JP3410021B2 - ウェットティッシュ包装体およびその製造方法 - Google Patents

ウェットティッシュ包装体およびその製造方法

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JP3410021B2
JP3410021B2 JP13610498A JP13610498A JP3410021B2 JP 3410021 B2 JP3410021 B2 JP 3410021B2 JP 13610498 A JP13610498 A JP 13610498A JP 13610498 A JP13610498 A JP 13610498A JP 3410021 B2 JP3410021 B2 JP 3410021B2
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興司 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウェットティッシュ
を内部に収納したウェットティッシュ包装体およびその
包装体の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、紙、不織布などの繊維素材に
アルコールなどの清浄液を含浸させたウェットティッシ
ュが手などの身体の汚れを落すものとして多用されてい
る。また最近では、身体の他にも、台所のレンジ回りの
汚れ落しや冷蔵庫の汚れ落し、会社のOA機器等の汚れ
落しなどにもウェットティッシュが多用されている。
【0003】ウェットティッシュは紙や不織布などに目
的に応じた液体を含浸させたものであるが、この液体が
水やアルコールなどが主体であるため、ウェットティッ
シュを収納する容器としては密封性の高いものが要求さ
れる。
【0004】密封性のよいものとして、従来のウェット
ティッシュ包装体はウェットティッシュを収納したピロ
ータイプの封入袋に感圧接着剤等を塗布したシート状の
開閉蓋を取付け、繰返し開封、密閉できるようにした包
装体が多用されている。また、ピロータイプの封入袋に
取出し口を設け、販売時点まではラベルを貼って取出し
口を塞いでおき、使用時にラベルを剥してしまうタイプ
のものもある。このタイプの包装体は、別に射出成形し
たプラスチック製容器の中に前記包装体を入れ、プラス
チック容器で密封性を高めて使用するものがある。
【0005】前述したピロータイプの封入袋に多数枚
(例えば80枚)のウェットティッシュを収納した包装
体の場合、販売時に包装体を積重ねて陳列すると崩れが
生じたりすることがある。また、封入袋に感圧接着剤等
を塗布したシート状の開閉蓋を取付けた包装体にウェッ
トティッシュを多数枚収納した場合、ウェットティッシ
ュを使用するにつれて、ウェットティッシュの残量が少
なくなり、封入袋が変形して取出し口をぴったりと塞ぐ
ことができ難くなるという問題がある。
【0006】一方、射出成形によるプラスチック製の容
器を使用したものは、容器の製造コストが高価であり、
しかも容器を廃棄するとその焼却時に高熱量を発生する
ためエコロジーの観点から好ましくないと消費者に思わ
れている。このような観点から紙を主体とした容器が検
討されている。
【0007】容器を紙製のものとしたウェットティッシ
ュ包装体は、例えば特開平9−2548号に開示されて
いる。この公開公報に開示されたウェットティッシュ包
装体は、防水処理を施した紙を図10に示すような紙箱
となる形状のブランクシートに裁断し、そのブランクシ
ートにウェットティッシュの取出し口となる穴を設けて
いる。そして、この取出し口縁部端面を全周に亘って防
水剤を塗布して取出し口の端面の防水を行っているもの
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した特開平9−2
548号公報に開示されているウェットティッシュ包装
体は、図10に示すようなブランクシートを折畳んで紙
箱とし、箱の内部にウェットティッシュを収納した後、
最後に残った箇所を封鎖して組立てを完了するようにし
ている。しかしながら、このような紙箱にする場合、最
後に閉じる部分を完全にシールすることが極めて困難で
ある。何故なら、その最後に閉じる部分は紙箱の外側か
らしか押圧することができず、しかも内部からの支えが
ないので力を加えると紙箱が変形してしまうからであ
る。更に、この公報に開示されている紙箱の問題点とし
ては、箱の内部に入る紙の折畳み部の端面はウェットテ
ィッシュに含浸されている含浸液に触れるため、その端
面から紙内部に含浸液が染み込んでくる。これは紙の表
面にアルミ箔をコーティングしたりフィルムをラミネー
トして防水処理を施しても、紙の端面は防水処理が施さ
れていないためである。この特開平9−2548号公報
においては、取出し口となる部分の紙の端面のみを防水
剤を塗布して防水性を持たせているが、紙箱の内部に現
れてくる紙端面は処理しないため、その部分から含浸液
が外部に滲み出したり、その部分の紙が膨れ上がってく
るという問題が生じる。また、端面全体に防水剤を塗布
しようとすると、これは非常に手間隙およびコストが掛
かることになり問題である。
【0009】このように従来提案されている紙製の容器
を用いたウェットティッシュ包装体は安価に製造するこ
とが出来ず、また実際的に連続生産をすることも極めて
困難である。
【0010】本発明は、このような問題点を解決し、紙
を主体とする構造であって、しかも内部に収納したウェ
ットティッシュの含浸液の漏れが全く生じないような包
装容器を使用したウェットティッシュ包装体を提供する
ことを目的とする。
【0011】また、本発明は、このようなウェットティ
ッシュ包装体を製造する方法を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は次のような構成
のウェットティッシュ包装体により上記目的を達成し
た。
【0013】本発明の第1の発明は、多数枚のウェット
ティッシュを収納した包装体において、容器が頂面およ
び側壁を有する容器本体と、該容器本体の頂面に設けら
れたウェットティッシュ取出し口ユニットと、前記容器
本体の開口を閉鎖する底部とから構成され、前記容器本
体は1枚の紙製ブランクシートと1枚のフィルムとから
なり、前記ブランクシートが折曲げられて容器の頂面と
それに連続する側壁とを形成するとともに該折曲げられ
た状態のブランクシート製容器の内側全体を被覆するよ
うに前記フィルムが折曲げられた状態のブランクシート
製容器のほぼ内側全体に固着されており、前記容器本体
の頂面に穴が開けられており、該穴にウェットティッシ
ュ取出し口ユニットが嵌合しており、容器の内部に入る
ウェットティッシュ取出し口ユニットの部分はその全周
縁が容器本体の頂面に固着していることを特徴とするウ
ェットティッシュ包装体である。
【0014】本発明の第2の発明は、多数枚のウェット
ティッシュを収納した包装体において、容器が頂面およ
び側壁を有する容器本体と、該容器本体の頂面に設けら
れたウェットティッシュ取出し口ユニットと、前記容器
本体の開口を閉鎖する底部とから構成され、前記容器本
体は1枚の紙製ブランクシートと1枚のフィルムとから
なり、前記ブランクシートが折曲げられて容器の頂面と
それに連続する側壁とを形成するとともに該折曲げられ
た状態のブランクシート製容器の内側全体を被覆するよ
うに前記フィルムが折曲げられた状態のブランクシート
製容器のほぼ内側全体に固着されており、前記容器本体
の頂面に開いたループ状の切離し用切込みが設けられて
おり、前記ウェットティッシュ取出し口ユニットが2つ
の部分からなり、該ウェットティッシュ取出し口ユニッ
トの一方の部分は容器の内側において前記切離し用切込
みにより囲まれた箇所で容器本体に固着されており、ウ
ェットティッシュ取出し口ユニットの他方の部分の外周
縁は容器の内側において前記開ループ状切離し用切込み
の外側でその全周囲が容器本体の頂面に固着しているこ
とを特徴とするウェットティッシュ包装体である。
【0015】また本発明の第3および第4の発明は、前
記第1および第2の発明において容器本体の側壁の下端
から横方向に突出したフランジ部が設けられていること
を特徴としているものである。この場合、このフランジ
部もフィルムによって被覆されている。
【0016】更に、本発明のウェットティッシュ取出し
口ユニットは取出し口を有する部分と取出し口を覆う蓋
部分とからなり、少なくとも取出し口を有する部分が合
成樹脂製である。この取出し口を有する部分は容器本体
の内部において、その周縁が全周に亘って容器本体の頂
面に固着されているので、容器本体に設けられた穴また
は切込みによって生じる開口の部分は内部に収納された
ウェットティッシュの含浸液から保護されることにな
る。
【0017】本発明のウェットティッシュ包装体、特に
フランジ部を有するウェットティッシュ包装体を製造す
る方法は次のようである。
【0018】1枚の紙製ブランクシートを折曲げて、容
器本体の頂面とそれに連続する側壁および該側壁の下端
から横方向に突出したフランジ部を形成する工程、該折
曲げた状態のブランクシート製容器の内側全体およびフ
ランジ部を被覆するように1枚のフィルムを前記折曲げ
た状態のブランクシート製容器のほぼ全体に固着する工
程、前記工程により得られた容器本体の頂面に穴を開け
る工程、ウェットティッシュ取出し口ユニットを容器本
体の内側から前記穴を塞ぐように載置し、該ウェットテ
ィッシュ取出し口ユニットの全周縁を前記容器本体の頂
面に固着する工程、前記容器本体にウェットティッシュ
を収納する工程および容器の底部となる部材を前記容器
本体のフランジ部に固着して、容器本体の開口を閉鎖す
る工程からなることを特徴とする。
【0019】或は、1枚の紙製ブランクシートを折曲げ
て、容器本体の頂面とそれに連続する側壁および該側壁
の下端から横方向に突出したフランジ部を形成する工
程、該折曲げた状態のブランクシート製容器の内側全体
およびフランジ部を被覆するように1枚のフィルムを前
記折曲げた状態のブランクシート製容器のほぼ全体に固
着する工程、前記工程により得られた容器本体の頂面に
開いたループ状の切離し用切込みを形成する工程、取出
し口を有する部分と該取出し口を覆う蓋部分とからなる
ウェットティッシュ取出し口ユニットを容器本体の内側
から前記切離し用切込みの箇所に載置し、前記ウェット
ティッシュ取出し口ユニットの蓋部分を切離し用切込み
により囲まれた頂面部分に固着し、前記ウェットティッ
シュ取出し口ユニットの取出し口を有する部分の全周縁
を前記切離し用切込みの外側において容器本体の頂面に
固着する工程、前記容器本体にウェットティッシュを収
納する工程および容器の底部となる部材を前記容器本体
のフランジ部に固着して、容器本体の開口を閉鎖する工
程からなることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のウェットティッシュ包装
体は、ウェットティッシュを収納する容器が容器本体
と、その容器本体の底面の開口を閉鎖する底部とから構
成されており、その容器本体の頂面に、取出し口を有す
る部分と取出し口を覆う蓋部分とからなるウェットティ
ッシュ取出し口ユニットが設けられている。この容器の
内部に多数枚のウェットティッシュが収納されている。
【0021】容器本体は1枚の紙製のブランクシートと
1枚のフィルムとからなるものであり、紙製のブランク
シートは容器本体の所望形状を構成するように裁断され
ており、一方、フィルムはこのブランクシートを容器本
体の形状に折曲げた状態で容器の内部となる側のほぼ全
面に固着される。フィルムを固着し易くするために、容
器本体の形状は直方体の形状とするよりも、頂面よりも
底面が広い台形形状のものが好ましい。特に、フィルム
を容器本体の角部にも固着し易いように、容器本体の頂
面を長方形とし、頂面の4辺から下方に向かって外側に
傾斜した側壁を設けるとともに、その側壁の角の箇所に
三角形のコーナー部を形成して、面取状のコーナー部と
することが好ましい。このようにすると折曲げた状態の
ブランクシートにフィルムをより確実に固着することが
できる。また、頂面よりも底面が広い台形形状とするこ
とにより、本発明のウェットティッシュ包装体からウェ
ットティッシュを取出す際にもウェットティッシュ包装
体が安定しており、ウェットティッシュの取出しが容易
となる。
【0022】容器本体に用いるブランクシートの厚さは
特に限定されるものではなく、例えば200〜500g
/m2 程度の紙器用紙が適当である。
【0023】紙製ブランクシートに固着されるフィルム
の材質は、合成樹脂製フィルムであればよく、例えばポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ
ートなどの単体、或いは複数の合成樹脂フィルムをラミ
ネートした複合フィルムでもよい。例えば、ポリプロピ
レン層とカルボニル基を有するエチレン系共重合体層を
有するフィルムとしてもよい。また、このフィルムの厚
さは30μm〜300μm程度のものを使用すればよ
い。
【0024】前記フィルムを2層以上のフィルムとする
場合は、ブランクシートに固着される側のフィルムを低
融点フィルムとして熱融着により固着させることもでき
る。フィルム全体を比較的低融点のフィルムとして熱融
着することもできる。或いは、前記フィルムをブランク
シートに固着するために、予めフィルムに熱により接着
性を発揮する樹脂や接着剤を塗布しておき、貼合わせる
際に加熱して両者を接着するようにすることもできる。
【0025】フィルムをブランクシートに固着するにあ
たっては、ブランクシートをその所望の折曲げ線に沿っ
て折曲げ、頂面、側壁およびフランジ部が形成されるよ
うに折曲げておき、これを容器本体の形を有する成形型
に入れ、その上に加熱したフィルムを供給し、真空成形
または圧空成形によりフィルムを吸引または空気により
ブランクシート製容器に押付けてその内面全体に接着さ
せる。その後、容器本体の頂面に穴を開けるか、或いは
例えばコ字形やC形等の開ループ状の切離し用切込みを
設ける。この穴や切離し用切込みの部分にウェットティ
ッシュ取出し口ユニットが取付けらいる。
【0026】本発明で用いるウェットティッシュ取出し
口ユニットは、ウェットティッシュの取出し口を有する
部分と、この取出し口を覆う蓋部分とからなっている。
前記両部分は連結されていてもよく、或いは2つの部材
として組合わせて使うような形態としてもよい。
【0027】ウェットティッシュ取出し口ユニットの2
つの部分のうち、少なくとも取出し口を有する部分は合
成樹脂製の製品である。ウェットティッシュ取出し口ユ
ニットは射出成形によって製造してもよく、或いは、真
空成形または圧空成形などの熱成形により製造したもの
でもよい。
【0028】本発明においては、ウェットティッシュの
取出し口を有する部分は容器本体の内部に入った状態
で、容器本体の頂面に設けられた穴または切離し用切込
みの外周囲においてその全周囲が頂面に固着される。こ
のように、取出し口を有する部分は容器本体の内部に入
った状態であるので合成樹脂製とし、含浸液に濡れない
状態とすることが必要である。また、この合成樹脂製の
ウェットティッシュ取出し口のある部分は容器本体の穴
または切離し用切込みの外周囲においてその全周囲が頂
面に固着しているので、これによって含浸液がこの容器
本体の穴の端面或いは切離し切込みの箇所に移行するこ
とを防止できる。
【0029】ウェットティッシュの取出し口を有する部
分と蓋部分とが別体である場合は、蓋部分は容器本体の
頂面の切離し用切込みで囲まれた部分に固着される。
【0030】ウェットティッシュ取出し口ユニットを取
付けた容器本体にウェットティッシュを中に入れ、容器
本体の開口の周縁部の全周に亘って底部材を固着して底
部とし、容器本体の開口を閉鎖密封して、ウェットティ
ッシュ包装体とする。
【0031】容器本体の下側の開口を閉鎖する底部は紙
に防水加工を施したものを用いればよい。防水加工した
紙としては、例えば、紙に樹脂をコーティングしたり、
或いは紙にフィルムを貼ったものを使用できる。また底
部に使うものとしてはフィルムのみとすることも可能で
ある。しかし、フィルムのみの場合よりも、紙とフィル
ムの組合わせ或いは紙にコーティングした場合の方が使
用する合成樹脂の分量が少なくなるので、紙と合成樹脂
との組合わせの方が好ましい。
【0032】容器本体の開口の周縁部と底部材との固着
の方法は特に限定されないが、ヒートシールで行うのが
簡単である。この場合、紙に熱融着性の合成樹脂(例え
ば、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル酸共重合体、
ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン)をコー
ティングしたり、熱融着性の合成樹脂製フィルムをラミ
ネートしたものを使用できる。特に、容器本体にフラン
ジ部を設けたものであると、底部と容器本体のフランジ
部とを容易に且つ確実にヒートシールすることができ
る。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図1は本発明のウェットティッシュ包装体の第1実
施例の斜視図であり、ウェットティッシュ取出し口ユニ
ットの蓋部分を開けた状態を示している。図2は図1に
示した実施例の断面図であり、蓋を閉じた状態を示して
いる。図3はウェットティッシュ取出し口ユニットの斜
視図を示しており、図4は容器本体を構成するブランク
シートの展開図であり、図5はブランクシートを折曲げ
て容器状にした状態を示す斜視図である。図6は図1に
示した第1実施例の製造方法を示す工程図である。
【0034】図1および図2に示すように、本発明のウ
ェットティッシュ包装体は容器本体1の頂面11に設け
られたウェットティッシュ取出し口ユニット2および容
器本体1の下部の開口を閉鎖する底部3とから構成さ
れ、容器内にウェットティッシュ4が収納密封されてい
る。
【0035】容器本体1は紙製ブランクシート10とフ
ィルム19とから構成されるものであり、図1の斜視図
に示すような形状で、長方形の頂面部11と頂面部から
下方に向かって外側に傾斜した側壁12、13を有し、
更にその側壁12、13の下端部には横方向に突出した
フランジ部14、15が設けられている。また側壁12
と側壁13の間は三角コーナー部16が形成されてい
る。三角コーナー部16と対応するフランジの箇所もコ
ーナーフランジ部18が側壁13と連続するフランジ部
15と連続して設けられている。
【0036】図1に示した容器本体1は図4に示したよ
うな展開図を有するブランクシート10から形成され
る。図4に示すように、ブランクシート10は頂面とな
る長方形の部分11の各辺にそれぞれ側壁となる部分1
2、13が設けられ、側壁部12の側方に三角コーナー
部16が設けられ、更に三角コーナー部に連続して重ね
合せ部17が設けられている。また、側壁部12に連続
してフランジ部14が設けられている。一方、側壁部1
3にはその下端にフランジ部15が設けられ、更にフラ
ンジ部15の側方に三角コーナーフランジ部18が設け
られている。図4において一点鎖線a、b、c、d、
e、fで示した箇所を折畳むと図5に示したようなトレ
イ形状の容器となる。この容器状に折曲げた状態でブラ
ンクシート10にフィルム19がその容器内部に固着さ
れている。
【0037】ウェットティッシュ取出し口ユニット2は
図2および図3に示すように取出し口22を有する部分
20と、この取出し口を塞ぐ蓋部分21とからなる。こ
の図2および図3に示した実施例の取出し口ユニットは
蝶番部25により連結して一体に成形されている。取出
し口22の周囲には凸部23が設けられ、他方の蓋部分
21には凸部24が設けられており、蓋を閉じた状態で
は図2に示すように凸部23と凸部24が係合して、取
出し口22の部分を塞ぐ。取出し口22を有する部分2
0の縁部26は容器本体1の頂面部11に固着される。
【0038】取出し口ユニット2は容器本体1に形成さ
れた穴1aに嵌入し、その蓋部分は穴1aから容器の外
表面に現れる。一方、取出し口22を有する部分20の
周縁部26は容器本体1の頂面11に容器本体の内側に
おいて固着されている。この固着は接着剤、例えばホッ
トメルト接着剤など、を使用して固着してもよいし、ま
た容器本体1を構成するフィルム19が熱融着性を有す
るものであればヒートシールにより固着することも可能
である。
【0039】この実施例においては、販売時点までは取
出し口22を塞ぐようなシールを貼っておくことが好ま
しい。このようにすると、ウェットティッシュの含浸液
の長期間完全に防ぐとともに、初めて使用することを消
費者に確認させることができる。
【0040】図1に示した包装体の製造は次のように行
われる。先ず、紙製のブランクシート10を図4に示す
ように容器の形状に合わせて裁断し、折り線a〜fに沿
って折曲げ、図5に示すように容器本体1の頂面11と
それに連続する側壁12、13および該側壁の下端から
横方向に突出したフランジ部14、15を形成する。そ
して、図5の状態に折畳んだブランクシート10を図6
(a)に示すように熱成形型5の内部に入れる。次に図
6(b)に示すように加熱軟化させたフィルム19をブ
ランクシート10の上に供給し、図6(c)に示すよう
に熱成形型5において真空吸引し或いは加熱空気で押圧
して或いは両者を同時に行い、フィルム19を容器状の
ブランクシート10に固着する。この際、フィルム19
を軟化融解して、融着によってブランクシートに固着さ
せてもよいし、或いはフィルム19またはブランクシー
ト10に予め熱により接着性を発揮する樹脂をコーティ
ングしておき、加熱により接着させてもよい。
【0041】このようにして容器本体1が形成される。
この場合、多数のブランクシート10を連続的に設けら
れている成形型5に入れ、フィルム19を長尺のフィル
ムとして連続的に供給しながら、順次、真空成形または
圧空成形により容器本体1を形成し、その後にフィルム
を切断して1つ1つの容器本体1に分離するようにして
もよい。
【0042】次に、形成された容器本体1を成形型から
取出して、図6(d)に示すように、打抜き機6により
頂面となる部分11に穴1aを開ける。図6(e)に示
すように、この穴1aにウェットティッシュ取出し口ユ
ニット2を入れ、その取出し口ユニット2の縁部26の
の全周縁を容器本体1の頂面11にヒートシールにより
固着する。その後、図6(f)に示すように、ウェット
ティッシュ4を収納し、更に底部となる部材3を供給し
て、容器本体1のフランジ部14、15とヒートシーラ
7による熱圧着によりヒートシールする。なお、フラン
ジ部の幅が広過ぎる場合は周囲の余分な部分をカットし
て形を整えればよい。このようにして、図1に示したウ
ェットティッシュ包装体を得ることができる。
【0043】図7から図9は本発明の別の実施例を示す
ものである。この第2の実施例においては次の点で第1
に説明した実施例と異なっているが、その他の点では第
1実施例に説明したものと同様である。
【0044】第1の実施例では容器本体1に穴1aを設
けていたが、この第2実施例では図7に示すように、穴
の代りに開いたループ状(例えばコの字形)の切離し用
切込み1bを容器本体の頂面11に設けている。
【0045】また、この第2実施例ではウェットティッ
シュ取出し口ユニットが2つの部分からなり、すなわ
ち、取出し口を有する部分20と蓋部分21が別体とな
っている。この第2実施例の取出し口ユニット2は、例
えば真空成形などにより凹凸が形成されるような厚みの
薄いもので成形されており、取出し口22の周囲には断
面がコの字形となるような凸部23が設けられている。
他方の蓋部21には前記凸部23を両側から挟み込むよ
うに2重になった凸部24、24が設けられている。
【0046】この第2実施例においては、図8および図
9に示すように、取出し口22を有する部分20の周縁
26がコの字形の切離し用切込み1bの外側において容
器本体の頂面11に固着されており、他方の蓋部分21
は切離し用切込み1bで囲まれた部分1cに固着されて
いる。これらの固着は第1実施例と同様に熱融着性接着
剤または容器本体のフィルムが熱融着性を有している場
合はそれ自体によって行えばよい。
【0047】この第2実施例の包装体を使用する時に
は、頂面11に設けられた切欠きからなる指掛け部1d
に指先を掛けて開くと図8に示した状態のようになる。
また、蓋(切離し用切込みに囲まれた部分1c)を閉じ
ると、図9に示すように凸部23と2つの凸部24、2
4が係合して、取出し口22を閉塞する。
【0048】この第2実施例のウェットティッシュ包装
体を製造する場合は、容器本体1を製造するまでは(図
6のa〜c)、第1実施例と同様である。次に図6
(d)の工程において穴を開ける代わりに、切離し用切
込みを設ける。そして、ウェットティッシュ取出し口ユ
ニットの2つの部分は、予め図9に示すように凸部23
と凸部24、24を係合させて一体とした状態としてお
き、図6(e)に示す工程において容器本体1の中の切
離し用切込み1bの箇所に載置され、ウェットティッシ
ュ取出し口ユニット2の蓋部分21を切離し用切込みに
より囲まれた頂面部分1cにより固着し、取出し口のあ
る部分20の全周縁26を切離し用切込み1bの外側に
おいて容器本体1の頂面11にヒートシールする。
【0049】なお、蓋部分21の固着は熱によるヒート
シールでもよいし、或いは切離し用切込みにより囲まれ
た頂面部分1cに先に接着剤を塗布しておき、その接着
剤により固着してもよいその後、ウェットティッシュ4
を収納し、図6(f)に示したように、容器の底部とな
る部材3を容器本体1のフランジ部14、15に固着し
て、容器本体1の開口を閉鎖し、ウェットティッシュ4
を密封する。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、容器本体1が紙製ブラ
ンクシート10とフィルム19から構成されているが、
ブランクシート10が折曲げられて容器の形状となった
状態でフィルム19が積層固着されるため、ブランクシ
ート10の重ね合せ部分17は容器内に入っているが完
全にフィルム19で覆われる。このため、この重ね合せ
部分17の端面からウェットティッシュ4の含浸液が紙
内部に浸入することを防止できる。
【0051】また本発明によれば、取出し口ユニット2
の周縁部分26の全周縁を頂面に固着しているため、容
器本体1の頂面11に設けられた穴1aまたは切離し用
切込み1bは含浸液に接触することが防止される。ま
た、本発明では取出し口ユニットの取出し口部分は合成
樹脂製であるため、ウェットティッシュ4の含浸液が接
触しても何ら問題を起こすことがない。
【0052】本発明においては、容器本体を形成し、そ
の中にウェットティッシュを収納した状態で底部材を容
器本体に固着するようにしているので、容器本体と底部
を完全にシールすることができる。
【0053】また、容器本体1にフランジ部14、15
を設けている場合は、ヒートシールにより極めて確実に
シールすることができる。
【0054】更に、本発明の方法によれば、上述したよ
うな特徴を有するウェットティッシュ包装体を簡単に製
造でき、また連続的に生産することもできる。従って、
紙を主体とするウェットティッシュ包装体を安価に提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウェットティッシュ包装体の第1実施
例の斜視図であり、ウェットティッシュ取出し口ユニッ
トの蓋部分を開けた状態を示している。
【図2】図1に示した実施例の断面図であり、蓋を閉じ
た状態を示している。
【図3】図1に示した実施例におけるウェットティッシ
ュ取出し口ユニットの斜視図を示している。
【図4】図1に示した実施例における容器本体を構成す
るブランクシートの展開図である。
【図5】図4に示したブランクシートを折曲げて容器状
にした状態を示す斜視図である。
【図6】図1に示した第1実施例の製造方法を時系列的
に示す工程図である。
【図7】本発明のウェットティッシュ包装体の第2実施
例の斜視図である。
【図8】図7に示した第2実施例のウェットティッシュ
包装体の蓋部分を開けた状態を示す斜視図である。
【図9】図7に示した第2実施例の断面図で、蓋部分を
閉じた状態を示している。
【図10】従来の紙箱を構成するブランクシートの展開
図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 ウェットティッシュ取出し口ユニット 3 底部 4 ウェットティッシュ 10 ブランクシート 11 容器本体の頂面 12、13 容器本体の側壁 14、15 容器本体のフランジ部 16 容器本体の三角コーナー部 17 容器本体の重ね合せ部 20 ウェットティッシュ取出し口ユニットの取出し口
を有する部分 21 ウェットティッシュ取出し口ユニットの蓋部分 22 取出し口 23 取出し口を囲む凸部 24 蓋部分の凸部 25 蝶番部 26 取出し口を有する部分の縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 政輝 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (72)発明者 小塩 真司 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−337276(JP,A) 特開 平10−101056(JP,A) 特開 平9−2548(JP,A) 実開 昭62−72970(JP,U) 実開 昭61−51372(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/08 A47K 10/20 B65D 5/56

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚のウェットティッシュを収納した
    包装体において、容器が頂面および側壁を有する容器本
    体と、該容器本体の頂面に設けられたウェットティッシ
    ュ取出し口ユニットと、前記容器本体の開口を閉鎖する
    底部とから構成され、前記容器本体は1枚の紙製ブラン
    クシートと1枚のフィルムとからなり、前記ブランクシ
    ートが折曲げられて容器の頂面とそれに連続する側壁と
    を形成するとともに該折曲げられた状態のブランクシー
    ト製容器の内側全体を被覆するように前記フィルムが折
    曲げられた状態のブランクシート製容器のほぼ内側全体
    に固着されており、前記容器本体の頂面に穴が開けられ
    ており、該穴にウェットティッシュ取出し口ユニットが
    嵌合しており、容器の内部に入るウェットティッシュ取
    出し口ユニットの部分はその全周縁が容器本体の頂面に
    固着していることを特徴とするウェットティッシュ包装
    体。
  2. 【請求項2】 多数枚のウェットティッシュを収納した
    包装体において、容器が頂面および側壁を有する容器本
    体と、該容器本体の頂面に設けられたウェットティッシ
    ュ取出し口ユニットと、前記容器本体の開口を閉鎖する
    底部とから構成され、前記容器本体は1枚の紙製ブラン
    クシートと1枚のフィルムとからなり、前記ブランクシ
    ートが折曲げられて容器の頂面とそれに連続する側壁と
    を形成するとともに該折曲げられた状態のブランクシー
    ト製容器の内側全体を被覆するように前記フィルムが折
    曲げられた状態のブランクシート製容器のほぼ内側全体
    に固着されており、前記容器本体の頂面に開いたループ
    状の切離し用切込みが設けられており、前記ウェットテ
    ィッシュ取出し口ユニットが2つの部分からなり、該ウ
    ェットティッシュ取出し口ユニットの一方の部分は容器
    の内側において前記切離し用切込みにより囲まれた箇所
    で容器本体に固着されており、ウェットティッシュ取出
    し口ユニットの他方の部分の外周縁は容器の内側におい
    て前記開ループ状切離し用切込みの外側でその全周囲が
    容器本体の頂面に固着していることを特徴とするウェッ
    トティッシュ包装体。
  3. 【請求項3】 多数枚のウェットティッシュを収納した
    包装体において、容器が頂面、側壁および該側壁の下端
    から横方向に突出したフランジ部を有する容器本体と、
    該容器本体の頂面に設けられたウェットティッシュ取出
    し口ユニットと、前記容器本体の開口を閉鎖する底部と
    から構成され、前記容器本体は1枚の紙製ブランクシー
    トと1枚のフィルムとからなり、前記ブランクシートが
    折曲げられて容器の頂面、それに連続する側壁およびフ
    ランジ部とを形成するとともに該折曲げられた状態のブ
    ランクシート製容器の内側全体およびフランジ部を被覆
    するように前記フィルムが折曲げられた状態のブランク
    シート製容器のほぼ全体に固着されており、前記容器本
    体の頂面に穴が開けられており、該穴にウェットティッ
    シュ取出し口ユニットが嵌合しており、容器の内部に入
    るウェットティッシュ取出し口ユニットの部分はその全
    周縁が容器本体の頂面に固着していることを特徴とする
    ウェットティッシュ包装体。
  4. 【請求項4】 多数枚のウェットティッシュを収納した
    包装体において、容器が頂面、側壁および該側壁の下端
    から横方向に突出したフランジ部を有する容器本体と、
    該容器本体の頂面に設けられたウェットティッシュ取出
    し口ユニットと、前記容器本体の開口を閉鎖する底部と
    から構成され、前記容器本体は1枚の紙製ブランクシー
    トと1枚のフィルムとからなり、前記ブランクシートが
    折曲げられて容器の頂面、それに連続する側壁およびフ
    ランジ部とを形成するとともに該折曲げられた状態のブ
    ランクシート製容器の内側全体およびフランジ部を被覆
    するように前記フィルムが折曲げられた状態のブランク
    シート製容器のほぼ全体に固着されており、前記容器本
    体の頂面に開いたループ状の切離し用切込みが設けられ
    ており、前記ウェットティッシュ取出し口ユニットが2
    つの部分からなり、該ウェットティッシュ取出し口ユニ
    ットの一方の部分は容器の内側において前記切離し用切
    込みにより囲まれた箇所で容器本体に固着されており、
    ウェットティッシュ取出し口ユニットの他方の部分の外
    周縁は容器の内側において前記開ループ状切離し用切込
    みの外側でその全周囲が容器本体の頂面に固着している
    ことを特徴とするウェットティッシュ包装体。
  5. 【請求項5】前記ウェットティッシュ取出し口ユニット
    は取出し口を有する部分と該取出し口を覆う蓋部分とか
    らなり、少なくとも前記取出し口を有する部分が合成樹
    脂製であり、該部分の周縁が容器本体の頂面に固着され
    ていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に
    記載のウェットティッシュ包装体。
  6. 【請求項6】 1枚の紙製ブランクシートを折曲げて、
    容器本体の頂面とそれに連続する側壁および該側壁の下
    端から横方向に突出したフランジ部を形成する工程、該
    折曲げた状態のブランクシート製容器の内側全体および
    フランジ部を被覆するように1枚のフィルムを前記折曲
    げた状態のブランクシート製容器のほぼ全体に固着する
    工程、前記工程により得られた容器本体の頂面に穴を開
    ける工程、ウェットティッシュ取出し口ユニットを容器
    本体の内側から前記穴を塞ぐように載置し、該ウェット
    ティッシュ取出し口ユニットの全周縁を前記容器本体の
    頂面に固着する工程、前記容器本体にウェットティッシ
    ュを収納する工程および容器の底部となる部材を前記容
    器本体のフランジ部に固着して、容器本体の開口を閉鎖
    する工程からなることを特徴とするウェットティッシュ
    包装体の製造方法。
  7. 【請求項7】 1枚の紙製ブランクシートを折曲げて、
    容器本体の頂面とそれに連続する側壁および該側壁の下
    端から横方向に突出したフランジ部を形成する工程、該
    折曲げた状態のブランクシート製容器の内側全体および
    フランジ部を被覆するように1枚のフィルムを前記折曲
    げた状態のブランクシート製容器のほぼ全体に固着する
    工程、前記工程により得られた容器本体の頂面に開いた
    ループ状の切離し用切込みを形成する工程、取出し口を
    有する部分と該取出し口を覆う蓋部分とからなるウェッ
    トティッシュ取出し口ユニットを容器本体の内側から前
    記切離し用切込みの箇所に載置し、前記ウェットティッ
    シュ取出し口ユニットの蓋部分を切離し用切込みにより
    囲まれた頂面部分に固着し、前記ウェットティッシュ取
    出し口ユニットの取出し口を有する部分の全周縁を前記
    切離し用切込みの外側において容器本体の頂面に固着す
    る工程、前記容器本体にウェットティッシュを収納する
    工程および容器の底部となる部材を前記容器本体のフラ
    ンジ部に固着して、容器本体の開口を閉鎖する工程から
    なることを特徴とするウェットティッシュ包装体の製造
    方法。
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