JP3644648B2 - 易開封性包装体およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は容器本体に蓋材を熱シールすることによって形成する容器を用いた包装体であって、手で容易に開封できるようにした易開封性包装体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器本体に蓋を重ね合わせて周辺を熱シールすることにより形成する容器には幾つかのタイプがあり、そのうち、2枚の薄いシート材で形成する袋状の容器では、手で容易に開封できるようにするため、例えばシール部に切り込みを設け、この切り込みの位置で袋を引き裂くようにすることが従来から行われている。袋状の容器ではまた、実開平1−116153号公報に記載されているように、包装袋のシール部の一部に内容物収納部に連通する非シール部をシール部外端に達しない範囲で設けるとともに、その非シール部に対峙するようシール部に切り込みを設け、この切り込みを利用して引き裂くようにしたものも知られている。しかしながら、これらの開封手段は全体が薄いシート材で形成された袋状の容器に対しては有効で利便性が高いが、例えばスライスベーコンをスキンパック包装する場合のように少なくとも容器本体をある程度の厚みと剛性を持ったシート材により形成する容器の場合は、上記のような切り込みを利用して引き裂くのは困難な場合がある。そこで、例えばスライスベーコン包装用の容器としては、発泡スチロールの深皿状容器に内容物を入れてラップで蓋をするようにしたものを用いることが多く、また、厚手の台紙に内容物を載せてシート材を被せ周辺を熱シールする容器とか、スキンパック包装とか深絞りパッケージに内容物を入れてシート材で蓋をし周辺を熱シールする容器の場合は、例えば、容器コーナー部の外端を一部非シール部とし、この非シール部の位置から蓋材を引き剥がすような開封手段が設けられる。そのほか、コーヒ用ミルクのポーションパックなどでは、容器本体を硬いプラスチックの成形品とし、そのシール用フランジの一部を外側に膨らませて、その容器本体先端部分に切込みを入れこれを折って蓋材とともに引き剥がすようにしたものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
スライスベーコン等の内容物を厚手の台紙に載せ、あるいはスキンパック包装とか深絞りパッケージに容れてシート材を被せ周辺を熱シールするタイプの容器を用いる包装体の場合に、包装体を手で容易に開封できるようにするため、例えば上述のように容器コーナー部外端を一部非シール部とし、その非シール部から蓋を引き剥がすようにしたものが知られているが、そうしたものでは、非シール部で蓋を台紙あるいはパッケージから離してつまみ上げるのが厄介で、実際は開封がそう容易ではなかった。また、上述のポーションパックのように硬いプラスチックで成形した容器本体の先端を折って蓋材とともに引き剥がすようにすることも可能ではあるが、そういったものは、材料コストが高く、スキンパック包装ができないため、スライスベーコン等の包装には適さないものであって、用途が限定される。
【0004】
本発明は、包装体を開封容易かつ安価に製造できるものとすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するための易開封性包装体を提供するものであり、その構成は、片面にシール層を設けたシート材をシール層同士を内側にして重ね合わせ一方を容器本体とし他方を蓋材とするよう周辺を熱シールすることにより形成する容器と該容器に収納する内容物とからなる包装体であって、容器周辺のシール部の一部に、該シール部の内周から離間するとともに外周側の少なくとも一部にシール部を残す形で非シール部を設定し、容器本体の非シール部を通る位置に、該容器本体のシール部内周側と連続する非シール部分を所定形状の開封用つまみとして外周側から分離する切り込みを設け、該切り込みより外周側で容器周辺部を押えることにより該切り込みより内側の容器本体の非シール部分が浮き上がるよう構成したことを特徴とする。ここで、容器は例えば平面視略矩形とし、コーナー部に非シール部を設定したものとする。そして、その場合、例えば、非シール部は容器のコーナー部の2辺にほぼ平行な2辺を有する略二等辺三角形とし、切り込みは、シール部を通る部分では前記略二等辺三角形の底辺にほぼ平行で非シール部を通る部分では該略二等辺三角形の頂点側に湾曲した形状とする。また、非シール部を容器のコーナー部外周側に該コーナー部の2辺にほぼ平行な略二等辺三角形のシール部を残す形で該略二等辺三角形の底辺に平行に帯状に設定し、切り込みを、前記略二等辺三角形の底辺よりやや外周側で非シール部を通るよう該底辺にほぼ平行に直線状に設けるようにしてもよい。
【0006】
また、本発明は上記易開封性包装体の製造方法を提供するものであり、その構成は、片面にシール層を設けた容器本体用のシート材の所定位置に予め切り込みを設け、片面にシール層を設けた蓋材用のシート材のシール層側に収納する内容物を位置決めし、容器本体用のシート材と蓋材用のシート材とをシール層同士を内側にし内容物を挟んで重ね合わせ、切り込みが容器本体と蓋材とから形成される容器の容器本体のシール部内周側と連続する非シール部分を所定形状の開封用つまみとしてシール部外周側から分離する位置となるよう、かつ、シール部の一部を該シール部の内周から離間するとともに外周側の少なくとも一部にシール部を残す形で非シール部を設定するよう、容器本体用のシート材と蓋材用のシート材とを容器周辺の所定シール部となる位置で熱シールし、次いで、シール部の外周で容器形状に裁断することを特徴とする。
【0007】
【作用】
本発明に係る易開封性包装体は、例えば、シール部を一部抜いた形の非シール部の切り込みより外周側で容器周辺部を押えると、切り込みより内側の開封用つまみとした非シール部分が浮き上がる形となり、その浮き上がった部分をつまんで容易に蓋材を引き剥がし、開封することができる。
【0008】
また、本発明に係る製造方法によれば、片面にシール層を設けた容器本体用のシート材の所定位置に予め切り込みが設けられ、片面にシール層を設けた蓋材用のシート材のシール層側に収納する内容物が位置決めされて、これら容器本体用のシート材と蓋材用のシート材とがシール層同士を内側にして内容物を挟んだ状態で重ね合わせられる。そして、切り込みが非シール部分を開封用つまみとしてシール部外周側から分離する位置となるよう、かつ、シール部外周側の少なくとも一部にシール部を残す形で非シール部を設定するよう、容器周辺が熱シールされ、次いで、シール部の外周で容器形状に裁断される。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は本発明の一実施例に係るスライスベーコン包装体の全体斜視図、図2は同包装体の開封端部の拡大斜視図、図3は同開封端部の縦断面図である。この実施例の包装体は、スライスベーコンを内容物とするものであって、図において1は、スキンパック包装による容器本体2と蓋材3とからなる容器(パケージ)に内容物(スライスベーコン)4を収納してなるスキンパック包装体を示す。
【0011】
容器本体2は、厚さ20μのOPP(二軸延伸ポリプロピレン)を基材とし、それにバリアー層としてのKコートセロファン、シール層としての厚さ40μのEVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)を積層した構造、すなわち、OPP/Kコートセロファン/EVAのシート材からなるものである。
【0012】
また、蓋材3は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)あるいはPS(ポリスチレン)とNy(ナイロン)の積層体を基材とし、それにバリアー層としてのEVOH(エチレン−ビニルアルコール共重合体)、シール層としてのEP(イージーピール)シーラントを積層した構造、すなわち、PETorPS/Ny/EVOH/EPシーラントの共押し出し多層シート材からなるものであって、シート材自体は全体で例えば140μの厚さである。
【0013】
また、他の実施例として、容器本体2を、KコートOPP/OPET(二軸延伸ポリエチレンテレフタレート)/EVAのシート材からなるものとし、蓋材3を、Ny/EVOH/EPシーラントのシート材からなるものとすることができる。
【0014】
なお、上記容器本体2および蓋材3の積層構造において、基材は、PET(ポリエチレンテレフタレート),Ny(ナイロン),PP(ポリプロピレン),PS(ポリスチレン),PVC(ポリ塩化ビニル)等の中から適宜選定することができる。また、バリアー層は、EVOH(エチレン−ビニルアルコール共重合体),PVDC(ポリ塩化ビニリデン),ポリ塩化ビニリデンをコートしたKコートセロファンや、KコートOPP等の中から適宜選定でき、シール層は、PE(ポリエチレン),CPP(未延伸ポリプロピレン),EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体),EP(イージーピール)シーラント等の中から適宜選定できる。
【0015】
この実施例の容器は平面視略矩形で、スキンパック包装による容器本体2の開口縁と蓋材3とが重なる部分にシール部5が設定され、このシール部5で容器本体2と蓋材3が熱シールされている。そして、容器の一端コーナー部には、シール部5の一部を抜く形で非シール部6が設定されている。すなわち、この一端コーナー部において、シール部5の内周から離間するとともに外周側をシール部分5Aとして残すようコーナー部の2辺にほぼ平行な2辺を有する略二等辺三角形の領域が設定され、この領域が非シール部6とされている。また、容器本体2には、シール部分5Aを通る部分が非シール部6の略二等辺三角形の底辺に近接する位置においてその底辺にほぼ平行に上記コーナー部の2辺まで達するとともに非シール部6を通る部分がその略二等辺三角形の頂点側に湾曲した形状の切り込み7が設けられている。容器本体2は、この切り込み7の湾曲した部分の内側(シール部内周側)の非シール部分8が開封用つまみを構成する。
【0016】
この実施例の包装体1は、次のようにして手で容易に開封できる。図4はその開封動作を説明するための図2と同様の端部拡大斜視図、図5は同縦断面図である。
【0017】
包装体1を開封するには、例えば、まず非シール部6の切り込み7より外周側の容器周辺部(外周側シール部5A)を押える。すると、容器本体2は切り込み7より内側の非シール部分8が浮き上がる。そこで、その容器本体2の浮き上がった部分を開封用つまみとしてつまんで、図4および図5に示すように持ち上げ、次いで、図4に矢印で示す方向に蓋材3から引き剥がす。
【0018】
この実施例の包装体1の製造方法の一例を図6によって説明する。
【0019】
▲1▼まず、ロールから繰り出した容器本体用シート材20に切り込み7を設ける。図6の(a)は、この切り込み7を設けた状態を示すもので、一点鎖線Aは容器本体2の裁断予定位置を示している。容器本体用シート材20にはこうした裁断予定位置が複数列で設定され、それぞれの容器本体2に合わせて切り込み7が設けられる。
【0020】
▲2▼つぎに、蓋材用シート材30をシール層を上にして送り出し、その上に内容物を位置決めして、容器本体用シート材20をシール層を下にして内容物を挟んで重ね合わせ、スキンパック包装を行い、各容器本体2の周辺部を含む所定シール領域において熱シールする。図6の(b)は、このようにして熱シールした状態を示す。図に破斜線を付した部分Bがシール領域である。その際、各容器本体2の切り込み7の位置に合わせて開封用つまみとなる非シール部6を設定する。
【0021】
▲3▼次いで、図6の(c)に示すように各裁断予定位置でカットする。
【0022】
図7は本発明の他の実施例のスライスベーコン包装体の開封端部を示す拡大斜視図である。この実施例の包装体は、やはりスライスベーコンを内容物とするものであって、スキンパック包装による容器本体2と蓋材3とからなる容器の形状,構造および各部の材質等は基本的に先の実施例と同様のものである。そして、この実施例の場合、開封用つまみとする非シール部6は、容器の一端コーナー部において、外周側にコーナー部の2辺にほぼ平行な略二等辺三角形のシール部5Aを残す形でその略二等辺三角形の底辺に平行に帯状に設定している。そして、上記略二等辺三角形の底辺のやや内側において非シール部6を通るよう、上記底辺にほぼ平行に直線状に切り込み7を設けている。容器本体2は、切り込み7の内側(シール部内周側)の非シール部分8が開封用つまみを構成する。
【0023】
この実施例の包装体1を開封するには、例えば、まず非シール部6の切り込み7より外周側の容器周辺部(外周側シール部5A)を押え、容器本体2の切り込み7より内側の非シール部分8が浮き上がったところで、その容器本体2の浮き上がった部分を開封用つまみとしてつまんで持ち上げ、図8に矢印で示す方向に蓋材2から引き剥がす。
【0024】
この実施例の包装体1の製造方法は図9に示すとおりである。
【0025】
▲1▼ロールから繰り出した容器本体用シート材20に切り込み7を設ける。図9の(a)は、この切り込み7を設けた状態を示すもので、一点鎖線Aは容器本体2の裁断予定位置を示している。容器本体用シート材20にはこうした裁断予定位置が複数列で設定され、それぞれの容器本体2に合わせて切り込み7が設けられる。
【0026】
▲2▼つぎに、蓋材用シート材30をシール層を上にして送り出し、その上に内容物を位置決めし、容器本体用シート材20をシール層を下にして内容物を挟んで重ね合わせ、スキンパック包装を行い、各容器本体2の周辺部を含む所定シール領域において熱シールする。図9の(b)は、このようにして熱シールした状態を示す。図に破斜線を付した部分Bがシール領域である。その際、各容器本体2の切り込み7の位置に合わせて開封用つまみとなる非シール部6を設定する。
【0027】
▲3▼次いで、図9の(c)に示すように各裁断予定位置でカットする。
【0028】
なお、本発明は上記実施例のようなスライスベーコン包装体に限るものではなく、他の様々な包装体にも適用できることはいうまでもない。
【0029】
また、上記実施例においてはスキンパック包装した形態のものについて説明したが、本発明は基材となるシート上に厚手の台紙をのせ、さらにその上に内容物を載せてシート材で蓋をするような包装体、もしくは容器本体を深絞り成形し蓋材をシールしたものに対しても適用できるものである。
【0030】
また、容器の形状および構造も上記実施例に限るものではなく、例えば平面視円形の容器など、様々な形状および構造の容器に本発明を適用することが可能である。また、上記実施例では、便宜上容器本体を上側とし蓋材を下側としたものについて説明したが、包装体は容器本体を下側とし蓋材を上側とした形態のものでもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、切り込みより内側の非シール部分を開封用つまみとして容器本体を蓋部から引き剥がすようにして容易に開封することができ、かつ、材料コストの増大を招くことなく安価に製造できる易開封性包装体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る包装体の全体斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る包装体の開封端部の拡大斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係る包装体の開封端部の縦断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る包装体の開封動作を説明する開封端部の拡大斜視図である。
【図5】本発明の一実施例に係る包装体の開封動作を説明する開封端部の縦断面図である。
【図6】本発明の一実施例に係る包装体の製造方法の説明図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る包装体の開封端部の拡大斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例に係る包装体の開封動作を説明する開封端部の拡大斜視図である。
【図9】本発明の他の実施例に係る包装体の製造方法の説明図である。
【符号の説明】
1 包装体
2 容器本体
3 蓋材
4 内容物
5 シール部
5A シール部分(外周側)
6 非シール部
7 切り込み
8 非シール部分(開封用つまみ)
20 容器本体用シート材
30 蓋材用シート材
Claims (5)
- 片面にシール層を設けたシート材をシール層同士を内側にして重ね合わせ一方を容器本体とし他方を蓋材とするよう周辺を熱シールすることにより形成する容器と該容器に収納する内容物とからなる包装体であって、前記容器周辺のシール部の一部に、該シール部の内周から離間するとともに外周側の少なくとも一部にシール部を残す形で非シール部を設定し、前記容器本体の前記非シール部を通る位置に、該容器本体のシール部内周側と連続する非シール部分を所定形状の開封用つまみとして外周側から分離する切り込みを設け、該切り込みより外周側で容器周辺部を押えることにより該切り込みより内側の前記容器本体の非シール部分が浮き上がるよう構成したことを特徴とする易開封性包装体。
- 前記容器は平面視略矩形で、そのコーナー部に前記非シール部が設定された請求項1記載の易開封性包装体。
- 前記非シール部が前記容器のコーナー部の2辺にほぼ平行な2辺を有する略二等辺三角形とされ、前記切り込みが前記シール部を通る部分では前記略二等辺三角形の底辺にほぼ平行で前記非シール部を通る部分では該略二等辺三角形の頂点側に湾曲した形状とされた請求項2記載の易開封性包装体。
- 前記非シール部が前記容器のコーナー部外周側に該コーナー部の2辺にほぼ平行な略二等辺三角形のシール部を残す形で該略二等辺三角形の底辺に平行に帯状に設定され、前記切り込みが前記略二等辺三角形の底辺よりやや外周側で前記非シール部を通るよう該底辺にほぼ平行に直線状に設けられた請求項2記載の易開封性包装体。
- 片面にシール層を設けたシート材をシール層同士を内側にして重ね合わせ一方を容器本体とし他方を蓋材とするよう周辺を熱シールすることにより形成する容器と該容器に収納する内容物とからなり、前記容器周辺のシール部の一部に、該シール部の内周から離間するとともに外周側の少なくとも一部にシール部を残す形で非シール部を設定し、前記容器本体の前記非シール部を通る位置に、該容器本体のシール部内周側と連続する非シール部分を所定形状の開封用つまみとして外周側から分離する切り込みを設け、該切り込みより外周側で容器周辺部を押えることにより該切り込みより内側の前記容器本体の非シール部分が浮き上がるよう構成する易開封性包装体の製造方法であって、片面にシール層を設けた容器本体用のシート材の所定位置に予め切り込みを設け、片面にシール層を設けた蓋材用のシート材のシール層側に収納する内容物を位置決めし、前記容器本体用のシート材と前記蓋材用のシート材とをシール層同士を内側にし前記内容物を挟んで重ね合わせ、前記切り込みが前記容器本体と前記蓋材とから形成される容器の前記容器本体のシール部内周側と連続する非シール部分を所定形状の開封用つまみとしてシール部外周側から分離する位置となるよう、かつ、前記シール部の一部に該シール部の内周から離間するとともに外周側の少なくとも一部をシール部を残す形で非シール部を設定するよう、前記容器本体用のシート材と前記蓋材用のシート材とを容器周辺の所定シール部となる位置で熱シールし、次いで、前記シール部の外周で容器形状に裁断することを特徴とする易開封性包装体の製造方法。
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