JP3407093B2 - 火災検出装置 - Google Patents
火災検出装置Info
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Description
らに詳しくは、半導体装置の製造工場などにおけるクリ
ーンルームやコンピュータ室などの如く、強制空調が行
われる還気流下において、火災の発生を早期に検出する
ことのできる高感度の火災検出装置の火災検出部に関す
るものである。
般に、コンピュータや付帯設備などが設置された床の下
に天井の低い狭い通気室を設け、空調機により室内の空
気を床下の通気室を通して還流させ、清浄化している。
からの異常発生煙は、還気流により希釈されて薄くな
り、また、拡散した異常発生煙は還気流の流れに影響さ
れて一定の挙動を示さないなど、その現象は通常の室内
の異常発生煙とは多くの点で異なっている。このため、
このような場所においては、通常の火災検出器では煙の
捕捉が困難であり、きわめて感度の高い火災検出装置が
要求されている。
特公平5−36836号公報に示すように、長管で形成
され先端部が閉塞されてその長手方向に沿って複数の吸
引小孔が設けられたサンプリング管を設置し、サンプリ
ング管の基端部に設けた火災検出部に、吸引ファンによ
って吸引小孔から吸引された火元から発生する煙を含ん
だ空気を到達させ、火災を検知するようにした火災検出
装置がある。
用するため、図26に示すように、上記のようなサンプ
リング管204、火災検出部205等からなる火災検出
装置を、コンピュータ室201の床下に設けた通気室2
02に設置して還気流中に含まれる煙を検出し、火災の
発生を早期に発見するようにしたものが設置されてい
る。なお、206は空調機、207はコンピュータ及び
付帯設備、208は中央管理室である。
災検出装置の一例を示す斜視図である。図において、2
10は筐体で、内部には煙検出部などが収容されてい
る。211は筐体210のカバーである。212は筐体
210に設けたサンプリング吸引口213に接続された
サンプリング管で、両端部が閉塞されて長手方向に沿っ
て複数の吸引小孔(図示せず)が設けられており、吸引
ファン218によってサンプリング管212から吸込ま
れた空気は、フィルタ214で塵埃等が除去されたのち
ホース215を通って光学式の煙検出部216へ送ら
れ、ホース217を経て外部へ排出される。なお、21
9は電源線、信号線等の取入れ(取出し)口、220は
端子台である。そして、煙検出部216で煙が検出され
たときは、その信号がシールドケーブルを介して中央管
理室に設けた監視盤等へ送られ、警報を発するなど、所
要の措置が講じられる。
装置は、きわめて高感度(通常の煙感知器の1000倍
程度)、高性能のため好評を博しているが、従来、比較
的生産量が少なかったためあまり量産化の点に意を用い
ておらず、どちらかと言えば手造り的な加工方法を多用
している。このため、生産性が低く、特に、床下の狭い
通気室に設置するにもかかわらず、現場作業性、メンテ
ナンス性についてあまり考慮されておらず、したがっ
て、コストの低減も困難であった。
たもので、量産性、作業性及びメンテナンス性にすぐ
れ、高性能で信頼性が高く、その上コストを低減できる
火災検出部を備えた高感度の火災検出装置を得ることを
目的としたものである。
ットを有する複数のスリット板が所定の間隔で配設さ
れ、発光部と受光部を有する火災検出部を備えた火災検
出装置において、火災検出部を次のように構成したもの
である (1)半円筒状の一対の検出部ケースの内壁に所定の間
隔で設けた複数の嵌合溝にスリット板を設け該一対の検
出部ケースを一体に結合して円筒部を構成し、該円筒部
の一端を受光部を有する閉塞部材で閉塞し、前記円筒部
に設けた開口部から該円筒部内に前記発光部の光が入射
するように構成した。
に構成したものである。 (2) 一対の検出部ケースの長手方向の両縁部に互い
に嵌合しうる凸部又は凹部を設けた。 (3)スリット板が装着されるスリット板ホルダを設
け、該スリット板ホルダを前記嵌合溝にそれぞれ嵌合す
ると共に、スリット板ホルダをリング状に形成して一方
の面に段部を設け、該段部に円板状のスリット板を取付
けた。 (4)スリット板ホルダの幅を、一対の検出部ケースに
設けた嵌合溝の幅とほぼ等しく形成すると共に、各スリ
ット板ホルダの幅を等しく形成し、一対の検出部ケース
に設けた嵌合溝の間隔を煙を効率よく捕捉しうる間隔に
設定した。
ホルダを設け、該スリット板ホルダを前記嵌合溝にそれ
ぞれ嵌合すると共に、一方の検出部ケースの嵌合溝に突
部を設け、スリット板ホルダに前記突部に嵌合する凹部
を設けた。 (6)一対の検出部ケースの両端部にそれぞれ係止爪を
設けると共に、該検出部ケースを結合した円筒部の端部
を閉塞する閉塞部材に前記係止爪が係止する係止穴を設
けた。
リット板のスリットを通って排気穴から流出する。一
方、火災検出部の開口部からは内部に発光部の光が入射
しているが、正常時はこの光はスリット板に制限されて
受光部には受光されない。若し、火災検出部内に流入し
た空気中に煙が存在すると、発光部からの光はこの煙に
より乱反射して受光部に受光され、受光部は受光した光
量に対応した電気信号を出力する。これにより、監視区
域内に煙が存在すること、したがって、火災が発生した
ことを検出することができる。
部ケースに他方の検出部ケースを結合する際に、両者に
設けられた凸部と凹部により位置決めして嵌合する。こ
れにより、両者は一体的に結合され、離れにくくなる。 (3)スリット板ホルダの段部にスリット板を嵌合して
接着剤等で固定する。これにより、スリット板はスリッ
ト板ホルダと同一平面上に保持され、かつ一体的に取付
けられる。 (4)スリット板はスリット板ホルダの嵌合溝に垂直に
保持されてがたつくことがなく、かつスリット板間の距
離を正確に維持する。
るにあたり、その凹部を嵌合溝の突部に位置決めして嵌
合する。これにより、スリット板ホルダを前後を間違え
て嵌合するおそれもなく、またがたつくこともない。 (6)スリット板ホルダの幅を等しく形成することによ
り、製造が容易で、各種のスリット板を共通のスリット
板ホルダに取付けることができる。 (7)円筒部の両端部に第1、第2の閉塞部材を嵌合す
るにあたっては、その係止穴を係止爪に係止させればよ
いので位置決めが容易であり、また、第1、第2の閉塞
部材の脱落を防止することができる。 (8)火災検出部に流入した空気は、第2の閉塞部材に
設けた排気穴から排出される。
カバーを外した状態を示す平面図、図2は内部機器を除
去した状態を示す平面図、正面図及び側面図である。図
において、1は上部が開口された筐体、5はサンプリン
グ管(図示せず)から吸引された空気を清浄化するフィ
ルタ、30は光学系からなる火災検出部、91は吸引フ
ァンである。105はサンプリング管が接続される吸引
側ジョイント、115は吸引ファン91に連結されて空
気を外部に排出する排気側ジョイント、131,13
2,133はフレキシブルチューブを構成する連結ホー
スで、131はフィルタ5と火災検出部30を接続する
第1の連結ホース、132は火災検出部30と吸引ファ
ン91を接続する第2の連結ホース、133は吸引ファ
ン91と排気側ジョイント115を接続する第3の連結
ホースである。以下に、上記各構成部の実施例を詳細に
説明する。
てフランジ部2が形成されており、フランジ部2には複
数のねじ穴2aが設けられている。3はカバー(図3参
照)で、フランジ部2のねじ穴2aに対応してねじ挿通
穴が設けられている。3aはパッキン、4は両側壁の下
端部に設けられ、筐体1を通気室の床面等に取付けるた
めの取付金具である。上記のような筐体1において、カ
バー3を取付けるには、図3に示すように、カバー3に
より筐体1の開口部を覆ってフランジ部2上に載置し、
そのねじ挿通穴にねじを挿通してフランジ部2のねじ穴
2aに螺入し、固定する。なお、パッキン3aは省略し
てもよく、また、必要に応じて開口部の長手方向の外壁
上端部に逆L字状の取付金具を固定し、この取付金具に
カバー3を固定するようにしてもよい。
に、合成樹脂成形品からなるフィルタカバー6とフィル
タ取付台13とからなっている。フィルタカバー6は開
口部7が大径のほぼ有底円筒状に形成されており、底部
に設けた通気穴8と同心状に、外周にリング状の突起1
0を有し、後述の第1の連結ホース131が接続される
連結部9が設けられている。また、開口部7側の外周に
は、先端部に係止爪12を有し弾性を備えた複数個の係
止片11a,11b(図には2個の係止片11a,11
bを対向して設けた場合が示してある)がほぼ等間隔で
設けられている。
5を有し外周前縁にリング状の係止部16が設けられた
円板状の前面板14と、外周にリング状の突起18を有
し、通気穴15と同心状に突設されて後述の吸引側ジョ
イント105と軟質合成樹脂からなるパイプジョイント
を介してパイプ29により連結される(図1参照)連結
部17と、前面板14の後方(連結部17の反対側)に
突設された複数のフィルタ取付板19と、前面板14の
基部に設けられ、下部が後方に延出されて取付脚21が
形成されたフランジ部20とからなり、前面板14の係
止部16には、図5(a)に示すように、複数個所(図
には対向して2か所に設けた場合が示してある)におい
て外方に突出した解除手段を構成するカム部16a,1
6bが形成されている。
取付台13とからなるフィルタ5は、図6に示すよう
に、フィルタ取付板19にフィルタ素子22が取付けら
れたフィルタ取付台13を、開口部7からフィルタカバ
ー6内に挿入する。このとき、フィルタ取付台13のフ
ランジ部20がフィルタカバー6の開口部7の周縁に当
接すると共に、フィルタカバー6の係止爪12がフィル
タ取付台13の係止部16に係止し、フィルタカバー6
とフィルタ取付台13とは一体的に結合される。
ら取外すときは、フィルタカバー6を回転してその係止
片11a,11bをフィルタ取付台13の係止部16に
設けたカム部16a,16b上に位置させる。これによ
り、係止片11a,11bが外方に開いて係止爪12と
係止部16との係止が解除されるので、フィルタカバー
6を後方(図6における右方向)に引き又はフィルタ取
付台13を前方に引けば、フィルタカバー6をフィルタ
取付台13から取外すことができる。
床板に前後に位置調整可能に固定されたほぼS字状のフ
ィルタ嵌合金具で、吸引側ジョイント105側は床板と
の間にすき間gが形成されており、このすき間gはフィ
ルタ5のフィルタ取付台13に設けた取付脚21が挿入
しうる大きさになっている。26はフィルタ5を筐体1
に保持すると共に、フィルタ5の振動を防止するための
L字状のフィルタ保持金具で、図7に示すように、垂直
片にはフィルタ5の連結部9が挿入される穴27が設け
られ、水平片には2条の長穴28a,28bが設けられ
ており、水平片の長穴28a,28bを利用して筐体1
の床板に摺動可能に固定される。
るには、先ず、フィルタ保持金具26をねじを緩めて後
方に摺動させる。ついで、フィルタ5の連結部9をフィ
ルタ保持金具26の穴27に挿入すると共に、取付脚2
1をフィルタ嵌合金具25のすき間gに挿入する。この
とき、取付脚21をフィルタ嵌合金具25にねじにより
固定してもよい。そして、フィルタ保持金具26を前進
させてねじで固定すれば、フィルタ5は確実に筐体1に
取付けられる。フィルタ5を取外すときは、上記と逆の
操作を行えばよい。
結部9を前後に摺動可能なフィルタ保持金具26の穴2
7に挿入すると共に、その取付脚21をフィルタ嵌合金
具25に嵌入するだけで容易に筐体1に取付けることが
でき、また、フィルタ保持金具26を後退させて片手で
フィルタカバー6を回転してその係止片11a,11b
をフィルタ取付台13のカム部16a,16bに乗り上
がらせて係止を解除すれば、容易にフィルタカバー6を
フィルタ取付台13から取外すことができるので、フィ
ルタ5及びフィルタカバー6の着脱がきわめて容易にな
り、現場作業性及びメンテナンス性を大幅に向上するこ
とができる。特に、場所が狭く作業が面倒な床下の通気
室に火災検出装置が設置された場合でも、フィルタ素子
の交換はねじを取り外したりすることなく、フィルタカ
バーを回転させるだけで行うことが出きるためメンテナ
ンスを短時間で行うことができる。
は検出部ケースで、その長手方向の両端部には逆L字状
の取付金具32a,32bが設けられている。33は円
筒状の光学室35が取付けられた検出部本体であり、横
幅が検出部ケース31の幅より僅かに狭く、長さが円筒
状の光学室35とほぼ等しく形成された例えば金属材料
からなる板状の部材で、その垂直方向には後述の光源装
置の第1のプリント基板が取付けられる。また、光学室
35の下部に同様の板状部材を設けることにより、円筒
状の光学室35はがたつくことなく、確実に検出部ケー
ス31内に保持される。煙検出用空間としての光学室3
5は図9、図10、図11に示すように、円筒を2分割
した形状の一対の半円筒状の光学ケース37a,37b
を結合して円筒状に形成したもので、内部には複数のス
リット板45、レンズ52及び受光素子54aが収容さ
れており、両端開口部は第1、第2の閉塞部材であるア
ンプキャップ53と排気キャップ57とにより閉塞され
ている。
周面には、スリット板45を装着するために、煙を効率
よく捕えるように調整された間隔で、同じ幅の複数の嵌
合溝38が設けられており、少なくとも一方の光学ケー
ス(例えば37b)の嵌合溝38の底部の一方の側には
それぞれ突起39が突設されている。38aは後述のレ
ンズホルダ50が嵌入される嵌合溝38より幅の広い嵌
合溝である。40a,40b、41a,41bは光学ケ
ース37a,37bの両端部に設けた係止爪である。4
2aは一方の光学ケース(例えば37b)の長手方向の
一方の縁部に突設された複数の凸部、42bは他方の縁
部に設けた複数の凹部で、他方の光学ケース(例えば3
7a)の長手方向の両縁部には、この凸部42aが嵌合
する複数の凹部及び凹部42bに嵌合する複数の凸部
(図示せず)が設けられており、両光学ケース37a,
37bを結合することにより円筒部36が形成される。
は、両者に設けられた凸部42aと凹部42bを互いに
嵌合すればよいので位置決めが容易であり、両者を確実
に結合することができ、その上ガタを生ずることもな
い。なお、この凸部42aと凹部42bは、光学ケース
37a,37bのどちらに設けてもよく、あるいは各光
学ケース37aと37bの両縁部にそれぞれ凸部42a
と凹部42bをそれぞれ設けてもよい。43は一方の光
学ケース(例えば37a)に設けた煙流入口としての空
気導入穴、44は同じく開口部である光導入穴である。
に示すように、中心部にはその設置位置によって異なる
大きさの円形のスリット46が貫設されている(図11
参照)。47はリング状のスリット板ホルダで、図13
に示すように、光学ケース37a,37bの嵌合溝38
に嵌合しうるようにすべて等しい幅(厚さ)に形成され
ており、前面側にはスリット板45が嵌合保持される段
部48が、また、後面側の下端部には光学ケース37b
の突起39に嵌合する凹部49が設けられている。な
お、このスリット板45は、図11に示すように、受光
素子側にスリット径の小さいものを、また、他方の側に
スリット径の大きいものを配設することで、発光素子の
光が受光素子へ入射しないようにしている。さらに、こ
のスリット板45によりサンプリングした空気の流速が
適当な値に定められる。
ズホルダで、図14に示すように、光学ケース37a,
37bの嵌合溝38aに嵌合しうる幅(厚さ)に形成さ
れており、後部にはレンズ52の取付ねじ51が設けら
れている。53は受光部としての受光素子54aが搭載
され前置増幅器(図示せず)などが形成されたプリント
基板54を有し、第1の閉塞部材を構成する有底円筒状
のアンプキャップで、その開口部は円筒部36の端部に
嵌合しうる大きさに形成されており、図15に示すよう
に、開口部側の上下に光学ケース37a,37bの係止
爪40a,40bが係止する係止穴55a,55bが設
けられている。56は受光素子、54aは前置増幅器な
どのリード線を取出すリード線取出し溝である。
円筒状の排気キャップで、開口部は円筒部36の端部に
嵌合しうる大きさに形成されており、図16に示すよう
に、開口部側の上下には光学ケース37a,37bの係
止爪41a,41bが係止する係止穴58a,58bが
設けられている。そして、底部は発光素子の光を乱反射
させてその光が減衰するように凹凸に形成されている。
59は空気の排気穴である。
立てるには、先ず、スリット板ホルダ47の段部48に
それぞれスリット板45を嵌合し、必要に応じて接着剤
等により接着して固定する。ついで、突起39が設けら
れている光学ケース(本実施例では37b)の嵌合溝3
8の受光素子54a側にスリット径の小さいスリット板
45を有するスリット板ホルダ47を、排気キャップ5
7側にスリット径の大きいスリット板45を有するスリ
ット板ホルダ47をそれぞれ嵌合し、また、レンズ52
が装着されたレンズホルダ50を嵌合溝38aに嵌合す
る。このとき、スリット板ホルダ47はその凹部49を
光学ケース37bの突起39に嵌合して位置決めされる
ので、前後を間違えて嵌合するようなことはなく、ま
た、ガタつくこともない。そして、他方の光学ケース3
7aを光学ケース37b上に重ねてその凹部と凸部を光
学ケース37bの凸部42aと凹部42bに嵌合すると
共に、スリット板ホルダ47の上部に光学ケース37a
の嵌合溝38を嵌合し、両光学ケース37a,37bを
一体に結合して円筒部36(図11参照)を形成する。
光素子54a、前置増幅器などが収容され、リード線が
リード線取出し溝56から外部に取出されてシリコンゴ
ム等で封止されたアンプキャップ53を嵌合し、その係
止穴55a,55bを円筒部36の端部に設けた係止爪
40a,40bに係止して閉塞する。また、円筒部36
の他端に排気キャップ57を嵌合し、その係止穴58
a,58bを円筒部36の端部に設けた係止爪41a,
41bに係止する。これにより、図11に示すような光
学室35の組立が完了する。これにより、円筒部36の
両端部は確実に閉塞され、かつ、アンプキャップ53及
び排気キャップ57が脱落するおそれがない。
つ割りにした光学ケース37a,37bに嵌合溝38を
設け、この嵌合溝38にそれぞれ所定のスリット板45
を嵌合して両光学ケース37a,37bを結合するよう
にしたので、スリット板45を入れ間違うことがなく、
若し間違った場合は円筒部36を分割すれば容易に確認
できるので、作業性を大幅に向上することができ、ま
た、円筒部36の内側の清掃も容易になる。すなわち、
光学ケース37a,37bにスリット板45を組み入れ
て光学室35を作る作業において、光学ケース37a,
37bの嵌合溝38の間隔は予め煙を最適にとらえられ
るように設定されているもので、このスリット板45と
スリット板45の間隔は常に正しく設定される。また、
スリット板45は半円筒状の光学ケース(例えば37
a)の嵌合溝38に次々と嵌合させていくようにしてい
るので、受光素子54a側にスリット径の小さいスリッ
ト板45がくるように確実に確認しながら作業を進める
ことが出来るとともに、上部にもう一方の光学ケース3
7bを取り付ける前であれば、全部のスリット板45を
はめ込んだ最終段階を確認できるので、スリット板45
の入れ間違いを確実に防止でき、よって煙の検出を正確
に行うことができる。また、嵌合方式を取っているの
で、仮にスリット板45を入れ間違っても、容易に入れ
換え作業を行えるので、結果として組み立て工数を節減
することができる。
空気導入穴43に対向して検出部本体33に設けられた
ねじ穴33aに螺入装着された硬質合成樹脂又は金属材
料からなる吸気ジョイント、60bは光学室35の排気
穴59(排気キャップ57に設けられている)に対向し
て検出部本体33に設けられたねじ穴33bに螺入され
た硬質合成樹脂又は金属材料からなり排気ジョイント
で、その実施例を図17に示す。吸気ジョイント60a
は中心部に貫通穴61を有し、下部には検出器本体33
に設けられたねじ穴33aに螺入するねじ62が設けら
れており、このねじ62より大径の本体63aと、本体
63aより小径で先端部が竹の子状63cに形成された
接続部63bと、両者の間に形成された段部64とから
なっている。排気ジョイント60bも吸気ジョイント6
0aとほぼ同じ構造のものであるが、外壁面に後述の風
量検出器70を取付けるための平坦部65が形成されて
おり、この平坦部65には貫通穴61と連通する風量セ
ンサ挿入穴66が設けられている(図18参照)。
71は前置増幅回路等(図示せず)が形成されたプリン
ト基板で、例えばサーミスタからなる風量センサ72の
リード線が接続されている。73はT字状のセンサホル
ダで、基板74と円筒部75とからなり、円筒部75に
基板74側からプリント基板71に搭載された風量セン
サ72を挿入し、パッキン76を介してプリント基板7
1を基板74に当接すると共に、円筒部75内に例えば
シリコンゴム77を充填してリード線を固定する。そし
て、風量センサ72及びセンサホルダ73の円筒部75
を排気ジョイント60bの風量センサ挿入穴66内に挿
入して基板74を平坦面65に当接し、プリント基板7
1、パッキン76及び基板74を一体にしてねじで排気
ジョイント60bに固定する。このとき、風量センサ7
2は排気ジョイント60bの貫通穴61内に位置する。
が搭載されたプリント基板71をパッキン76を介して
センサホルダ73と共に、排気ジョイント60bの平坦
部65にねじ止めするようにしたので、取付けが容易で
気密性を確保することができ、その上風量センサ72の
交換もきわめて容易である。
施例を図19に示す。81は発光素子を発光させる回路
(図示せず)などが設けられた第1のプリント基板で、
検出器本体33に取付けられており、回路パターン(図
示せず)に接続された導電材料からなるピン82a,8
2b,82cが立設されている。83は第1のプリント
基板81より小さい第2のプリント基板で、第1のプリ
ント基板81のピン82a〜82cに対応してピン穴8
4a,84b,84cが設けられており、また、このピ
ン穴84a〜84cと回路パターン(図示せず)で接続
され、発光部としての発光素子(図には発光量の大きい
キセノンランプが示してあるが、他の発光素子を用いて
もよい)86のリード線が挿入接続されるスルーホール
85a,85b,85cが設けられている。
6が搭載された第2のプリント基板83のピン穴84a
〜84cを、第1のプリント基板81のピン82a〜8
2cに挿入して電気的、機械的に接続し、第1のプリン
ト基板81を検出器本体33に取付ける。このとき、発
光素子86は、光学室35の光導入穴44に対向して検
出器本体33に設けられ、気密性を保持するために透明
の導電性フィルム87で密閉された開口部33cに対向
して位置する。そして、発光素子86は係止部88aが
第1のプリント基板81に係止され、下面が開口部33
cの周囲にパッキンを介してねじ止めされた図20に示
すようなカバー88で覆われ、発光素子86の保護と光
の漏洩防止がはかられている。なお、図8において、8
9は検出部ケース31の天板に設けられ、電源線、信号
線などを光学室35に取込む(取出す)ためのコネクタ
である。
けた開口部33cを透明な導電性フィルム87で密封
し、カバー88をねじ止めして固定するようにしたの
で、カバー88の着脱がきわめて容易であり、密閉性が
損なわれることはない。また、発光素子としてキセノン
ランプ86を使用した場合は、キセノンランプ86は寿
命があるため、所定の期間ごとに交換しなければならな
いが、キセノンランプ86を交換する際は、キセノンラ
ンプ86が搭載された第2のプリント基板83をはんだ
を溶かして第1のプリント基板81のピン82a〜82
cから外し、キセノンランプ86が搭載された新らしい
第2のプリント基板86を第1のプリント基板81のピ
ン82a〜82cに装着すればよいので、交換作業がき
わめて容易であり、第1のプリント基板81に設けた発
光回路などに悪影響を及ぼすこともない。なお、火災検
出部30は筐体1の底部と接触せず僅かに浮いているの
で、筐体1を床などに設置した際に振動などの影響を受
けにくい。
図21に示すように、両端部に設けた取付金具32a,
32bの水平片を、下部水平片が筐体1の底板に固定さ
れたコ字状の固定金具90a,90bの上部水平片上に
載置し、ねじ止めすることにより筐体1に取付けられ
る。なお、この固定金具90a,90bはほぼZ字状あ
るいはS字状のものでもよい。
有し下部水平片が筐体1の底板に固定されたコ字状の固
定金具90a,90bの上部水平片に、検出部ケース3
1の両側に取付けた逆L字状の取付金具32a,32b
の水平片を載置してねじ止めするようにしたので、狭い
筐体1内に手を深く入れたり、火災検出部30を手で支
えたりすることなく、火災検出部30を筐体1の上方に
おいて筐体1に取り付けることが出来る。このため着脱
作業が容易であり、現場作業性、メンテナンス性を大幅
に向上することができる。
リング状の突起を有する吸気口92及び排気口93を備
えた吸引ファンで、図22に示すように、両側に取付片
95a,95bが設けられてほぼ凸字状に形成され、一
方の取付片95aにはねじ挿通穴96が設けられ、他方
の取付片95bにはU字状の切欠き部97が形成され
て、筐体1の底板に固定された取付金具94上に装着さ
れており、吸引ファン91上には端子板98が取付けら
れている。100は筐体1の底板に固定された取付台1
01上に設けられた端子台である。
ョイントで、図23に示すように、中心部には通気穴1
06が貫通されている。そして、長手方向のほぼ中央部
外周に設けたフランジ107の一方の側には、サンプリ
ング管(図示せず)が接続されるサンプリング管接続部
108が設けられており、その内周面にはめねじ109
が設けられていて、嵌合式又はねじ式いずれのサンプリ
ング管でも接続できるようになっている。また、フラン
ジ107の他方の側にはサンプリング管接続部108よ
り小径のフィルタ接続部110が設けられており、その
先端部は大径の截頭円錐状に形成され、いわゆる竹の子
状111となっている。
挿入しうる穴113が設けられたプレートで、フィルタ
接続部110に挿入してフランジ107に当接し、溶接
等により一体的に結合されている。なお、排気側ジョイ
ント115も上述の吸込側ジョイント105とほぼ同じ
構造のものである。
05及び排気側ジョイント115は、図2に示すよう
に、筐体1の側壁に設けた開口部116及び117に内
側からサンプリング管接続部108を挿入し、パッキン
を介してプレート112を側壁の内面に当接し、ねじ止
めして取付けられる。
通されるケーブル取込口で、筐体1の側壁には図2
(c)に示すように、ケーブル取込口120の取付穴1
18が設けられており、この取付穴118の内側には取
付金具121がパッキンを介してねじ止めされている。
この取付金具121は図24に示すように、断面ほぼコ
字状で大小2つの穴122,123が設けられており、
大きい穴122は筐体1に設けた取付穴118とほぼ等
しい大きさに形成されている。ケーブル取込口120は
周囲の配管との関係で大きさの異なる2種類があるた
め、その大きさに応じて穴122又は123の何れか一
方を取付穴118と対向させて取付金具120を筐体1
にねじ止めすることにより、ケーブル取込口120をす
き間なく筐体1に取付けることができる。なお、さらに
特殊な径のケーブル取込口120を使用する場合は、こ
れに整合した穴を有する取付金具を製作することによ
り、容易に対応することができる。
結する第1の連結ホース、132は火災検出部30と吸
込ファン91を連結する第2の連結ホース、133は吸
込ファン91と排気側ジョイント115を連結する第3
の連結ホースである。
133を示すもので、134は軟質合成樹脂からなるフ
レキシブルチューブを構成する蛇腹状のホースである。
135はホース134の両端部に接続された例えばポリ
塩化ビニール(PVC)の如き軟質合成樹脂からなり、
弾性を有するほぼ円筒状のパイプジョイントで、大径部
137とこれより長い小径部138とにより両者の間に
すき間hを有する二重構造のホース連結部136と、大
径部137とほぼ同径の連結部139と、連結部139
の外周に形成された鍔部140とからなっている。この
鍔部140はホース131〜133の着脱の際に指を掛
けるためのものであるが、省略してもよい。そして、ホ
ース134の両端部はホース連結部136のすき間h内
に挿入され、接着剤により一体的に接続されて第1〜第
3の連結ホース131〜133が構成される。
ース131〜133のうち、第1の連結ホース131の
一端は図17に示すように、一方のパイプジョイント1
35を検出部ケース31に設けた開口部31aに挿入し
て検出部本体33に装着した火災検出部30の入力側で
ある吸気ジョイント60aの接続部63bに圧入し、他
方のパイプジョイント135をフィルタ5の出力側であ
る連結部9に圧入する。このとき、パイプジョイント1
35,135は弾性を有する軟質合成樹脂で形成されて
いるので、火災検出部30の吸気ジョイント60aの接
続部63b及びフィルタ5の連結部9に密着し、気密性
が保持される。
方のパイプジョイント135は火災検出部30の出力側
である排気ジョイント60bに圧入され、他方のパイプ
ジョイント135は吸引ファン91の入力側である吸気
口92に圧入される。さらに、第3の連結ホース133
の一方のパイプジョイント135は吸引ファン91の排
気口93に圧入され、他方のパイプジョイント135は
排気側ジョイント115の接続部110に圧入される。
なお、吸込側ジョイント105とフィルタ5の連結部1
7も上述のような連結ホースで接続してもよい。このよ
うにすれば、若し、フィルタ5の位置が吸込側ジョイン
ト105とずれていても両者を確実に接続することがで
き、気密性を保持することができる。上記の第1〜第3
の連結ホース131〜133のフィルタ5、吸引ファン
91及び排気側ジョイント115への接続にあたって
は、これらの接続部又は連結部にリング状の突起又は竹
の子部が設けられているので、フレキシブルチューブの
パイプジョイントなどをより密着して気密に保持すると
共に、抜けを防止することができる。
コンピュータ室)の空気のみを吸引することにより火災
の監視を行うものであって、筐体内を高度の気密状態に
保つことが必要であり、このためには、配管によって連
結された筐体内のフィルタ、火災検出部及び吸引ファン
の接続部から空気が侵入しないようにしなければならな
い。本発明は、前述のようにフレキシブルチューブの両
端部に弾性を有する軟質合成樹脂からなパイプジョイン
ト135を接続し、このパイプジョイント135をフィ
ルタ5、火災検出部30及び吸引ファン91の連結部
(又はジョイント)に圧入して各連結部(又はジョイン
ト)間を接続するようにしたので、連結部(又はジョイ
ント)とパイプジョイント135間の密着性を向上させ
ることができ、空気の侵入を確実に防止することができ
るため、高精度で信頼性の高い火災検出装置を得ること
ができる。このように、筐体1内の接続部の密着性を高
めるようにしたので、筐体1とカバー3との間にパッキ
ンなどを介装しなくても高い気密性を得ることができ
る。
た電源線は端子台100に接続され、端子板98を経て
吸引ファン91に接続されると共に、コネクタ89を経
て光源装置80の第1のプリント基板81、風量検出器
70のプリント基板71及びアンプキャップ53のプリ
ント基板54にそれぞれ接続されている。また、受光素
子54a及び風量センサ72の出力信号線は、プリント
基板54,71からコネクタ89、端子板98、端子台
100を経てケーブル取込口120から外部へ取出され
ている。
を説明する。電源を投入すると吸引ファン91が作動
し、コンピュータ室から床下の通気室に還流する空気を
サンプリング管から吸引する。吸引された空気は吸引側
ジョイント105の通気穴106、パイプ29を経てフ
ィルタ5に導かれ、フィルタ素子22により微小な塵埃
等が除去されて第1の連結ホース131から火災検出部
30へ送られ、吸気ジョイント60aを経て光学室35
へ導かれる。そして、光学室35内を通過し、排気ジョ
イント60b、第2の連結ホース132、吸引ファン9
1、第3の連結ホース133を経て排気側ジョイント1
15から外部(通気室)へ排出される。
80の発光素子86が例えば所定の周期で間欠的に点灯
し、円筒部36に設けた光導入穴44よりその光が光学
室35内に投光される。光学室35内に設置されたスリ
ット板45のスリット46は、図11に示すように、受
光素子54aを有するアンプキャップ53側に向って小
さくなって発光素子86から受光素子54aへの光の入
射を制限するようになっており、排気キャップ57側は
大きくなっている。このため、受光素子54aには通常
時は光が受光されない。
れた空気中に煙が混入していると、発光素子86からの
光はこの煙により乱反射して受光素子54aにはこの散
乱光によりレンズ52によって収斂した光量が加えられ
るようになり、受光素子54aはこれに対応した電気信
号を出力するので、これにより火災の発生を検出するこ
とができる。また、風量検出器70は、この間、排気ジ
ョイント60bを流れる空気の量を検出し、光学室35
内に空気が正常に流れているかどうかを検出する。
の出力側及び排気側ジョイント115の入力側、火災検
出部30の吸気ジョイント60a及び排気ジョイント6
0bの接続部63bを竹の子状に形成し、フィルタ5の
連結部9,17、吸引ファン91の吸気口92及び排気
口93の外周にリング状の突部を設けた場合を示した
が、これらは竹の子状、リング状の突部の何れを形成し
てもよい。また、その他の各部、各機器の構造も上記実
施例に限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で適宜変更することができる。
によれば次のような効果を挙げることができる。なお、
以下の説明では請求項に付された番号と同じ番号を付し
て当該請求項の効果を記述する。 (1)火災検出部を、半円筒状の一対の検出部ケースの
内壁に所定の間隔で設けた複数の嵌合溝にスリット板を
設け該一対の検出部ケースを一体に結合して円筒部を構
成し、該円筒部の一端を受光部を有する閉塞部材で閉塞
し、前記円筒部に設けた開口部から該円筒部内に前記発
光部の光が入射するように構成したので、組立がきわめ
て容易であり、組立工数を節減することができる。ま
た、若し間違ってスリット板を嵌合しても、両検出部ケ
ースを結合する前であれば容易に確認することができ、
両検出部ケースを結合したあとでも両者を2分割するこ
とにより容易に入替えることができるので、作業能率が
大幅に向上する。
縁部に互いに嵌合しうる凸部又は凹部を設けたので、両
検出部ケースを結合する際の位置決めが容易で逆向きに
結合されるおそれがなく、また、結合後は手を離しても
分離するおそれがないので、以後の作業がきわめて容易
になる。
ホルダを設け、該スリット板ホルダを前記嵌合溝にそれ
ぞれ嵌合すると共に、スリット板ホルダをリング状に形
成して一方の面に段部を設け、該段部に円板状のスリッ
ト板を取付けたので、スリット板ホルダとスリット板が
同一平面上に位置する。このため、嵌合溝に嵌合し易
く、かつ、各スリット板を各嵌合溝間の距離と整合した
位置に確実に保持することができ、その上スリット板が
がたつくこともない。
出部ケースに設けた嵌合溝の幅とほぼ等しく形成すると
共に、各スリット板ホルダの幅を等しく形成し、一対の
検出部ケースに設けた嵌合溝の間隔を煙を効率よく捕捉
しうる間隔に設定したので、スリット板ホルダ、したが
ってスリット板を検出部ケースの長手方向に対して垂直
に嵌合することができ、これにより、各スリット板を所
定の位置に保持できる。またスリット板ホルダに共通部
品を使用することができ、製造や在庫管理が容易であ
る。また、スリット板ホルダを嵌合溝に嵌合する際はス
リットの径だけ注意すればよいので、組立能率を向上す
ることができる。
合溝に突部を設けると共に、スリット板ホルダにこの突
部に嵌合する凹部を設けたので、スリット板ホルダを逆
向きに嵌合することがなく、また、スリット板ホルダの
がたつきを防止できる。
ぞれ係止爪を設けると共に、検出部ケースを結合した円
筒部の端部を閉塞する閉塞部材にこの係止爪が係止する
係止穴を設けたので、閉塞部材を嵌合する際の位置決め
が容易であり、また、閉塞部材が抜け落ちたりがたつい
たりすることもない。
図である。
正面図及び側面図である。
図及び断面図である。
図である。
及び側面図である。
る。
る。
図である。
ある。
図である。
図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 円形のスリットを有する複数のスリット
板が所定の間隔で配設され、発光部と受光部を有する火
災検出部を備えた火災検出装置において、前記火災検出
部を、半円筒状の一対の検出部ケースの内壁に所定の間
隔で設けた複数の嵌合溝にスリット板を設け該一対の検
出部ケースを一体に結合して円筒部を構成し、該円筒部
の一端を受光部を有する閉塞部材で閉塞し、前記円筒部
に設けた開口部から該円筒部内に前記発光部の光が入射
するように構成したことを特徴とする火災検出装置。 - 【請求項2】 一対の検出部ケースの長手方向の両縁部
に互いに嵌合しうる凸部又は凹部を設けたことを特徴と
する請求項1記載の火災検出装置。 - 【請求項3】 スリット板が装着されるスリット板ホル
ダを設け、該スリット板ホルダを前記嵌合溝にそれぞれ
嵌合すると共に、スリット板ホルダをリング状に形成し
て一方の面に段部を設け、該段部に円板状のスリット板
を取付けたことを特徴とする請求項1記載の火災検出装
置。 - 【請求項4】 スリット板ホルダの幅を、一対の検出部
ケースに設けた嵌合溝の幅とほぼ等しく形成すると共
に、各スリット板ホルダの幅を等しく形成し、一対の検
出部ケースに設けた嵌合溝の間隔を煙を効率よく捕捉し
うる間隔に設定したことを特徴とする請求項1記載の火
災検出装置。 - 【請求項5】 スリット板が装着されるスリット板ホル
ダを設け、該スリット板ホルダを前記嵌合溝にそれぞれ
嵌合すると共に、一方の検出部ケースの嵌合溝に突部を
設け、スリット板ホルダに前記突部に嵌合する凹部を設
けたことを特徴とする請求項1記載の火災検出装置。 - 【請求項6】 一対の検出部ケースの両端部にそれぞれ
係止爪を設けると共に、該検出部ケースを結合した円筒
部の端部を閉塞する閉塞部材に前記係止爪が係止する係
止穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の火災検出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03200095A JP3407093B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 火災検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03200095A JP3407093B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 火災検出装置 |
Publications (2)
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JPH08226897A JPH08226897A (ja) | 1996-09-03 |
JP3407093B2 true JP3407093B2 (ja) | 2003-05-19 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP03200095A Expired - Fee Related JP3407093B2 (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 火災検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3407093B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5236547B2 (ja) * | 2009-03-27 | 2013-07-17 | 能美防災株式会社 | 火災感知器 |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP03200095A patent/JP3407093B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08226897A (ja) | 1996-09-03 |
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