JP3411138B2 - 建設機械のピン装置とピン打ち抜き用治具 - Google Patents

建設機械のピン装置とピン打ち抜き用治具

Info

Publication number
JP3411138B2
JP3411138B2 JP28687195A JP28687195A JP3411138B2 JP 3411138 B2 JP3411138 B2 JP 3411138B2 JP 28687195 A JP28687195 A JP 28687195A JP 28687195 A JP28687195 A JP 28687195A JP 3411138 B2 JP3411138 B2 JP 3411138B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
pins
jig
punching
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28687195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09100550A (ja
Inventor
栄一 小河原
憲一 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP28687195A priority Critical patent/JP3411138B2/ja
Publication of JPH09100550A publication Critical patent/JPH09100550A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3411138B2 publication Critical patent/JP3411138B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば杭打機のトップ
シーブをリーダに取付けるピン装置等のように、建設機
械において構成部品を着脱自在に結合する比較的重量の
あるピン装置とその打ち抜き用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、杭打機においては、
本体1の前部にリーダ2を取付け、その頂部に、アース
オーガやハンマ等を支持するロープを掛けるトップシー
ブ3を取付ける。このようなトップシーブ3は、従来、
実開昭57−164139号公報等に開示されているよ
うに、ボルト、ナットによりリーダ2の頂部に着脱自在
に取付けられる。前記公報にはまた、トップシーブ3を
1本のピンで結合することにより、作業時にリーダ2に
作用する曲げ応力を無くして圧縮力のみがリーダ2に作
用する構造が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、リーダ
2にボルト、ナットによりトップシーブ3を取付ける場
合には、現場において分解組立する度毎に、十数本ない
し二十数本のボルト、ナットの取付け取外しが必要であ
り、労力および時間を要するという問題点があり、また
ナットの締め付け不足の場合には、振動が加わることに
より、ボルトが切断するおそれがあるという問題点があ
る。
【0004】一方、リーダ2にトップシーブ3をピンに
より取付ける場合には、標準的な仕様の杭打機の場合、
仮に1本のピンで取付けを行うとすると、ピン強度上、
約70kg程度の重さのピンが必要であり、地上におけ
る着脱可能な重さである約10kg程度よりピン重量が
はるかに重くなり、人力によるピンの着脱は不可能とな
り、このピンの本数を増やしても、やはりピンの人力に
よる着脱は困難であるという問題点がある。
【0005】本発明は、ピンの総重量が比較的大となる
建設機械におけるピン装置において、ピンの着脱が容易
にかつ短時間で行える構成のピン装置とピンの打ち抜き
を行う治具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、互いに結合される構成部品にそれぞれ固
定されたブラケットを組み合わせ、組み合わされたブラ
ケットの孔にピンを貫通して前記構成部品どうしを着脱
自在に結合してなる建設機械のピン装置において、ピン
を2分割し、これらの分割した2本のピンの先端が対向
するようにブラケットとピン孔を配設すると共に、互い
に反対側となるピンの頭部にピンの抜け止め手段を設
け、2分割された少なくとも一方のピンに、他方のピン
をブラケットから打ち抜く棒状治具を挿通する孔を、軸
心方向に貫通して設けたことを特徴とする。
【0007】また本発明は、前記ピンを2分割し、これ
らの分割した2本のピンの軸心位置を互いにシフトさせ
ることにより、2分割された少なくともいずれかのピン
の先端を他方のピンにより結合されるブラケットに対面
させると共に、互いに反対側となるピンの頭部にピンの
抜け止め手段を設け、該ピンの先端に対面するブラケッ
トに、該ピンを打ち抜く棒状治具を挿通する孔を貫通し
て設けたことを特徴とする。
【0008】本発明のピン装置において、前記打ち抜き
用棒状治具を受けるピンの先端面に、前記治具の端部と
係合して横ずれを防止する係合部を設けることが好まし
く、また、別の実施態様として、ピンの先端面に、ピン
打ち抜き用棒状治具の先端の雄ねじ部を螺合するねじ孔
を設けることが好ましい。
【0009】本発明によるピン打ち抜き用治具は、分割
された2本のピンのうちの一方に棒状治具の一端側に他
の部分より断面形状の大きい部分を設けたものである。
【0010】
【作用】本発明のピン装置は、ピンを2分割したので、
ピンの重量を半分以下に軽量化することができ、人手に
よる着脱、運搬が容易な重量とすることができる。ピン
打ち抜きの際には、ピン頭部の抜け止め手段を外した
後、対面するピンあるいはブラケットに設けた貫通孔に
棒状治具を通して該治具の先端を打ち抜くべきピンの先
端に当て、治具の他端をハンマ等で叩いてピンを打ち抜
く。
【0011】ピンの先端面どうしを対面させたピン装置
の場合には、対面していた一方のピンを抜いた後、該ピ
ンを挿着していたピン孔に治具を挿通して残りのピンの
先端面に該治具を当ててハンマ等により治具を殴打して
残りのピンを打ち抜く。
【0012】ピンの先端面に、打ち抜き用治具の先端と
の係合部を設けた場合には、ハンマにより治具を殴打し
て打ち抜く場合、治具の先端を係合部に嵌めることによ
り、治具が先端面において振れることが防止される。ま
た、ピンの先端面にねじ孔を設け、そのねじ孔に治具の
先端の雄ねじ部を螺合して殴打すれば、殴打されたピン
がピン孔から落下することが防止され、落下するピンが
他の部品に衝突して破損させる事故の発生を防止でき
る。
【0013】
【実施例】図1(A)は本発明のピン装置の一実施例で
あり、図1(C)のE−E拡大断面図である。図1
(B)は図1(A)のピン装置のピン打ち抜きに用いる
治具の一例を示す側面図、図1(C)は本発明のピン装
置を用いたトップシーブの側面図である。また、図2
(A)は図1(C)のF−F拡大断面図である。
【0014】図1(C)において、2は図5に示したリ
ーダ、3はトップシーブ、4は本発明によるピン装置で
ある。本例のピン装置は、図1(A)、(C)および図
2(A)に示すように、2分割されたピン5a、5bを
2組備えて構成される。リーダ2の頂部には、トップシ
ーブ3をピン結合するために、リーダ2にボルト結合さ
れるフランジ2a上に、外側のブラケット6、7と、内
側ブラケット8、9とが固定される。一方、トップシー
ブ3のフレーム3aの下面には、前記ブラケット6、8
間または7、9間に挿入してピン結合するためのブラケ
ット10、11が固定されている。
【0015】図2(A)に示すように、リーダ2側のブ
ラケット6、8および7、9にはそれぞれピン5a、5
bを挿着するためのピン孔12、14および13、15
が設けられ、トップシーブ3側ブラケット10、11に
もそれぞれピン5a、5bを挿着するためのピン孔1
6、17が設けられている。
【0016】ピン5a、5bはそれぞれ前記外側ブラケ
ット6、7の各ピン孔12、13より大きな頭部aを有
するものであり、各ピン5a、5bは、それぞれ前記ピ
ン孔12、16、14および13、17、15に、頭部
aが外側になり、かつピン5a、5bの先端どうしが対
面するように挿着され、抜け止め手段20により抜け止
めされる。
【0017】抜け止め手段20は、外側ブラケット6、
7の外面に固定した1対のブラケットb、bと、これら
のブラケットb、bのピン孔に挿着してピン頭部aを当
接させる抜け止めピンcとからなる。抜け止め手段20
としては、この他、頭部aに周方向に溝を設け、その溝
に、ブラケット6、7に固定する止め板を嵌める構造と
か、頭部aに蓋を被せてその蓋をブラケット6、7に固
定する等、種々の構造のものが採用できる。
【0018】互いに対面する一方のピン5aには、図1
(B)に示す打ち抜き用の棒状治具22を挿通する貫通
孔23を軸心方向に設け、他方のピン5bには、前記治
具22の先端を係合する係合部24を設ける。本例の係
合部24は治具22の先端を嵌めこむ凹部として形成さ
れているが、治具22が横振れしない構造であれば、治
具22側に凹部、ピン5bに凸部を設けた構造であって
もよく、治具22の先端面とピン5bの先端面を粗面に
形成してもよい。
【0019】このトップシーブ3のピン装置4によるリ
ーダ2の頂部への取付けの際は、現場でリーダ2を倒し
た姿勢において、トップシーブ3を補助クレーン等によ
り吊上げて前記ブラケット6〜11を組み合わせ、ピン
5a、5bをピン孔12、16、14あるいは13、1
7、15に挿着し抜け止めピンcで抜け止めする。
【0020】杭打機の分解時には、リーダ2を倒した状
態において、図3(A)に示すように、各ピン5a、5
bのピン頭部aに設けた抜け止めピンcを外した後、一
方のピン5aに設けた貫通孔23に棒状治具22を通し
て該治具22の先端を打ち抜くべきピン5bの先端に当
て、治具22の他端をハンマ25等で叩いてピン5bを
打ち抜く。この場合、治具22の先端をピン5bの先端
面の係合部24に係合することにより、治具22の横振
れが防止される。
【0021】このようにしてピン5bを抜いた後、図3
(B)に示すように、該ピン5bを挿着していたピン孔
13、17、15に治具22を前記と反対側の大径部
(他の部分より断面形状の大きい部分)22aを有する
他端側から挿通し、該治具22の他端側を残りのピン5
aの先端面に当ててハンマ25等により打ち抜く。この
際、治具22の他端側を前記貫通孔23に挿入し、大径
部22aをピン5aの先端面に当てることにより、治具
22が振れることなく打ち抜きが行える。なお、大径部
22aは図示例のように治具22の端部側から離して設
けるのではなく、端部から棒状あるいは鍔状に大径部を
設け、その大径部が嵌まるような貫通孔23より大きな
凹部をピン5aの先端面に設けてもよい。
【0022】このように、トップシーブ3取付け用のピ
ンを分割し、しかも治具22により打ち抜きができるよ
うに、一方のピン5aに治具22を挿通する貫通孔23
を設けたことにより、着脱式のピン装置としてのピン重
量を従来の半分以下に軽量化することができ、現場にお
けるピンの着脱を、人力により容易に、労力少なく、し
かも短時間に行うことができる。
【0023】また、ピン5a、5bの重量を増やすこと
なく、ピン5a、5b間の間隔を任意に設定することが
可能であり、これによりピン5a、5bの重量を増やす
ことなく、ブラケット6、7間の間隔を大きく確保で
き、トップシーブ3の安定支持が可能となる。例えばピ
ン5a、5b間の間隔をピン5a、5bの長さと等しく
し、かつ外側ブラケット6、7間の間隔を従来と同じに
したとすれば、各ピン5a、5bの重量を従来のピン重
量の約1/3程度に軽量化することができる。また、従
来のボルト、ナット式の取付け装置に比較して、部品点
数が大幅に減少するので、部品の保管が容易となる。
【0024】また、治具22は、大径部22aを有する
ことにより、1本の治具22で双方のピン5a、5bを
打ち抜くことができ、別々の打ち抜き治具を用いる場合
に比較して部品管理が容易となる。
【0025】上記実施例においては、貫通孔23と係合
部24を軸心部に設けたので、治具22による殴打力が
軸心部に作用し、ピン5a、5bを最小の摩擦力で打ち
抜くことができるが、貫通孔23や係合部24は必ずし
も軸心部に設ける必要はなく、頭部aとブラケット8、
9にピン5a、5bの目印を設けてその目印を合わせる
か、あるいは抜け止めピンcの方向と頭部aに設けた溝
を合わせる等の手段でピン5a、5bの回転方向の位置
を設定することにより、貫通孔23と係合部24の位置
を合わせることができる。
【0026】また、図2(B)に示すように、貫通孔2
3と係合部24を双方のピン5a、5bに設けてもよ
く、このように、双方のピン5a、5bに貫通孔23を
設ければ、打ち抜きをどちらから始めても良い。
【0027】図4(A)は本発明の他の実施例を示すピ
ン5a、5bおよび治具22の側面図であり、本実施例
のピン5a、5bは、図1、図2(A)に示したように
先端部が対面して取付けられるものであり、これらのピ
ン5a、5bの先端面にねじ孔26、27を設け、治具
22の両端には、それぞれねじ孔26、27に螺合する
雄ねじ部22b、22cを設けたものである。なお、こ
の場合、ピン5b側のねじ孔26およびこれに螺合され
る治具22の雄ねじ部22bの径より、ピン5aのねじ
孔27およびこれに螺合される治具22の雄ねじ部22
cの径は大きく形成される。
【0028】本実施例によれば、ねじ孔26または27
に治具22の端部の雄ねじ部22bまたは22cを螺合
して殴打すれば、殴打されたピンがピン孔を抜け出した
後に落下することが防止されるので、落下するピン5
a、5bが他の部品に衝突して破損することが防止され
る。
【0029】図4(B)は本発明の他の実施例であり、
分割した2本のピン5a、5bを軸心方向に離し、かつ
両ピン5a、5bの軸心位置を互いにシフトさせること
により、2分割されたピン5a(5b)の先端を他方の
ピン5b(5a)により結合されるブラケット9(8)
に対面させると共に、該ピン5a(5b)の先端に対面
するブラケット9(8)およびさらにその先に配列され
るブラケット7(10、6)に、該ピンを打ち抜く棒状
治具を挿通する孔30(31)を設けたものである。
【0030】本例の構造は、機器構成上、ピン5a、5
bの位置をシフトさせる必要がある場合等に適用され、
他の機器の配置の自由度を高めるものであり、本例の場
合は、孔30または31に治具22を通してピン5a、
5bの打ち抜きを行うものである。なお、本例のような
ピン配置とする場合、一方のピン5a(または5b)は
他方のピン5b(または5a)が挿着されるブラケット
が対面しない場合がある。また、一方のピン5a(また
は5b)を偶数とし、他方のピン5b(または5a)を
偶数使用する場合がある。
【0031】本発明は、ブラケット6〜11のピン孔1
2〜17にブッシュ介してピン5a、5bを挿着する場
合や回動自在にピン結合される場合にも適用でき、ま
た、ピン5a、5bにグリス孔を設ける場合にも適用で
きる。また、本発明は、油圧ショベルやクレーンその他
の建設機械における構成部品間を着脱自在に結合する場
合にも適用できる。また、本発明におけるピン5aと5
bのサイズは必ずしも同一にする必要はない。
【0032】
【発明の効果】請求項1によれば、ピンを2分割し、こ
れらの分割した2本のピンの先端が対向するようにブラ
ケットとピン孔を配設すると共に、互いに反対側となる
ピンの頭部にピンの抜け止め手段を設け、2分割された
少なくとも一方のピンに、他方のピンをブラケットから
打ち抜く棒状治具を挿通する孔を、軸心方向に貫通して
設けたので、ボルト、ナットによる構成部品の結合装置
のように、機械の組立分解時に多数のボルトの締め弛め
作業を必要とせず、また、ピンが軽量化できるので、人
手により、容易にかつ迅速に組立、分解を行うことが可
能となる。
【0033】また、ピンを軽量化したままで、機器構成
上、必要な支持力を得るため、ピン間隔すなわちブラケ
ット間隔を任意に設定することが可能である。また、ボ
ルト、ナット使用の場合に比較し、部品点数が大幅に減
少するから、部品管理が容易となる。
【0034】請求項2によれば、分割した2本のピンの
軸心位置を互いにシフトさせることにより、2分割され
た少なくともいずれかのピンの先端を他方のピンにより
結合されるブラケットに対面させ、該ピンの先端に対面
するブラケットに、該ピンを打ち抜く棒状治具を挿通す
る孔を貫通して設けたので、請求項1と同様の効果を上
げることができ、その上、周囲の機器配置に拘束されな
いピンの配置が実現でき、ピン取付け位置の自由度が向
上する。
【0035】請求項3によれば、打ち抜き用棒状治具を
受けるピンの先端面に、前記治具の横ずれを防止する係
合部を設けたので、治具によるピン打ち抜きの際に、治
具の横振れが起こらず、確実な打ち抜き作業が行える。
【0036】請求項4によれば、ピンの先端面に、ピン
打ち抜き用棒状治具の先端の雄ねじ部を螺合するねじ孔
を設けたので、雄ねじ付の治具による打ち抜き作業によ
り、ピン打ち抜きの際のピンの落下を防止でき、ピン落
下による他の構成部品の破損事故の発生を防止できる。
【0037】請求項5によれば、該棒状治具の一端側に
他の部分より断面形状の大きい部分を設けたので、一方
のピンの貫通孔に治具を通して他方のピンを打ち抜くも
のにおいて、1本の治具で双方のピン打ち抜きを行うこ
とができ、これにより部品点数が減少し、部品管理が容
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明のピン装置の一実施例であり、
(C)のE−E拡大断面図である。(B)は(A)のピ
ン装置のピン打ち抜きに用いる治具の一例を示す側面
図、(C)は本発明のピン装置を用いたトップシーブの
側面図である。
【図2】(A)は図1(C)のF−F拡大断面図、
(B)は本発明の他の実施例を示す(A)相当図であ
る。
【図3】(A)、(B)は図1、図2(A)の実施例の
作用説明図である。
【図4】(A)は本発明の他の実施例のピンおよび治具
を示す側面図、(B)は本発明の他の実施例を示す図2
(A)相当図である。
【図5】従来の杭打機の側面図である。
【符号の説明】
1:杭打機本体、2:リーダ、3:トップシーブ、4:
ピン装置、5a、5b:ピン、6〜11:ブラケット、
12〜17:ピン孔、20:抜け止め手段、22:治
具、22a:大径部、22b、22c:雄ねじ部、2
3:貫通孔、24:係合部、25:ハンマ、26、2
7:ねじ孔、30、31:治具挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/00 E02F 3/38 - 3/40 F16C 11/00 - 11/12 F16B 5/00 - 5/12

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに結合される構成部品にそれぞれ固定
    されたブラケットを組み合わせ、組み合わされたブラケ
    ットの孔にピンを貫通して前記構成部品どうしを着脱自
    在に結合してなる建設機械のピン装置において、 ピンを2分割し、これらの分割した2本のピンの先端が
    対向するようにブラケットとピン孔を配設すると共に、
    互いに反対側となるピンの頭部にピンの抜け止め手段を
    設け、 2分割された少なくとも一方のピンに、他方のピンをブ
    ラケットから打ち抜く棒状治具を挿通する孔を、軸心方
    向に貫通して設けたことを特徴とする建設機械のピン装
    置。
  2. 【請求項2】互いに結合される構成部品にそれぞれ固定
    されたブラケットを組み合わせ、組み合わされたブラケ
    ットの孔にピンを貫通して前記構成部品どうしを着脱自
    在に結合してなる建設機械のピン装置において、 ピンを2分割し、これらの分割した2本のピンの軸心位
    置を互いにシフトさせることにより、2分割された少な
    くともいずれかのピンの先端を他方のピンにより結合さ
    れるブラケットに対面させると共に、 互いに反対側となるピンの頭部にピンの抜け止め手段を
    設け、 該ピンの先端に対面するブラケットに、該ピンを打ち抜
    く棒状治具を挿通する孔を貫通して設けたことを特徴と
    する建設機械のピン装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記打ち抜き
    用棒状治具を受けるピンの先端面に、前記治具の端部と
    係合して横ずれを防止する係合部を設けたことを特徴と
    する建設機械のピン装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、ピン打ち抜き
    用棒状治具の少なくとも一端に雄ねじ部を設けると共
    に、 ピンの先端面に、前記雄ねじ部を螺合するねじ孔を設け
    たことを特徴とする建設機械のピン装置。
  5. 【請求項5】請求項1のピン装置におけるピンの打ち抜
    きに使用する棒状治具であって、 該棒状治具の一端側に他の部分より断面形状の大きい部
    分を設けたことを特徴とする建設機械のピン打ち抜き用
    治具。
JP28687195A 1995-10-06 1995-10-06 建設機械のピン装置とピン打ち抜き用治具 Expired - Fee Related JP3411138B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28687195A JP3411138B2 (ja) 1995-10-06 1995-10-06 建設機械のピン装置とピン打ち抜き用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28687195A JP3411138B2 (ja) 1995-10-06 1995-10-06 建設機械のピン装置とピン打ち抜き用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09100550A JPH09100550A (ja) 1997-04-15
JP3411138B2 true JP3411138B2 (ja) 2003-05-26

Family

ID=17710086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28687195A Expired - Fee Related JP3411138B2 (ja) 1995-10-06 1995-10-06 建設機械のピン装置とピン打ち抜き用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3411138B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6174284B1 (ja) * 2017-03-06 2017-08-02 株式会社エス・エス・ケイ 連結ピン挿入ジグ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09100550A (ja) 1997-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6447036B1 (en) Pile clamp systems and methods
EP2177670B1 (de) Oberwagenkonstruktion eines verfahrbaren Arbeitsgerätes
JP3411138B2 (ja) 建設機械のピン装置とピン打ち抜き用治具
US7871108B2 (en) Machine mount
JP4175737B2 (ja) 杭の接続方法
JPH09165921A (ja) 鉄骨開口部の位置合せ方法と位置合せ装置と位置合せ治具
JP2561519Y2 (ja) 掘削機械の爪取付構造
JPH0674222A (ja) 着脱式部品の取付け構造
JP2922862B2 (ja) 解体作業用フォーク
JP2570626Y2 (ja) ピン脱着用ハンマ工具
KR200461796Y1 (ko) 트랙터작업기용 요잉축 체결구조
JP3229296U (ja) 掘削具用ポイント
JP2000248576A (ja) 作業機械の作業腕構造
JPH0442366Y2 (ja)
TWI835581B (zh) 拆卸工具
JPH043122Y2 (ja)
JP2003025245A (ja) ピン抜き専用工具
JP2012512979A (ja) キーレスカップリングアレンジメント
KR20010017002A (ko) 차량용 프론트 서브 프레임의 조립부재
JP4522670B2 (ja) セグメント用継手金物
JPH0428940Y2 (ja)
JPS6243990Y2 (ja)
JP3024568U (ja) セグメントの継手構造
JPH07197664A (ja) 鉄骨締結作業用位置決めピン
JPS5932734Y2 (ja) 継手構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090320

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees