生するとともにこの可視像を保持可能な
    電荷保持媒体とを有することを特徴とする請求項1に記
    載の電子現像型カメラのホワイトバランス調整装置。
  13. 【請求項13】 前記電荷保持媒体がメモリタイプの液
    晶を用いた液晶表示素子であることを特徴とする請求項
    12に記載の電子現像型カメラのホワイトバランス調整
    装置。
  14. 【請求項14】 露光により得られた被写体像を電子的
    に現像する電子現像型記録媒体を使用する電子現像型カ
    メラのホワイトバランス調整装置であって、色分解光学
    系と、この色分解光学系と前記電子現像型記録媒体を透
    過した被写体光に応じた所定の色成分の光強度を検出す
    る色成分検出手段とを備えたことを特徴とする電子現像
    型カメラのホワイトバランス調整装置。
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