JP3406934B2 - 並列誤差拡散方法 - Google Patents

並列誤差拡散方法

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JP3406934B2
JP3406934B2 JP00138594A JP138594A JP3406934B2 JP 3406934 B2 JP3406934 B2 JP 3406934B2 JP 00138594 A JP00138594 A JP 00138594A JP 138594 A JP138594 A JP 138594A JP 3406934 B2 JP3406934 B2 JP 3406934B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラーコンピュータ・デ
ィスプレイやカラープリンタ等のカラーディスプレイ装
置、特にラスタ・カラーディスプレイ装置上にカラー画
像を表示する際に用いられる並列誤差拡散方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】先行技術の説明を以下の図面に従って説
明する。図1は、CRTタイプのディスプレイにおける
従来の単一画素を示す図である。図2は、標準化された
色立方体を示す図である。図3は、フロイド(Floyd )
とスタインバーグ(Steinberg)の誤差拡散処理を示す
図である。
【0003】カラー・ラスタ・グラフィックディスプレ
イ装置はこの分野で広く知られている。これらの装置の
カラー画像表示は、通常画素マップによって行なわれ
る。この画素マップは、通常個々の画素から成り、各画
素は、ディスプレイ装置上のその画素の色値を表すビッ
トの集合から成っている。この集合における、異なる可
能なビットの数は、ディスプレイ装置に表示される異な
る色の数に一致しており、従って、装置がある画像を表
示できる解像度にも一致している。一般的な表色系で
は、他のビット数も可能であるが、通常、1画素につき
8または24ビットが格納される。
【0004】ディスプレイ装置は入力された画素データ
に対応する色値を表示し、時には高い解像度で表示す
る。一般的なスクリーン表示では、1280×1024
画素の範囲の、複数の異なる画素を表示することがで
き、各画素は通常224の異なる色値を表示可能である。
【0005】しばしば、特定のモデルに従ってコンピュ
ータ・ディスプレイ上に色が表示される。赤、緑、青
(RGB)のカラーモデルは、陰極線管(CRT)やカ
ラーラスタディスプレイ装置で一般に使用されているモ
デルの1つである。他のカラーディスプレイ・モデルと
しては、カラープリンティング装置によく使用されるシ
アン、マゼンタ、イエロー(CMY)がある。RGBモ
デルの使用例では、コンピュータ・ディスプレイで一般
に用いられるNTSC(National Television System C
ommittee)画像表示規格がある。この規格では、各画素
エレメントは3つの別々のエレメントに分けられ、夫々
がある画素の赤、緑、青の各部分を表わしている。
【0006】図1に示すように、カラーCRTのスクリ
ーン表面は密接した画素で占められている。各画素20
は赤(R)、緑(G)、青(B)の輝点(蛍光ドット)
または画素エレメント19から成っている。通常、これ
らの輝点の大きさは、個々のドットから放射される光
が、対応する3色の混色したものとして視聴者が知覚で
きるように十分に小さいものとなっている。このよう
に、各輝点を励起する強度を変えることにより、広い範
囲の異なる色が1つの画素によって生成される。通常、
各輝点の励起強度が、上述の画素エレメントのサブグル
ープの各々の値に対してある程度釣り合いが取れるよう
に、変換処理(不図示、但し周知の技術である)が行な
われる。例えば、各赤、緑、青に対して8ビットに分け
られ、1画素につき24ビットのカラーディスプレイ・
システムが考えられる。これは、各赤、緑、青のそれぞ
れに対して、28 または256段階の強度レベルに相当
し、合計224の異なる色値が可能となる。このように多
くの色を表示できるカラーディスプレイは、あらゆる実
用的な目的において、連続階調画像を、連続階調表示に
見える程度までに近付けることができる。
【0007】この方法で印刷可能な色の範囲を概念的に
示すために、これらの色を図2に示すような単位の色立
方体に表して説明することにする。いずれの特定の点に
おいても、3つのサブグループの各々の独立した作用が
合計されて、最終的な色が生成される。例えば、各色の
値が等しい色立方の主対角線は、黒(0,0,0)から
白(1,1,1)までの異なる無彩色レベル(グレイレ
ベル)または無彩色スケール(グレイスケール)を表し
ている。
【0008】多くのディスプレイ装置にとって、例えば
24ビットの入力画素によって、色の全範囲を表示する
ことは不可能である。例えば、黒白ラスタ画像ディスプ
レイではただの2色、つまり白と黒しか表示できないの
で、このディスプレイは白黒装置として知られている。
他のカラーディスプレイ装置は、各原色に対し限られた
数の離散的な強度レベルしか表示できない。さらには、
2レベルの強誘電性液晶ディスプレイ(FLCD)のよ
うなカラーの2レベル装置では、スクリーン上の各画素
エレメントは、完全にオンであるか完全にオフであるか
の2つの強度レベルしか持たない。例えば、あるディス
プレイ装置が2レベルの赤、緑、青、白を表示可能であ
るとすると、各画素が表示できる異なる色の数の合計は
4 =16色となる。
【0009】ディスプレイ装置への入力が、より多数の
強度レベルであるとすると、表示された色には誤差が生
じるであろう。この誤差とは、表示すべき正確な画素値
と実際に表示された近似値との間の差のことである。2
レベルのカラーディスプレイ等の離散的カラーディスプ
レイ上に表示可能で、知覚できる色の数を増加させるよ
うに様々の方法が開発されている。そうした方法は、一
般に中間調処理として知られている。中間調処理の別の
様態の説明に関しては、MIT プレス(Pressより1991
年に発行されたロバート・ユーリックニー(Robert Uli
chney)著「ディジタル・ハーフトーニング(Digital Ha
lftoning)」を参照されたい。
【0010】このユーリックニーによる、表示画像の画
質を向上させるための方法は、誤差拡散法と呼ばれてい
る。この処理はフロイド(Floyd )とスタインバーグ
(Steinberg )が単色(ブラックまたはホワイト)表示
のための処理方法に発展させた。これについては、ソサ
エティー・フォー・インフォメーション・ディスプレイ
(Society for Information Display) の1975年シン
ポジウム・ダイジェストの技術レポート(Symposium Dig
est of Technical Papers 1975,36)「空間無彩色スケー
ルの適応的アルゴリズ(An Adaptive Algorithm for Sp
atial Gray Scale) 」に記載されている。このフロイド
とスタインバーグの処理では、各画素値に関連した誤差
が、注目画素の幾つかの周辺画素の値に足されて、この
加算の合計値が画素値と関連した誤差と等しくなるよう
にする。これには、最終画像の幾つかの画素間の誤差を
展開あるいは拡散して画質を向上できるという効果があ
る。この処理の例は図3に示す通りである。この例で
は、注目画素21に関する誤差を拡散して、誤差の2/
8(8分の2)が注目画素21の右の画素22に割り当
てられ、1/8がその左の画素23に割り当てられ、2
/8が注目画素21の下の画素24に割り当てられ、1
/8が夫々、画素25,26,27に割り当てられるよ
うに決定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】使用される高解像度デ
ィスプレイは、一般に、1280×1024=1310
720画素オーダーの画素解像度を持ち、60Hzのリ
フレッシュ・レートを持っている。前述したように、各
画素はその色値に関して24ビットを持つことができ
る。従って、画素のいずれの処理が行なわれる際でも、
それを高速で行うためには、画素の入力レートが高いこ
とが必要である。
【0012】上記の例では、表示入力データを処理する
には、システムの扱うトータルの処理能力が235メガ
バイト/秒以上であることが必要である。誤差拡散処理
は、各画素を注目してその周辺の画素に誤差を拡散しな
ければならないので、高い処理レートを必要とする処理
の例である。さらに、1つの画素エレメントの誤差拡散
が、後で処理される全エレメントに影響を及ぼすため、
シリアルに行う以外にこの処理を実現することは困難で
ある。
【0013】ラスタ走査画像の注目画素の下または右の
周辺画素を選択することにより、ある注目画素より拡散
された誤差が後続の画素のみに影響するため、画像の上
辺から底辺に亙る誤差拡散が達成される。
【0014】本発明の目的は、画像の異なる部分の同時
誤差拡散を行うための多重誤差拡散法を供給し、その方
法を通じて誤差拡散を行なうのに必要なスピードを低下
できる方法を提供することである。本方法及び装置は、
入力の1ライン以上の誤差拡散を複数の誤差拡散回路で
同時に行なうことにより、出力画像の中間調処理を並行
して行うことにより、画像出力速度を低下することなし
に、個々の誤差拡散回路における中間調処理に要する処
理速度を低下することができる。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の並列誤差拡散方法は以下のような工程を備え
る。即ち、入力画素により形成される画像を誤差拡散処
理する並列誤差拡散方法であって、 (a)誤差拡散される前記入力画素を少なくとも2つの
グループに分ける工程と、 (b)前記グループの最初の1つを用いて第1の一連の
工程(i)(ii)、即ち、 (i)入力画素の第1のグループを受信して、周辺画素か
ら先に算出されて格納手段に格納されている誤差拡散デ
ータの第1のグループと合計して、第1のグループの入
力補正画素を生成し、前記格納手段に格納する工程と、 (ii)前記第1のグループの入力補正画素の各々につい
て、第1の表示出力値と、関連した誤差拡散値とを決定
し、第1のグループの表示出力データと第1のグループ
の誤差拡散データを得、前記第1のグループの誤差拡散
データを前記格納手段に格納する工程とを実行し、 (c)同時に、前記入力画素の第2のグループを用いて
第2の一連の工程(iii)(iv)(v)、即ち、 (iii)先に算出されて前記格納手段に格納されている
力補正画素の第2のグループに対し誤差拡散を行って、
第2のグループの誤差拡散データと第2のグループの表
示出力データを得、前記第2のグループの誤差拡散デー
タを前記格納手段に格納する工程と、 (iv)第2のグループの入力画素を受信して、前記格納手
段に格納されている前記第2のグループの誤差拡散デー
タと合計して、第2のグループの入力補正画素を得る工
程と、 (v)前記第2のグループの入力補正画素を前記格納手段
に格納する工程とを備えることを特徴とする。
【0016】
【0017】
【作用】以上の構成において、入力画素を少なくとも2
つのグループに分け、入力画素の第1のグループを受信
して、周辺画素から先に算出されて格納手段に格納され
ている誤差拡散データの第1のグループと合計して、第
1のグループの入力補正画素を生成し格納手段に格納
し、第1のグループの入力補正画素の各々について、第
1の表示出力値と、関連した誤差拡散値とを決定し、第
1のグループの表示出力データと第1のグループの誤差
拡散データを得て、その第1のグループの誤差拡散デー
タを格納手段に格納する処理を実行し、 これと同時に、
入力画素の第2のグループを用いて、先に算出されて格
納手段に格納されている入力補正画素の第2のグループ
に対し誤差拡散を行って、第2のグループの誤差拡散デ
ータと第2のグループの表示出力データを得て第2のグ
ループの誤差拡散データを格納手段に格納し、第2のグ
ループの入力画素を受信して、格納手段に格納されてい
る前記第2のグループの誤差拡散データと合計して、第
2のグループの入力補正画素を得て格納手段に格納す
る。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0019】好適な実施例及び他の実施例の説明本実施
例においては、誤差拡散処理を並列に実行することによ
り、実時間での誤差拡散処理を実現し、全体の誤差拡散
処理において同時に動作する多数の誤差拡散処理が存在
するようにする。これにより、入力画像を処理するのに
必要とされるスピードを落とすことが可能となる。
【0020】前述したように、図3は、入力画像の1ラ
インに対して行なわれる、通常のフロイドとスタインバ
ーグの誤差拡散処理を示すものである。この処理では、
用いられる誤差拡散処理に従って注目画素21が閾値で
切られ、隣接画素へ分配する誤差量の他に出力カラー
“0”が求められる。この誤差は、図示のように隣接画
素22,23,24,25,26,27に加算される。
この処理の結果、これらの画素の値が変化する。
【0021】誤差拡散処理は注目ラインに対して続けら
れ、画素22が誤差拡散に用いられ、次に画素23が用
いられ、以下同様に処理が行なわれる。ラインの始めと
終わりでは、存在しないエレメントへ拡散される誤差値
は殆どが放棄される。
【0022】図4を参照すると、本実施例では、第1及
び第2の誤差拡散処理28,29は、夫々入力データの
異なる部分を同時に処理している。この処理では、第1
の誤差拡散処理28は、入力データのn番目のラインの
入力画素に対し誤差拡散を行ない、同時に、第2の誤差
拡散処理29は、(n+1)番目のラインの情報に対し
て誤差拡散を行なう。この誤差拡散処理29は、2つの
処理が同一画素に対し同時に行なわれて処理が複雑に重
ね合わされないように、処理28の充分後方に留まるよ
うに時間調整されていることが望ましい。
【0023】図5を参照すると、例えば、第3の誤差拡
散処理部30などさらに別の誤差拡散処理部によって、
さらに入力画像の誤差拡散が行なわれる。この誤差拡散
処理部30は、入力データの(n+2)番目のラインに
対し同時に動作するものである。
【0024】誤差拡散値の算出に用いられる方法は、コ
ンピュータ・グラフィック(Comuter Graphic )社より
1982年7月に発行された、ポール・ヘックバート
(PaulHeckbert)著「フレームバッファ表示のためのカ
ラー画像量子化(Color ImageQuantization for Frame
Buffer Display )( Volume 16, Number 3, July 198
2, pages 297-304) に記載されているような3次元フル
カラー誤差拡散処理法である。
【0025】このヘックバートの処理では、表示可能な
画像の色域の代表色として、ディスプレイ装置の異なる
可能な出力値が選択される。最も近い表示可能な色値と
注目している入力色値との間の距離を表す、3次元色空
間におけるベクトル量が算出され、この値は、好ましく
は、フロイドとスタインバーグの処理を用いて周辺画素
に加算される。
【0026】次に、好適な実施例の並列誤差拡散装置の
第1の動作例を示す図6を参照する。入力部31は24
ビット構成の画素を、ライン単位で入力画素を記憶でき
る入力フレームバッファ32へ入力する。2つの誤差拡
散ユニット1(33),2(34)は、入力フレームバ
ッファ32より画素を読み出して、誤差拡散値35を出
力フレームバッファ36へ出力し、FLCD100に表
示する。入力フレームバッファ32の画素の現在の値が
クリアされることに加えて、誤差拡散値が2本のバス3
7を介して注目画素の周辺画素へ加算される。
【0027】前述したように、誤差拡散ユニット33,
34は並行して動作する。この並行処理により、これら
の誤差拡散ユニットは、入力部31が入力フレームバッ
ファ32に値を入力する速度(rate)よりも遅い処理速度
で動作することが可能となる。
【0028】次に図7を参照する。この図は、簡素化さ
れた18×15のフレームバッファの、実施例の動作の
1状態を例として示している。入力部31は、画素41
を入力フレームバッファ32へ高速で入力している。誤
差拡散処理38,39は、入力部31がデータを入力す
る速度の半分の速度で、入力データにおける以前のライ
ンに対して誤差拡散を行っている。誤差拡散処理38
は、注目ラインの処理を終えると、直ちに誤差拡散を必
要とする次のライン40の処理を始める。これら2つの
誤差拡散処理を用いることの全体的な効果は、入力部3
1の入力速度にほぼ等しい高速の単一の誤差拡散処理を
行うのと同じになる点にある。
【0029】図8に示すような他の実施例では、誤差拡
散処理42,43,44によりさらに多くの誤差拡散処
理の並列化が達成されている。これらの誤差拡散処理は
現在の入力画面に対して誤差拡散を行なっている。誤差
拡散処理42が注目ラインの処理を終えると、直ちに誤
差拡散を必要とする次のライン45の処理が開始され
る。入力部31は、誤差拡散処理が維持できる速度より
も速い速度で、値を入力フレームバッファ32へ入力し
ている(この入力中の画素Iを46で示す)。入力部3
1は最終ラインの入力を終えると、再び最初のラインの
入力にかかる。誤差拡散処理47,48,49は、まだ
以前の画像の入力値を処理していても、入力部31の処
理ラインより十分先の処理を行っていることができる。
それは、誤差拡散処理47,48,49は、以前の画像
の入力値の処理を行ない、入力部31がその画素値に対
して書き込みを行なうように要求される前に、その処理
を完了できるからである。誤差拡散処理により出力値
“0”が生成されると出力フレームバッファ36に書き
込まれ、その後、要求に応じて、出力表示部(FLC
D)100に読み出される。
【0030】上述の説明からわかるように、要求される
高速のデータ入力スピードに処理速度を合わせながら、
多段構成の誤差拡散処理部により誤差拡散処理を並行し
て行なうことができる。本実施例は特にRGB表色系に
有効であり、以下にレッド(R)、グリーン(G)、ブ
ルー(B)、ホワイト(W)(RGBW)の強誘電性液
晶ディスプレイ装置への特定の応用例を説明する。
【0031】この実施例では、誤差拡散処理を並列化し
て、2つの処理ユニットが同時に誤差拡散処理を行なう
ようにすることにより、リアルタイムで誤差拡散処理が
達成される。従って、各ユニットは通常必要とされるデ
ータ処理速度の半分の速度で動作することが可能であ
る。さらに、メモリの注意深く、柔軟な使用により、入
力画素を一時的に保存するために、単一のラインに相当
するだけのラインメモリだけで良く、しかも補助的な単
一ラインメモリを出力画素の一時保存に使用することが
可能となっている。これらの記憶手段と並列の誤差拡散
ユニットを用いて、入力画素値が通常必要とされる誤差
拡散処理速度の半分の速度で処理され、必要なメモリ容
量も実質的に縮小することができる。
【0032】この実施例では、入力データは各サイクル
で2つの24ビットサンプルの形で入力されることが前
提となっている。また、出力部は4色、すなわち赤、
緑、青、白(RGBW)を持ち、各色は2レベル(オ
ン、オフ)の色値を持つとしている。従って、表示部へ
送られる出力値は4ビットの形を取っており、1ビット
が各色に対応している。
【0033】次に図9を参照する。この図は、並列誤差
拡散装置の全体構成を示している。この装置はラインメ
モリ50、赤、緑、青、白(RGBW)バッファユニッ
ト51、入力補正ユニット52、誤差拡散ユニット5
3,54、出力シーケンサ55を備えている。ラインメ
モリ50は、表示するための、完全な1ライン分の画素
を格納する。特にこの実施例では、ラインメモリ50は
1280×24=30720ビットを格納して、1画素
24ビットで構成される1ラインの1280画素を表現
することができる。このラインメモリ50は、各サイク
ルで1度、読み出しまたは書き込みが行なわれるように
構成されている。リードデータバス56とライトテータ
バス57は、夫々1サイクルで192ビット(つまり8
画素)のデータを読み出しあるいは書き込みできるよう
になっている。
【0034】RGBWバッファユニット51もまた、各
サイクルで1度だけ読み出しまたは書き込みが可能であ
る。このユニット51は、4ビットのRGBWバッファ
単位で1280画素を格納するよう構成されており、各
々20ビット幅のライトデータバス59とリードデータ
バス58を有している。
【0035】同一構成の2つの誤差拡散ユニット53,
54は、ラインメモリ50から情報を取り出し、夫々2
通りの出力を形成することができる。第1の出力は1画
素当たり4ビットのRGBWデータで、ライトデータバ
ス59を介してRGBWバッファユニット51へ供給さ
れる。2番目の出力は1画素当たり24ビットの誤差デ
ータで、それはライトテータバス57を介してラインメ
モリ50に再度書き込まれる。
【0036】入力補正ユニット52は、入力バス60を
介して、夫々8ビットの赤、緑、青の入力レベルの標準
RGBフォーマットデータを受け取る。入力バス60
は、同時に2セットの画素データを含むので、2×24
=48ビット幅を持っている。さらに下記に説明するよ
うに、入力補正ユニット52は、RGB入力データと、
ラインメモリ50に記憶されているそのデータの誤差デ
ータを組み合わせて、ラインメモリ50へ格納し直すべ
き補正されたRGBデータを生成する。
【0037】出力シーケンサ55はRGBWバッファユ
ニット51よりデータを読み出すもので、データのバッ
ファリングを行なって出力バス61へ出力することによ
り、RGBWディスプレイ(FLCD等)を正しいシー
ケンスで駆動するためのものである。入力速度(rate)
は1サイクル当たり2画素なので、出力速度を入力速度
と同じ速さに保つために、出力シーケンサ55は、2.
5サイクル毎に5つの4ビットサンプル(つまり5サイ
クル毎に2つの20ビットデータを読出す)の割合で、
データをRGBWバッファユニット51より読み出し、
要求される速度で、そのデータを出力バス61上に送り
出す前に、データのラッチ及びバッファリングを行なっ
ている。
【0038】次に図10を参照して、実質的に同一の誤
差拡散ユニット53,54の動作をより詳細に説明す
る。誤差拡散ユニット53,54は各々ラインメモリ5
0からの192ビット(8×24ビットのRGB画素グ
ループ)幅のデータ及び、RGBWバッファユニット5
1への20ビット(5×4ビットのRGBW)出力デー
タの順序を決定するための2つのアドレス発生部62,
63を有している。データは、誤差拡散ユニット53,
54を通じて、ラインの画素の順に順次処理される。ラ
インメモリ50よりの192ビット幅の補正された入力
データは、データを24ビットの形式に再配列する8段
階のシフトレジスタ64によりシフトされる。
【0039】誤差決定ユニット65はRGBフォーマッ
トの24ビット入力データを取出して、好ましくは、い
ずれの出力カラー画素が入力データに最も近いかを決定
し、出力RGBWデータとRGB入力データの間のベク
トル距離を決定することにより、RGBWシフトレジス
タ84へ送られる4ビットのRGBWデータ66と、2
4ビットのRGB補正誤差データ67形式の出力データ
を生成する。この誤差情報は、ラインメモリ50の次の
ラインへ書き戻される。
【0040】誤差情報は、前述及び図3に示す図式に従
って周辺画素へ拡散される。この誤差は誤差バス67上
へ出力される。誤差の8分の2を、入力される画素列の
次の画素へ加算する3個の8ビット加算器を含む加算器
68が設けられている。同様に、加算器69は誤差値の
1/8を取り出して、図3の23に相当する画素値に加
算する。
【0041】同様に、誤差を部分的に加算することによ
り、つまり符号70の所で1/8、加算器71で1/
8、加算器72で2/8、加算器73で1/8となる誤
差部分を加算することにより、誤差情報がラインメモリ
50の次のラインに加算される。これは図3において、
25,26,24,27で示された誤差情報の部分を加
算することに相当する。同様に、各画素からの誤差も
又、この4段階のパイプラインで累積され、ここで次の
ラインの各画素位置へ加算される合計誤差が生成され
る。これらの累積誤差値は、出力シフトレジスタ74を
介してラインメモリ50へ書き戻され、後続のラインに
おいて、入力補正ユニット52によりアクセスされる。
RGBW値は、RGBWシフトレジスタ84を介してR
GBWバッファユニット51へ書き込まれる。
【0042】次に図11を参照する。この図は、入力さ
れる各画素毎のRGBデータを、前のラインから拡散さ
れた誤差値を加算することによって補正する入力補正ユ
ニット52を示している。補正された入力値はラインメ
モリ50へ再度格納される。入力値がラインメモリ50
へ格納される前に補正されることにより、入力値と誤差
値用のラインメモリを別々に設ける必要がなくなってい
る。入力補正ユニット52は2組の補正ユニット75,
76を有し、各補正ユニットは3つの加算器77,7
8,79を備えている。これら加算器は、夫々RGBの
各値に対応している。入力シフトレジスタ80及び出力
シフトレジスタ81は、前者がラインメモリ50から
の、後者がラインメモリ50へのデータの流れを制御し
ている。入力補正ユニット52は、入力データを入力速
度と同じ速度で補正するために、1クロックサイクルで
2組のRGB値を処理する。これにより、ラインメモリ
50に対するの読み出しと書き込みの両方を行なうため
に、入力補正ユニット52は誤差拡散ユニット53,5
4に要求されるバンド幅(動作速度)の2倍が必要とな
る。
【0043】次に、図9の並列誤差拡散装置の説明を補
足するために、図12、図13及び図14を参照して、
この装置の動作の1例を説明する。
【0044】図12は、ラインNの処理前の誤差拡散処
理状態を示している。前列(ラインN−1)の前半部で
は誤差拡散が行なわれてしまっている。この処理の結果
はRGBWバッファユニット51に格納されている。ラ
イン(N−1)の後半部では入力補正が行なわれ、誤差
拡散処理の用意がされている。このデータはラインメモ
リ50の半分へ格納される。ラインメモリの残りの半分
はライン(N−1)の前半部の処理から生成されて、ラ
インN(処理すべきライン:注目ライン)の前半部へ拡
散される誤差拡散値によって占められている。
【0045】並列誤差拡散処理装置がラインNの処理を
開始すると、4つの処理動作が殆ど並行して開始され
る。1ラインを処理するのに要する時間を、便宜上、1
ライン時間とする。いくつかの動作により生じるデータ
が、同一のライン時間内で再利用されるので、各動作の
開始がわずかに(2〜3クロックサイクル)ずれること
になる。水平ブランク時間(誤差拡散装置へデータが入
力されないライン間の時間)により、各動作をずらすの
に必要な余分なクロックサイクルが生まれる。但し、こ
れらの処理は単一のライン時間内で完了する。図13は
ラインメモリ50とRGBWバッファユニット51の状
態を示している。この図では、各誤差拡散ユニット5
3,54の、ラインメモリ50とRGBWバッファユニ
ット51内における、ラインの処理の途中の状態と、現
在の処理の位置が示されている。
【0046】ラインNの処理中に起こる最初の処理動作
は、ライン(N−1)の後半部の誤差拡散処理である。
これは誤差拡散ユニット53により行なわれる。先に入
力され補正された値がラインメモリ50より読み出され
て、誤差拡散ユニット53へ格納される。誤差拡散によ
り生じたRGBW値は、RGBWバッファユニット51
へ書き込まれる。ラインNの後半部へ拡散される誤差デ
ータは、ラインメモリ50へ再度書き込まれる。
【0047】ラインNの処理における第2の処理動作
は、出力シーケンサ55による、ライン(N−1)のた
めのRGBW値の読み出しである。ラインNの処理開始
に際しては、ライン(N−1)の前半部のためのRGB
W値はRGBWバッファユニット51内に格納されてい
る。出力シーケンサ55は、1クロックサイクルに2つ
の値の割合でこれらの値を読み出して、処理がラインの
末尾に来るまでに、ライン(N−1)用の全てのRGB
W値が出力されているようにする。ここでは、並列に行
なわれるライン(N−1)の後半部の誤差拡散が、常に
出力シーケンサ55の十分先にあるようにして、出力シ
ーケンサ55がそのラインの最後の値を読み出す前に、
残りのRGBW値がRGBWバッファユニット51へ書
き込まれているようにすることが必要である。これは、
RGBWバッファユニット51に対して出力シーケンサ
55の起動時間を2〜3クロックサイクルずつずらすこ
とにより達成される。
【0048】ラインNの処理における3番目の処理動作
は、入力されているラインNのデータの入力補正であ
る。入力補正ユニット52は、そのラインの先頭で動作
を開始し、1サイクルに2つの割合で誤差値をラインメ
モリ50から読み出し、それを入力データへ加算する。
そして、各サイクル毎に、2つの補正された入力値をラ
インメモリ50へ格納する。ライン全体の入力補正は、
入力補正ユニット52へ入力される速度で処理される。
図12からわかるように、補正に必要なライン(N−
1)からの誤差値は、処理動作が始まる前に、ラインN
の前半部のために適所に置かれる。残りの誤差値は、ラ
インの処理が進むにつれて、誤差拡散ユニット53によ
り生成される。ここでも、常に、誤差拡散ユニット53
が、誤差値が入力補正ユニット52に要求されるより先
に、これらの誤差値を生成することが必要である。
【0049】ラインNの処理における4番目の処理動作
は、ラインNの前半部の誤差拡散である。この動作は、
そのラインの先頭から始められるが、入力補正ユニット
52が最初の画素の入力を補正した直後に開始されるよ
うになっている。この誤差拡散は、誤差拡散ユニット5
4により行なわれる。生成されたRGBWデータは、出
力シーケンスが読出している画素位置の後方で、RGB
Wバッファユニット51に書き込まれる。次のラインへ
拡散されるべき誤差値は、ラインメモリ50へ再度書き
込まれる。
【0050】図14は、ラインの終りにおいて、ライン
メモリ50の内容が、1ラインの誤差拡散で起こった全
体的な派生的効果を伴って、ラインの先頭の時点の内容
と同じであることを示している。
【0051】図12〜図14は、ラインの各画素位置と
して、ラインメモリ50の記憶位置を1つだけ用いて、
4つの動作を並列に行うことが可能であることを示して
いる。各ラインメモリ50の記憶位置では、各ラインに
対して読み出し及び書き込みが2度ずつ行なわれる。各
RGBWバッファユニット51の記憶位置は、各ライン
に対して1度ずつ書込みと読み出しが行われる。ライン
の後半部におけるラインメモリ50の記憶位置がまず誤
差拡散ユニット53により読出され、次のラインのため
の誤差値が、その位置へ再度格納される。これら誤差値
は、その後入力補正ユニット52により読み出され、補
正された入力値が同じ位置へ再度格納される。ラインの
前半部の記憶位置は逆の順序でアクセスされる。つま
り、始めに入力補正ユニット52のための読み出し及び
書き込みが行なわれ、続いて誤差拡散ユニット54のた
めの読み出し及び書き込みが行なわれる。
【0052】2つの誤差拡散ユニット53,54、入力
補正ユニット52、出力シーケンサ55は、入力画像の
誤差拡散を首尾よく行なうために、ラインメモリ50と
RGBWバッファユニット51のデータの読み出し及び
書き込みを行って、入力データと出力データとの整合を
取る。前述したように、半分の処理速度の誤差拡散ユニ
ット53,54は、1ラインの誤差拡散計算を完了する
のに、各々2ライン分の時間を使っている。各ライン時
間で、誤差拡散ユニット53,54の各々は1ラインの
半分の誤差拡散値を算出し、入力補正ユニット52は、
1ライン全部のデータを補正して格納し、出力シーケン
サ55は、1ライン分のRGBWデータを書き込むこと
になる。
【0053】上述の説明は、本発明のいくつかの実施例
について、特にRGBW強誘電性液晶ディスプレイで用
いられるRGBモデルについて述べてきたに過ぎない。
当業者には明らかであるが、本発明の趣旨から逸脱する
ことなく、他のモデルの使用や変形が可能である。従っ
て、本発明はこの実施例に限定されるものでなく、特許
請求の範囲により規定される。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像の異なる部分の同時誤差拡散を行うための多重誤差拡
散法を供給し、その方法を通じて誤差拡散を行なうのに
必要なスピードを低下できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】CRTタイプのディスプレイ装置における従来
の単一画素を示す図である。
【図2】標準化された色立方体を示す図である。
【図3】フロイド(Floyd) とスタインバーグ(Steinber
g) の誤差拡散処理を示す図である。
【図4】本発明の好適な実施例の動作を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す図である。
【図6】本実施例を具体化した装置を示す概略ブロック
図である。
【図7】本実施例の動作を示す概略図である。
【図8】本発明のさらに他の実施例の動作を示す概略図
である。
【図9】本実施例を具体化した装置を示す概略ブロック
図である。
【図10】図9の誤差拡散ユニットを示す概略ブロック
図である。
【図11】図9の入力補正ユニットを示す概略ブロック
図である。
【図12】図9の装置の初期の状態を示す概略図であ
る。
【図13】図9の装置のさらに第2の状態を示す概略図
である。
【図14】図9のさらに第3の状態を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
31 入力部 32 入力フレームバッファ 36 出力フレームバッファ 50 ラインメモリ 51 RGBWバッファユニット 52 入力補正ユニット 33,34,53,54 誤差拡散ユニット 55 出力シーケンサ 100 FLCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/46 H04N 1/46 (56)参考文献 特開 平6−98165(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 G06T 1/00 510 G06T 5/00 200 H04N 1/405 H04N 1/46

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画素により形成される画像を誤差拡
    散処理する並列誤差拡散方法であって、 (a)誤差拡散される前記入力画素を少なくとも2つの
    グループに分ける工程と、 (b)前記グループの最初の1つを用いて第1の一連の
    工程(i)(ii)、即ち、 (i)入力画素の第1のグループを受信して、周辺画素か
    ら先に算出されて格納手段に格納されている誤差拡散デ
    ータの第1のグループと合計して、第1のグループの入
    力補正画素を生成し、前記格納手段に格納する工程と、 (ii)前記第1のグループの入力補正画素の各々につい
    て、第1の表示出力値と、関連した誤差拡散値とを決定
    し、第1のグループの表示出力データと第1のグループ
    の誤差拡散データを得、前記第1のグループの誤差拡散
    データを前記格納手段に格納する工程とを実行し、 (c)同時に、前記入力画素の第2のグループを用いて
    第2の一連の工程(iii)(iv)(v)、即ち、 (iii)先に算出されて前記格納手段に格納されている
    力補正画素の第2のグループに対し誤差拡散を行って、
    第2のグループの誤差拡散データと第2のグループの表
    示出力データを得、前記第2のグループの誤差拡散デー
    タを前記格納手段に格納する工程と、 (iv)第2のグループの入力画素を受信して、前記格納手
    段に格納されている前記第2のグループの誤差拡散デー
    タと合計して、第2のグループの入力補正画素を得る工
    程と、 (v)前記第2のグループの入力補正画素を前記格納手段
    に格納する工程とを備えることを特徴とする並列誤差拡
    方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のグループの表示出力データと
    第2のグループの表示出力データとを格納する工程をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1に記載の並列誤差
    拡散方法。
  3. 【請求項3】 前記表示出力データを出力する工程をさ
    らに備えることを特徴とする請求項2に記載の並列誤差
    拡散方法。
  4. 【請求項4】 前記工程(a),(b),(c)を繰り
    返す逐次処理工程をさらに備え、各繰り返しに対して、
    先の工程(c)より生じ、前記格納手段に格納された
    記第2のグループの入力補正画素と誤差拡散データと
    が、後続の工程(b)において対応する第1のグループ
    として用いられることを特徴とする請求項1に記載の
    列誤差拡散方法。
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