JP3406310B1 - 通船ゲート装置 - Google Patents

通船ゲート装置

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JP3406310B1
JP3406310B1 JP2002199775A JP2002199775A JP3406310B1 JP 3406310 B1 JP3406310 B1 JP 3406310B1 JP 2002199775 A JP2002199775 A JP 2002199775A JP 2002199775 A JP2002199775 A JP 2002199775A JP 3406310 B1 JP3406310 B1 JP 3406310B1
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Abstract

【要約】 【課題】船体の先端部が当接することで簡単に開錠し、
船体の進行によって扉体を開放することができる通船ゲ
ート装置を提供する。 【解決手段】網場bの途中に、船体cに干渉しない幅と
深さを有して船体の通路dを形成する接続枠体1を介在
させ、該接続枠体の通路内にこの接続枠体の側枠へその
外側部を回動縦軸12a,12bにより取り付けて通船
が進行する前後方向へ回動自在とし、接続枠体の通路を
通船しないとき該接続枠体の通路を閉塞する観音開き状
の一対の扉体2a,2bを設けて、これら一対の扉体の
内側部に船体の進行方向先端部が当接する受動体3a,
3bをそれぞれ設けると共に、一対の扉体に、常時は該
一対の扉体が施錠状態に保持され、受動体の少なくとも
一方に船体が当接したとき一対の扉体が開錠状態となる
施錠・開錠手段4を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、貯水池,ダム湖等の網
場に設けた通船ゲート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現今、貯水池やダム湖等においては、そ
の放水門側等への塵芥や流木が流出しないように、水面
および水面下の所定深さを網場と呼ばれる網状の仕切帯
によって仕切らせて、これにより前記塵芥や流木がその
下流側に流出することがないように防止している。
【0003】また、この貯水池やダム湖等の水上は、該
全所へ隈なく集塵船や巡視船が行き来する必要性を有す
るため、この網場はその適所において通船ゲートが設け
られていて、該通船ゲートは、通船時に開門させて該船
が往来ができるようにされている。
【0004】従来、この通船ゲートは、図11に示すよ
うに、貯水池やダム湖等に張設した網場80の途中に、
凵型状のゲート枠材81をフロート82により支持させ
つつ連結させてあり、このゲート枠材81の空所に、図
11(a)に示すように、観音開き状に開閉する扉83
a,83bや、図11(b)に示すように、上下運動に
より開閉する扉83cを取り付けてある。
【0005】そして、前者の観音開き式の扉83a,8
3bは、ゲート枠材81の側部へ一対の扉83a,83
bの一側部を支軸84等により取り付けて中央部から観
音開きに開閉されるもので、この一対の扉83a,83
bは、それぞれの内端部が連結輪85により連結されて
いて、通常は閉塞状態に維持されている。そのため、船
体の通過にあっては、この通船ゲートの間際まで接近
し、作業者が船体における舳先部に移動して連結輪85
を図11(a)において仮想線で示すように外し、一対
の扉83a,83bを手動により押し出して観音開き状
に開放し、通船後は、作業者は船体の船尾部へ移動して
閉扉し、この一対の扉83a,83bを連結輪85によ
り連結する作業を行うので、その作業が甚だ面倒であっ
た。
【0006】一方、この作業を自動化させて扉の開閉に
対する作業性の向上を図る装置として、前記した後者の
上下動式の扉83cなどが開発されたが、例えば、この
上下動式の扉83cは、ウインチ86に操作されるワイ
ヤーロープ87により吊持させてあって、この扉83c
を、電動により開閉操作される。なお、観音開き式の扉
であっても自動化されたものが存在する。しかしなが
ら、これら扉83は、電動により開扉や閉扉操作を行う
ため、その駆動のためのモータ系やバッテリー・太陽電
池などの電源系および遠隔操作用の機器に多大な設備費
や管理費が掛かって、通船ゲートを安価に市場提供する
ことができないものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、網場の途中に、
船体に干渉しない幅と深さを有して船体の通路を形成す
る接続枠体を介在させ、該接続枠体の通路内にこの接続
枠体の側枠へその外側部を回動縦軸により取り付けて通
船が進行する前後方向へ回動自在とし、接続枠体の通路
を通船しないとき該接続枠体の通路を閉塞する観音開き
状の一対の扉体を設けて、これら一対の扉体の内側部に
船体の進行方向先端部が当接する受動体をそれぞれ設け
ると共に、一対の扉体に、常時は該一対の扉体が施錠状
態に保持され、受動体の少なくとも一方に船体が当接し
たとき一対の扉体が開錠状態となる施錠・開錠手段を設
けることにより、船体の先端部が当接することで簡単に
開錠し、船体の進行によって扉体を開放することができ
る通船ゲート装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、貯水池,ダム湖等の水面部に張
設された網場の途中に介在させて、前記水面部を通行す
る船体に干渉しない幅と深さを有して前記網場に前記船
体の通路を形成する接続枠体と、該接続枠体の通路内に
設けてこの接続枠体の側枠へその外側部を回動縦軸によ
り取り付けて前記船体が進行する前後方向へ回動自在と
し、前記接続枠体の通路を通船しないとき該接続枠体の
通路を閉塞する観音開き状の一対の扉体と、これら一対
の扉体において前記回動縦軸側とは反対側へ突設させて
前記船体の進行方向先端部が当接する受動体と、前記一
対の扉体に設けて、常時は該一対の扉体が施錠状態に保
持され、前記受動体の少なくとも一方に前記船体が当接
したとき前記一対の扉体が開錠状態となる施錠・開錠手
段とを備えさせ、前記施錠・開錠手段は、前記一対の扉
体のうちの一方の扉体に取り付けられると共に移動自在
に設けた係止体と、前記一対の扉体のうちの他方の扉体
へその一端部を支軸により上下方向へ回動自在に設け、
前記係止体に係合して前記一対の扉体を連結する連結体
と、受動体に接続してこの受動体が前記船体の進行方向
先端部により押されたとき、前記係止体を移動させて該
係止体の前記連結体との係合を解除させる操作手段とを
有する通船ゲート装置の構成にある。
【0009】そして、貯水池,ダム湖等の水面部に張設
された網場の途中に介在させて、前記水面部を通行する
船体に干渉しない幅と深さを有して前記網場に前記船体
の通路を形成する接続枠体と、該接続枠体の通路内に設
けてこの接続枠体の側枠へその外側部を回動縦軸により
取り付けて前記船体が進行する前後方向へ回動自在と
し、前記接続枠体の通路を通船しないとき該接続枠体の
通路を閉塞する観音開き状の一対の扉体と、これら一対
の扉体において前記回動縦軸側とは反対側へ突設させて
前記船体の進行方向先端部が当接する受動体と、前記一
対の扉体に設けて、常時は該一対の扉体が施錠状態に保
持され、前記受動体の少なくとも一方に前記船体が当接
したとき前記一対の扉体が開錠状態となる施錠・開錠手
段とを備えさせ、前記一対の扉体には、該一対の扉体の
開放を連動させる連動手段を設けてあって、この連動手
段は、前記一対の扉体のうちの他方の扉体へその一端部
を支軸により上下方向へ回動自在に設けた連結体と、こ
の連結体の他端部に付設した連動部材と、前記一対の扉
体のうちの一方の扉体へ取り付けて前記連動部材に係合
する作動体と、前記連結体か前記連動部材かに設けて前
記作動体が当接し、前記扉体の閉塞時に前記係止体と前
記連結体との係合を行う操作部材とからなり、該操作部
材は、前記連結体か前記連動部材かの下面から前記扉体
の外方へ向かって上り傾斜となるように延設してあっ
て、この操作部材の下面に前記作動体が当接して前記扉
体の回動に伴って前記連結体を上方に回動させる通船ゲ
ート装置の構成にある。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】次に、本発明に関する通船ゲート装置の一実
施例を図面に基づいて説明する。図1〜図2および図
9,図10においてAは通船ゲート装置で、貯水池やダ
ム湖などにおける水面部9において、その放水門側等へ
の塵芥や流木等の流出を防止するために設置された網場
bの適所に設けて、水面部9を集塵船や巡視船などが自
由に行き来できるようにしたもので、接続枠体1と、一
対の扉体2a,2bと、受動体3a,3bと、施錠・開
錠手段4により基本的に構成される。
【0013】そして、前記した接続枠体1は、貯水池,
ダム湖等の水面部9に張設された網場bの途中に介在さ
せて、前記水面部9を通行する船体(両舷部と船底部)
cに干渉しない幅と深さを有していて、この網場bに船
体cの通路dを形成するもので、縦長状の一側枠5a
と、この一側枠5aと対をなす縦長状の一側枠5bおよ
びこれら両側枠5a,5bとをその下端部において連結
した横枠6とからなる正面形状凵型状に形成されてい
る。また、一側枠5aおよび一側枠5bの上部には、所
定広さの踊り場床体7,8を付設してあって、水面部9
より所定寸法突出していて、各種の作業や点検等が行え
る。更に、この踊り場床体7,8の下側には、接続枠体
1に浮力を与えるフロート10,11を所定量取り付け
てあって、水面部9上に浮遊させる。
【0014】前記した一対の扉体2a,2bは、観音開
き状に形成してあって、接続枠体1の通路d内に設けて
この接続枠体1の一側および他側の両側枠5a,5bへ
その外側部を回動縦軸12a,12bにより取り付けて
通船cが進行する前後方向へ、図2において回動軌跡r
1,r2に示すように回動自在とし、接続枠体1の通路
dを通船しないとき該接続枠体1の通路dにおける略幅
方向と深さ方向を覆って閉塞する。
【0015】この一対の扉体2a,2bは、一枚扉状の
一体ものに形成された一つの外枠と内棧とからなる枠部
材13a,13bと、この枠部材13a,13bの空所
へ張設したポリエステル繊維等の網部材14a,14b
とからなり、塵芥や流木等の流出を防止すると共に水の
流通を良好とさせて、かつ、該扉体2a,2bの開閉時
の水中抵抗を軽減させる。更に、該一対の扉体2a,2
bは、その高さ方向の適所にフロート15a,15bを
配設して、この一対の扉体2a,2bの自重を支承さ
せ、開閉動作の容易を図る。
【0016】前記した受動体3a,3bは、一対の扉体
2a,2bの内側部(接続枠体1の幅方向おける略中央
部)において、この一対の扉体2a,2bの長さ方向と
直交する方向の前後へそれぞれ設けて、船体cの進行方
向先端部c1(船首および船尾)が当接するもので、こ
の船体cの先端部c1がこの受動体3a,3bを押すこ
とで、回動縦軸12a,12bを中心に一対の扉体2
a,2bの開放動作が行われる。この受動体3a,3b
は、木製や合成樹脂製のフロートを縦長に設けて、水面
部9より上方に位置し、船体cの進行方向先端部c1に
対応する位置に取り付けられる。なお、扉体2bに設け
た受動体3bは、図2および図5に示すように、扉体2
aに設けた受動体3aより外方に設けられていて、船体
cの進行方向先端部c1が受動体3aより先に当接する
ように配されているもので、後記する操作手段23を介
して扉体2bへ取り付けられている。
【0017】前記した施錠・開錠手段4は、一対の扉体
2a,2bに設けて、常時は該一対の扉体2a,2bが
施錠状態に保持されて、接続枠体1の通路dを閉塞する
ものであり、また、受動体3a,3bの少なくとも一方
の受動体3bに船体cが当接したとき、一対の扉体2
a,2bが開錠状態となる。すなわち、この施錠・開錠
手段4は、一対の扉体2a,2bのうちの一方の扉体2
bに取り付けられると共に移動自在に設けた係止体20
と、一対の扉体2a,2bのうちの他方の扉体2aの枠
部材13aへその一端部を支軸21により上下方向へ回
動自在に設け、係止体20に係合して一対の扉体2a,
2bを連結する連結体22と、一方の受動体3bに接続
してこの受動体3bが船体cの進行方向先端部c1によ
り押されたとき、係止体20を移動させて該係止体20
の連結体22との係合を解除させる操作手段23とを備
える。
【0018】そして、このうち、係止体20は、棒状に
形成されていて、扉体2bにおける枠部材13bに取り
付けた上支持部材24aおよび下支持部材24bへその
上部および下部を上下動自在に挿嵌してあるもので、後
記する操作手段23により移動操作が行われる。
【0019】前記した連結体22は、係止体20の係止
部20aが係合し得る係合溝25が設けられていて、こ
の係止体20と連結体22との係合により一対の扉体2
a,2bが連結される。
【0020】前記した操作手段23は、扉体2bを挟ん
でその両側の一方の受動体3bと係止体20とにそれぞ
れ接続されていて、この受動体3bの取付部材26へ第
一リンク27の一端部を軸28により回動自在に取り付
け、この第一リンク27の他端部を軸29によって係止
体20へ固着された操作体30に回動に取り付けてあ
る。また、上支持部材24aへその一端部を軸31によ
り回動自在に取り付けた第二リンク32の中間部を軸3
3により連結し、該第二リンク32の他端部を受動体3
bの取付部材26へ添わせて、この他端部をこの取付部
材26面に対して摺動自在に設けてある。なお、第二リ
ンク32の他端部に回転自在のローラ等の転動部材34
を軸支し、この転動部材34を取付部材26へ添わせる
ことで第二リンク32の摺動移動が円滑となり、第一リ
ンク27および第二リンク32の回動案内となる。更
に、操作体30は、該操作体30と上支持部材24aと
の間に引っ張りばね等の弾性力を有する戻し部材35を
張設してあって、常時は、操作体30が上方へ引き上げ
られて係止体20の係止部20aが連結体22の係合溝
25内に臨むように設けられていると共に、受動体3b
は第一リンク27および第二リンク32によって常時は
外方へ張り出すように付勢されている。
【0021】したがって、この操作手段23は、図4に
おいて矢印pに示す方向へ受動体3bを押すと、第一リ
ンク27および第二リンク32の回動に伴って操作体3
0が戻し部材35の弾性力に抗して、係止体20を上支
持部材24aおよび下支持部材24bにおいて下方へ押
し下げるため、連結体22の係合溝25内に臨む係止部
20aがこの係合溝25より下方へ下がり、該係合溝2
5と係止部20aとの係合が解除され、これに伴って、
係止体20と連結体22との係合が解除されるので一対
の扉体2a,2bの自由な開放運動を行うことができ
る。
【0022】また、一対の扉体2a,2bには、該一対
の扉体2a,2bの開放を連動させる連動手段36を設
けてあって、この連動手段36は、連結体22の他端
部、すなわち、支軸21により取り付けられた反対側に
付設した連動部材38と、一対の扉体2a,2bのうち
の一方の扉体2bへ取り付けて連動部材38に係合する
作動体39と、連結体22か連動部材38かに設けて作
動体39が当接し、一対の扉体体2a,2bの閉塞時に
係止体20の係止部20aと連結体22の係合溝25と
の係合を行う操作部材40とからなる。
【0023】このうち、連動部材38は、作動体39の
側部が挟まれるように二股状で、外端部に向かうにした
がって外方へ開くように形成されていて、該外端部は接
続部を有しない開放状態に形成されていることで、所定
の回動角に一対の扉体2a,2bが開いたとき、この連
動部材38と作動体39との係合が解除して該両者3
8,39が分離されると共に、前記外端部に向かうにし
たがって外方へ開くように形成されることで、一対の扉
体2a,2bの閉塞時に、連動部材38と作動体39と
の係合を容易に行わせることができる。なお、この連動
部材38は、連結体22と一体的に形成してもよい。
【0024】また、前記した操作部材40は、連結体2
2か連動部材38か(本実施例にあっては連動部材3
8)の下面から扉体2bの外方(扉体2bの開閉運動方
向なる図2における回動軌跡r1,r2方向)へ向かっ
てそれぞれ一対を上り傾斜となるように一体的に延設し
てあって、この操作部材40の下面に作動体39の端部
が当接して、扉体2bの回動に伴って連結体22を支軸
21を中心として上下方向に回動させることで、この作
動体39の端部を連動部材38の間へおよび係止体20
の係止部20aを連結体22の係合溝25内へ円滑に誘
導することができる。
【0025】すなわち、作動体39の端部に転動自在の
ローラ等の転動部材41を軸支してあって、一対の扉体
2a,2bの開放状態から閉塞状態に至る過程におい
て、この一対の扉体2a,2bは略同一の回動角度によ
って閉まるか、先に一方の扉体2aが閉まって後から他
方の扉体2bが閉まるか、あるいは、先に他方の扉体2
bが閉まって後から一方の扉体2aが閉まるか、閉塞動
作があるがいずれにあってもほぼ同一の作用をなすもの
で、例えば、先に一方の扉体2aが閉まって後から他方
の扉体2bが閉まる例について説明すると、図6(a)
に示すように、他方の扉体2bに設けた作動体39の転
動部材41が回動移動して操作部材40の下面40aに
当接すると、該下面40aの斜面によって操作部材40
を連結体22(連動部材38)を介して支軸21を中心
として、図6(b)において矢印に示す方向である上方
へ回動する。
【0026】更に、他方の扉体2bが閉まると、作動体
39の端部に設けた転動部材41が操作部材40の下面
40aより外れて、該転動部材41が連動部材38の間
へ、および係止体20の係止部20aが連結体22の係
合溝25内に入り込み、一対の扉体2a,2bの閉塞動
作が終了する。この動作と同時に、転動部材41による
その支持力を失った連結体22および連動部材38は、
自重により落下して他方の扉体2bにおける枠部材13
bなどに支承され、再び、連結体22による一対の扉体
2a,2bの施錠が行われる。
【0027】なお、図1および図9において43a,4
3bは、開放された一対の扉体2a,2bを自動的に閉
塞状態に戻すための閉扉手段で、一対の扉体2a,2b
における枠部材13a,13bの下側部にその基端部4
7a,47bを固着して吊下したワイヤー等の連係索4
4a,44bの下端部に重錘45a,45bを固着して
ある。また、この連係索44a,44bの途中は、接続
枠体1における横枠6へコロ等からなる滑動部材46
a,46bを介して横枠6へ摺動自在に係合するように
配されている。この滑動部材46a,46bは、一対の
扉体2a,2bが閉塞されているとき、それぞれの枠部
材13a,13bにできるだけ近い位置に設けること
で、該一対の扉体2a,2bの閉塞動作が円滑に行われ
る。
【0028】これにより、通路dを開放した一対の扉体
2a,2bは、船体cとの接触が解除された後は、重錘
45a,45bの重量により連係索44a,44bを介
し、滑動部材46a,46bを経て一対の扉体2a,2
bにおける枠部材13a,13bを引っ張るので、図2
において仮想線で示すように、また、図9に示すよう
に、接続枠体1の外側方へ開いた一対の扉体2a,2b
は、横枠6においてその閉塞位置の近傍に設けた滑動部
材46a,46bへ向かって引き寄せられ、ついには、
横枠6と平行となる閉塞状態に戻される。なお、この閉
扉手段43a,43bは、一対の扉体2a,2bと接続
枠体1とに張設した戻しばね(図示せず)を用いてもよ
い。
【0029】したがって、前記のように構成される本発
明の実施例の通船ゲート装置Aは、以下に述べる作用を
奏する。水上に設置された網場bの途中において該網場
bを長さ方向に分断し、これら網場b,bの端部に、接
続枠体1における一側枠5a,5bに付設した接続金具
48を繋いで水面に通船し得る通路d(ゲート部)を形
成してあって、この通路dに通船ゲート装置Aが取り付
けられている。この通路d(ゲート部)内の船体cの通
行にあっては、通船ゲート装置Aにその一側(例えば、
上流側)から近接した船体cは、その船体cの進行方向
先端部c1を受動体3bに当接させる。このとき、一対
の扉体2a,2bにはそれぞれ受動体3a,3bがそれ
らの最前側に設けられているが、図2および図5に示す
ように、他方の扉体2bに設けた受動体3bが一方の扉
体2aの受動体3aより更に前側(船体c側)に突出し
ているため、まず、この受動体3bへ先に船体cの進行
方向先端部c1が当たる。
【0030】そして、更に船体cが進行すると、その先
端部c1が受動体3bを、図4において矢印pの方向へ
押すので、第一リンク27および第二リンク32が折り
畳まることで、係止体20に固着された操作体30を戻
し部材35のばね力に抗して下方へ押し出すため、これ
により、図7に示すように、係止体20は上支持部材2
4aおよび下支持部材24bを摺動して下がり、係止体
20の上部に設けた係止部20aが連結体22の係合溝
25内から外れ、一対の扉体2a,2bにおける連結体
22と係止体20との連結が解除される。
【0031】この状態で、更に船体cの進行に伴って該
先端部c1が受動体3bを押すと、図8に示すように、
この他方の扉体2bの作動体39が一方の扉体2aへ連
結体22を介して取り付けられた連動手段36における
一方の連動部材38の内側を押すので、この一方の扉体
2aも作動体39と共に連動的に回動を始める。このと
き、受動体3bが若干の距離先行移動することで、受動
体3aとにその突出量が並び、両受動体3a,3bは船
体cの進行方向先端部c1に対して略平行状態となる。
【0032】こうして、先に受動体3bの当接に伴って
一対の扉体2a,2bが少しの角度に開けば、図8に示
すように、一対の扉体2a,2bの受動体3a,3bに
船体cの進行方向先端部c1が略均一に当たり始め、該
一対の扉体2a,2bは、観音開き状態で、すなわち、
図2において示される回動軌跡r1,r2に沿って略均
等状態で開かれ、船体cは、一対の扉体2a,2bの受
動体3a,3bに当接しつつ、通路dの一側(網場bの
どちらか一方方向)に偏ることなくその略中央部を円滑
に直進行することができる。このとき、連動手段36に
あっては、所定の開放角度に開いた一対の扉体2a,2
bは、図8に示すように、一対の扉体2a,2bの受動
体3a,3bに船体cの進行方向先端部c1が略均一に
当たりながら、一対の扉体2a,2bの開放に伴って、
図10に示すように、次第に、扉体3aに設けられた連
動部材38が他方の扉体3bに取り付けられた操作部材
40を押すので、この転動部材38と操作部材40との
係合により、一対の扉体2a,2bの連動開放を行うこ
とができる。
【0033】この通路dを船体cが通過して通船ゲート
装置Aから離れ、一対の扉体2a,2bの受動体3a,
3bに対する当接が解消されると、この一対の扉体2
a,2bは、閉扉手段43a,43bによって閉塞方向
へ回動される。また、戻し部材35による操作体30の
上昇に伴って、第一リンク27および第二リンク32が
拡開されるので、受動体3a,3bは定位置に復帰する
と共に、操作体30と固着した係止体20も上昇した定
位置に復帰する状態となる。
【0034】したがって、一対の扉体2a,2bの閉塞
最終間際にあっては、接続枠体1の横枠6上近傍に位置
しているもので、続いて、該一対の扉体2a,2bの連
結が確実に行われる操作がなされる。すなわち、図6
(a)に示すように、他方の扉体2bに設けた作動体3
9の転動部材41が扉体2bと共に回動移動して、操作
部材40の下面40aに当接すると、該下面40aの斜
面によって操作部材40を連結体22(連動部材38)
を介して支軸21を中心として、図6(b)において矢
印に示す方向である上方へ回動する。そのため、戻し部
材35により最上昇している係止体20の係止部20a
は、前記持ち上がっている連結体22へ当たることなく
円滑に係合溝25内へと移動できる。
【0035】更に、他方の扉体2bあるいは一対の扉体
2a,2bが閉まると、作動体39の端部に設けた転動
部材41が操作部材40の下面40aの最下部からより
外れて、該転動部材41が連動部材38の間へ、および
係止体20の係止部20aが連結体22の係合溝25内
に入り込み、一対の扉体2a,2bの閉塞動作が終了す
る。この動作と同時に、転動部材41によるその支持力
を失った連結体22および連動部材38は、自重により
落下して他方の扉体2bにおける枠部材13bなどに支
承され、連結体22による一対の扉体2a,2bの施錠
が行われる。
【0036】これにより、貯水池やダム湖等に設置され
た網場bの通路dに対し、船体cの通過に際しては、こ
の船体cの先端部c1が一対の扉体2a,2bに設けた
受動体3a,3bを押すだけで、簡単に一対の扉体2
a,2bにかけられた錠が解除され、その連続動作で人
手を煩わせることなく開扉される。また、船体cの通過
した後の一対の扉体2a,2bは、閉扉手段43a,4
3bによって自動的に閉じられ、かつ、一対の扉体2
a,2bは人手を煩わせることなく施錠される。
【0037】なお、扉体2bが先に接続枠体1と略平行
状態となるまで閉じた場合であっても、遅れて閉じてき
た扉体2aは、枠部材13aに取り付けた連結体22よ
り延設された操作部材40が、その傾斜状に設けられた
下面40aが、扉体2aが閉じるのに伴って作動体39
に係合することで、徐々に支軸21を中心に上方へ回動
し、連結体22の係合溝25と係止体20の係止部20
aとの係合を円滑に行うことができ、扉体2aの閉塞後
は、これら連結体22の係合溝25と係止体20の係止
部20aとの係合が施錠作動を行う。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る請求項1は、接続枠体の通
路における船体の通過に際して、その開扉を前記船体の
先端部による押し付けだけで簡単に行え、しかも、閉扉
も人手を煩わせることがない。本発明に係る請求項2,
3および4は、一対の扉体に対する施錠と開錠とが人手
を煩わせることなく簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関する通船ゲート装置の実施例を示
す正面図である。
【図2】 図1における通船ゲート装置の平面図であ
る。
【図3】 図1における通船ゲート装置の連動手段の要
部を示す一部の正面図である。
【図4】 図1における通船ゲート装置の施錠・開錠手
段を示す説明図である。
【図5】 図1における通船ゲート装置の施錠・開錠手
段および連動手段の要部を示す平面図である。
【図6】 図5における通船ゲート装置の扉体の閉塞作
動状態を示す説明図である。
【図7】 図1における通船ゲート装置の施錠・開錠手
段の作動状態を示す説明図である。
【図8】 図1における通船ゲート装置の連動手段の作
動状態を示す説明図である。
【図9】 図1における通船ゲート装置の閉扉手段を示
す側面図である。
【図10】 図1における通船ゲート装置の連動手段の
更に解放方向の作動状態を示す側面図である。
【図11】 従来の通船ゲートの各例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
b…網場.c…船体.c1…進行方向先端部.d…網
場.1…接続枠体.2a,2b…一対の扉体.3a,3
b…受動体.4…施錠・開錠手段.9…水面部.12
a,12b…回動縦軸.20…係止体.22…連結体.
23…操作手段.36…連動手段.38…連動部材.3
9…作動体.40…操作部材.40a…下面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯水池,ダム湖等の水面部に張設された
    網場の途中に介在させて、前記水面部を通行する船体に
    干渉しない幅と深さを有して前記網場に前記船体の通路
    を形成する接続枠体と、該接続枠体の通路内に設けてこ
    の接続枠体の側枠へその外側部を回動縦軸により取り付
    けて前記船体が進行する前後方向へ回動自在とし、前記
    接続枠体の通路を通船しないとき該接続枠体の通路を閉
    塞する観音開き状の一対の扉体と、これら一対の扉体に
    おいて前記回動縦軸側とは反対側へ突設させて前記船体
    の進行方向先端部が当接する受動体と、前記一対の扉体
    に設けて、常時は該一対の扉体が施錠状態に保持され、
    前記受動体の少なくとも一方に前記船体が当接したとき
    前記一対の扉体が開錠状態となる施錠・開錠手段とを備
    えさせ 前記施錠・開錠手段は、前記一対の扉体のうちの一方の
    扉体に取り付けられると共に移動自在に設けた係止体
    と、前記一対の扉体のうちの他方の扉体へその一端部を
    支軸により上下方向へ回動自在に設け、前記係止体に係
    合して前記一対の扉体を連結する連結体と、受動体に接
    続してこの受動体が前記船体の進行方向先端部により押
    されたとき、前記係止体を移動させて該係止体の前記連
    結体との係合を解除させる操作手段とを有する ことを特
    徴とする通船ゲート装置。
  2. 【請求項2】 貯水池,ダム湖等の水面部に張設された
    網場の途中に介在させて、前記水面部を通行する船体に
    干渉しない幅と深さを有して前記網場に前記船体の通路
    を形成する接続枠体と、該接続枠体の通路内に設けてこ
    の接続枠体の側枠へその外側部を回動縦軸により取り付
    けて前記船体が進行する前後方向へ回動自在とし、前記
    接続枠体の通路を通船しないとき該接続枠体の通路を閉
    塞する観音開き状の一対の扉体と、これら一対の扉体に
    おいて前記回動縦軸側とは反対側へ突設させて前記船体
    の進行方向先端部が当接する受動体と、前記一対の扉体
    に設けて、常時は該一対の扉体が施錠状態に保持され、
    前記受動体の少なくとも一方に前記船体が当接したとき
    前記一対の扉体が開錠状態となる施錠・開錠手段とを備
    えさせ 前記一対の扉体には、該一対の扉体の開放を連動させる
    連動手段を設けてあって、 この連動手段は、前記一対の扉体のうちの他方の扉体へ
    その一端部を支軸により上下方向へ回動自在に設けた連
    結体と、この連結体の他端部に付設した連動部材と、前
    記一対の扉体のうちの一方の扉体へ取り付けて前記連動
    部材に係合する作動体と、前記連結体か前記連動部材か
    に設けて前記作動体が当接し、前記扉体の閉塞時に前記
    係止体と前記連結体との係合を行う操作部材とからな
    り、 該操作部材は、前記連結体か前記連動部材かの下面から
    前記扉体の外方へ向かって上り傾斜となるように延設し
    てあって、この操作部材の下面に前記作動体が当接して
    前記扉体の回動に伴って前記連結体を上方に回動させる
    ことを特徴とする通船ゲート装置。
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