JP3407578B2 - エアバッグサブモジュールの組み立て方法 - Google Patents

エアバッグサブモジュールの組み立て方法

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JP3407578B2
JP3407578B2 JP00530697A JP530697A JP3407578B2 JP 3407578 B2 JP3407578 B2 JP 3407578B2 JP 00530697 A JP00530697 A JP 00530697A JP 530697 A JP530697 A JP 530697A JP 3407578 B2 JP3407578 B2 JP 3407578B2
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基 磯村
博久 横山
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、バッグ本体を、該バッ
グ本体のインフレータ挿入穴周縁部位で、リテーナを内
側に配して、エアバッグホルダに組み付けるエアバッグ
サブモジュールの組み立て方法に関する。 【0002】ここでは、ステアリングホイール用エアバ
ッグを例にとり説明するが、これに限られるものではな
く、助手席用エアバッグ等にも本発明は適用可能であ
る。 【0003】 【従来の技術】従来のステアリングホイール用エアバッ
グモジュールの組み立ては、例えば、下記のようにして
行っていた(図1〜2参照)。 【0004】まず、エアバッグサブモジュールM1は、
バッグ本体12を、該バッグ本体12のインフレータ挿
入穴14周縁部位で、リテーナ16を内側に配して、バ
ッグホルダ18に組み付け後、バッグ本体12を折り畳
んで組み立てる。 【0005】該エアバッグサブモジュールM1は、通
常、インフレータ22をそのフランジ部22aを介して
バッグホルダ18に組み付けるともに、バッグパッド2
4をバッグホルダ18の周璧部18a等を介して組み付
けてエアバッグモジュールM2とした後、バッグホルダ
18を介してステアリングホイール本体のスポーク部等
にねじ止めしていた(図示せず)。 【0006】なお、図例中、20は、バッグパッド24
の被取り付け壁部24aを、バッグホルダ18の周璧部
18aと協働して挟持する取り付け用リップ20aを備
えたパッド取り付けプレートである。また、25はバッ
グ作動時のパッド展開用溝である。 【0007】ここで、バッグ本体12は、通常、所要の
展開特性を得るために、方向性を有するベントホール2
6を備えた構成である。例えば、ステアリングホイール
用エアバッグ装置においては、ベントホール26は、バ
ッグホルダ取り付け側と同一側面において、バッグパッ
ド24の上方位置に線対称的に一対形成されているもの
が多い(図3参照)。 【0008】他方、リテーナ16は、通常、バッグ本体
12及びバッグホルダ18を貫通し、点対称的に配置さ
れた取り付けボルト28を備えている。例えば、同一円
周上で4分割されて取り付けボルト28が配置されてい
る(図1の二点鎖線上のバッグ本体12のボルト孔30
に一致する位置)。当然、それに一致するボルト孔が、
それぞれ、バッグ本体12及びバッグホルダ18に形成
されている。 【0009】このとき、バッグ本体12が、ステアリン
グホイールに対して、即ち、バッグホルダ18に対し
て、即ち、上下逆方向等に誤組み付けされると、ベント
ホール位置が上下逆となり、エアバッグ作動時に、バッ
グ本体が設計通りに展開・膨出をしないおそれがある。 【0010】そこで、バッグ本体のバッグホルダに対す
る誤組み付けを防止するために、従来は、リテーナの上
辺部または下辺部に誤組み付け防止凸部を引き起こし爪
等で形成するとともに、バッグ本体及びバッグホルダに
対応させて凸部嵌合孔を形成して対処していた。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記エアバッ
グサブモジュールの組み立て方法は、該エアバッグサブ
モジュールの組み立て作業性が悪かった。 【0012】即ち、取り付けボルト28及びそれに一致
するバッグ本体12のボルト孔30の関係が、点対称的
であるので、一の取り付けボルト28をどの位置のボル
ト孔30に挿入しても、残りの取り付けボルト28を、
残りのボルト孔30に挿入できる。 【0013】そして、正位置にリテーナが取りつけられ
ないと、誤組み付け防止凸部がバッグ本体の凸部嵌合孔
から突出しない。このため、再度、取り付けボルトをバ
ッグ本体のボルト孔から外して、手探りで(盲状態
で)、誤組み付け防止凸部を捜し、リテーナを回して、
誤組み付け防止凸部がバッグ本体の凸部嵌合孔に嵌合す
る位置にもってくる必要がある。 【0014】本発明は、上記にかんがみて、バッグ本体
とリテーナとバッグホルダからなるエアバッグサブモジ
ュールの組み立て作業姓が良好で、しかも、バッグ本体
の正組み付け確認も容易であるエアバッグサブモジュー
ルの組み立て方法を提供することを目的とする。 【0015】 【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
サブモジュールの組み立て方法は、上記課題を、下記構
成により解決するものである。 【0016】バッグ本体を、該バッグ本体のインフレー
タ挿入穴周縁部位で、リテーナを内側に配して、バッグ
ホルダに組み付けるエアバッグサブモジュールの組み立
て方法であって、バッグ本体が、方向性を備え、リテー
ナが、バッグ本体及びエアバッグホルダを貫通し、点対
称的に配置された取り付けボルトを備えている場合にお
いて、バッグホルダ及びバッグ本体に、正組み付け時に
一致する一対の正組み付け確認用の透視孔対を形成し、
バッグ本体にリテーナを組み付けて、バッグ本体をバッ
グホルダに組み付けた後、透視孔対の一致の有無により
バッグ本体の正組み付けの確認をすることを特徴とす
る。 【0017】 【発明の作用・効果】本発明のエアバッグサブモジュー
ルの組み立て方法は、上記のような構成なので、下記の
ような作用・効果を奏する。 【0018】従来の如く、リテーナは誤組み付け防止凸
部を備えていないため、リテーナをバッグ本体に組み付
けるに際して、リテーナの方向性を考慮する必要がな
い。即ち、リテーナの位置の取り付けボルトは、挿入可
能などの位置のバッグ本体のボルト孔に挿入してもよ
い。 【0019】従って、従来の如く、リテーナの誤組み付
けが発生するおそれはなく、結果的に当該エアバッグサ
ブモジュールの組み付け作業性が向上する。 【0020】そして、リテーナを組み付けたバッグ本体
にバッグホルダを取り付けるに際して、両者の正組み付
け確認用の透視孔対を一致させるだけでよい。そして、
バッグ本体の正組み付けの確認は、透視孔対の一致の有
無、即ち、バッグホルダ側の透視孔を介してリテーナ等
を透視できる否かにより行える。この透視の可否は、目
視では勿論、エアバッグモジュールを自動組み立てをす
るような場合においても、電気的・光的センサにより容
易に検知できる。 【0021】従って、バッグ本体の正組み付け確認も容
易である。 【0022】 【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグサブモ
ジュールの組み立て方法を、図例に基づいて、詳細に説
明を行う。従来例と同一部分については、同一図符号を
付して、それらの説明の全部または一部を省略する。 【0023】(1) 本実施形態のエアバッグサブモジュー
ルM1は、バッグ本体12を、該バッグ本体12のイン
フレータ22挿入穴周縁部位で、リテーナ16Aを内側
に配して、バッグホルダ18に組み付け後、前記バッグ
本体12を折り畳んで組み立てる。 【0024】このとき、バッグ本体12が、方向性を有
するベントホール26を備え、前記リテーナ16Aが、
バッグ本体12及びバッグホルダ18を貫通し、点対称
的に配置された取り付けボルト28を備えている(図3
参照)。ここまでは、従来例と同様の構成である。 【0025】(2) 上記において、バッグホルダ18及び
前記バッグ本体12に、正組み付け時に一致する一対の
正組み付け確認用の透視孔対32、34を形成する(図
4参照)。具体的には、リテーナ16Aの下片部に一致
する位置に透視孔対が形成されている。該透視孔対の径
は、過って、取り付けボルト28は挿入されない、取り
付けボルト28外径より若干小さいものが望ましい。 【0026】(3) 次に、上記構成を備えたエアバッグサ
ブモジュールM1の組み立て方法を説明する。 【0027】まず、バッグ本体12のインフレータ挿入
穴周縁部位に、リテーナ16Aを内側に配して、バッグ
ホルダ18に組み付ける。このとき、従来の如く、リテ
ーナ16Aは誤組み付け防止凸部を備えていないため、
リテーナ16Aをバッグ本体12に組み付けるに際し
て、リテーナ16Aの方向性を考慮する必要がない。即
ち、リテーナ16Aの位置の取り付けボルト28は、挿
入可能などの位置のバッグ本体12のボルト孔30に挿
入しても、正位置取り付けとなり、誤組み付けが発生す
るおそれはない。 【0028】次に、リテーナ16Aを組み付けたバッグ
本体12をバッグホルダ18に、両者の正組み付け確認
用の透視孔対32、34を一致させるように、取り付け
る。当然、取り付けボルト28は、バッグホルダ18の
ボルト孔31に挿通する。 【0029】このとき、バッグ本体の正組み付けの確認
は、即ち、透視孔対32、34の一致の有無は、目視に
より簡単に行える。また、エアバッグモジュールを自動
組み立てをするような場合においは、電気的・光的セン
サにより容易に検知できる。この場合は、エアバッグサ
ブモジュールの組み立て作業性がさらに向上する。 【0030】例えば、図5に示すような透視孔対32、
34を介して板金製であるリテーナ16Aに接触したと
き電気的に導通して電気信号がでる導通ピン36aを備
えた導通センサ36により、更には、光的な反射の有無
により、バッグホルダ18側の透視孔34を介してリテ
ーナ16Aを透視できる否かを容易に確認できる。 【0031】この後、バッグ本体12を手折りまたは機
械折りして、エアバッグサブモジュールM2とする。 【0032】当該エアバッグサブモジュールM1は、バ
ッグホルダ18の透視孔で方向(例えば上下)を確認し
て、従来と同様、インフレータ22をそのフランジ部2
2aを介してバッグホルダ18に組み付けるともに、バ
ッグパッド24をバッグホルダ18の周璧部18a等を
介して組み付けてエアバッグモジュールM2とする。 【0033】該エアバッグモジュールM2は、バッグホ
ルダ18の雌ねじ取り付け部18aを介してステアリン
グホイール本体のスポーク部等にねじ止めして取付け
る。 【0034】こうして、ステアリングホイールに取りつ
けたエアバッグモジュールは、バッグ本体のベントホー
ルが上下逆に取りつけられるようなことはなく、エアバ
ッグ作動時、バッグ本体が設計通りに膨出・展開する。 【0035】また、バッグ本体側の透視坑32をリテー
ナ16Aの下部に配置したので、バッグ本体12からの
エア漏れも発生しがたい。 【0036】なお、本発明のエアバッグサブモジュール
の組み立て方法は、ベントホールを有するバッグ本体以
外にも、ガス流を制御する布等を内部に有するバッグ
等、配置の方向性を備えたバッグ全般に適用可能である
ことは勿論である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明を適用するエアバッグモジュールの一例
を示す平面図 【図2】図1における2−2線端面図 【図3】本発明を適用するエアバッグの展開時形状とエ
アバッグモジュールとの位置関係を示す図 【図4】本発明のエアバッグサブモジュールの分解部分
斜視図 【図5】本発明におけるサブモジュール正組み付け確認
検知手段の一例を示す部分断面図 【符号の説明】 12 バッグ本体 14 インフレータ挿入孔 16、16A リテーナ 18 バッグホルダ 26 ベントホール 28 取り付けボルト 32 バッグ本体側の透視孔 34 バッグホルダ側の透視孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−257306(JP,A) 特開 平7−277129(JP,A) 特開 平8−58511(JP,A) 特開 平8−183416(JP,A) 特開 平8−295196(JP,A) 特開 平6−39659(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/20

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 バッグ本体を、該バッグ本体のインフレ
    ータ挿入穴周縁部位で、リテーナを内側に配して、エア
    バッグホルダに組み付けるエアバッグサブモジュールの
    組み立て方法であって、 前記バッグ本体が、方向性を備え、前記リテーナが、前
    記バッグ本体及びエアバッグホルダを貫通し、点対称的
    に配置された取り付けボルトを備えている場合におい
    て、 前記バッグホルダ及び前記バッグ本体に、正組み付け時
    に一致する一対の正組み付け確認用の透視孔対を形成
    し、前記バッグ本体に前記リテーナを組み付けて、該バ
    ッグ本体を前記バッグホルダに組み付けた後、前記透視
    孔対の一致の有無により前記バッグ本体の正組み付けの
    確認をすることを特徴とするエアバッグサブモジュール
    の組み立て方法。
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