JPH08169479A - 泥膏状物質用のディスペンサー - Google Patents

泥膏状物質用のディスペンサー

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JPH08169479A
JPH08169479A JP7169994A JP16999495A JPH08169479A JP H08169479 A JPH08169479 A JP H08169479A JP 7169994 A JP7169994 A JP 7169994A JP 16999495 A JP16999495 A JP 16999495A JP H08169479 A JPH08169479 A JP H08169479A
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ルートゲル・ハックマン
Michael Hahl
ミッヒヤエル・ハール
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/0005Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container
    • B65D83/0033Containers or packages provided with a piston or with a movable bottom or partition having approximately the same section as the container the piston being a follower-piston and the dispensing means comprising a hand-operated pressure-device at the opposite part of the container

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑でない製造および組立てを同時に可能に
しながら機能の改良を果たす泥膏状物質用のディスペン
サーを提供する。 【構成】 このディスペンサーのハウジング(1) 内に
は、排出方向にのみ変位可能なかつ反対方向にはロック
装置(31)によりハウジングの内壁(2) に支持可能なピス
トン(30)が配置され、かつ物質の分配すべき部分を押し
退けるために、押しボタン(4) のその都度の一行程によ
り圧縮可能なまたは押し下げ可能な頭部(3)を有し、押
しボタン(4) は側方に頭部(3) と並んで配置されかつこ
の頭部は押しボタンの操作で開閉可能な、中央に配置さ
れた遮断弁(5) を有する。この構造において、弁(5) と
ピストン(30)をハウジングを軸方向に貫通する引張ロッ
ド(25)により連結し、各行程ごとに押しボタン(4) が互
いに協働するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジング内に排
出方向にのみ変位可能でありかつ反対方向にはロック装
置によりハウジングの内壁に支持可能なピストンが配置
され、前記ハウジングは物質の分配すべき部分を押し退
けるために押しボタンのその都度の一行程により圧縮可
能なまたは押し下げ可能な頭部を有し、その際押しボタ
ンは頭部と並んで側方に配置されかつこの頭部は押しボ
タンの操作で開放可能なまたは閉鎖可能な、中央に配置
された遮断弁を有するディスペンサーに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディスペンサーは、ヨーロッパ
特許第0 282 791 号明細書により知られている。このデ
ィスペンサーでは、押しボタンの一行程ごとに頭部の中
央に配置された弁を同時に開いたときに、分配すべき物
質の部分がハウジングユニットから変位されて、排出面
として形成された頭部のくぼんだ壁および頭部を出る。
押しボタンが解放されて頭部の弁が閉鎖されるや否や、
再び真っ直ぐに立ち上がる頭部の下方の充填レベル柱
に、ピストンを排出方向に向かって引く負圧が生ずる。
そのとき、変形可能な頭部の操作により変位した泥膏状
物質の部分がすぐ次の送出し操作のためにあとから持っ
て来られる。このことは、上側ピストンと下側ピストン
部品の間の充填レベル柱に全く空気の閉じ込めがあって
はならないことを条件づける。このような空気の閉じ込
めがあると、ポンプ作用が完全にまたは部分的に終わら
されるだろう。その結果として、周知のディスペンサー
は、ディスペンサー頭部が下方に指向するときに充填さ
れる。ピストンと充填物質の間に閉じ込められた空気が
逃れ出ることができるようにするために、ハウジング内
壁の初めの範囲に長手方向溝が形成されている。
【0003】さらに、ドイツ連邦共和国特許第30 45 04
8 号明細書から、ディスペンサーハウジングに変位可能
に配置され、排出方向に移動しかつ反対方向に遮断され
るピストンと、莢状の圧縮可能な頭部片にある押しボタ
ン操作部とを有し、この頭部片に、ピストンを貫通する
引張ロッドが連結されている。引張ロッドは、頭部片に
軸方向の自由な動きを介在させてピストンと連結されて
いる。頭部片は通路状に形成されたディスペンサー口部
片開口を有し、この口部は倉庫貯蔵のために栓で閉鎖可
能である。この栓は、ディスペンサーを開けるときに除
去され、その後口部片開口は続いて取り出すために封を
しないままである。このため、長く利用を中断すると、
口部片開口の範囲の物質が乾燥するか、または横にして
保存しておくと、物質が流れ出すことになる。頭部片の
操作後、再びまっすぐに立ち上がる頭部片の弾性が次第
に弱まりながら泥膏状の物質がなお暫くの間後から侵入
するので、この状況では物質が閉鎖されない口部片から
流れ出ることを除くことができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した不
利益と困難を克服し、特に操作後に物質があとから流れ
出ることができないように、かつその都度押し退けた物
質の部分を確実に後から持ってくることがわずかな空気
閉じ込めにもかかわりなく行われ、そしてディスペンサ
ーが簡単な構造的手段で価格上好都合に製造可能でかつ
取り付け可能であるように冒頭に述べた種類の泥膏状物
質用のディスペンサーを形成しかつ改良することを課題
の基礎としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題の解決は、本発
明では、弁とピストンが、ハウジングを軸方向に貫通す
る引張ロッドにより連結されかつ押しボタンの各行程ご
とに互いに協働することにより達成される。有利には、
本発明によるディスペンサーの構成では、押しボタンの
操作と同時に一方では弁が開放されかつ他方では所定の
物質部分が開放した弁を通って弁開口からもたらされて
任意に処理される。押しボタンが解放されると、弁が閉
じられ、そして再びその無負荷の形状にまっすぐに立ち
上がる頭部が引張ロッドを介してピストンを次のよう
に、すなわちこの頭部がそのとき生ずる多少の大きな吸
引力と無関係に、分配された物質をあとから持ってくる
ように引っ張る。そのときに、頭部における引張ロッド
接続部の自由な動きが、頭部の形状変化の際に比較的大
きな操作行程に対するピストンの比較的短い行程運動を
発生する。
【0006】それと共に、物質のあとからの流出または
乾燥を避けながら、操作後ディスペンサーの排出開口を
密閉する、簡単でかつ確実に機能する操作部が得られ
る。構造的に簡単な手段と取り付けに好都合な構成の使
用後の要求には、次のようにして応じられる。すなわ
ち、頭部における引張ロッドが孔のあいた放射状のデス
クの形態のホルダを有し、このホルダでもって引張ロッ
ドが頭部の案内シリンダ内でわずかな軸方向の自由な浮
動で案内シリンダの下縁により下方から係合されかつク
リップ留めることができるように保持され、かつ引張ロ
ッドの端部が、ピストン底部に存在する内側ロック装置
を介在させながらピストンと形状嵌め合いにより連結可
能である。それ故、組立て費用なしで、引張ロッドを案
内シリンダにクリップで留めかつピストンを通して差し
込むことができる。
【0007】さらに目的にかなった構成は、従属請求項
に記載されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態により詳細に説明する。図1の(a) に示した泥膏状
(パスタ様)物質用のディスペンサーはハウジング1を
有し、このハウジングには、排出方向にのみ変位可能な
かつ反対方向にはロック装置31によりハウジング1の
内壁に支持可能なピストン30が配置されている。この
ピストン30は、通例のようにその外周に、両方向に向
かって密封する弾性的な密封リップ34を担持してい
る。ディスペンサーは押しボタン4のその都度の一行程
により圧縮可能なまたは押し下げ可能な頭部3を有し、
その際押しボタン4は側方に頭部と並んで配置されかつ
この頭部は押しボタン4の操作で開放または閉鎖可能な
中央に配置された遮断弁5を有する。頭部3は、ディス
ペンサーに付設可能なキャップ23により覆うことがで
きる。
【0009】本発明により、遮断弁5とピストン30
が、ハウジング1を軸方向に貫通する引張ロッド25に
より、押しボタン4の各行程ごとに互いに協働するよう
に連結されている。そのような協働を達成するには、引
張ロッド25を、孔のあいた放射状デスクの形態のホル
ダ26を通って弁体7の案内シリンダ6にわずかな軸方
向隙間で保持しかつピストン30に向いた引張ロッドの
端部28でもって、ピストン底部33に存在するロック
装置32を介在させてピストン30と形状嵌め合いによ
り連結すればよい。押しボタン4の各作動行程ごとに、
ハウジング蓋18が下方に押圧されて、充填物質の所定
の部分を遮断弁5の方向に押し退ける。このことを可能
にするために、ハウジング蓋18が、比較的薄い壁厚を
有する膜のように非常に弾性的に形成されているので、
押しボタン4の圧力を受けてたわんで、いわば一つの
「ポンプ行程」を実施する。同時に、弁機構が作動され
て弁5が開くが、これは次のようにして、すなわちハウ
ジング蓋18と連結された頭部3が濾斗状の排出部19
およびそれに配置された排出小管12でもってアプリケ
ータ10のキャップ11の内側を(これは図10と3の
拡大した絵から認められるように)矢印24の方向に下
方に向かって滑り、そしてそのとき弁栓14を弁開口8
のその閉鎖位置から離してこれを解放することにより行
われる。
【0010】その場合、目的にかなった構成として次の
ような構成が考慮される。すなわち、ハウジング1が上
方の範囲に、アプリケータ10を受け入れる減少した直
径を有する頸部9を形成し、その際この頸部9が、弁開
口8を備えた下方に向かって開口する円筒状のキャップ
11を有し、このキャップ11には、頭部3から上方に
向かって延びていて、弁5の一部を形成する小管12が
軸方向に入れ子式に変位摺動し、小管12はその先端の
星形状のアーム13に弁栓14を担持している。充填物
質が小管12からキャップ11に移行する際にこれらの
間に形成されたリング状の中間空間に達するのを阻止す
るために、小管12には、図3からいっそう良く見るこ
とができるように、リング状の弾性的な密封拡大部50
が形成されている。この密封部は、或いは、高い弾性の
密封リップでまたはOリングで形成することもできる。
【0011】アプリケータ10は側方の切り通し15を
有し、その内側に押しボタン4が配置されており、この
押しボタンは、切り通し15に相対して、アプリケータ
10の内側に形成されたガセット板状のリブ16に可動
に枢着されている。さらに、押しボタン4はその外側
に、行程制限部材として形成された当接拡大部17を有
する。この当接拡大部は凹部15の外縁に載って、行程
を制限する。それにより、ハウジング蓋18が非常に激
しく変形して、それと共に過度に伸ばされるかまたは過
度に負荷を受けることが避けられる。
【0012】図1の(a) と(b) に示した実施の形態で
は、引張ロッド25が排出部19の中へ突出していて、
それと共に上方に向かってホルダ26を越えて延ばされ
ている。延ばされた端部には、心出し板27が担持され
ている。この心出し板27は、ハウジング蓋18を押し
下げると、まずリング状間隙を排出部19に対してより
小さくし、それから閉鎖し、それにより押しボタン4の
作動行程のときの充填物質の外部へ出る量が制限され
る。プラスチック射出成形法の際の合理的な製造のため
におよび問題のない型からの離脱のために、心出し板2
7は引張ロッド25と同様にその都度独立した成形部品
として形成されそして両方の部品を互いに嵌めることに
より組合せ可能に形成される。その場合、両部品の製造
後の組合せは、小部品の大量生産で普通であるように、
組立ロボットを用いて価格上好都合に実施することがで
きる。
【0013】ディスペンサーは、引張ロッド25にハウ
ジングの頸部9の下方の範囲に密接して波形起伏29が
設けられていることにより、有利な構成を有する。最後
の空になる直前に、ピストン30がこの波形起伏29の
上を滑るときに、ディスペンサーが空になる直前にある
ことを示すカチリという騒音が惹起される。さらに、図
1の(a) に示した非常に有利な構成は、ハウジング1が
スタンドベース20、貯蔵シリンダ21、頸部9、蓋8
および頭部3と一体に適度に硬い熱可塑性材料からな
る。これにより、組立が容易になり、ディスペンサーの
構造群に所属する部品の数が減少し、そして部品数が多
い場合に非常に有利な製造が可能になる。これに対し
て、ピストン30、アプリケータ10、押しボタン4、
組み込み可能なキャップ23ならびに引張ロッド25の
ようなディスペンサーの比較的高い負荷を受ける要素は
比較的硬い熱可塑性材料からなることができる。
【0014】図1の(b) はディスペンサーの上部を拡大
して示し、この上部から前記の要素の組込みをいっそう
良く認めることができる。その場合、全ての要素に図1
の(a) に対応する参照数字を付けてある。図2には、デ
ィスペンサーを側面図で示してあり、この図から実質的
に、例えば透明なキャップを通して認められるアプリケ
ータ10の形状を見ることができる。
【0015】前に部分的に述べた図3には、同様に拡大
した絵で弁5の構造が特に明らかに認められる。両端が
円錐形に終わっている弁栓14は、小さい軸方向閉鎖力
で弁開口8の気密な密封を達成するのに適している。頭
部3に所属する排出部19が矢印24の方向に下方へ滑
ると、弁栓14が下方に向かって移動して弁開口8を解
放する。この弁配置は複雑でなく、目的にかなっており
そして価格上好都合な製造に適している。
【0016】図4はディスペンサーの若干異なる構成を
示す。その図には、ハウジング1が上方で開放していて
かつそこに内側に向かって直径が縮小した、上方に開放
するリング溝35を形成し、ならびに外側にクリップ溝
37を有するカラー36を形成している。頭部3は、リ
ング溝35に上から係合するフランジ39を有する、リ
ング溝35に挿入可能な、ドーム状にアーチ形のキャッ
プ38を有し、このキャップ38はカラー36をクリッ
プで留めることができるアプリケータ10の内側フラン
ジにより保持される。この設計も、引張ロッド25に波
形起伏29を有する。ピストン30の頭部はキャップ3
8のドーム状の形成に応じて両立し得る設計で丸屋根状
に形成され、それによりディスペンサーの充填内容物を
ほとんど全部空けることが達成される。弁体7および他
の要素を有する頭部3の通例の要素は、図1による設計
と配置に対応する。
【0017】図5は、図4の平面(V-V) で断面して、案
内シリンダ6の内側に、孔をあけたデスクの形態の引張
ロッドホルダ26、押しボタン4ならびにアプリケータ
10の配置およびさらには分かりやすくするために部分
的にのみ示した開放したリング溝35を示す。図6は、
キャップを取り外して、子供用安全装置として形成され
た二重の押しボタン4′、4″を備えたディスペンサー
の側面図である。要素4″は、図6の絵に対応するロッ
クされた状態では、部品4′内でばねの圧力に抗して軸
方向に入れ子式に外方に向かって移動されていて、アプ
リケータ10の切り通し15の縁47の上に載ってい
る。この状態では、作動行程のために押しボタン4′、
4″を押し下げることはできない。このためには、部品
4″を部品4′内を入れ子式に戻しばねの圧力に抗して
矢印48の方向に押し込まなければならない。そのと
き、初めて、押しボタン要素4′、4″を作動行程のた
めに押し下げることができる。この過程は、図8と9に
具体的に示してある。図8において、まず人指し指が部
品4″を入れ子式に押しボタン部品4′に押し込んで、
ロック装置を解錠する。引き続き、図9の絵により両部
品4′、4″からなる押しボタンを押し下げて、作動行
程を実施するが、そのとき弁開口8からディスペンサー
物質45を出すことができる。
【0018】図10は子供用安全装置の他の設計を示
す。そこでは、ディスペンサーがハウジング1にロック
リング46を有する。このロックリングは、マーキング
44によりこれらが一致したと認められる定められた位
置でのみ押し下げるために解放するように押しボタン4
と協働するように形成されている。本発明による構成は
図面に示した実施の形態には限定されない。本発明によ
る可能な改変は、例えば弁および/または貯蔵容器が種
々の横断面形状を有し、プラスチックの代わりに金属製
の部品も使用できることにある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特に操作後に物質があとから流れ出ることができないよ
うに、かつその都度押し退けた物質の部分を確実に後か
ら持ってくることがわずかな空気閉じ込めにもかかわり
なく行われ、そしてディスペンサーが簡単な構造的手段
で価格上好都合に製造可能でかつ取り付け可能であるよ
うに泥膏状物質用のディスペンサーを形成しかつ改良す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は本発明によるディスペンサーの縦断面図
であり、(b) はディスペンサーの上部を拡大して示す縦
断面図である。
【図2】図1によるディスペンサーの側面図である。
【図3】著しく拡大した尺度で示すディスペンサー弁の
縦断面図である。
【図4】本発明によるディスペンサーの他の実施の形態
を示す縦断面図である。
【図5】図4の線V-V に沿って切断したディスペンサー
の断面図である。
【図6】子供用安全装置を有するディスペンサーの側面
図である。
【図7】図6による子供用安全装置を有するディスペン
サーの平面図である。
【図8】子供用安全装置を外す際のディスペンサーの具
象的絵である。
【図9】子供用安全装置を外した後のディスペンサーの
具象的絵である。
【図10】他の子供用安全装置を有するディスペンサー
の側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 内壁 3 頭部 4,4′,4″ 押しボタン 5 遮断弁 6 案内シリンダ 7 弁体 8 弁開口 9 頸部 10 アプリケータ 11 キャップ 12 小管 13 アーム 15 切り通し 16 板状のリブ 17 当接拡大部 18 蓋 19 排出部 25 引張ロッド 26 ホルダ 28 引張ロッドの端部 30 ピストン 31 壁側のロック装置 32 内側のロック装置 33 ピストン底部 36 カラー 38 キャップ 40 内側フランジ 45 材料の分配すべき部分 50 密封拡大部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】(a)は本発明によるディスペンサーの縦断面
図である。(b)はディスペンサーの上部を拡大して示
す縦断面図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングを有し、このハウジング内に
    は、排出方向にのみ変位可能でありかつ反対方向にはロ
    ック装置(31)によりハウジング(1) の内壁(2) に支持可
    能なピストン(30)が配置され、前記ハウジングは、物質
    の分配すべき部分(45)を押し退けるために押しボタン
    (4,4′,4″) のその都度の一行程により圧縮可能なまた
    は押し下げ可能な頭部(3) を有し、その際押しボタン
    (4,4′,4″) は頭部(3) と並んで側方に配置されかつこ
    の頭部は押しボタン(4,4′,4″) の操作で開放可能なま
    たは閉鎖可能な、中央に配置された遮断弁(5) を有する
    ディスペンサーにおいて、弁(5) とピストン(30)が、ハ
    ウジング(1) を軸方向に貫通する引張ロッド(25)により
    連結されかつ押しボタン(4,4′,4″) の各行程ごとに互
    いに協働することを特徴とするディスペンサー。
  2. 【請求項2】 引張ロッド(25)が孔のあいた放射状デス
    クの形態のホルダ(26)を有し、このホルダで引張ロッド
    は弁体(7) の案内シリンダ(6) 内を小さい軸方向の自由
    な動きが可能に保持され、ならびにピストン(30)に向い
    たその端部(28)で、ピストン底部(33)に存在している、
    壁側のロック装置(31)に対向して作用する内側のロック
    装置(32)を介在させてピストン(30)と形状嵌め合いによ
    り連結されていることを特徴とする請求項1のディスペ
    ンサー。
  3. 【請求項3】 ハウジング(1) が上方の縁範囲に、アプ
    リケータ(10)を受け入れる減少した直径を有する頸部
    (9) を形成しており、前記アプリケータは、弁開口(8)
    が設けられていてかつ下方に向かって開口できる円筒状
    のキャップ(11)を有し、このキャップ内で、頭部(3) か
    ら上に向かって延びている、弁(5) の一部を形成する小
    管(12)が密封拡大部(50)でもって密封状態で軸方向に変
    位可能に摺動し、前記小管の先端には星形状のアーム(1
    3)に弁栓(14)を担持していることを特徴とする請求項1
    または2のディスペンサー。
  4. 【請求項4】 アプリケータ(10)が側方の切り通し(15)
    を有し、この切り通しの内側に押しボタン(4) が配置さ
    れ、この押しボタンは、切り通し(15)に相対する、アプ
    リケータ(10)の内側に形成されたガセット板状のリブ(1
    6)に可動に枢着されていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項3までのうちのいずれか一つに記載のディスペ
    ンサー。
  5. 【請求項5】 押しボタン(4) がその外側に、行程制限
    部材として形成された当接拡大部(17)を有することを特
    徴とする請求項1から請求項4までのうちのいずれか一
    つに記載のディスペンサー。
  6. 【請求項6】 頭部(3) が、その上方に案内シリンダ
    (6) がある平らなハウジング蓋(18)を有しかつこの案内
    シリンダから、その上に弁小管(12)がある上方に向かっ
    て濾斗状に先細になる排出部(19)を有することを特徴と
    する請求項1から請求項5までのうちのいずれか一つに
    記載のディスペンサー。
  7. 【請求項7】 引張ロッド(25)がホルダ(26)を越えて上
    方へ突出して排出部(19)の中へ延ばされかつ端部に好ま
    しくは差し込み可能な心出し板(27)を担持していること
    を特徴とする請求項1から請求項6までのうちのいずれ
    か一つに記載のディスペンサー。
  8. 【請求項8】 引張ロッド(25)がハウジング(1) の頸部
    (9) の下方の範囲に波形起伏(29)を有することを特徴と
    する請求項1から請求項7までのうちのいずれか一つに
    記載のディスペンサー。
  9. 【請求項9】 ハウジング(1) がスタンドベース(20)、
    貯蔵シリンダ(21)、頸部(9) 、蓋(18)および頭部(3) と
    一体に適度に硬い熱可塑性材料からなることを特徴とす
    る請求項1から請求項8までのうちのいずれか一つに記
    載のディスペンサー。
  10. 【請求項10】 ピストン(30)、アプリケータ(10)、押
    しボタン(4) 、組み込み可能なキャップ(23)ならびに引
    張ロッド(25)が比較的硬い熱可塑性材料からなることを
    特徴とする請求項1から請求項3までのうちのいずれか
    一つに記載のディスペンサー。
  11. 【請求項11】 ハウジング(1) が上方で開放しており
    かつそこに内方に向かって直径の減少した、上方に開放
    するリング溝(35)を形成しならびに外方に、クリップ溝
    (37)を有するカラー(36)を形成し、頭部(3) が、リング
    溝(35)に上から係合するフランジ(39)を有する、リング
    溝(35)に挿入可能な、ドーム状にアーチ形にしたキャッ
    プ(38)を有し、このフランジは、カラー(36)にクリップ
    で留めることができるアプリケータ(10)の内側フランジ
    (40)により保持されていることを特徴とする請求項1か
    ら請求項10までのうちのいずれか一つに記載のディス
    ペンサー。
  12. 【請求項12】 このディスペンサーは子供用安全装置
    を有し、押しボタン(4′) は、復帰力で外すことが可能
    な入れ子式のロックキー(4″) と二部分で形成され、こ
    のロックキーは、押しボタン(4′) を圧力(48)により押
    し下げる前に軸方向にばねの復帰力に抗して解錠可能で
    あることを特徴とする請求項1から請求項11までのう
    ちのいずれか一つに記載のディスペンサー。
  13. 【請求項13】 子供用安全装置がロックリング(46)を
    有し、このロックリングは特別な回転位置でのみ押しボ
    タン(4) を押し下げるために自由になることを特徴とす
    る請求項1から請求項11までのうちのいずれか一つに
    記載のディスペンサー。
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