JP4202808B2 - 点字入りブリスター容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目の不自由な人でも剥離開始部及び内容物の種類を容易に判別できる点字入りブリスター容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、点字付き包装容器としては、溶着密封した袋であって、溶着部分に凸版状に形成された点字が付いた包装容器(例えば、特許文献1参照)、ないしは、プラスチック基材層と熱接着性樹脂層を備えた積層フィルムから形成された包装袋であって、周縁の熱接着部に点字が形成された点字付き包装容器(例えば、特許文献2参照)等が知られている。しかしながら、上記の点字が付いた包装容器及び点字付き包装容器は、易開封性包装容器ではなく、開封開始部に点字が表示されている構成ではない。また、前者のように溶着部分に点字が形成された構成の場合、点字形成用の熱板を使用することが必要になり、シャープな点字を形成するのが困難であり、後者のように積層フィルムの熱接着部に点字を形成する場合、熱接着部では2枚の積層フィルムが重なった状態で厚さが厚くなるので、雄型と雌型を使用したエンボスにより点字を形成しても、シャープな点字を形成するのが困難であるという欠点を有している。
【0003】
【特許文献1】
実開昭61−172030号公報(請求項7、第2図)
【特許文献2】
特開2002−240833号公報(請求項1、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、目の不自由な人でも剥離開始部及び内容物の種類を容易に判別できる点字入りブリスター容器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
蓋材と内容物収納部が形成された容器材とを周縁の熱接着部にて剥離可能に接着したブリスター容器において、前記熱接着部の周縁領域の角部に所定の大きさの非熱接着部からなる剥離開始部が形成され、前記剥離開始部に対応する前記蓋材に剥離開始部であることを示す外方に突出する複数の点状突起からなる点字が形成された構成とすることにより、蓋材のみに点状突起を形成するので、シヤープで剛性の優れた点状突起からなる点字を形成することが可能となり、目の不自由な人でも容易に剥離開始部を触覚により感知して開封することができるブリスター容器とすることができる。
【0006】
上記の点字入りブリスター容器において、前記熱接着部の内部領域に非熱接着部からなる内容物表示部が形成され、前記内容物表示部に対応する前記蓋材にブリスター容器に収納されている内容物を示す外方に突出する複数の点状突起からなる点字が形成されている構成とすることにより、目の不自由な人でもブリスター容器の内部に収納されている内容物を容易に確認することができる。
【0007】
上記の点字入りブリスター容器において、前記点字を構成する点状突起の形状が、直径が1.0〜2.0mm、高さが0.1〜0.8mmである構成とすることにより、感知し易い点状突起とすることができるので、触覚により複数の点状突起からなる点字を判読することが可能となる。
【0008】
上記の点字入りブリスター容器において、前記点状突起が、円筒状の突起を有する雄型と円筒状の孔を有する雌型を使用して、常温にて蓋材をプレスすることにより形成された構成とすることにより、剛性があり潰れにくく触覚により容易に判読できる複数の点状突起からなる点字を蓋材に簡単に形成することができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示す蓋材側の平面図、図2は図1におけるI−I線断面図、図3は図1におけるII−II線拡大断面図、図4は本発明の第2実施形態を示す蓋材側の平面図、図5は図4におけるIII-III 線拡大断面図、図6は蓋材に点字を形成するための雄型と雌型を示す断面図、図7はブリスター包装機においてエンボス装置を使用して蓋材用シートの所定位置に点字が形成された状態を示す平面図であって、1は蓋材、1'は蓋材用シート、2は容器材、2aは内容物収納部、3,3'は熱接着部、4,4'は非熱接着部、5,5'は点字、5aは点状突起、6は内容物、7は雌型、7aは孔、8は雄型、8aは突起、9は仕上りカット線をそれぞれ表す。
【0011】
本発明の第1実施形態は図1〜図3に示すとおりである。蓋材1側の平面形状は、図1に示すように、蓋材1と、中央部に熱成形により内容物収納部2aが形成され周囲が平坦部とされた容器材2とが、周縁の熱接着部3にて剥離可能に熱接着されて密封された4角形状のブリスター容器であり、1箇所の角部が熱接着部3が形成されていない非熱接着部4とされ、蓋材1の非熱接着部4に対応する領域に外方に突出する複数の点状突起5aからなる点字5が形成された構成である。第1実施形態では、蓋材1の非熱接着部4に対応する領域に「あける」という点字5が形成されているが、蓋材1に形成する点字5の内容は任意であり、蓋材1と容器材2とを剥離させてブリスター容器の開封を開始する箇所であることが容易に判る表現を使用することができる。
【0012】
第1実施形態の横方向の断面形状は、図2に示すように、中央部に内容物収納部2aが形成され周縁部が平坦とされた容器材2の内容物収納部2aに内容物6を収納した状態で、蓋材1を被せて容器材2の周縁の平坦部にて熱接着部3により蓋材1と容器材2が剥離可能に熱接着されて密封されている。蓋材1の非熱接着部4に対応する領域において点字5が形成された部分の、図1におけるII−II拡大断面図は、図3に示すように、外方に突出する複数の点字5が形成された蓋材1と容器材2が重なった状態であり、蓋材1には「あける」と表示さている点字5の「け」の点字を構成する2個の外方に突出する点状突起5aが成形された形状となっている。第1実施形態では、非熱接着部4に対応する領域において蓋材1に外方に突出する「あける」という点字5がエンボスにより形成されているので、目の不自由な人でも、触覚によりブリスター容器の開封開始部の位置を容易に判別することが可能であり、非熱接着部4の点字5が形成された開封開始部から蓋材1と容器材2を剥離させて簡単に開封することができる。
【0013】
本発明の第2実施形態は、基本的には第1実施形態と同じ構成であって図4、図5に示すとおりである。蓋材1側の平面形状は、図4に示すように、蓋材1と、中央部に熱成形により内容物収納部2aが形成され周囲が平坦部とされた容器材2とが、周縁の熱接着部3'にて剥離可能に熱接着されて密封された4角形状のブリスター容器であり、1箇所の角部が熱接着部3'が形成されていない非熱接着部4とされるとともに、熱接着部3'の中央部にもう一つの非熱接着部4'が形成され、蓋材1の非熱接着部4に対応する領域には第1実施形態と同様に「あける」という点字5が形成されており、蓋材1の非熱接着部4'に対応する領域には、外方に突出する複数の点状突起5aからなる点字5'が形成された構成である。第2実施形態では、蓋材1の非熱接着部4'に対応する領域に、ブリスター容器に包装されている内容物の名称を表示する「スライスハム」の点字が形成されている。非熱接着部4'に対応する領域における蓋材に形成する点字はブリスター容器に包装される内容物の種類により適宜変更すればよいものである。
【0014】
第2実施形態の蓋材1の非熱接着部4'に対応する領域において点字5'が形成された部分の断面形状は、図5に示すように、非熱接着部4'の周縁領域は熱接着部3'により蓋材1と容器材2は熱接着されており、非熱接着部4'に対応する領域では蓋材1と容器材2は熱接着されない状態であり、蓋材1の非熱接着部4'に対応する領域には外方に突出する点字5'を構成する点状突起5aが形成されている。第2実施形態では、蓋材1の非熱接着部4に対応する領域には外方に突出する「あける」という点字5が形成されているとともに、蓋材1の非熱接着部4'に対応する領域には、ブリスター容器に包装されている内容物を示す、外方に突出する「スライスハム」と表示した点字が形成されている。第2実施形態では、第1実施形態と同様に、目の不自由な人でもブリスター容器を簡単に開封することができるもとともに、ブリスター容器に包装されている内容物を、蓋材1の非熱接着部4'に対応する領域に表示されている点字にて確認することができる。
【0015】
第1、第2実施形態において、蓋材1に形成する点字5,5'を構成する点状突起 5aの形状は、直径が1.0〜2.0mm、高さが0.1〜0.5mmとされている。点状突起5aの直径が2.0mmより大きくなると、形成された点状突起5aが潰れやすくなり、逆に点状突起5aの直径が1.0mmより小さくなるとシヤープな形状を有する高い突起を形成するのが困難となる。点字5は、複数の点状突起5aを2.0〜3.0mmの等間隔で縦横に配列して形成される。
【0016】
第1、第2実施形態において、蓋材1に点字5,5'を形成するには、図6に示すように、先端が丸い円筒状の突起8aを有する雄型8と円筒状の孔7aを有する雌型7を使用して、雄型8と雌型7の間に蓋材1を載置して加圧してエンボスを行うことにより、蓋材1に先端が丸い円筒状のシャープな点状突起5aからなる点字5,5'を形成することができる。雌型7の孔7aの直径は、雄型8の突起8aの直径より0.05〜0.1mm大きくしておくのが好ましい。また、雌型7に形成する孔7aをいかなる点字にも対応できるように所定間隔をおいてマトリックス状に形成しておくことにより、点字の表示を変更する際には、表示する点字に対応した雄型8に取り替えるだけでよく、雌型7を取り替えることなく、蓋材1にエンボスにより点字を表示することができるのできわめて効率的である。蓋材1に点字を形成するためのエンボス工程は常温で行うのが好ましいが、所定の温度に雌型7及び又は雄型8を加熱して行ってもよい。
【0017】
蓋材の所定位置に点字を形成するには、ブリスター包装機を使用してスライスハム等の内容物を包装する際に、容器材給紙部からロール状の容器材用シートを繰り出し、熱成形により内容物収納部を成形して容器材を作製し、内容物収納部に内容物を充填した状態で、蓋材給紙部からロール状の蓋材用シートを繰り出し、内容物を充填した容器材に被せて、蓋材と容器材を熱接着し、所定の形状に打ち抜いてブリスター容器を作製する工程において、蓋材給紙部からロール状の蓋材用シートを繰り出し、内容物を充填した容器材に被せるまでの蓋材の経路中において、ブリスター包装機に取り付けられた、円筒状の突起を備えた雄型と円筒状の孔を備えた雌型からなるエンボス装置を使用して、蓋材に外方に突出する点字を形成することにより点字入りブリスター容器を製造することができる。
【0018】
第1実施形態の蓋材の場合、ブリスター包装機にて蓋材用シート1'にエンボスにより点字5が形成された状態は、例えば、図7に示すとおりであり、連続した蓋材用シート1'に、蓋材用シート1'の流れに直交方向に3列取りとなるように仕上りカット線9にて区画され、仕上りカット線9に対応する一箇所の角部における蓋材用シート1'の所定の領域に点字5が形成されている。図7に示す蓋材用シート1'では、蓋材用シート1'の流れに直交方向に3列取りとされているので、蓋材用シート1'に点字を形成するための雄型と雌型からなる金型を、蓋材用シート1'の流れに直交方向に3組並列に並べて取り付けたエンボス装置を使用することが必要になる。蓋材用シート1'の流れに直交方向の取り数は任意であり、蓋材用シート1'の流れに直交方向の取り数に見合ったエンボス装置を使用することが必要になる。
【0019】
ブリスター包装機において、蓋材用シートにエンボスを施して点字を形成する製造方法を採用することにより、蓋材用シートの製造時にエンボス工程を別に設けて点字を形成する必要がなくなるので、ブリスター容器の製造工程を簡略化することができコストダウンが可能となる。また、蓋材用シートの製造工程において点字を形成した場合に、点字が突出しているため点字が形成された箇所が盛り上がって蓋材用シートをきれいに巻き取ることができないという問題を解消することができる。
【0020】
蓋材としては、寸法安定性の優れた外面層とガスバリヤー性の優れた中間層と易剥離性の内面層、ないしはガスバリヤー性の優れた外面層と易剥離性の内面層からなる構成の積層体が使用される。外面層としては、耐熱性、寸法安定性の優れた2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)、金属酸化物蒸着2軸延伸ポリエチレンテレフタレート(VMPET)等の延伸フィルムが使用される。中間層としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)/EVOH/EVAからなる共押出フィルム、2軸延伸ナイロン(ON)、シリカ蒸着2軸延伸ナイロン(VMON)、VMPET等が使用される。内面層としては、ポリオレフィン樹脂と熱接着した際に易剥離性熱接着部を形成することができる易剥離性樹脂(EP)が使用されるが、容器材の内面層が易剥離性樹脂(EP)からなる構成の場合には、低密度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等が使用できる。蓋材の構成としては、例えば、PET/ドライラミネーション(DL)/EP、VMPET/DL/EP、PET/DL/共押出フィルム、PET/DL/EVOH/DL/EP、PET/DL/VMPET/DL/EP、PET/DL/VMON/DL/EP等である。
【0021】
容器材2としては、外面層とガスバリヤー性の優れた中間層と熱接着性樹脂層からなる積層体、又は共押出フィルムが使用される。容器材2は優れた熱成形性、柔軟性が要求されるため、外面層としては、未延伸ナイロン(CN)、非晶質ポリエステル(APET)、未延伸ポリプロピレン(CPP)等が使用される。ガスバリヤー性の優れた中間層としては、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、EVA/EVOH/EVAからなる共押出フィルム等が使用される。熱接着性樹脂層としては、低密度ポリエステル(PE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、易剥離性樹脂(EP)等が使用される。容器材2の構成としては、例えば、CN/DL/共押出フィルム、CPP/DL/共押出フィルム、A−PET/DL/共押出フィルム、CN/DL/EVOH/DL/EVA、CPP/DL/EVOH/DL/EVA、APET/DL/EVOH/DL/EVA等が使用される。
【0022】
【発明の効果】
本発明のように、蓋材と内容物収納部が形成された容器材とを周縁の熱接着部にて剥離可能に接着したブリスター容器の熱接着部の周縁領域の角部に所定の大きさの非熱接着部からなる剥離開始部を形状し、剥離開始部に対応する蓋材に剥離開始部であることを示す外方に突出する複数の点状突起からなる点字を形成した構成とすることにより、蓋材のみに点状突起を形成するので、シヤープで剛性の優れた点状突起からなる点字を形成することが可能となり、目の不自由な人でも容易に剥離開始部を触覚により感知して開封することができるブリスター容器とすることができる。
【0023】
上記の点字入りブリスター容器において、熱接着部の内部領域に非熱接着部からなる内容物表示部が形成され、内容物表示部に対応する蓋材にブリスター容器に収納されている内容物を示す外方に突出する複数の点状突起からなる点字が形成されている構成とすることにより、目の不自由な人でも、ブリスター容器に収納されている内容物の種類を容易に確認することができる。
【0024】
本発明のように、ブリスター包装機を使用したブリスター容器の製造方法であって、蓋材用シート給紙部からロール状の蓋材用シートを繰り出す工程と、内容物収納部に内容物を充填した容器材に蓋材用シートを被せる工程との間に、表示する点字に対応した円筒状の突起を有する雄型といかなる点字にも対応できるように所定間隔をおいてマトリクス状に形成された円筒状の孔を有する雌型からなるエンボス装置にて、蓋材用シートに外方に突出する複数の点状突起からなる点字を形成する工程を備えたことを特徴とする点字入りブリスター容器の製造方法とすることにより、ブリスター包装機を使用した自動包装ラインにて、常温で雄型と雌型にてプレスする簡単な操作により蓋材に点字を形成することができるので、蓋材に点字を形成するための特別な工程を設ける必要がなくなるので製造工程が簡略化できコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す蓋材側の平面図。
【図2】図1におけるI−I線断面図。
【図3】図1におけるII−II線拡大断面図。
【図4】本発明の第2実施形態を示す蓋材側の平面図。
【図5】図5における III−III 線拡大断面図。
【図6】蓋材に点字を形成するための雄型と雌型を示す断面図。
【図7】ブリスター包装機においてエンボス装置を使用して蓋材用シートの所定位置に点字が形成された状態を示す平面図。
【符号の説明】
1 蓋材
1’ 蓋材用シート
2 容器材
2a 内容物収納部
3,3’ 熱接着部
4,4’非熱接着部
5,5’ 点字
5a 点状突起
6 内容物
7 雌型
7a 孔
8 雄型
8a 突起
9 仕上りカット線

Claims (4)

  1. 蓋材と内容物収納部が形成された容器材とを周縁の熱接着部にて剥離可能に接着したブリスター容器において、前記熱接着部の周縁領域の角部に所定の大きさの非熱接着部からなる剥離開始部が形成され、前記剥離開始部に対応する前記蓋材に剥離開始部であることを示す外方に突出する複数の点状突起からなる点字が形成された構成からなり、前記ブリスター容器の平面形状は、外縁を成す4つの辺とこれらの4つの辺が丸みを帯びるように縁取りされた4つの角で交わる略4角形状であって、前記剥離開始部の平面形状は、これら4つの角の一つを頂角とし、この頂角を挟んだ2つの辺の一部を第1辺及び第2辺とし、これら第1辺及び第2辺の端部を結ぶ第3辺より成る略三角形状であり、前記剥離開始部における頂角より第3辺側に一定距離後退させた領域に点字が形成されており、前記剥離開始部における第3辺が下側で頂角が上側を向くようにした際に点字が第3辺に沿って左から右に向かって意味を成すように形成されていることを特徴とする点字入りブリスター容器。
  2. 前記熱接着部の内部領域に非熱接着部からなる内容物表示部が形成され、前記内容物表示部に対応する前記蓋材にブリスター容器に収納されている内容物を示す外方に突出する複数の点状突起からなる点字が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の点字入りブリスター容器。
  3. 前記点字を構成する点状突起の形状が、直径が1.0〜2.0mm、高さが0.1〜0.8mmであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の点字入りブリスター容器。
  4. 前記点状突起が、円筒状の突起を有する雄型と円筒状の孔を有する雌型を使用して、前記蓋材をプレスすることにより形成されたものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の点字入りブリスター容器。
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