JP2003025245A - ピン抜き専用工具 - Google Patents

ピン抜き専用工具

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JP2003025245A
JP2003025245A JP2001216230A JP2001216230A JP2003025245A JP 2003025245 A JP2003025245 A JP 2003025245A JP 2001216230 A JP2001216230 A JP 2001216230A JP 2001216230 A JP2001216230 A JP 2001216230A JP 2003025245 A JP2003025245 A JP 2003025245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
tool
removal
jack
dedicated
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001216230A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Uragami
良孝 浦上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンの取り付け場所が狭くても、多くの労力
を要することなく、短時間にしかも確実に行うことがで
きるピン抜き専用工具を得る。 【解決手段】 ピン抜き専用工具本体10と、このピン
抜き専用工具本体10にピン1の頭部を圧接して、この
ピン1を保持する締込みボルト14と、この保持された
ピン1を引き抜く方向にピン抜き専用工具本体10を移
動させるジャッキアップボルト16とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機械工作物組立
に使用されるピンを抜く作業に用いるピン抜き専用工具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、一般的な、機械工作物にピンを
取付けた状態を示す全体構成図である。図において、1
はピン、2は壁、3はピンで固定の機械工作物、4はピ
ン1と機械工作物3の接触面、5はピン固定ナットを予
め外したネジ部、6は他の機械工作物、D1は壁2とピ
ン1の頭部までの距離、D2は機械工作物3と他の機械
工作物6までの距離である。
【0003】次に、ピンを引き抜く作業の動作について
説明する。図5では、ピン1は機械工作物3に対して視
A状態へ取り付けられており、この機械工作物3からピ
ン1を抜く作業は、ピン1の頭部にプライヤ(図示せ
ず)を掛け、引いたり回したり、また、ネジ部5の底部
をハンマー等で叩いて抜き出す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の如く
機械工作物からピンを抜く従来のピン抜き作業は、ピン
と機械工作物の接触面に錆や焼付きがあるとピンが動か
ず、抜くのに多くの時間と労力を必要とするという問題
点があった。また、壁とピンの頭部までの距離が短い場
合、ピンの頭部にプライヤを掛け抜く方向に力を入れて
も力が入らず、また、機械工作物と他の機械工作物まで
の距離が短い場合、ハンマーを振るスペースがなく、叩
き出すことが出来ず、ピンを抜くことが出来ないという
問題点があった。
【0005】この発明は、このような従来の課題を解決
するためになされたものであり、人が引いたり叩いたり
する労力をなくし、また、取り付け場所が狭い所でも容
易に抜くことができるピン抜き専用工具を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るピ
ン抜き専用工具は、ピン抜き専用工具本体と、該ピン抜
き専用工具本体にピンの頭部を圧接して該ピンを保持す
る保持手段と、該保持されたピンを引き抜く方向に上記
ピン抜き専用工具本体を移動させるジャッキアップ手段
とを備えたものである。
【0007】請求項2の発明に係るピン抜き専用工具
は、請求項1の発明において、上記ピン抜き専用工具本
体は、その中央部に上記ピンの頭部の大きさに応じて設
定された穴を有するものである。
【0008】請求項3の発明に係るピン抜き専用工具
は、請求項2の発明において、上記穴の側面に滑り止め
用凹凸部を設けたものである。
【0009】請求項4の発明に係るピン抜き専用工具
は、請求項1〜3のいずれかの発明において、上記ピン
抜き専用工具本体は、その両翼部と側部にネジ穴を有す
るものである。
【0010】請求項5の発明に係るピン抜き専用工具
は、請求項4の発明において、上記保持手段は締付けボ
ルトからなり、該締付けボルトは、上記ピン抜き専用工
具本体の側部のネジ穴に挿通されて上記ピンの頭部を上
記ピン抜き専用工具本体の穴の側面に締め付けるもので
ある。
【0011】請求項6の発明に係るピン抜き専用工具
は、請求項5の発明において、上記締付けボルトは、そ
の先端に上記ピンと当接するステップを有するものであ
る。
【0012】請求項7の発明に係るピン抜き専用工具
は、請求項4の発明において、上記ジャッキアップ手段
はジャッキアップボルトからなり、該ジャッキアップボ
ルトは、上記ピン抜き専用工具本体の両翼部のネジ穴に
ねじ込まれて上記ピンの圧接されたピン抜き専用工具本
体を持ち上げるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の
実施の形態によるピン抜き専用工具の全体構成を示す図
である。図において、10はピン抜き専用工具本体、1
1はピン抜き専用工具本体10の両翼部10aにそれぞ
れ設けられた後述の一対のジャッキアップボルト用ネジ
穴、12はピン抜き専用工具本体10の中央部に設けら
れた穴であって、この穴12の内径Bは少なくとも抜こ
うとするピン1の頭部の大きさより大きいものとする。
13はピン抜き専用工具本体10の中央部に設けられた
穴12の側面の一部に設けられた滑り止め用凹凸部、1
4はピン抜き専用工具本体10の側部10bから挿通さ
れてピン1の頭部を滑り止め用凹凸部13側に圧接して
ピン1を保持する保持手段としての締込みボルト、15
は締込みボルト14の先端に設けられたスペーサ、16
はピン抜き専用工具本体10の両翼部10aにそれぞれ
設けられた一対のジャッキアップボルト用ネジ穴11に
ねじ込まれるジャッキアップ手段としての2本のジャッ
キアップボルトである。
【0014】次に、ピンを引き抜く作業の動作につい
て、図2〜図4を参照して説明する。図2はピン抜き専
用工具を取り付けた状態を示す図、図3は図2の線I−
Iを切断し、視A状態へピン抜き専用工具を取り付けた
状態を示す図、図4はピンを引き抜いた状態を示す図で
ある。まず、図2に示すように、ピン抜き専用工具本体
10をピン1に被せ、締込みボルト14を締め込み、そ
の先端のスペーサ15を介してピン1をピン抜き専用工
具本体10の滑り止め用凹凸部13側に圧接する。次い
で、図3に示すように、2本のジャッキアップボルト1
6をピン抜き専用工具本体10の両翼部10aに設けら
れた一対のジャッキアップボルト用ネジ穴11にねじ込
んでいくと、機械工作物3の表面にジャッキアップボル
ト16の先端が当たり、さらにジャッキアップボルト1
6をねじ込めば、ピン抜き専用工具本体10は壁2の方
向に動き、その動きと同じにピン1も動く。図4は、ジ
ャッキアップボルト16を多量に締込み、ピン1が抜け
ている状態を示しており、さらに、ジャッキアップボル
ト16をねじ込みピン1を抜く。
【0015】このように、本実施の形態では、大きな引
き抜き力を持つピン抜き専用工具を使うことで、ピンと
機械工作物の接触面に錆や焼付きがあり、ピンが動かな
い場合でも、多くの労力を要することなく、短時間に抜
くことができ、また、壁とピンの頭部までの距離や機械
工作物と他の機械工作物までの距離が短くても、ピン抜
き専用工具を使うことで、ピン取り付け場所の狭い所で
の作業を確実に行うことができる。
【0016】また、ピン抜き専用工具本体に、ピンの頭
部の大きさに応じて設定された穴に滑り止め用凹凸部を
設けているので、ピンを引き抜く際に、ピンの頭部で滑
るのを防止し、強力な引き抜き力を得ることができる。
さらに、ピン抜き専用工具本体の中央部に設けた穴の内
径の大きさ以下の頭部を持つピンに対し有用であり、ま
た、この穴の内径の大きさを、各種のピンの頭部のサイ
ズに対応して設定することで、各種のピンの引き抜き作
業に対応できる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、ピン抜き専用工具本体と、該ピン抜き専用工具本体
にピンの頭部を圧接して該ピンを保持する保持手段と、
該保持されたピンを引き抜く方向に上記ピン抜き専用工
具本体を移動させるジャッキアップ手段とを備えたの
で、ピンの取り付け場所が狭くても、多くの労力を要す
ることなく、短時間にしかも確実に行うことができると
いう効果がある。
【0018】また、請求項2の発明によれば、上記ピン
抜き専用工具本体は、その中央部に上記ピンの頭部の大
きさに応じて設定された穴を有するので、各種のピンの
引き抜き作業に対応できるという効果がある。
【0019】また、請求項3の発明によれば、上記穴の
側面に滑り止め用凹凸部を設けたので、ピンを引き抜く
際にピンの頭部で滑るのを防止し、強力な引き抜き力を
得ることができるという効果がある。
【0020】また、請求項4の発明によれば、上記ピン
抜き専用工具本体は、その両翼部と側部にネジ穴を有す
るので、保持手段とジャッキアップ手段の取り付けに有
用であるという効果がある。
【0021】また、請求項5の発明によれば、上記保持
手段は締付けボルトからなり、該締付けボルトは、上記
ピン抜き専用工具本体の側部のネジ穴に挿通されて上記
ピンの頭部を上記ピン抜き専用工具本体の穴の側面に締
め付けるので、ピンを確実に保持できるという効果があ
る。
【0022】また、請求項6の発明によれば、上記締付
けボルトは、その先端に上記ピンと当接するステップを
有するので、ピンをより確実に保持できるという効果が
ある。
【0023】また、請求項7の発明によれば、上記ジャ
ッキアップ手段はジャッキアップボルトからなり、該ジ
ャッキアップボルトは、上記ピン抜き専用工具本体の両
翼部のネジ穴にねじ込まれて上記ピンの圧接されたピン
抜き専用工具本体を持ち上げるので、ピン取り付け場所
の狭いところでの作業を、少ない労力で短時間に行うの
に寄与できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態によるピン抜き専用工
具を示す全体構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態における視Aの状態ヘ
ピン抜き専用工具を取付けた状態を示す図である。
【図3】 図2のI−Iの断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態におけるピンを引き抜
いた状態を示す図である。
【図5】 一般的な、機械工作物にピンを取付けた状態
を示す全体構成図である。
【符号の説明】
1 ピン、 10 ピン抜き専用工具本体、 11 ジ
ャッキアップボルト用ネジ穴、 12 ピン抜き専用工
具本体の中央部に設けられた穴、 13 滑り止め用凹
凸部、 14 締込みボルト、 15 スペーサ、 1
6 ジャッキアップボルト。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピン抜き専用工具本体と、 該ピン抜き専用工具本体にピンの頭部を圧接して該ピン
    を保持する保持手段と、 該保持されたピンを引き抜く方向に上記ピン抜き専用工
    具本体を移動させるジャッキアップ手段とを備えたこと
    を特徴とするピン抜き専用工具。
  2. 【請求項2】 上記ピン抜き専用工具本体は、その中央
    部に上記ピンの頭部の大きさに応じて設定された穴を有
    することを特徴とする請求項1記載のピン抜き専用工
    具。
  3. 【請求項3】 上記穴の側面に滑り止め用凹凸部を設け
    たことを特徴とする請求項2記載のピン抜き専用工具。
  4. 【請求項4】 上記ピン抜き専用工具本体は、その両翼
    部と側部にネジ穴を有することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載のピン抜き専用工具。
  5. 【請求項5】 上記保持手段は締付けボルトからなり、
    該締付けボルトは、上記ピン抜き専用工具本体の側部の
    ネジ穴に挿通されて上記ピンの頭部を上記ピン抜き専用
    工具本体の穴の側面に締め付けることを特徴とする請求
    項4記載のピン抜き専用工具。
  6. 【請求項6】 上記締付けボルトは、その先端に上記ピ
    ンと当接するステップを有することを特徴とする請求項
    5記載のピン抜き専用工具。
  7. 【請求項7】 上記ジャッキアップ手段はジャッキアッ
    プボルトからなり、該ジャッキアップボルトは、上記ピ
    ン抜き専用工具本体の両翼部のネジ穴にねじ込まれて上
    記ピンの圧接されたピン抜き専用工具本体を持ち上げる
    ことを特徴とする請求項4記載のピン抜き専用工具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102554870A (zh) * 2011-12-08 2012-07-11 枣庄矿业集团新安煤业有限公司 拆销套头
CN105415273A (zh) * 2015-11-24 2016-03-23 重庆普什机械有限责任公司 用于压装柴油机阀座的压头
JP2017127959A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 有限会社ステンレスアート共栄 ヒンジピンプーラー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102554870A (zh) * 2011-12-08 2012-07-11 枣庄矿业集团新安煤业有限公司 拆销套头
CN105415273A (zh) * 2015-11-24 2016-03-23 重庆普什机械有限责任公司 用于压装柴油机阀座的压头
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