JP3324019B2 - 火災検出装置 - Google Patents

火災検出装置

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JP3324019B2
JP3324019B2 JP03200195A JP3200195A JP3324019B2 JP 3324019 B2 JP3324019 B2 JP 3324019B2 JP 03200195 A JP03200195 A JP 03200195A JP 3200195 A JP3200195 A JP 3200195A JP 3324019 B2 JP3324019 B2 JP 3324019B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は火災検出装置に係り、さ
らに詳しくは、半導体装置の製造工場などにおけるクリ
ーンルームやコンピュータ室などの如く、強制空調が行
われる還気流下において、火災の発生を早期に検出する
ことのできる高感度の火災検出装置の光源装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンピュータ室においては、一
般に、コンピュータや付帯設備などが設置された床の下
に天井の低い狭い通気室を設け、空調機により室内の空
気を床下の通気室を通して還流させ、清浄化している。
【0003】このようなコンピュータ機器内や付帯設備
からの異常発生煙は、還気流により希釈されて薄くな
り、また、拡散した異常発生煙は還気流の流れに影響さ
れて一定の挙動を示さないなど、その現象は通常の室内
の異常発生煙とは多くの点で異なっている。このため、
このような場所においては、通常の火災検出器では煙の
捕捉が困難であり、きわめて感度の高い火災検出装置が
要求されている。
【0004】このような火災検出装置として、例えば、
特公平5−36836号公報に示すように、長管で形成
され先端部が閉塞されてその長手方向に沿って複数の吸
引小孔が設けられたサンプリング管を設置し、サンプリ
ング管の基端部に設けた火災検出部に、吸引ファンによ
って吸引小孔から吸引された火元から発生する煙を含ん
だ空気を到達させ、火災を検知するようにした火災検出
装置がある。
【0005】また、最近ではコンピュータ室を有効に利
用するため、図26に示すように、上記のようなサンプ
リング管204、火災検出部205等かなる火災検出装
置を、コンピュータ室201の床下に設けた通気室20
2に設置して還気流中に含まれる煙を検出し、火災の発
生を早期に発見するようにしたものが設置されている。
なお、206は空調機、207はコンピュータ及び付帯
設備、208は中央管理室である。
【0006】図27は上記のような場所に設置される火
災検出装置の一例を示す斜視図である。図において、2
10は筐体で、内部には煙検出部などが収容されてい
る。211は筐体210のカバーである。212は筐体
210に設けたサンプリング吸引口213に接続された
サンプリング管で、両端部が閉塞されて長手方向に沿っ
て複数の吸引小孔(図示せず)が設けられており、吸引
ファン218によってサンプリング管212から吸込ま
れた空気は、フィルタ214で塵埃等が除去されたのち
ホース215を通って光学式の煙検出部216へ送ら
れ、ホース217を経て外部へ排出される。なお、21
9は電源線、信号線等の取入れ(取出し)口、220は
端子台である。そして、煙検出部216で煙が検出され
たときは、その信号がシールドケーブルを介して中央管
理室に設けた監視盤等へ送られ、警報を発するなど、所
要の措置が講じられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような火災検出
装置は、きわめて高感度(通常の煙感知器の1000倍
程度)、高性能のため好評を博しているが、従来、比較
的生産量が少なかったためあまり量産化の点に意を用い
ておらず、どちらかと言えば手造り的な加工方法を多用
している。このため、生産性が低く、特に、床下の狭い
通気室に設置するにもかかわらず、現場作業性、メンテ
ナンス性についてあまり考慮されておらず、したがっ
て、コストの低減も困難であった。
【0008】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、量産性、現場作業性及びメンテナンス性にす
ぐれ、高性能で信頼性が高く、その上コストを低減でき
る光源装置を備えた高感度の火災検出装置を得ることを
目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明に係る火災検出装置は、発光回路等が形
成された第1のプリント基板と、発光素子が搭載された
第2のプリント基板とを有し、第1のプリント基板と第
2のプリント基板を導電材料からなるピンで着脱可能に
結合し、発光素子を火災検出部に設けた開口部に近接し
て配置した光源装置を備えたものである。
【0010】(2) また上記の火災検出装置におい
て、火災検出部に設けた開口部を透明な導電性フィルム
で覆うと共に、発光素子を開口部の周囲にねじ止めした
カバーで被覆したものである。
【0011】
【作用】
(1) 第1のプリント基板に複数のピンを立設し、こ
のピンに発光素子が搭載された第2のプリント基板に設
けたスルーホールを嵌合し、はんだ付けして両者を機械
的、電気的に一体に接続する。そして、発光素子を火災
検出部の開口部に近接して位置させ、第1のプリント基
板を火災検出部の外筐などに固定する。発光素子を交換
するときは、はんだを溶して第2のプリント基板をピン
から取外し、発光素子が搭載された新しい第2のプリン
ト基板をピンにはんだ付けして取付ける。
【0012】(2) また、火災検出部の開口部に透明
な導電性フィルムを貼り付けて火災検出部内を気密に保
持し、さらに、発光素子をカバーで被覆してその下部を
開口部の周囲にねじ止めし、発光素子を保護すると共
に、光の漏洩を防止する。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る火災検出装置の実施例の
カバーを外した状態を示す平面図、図2は内部機器を除
去した状態を示す平面図、正面図及び側面図である。図
において、1は上部が開口された筐体、5はサンプリン
グ管(図示せず)から吸引された空気を清浄化するフィ
ルタ、30は光学系からなる火災検出部、91は吸引フ
ァンである。105はサンプリング管が接続される吸引
側ジョイント、115は吸引ファン91に連結されて空
気を外部に排出する排気側ジョイント、131,13
2,133はフレキシブルチューブを構成する連結ホー
スで、131はフィルタ5と火災検出部30を接続する
第1の連結ホース、132は火災検出部30と吸引ファ
ン91を接続する第2の連結ホース、133は吸引ファ
ン91と排気側ジョイント115を接続する第3の連結
ホースである。以下に、上記各構成部の実施例を詳細に
説明する。
【0014】筐体1の開口部の周縁は内側に折曲げられ
てフランジ部2が形成されており、フランジ部2には複
数のねじ穴2aが設けられている。3はカバー(図3参
照)で、フランジ部2のねじ穴2aに対応してねじ挿通
穴が設けられている。3aはパッキン、4は両側壁の下
端部に設けられ、筐体1を通気室の床面等に取付けるた
めの取付金具である。上記のような筐体1において、カ
バー3を取付けるには、図3に示すように、カバー3に
より筐体1の開口部を覆ってフランジ部2上に載置し、
そのねじ挿通穴にねじを挿通してフランジ部2のねじ穴
2aに螺入し、固定する。なお、パッキン3aは省略し
てもよく、また、必要に応じて開口部の長手方向の外壁
上端部に逆L字状の取付金具を固定し、この取付金具に
カバー3を固定するようにしてもよい。
【0015】次に、フィルタ5は図4、図5に示すよう
に、合成樹脂成形品からなるフィルタカバー6とフィル
タ取付台13とからなっている。フィルタカバー6は開
口部7が大径のほぼ有底円筒状に形成されており、底部
に設けた通気穴8と同心状に、外周にリング状の突起1
0を有し、後述の第1の連結ホース131が接続される
連結部9が設けられている。また、開口部7側の外周に
は、先端部に係止爪12を有し弾性を備えた複数個の係
止片11a,11b(図には2個の係止片11a,11
bを対向して設けた場合が示してある)がほぼ等間隔で
設けられている。
【0016】フィルタ取付台13は、中心部に通気穴1
5を有し外周前縁にリング状の係止部16が設けられた
円板状の前面板14と、外周にリング状の突起18を有
し、通気穴15と同心状に突設されて後述の吸引側ジョ
イント105と軟質合成樹脂からなるパイプジョイント
を介してパイプ29により連結される(図1参照)連結
部17と、前面板14の後方(連結部17の反対側)に
突設された複数のフィルタ取付板19と、前面板14の
基部に設けられ、下部が後方に延出されて取付脚21が
形成されたフランジ部20とからなり、前面板14の係
止部16には、図5(a)に示すように、複数個所(図
には対向して2か所に設けた場合が示してある)におい
て外方に突出した解除手段を構成するカム部16a,1
6bが形成されている。
【0017】上記のようなフィルタカバー6とフィルタ
取付台13とからなるフィルタ5は、図6に示すよう
に、フィルタ取付板19にフィルタ素子22が取付けら
れたフィルタ取付台13を、開口部7からフィルタカバ
ー6内に挿入する。このとき、フィルタ取付台13のフ
ランジ部20がフィルタカバー6の開口部7の周縁に当
接すると共に、フィルタカバー6の係止爪12がフィル
タ取付台13の係止部16に係止し、フィルタカバー6
とフィルタ取付台13とは一体的に結合される。
【0018】フィルタカバー6をフィルタ取付台13か
ら取外すときは、フィルタカバー6を回転してその係止
片11a,11bをフィルタ取付台13の係止部16に
設けたカム部16a,16b上に位置させる。これによ
り、係止片11a,11bが外方に開いて係止爪12と
係止部16との係止が解除されるので、フィルタカバー
6を後方(図6における右方向)に引き又はフィルタ取
付台13を前方に引けば、フィルタカバー6をフィルタ
取付台13から取外すことができる。
【0019】再び図1、図2において、25は筐体1の
床板に前後に位置調整可能に固定されたほぼS字状のフ
ィルタ嵌合金具で、吸引側ジョイント105側は床板と
の間にすき間gが形成されており、このすき間gはフィ
ルタ5のフィルタ取付台13に設けた取付脚21が挿入
しうる大きさになっている。26はフィルタ5を筐体1
に保持すると共に、フィルタ5の振動を防止するための
L字状のフィルタ保持金具で、図7に示すように、垂直
片にはフィルタ5の連結部9が挿入される穴27が設け
られ、水平片には2条の長穴28a,28bが設けられ
ており、水平片の長穴28a,28bを利用して筐体1
の床板に摺動可能に固定される。
【0020】上記のようなフィルタ5を筐体1に取付け
るには、先ず、フィルタ保持金具26をねじを緩めて後
方に摺動させる。ついで、フィルタ5の連結部9をフィ
ルタ保持金具26の穴27に挿入すると共に、取付脚2
1をフィルタ嵌合金具25のすき間gに挿入する。この
とき、取付脚21をフィルタ嵌合金具25にねじ止めし
てもよい。そして、フィルタ保持金具26を前進させて
ねじで固定すれば、フィルタ5は確実に筐体1に取付け
られる。フィルタ5を取外すときは、上記と逆の操作を
行えばよい。
【0021】本発明は、上述のように、フィルタ5の連
結部9を前後に摺動可能なフィルタ保持金具26の穴2
7に挿入すると共に、その取付脚21をフィルタ嵌合金
具25に嵌入するだけで容易に筐体1に取付けることが
でき、また、フィルタ保持金具26を後退させて片手で
フィルタカバー6を回転してその係止片11a,11b
をフィルタ取付台13のカム部16a,16bに乗り上
がらせて係止を解除すれば、容易にフィルタカバー6を
フィルタ取付台13から取外すことができるので、フィ
ルタ5及びフィルタカバー6の着脱がきわめて容易にな
り、現場作業性及びメンテナンス性を大幅に向上するこ
とができる。特に、場所が狭く作業が面倒な床下の通気
室に火災検出装置が設置された場合でも、フィルタ素子
の交換はねじを取り外したりすることなく、フィルタカ
バーを回転させるだけで行うことが出きるためメンテナ
ンスを短時間で行うことができる。
【0022】火災検出部30の構成を図8に示す。31
は検出部ケースで、その長手方向の両端部には逆L字状
の取付金具32a,32bが設けられている。33は円
筒状の光学室35が取付けられた検出部本体であり、横
幅が検出部ケース31の幅より僅かに狭く、長さが円筒
状の光学室35とほぼ等しく形成された例えば金属材料
からなる板状の部材で、その垂直方向には後述の光源装
置の第1のプリント基板が取付けられる。また、光学室
35の下部に同様の板状部材を設けることにより、円筒
状の光学室35はがたつくことなく、確実に検出部ケー
ス31内に保持される。煙検出用空間としての光学室3
5は図9、図10、図11に示すように、円筒を2分割
した形状の一対の半円筒状の光学ケース37a,37b
を結合して円筒状に形成したもので、内部には複数のス
リット板45、レンズ52及び受光素子54aが収容さ
れており、両端開口部は閉塞部材であるアンプキャップ
53と排気キャップ57とにより閉塞されている。
【0023】半円筒状の光学ケース37a,37bの内
周面には、スリット板45を装着するために、煙を効率
よく捕えるように調整された間隔で、同じ幅の複数の嵌
合溝38が設けられており、少なくとも一方の光学ケー
ス(例えば37b)の嵌合溝38の底部にはそれぞれ突
起39が突設されている。38aは後述のレンズホルダ
50が嵌入される嵌合溝38より幅の広い嵌合溝であ
る。40a,40b、41a,41bは光学ケース37
a,37bの両端部に設けた係止爪である。42aは一
方の光学ケース(例えば37b)の長手方向の一方の縁
部に突設された複数の凸部、42bは他方の縁部に設け
た複数の凹部で、他方の光学ケース(例えば37a)の
長手方向の両縁部には、この凸部42aが嵌合する複数
の凹部及び凹部42bに嵌合する複数の凸部(図示せ
ず)が設けられており、両光学ケース37a,37bを
結合することにより円筒部36が形成される。
【0024】光学ケース37a,37bの結合に際して
は、両者に設けられた凸部42aと凹部42bを互いに
嵌合すればよいので位置決めが容易であり、両者を確実
に結合することができ、その上ガタを生ずることもな
い。なお、この凸部42aと凹部42bは、光学ケース
37a,37bのどちらに設けてもよく、あるいは各光
学ケース37aと37bの両縁部にそれぞれ凸部42a
と凹部42bをそれぞれ設けてもよい。43は一方の光
学ケース(例えば37a)に設けた空気導入穴、44は
同じく開口部である光導入穴である。
【0025】45は円板状の薄いスリット板で、図12
に示すように、中心部にはその設置位置によって異なる
大きさの円形のスリット46が貫設されている(図11
参照)。47はリング状のスリット板ホルダで、図13
に示すように、光学ケース37a,37bの嵌合溝38
に嵌合しうる幅(厚さ)に形成されており、前面側には
スリット板45が嵌合保持される段部48が、また、後
面側の下端部には光学ケース37bの突起39に嵌合す
る凹部49が設けられている。なお、このスリット板4
5は、図11に示すように、受光素子側にスリット径の
小さいものを、また、他方の側にスリット径の大きいも
のを配設することで、発光素子の光が受光素子へ入射し
ないようにしている。さらに、このスリット板45によ
りサンプリングした空気の流速が適当な値に定められ
る。
【0026】50は中心部に貫通穴50aを有するレン
ズホルダで、図14に示すように、光学ケース37a,
37bの嵌合溝38aに嵌合しうる幅(厚さ)に形成さ
れており、後部にはレンズ52の取付ねじ51が設けら
れている。53は受光素子54aが搭載され前置増幅器
(図示せず)などが形成されたプリント基板54を有
し、閉塞部材を構成する有底円筒状のアンプキャップ
で、その開口部は円筒部36の端部に嵌合しうる大きさ
に形成されており、図15に示すように、開口部側の上
下に光学ケース37a,37bの係止爪40a,40b
が係止する係止穴55a,55bが設けられている。5
6は受光素子、54aは前置増幅器などのリード線を取
出すリード線取出し溝である。
【0027】57は閉塞部材を構成するほぼ有底円筒状
の排気キャップで、開口部は円筒部36の端部に嵌合し
うる大きさに形成されており、図16に示すように、開
口部側の上下には光学ケース37a,37bの係止爪4
1a,41bが係止する係止穴58a,58bが設けら
れている。そして、底部は発光素子の光を乱反射させて
その光が減衰するように凹凸に形成されている。59は
空気の排気穴である。
【0028】上記のような各部からなる光学室35を組
立てるには、先ず、スリット板ホルダ47の段部48に
それぞれスリット板45を嵌合し、必要に応じて接着剤
等により接着して固定する。ついで、突起39が設けら
れている光学ケース(本実施例では37b)の嵌合溝3
8の受光素子54a側にスリット径の小さいスリット板
45を有するスリット板ホルダ47を、排気キャップ5
7側にスリット径の大きいスリット板45を有するスリ
ット板ホルダ47をそれぞれ嵌合し、また、レンズ52
が装着されたレンズホルダ50を嵌合溝38aに嵌合す
る。このとき、スリット板ホルダ47はその凹部49を
光学ケース37bの突起39に嵌合して位置決めされる
ので、前後を間違えて嵌合するようなことはなく、ま
た、ガタつくこともない。そして、他方の光学ケース3
7aを光学ケース37b上に重ねてその凹部と凸部を光
学ケース37bの凸部42aと凹部42bに嵌合すると
共に、スリット板ホルダ47の上部に光学ケース37a
の嵌合溝38を嵌合し、両光学ケース37a,37bを
一体に結合して円筒部36(図11参照)を形成する。
【0029】次に、この円筒部36の一方の端部に、受
光素子54a、前置増幅器などが収容され、リード線が
リード線取出し溝56から外部に取出されてシリコンゴ
ム等で封止されたアンプキャップ53を嵌合し、その係
止穴55a,55bを円筒部36の端部に設けた係止爪
40a,40bに係止して閉塞する。また、円筒部36
の他端に排気キャップ57を嵌合し、その係止穴58
a,58bを円筒部36の端部に設けた係止爪41a,
41bに係止する。これにより、図11に示すような光
学室35の組立が完了する。これにより、円筒部36の
両端部は確実に閉塞され、かつ、アンプキャップ53及
び排気キャップ57が脱落するおそれがない。
【0030】本発明は、前述のように、円筒部36を2
つ割りにした光学ケース37a,37bに嵌合溝38を
設け、この嵌合溝38にそれぞれ所定のスリット板45
を嵌合して両光学ケース37a,37bを結合するよう
にしたので、スリット板45を入れ間違うことがなく、
若し間違った場合は円筒部36を分割すれば容易に確認
できるので、作業性を大幅に向上することができ、ま
た、円筒部36の内側の清掃も容易になる。すなわち、
光学ケース37a,37bにスリット板45を組み入れ
て光学室35を作る作業において、光学ケース37a,
37bの嵌合溝38の間隔は予め煙を最適にとらえられ
るように設定されているもので、このスリット板45と
スリット板45の間隔は常に正しく設定される。また、
スリット板45は半円筒状の光学ケース(例えば37
a)の嵌合溝38に次々と嵌合させていくようにしてい
るので、受光素子54a側にスリット径の小さいスリッ
ト板45がくるように確実に確認しながら作業を進める
ことが出来るとともに、上部にもう一方の光学ケース3
7bを取り付ける前であれば、全部のスリット板45を
はめ込んだ最終段階を確認できるので、スリット板45
の入れ間違いを確実に防止でき、よって煙の検出を正確
に行うことができる。また、嵌合方式を取っているの
で、仮にスリット板45を入れ間違っても、容易に入れ
換え作業を行えるので、結果として組み立て工数を節減
することができる。
【0031】再び図8において、60aは光学室35の
空気導入穴43に対向して検出部本体33に設けられた
ねじ穴33aに螺入装着された硬質合成樹脂又は金属材
料からなる吸気ジョイント、60bは光学室35の排気
穴59(排気キャップ57に設けられている)に対向し
て検出部本体33に設けられたねじ穴33bに螺入され
た硬質合成樹脂又は金属材料からなり排気ジョイント
で、その実施例を図17に示す。吸気ジョイント60a
は中心部に貫通穴61を有し、下部には検出器本体33
に設けられたねじ穴33aに螺入するねじ62が設けら
れており、このねじ62より大径の本体63aと、本体
63aより小径で先端部が竹の子状63cに形成された
接続部63bと、両者の間に形成された段部64とから
なっている。排気ジョイント60bも吸気ジョイント6
0aとほぼ同じ構造のものであるが、外壁面に後述の風
量検出器70を取付けるための平坦部65が形成されて
おり、この平坦部65には貫通穴61と連通する風量セ
ンサ挿入穴66が設けられている(図18参照)。
【0032】図18に風量検出器70の実施例を示す。
71は前置増幅回路等(図示せず)が形成されたプリン
ト基板で、例えばサーミスタからなる風量センサ72の
リード線が接続されている。73はT字状のセンサホル
ダで、基板74と円筒部75とからなり、円筒部75に
基板74側からプリント基板71に搭載された風量セン
サ72を挿入し、パッキン76を介してプリント基板7
1を基板74に当接すると共に、円筒部75内に例えば
シリコンゴム77を充填してリード線を固定する。そし
て、風量センサ72及びセンサホルダ73の円筒部75
を排気ジョイント60bの風量センサ挿入穴66内に挿
入して基板74を平坦面65に当接し、プリント基板7
1、パッキン76及び基板74を一体にしてねじで排気
ジョイント60bに固定する。このとき、風量センサ7
2は排気ジョイント60bの貫通穴61内に位置する。
【0033】本発明は、前述のように、風量センサ72
が搭載されたプリント基板71をパッキン76を介して
センサホルダ73と共に、排気ジョイント60bの平坦
部65にねじ止めするようにしたので、取付けが容易で
気密性を確保することができ、その上風量センサ72の
交換もきわめて容易である。
【0034】図8において、80は光源装置で、その実
施例を図19に示す。81は発光素子を発光させる回路
(図示せず)などが設けられた第1のプリント基板で、
検出器本体33に取付けられており、回路パターン(図
示せず)に接続された導電材料からなるピン82a,8
2b,82cが立設されている。83は第1のプリント
基板81より小さい第2のプリント基板で、第1のプリ
ント基板81のピン82a〜82cに対応してピン穴8
4a,84b,84cが設けられており、また、このピ
ン穴84a〜84cと回路パターン(図示せず)で接続
され、発光素子(図には発光量の大きいキセノンランプ
が示してあるが、他の発光素子を用いてもよい)86の
リード線が挿入接続されるスルーホール85a,85
b,85cが設けられている。
【0035】上記のような光源装置80は、発光素子8
6が搭載された第2のプリント基板83のピン穴84a
〜84cを、第1のプリント基板81のピン82a〜8
2cに挿入して電気的、機械的に接続し、第1のプリン
ト基板81を検出器本体33などに取付ける。このと
き、発光素子86は、光学室35の光導入穴44に対向
して検出器本体33に設けられ、気密性を保持するため
に透明の導電性フィルム87で密閉された開口部33c
に対向して位置する。そして、発光素子86は係止部8
8aが第1のプリント基板81に係止され、下面が開口
部33cの周囲にパッキンを介してねじ止めされた図2
0に示すようなカバー88で覆われ、発光素子86の保
護と光の漏洩防止がはかられている。なお、図8におい
て、89は検出部ケース31の天板に設けられ、電源
線、信号線などを光学室35に取込む(取出す)ための
コネクタである。
【0036】本発明は前述の如く、検出部本体33に設
けた開口部33cを透明な導電性フィルム87で密封
し、カバー88をねじ止めして固定するようにしたの
で、カバー88の着脱がきわめて容易であり、密閉性が
損なわれることはない。また、発光素子としてキセノン
ランプ86を使用した場合は、キセノンランプ86は寿
命があるため、所定の期間ごとに交換しなければならな
いが、キセノンランプ86を交換する際は、キセノンラ
ンプ86が搭載された第2のプリント基板83をはんだ
を溶かして第1のプリント基板81のピン82a〜82
cから外し、キセノンランプ86が搭載された新らしい
第2のプリント基板86を第1のプリント基板81のピ
ン82a〜82cに装着すればよいので、交換作業がき
わめて容易であり、第1のプリント基板81に設けた発
光回路などに悪影響を及ぼすこともない。
【0037】上記のように構成した火災検出部30は、
図21に示すように、両端部に設けた取付金具32a,
32bの水平片を、下部水平片が筐体1の底板に固定さ
れたコ字状の固定金具90a,90bの上部水平片上に
載置し、ねじ止めすることにより筐体1に取付けられ
る。なお、この固定金具90a,90bはほぼZ字状あ
るいはS字状のものでもよい。なお、火災検出部30は
筐体1の底部と接触せず僅かに浮いているので、筐体1
を床などに設置した際に振動などの影響を受けにくい。
【0038】本発明は、前述のように、上下に水平片を
有し下部水平片が筐体1の底板に固定されたコ字状の固
定金具90a,90bの上部水平片に、検出部ケース3
1の両側に取付けた逆L字状の取付金具32a,32b
の水平片を載置してねじ止めするようにしたので、狭い
筐体1内に手を深く入れたり、火災検出部30を手で支
えたりすることなく、火災検出部30を筐体1の上方に
おいて筐体1に取り付けることが出来る。このため着脱
作業が容易であり、現場作業性、メンテナンス性を大幅
に向上することができる。
【0039】再び図1、図2において、91は先端部に
リング状の突起を有する吸気口92及び排気口93を備
えた吸引ファンで、図22に示すように、両側に取付片
95a,95bが設けられてほぼ凸字状に形成され、一
方の取付片95aにはねじ挿通穴96が設けられ、他方
の取付片95bにはU字状の切欠き部97が形成され
て、筐体1の底板に固定された取付金具94上に装着さ
れており、吸引ファン91上には端子板98が取付けら
れている。100は筐体1の底板に固定された取付台1
01上に設けられた端子台である。
【0040】105は例えば金属材料からなる吸込側ジ
ョイントで、図23に示すように、中心部には通気穴1
06が貫通されている。そして、長手方向のほぼ中央部
外周に設けたフランジ107の一方の側には、サンプリ
ング管(図示せず)が接続されるサンプリング管接続部
108が設けられており、その内周面にはめねじ109
が設けられていて、嵌合式又はねじ式いずれのサンプリ
ング管でも接続できるようになっている。また、フラン
ジ107の他方の側にはサンプリング管接続部108よ
り小径のフィルタ接続部110が設けられており、その
先端部は大径の截頭円錐状に形成され、いわゆる竹の子
状111となっている。
【0041】112は中心部にフィルタ接続部110を
挿入しうる穴113が設けられたプレートで、フィルタ
接続部110に挿入してフランジ107に当接し、溶接
等により一体的に結合されている。なお、排気側ジョイ
ント115も上述の吸込側ジョイント105とほぼ同じ
構造のものである。
【0042】上記のように構成した吸込側ジョイント1
05及び排気側ジョイント115は、図2に示すよう
に、筐体1の側壁に設けた開口部116及び117に内
側からサンプリング管接続部108を挿入し、パッキン
を介してプレート112を側壁の内面に当接し、ねじ止
めして取付けられる。
【0043】120は電源線、信号線等のケーブルが挿
通されるケーブル取込口で、筐体1の側壁には図2
(c)に示すように、ケーブル取込口120の取付穴1
18が設けられており、この取付穴118の内側には取
付金具121がパッキンを介してねじ止めされている。
この取付金具121は図24に示すように、断面ほぼコ
字状で大小2つの穴122,123が設けられており、
大きい穴122は筐体1に設けた取付穴118とほぼ等
しい大きさに形成されている。ケーブル取込口120は
周囲の配管との関係で大きさの異なる2種類があるた
め、その大きさに応じて穴122又は123の何れか一
方を取付穴118と対向させて取付金具120を筐体1
にねじ止めすることにより、ケーブル取込口120をす
き間なく筐体1に取付けることができる。なお、さらに
特殊な径のケーブル取込口120を使用する場合は、こ
れに整合した穴を有する取付金具を製作することによ
り、容易に対応することができる。
【0044】131はフィルタ5と火災検出部30を連
結する第1の連結ホース、132は火災検出部30と吸
込ファン91を連結する第2の連結ホース、133は吸
込ファン91と排気側ジョイント115を連結する第3
の連結ホースである。
【0045】図25は第1〜第3の連結ホース131〜
133を示すもので、134は軟質合成樹脂からなるフ
レキシブルチューブを構成する蛇腹状のホースである。
135はホース134の両端部に接続された例えばポリ
塩化ビニール(PVC)の如き軟質合成樹脂からなり、
弾性を有するほぼ円筒状のパイプジョイントで、大径部
137とこれより長い小径部138とにより両者の間に
すき間hを有する二重構造のホース連結部136と、大
径部137とほぼ同径の連結部139と、連結部139
の外周に形成された鍔部140とからなっている。この
鍔部140はホース131〜133の着脱の際に指を掛
けるためのものであるが、省略してもよい。そして、ホ
ース134の両端部はホース連結部136のすき間h内
に挿入され、接着剤により一体的に接続されて第1〜第
3の連結ホース131〜133が構成される。
【0046】上記のように構成した第1〜第3の連結ホ
ース131〜133のうち、第1の連結ホース131の
一端は図17に示すように、一方のパイプジョイント1
35を検出部ケース31に設けた開口部31aに挿入し
て検出部本体33に装着した吸気ジョイント60aの接
続部63bに圧入し、他方のパイプジョイント135を
フィルタ5の連結部9に圧入する。このとき、パイプジ
ョイント135,135は弾性を有する軟質合成樹脂で
形成されているので、火災検出部30の吸気ジョイント
60aの接続部63b及びフィルタ5の連結部9に密着
し、気密性が保持される。
【0047】同様にして、第2の連結ホース132の一
方のパイプジョイント135は火災検出部30の排気ジ
ョイント60bに圧入され、他方のパイプジョイント1
35は吸引ファン91の吸気口92に圧入される。さら
に、第3の連結ホース133の一方のパイプジョイント
135は吸引ファン91の排気口93に圧入され、他方
のパイプジョイント135は排気側ジョイント115の
接続部110に圧入される。なお、吸込側ジョイント1
05とフィルタ5の連結部17も上述のような連結ホー
スで接続してもよい。このようにすれば、若し、フィル
タ5の位置が吸込側ジョイント105とずれていても両
者を確実に接続することができ、気密性を保持すること
ができる。上記の第1〜第3の連結ホース131〜13
3のフィルタ5、吸引ファン91及び排気側ジョイント
115への接続にあたっては、これらの接続部又は連結
部にリング状の突起又は竹の子部が設けられているの
で、フレキシブルチューブのパイプジョイントなどをよ
り密着して気密に保持すると共に、抜けを防止すること
ができる。
【0048】この種火災検知装置は、監視区域(例えば
コンピュータ室)の空気のみを吸引することにより火災
の監視を行うものであって、筐体内を高度の気密状態に
保つことが必要であり、このためには、配管によって連
結された筐体内のフィルタ、火災検出部及び吸引ファン
の接続部から空気が侵入しないようにしなければならな
い。本発明は、前述のようにフレキシブルチューブの両
端部に弾性を有する軟質合成樹脂からなパイプジョイン
ト135を接続し、このパイプジョイント135をフィ
ルタ5、火災検出部30及び吸引ファン91の連結部
(又はジョイント)に圧入して各連結部(又はジョイン
ト)間を接続するようにしたので、連結部(又はジョイ
ント)とパイプジョイント135間の密着性を向上させ
ることができ、空気の侵入を確実に防止することができ
るため、高精度で信頼性の高い火災検出装置を得ること
ができる。このように、筐体1内の接続部の密着性を高
めるようにしたので、筐体1とカバー3との間にパッキ
ンなどを介装しなくても高い気密性を得ることができ
る。
【0049】なお、ケーブル取込口120から取込まれ
た電源線は端子台100に接続され、端子板98を経て
吸引ファン91に接続されると共に、コネクタ89を経
て光源装置80の第1のプリント基板81、風量検出器
70のプリント基板71及びアンプキャップ53のプリ
ント基板54にそれぞれ接続されている。また、受光素
子54a及び風量センサ72の出力信号線は、プリント
基板54,71からコネクタ89、端子板98、端子台
100を経てケーブル取込口120から外部へ取出され
ている。
【0050】次に、上記のように構成した本発明の作用
を説明する。電源を投入すると吸引ファン91が作動
し、コンピュータ室から床下の通気室に還流する空気を
サンプリング管から吸引する。吸引された空気は吸引側
ジョイント105の通気穴106、パイプ29を経てフ
ィルタ5に導かれ、フィルタ素子22により微小な塵埃
等が除去されて第1の連結ホース131から火災検出部
30へ送られ、吸気ジョイント60aを経て光学室35
へ導かれる。そして、光学室35内を通過し、排気ジョ
イント60b、第2の連結ホース132、吸引ファン9
1、第3の連結ホース133を経て排気側ジョイント1
15から外部(通気室)へ排出される。
【0051】この間、光学室35においては、光源装置
80の発光素子86が例えば所定の周期で間欠的に点灯
し、円筒部36に設けた光導入穴44よりその光が光学
室35内に投光される。光学室35内に設置されたスリ
ット板45のスリット46は、図11に示すように、受
光素子54aを有するアンプキャップ53側に向って小
さくなって発光素子86から受光素子54aへの光の入
射を制限するようになっており、排気キャップ57側は
大きくなっている。このため、受光素子54aには通常
時は光が受光されない。
【0052】いま、火災が発生して光学室35内に送ら
れた空気中に煙が混入していると、発光素子86からの
光はこの煙により乱反射して受光素子54aにはこの散
乱光によりレンズ52によって収斂した光量が加えられ
るようになり、受光素子54aはこれに対応した電気信
号を出力するので、これにより火災の発生を検出するこ
とができる。また、風量検出器70は、この間、排気ジ
ョイント60bを流れる空気の量を検出し、光学室35
内に空気が正常に流れているかどうかを検出する。
【0053】上記の説明では、吸込側ジョイント105
の出力側及び排気側ジョイント115の入力側、火災検
出部30の吸気ジョイント60a及び排気ジョイント6
0bの接続部63bを竹の子状に形成し、フィルタ5の
連結部9,17、吸引ファン91の吸気口92及び排気
口93の外周にリング状の突部を設けた場合を示した
が、これらは竹の子状、リング状の突部の何れを形成し
てもよい。また、その他の各部、各機器の構造も上記実
施例に限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で適宜変更することができる。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る火災検出装置は、発光回路等が形成された第1の
プリント基板と、発光素子が搭載された第2のプリント
基板とを有し、第1のプリント基板と第2のプリント基
板を導電材料からなるピンで着脱可能に結合し、発光素
子を火災検出部に設けた開口部に近接して配置した光源
装置を備えたので、発光素子を交換する際は、発光素子
が搭載された第2のプリント基板をはんだを溶かしてピ
ンから外し、発光素子が搭載された新しい第2のプリン
ト基板をピンに装着すればよいので、交換作業がきわめ
て容易であり、第1のプリント基板に設けた発光回路な
どにはんだを溶かす際の熱による悪影響をおよぼすこと
もない。
【0055】また、上記の火災検出装置において、火災
検出部に設けた開口部を透明な導電性フィルムで覆うと
共に、発光素子を前記開口部の周囲にねじ止めしたカバ
ーで被覆したので、光学室の密閉性が高められ、またカ
バーの着脱がきわめて容易で、結果的に光源素子の交換
作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のカバーを外した状態を示す平面
図である。
【図2】図1の内部機器を取外した状態を示す平面図、
正面図及び側面図である。
【図3】図1のカバーの着脱状態を示す模式図である。
【図4】フィルタのフィルタカバーの平面図、一部側面
図及び断面図である。
【図5】フィルタ取付台の正面図及び断面図である。
【図6】フィルタの側面図である。
【図7】フィルタの保持金具の平面図、正面図及び側面
図である。
【図8】火災検出部の一部断面図である。
【図9】火災検出部の光学室の分解図である。
【図10】一部を省略した光学ケースの平面図、正面図
及び側面図である。
【図11】光学室の断面図である。
【図12】スリット板の側面図及び正面図である。
【図13】スリット板ホルダの断面図及び正面図であ
る。
【図14】レンズホルダの側面図である。
【図15】アンプキャップの正面図及び側面図である。
【図16】排気キャップの正面図である。
【図17】吸気ジョイントの接続状態を示す断面図であ
る。
【図18】風量検出器の断面図である。
【図19】光源装置の分解斜視図である。
【図20】カバーの平面図、正面図及び側面図である。
【図21】火災検出部の取付状態を示す筐体の一部断面
図である。
【図22】吸引ファンの取付金具の平面図及び正面図で
ある。
【図23】吸引側ジョイントの正面図、平面図及び断面
図である。
【図24】ケーブル取込口の取付金具の平面図及び正面
図である。
【図25】連結ホースの一部断面図である。
【図26】火災検出装置の設置例を示す模式図である。
【図27】従来の火災検出装置の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体 1a カバー 3 カバー取付金具 4 取付金具 5 フィルタ 6 フィルタカバー 9 連結部 10 突起 11a,11b 係止片 12 係止爪 13 フィルタ取付台 16 係止部 16a,16b カム部 17 連結部 18 突起 21 取付脚 22 フィルタ素子 25 フィルタ嵌合金具 26 フィルタ保持金具 28a,28b 長穴 30 火災検出部 32a,32b 取付金具 35 光学室 36 円筒部 37a,37b 光学ケース 38,38a 嵌合溝 39 突起 40a,40b,41a,41b 係止爪 42 凸部 43 空気導入穴 44 光導入穴 45 スリット板 47 スリット板ホルダ 49 凹部 50 レンズホルダ 53 アンプキャップ 54a 受光素子 55a,55b 係止穴 57 排気キャップ 58a,58b 係止穴 59 排気穴 60a 吸気ジョイント 60b 排気ジョイント 63b 接続部 70 風量検出器 71 プリント基板 72 風量センサ 73 センサホルダ 75 円筒部 80 光源装置 81 第1のプリント基板 82a〜82c ピン 83 第2のプリント基板 84a〜84c ピン穴 86 発光素子 87 導電性フィルム 88 カバー 90a,90b 固定金具 91 吸引ファン 92 吸気口 93 排気口 105 吸込側ジョイント 108 サンプリング管接続部 110 フィルタ接続部 111 竹の子部 115 排気側ジョイント 120 ケーブル取込口 121 取付金具 131 第1の連結ホース 132 第2の連結ホース 133 第3の連結ホース 134 ホース 135 パイプジョイント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/10 G01N 21/53

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子を有する光源装置と受光素子と
    を有し、空気中の煙を検出する光電式の火災検出部を備
    えた火災検出装置において、 発光回路等が形成された第1のプリント基板と、発光素
    子が搭載された第2のプリント基板とを有し、前記第1
    のプリント基板と第2のプリント基板を導電材料からな
    るピンで着脱可能に結合し、前記発光素子を火災検出部
    に設けた開口部に接近して配置した光源装置を備えたこ
    とを特徴とする火災検出装置。
  2. 【請求項2】 火災検出部に設けた開口部を透明な導電
    性フィルムで覆うと共に、発光素子を前記開口部の周囲
    にねじ止めしたカバーで被覆したことを特徴とする請求
    項1記載の火災検出装置。
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