JP3406272B2 - ピストン式加圧分配収容装置とその製造方法 - Google Patents

ピストン式加圧分配収容装置とその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製品、特に、化
粧品を収容し、圧力よって分配する、ピストンを使用す
る形式の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】そのようなピストンは、例えば、加圧ガ
スまたは液化ガスのような、ピストンによって製品から
隔離状態に保持された推進ガスによって製品が加圧され
た、エアゾール装置内において使用される。また、その
ようなピストンは、装置の使用の程度にかかわらず、製
品が常に、全有効容積を占めるように、容器内部の製品
の残量に追従するピストンとして、空気を取り入れずに
作動するポンプ機構においても使用される。この発明が
適用される製品は、例えば液状ないし糊状の粘性を有す
るものである。それらは、例えば、特に、ヘアスタイリ
ング用のスプレーまたはラッカー、乳剤、ジェル、クリ
ーム、または、ペーストである。
【0003】エアゾールの分野では、製品を収容し、バ
ルブが据え付けられる開口部を画定する自由端を有する
容器を使用した装置を製造することは公知であり、ピス
トンが容器内部を軸方向に移動するように据え付けられ
ている。ピストンは、分配部材に隣接した、製品を収容
する第1の部屋と、容器の底部に隣接した推進ガスを収
容する第2の部屋とを気密状態に分離している。容器の
底部は閉じており、推進ガスを第2の部屋内に導入可能
にするために、例えば、バルブまたは他の等価な部材か
らなる手段を具備している。容器は、例えば、金属製で
あってもよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのような装置を製造
し、使用することに関連した問題は、多岐に及んでい
る。特に、ピストンと容器の内表面との間に形成される
密封性は、特に、金属容器の場合には、不完全となるこ
とが多い。この問題は、金属製の缶が、密封性を損なう
ことになる厚肉部を形成するような、長手方向の溶接線
を有する場合には、さらに重大である。さらに、ピスト
ンは、補助の成形型を用いて成形されるが、該補助の成
形型は、そのような装置の製造コストを大幅に増大させ
るものである。また、その開口部近傍において細くなる
容器の場合には、その狭小部を成形する前にピストンを
入れておかなければならず、このために製造プロセスは
非常に複雑なものとなる。
【0005】フォロワピストンを使用したエアレスポン
プ装置の場合には、ピストンを製造するための補助の成
形型の使用に関連した同様の問題がある。さらに、ピス
トンの周面と、容器の内表面との間を気密状態に接触さ
せることに関連する問題もある。
【0006】したがって、この発明の目的の1つは、製
品、例えば、化粧品を収容し、ピストンを使用して圧力
によって分配する装置であって、従来の装置が有する上
述の問題を、完全にまたは部分的に解決する装置を提供
することである。
【0007】この発明の目的は、従来の装置と比較して
良好な密封性を提供するピストン形式の装置を提供する
ことである。また、この発明の他の目的は、従来の装置
と比較して、安価に製造できるピストン形式の装置を提
供することである。なお、この発明の他の目的は、以下
の詳細な説明により明確になるはずである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、これ
らの目的は、製品、特に、化粧品を収容し、圧力によっ
て分配するための装置であって、製品を収容し、分配部
材、例えば、手動式ポンプまたはバルブが据え付けられ
る開口部を画定する自由端を有する容器と、該容器内部
において軸方向に移動するように据え付けられ、前記分
配部材に隣接した製品を収容する第1の部屋を、該第1
の部屋に隣接する第2の部屋から気密状態に離隔するよ
うに据え付けられたピストンとを具備し、該ピストン
が、前記容器の内部に直接成形することによって形成さ
れた装置を製造することにより達成することができる。
【0009】ピストンが容器の内部に直接成形されるの
で、ピストンの周面を完全に缶の内表面によって形成さ
れた形状に一致させることができ、したがって、容器の
製造許容差にかかわらず、高い気密性を達成することが
できる。この改良は、金属板を筒状に形成して長手方向
の溶接領域に沿って溶接されたエアゾール缶の場合に、
最も顕著である。そのような場合には、従来のピストン
では、特に、溶接領域において良好な気密状態の接触を
得ることは困難であった。さらに、ピストンを製造する
ための補助の成形型の使用が不要となり、容器の製造コ
ストを大幅に低減する効果もある。また、開口部近傍に
狭小部を有するエアゾールの場合には、狭小部が形成さ
れた後でさえも、ピストンを容器の内部に配置すること
ができる。
【0010】上述した種々の利点に加えて、例えば、エ
アレスポンプ装置の場合には、例えば、楕円形、四角
形、三角形または他の多角形断面のような任意の断面を
有する容器を製造することも可能となる。
【0011】第1の態様において、分配部材はバルブに
よって構成され、前記容器の底部は閉鎖され、第2の部
屋に推進ガス、例えば、ピストンを介して前記製品を加
圧することができる加圧ガスまたは液化ガスが収容さ
れ、前記閉じた底部には、例えば、推進ガスを前記第2
の部屋内に導入することを可能にするバルブその他の等
価な手段が設けられている。バルブは、公知の形式のも
のでよい。すなわち、例えば、押下式のバルブ、また
は、回転式のバルブでよい。推進ガスは、加圧空気また
はイソブタンガスであることが好ましい。前記バルブま
たはこれと等価な部材は、任意の形式の一方向弁、特に
ボール式の一方向弁でよい。
【0012】しかしながら、前記推進ガスを導入可能と
する手段は、自己密封式のプラグ、特に、エラストマー
材料からなり、ガス源と連通した中空針によって貫通可
能であり、かつ、前記針がプラグから抜かれたときに
は、再度気密状態に閉鎖されるプラグであることが好ま
しい。
【0013】この場合において、前記ピストンの底面に
対向する面には、前記針がピストンに刺さらないよう
に、少なくとも推進ガスを導入可能とする手段に対向す
る遮壁を形成可能な部材が設けられていてもよい。この
構成は、容器の底部にピストンが配置された状態で、容
器の対応する部屋内に推進ガスが導入されるときに、最
も有効である。さらに、この部材は、ピストン内部に固
定され、ピストンの剛性を高める部材として機能するも
のであることが好ましい。
【0014】前記容器の本体は、熱可塑性樹脂、また
は、金属、特に、ブリキまたはアルミニウムから構成さ
れていてもよい。エアゾール装置の場合には、容器の底
部は、容器本体と一体片をなす部材、または、容器本体
に取り付けられる取付部材のいずれによって閉じられて
いてもよい。
【0015】バルブを用いた態様の他の形態では、前記
分配部材がエアレスポンプからなり、前記ピストンは、
分配が進行すると第1の部屋内を上昇する製品に追随す
ることができる、第1の部屋の移動底面を構成するよう
に、容器内部を軸方向に移動可能である。前記容器の底
面は、前記第2の部屋内に空気を取り入れる少なくとも
1つの孔を有する部材で開閉されてもよい。開放底部を
有する容器の場合には、ピストンが成形された後に取り
外される取付部材を用いて、または、ピストンが成形さ
れるときに容器を載置する適当な表面によって一時的に
閉じることを想定することもできる。
【0016】ピストンは、容器内に液体の状態で導入さ
れ、特に、その場で重合または冷却、加硫または架橋に
よって、硬化し、容器の内側面と気密状態に接触する弾
性変形可能な構造物を形成することができる材料から構
成される。このために、ピストンを形成する材料は、
(i)容器本体を構成する材料、(ii)収容される製品、お
よび、(iii)推進ガスと適合性のあるものでなければな
らない。また、そのような材料は、収容される製品およ
び推進ガスを透過しないものでなければならない。さら
に、そのような材料は、接触状態に配置された容器の表
面に固着するものであってはならない。ピストンは、硬
化に際して、その周面と容器の内面との気密接触状態を
破壊するような収縮を起こさない材料から構成されなけ
ればならない。そのようなピストン構成材料の硬化は、
常温で行われ、または、必要により、高温で行われても
よい。
【0017】そのような材料としては、例えば、適当な
触媒の存在下で、容器内部に導入されるシリコーンであ
ることが好ましい。さらに詳細には、歯の印象を取るた
めに使用されるようなシリコーンが使用される。例え
ば、PLASTIFORM(登録商標)KR, KSの商品名で、RIVELE
C社により販売されている材料を参照することができ
る。そのようなシリコーンは、ビニル−ポリジメチル−
シロキサンである。その材料は、一旦硬化すると柔軟
な、または、半柔軟なコンシステンシーのものとなり、
ショア硬さA35〜70を有する。硬化時間または重合
時間は、約5〜10分であり、特殊な触媒を用いて、大
幅に短縮してもよい。
【0018】エアゾールの場合には、ピストンが容器の
内壁に対して密封状態に接触する厚さ寸法は、5〜20
mmでよい。ピストンが容器の内壁に対して密封状態に
接触する厚さ寸法と、密封状態に接触する点におけるピ
ストンの直径との比は、0.3以上、好ましくは、0.
5〜1である。ピストンが、それに補強部材を含む場合
には、この比は、1以下、好ましくは0.3〜0.6で
ある。ピストンの断面が円形ではない場合には、ピスト
ンの直径は、その形状が内接する円の直径を意味するも
のとする。
【0019】分配部材は、該分配部材を駆動するための
少なくとも1つの操作面と、少なくとも1つの分配孔と
を有する分配ヘッドを搭載していることが好ましい。ま
た、分配ヘッドには、着脱可能なキャップが被せられて
いることが好ましい。
【0020】この発明の他の側面によれば、製品、特
に、化粧品を収容し、該製品を圧力によって分配するた
めの装置であって、分配部材、例えば、手動式ポンプま
たはバルブが据え付けられる開口部を画定する自由端を
有する容器から構成される装置の内部にピストンを配置
する方法が提供される。前記ピストンは、前記容器の内
部で軸方向に移動し、前記分配部材に隣接し前記製品を
収容する第1の部屋を、前記容器の底部に隣接する第2
の部屋から気密状態に分離するようになっている。この
方法は、前記容器内部にピストンを直接成形するもので
ある。
【0021】第1の態様によれば、容器の底部は閉じて
おり、ピストンを製造するために使用される材料は、分
配部材が取り付けられる前に、前記開口部を介して容器
内部に液体の状態で導入される。したがって、材料を容
器の底部に配置することができる。空気取入れ孔によっ
て貫通された底部を有するエアレスポンプの場合、また
は、エラストマー製プラグを貫通した針を用いて容器の
底部から加圧ガスまたは液化ガスのような推進ガスが充
填されるエアゾール装置の場合には、ピストンが成形さ
れる間にピストン内に固定され、ピストンを成形するた
めの材料が空気取入れ孔に流れ込むことを防止し、また
は、針がピストンに刺さることを防止することができる
部材を設けることができる。そのような部材は、ピスト
ンを構成すべき組成物が注入される前に、容器の底部に
配置される。
【0022】これに代えて、ピストンを構成する材料
が、例えば、重合によって硬化する前に、かつ、分配部
材が所定の位置に配置された後に、ピストンを底部から
離れた位置に配置するために容器を反転させてもよい。
したがって、ピストンは、容器の開口部に向かう表面に
おいて、容器内部の分配部材によって形成された外形に
ぴったりと一致する外形を有し、それによって、製品を
内部に残すことなく、容器を完全に空にすることができ
る。
【0023】同様の理由から、容器の底部が開いている
ときには、ピストンを構成するために使用される材料
は、分配部材が所定の位置に取り付けられた後に、容器
の開放底部から容器の内部に液体の状態で導入されても
よい。ピストンを構成する材料が導入された後には、容
器の開放底部は、取付部材を使用して閉鎖される。
【0024】ピストンが、分配部材に隣接する容器の端
部に形成されるときには、容器の内部に配置される分配
部材の入口孔は着脱可能な閉鎖部材によって閉鎖され
る。この着脱可能な閉鎖部材は、ピストンを構成する材
料が硬化するときに、該閉鎖部材を前記ピストンに固定
するような方法でピストン内に固定することができる固
定手段を具備している。次に、製品が容器内に、例え
ば、バルブを介して導入されるときには、ピストンは、
分配部材の入口孔を閉鎖していた部材を伴って容器の底
部に向かって駆動される。したがって、前記閉鎖部材
は、ピストンによって形成される塊の中に埋め込まれ
る。
【0025】さらに詳細には、製品、例えば、化粧品
を、底面が閉じられ、開口部を画定する自由端を有する
容器の内部に収容するための方法であって、 a) 容器内部を軸方向に移動でき、容器の内面に気密
状態に接触するピストンを形成するために、例えば、重
合によって硬化させることができる液状の材料を、前記
開口部から容器内に導入し、 b) 容器の底部において前記材料が硬化した後に、前
記開口部から容器内部に製品を導入し、 c) 前記開口部にバルブを装着し、 d) 容器の底部に配置されたバルブまたは他の任意の
等価な部材によって、前記ピストンを介して前記製品を
加圧することができる、例えば、加圧ガス、または、液
化ガスの形態の推進ガスを容器内部に導入することから
なる方法が提供される。
【0026】これに代えて、この方法は、 a) 容器内部を軸方向に移動でき、容器の内面に気密
状態に接触するピストンを形成するために、例えば、重
合によって硬化することができる液状の材料を、前記開
口部から容器内に導入し、 b) 前記開口部にバルブを装着し、 c) 前記材料が硬化する前に、前記液体材料を底部か
ら離れる方向に移動させるように前記容器を反転させ、 d) 前記ピストンを構成する材料が硬化した後に、容
器の底部に配置されたバルブまたは他の任意の等価な部
材を介して、前記ピストンを介して前記製品を加圧する
ことができる、例えば、加圧ガス、または、液化ガスの
形態の推進ガスを容器内部に導入し、 e) 前記バルブを介して、前記製品を導入することに
してもよい。
【0027】他の態様では、製品、例えば、化粧品を、
その底部が永久的にまたは一時的に閉じ、かつ、その自
由端が開口部を画定する容器内に収容する方法であっ
て、 a) 前記容器内部を軸方向に移動でき、該容器の内表
面に気密状態に接触するピストンを形成するために、例
えば、重合により硬化可能な液状の材料を、前記開口部
を通して容器内部に導入し、 b) 前記材料が、容器の底部において硬化した後に、
前記製品を、前記開口部を通して容器内部に導入し、 c) 前記開口部に手動式ポンプを据え付ける方法を提
供する。
【0028】
【発明の実施の形態】上述した態様とは別に、この発明
は、添付図面を参照して説明される、いくつかの限定し
ない例を参照して、以下に説明される他のいくつかの態
様を含んでいる。
【0029】図1(a)〜(g)は、この発明の第1の
実施形態に係るエアゾール容器の製造および充填のため
の種々の段階を示している。図2は、図1(a)〜
(g)を参照してその製造方法が説明されたエアゾール
の製造に用いられる部材を示している。図3(a)〜
(f)は、この発明の第2の実施形態に係るエアゾール
容器の製造および充填のための種々の段階を示してい
る。図4は、この発明に係るフォロワピストンを有する
形式のエアレスポンプの装置を示す一実施形態である。
【0030】まず、この発明に係るエアゾール装置を組
み立てて充填するための第1の方法を示す図1(a)〜
(g)を参照する。図1(a)は、軸Xを有する円筒状
本体3を具備するブリキ缶2を示しており、その一端
が、底部4によって閉じられ、他端が、開口部5を画定
する「ロールネック」状に形成された自由端を形成して
いる。開口部5において、容器は、該容器2の本体3の
垂直断面と比較して、より小さい断面または「狭小」の
領域を形成している。容器2の底部4は、以下に詳細に
説明するように、容器2の対応する部屋をガスで充填す
ることができるようにするエラストマー製プラグ6が配
置された孔によって貫通されている。容器の底部4に面
する開放端を有するカップ8の形状をした、硬質の、ま
たは、半硬質の熱可塑性樹脂からなる部材7が、開口部
5を介して容器2内部に導入される。この部材は、図2
に詳細に示されている。
【0031】図2に示されたカップ8は、その閉鎖端の
近傍に、傘のように、該カップ8の軸に向かって折り畳
まれるように柔軟な、複数の半径方向フィン9を有して
いる。カップ8の直径は、前記狭小部における前記容器
の内径よりも小さい。前記部材7の半径方向フィン9の
領域における最大直径は、その最も大きな断面におい
て、容器の内径よりも若干小さい。この部材7の容器内
部への導入は、図2に破線で示されているように、缶2
の狭小部を通過する際にカップ8の軸方向に湾曲する半
径方向フィン9の柔軟性によって可能となる。
【0032】一旦狭小部を乗り越えると、フィン9は元
の位置に戻り、部材7が缶2の底部に徐々に下降してい
くと、カップ8がプラグ6に対面して配置される。図1
(b)に示されるように、部材7が、缶2の底部4に横
たわるときには、フィン9は、カップ8の底部の断面を
ほぼ横切るように平坦に延びる。
【0033】図1(c)において、充填パイプ10が、
開口部5を通して、容器2の底部に、ビニル−ポリジメ
チル−シロキサンおよび重合触媒からなる混合物Sを約
15mmの厚さまで堆積するために使用される。堆積さ
れた混合物の厚さは、前記部材7を完全に埋め込むのに
十分な厚さである必要がある。
【0034】約5〜10分間の硬化時間の後に、缶2の
底部に堆積された材料は、硬化して、容器2の内側面1
3に密着する周縁12を有するピストン11を形成す
る。この場合に、図1(d)に示されているように、充
填パイプ14が開口部5を通して容器内部に導入され、
ピストン上方の空間のほぼ全体が、収容すべき製品で満
たされる。
【0035】図1(e)において、バルブホルダディッ
シュ16によって支持され、かつ、バルブ軸21を有す
るバルブ15が、開口部5に、特に、かしめられること
によって取り付けられる。
【0036】図1(f)において、加圧空気源に接続さ
れた中空針17が、エラストマー製プラグ6に刺し入れ
られ、加圧空気がピストン11の下方に導入される。こ
の導入が行われている間、ピストン11は、(缶が製品
で満たされている程度に依存して)缶内を若干上昇し、
ガスの推進力によって軸方向に加圧される。この位置に
おいて、ピストン11は、バルブ15に隣接する第1の
部屋18を、缶2の底部4に隣接する第2の部屋19か
ら、気密状態に離隔する。この軸方向に加圧された状態
では、缶の内面13に接触しているピストンにより印加
される半径方向の力はかなり増大し、それによって、部
屋18,19間が完全に密封された状態で離隔される。
【0037】図1(g)において、分配ヘッド20がバ
ルブ軸21に据え付けられている。そのような分配ヘッ
ドは、操作面22および分配アダプタ24の端部に形成
された分配孔23を有している。該分配ヘッド20の上
にキャップ25が着脱可能に被せられている。このよう
にして形成されたエアゾール装置1は、使用準備ができ
ている。
【0038】図3(a)〜(f)は、図1(a)〜
(g)を参照して説明された充填方法の他の形態を示し
ている。図3(a)において、容器2は、図1(a)を
参照して説明された容器と同様である。図3(b)で
は、図1(b)に示されたと同様に、ピストン11を形
成するためのシリコーンSが、充填パイプ10を使用し
て、開口部5から、缶2の底部4に堆積される。
【0039】その直後に、バルブ15が開口部5にかし
められる(図3(c))。複数の半径方向リブ28を有
するプラグ27が、(容器2内部に配されている)バル
ブ15の入口孔26の上に、それを軽く把持するような
方法で取り付けられている。リブ28の位置では、プラ
グ27は容器の開口部5の内径よりも小さい直径を有し
ている。
【0040】ピストンを構成するための材料が重合させ
られる前に、ヘッドを最下位に配するように缶2が反転
される(図3(d))。これにより、ピストンを構成す
るための材料がバルブ15に隣接する缶2の端部に堆積
される。この位置において、バルブ15およびプラグ2
7およびリブ28が、シリコーン内部に完全に埋め込ま
れ、該シリコーンは、この位置において、ピストン11
を形成するために硬化させられる。
【0041】図3(e)において、加圧空気が、容器2
内に、該容器2の底部4に設けられたエラストマー製プ
ラグ6を介して導入される。加圧空気は、上述した実施
形態と同様の方法で導入される。
【0042】図3(f)において、製品が、バルブ軸2
1を介して容器2内に導入される。この導入中に、ピス
トン11は、その内部に埋め込まれたキャップ27を伴
って、缶の底部の方向に押し戻される。上述した実施形
態と同様にして、ピストン11は、分配される製品を加
圧状態で収容する上側の部屋18を、推進ガスを収容す
る下側の部屋19から分離する。図から明らかなよう
に、部屋18に面するピストン11の面は、容器2内部
のバルブ15の外形および缶の上部の外形に一致してお
り、したがって、製品を容器2内部に残すことなく、容
器2を完全に空にすることができる。図1(a)〜
(g)の実施形態と同様にして、着脱可能なキャップに
よって覆われた分配ヘッドが、バルブ軸上に配置されて
もよい。
【0043】図4は、エアレス原理で作動するポンプ5
4と組み合わせた、フォロワピストン56を含むタイプ
の容器100を示している。大まかに言えば、この種の
容器は、一端を底部52によって閉じられた本体51を
有するプラスチック製のボトルからなる容器50を具備
している。該容器50は、他端に、ポンプ54を据え付
ける開口部53を画定する自由縁部を有し、ポンプ54
の上には押しボタン55が搭載されている。容器50の
内部には、ポンプ54に隣接し、分配すべき製品を収容
する第1の部屋57と、底部52に隣接し、軸方向の孔
59を介して大気圧に配されている第2の部屋58とを
気密状態に離隔することができるピストン56が、成形
によって構成されている。製品が使用されるにつれて、
部屋57,58の容積の比は逆転する。
【0044】第1の実施形態の図1(a)〜(g)を参
照して説明した手順と同様にして、ピストン56が容器
50の内部に配置され、製品が充填される。図1(a)
を参照して説明したように、部材7と同様の部材が、孔
59の大きさおよびシリコーンの粘性に応じて、シリコ
ーンが孔59を塞ぎ、シリコーンが硬化するときにそこ
に固着することを防止するように、容器50の底部に配
置されてもよい。この種の部材は、ピストン56の構造
体の剛性を高めるために使用されてもよい。ピストン5
6が一旦硬化したならば、分配されるべき製品が、容器
の開口部53から容器内部に導入される。その後、ポン
プ54が開口部53に取り付けられる。最後に、押しボ
タン55がポンプ軸に取り付けられる。これで、容器の
使用準備が完了する。
【0045】上記詳細な説明では、この発明の好ましい
いくつかの実施形態を参照した。特許請求の範囲に記載
された、この発明の精神を逸脱することなく、上記実施
形態に対して種々の変更を加えることができることは明
らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態に係るエアゾール
容器の製造および充填のための種々の段階を示してい
る。
【図2】 図1(a)〜(g)を参照してその製造方法
が説明されたエアゾールの製造に用いられる部材を示し
ている。
【図3】 この発明の第2の実施形態に係るエアゾール
容器の製造および充填のための種々の段階を示してい
る。
【図4】 この発明に係るフォロワピストンを有する形
式のエアレスポンプの装置を示す一実施形態である。
【符号の説明】
1,100 加圧分配装置 2,50 容器 3,51 本体 4,52 底部 5,53 開口部 6 プラグ 7 遮壁(補強手段) 11,56 ピストン 13 内側面 15 バルブ(分配部材) 17 中空針 18,57 第1の部屋 19,58 第2の部屋 20 分配ヘッド 22 操作面 23 分配孔 25 キャップ 26 入口孔 27 キャップ、閉鎖部材(補強手段) 28 固定手段 54 手動式ポンプ,エアレスポンプ(分配部材) 59 1つの孔 S 材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65D 83/58 83/76 (56)参考文献 特開 平2−95465(JP,A) 特開 平5−254575(JP,A) 特開 昭64−34461(JP,A) 実開 平2−104863(JP,U) 実開 平3−87691(JP,U) 特表 平9−511723(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 83/16 A45D 34/00 510 A45D 34/04 550 B65D 83/28 B65D 83/42 B65D 83/58 B29D 1/00 - 31/02 B65D 83/76

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を収容し、該製品を圧力によって分
    配する装置(1,100)であって、 前記製品を収容し、手動式ポンプ(54)またはバルブ
    (15)を含む分配部材(15,54)が取り付けられ
    た開口部(5,53)を有する容器(2,50)と、 該容器内部を軸方向に移動可能に取り付けられ、前記分
    配部材(15,54)に隣接し、製品を収容する第1の
    部屋(18,57)と、該第1の部屋に隣接する第2の
    部屋(19,58)とを気密状態に分離するピストン
    (11,56)とを具備し、 前記ピストン(11,56)が、前記容器(2,50)
    の内部において直接成形により構成されたものであるこ
    とを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記分配部材が、バルブ(15)からな
    り、 前記容器の底部(4)が閉じており、 前記第2の部屋(19)が、前記ピストン(11)を介
    して前記製品を加圧可能な、加圧ガスまたは液化ガスを
    含む推進ガスを収容し、 前記閉じた底部(4)に、前記第2の部屋(19)内部
    に推進ガスを導入することを可能にするバルブその他の
    等価な部材を含む推進ガス導入手段(6)が設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記推進ガス導入手段が、エラストマー
    材料からなり、推進ガス源に接続した中空針(17)を
    貫通させることができ、かつ、針が引き抜かれたとき
    に、再度気密状態に閉鎖され得るプラグ(6)を含むこ
    とを特徴とする請求項2記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記容器の底部が、該容器(2,50)
    の本体(3,51)と一体に形成された部材(4,5
    2)、または、取付部材によって閉鎖されていることを
    特徴とする請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記ピストン(11)の前記底部に対向
    する面上の、少なくとも前記推進ガス導入手段(6)に
    対向する部分に、前記針(17)がピストン(11)に
    突き刺さらないように、遮壁を構成可能な部材(7)が
    設けられていることを特徴とする請求項2から請求項4
    のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記容器(2,50)の本体(3,5
    1)が、熱可塑性樹脂、または、ブリキまたはアルミニ
    ウム等の金属から構成されていることを特徴とする請求
    項1から請求項5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記分配部材がエアレスポンプ(54)
    からなり、前記ピストン(56)が、分配の進行につれ
    て、前記第1の部屋(57)内部を上昇する製品に追随
    可能な、前記第1の部屋(57)の移動する底部を構成
    するように、前記容器(50)の内部を軸方向に移動可
    能であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記容器(50)が、前記ポンプ(5
    4)から離れた端部において、固定された底部(52)
    によって閉じられ、該底部に、前記第2の部屋(58)
    内に空気を取り入れるための少なくとも1つの孔(5
    9)が貫通形成されていることを特徴とする請求項7記
    載の装置。
  9. 【請求項9】 前記ピストン(11,56)が、液体の
    状態で前記容器(2,50)内部に導入され、重合を含
    む硬化方法によって硬化し、容器(2,50)の内側面
    (13)と気密状態に接触する、弾性変形可能な構造体
    を形成可能な材料(S)から構成されていることを特徴
    とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記材料(S)が、シリコーンである
    ことを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ピストン(11,56)が、5〜
    20mmの厚さで、容器の内側面(13)と気密状態に
    接触していることを特徴とする請求項1から請求項10
    のいずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ピストン(11,56)の前記容
    器(2,50)の内側壁(13)に気密状態に接触する
    厚さと、その気密状態に接触している位置における前記
    ピストン(11,56)の直径との比が、0.3以上で
    あり、好ましくは、0.5〜1であることを特徴とする
    請求項1から請求項11のいずれかに記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記ピストン(11,56)の剛性を
    高める補強手段(7,27)が設けられていることを特
    徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 前記容器(2,50)の内側面(1
    3)に対して気密状態に接触している前記ピストン(1
    1,56)の厚さと、該気密状態に接触している位置に
    おける前記ピストン(11,56)の直径との比が、1
    以下であり、好ましくは、0.3〜0.6であることを
    特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記分配部材(15,54)に、該分
    配部材を駆動するための少なくとも1つの操作面(2
    2)と、少なくとも1つの分配孔(23)とを有する分
    配ヘッド(20,55)が搭載されていることを特徴と
    する請求項1から請求項14のいずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記分配ヘッド(20)に、着脱可能
    なキャップ(25)が被せられていることを特徴とする
    請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 製品を収容し、該製品を圧力によって
    分配するために、手動式ポンプ(54)またはバルブ
    (15)を含む分配部材(15,54)を据え付けられ
    た開口部(5,53)を有する容器(2,50)を具備
    する装置(1,100)の内部に、前記容器(2,5
    0)内部を軸方向に移動するように配され、かつ、前記
    分配部材(15,54)に隣接し製品を収容する第1の
    部屋(18,57)を、該第1の部屋に隣接する第2の
    部屋(19,58)から気密状態に分離するピストン
    (11,56)を据え付ける方法であって、前記ピスト
    ン(11,56)を前記容器(2,50)の内部に直接
    成形することを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 前記容器(2,50)の底部(4,5
    2)が閉じており、前記ピストン(11,56)を製造
    するために使用される材料(S)を、前記分配部材(1
    5,54)が装着される前に、前記開口部(5,53)
    を介して、液体の状態で、容器内に導入することを特徴
    とする請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記ピストン(11,56)を形成す
    る材料を、重合のような硬化方法によって硬化させる前
    であって、前記分配部材(15,54)を装着した後
    に、前記ピストン(11,56)を前記底部から離れた
    位置で形成するために、前記容器(2,50)を反転さ
    せることを特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記ピストン(11,56)を製造す
    るために使用される材料(S)を、前記分配部材を装着
    した後に、前記容器の開かれた底部を介して、液体の状
    態で容器内部に導入することを特徴とする請求項17記
    載の方法。
  21. 【請求項21】 前記ピストン(11,56)を形成す
    るための材料(S)を導入した後に、前記容器の開かれ
    た底部を、取付部材によって閉鎖することを特徴とする
    請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記容器(2)の内部に配置された前
    記分配部材(15)の入口孔(26)を、前記ピストン
    (11)を構成する材料を硬化させるときに、このピス
    トン(11)内部に固定され得る固定手段(28)を具
    備する取外し可能な閉鎖部材(27)によって閉鎖する
    ことを特徴とする請求項19から請求項21のいずれか
    に記載の方法。
  23. 【請求項23】 閉じた底部(4)と、開口部(5)を
    画定する自由端とを有する容器(2)内部に、化粧品を
    含む製品を収容する方法であって、 a) 前記容器(2)内部を軸方向に移動でき、該容器
    (2)の内面(13)に気密状態に接触するピストン
    (11)を形成するために、重合のような硬化方法で硬
    化可能な液状の材料(S)を、前記開口部(5)を介し
    て容器(2)内部に導入し、 b) 前記材料(S)を前記容器(2)の底部で硬化さ
    せた後に、前記開口部から前記製品を容器内部に導入
    し、 c) 前記開口部(5)にバルブ(15)を装着し、 d) 前記ピストン(11)を介して前記製品を加圧可
    能な、加圧ガスまたは液化ガスのような推進ガスを、前
    記容器(2)の底部(4)に配置されたバルブを介し
    て、前記容器(2)内部に導入することを特徴とする方
    法。
  24. 【請求項24】 閉じた底部(4)と、開口部(5)を
    画定する自由端とを有する容器(2)内部に、化粧品を
    含む製品を収容する方法であって、 a) 前記容器(2)内部を軸方向に移動でき、該容器
    (2)の内面(13)に気密状態に接触するピストン
    (11)を形成するために、重合のような硬化方法で硬
    化可能な液状の材料(S)を、前記開口部(5)を介し
    て容器(2)内部に導入し、 b) 前記開口部(5)にバルブ(15)を装着し、 c) 前記材料が硬化する前に、前記液状の材料を底部
    (4)から離れた位置に移動させるように、前記容器
    (2)を反転させ、 d) 前記ピストン(11)を構成する材料を硬化させ
    た後に、前記ピストン(11)を介して前記製品を加圧
    可能な加圧ガスまたは液化ガスのような推進ガスを、前
    記容器(2)の底部に配置されたバルブその他の等価な
    部材(6)を介して前記容器(2)の内部に導入し、 e) 前記バルブ(15)を介して、前記製品を導入す
    ることを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 永久的にまたは一時的に閉じた底部
    と、開口部(53)を画定する自由端とを有する容器
    (50)内部に、化粧品を含む製品を収容する方法であ
    って、 a) 前記容器(50)内部を軸方向に移動でき、該容
    器(50)の内面に気密状態に接触するピストン(5
    6)を形成するために、重合のような硬化方法で硬化可
    能な液状の材料を、前記開口部(53)を介して容器内
    部に導入し、 b) 前記容器(50)の底部において前記材料を硬化
    した後に、前記開口部(53)を介して、前記製品を前
    記容器(50)内部に導入し、 c) 前記開口部(53)に、手動式ポンプ(54)を
    装着することを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 前記ピストン(11,56)が、液体
    の状態で前記容器(2,50)内部に導入され、重合の
    ような硬化方法によって硬化させることができ、かつ、
    前記容器(2,50)の内側面(13)と気密状態に接
    触する弾性変形可能な構造体を形成することができる材
    料(S)からなることを特徴とする請求項17から請求
    項25のいずれかに記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記材料(S)がシリコーンであるこ
    とを特徴とする請求項26記載の方法。
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