JP3936273B2 - 通船ゲートの自動施・解錠システム - Google Patents

通船ゲートの自動施・解錠システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貯水池やダム等の取水口に塵芥や流木などが流れ込むのを防止するためにその前方に設けられる網場の通船ゲートや、その他の水上通船ゲートの自動施・解錠システム、さらに詳しくは、電動機等扉体を自動的に開するための高価な機器を備えていない形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、貯水池やダム等に張設された網場の途中には、集塵船や巡視船が通過できるように通船ゲートが設けられ、常時は閉じていて網場として塵芥、流木などが流れるのを阻止し、通船時はゲートを開いて船を通す役目をしている。
この通船ゲートは、従来、網場の途中にフロートにより半水没状に支持される枠体を配置し、該枠体に取り付けた扉支持金具に扉体を支持させ、それを片開き又は観音開きさせ得るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この扉体は施・錠させ得るようになっており、従来の場合には、図8〜図10に示すように、扉体の上部に位置させた可倒式の錠部材Cを手動(手あるいはボートフックその他のもの)で開閉させる方式であった。すなわち、通船時には船の前側から作業員が手動で錠部材Cを図10の点線で示すように起こして錠し、船舶の推進力で錠後の扉体を開扉し、通船後再び作業員が手動で錠部材Cを図10の実線で示すように倒して施錠する方式であった。従って、通船開始から完了までに時間を要するのみならず、扉体を施・錠するための錠部材Cの開閉作業時に作業員が落水する可能性があった。また、従来の場合には、施・錠作業が手動で行われるため、船舶には操縦士のほかに施・錠作業を行う人員が必要であった。
【0004】
これらの欠点を解消するために、船舶の推進力だけで錠、開扉されるようにし、作業員の安全性の向上を図るとともに電動機等扉体を自動的に開するための機器を備えたものに比べて安価となるようにしたものとして、開閉部分における被固定側となる扉体に、防舷フロートと、この防舷フロートを船舶の船首が押したとき扉体に対してスライドさせ得るロックピン軸とを、相手側の扉体に、前記ロックピン軸の先端に備えられているロックピンを係脱させ得るロック金具を備えたものが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−129540号公報(第2〜5頁、第2〜6図)
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明も船舶の推進力だけで錠、開扉されるようにしたものであって、特許文献1に示す機構とは異なる機構を採用したものである。すなわち、本発明は、フロートにより半水没状に支持される枠体2に対して開閉自在の扉体3に、船舶保護材6を備えていて少なくとも通船時において変位する可変アーム5と、この可変アーム5に対向させて扉体3の枢着側に可動部材7を設け、前記可変アーム5と可動部材7間にロープ8を配設し、このロープ8を介して前記可変アーム5と可動部材7とを連動可能ならしめるとともに、前記可動部材7と扉体3の枢着側である前記枠体2に備えられている扉ロック部材9とを係脱自在ならしめたものである。
【0007】
通船時、船舶の進入時の推進力で可変アーム5が変位する。すると、この可変アーム5とロープ8で接続されている可動部材7が連動し、扉体3の枢着側である前記枠体2に備えられている扉ロック部材9と今まで係合していたこの可動部材7の一部が扉ロック部材9から自動的に外れる。従って、今まで施錠されていた通船ゲートBを自動的に解錠することができる。
すなわち、船舶の推進力だけで自動的に錠することができ、作業員の安全性の向上を図ることができる。また、電動機等扉体を自動的に開するための高価な機器を備えていないから、そのような機器を備えたものに比べて安価となる。
【0008】
扉ロック部材9に、可動部材7のローラ7dを係合させ得る窪み9aが形成され、その他の部分では同心円状のガイド部分9bを備えていることが望ましい。
このようにしておくと、可動部材7の動きに応じてローラ7dが扉ロック部材9の窪み9aに自動的に係合して通船ゲートBを自動的に施錠することができる。逆に、可動部材7の動きに応じてローラ7dが扉ロック部材9の窪み9aから外れると、船舶の進入により扉体3が開くのに応じて扉ロック部材9の同心円状のガイド部分9bに可動部材7のローラ7dが案内され、扉体3をスムーズに開扉することができる。扉体3を閉扉する場合においても、開扉の場合と同様スムーズに閉扉することができる。
【0009】
枠体2に取り付けた引張バネ10で可動部材7を枠体2側に引っ張っておくと良い。
このようにしておくと、通船後において前記可変アーム5を自動的に旧位置に復帰させることができる。
【0010】
可変アーム5が枠体2を中心としてその手前側と反対側に延び出させてあり、その中央部分で可動自在ならしめておくと良い。
この場合には、通船ゲートBの手前側と反対側のいずれの側から船舶が近づいて来ても、通船ゲートBを自動的に施・解錠できる。
【0011】
本発明は、片開き式の扉、観音開き式の扉のいずれにも適用できる。片開き式の扉に適用する場合には、開閉部分における被固定側となる扉体3、すなわち、開扉側に、船舶保護材6を備えていて少なくとも通船時において変位する可変アーム5と、この可変アーム5に対向させて扉体3の枢着側に可動部材7を設け、前記可変アーム5と可動部材7間にロープ8を配設し、このロープ8を介して前記可変アーム5と可動部材7とを連動可能ならしめるとともに、前記可動部材7と扉体3の枢着側である前記枠体2に備えられている扉ロック部材9とを係脱自在ならしめれば良い。
観音開き式の扉に適用する場合には、二枚の扉体3,3のそれぞれに前記可変アーム5と可動部材7を設け、両部材5,7間にそれぞれロープ8を配設するとともに、二枚の扉体3,3の可動部材7と二枚の扉体3,3の枢着側である前記枠体2にそれぞれ備えられている扉ロック部材9,9とをそれぞれ係脱自在ならしめれば良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の最も好ましい実施の形態を、図面に基いて詳細に説明する。本発明における通船ゲートは、貯水池やダム等の取水口に塵芥や流木などが流れ込むのを防止するためにその前方に設けられる網場Aや、その他の水上通船用として用いることができる。ここでは、網場に用いた場合を例に挙げて説明する。
網場Aは、図1に示すように、貯水池やダム等の取水口の前方に張設されるものであり、その途中には通船ゲートBが設けられている。
図2、図3に本発明における通船ゲートBの概要を示す。なお、図8〜図10に示す従来のものと対比すると、船舶の推進力だけで錠して再び施錠できるか否かの点のみが根本的に異なる所であるから、それ以外で両者共通するものについては同じ図面符号を付すこととする。
【0013】
ここに示す通船ゲートBは、左右二つのフロート1,1により半水没状に支持されるU字状の枠体2が配置され、該枠体2に観音開き式に開閉させ得る二枚の扉体3,3を設け、両扉体3,3を施・錠し得るようにしたものである。なお、枠体2にはプラットホーム2aが設けられている。
【0014】
左右二枚の扉体3,3は前記枠体2に取り付けた扉支持金具2b,2bに支持されていて図3の実線と鎖線とで示すように開閉自在である。
両扉体3,3はそれぞれの扉枠3a,3aに網3b,3bを張ったもので、その高さは網場Aの高さと同じにしてある。また、両扉体3,3にはフロート4,4を取り付けて水中重量を減ずるようにしてある。
【0015】
左右二枚の扉体3,3には、その手前側と反対側に、すなわち、前後両側に延び出るように、少なくとも通船時において変位する可変アーム5,5が取り付けられている。両可変アーム5,5は扉体3に対して直角に延び出ていてその途中から外側に折曲させてあり、その折曲部と先端とに船舶保護材6がそれぞれ取り付けられている。そして、両可変アーム5,5にそれぞれ対向させて扉体の枢着側に可動部材7,7を設け、両可変アーム5,5と両可動部材7,7間にロープ8,8を配設し、各ロープ8,8を介して両扉体3,3上で互いに対向している可変アーム5と可動部材7とをそれぞれ連動可能ならしめてある。また、左右二枚の扉体3,3の枢着側において、前記枠体2には扉ロック部材9,9がそれぞれ設けられ、両扉体3,3の可動部材7とこの扉ロック部材9とをそれぞれ係脱自在ならしめてある。
【0016】
これが本発明の自動施・解錠システムの基本的機構であり、この機構を備えた通船ゲートBに船舶が進入してくると、その推進力で可変アーム5が変位する。すなわち、図7に示すように、船舶Dの船首が可変アーム5に取り付けられている船舶保護材6を押すから、可変アーム5は同図鎖線で示すように変位する。すると、ロープ8が図7の左側に引っ張られ、可変アーム5とこのロープ8で接続されている可動部材7とが連動し、可動部材7も図7の左側に移動する。
従って、扉体3の枢着側である前記枠体2に備えられている扉ロック部材9と今まで係合していたこの可動部材7の一部が、図4の鎖線で示すように、扉ロック部材9から自動的に外れ、今まで施錠されていた通船ゲートBを自動的に解錠することができる。
このように、船舶の推進力だけで自動的に錠することができ、作業員の安全性の向上を図ることができる。そして、船舶Dがさらに進入してくるのに応じて、その推進力で扉体3は順次開扉せしめられて行く。
【0017】
ここには、観音開き式の扉に応用した場合を例示してある。従って、左右二枚の扉体3,3のそれぞれに可変アーム5と可動部材7とが設けられ、両部材間にそれぞれロープ8を配設するとともに、二枚の扉体3,3の可動部材7と二枚の扉体3,3の枢着側である前記枠体2にそれぞれ備えられている扉ロック部材9とをそれぞれ係脱自在ならしめてある。
【0018】
ここに示す通船ゲートにおいては、開扉された扉体を自動的に閉扉する装置が備えられており、この装置により自動的に閉扉することができるようになっている。
この装置の一例としては、図2に示すように、左右二枚の扉体3,3の下方にそれらに対応させてワイヤ取付金具11,11を取り付け、これによりウエイト12を吊り下げるためのワイヤロープ13を左右二枚の扉体3,3にそれぞれ定着するとともに、各ワイヤロープ13,13の途中を前記枠体2にそれぞれ取り付けたガイドローラ14,14に掛架した場合を挙げることができる。
左右二枚の扉体3,3を押し開いて船舶が通過すると、ウエイト11の重みによって左右二枚の扉体3,3を自動的に閉じることができる。
【0019】
この装置が備えられていると、通船後、開扉された左右二枚の扉体3,3は上述したように自動的に閉扉するとともに、可動部材7の一部が再び扉ロック部材9に自動的に係合し、施錠することができる。
なお、図示はしないが、この装置に代わるものとして、左右二枚の扉体3,3と前記枠体2とに引張ばねを張設しておいてもよい。この場合には、通船後、開扉された左右二枚の扉体3,3は、この引張ばねで引っ張られて上述した場合と同じように自動的に閉扉し、かつ、自動的に施錠することができる。
【0020】
ここには、観音開き式の扉に本発明を適用した場合を例示したが、片開き式の扉にも適用することができる。この場合には、開閉部分における被固定側となる扉体、すなわち、開扉側に、船舶保護材を備えていて少なくとも通船時において変位する可変アームと、この可変アームに対向させて扉体の枢着側に可動部材を設け、前記可変アームと可動部材間にロープを配設し、このロープを介して前記可変アームと可動部材とを連動可能ならしめるとともに、前記可動部材と扉体の枢着側である前記枠体に備えられている扉ロック部材とを係脱自在ならしめれば良い。
【0021】
以下、本自動施・解錠システムの個々の部材のうち、可変アーム5、可動部材7、ロープ8、扉ロック部材9について、より具体的に、かつ、さらに詳細に説明する。
可変アーム5は少なくとも通船時において変位するが、概ね次のような構造をしている。可変アーム5は上述したように枠体2を中心としてその手前側と反対側に延び出させてあるが、その中央部分で可動自在ならしめてある。すなわち、図4、図6に示すように、手前側の可変アーム5と反対側の可変アーム5とを、連結板5a,5aとカラビナと称する連結具5bとで連結するとともに、この連結具5bより外側の位置で可変ピン5cと可変ピンブラケット5dとで連結し、その中央部分で可動自在ならしめてある。従って、図4の鎖線で示すように、手前側の可変アーム5と反対側の可変アーム5とを両者の中央部分で折曲したように変位させることができる。
【0022】
この可変アーム5に対向している可動部材7は、概ね次のような構造をしている。この可動部材7は、図5に示すように、扉体3の上側の扉枠3aに設置されたベース7aに対して図5の左右方向にスライドさせ得る2本のスライドシャフト7b,7bを備えており、それらの基端(図5の左端)側には上下2枚の支持板7c,7cが配置されており、両支持板7c,7c間にローラ7dが取り付けられている。
【0023】
前記可変アーム5とこの可動部材7間には、上述したようにロープ8が配設されており、各ロープ8,8を介して両扉体3,3上で互いに対向している可変アーム5と可動部材7とをそれぞれ連動可能ならしめてある。可変アーム5側のロープ8の端部は、図6に示すように、手前側の可変アーム5と反対側の可変アーム5との連結部に位置する連結具5bに連結してある。また、ロープ8の他端側である可動部材7側は、図5に示すように、2本の前記スライドシャフト7b,7b上にある連結具7eに連結してある。この連結具7eは2本のスライドシャフト7b,7bとともに動く。
【0024】
一方、前記可動部材7の左側において、前記扉体3の枢着側(扉支持金具2bが取り付けられている側)である前記枠体2には、扉ロック部材9が設けられている。この扉ロック部材9は、概ね次のような構造をしている。すなわち、扉ロック部材9には、可動部材7のローラ7dを係合させ得る窪み9aが形成されており、その他の部分では同心円状のガイド部分9bを備えている。そして、窪み9aは、扉体3が閉扉されたとき前記可動部材7のローラ7dを係合させ得る位置にあり、その点を通る線に対して扉体3の手前側とその反対側に展開される同心円状のガイド部分9bを備えている。ほぼ半円状のこの扉ロック部材9はその周縁部が可動部材7の上下2枚の支持板7c,7c間に差し込まれた状態にある。
【0025】
このようにしておいた場合には、上述したように船舶Dの進入による可変アーム5の変位により可動部材7が図7の左側に移動したとき、前記扉ロック部材9の窪み9aと今まで係合していた可動部材7のローラ7dが、図4の鎖線で示すように、扉ロック部材9の窪み9aから自動的に外れ、今まで施錠されていた通船ゲートBを自動的に解錠することができる。
そして、船舶Dがさらに進入してくるのに応じて、その推進力で扉体3は順次開扉せしめられて行く。可動部材7の動きに応じてローラ7dが扉ロック部材9の窪み9aから外れると、船舶Dの進入により扉体3が開くのに応じて扉ロック部材9の同心円状のガイド部分9bに可動部材7のローラ7dが案内され、扉体3をスムーズに開扉することができる。
逆に、扉体3が自動的に閉扉するのに応じて扉ロック部材9の同心円状のガイド部分9bに可動部材7のローラ7dが案内され、開扉の場合と同様、扉体3をスムーズに閉扉することができる。
【0026】
前記可動部材7は、枠体2に取り付けた引張バネ10で枠体2側に引っ張られている。このようにしておくと、通船後において前記可変アーム5が船舶Dに押されなくなったとき、この引張バネ10の引張力により可変アーム5を自動的に旧位置に復帰させることができる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の自動施・解錠システムは、船舶の推進力だけで錠することができる便利なものであり、この自動施・解錠システムを備えた通船ゲートを利用すれば、作業員の安全性の向上を図ることができる。また、電動機等扉体を自動的に開するための高価な機器を備えていないから、そのような機器を備えたものに比べて安価となる。
【0028】
請求項2記載の自動施・解錠システムによれば、可動部材の動きに応じてローラが扉ロック部材の窪みに自動的に係合して通船ゲートを自動的に施錠することができ、逆に、可動部材の動きに応じてローラが扉ロック部材の窪みから外れると、船舶の進入により扉体が開くのに応じて扉ロック部材の同心円状のガイド部分に可動部材のローラが案内され、扉体をスムーズに開扉することができる。扉体3を閉扉する場合においても、開扉の場合と同様スムーズに閉扉することができる。
【0029】
請求項3記載の自動施・解錠システムによれば、通船後において前記可変アームを自動的に旧位置に復帰させることができる効果がある。
【0030】
請求項4記載の自動施・解錠システムによれば、通船ゲートの手前側と反対側のいずれの側から船舶が近づいて来ても、通船ゲートを自動的に施・解錠できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】通船ゲートを網場に設置した場合の設置状態の一例を示す平面図である。
【図2】本発明による自動施・解錠システムを備えた通船ゲートの一例を示す正面図である。
【図3】本発明による自動施・解錠システムを備えた通船ゲートの一例を示す平面図である。
【図4】本発明による自動施・解錠システムの施・開錠状態を示す拡大概略平面図である。
【図5】本発明による自動施・解錠システムの拡大概略正面図である。
【図6】本発明による自動施・解錠システムの一部をさらに拡大して示す概略図で、左側は平面図、右側はその右側面図である。
【図7】本発明による自動施・解錠システムを備えた通船ゲートの作動状態を示す平面図である。
【図8】従来の通船ゲートの一例を示す正面図である。
【図9】従来の通船ゲートの一例を示す平面図である。
【図10】従来の手動による施・錠装置の一例を示す拡大正面図である。
【符号の説明】
2…枠体、3…扉体、5…可変アーム、5a…連結板、5b…連結具、5c…可変ピン、6…船舶保護材、7…可動部材、7b…スライドシャフト、7c…支持板、7d…ローラ、8…ロープ、9…扉ロック部材、9a…窪み、9b…ガイド部分、10…引張バネ、11…ワイヤ取付金具、12…ウエイト、13…ワイヤロープ、14…ガイドローラ、A…網場、B…通船ゲート、D…船舶。

Claims (4)

  1. フロートにより半水没状に支持される枠体2に対して開閉自在の扉体3に、船舶保護材6を備えていて少なくとも通船時において変位する可変アーム5と、この可変アーム5に対向させて扉体3の枢着側に可動部材7を設け、前記可変アーム5と可動部材7間にロープ8を配設し、このロープ8を介して前記可変アーム5と可動部材7とを連動可能ならしめるとともに、前記可動部材7と扉体3の枢着側である前記枠体2に備えられている扉ロック部材9とを係脱自在ならしめたことを特徴とする通船ゲートの自動施・解錠システム。
  2. 扉ロック部材9に、可動部材7のローラ7dを係合させ得る窪み9aが形成され、その他の部分では同心円状のガイド部分9bを備えていることを特徴とする請求項1記載の通船ゲートの自動施・解錠システム。
  3. 枠体2に取り付けた引張バネ10で可動部材7を枠体2側に引っ張っていることを特徴とする請求項1又は2記載の通船ゲートの自動施・解錠システム。
  4. 可変アーム5が枠体2を中心としてその手前側と反対側に延び出させてあり、その中央部分で可動自在ならしめてあることを特徴とする請求項1記載の通船ゲートの自動施・解錠システム。
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