JP3410376B2 - 建設機械 - Google Patents
建設機械Info
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/2004—Control mechanisms, e.g. control levers
- E02F9/2012—Setting the functions of the control levers, e.g. changing assigned functions among operations levers, setting functions dependent on the operator or seat orientation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
建設機械の技術分野に属するものである。
は、旋回モータやブームシリンダ等の複数のアクチュエ
ータと、該アクチュエータを作動させるための複数の操
作具とが設けられるが、この場合、操作具の操作信号を
制御部に入力し、該入力された操作信号に基づき制御部
からアクチュエータに作動指令を出力するように構成し
たものがある。ところで、従来、操作具と該操作具の操
作により作動するアクチュエータとの連動関係(操作パ
ターン)は統一されておらず、製造メーカー、建設機械
の機種や型式、あるいはJIS(日本工業規格)仕様等
により異なるため、操作性に劣る。そこで、操作パター
ンをオペレータに合わせて変更できるようにすることが
要求されるが、この操作パターンの変更は、従来、操作
具により作動するバルブとアクチュエータとのあいだの
配管の接続を組み替えることで行っていた。しかるに、
該配管接続の組み替え作業は、煩雑かつ面倒であって、
作業性に劣るという問題がある。そこで、特公平3−6
1811号公報に示される如く、制御部のメモリーに数
種類の操作パターンを予め記憶させておき、そしてこれ
ら操作パターンのなかから任意の操作パターンをオペレ
ータが選択できるようにしたものが提唱されている。
−61811号公報に示されるものは、予めメモリーに
記憶された数種類の操作パターンのなかから選択するも
のであるから、メモリーに記憶されていない操作パター
ンにすることはできず、多様なニーズに対応しきれない
という問題がある。これに対し、全ての操作パターンを
メモリーに記憶することも考えられるが、このようにす
ると、例えば、ブームシリンダ、スティックシリンダ、
バケットシリンダの伸縮作動および旋回モータの左右旋
回作動の操作を二本のジョイスティックレバーで行う場
合だけでも、最大で40320通りの操作パターンを記
憶しておく必要があり、この他に設けられる操作レバ
ー、操作スイッチ等の各種の操作具を含めた操作パター
ンについてまでをも考慮すると、膨大な数の操作パター
ンの設定が必要になる許かりでなく、これを全て登録す
るには大容量のメモリーが必要であるばかりか、上記膨
大な数の操作パターンのなかから所望の操作パターンを
選択する操作も煩雑になるという問題があり、これらに
本発明が解決しようとする課題があった。さらに、前記
特公平3−61811号公報に示されるものは、運転席
に設けたボタン等で操作パターンの変更を行うものであ
るから、簡単に変更することはできるものの、該変更さ
れたものであることをオペレータが気付かない惧れがあ
るという解決すべき課題もあった。
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、複数のアクチュエータと、これ
らアクチュエータを作動せしめるための複数の操作具
と、操作具からの操作信号を入力してアクチュエータに
作動指令を出力する制御部とを備えてなる建設機械にお
いて、前記制御部に、操作具と該操作具により作動する
アクチュエータとの連動関係のデータを外部から入力す
るためのデータ入力手段を接続可能にすると共に、該デ
ータ入力手段は、前記複数のアクチュエータと複数の操
作具とを並んで表示するためのディスプレイを備え、か
つこれら表示されたアクチュエータと操作具とを関係付
ける操作と該関係付けを消去する操作とがマウスのクリ
ックによりでき、さらに前記関係付けられたデータを制
御部に出力することができるものとし、制御部には、前
記入力されたデータを書換または交換可能に収納するメ
モリーが設けられている建設機械である。そして、この
様にすることにより、操作具とアクチュエータとの連動
関係を任意に設定することができ、多様なニーズに対応
できると共に、メモリーの使用容量を少なくできる。具
体的には、操作具は、操作レバー、操作ペダル、操作ス
イッチであり、アクチュエータは、比例制御、ON−O
FF制御、トグル制御されるものであり、さらに具体的
には、操作信号は操作レバーの方向角度センサであり、
アクチュエータはブーム用シリンダ、スティック用シリ
ンダ、バケット用シリンダ、そして旋回用油圧モータで
あり、また、操作信号は操作レバー、操作ペダルに設け
られるスイッチ信号であり、アクチュエータは、ドーザ
用シリンダ、チルト用シリンダ、アングル用シリンダで
ある。
る。このものは、後述するように左右操作レバー10、
11の操作方向とこれに対応するアクチュエータの作動
関係を変更する例のものである。図面において、1は油
圧ショベルであって、該油圧ショベル1は、クローラ式
の下部走行体2、該下部走行体2に旋回自在に支持され
る上部旋回体3、該上部旋回体3に上下揺動自在に支持
されるブーム4、該ブーム4の先端部に前後揺動自在に
支持されるスティック5、該スティック5の先端部に前
後揺動自在に支持されるバケット6等から構成されてお
り、さらに油圧ショベル1には、前記ブーム4、スティ
ック5、バケット6を揺動させるためのブームシリンダ
7、スティックシリンダ8、バケットシリンダ9、およ
び上部旋回体3を旋回させるための旋回モータ等の各種
油圧アクチュエータが設けられている等の基本的構成は
従来通りである。
れる左右のジョイスティック式の操作レバーであって、
該操作レバー10、11の左右および前後方向の操作量
は、左側操作レバー左右方向角度センサ12、左側操作
レバー前後方向角度センサ13、右側操作レバー左右方
向角度センサ14、右側操作レバー前後方向角度センサ
15の各角度センサによりそれぞれ検出されるが、これ
ら角度センサ12〜15の検出値は、後述する制御部1
6に入力されるように構成されている。
リンダ7、スティックシリンダ8、バケットシリンダ
9、旋回モータ用の各コントロールバルブ(図示せず)
を制御するためのブーム上昇(ブームシリンダ伸長)
用、ブーム下降(ブームシリンダ縮小)用、スティック
イン(スティックシリンダ伸長)用、スティックアウト
(スティックシリンダ縮小)用、バケットイン(バケッ
トシリンダ伸長)用、バケットアウト(バケットシリン
ダ縮小)用、左旋回用、右旋回用の電油変換弁であっ
て、これら電油変換弁17〜24は、前記制御部16か
らの制御指令に基づいてコントロールバルブを制御すべ
く作動するように設定されている。
モリー(データの書換えまたは交換可能に収納するもの
で、例えばEEPROM)26、入力側インターフェイ
ス27、出力側インターフェイス28等から構成される
ものであるが、さらにこの制御部16には通信用インタ
ーフェイス29が設けられており、該通信用インターフ
ェイス29を介して、ノート型パソコン等のサービス用
ツール30をシリアル通信により接続できるようになっ
ている。
記制御部16に接続されるものであって、このサービス
用ツール30のメモリーには、操作レバー10、11と
該操作レバー10、11の操作に対応して作動する電油
変換弁17〜24との連動関係(操作パターン)のデー
タが収納されている(あるいは、フロッピーディスク等
の記憶媒体から読み込みできるようになっている)。こ
こで、前記サービス用ツール30に収納される操作パタ
ーンとしては、左右の操作レバー10、11の左方向、
右方向、前方向、後方向の各操作に対し、ブーム上昇
用、ブーム下降用、スティックイン用、スティックアウ
ト用、バケットイン用、バケットアウト用、左旋回用、
右旋回用電油変換弁17〜24の各作動をそれぞれ組合
わせた計40320通りの操作パターンとしても良い
が、このものにおいては、「ブーム上昇」と「ブーム下
降」、「スティックイン」と「スティックアウト」、
「バケットイン」と「バケットアウト」、「左旋回」と
「右旋回」は、同じ操作レバー10または11を反対方
向に操作することで作動する設定としているため、38
4通りの操作パターンが収納されている。そして、サー
ビス用ツール30を制御部16に接続した状態で、前記
384通の操作パターンのうちオペレータが所望する操
作パターンをキーボート等で選択することにより、該選
択した操作パターンを前記制御部16に転送できるよう
に構成されている。一方、前記サービス用ツール30か
ら操作パターンが転送された場合に、制御部16は、該
操作パターンをメモリー26に記憶する。そして制御部
16は、操作レバー10、11からの操作信号が入力し
た場合、上記メモリー26に記憶された操作パターンの
連動関係に従って対応する電油変換弁17〜24に作動
指令を出力するようになっている。尚、制御部16のメ
モリー26に記憶された操作パターンは、新たにサービ
ス用ツール30から操作パターンが転送されることによ
り書き換えられる。また、制御部16のメモリー26に
は、初期設定として、例えばJIS仕様の操作パターン
が「標準操作パターン」として記憶されていて、サービ
ス用ツール3から操作パターンが転送される前の段階で
は、上記「標準操作パターン」に従って電油変換弁17
〜24に作動指令が出力されるように構成されている。
レバー10、11と、ブームシリンダ7、スティックシ
リンダ8、バケットシリンダ9、旋回モータとの連動関
係は、制御部16にサービス用ツール30を接続し、該
サービス用ツール30のメモリーに収納された操作パタ
ーンのなかからオペレータが所望する操作パターンを選
択して制御部16に転送することにより、任意に設定す
ることができる。この結果、オペレータが所望する操作
パターンを任意に設定できることになって、多様なニー
ズに対応できると共に、制御部16のメモリー26には
上記サービス用ツール30から転送された操作パターン
のみが記憶されることになって、使用するメモリー26
の容量を少なくでき、メモリー26の大型化を回避でき
る。しかも、この操作パターンの設定は、サービス用ツ
ール30を制御部16に接続して行うものであるから、
新たな操作パターンが設定されたことをオペレータが確
実に認識できることになって、都合が良い。
て図3〜5に基づいて説明する。このものは、外付けア
タッチメントとしてチルト、アングル機能付きのドーザ
31と圧砕機32が取りつけられたもので、そのためド
ーザ上下用シリンダ33、チルト用シリンダ34、アン
グル用シリンダ35、圧砕用シリンダ36が設けられて
いる。また、上部旋回体3に設けられる左右操作レバー
10、11には、その握り部の左右に操作スイッチ10
R、10L、11R、11Lがそれぞれ設けられている
と共に、運転席部3aの前方フロアには左右フットペダ
ル37、38が設けられている。この左右フットペダル
37、38はそれぞれ左右踏み込み揺動式で、該各踏み
込んだことを検知する検知スイッチ37R、37L、3
8R、38Lが設けられている。因みに圧砕機32は、
バケット用シリンダ8が前後方向首振り用のシリンダと
して連結されている。
油変換弁39、第二電油変換弁40の切換えにより伸縮
作動をし、これによってドーザ31の上下作動を行うよ
うになっている。また、チルト用シリンダ34は第三、
第四電油変換弁41、42の切換えによって伸縮作動を
し、これによってドーザ31のチルト作動を行う設定
に、アングル用シリンダ35は第五、第六電油変換弁4
3、44の切換えによってアングル作動を行う設定にそ
れぞれなっている。さらに圧砕用シリンダ36は第七、
第八電油変換弁45、46の切換えによって圧砕機の拡
縮作動を行う設定になっている。尚、33aはドーザ上
下用シリンダ33のコントロールバルブ、34aはチル
ト用シリンダ34のコントロールバルブ、35aはアン
グル用シリンダ35のコントロールバルブ、36aは圧
砕用シリンダのコントロールバルブである。
は、制御部47からの制御指令を受けて切換え作動をす
るが、制御部47には、前記参考例と同様、CPU4
8、メモリー(データの書換えまたは交換可能に収納す
るもので、例えばEEPROM)49、入力側インター
フェイス50、出力側インターフェイス51等から構成
されるものであるが、さらにこの制御部47には通信用
インターフェイス52が設けられており、該通信用イン
ターフェイス52を介して、ノート型パーソナルコンピ
ュータ等のサービス用ツール53をシリアル通信により
接続できるようになっている。
記制御部47に接続されるものであって、このサービス
用ツール53には、前記各スイッチ10R、10L、1
1R、11L、37R、37L、38R、38Lと第一
〜第八電油変換弁39〜46との接続関係を関連付ける
ためのソフトウエアが収納されている。このソフトウエ
アについては様々な設定が考えられるが、その一例とし
て次のものがある。つまりこのソフトウエアを起動させ
ると、ディスプレイの左側にスイッチ10R、10L、
11R、11L、37R、37L、38R、38Lが縦
方向に並んで表示され、第一〜第八電油変換弁39〜4
6が右側に縦方向に並んで表示される。そして例えばマ
ウスのポインターを右側操作レバー10の右側操作スイ
ッチ10Rの表示にあてた状態でマウスの左クリックを
して指定した後、該操作スイッチ10Rを関係付けたい
例えば第四電油変換弁42の表示にマウスのポインター
をあて、マウスを再度左クリックすることで両者が関係
付けられ、ディスプレイには両者が線で結ばれた表示が
なされる設定とすることができる。また、これらの関係
を消去したい場合には、例えば両者を結ぶ線をマウスで
ダブルクリックすることで消去することができるように
設定することができる。そしてこのようにして関係付け
られたものの一例を図5に示すが、このデータをサービ
ス用ツール30では内蔵するメモリーに登録できると共
に、これをフロッピーディスク等の記憶媒体に記憶させ
ることができ、さらには前述したようにシリアル通信で
制御部47に出力し、今まで記憶されているデータと書
き換えて記憶させることができるようになっている。
も、操作ペダル37、38や操作スイッチ10R、10
L、11R、11Lと第一〜第八電油変換弁39〜46
との組み合わせを自由に組換えることができ、しかも該
組換えられたデータは、サービス用ツール30を用いな
い限りは組換えられないことになる結果、不用意に組換
えられるトラブルが生じることがない。
ての関連付けの変更について説明し、本発明の実施の形
態ではスイッチのON−OFF切換えの例について説明
したが、さらにトグルスイッチ等の各種操作具について
も同様にして実施できることはいうまでもない。
る。
る。
の斜視図である。
を示すディスプレイ表示図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のアクチュエータと、これらアクチ
ュエータを作動せしめるための複数の操作具と、操作具
からの操作信号を入力してアクチュエータに作動指令を
出力する制御部とを備えてなる建設機械において、前記
制御部に、操作具と該操作具により作動するアクチュエ
ータとの連動関係のデータを外部から入力するためのデ
ータ入力手段を接続可能にすると共に、該データ入力手
段は、前記複数のアクチュエータと複数の操作具とを並
んで表示するためのディスプレイを備え、かつこれら表
示されたアクチュエータと操作具とを関係付ける操作と
該関係付けを消去する操作とがマウスのクリックにより
でき、さらに前記関係付けられたデータを制御部に出力
することができるものとし、制御部には、前記入力され
たデータを書換または交換可能に収納するメモリーが設
けられている建設機械。 - 【請求項2】 請求項1において、操作具は、操作レバ
ー、操作ペダル、操作スイッチであり、アクチュエータ
は、比例制御、ON−OFF制御、トグル制御されるも
のである建設機械。 - 【請求項3】 請求項1において、操作信号は操作レバ
ーの方向角度センサであり、アクチュエータはブーム用
シリンダ、スティック用シリンダ、バケット用シリン
ダ、そして旋回用油圧モータである建設機械。 - 【請求項4】 請求項1において、操作信号は操作レバ
ー、操作ペダルに設けられるスイッチ信号であり、アク
チュエータは、ドーザ用シリンダ、チルト用シリンダ、
アングル用シリンダである建設機械。
Priority Applications (6)
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-
1998
- 1998-12-04 JP JP34576198A patent/JP3410376B2/ja not_active Expired - Fee Related
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