JP3267533B2 - 内容物分配用加圧装置 - Google Patents

内容物分配用加圧装置

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JP3267533B2
JP3267533B2 JP20364297A JP20364297A JP3267533B2 JP 3267533 B2 JP3267533 B2 JP 3267533B2 JP 20364297 A JP20364297 A JP 20364297A JP 20364297 A JP20364297 A JP 20364297A JP 3267533 B2 JP3267533 B2 JP 3267533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば化粧品、食
品、薬品等の液状又はクリーム状製品を取り出す(dispe
nse) ための新規な加圧装置 (pressurized device) に
関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】従
来技術による加圧装置は、随意蓋が取り付けられる容器
本体を備えて成る。この容器の首部には、弁支持用カッ
プによって弁が圧着されている。この弁には分配手段
(dispensing means) が接続されている。前記容器本体
及びカップが貯蔵空間 (reservoir cavity) を形成して
いる。弁は、弁体と、この弁体を貫通する弁作動用ステ
ムと、ガスケットと、弁作動用ステムをガスケットに押
し付ける復帰システムと、から構成され、このユニット
は、前記弁支持用カップを圧着することによって適所に
保持されている。弁作動用ステムの頂部には押しボタン
が取り付けられている。取り出される内容物、及び加圧
手段 (propellant means)は前記貯蔵空間内に設けられ
ている。
【0003】前記加圧手段は、容器本体内の内容物(製
品)に直接触れる圧縮ガスとすることもできる。その場
合、浸漬チューブ部材 (dip tube element) が弁に取り
付けられる。内容物が圧縮ガスと接触することが望まし
くない場合には、それらガスと内容物を分離するための
柔軟なポーチ(小袋)又はピストンを設けることもでき
る。ポーチによる場合は、該ポーチを構成する材料の製
品内容物との適合性及び強度に関してしばしば問題が生
ずる。ポーチは柔軟であると同時に漏れを生じないもの
でなければならない。内容物とガスとを分離するのにピ
ストンを用いる場合には、そのピストンと容器本体の内
壁との接触面におけるシール性の問題に直面する。ま
た、何れの場合にしても、ガス充填のための開口は内容
物用の開口とは別に設けなければならない。しばしば、
ガスの充填は、容器の底部に設けられ、ゴム製のストッ
パにより塞がれている開口よりなされる。この形態は製
造時に繰り返し操作が必要となる。すなわち、ガス充填
口を開き、ポーチ又はピストンを所定位置に置き、前記
ストッパを設ける必要がある。また、充填工程が複雑で
あるためコストも掛かるものとなる。ガスは、まず製品
内容物を供給してから供給される。
【0004】さらに、欧州特許公開公報 EP-A-0561292
により、加圧手段として閉塞セル (closed cell) を有
したセル状材料 (cellular material) を用いた分配容
器が周知である。ガスは、このセル状材料より成る複数
のセル内に捕捉されている。ここに開示されている装置
では、内容物は容器本体内部の柔軟ボトル内に入ってい
る。前記セル状材料は、この容器本体の内部に柔軟ボト
ルと接触して、かつ柔軟ボトルの外側に設けられてい
る。このセル状材料はローレットホイール (knurled wh
eel) に接続されている。使用者は、押しボタンにより
弁を作動させる前に、このローレットホイールを作動さ
せて前記セル状材料内にエネルギーを貯めなければなら
ない。セル状材料内のガスは機械的圧力を受け、この圧
力を前記ボトル及びその内容物に伝達する。弁を作動さ
せることにより製品内容物が供給される。
【0005】しかし、かかる装置にはいくつか欠点があ
る。この装置は多数の部品を有している。また、これら
の部品は極めて正確に調整(ネジ、シール)しなければ
ならず、しかも精巧なものである。よってこの装置は非
常に高価である。また、機械的圧縮により前記セル状材
へ貯蔵されるエネルギーは小さいものである。使用者
は、押しボタンを作動させる前に前記ローレットホイー
ルを回して一回の使用量にほぼ相応する分のエネルギー
を貯めなければならない。このようなダブルアクション
が必要であるために装置が複雑なものとなっており、ま
た、使用者が急いでいる場合などには不便である。製品
内容物が入っている前記ボトルはベローズ形状をしてい
る。そのためこのボトルは、セル状材料の作用によって
最大限に圧縮されても、完全に内容物を放出することは
できず、かつ回収率も低いものとなる。
【0006】使用者が前記ローレットホイールを回して
前記セル状材料より成る部材内にエネルギーを蓄える
際、使用者はボトルの両側に強い浸透力を生じさせるこ
とになる。従って、このボトルの壁部は、セル状材料
機械的作動により往復動を受け、繰り返し使用では破損
するおそれも生ずる。ガスを製品内容物から分離するの
に柔軟ポーチを使用するこの装置では、内容物に対する
ボトル壁部の適合性といった同じ問題に遭遇する。さら
に、もし使用者がローレットホイールに不用意に過大な
力を加えた場合には、セル状材料に圧力が加わってガス
を含んだ多数のセルが破裂し、該装置に致命的な損傷を
与えることになる。最後に、この装置は、前記弁によっ
て前記セル状材料を加圧して前記ボトルに製品内容物を
再充填することができない。何故なら、この機械的な圧
縮により、セルが破裂して該装置を使用不可能としてし
まうおそれがあるからである。
【0007】そこで、驚くべきことに本出願人は、加圧
手段 (propellant means) として複数の閉塞セルを有し
セル状材料から成る部材を用いた従来装置の欠点を補
償する新規な加圧装置を発明したのである。
【0008】
【課題を解決するための手段】従って本発明は製品内容
物を分配するための新規な加圧装置を提供するものであ
り、この加圧装置は、貯蔵空間と、長手軸線と、前記貯
蔵空間の頂部に位置した弁、及び該弁に接続された分配
手段と、加圧手段とを備えて成るもので、前記加圧手段
は閉塞セルのセル状材料から成る部材 (element of clo
sed cell cellular material) から構成され、前記セル
状材料より成る部材及び前記内容物は双方共前記貯蔵空
間内部に位置して、前記弁が作動された際に前記内容物
が排出され、前記セル状材料から成る部材は、周囲部
に、前記長手軸線に沿って全高にわたった少なくとも一
つのスリットを有していることを特徴としている。
【0009】本発明では、セル状材料より成る部材の形
状は該部材が貯蔵空間内に入れられる前に規定される。
【0010】本発明は、セル状材料より成る部材及び製
品内容物が永久的かつ均一な圧力を受けるようにされた
加圧装置に特に好適であるが、その他の何れの内容物分
配装置にも適用できるものである。
【0011】ここで言う「周囲」のスリットとは、一端
がこのセル状材料より成る部材の周囲に位置したスリッ
トを意味するものである。周囲スリットによってセル状
材料より成る部材は外側に向かって開口したものとなっ
ている。
【0012】本発明による装置によれば、溶液、エマル
ジョン、又はゲル状となったローション、クリーム、自
己発泡性合成物、ミルク、又はゲル等、あらゆる種類の
製品内容物を分配することが可能である。
【0013】本装置によれば、分配する製品内容物にガ
スが混合すること、及びガス漏れを防止することができ
る。その結果、使用期限が延長される。セル状材料の性
質、及びセル状材料より成る部材のサイズにより、該装
置の内圧を分配内容物の粘性に合わせることが可能であ
る。該装置は製品内容物を、ガスによる汚染を受けず
に、かつ周囲を汚染することなく加圧することができ
る。また、この装置で現行使用している機械的部品の数
は少なく、従って製造は簡単で、コストも抑さえられ
る。使用は簡単である。この装置が壊れることはなく、
不手際な使用によってもセルが破損するおそれは一切な
い。また、圧縮手段は、製品内容物が全て回収された後
に該装置内に保持される。従って、該装置は、内容物を
再充填することにより何度か再使用可能である。よって
この装置は、パッケージングのコストを節約でき、かつ
再処理が可能となる。
【0014】さらに、本発明による装置によれば、内容
物の回収率を95%のオーダーとすることが可能とな
る。
【0015】本発明において使用可能なセル状材料は、
例えばポレオレフィン、エラストマ、あるいはあらゆる
タイプの熱可塑性プラスチックのフォーム、ゴム、ブナ
(Buna: 商標)、シリコーン、あるいはその他の材料の
フォーム等の変形可能なマトリックス(基質)内に封入
されたガスが充填された多数のセル(cell: 細胞状の小
室)により構成されている。このガスは、例えば窒素等
の常圧で圧縮又は液化可能なあらゆるガス、あるいは単
に空気を用いることができる。
【0016】セル状材料が圧縮されると、各セルも圧縮
を受けることになる。従ってこれらセルは製品内容物を
加圧するためのエネルギーを蓄えることになる。該加圧
装置の弁が作動されると、各セルが膨張して製品内容物
が排出される。
【0017】各セル内に存在するガスはそれらセル内部
に保持されており、外部に出ることはできない。従っ
て、ガスが漏れて内容物と混合する問題は生じない。
【0018】都合よく、本発明に係る装置において加圧
手段として用いられるこのセル状材料から成る部材は前
記貯蔵空間に対して相補的な形状を備えており、この形
状は好ましくは全体にわたって円柱状のものとなってい
る。
【0019】該装置に用いられる前記セル状材料より成
る部材は、周知方法である押し出し成形、あるいは、閉
塞セルを備えたセル状材料のブロックからの切り取りに
よって作製可能である。セル状材料のシリンダを切り取
るには、その前に該セル状材料を圧縮する必要がある。
この方法で切り取られ、減圧した後に得られたセル状材
料の部材は、欧州特許公開公報 EP-A-0561292 に開示さ
れている如く僅かに側部が凹んだ形状をなす。周囲にス
リットを持たないこの部材が上述の如く装置内に配設さ
れると、製品内容物の一部は、該セル状材料より成る部
材の前記凹所と容器壁部との間に入り込むことになる。
よって、その回収率は、完全に直線状をした形態のシリ
ンダの場合よりも低いものとなる。ただし、サイズの大
きいブロックから切り取られたセル状材料のシリンダ
は、押し出し成形されたセル状材料より成るシリンダよ
りも安価である。従って、経済的理由により、この加圧
装置には、満足できる回収率を確保した上で、押し出し
成形ではなく、切り取りセル状材料より成る部材を用い
ることもできるようにすべきである。
【0020】本発明において使用されるセル状材料より
成る部材は、押し出し成形によるもの、あるいは切り取
られたものとすることができる。実際、前記スリットに
より、セル状材料より成る部材はより広く膨張できるよ
うになっていて、この膨張によって、切り取りセル状材
より成る部材による場合の前記凹所を補償できる。従
って、切り取られたセル状材料より成る部材を用いた場
合でもほぼ完全な回収率を得られる。
【0021】ただし、セル状材料より成る部材が押し出
しによるものである場合には開放セル (open cell) を
持たないのに対し、この部材が切り取りによるものであ
る場合には複数の開放セルを有した形状となる。従って
本発明においては、押し出しによるセル状材料より成る
部材を用いる方が好ましい。
【0022】このセル状材料より成る部材の寸法(高
さ、径)は、貯蔵空間の寸法よりも大きい方が好まし
い。そうすれば、貯蔵空間が閉塞された際に、セル状材
から成る部材の予圧が得られ、装置内に残る製品内容
物が僅かであっても依然利用可能なエネルギーが存在す
るものとなる。
【0023】本発明によれば、前記スリットは、セル状
材料より成る部材のシリンダの半径方向に向いたもので
あることが好ましい。
【0024】セル状材料から成る部材は、その全高にわ
たる中心孔を随意有したものであってもよい。
【0025】セル状材料より成るシリンダが中心開口を
持たない場合には、前記スリットがそのセル状材料より
成るシリンダの全高にわたり、かつ同シリンダの半径に
ほぼ等しい幅にわたって都合よくカットされている。
【0026】中心開口が形成されている場合、この開口
が、弁に接続される浸漬チューブのための凹所を構成す
る。
【0027】該装置が浸漬部材を有しない場合、セル状
材料より成る部材に中心開口を形成すると都合よい。実
際には、この装置の組立時、セル状材料より成る部材は
前記貯蔵空間内に通される。通常、このセル状材料より
成る部材の高さは、貯蔵空間の高さよりも大きいかそれ
に等しい。弁が貯蔵空間の頂部に設けられた際、すなわ
ち、例えば弁が弁支持用カップ(このカップの壁部が貯
蔵空間を形成している)によって容器本体の頂部に圧着
された際に、弁が、セル状材料より成る部材の頂部に機
械的圧縮力を与える。各セルが圧縮により破裂して、
ル状材料より成る部材の上部が変形してしまう。その
後、製品内容物が一部この変形部に入り込む。そして、
ガスがこの貯蔵空間内で拡散し、内容物と混合される。
かかる不具合が生じるのを避けるため、該装置が前記浸
漬チューブを有しない場合であっても、セル状材料より
成る部材に中央開口を設け、この開口内に弁を挿通させ
るようにすることができる。
【0028】本発明の好ましい実施形態では、スリット
は、セル状材料より成る部材の全高にわたる中心開口に
関連している。このスリットは、該シリンダをその外面
から中心開口まで開くようにすることもできるし、ある
いは、中心開口までは至らない浅いものとすることもで
きる。また、セル状材料より成る部材は、その外面から
中心開口まで延在したスリットを有している。好ましく
は、該スリットは部材外面から中心開口まで延在してい
る。それよりも浅いスリットをいくつか有していてもよ
い。
【0029】本発明に係る装置が浸漬チューブを有して
いない場合、前記中心開口は、好ましくは、細長形状を
成しかつ前記スリットに向いて延長されている。
【0030】本発明の第一の変形例では、該装置が浸漬
チューブ部材を有したものである場合、セル状材料から
成るシリンダ(該シリンダは外面から中心開口に延在し
たスリットを有している)は、矩形セル状材料から成り
前記浸漬チューブ部材の周りを包む一つの小片より構成
することができる。実際には、この矩形セル状材料部材
の小片はより簡単に製造することができるため、中心開
口を、次いでスリットを切り取るシリンダよりも経済的
である。
【0031】本発明に係る装置は、周知手段により、前
記貯蔵空間を形成する容器本体と、該容器本体とは別体
の弁体を備え前記貯蔵空間の頂部に位置した弁と、この
弁に接続された分配手段と、閉塞セル状材料から成る部
材より構成された加圧手段とを備え、セル状材料から成
る部材と製品内容物が前記貯蔵空間の内部に配設されて
永久的かつ均一な圧力を受け、前記弁が作動された際に
内容物が排出されるよう構成したものとすることができ
る。
【0032】弁は、弁支持用カップによって、容器の首
部に周知方法にて圧着することができる。この場合、容
器本体及び該カップが貯蔵空間を形成する。
【0033】本発明に係る装置には、仏国特許出願 FR-
A-2741933 に開示されている如く、容器本体の首部と共
働可能な捕捉係合手段を有した、エラストマ的な材料か
ら成る弁を設けることができる。
【0034】本発明の第二の変形例による装置は、カッ
プと、弁体が設けられた弁と、頂部に押しボタンが随意
設けられ、分配手段を随意備えて成る弁作動用ステム
と、ガスケット及び復帰機構とを備え、前記カップと前
記弁体とが互いに共働して、分配される製品内容物及び
加圧手段を収納できる貯蔵空間を形成する一方、弁体が
弁用のキャビティを形成しており、これら貯蔵空間と弁
用キャビティとの間に通路が形成されている。
【0035】この変形例では、前記弁体が貯蔵空間の全
高を貫通し、浸漬チューブ部材を形成している。
【0036】この変形例では、カップと弁体の端部どう
しが、容器の本体部を形成するために漏洩が生じないよ
う共働する。例えば、これらカップと弁体とは共に相補
的な係止部材、例えば捕捉係合可能な手段、あるいは例
えば回転溶接あるいは結合 (bonding) 等当業者に周知
の方法により組立後互いに接合される相補的形状、を有
している。また、これら係止部材は互いに係合するネジ
から構成され、弁体及びカップが、漏洩を生じないよう
に互いに螺合されるものであってもよい。
【0037】この共同作用を得るために、弁体は、周囲
に係止部材を有しているものとすることができる。ま
た、カップは外部スカートを有し、この外部スカートは
端部に弁体の係止部材と互いに係合する前記係止部材を
有している。この共働によって缶の本体が形成される。
また、カップも、周囲に係止部材を有しているものが選
ばれる。弁体は外部スカートを有し、この外部スカート
は端部にカップの係止部材と互いに係合する係止部材を
有している。カップ及び弁体がそれぞれ外部スカートを
有し、これら二つのスカートが相補的な係止部材を有し
て成るものであってもよい。
【0038】この変形例では、弁体及びカップが互いに
共働して容器内部にキャビティを形成する。このキャビ
ティが弁を形成する。好ましくは、弁体及びカップがそ
れぞれ内部スカートを備えている。都合よく、弁体及び
カップの内部スカートは、両者の高さ全体あるいは一部
にわたって互いに適合しており、弁用のキャビティを形
成している。好ましくは、カップの内部スカートの内径
は、弁体の内部スカートの外径とほぼ等しいものとなっ
ている。弁体の内部スカートの上面は、内部スカートを
前記弁作動用ステムのダクトを囲むカップの端縁に押し
付けることにより都合よくガスケットに支持されるもの
となる。これにより弁のシールが確実なものとなる。
【0039】この変形では、貯蔵空間と弁との間に通路
が形成される。好ましくは、カップ及び弁体の双方の内
部スカートはそれぞれ少なくとも一つの切欠きを有して
いる。これらの切欠きは、両スカート間の接触面の周囲
に沿ったスカートの一方又は他方の環状傾斜部と関連し
ており、かつ両スカート間の接触面の全高にわたる溝と
随意に関連している。これら組となった切り取り部(前
記溝、傾斜部、切欠き)によって、貯蔵空間と弁用キャ
ビティとの間に、内容物のための(あるいはガスのため
の)前記通路が形成される。
【0040】前記弁体及びカップは熱可塑性プラスチッ
ク材より成るものであると都合よい。これら両部材は同
一材料より形成してもよいし、化学的融和性を有した異
なる二つの材料より形成してそれらを互いに接合しても
よいし、あるいは、化学的融和性を有しない二つの材料
をネジ留め、結合、又は捕捉係合 (catch engagement)
させてもよい。本発明において使用できる材料として
は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオ
レフィン群、並びに、エチレン及びプロピレンの共重合
体、ポリオキシエチレン等のポリアセタール群、その
他、ポリエチレンテレフタラート、ポリメタクリル酸メ
チルも使用できる。これらの部材をその他の材料、例え
ば金属やガラスより製造してもかまわない。
【0041】前記カップ及び弁支持体の壁部の厚さ、特
に前記スカートの壁の厚さは、加圧手段の圧に耐え得る
よう設定される。
【0042】弁作動用ステムは、軸方向移動形であるか
側方移動形(傾動弁)であるかに拘わらず、例えば突出
ステム (emergent stem)、雌型ステム (female stem)
等、当業者に周知のどのようなタイプのものであっても
よい。
【0043】復帰手段は、弁のキャビティ内に収まるこ
とのできるものであれば、周知のバネ、あるいは、圧縮
又は弾性変形可能な材料とすることができる。
【0044】カップに環状の溝を形成してもよい。この
溝が存在する場合には一般的な押しボタンを用いること
ができる。その場合、そのボタンはこの溝内に位置決め
される。また、この溝によってカップの強度も増すよう
になる。
【0045】本発明のこの変形例による容器は、特に、
これら容器を、内容物を一回ないし数回サンプリングす
るためのエアゾール容器として形成する場合に有利であ
る。それは、かかるタイプのものが提供されておらず、
市場の経済的要求を満足させることができるからであ
る。ただし、この容器の使用はこのようなサンプル分配
用に限定されるものではない。本発明の変形例によるこ
れら容器は、全フォーマットサイズにおいて得ることが
でき、当業者であれば、各サイズにおいて容器に必要な
強度を得るには材料の特性及び厚さをどの程度とすべき
かといったことは解かるはすである。
【0046】以下、本発明の目的がより簡単に理解され
るよう、本発明の特徴を備えた容器の例をいくつか説明
する。
【0047】
【発明の実施の形態】図1(A)及び図1(B)は加圧
装置の縦断面を示したもので、この装置は、加圧手段
(propellant means) として閉塞セル (closed cell) を
備えたセル状材料から成るシリンダを有しており、ま
た、浸漬部材が設けられている。図2(A)及び図3
(A)は、貯蔵空間内に入れられる前の、本発明に用い
られるセル状材料のシリンダを示した断面図である。図
2(B)、図2(C)、図3(B)、図3(C)は、本
発明に係る加圧装置の二つの変形例を示した断面図であ
る。図2(B)、図2(C)はそれぞれ、図1(A)及
び図1(B)に示した装置の II-II 面における断面図
である。図4,図5,図6は、組立中にある、本発明の
変形例による装置の縦断面図である。
【0048】図1(A)及び図2(B)に示す装置は、
長手軸X−Xを持った貯蔵空間1.1を形成する容器本
体1を備えている。容器本体には随意、蓋(図示せず)
を取り付けることもできる。この容器には、弁支持用カ
ップ3によって弁2が圧着又はかしめ留めされている。
弁は弁体2.1と、この弁体を貫通した弁作動用ステム
2.2と、ガスケット2.3と、弁作動用ステム2.2を
ガスケット2.3に押し付けるバネ2.4とから成り、こ
のユニットは弁支持用カップ3をかしめ留めすることに
よって正しい位置に保持されている。弁2を容器本体1
に圧着する前に、プラスタゾーテ (plastazote) すなわ
ち窒素とポリオレフィンのマトリックスから成るシリン
ダ5がこの缶の開口から内部に入れられる。
【0049】図2(A)には、セル状材料から成る円筒
状をした部材25を示している。この部材25は、中心
部に位置した円筒形開口部26と、容器本体1内に入れ
られる以前には前記シリンダの外表面から前記開口26
まで半径方向に延びたスリット28と、を備えている。
【0050】図3(A)には、セル状材料から成る円筒
状をした部材35を示している。この部材35は、目の
形をした細長中心開口部36と、この開口部36の延長
であるスリット38とを備えている。本発明に係る装置
においては、前記部材25に代えて、浸漬部材を持たな
いこの部材を用いることも可能である。
【0051】図2(B)は、閉塞セルを有したセル状材
より成り、容器本体1内に入れられたシリンダ5を示
している。シリンダ5の外径は貯蔵空間1.1の径より
も大きくなっており、セル状材料から成るこの部材に、
製品の残りが少量となってもそれを取り出せるエネルギ
ーを持つように、横方向の圧縮力が予め加えられるよう
になっている。シリンダ5には円筒形中心孔6が設けら
れており、この中心孔には浸漬チューブ7が通される。
【0052】図1(B)の各構成要素には、対応する図
1(A)に示したものに10加えた符号を用いるものと
する。また、図2(C)の各構成要素には、対応する図
2(B)に示したものに10を加えた符号を用いるもの
とする。
【0053】図1(B)及び図2(C)は、本発明に係
る装置の使用直前の状態を示している。この装置が図1
(A)及び図2(B)に示したものと異なる点は、前記
弁12によって製品内容物19が強制的に充填されてい
る点である。これにより、セル状材料より成るシリンダ
15には側方及び上下方向の圧縮力が必然的に加えられ
る。この圧縮は液圧型のもの、すなわちセル状材料より
成る部材15の体積に対して三次元的に作用するもので
ある。開口16の内径は、図1(A)に示した開口6の
径よりも僅かに大きくなっており、図2(B)に示した
スリット8は分れて開口18を形成する。従って、セル
状材料から成るシリンダ15は内容物に対する相対的な
密度に応じて前記浸漬チューブに沿って自由に移動する
ことができる。押しボタン14が弁作動用ステム12.
2の上部に位置している。この押しボタン14を作動さ
せると弁12が開き、シリンダ15が膨張し、内容物1
9が排出される。内容物19が全てこの装置から排出さ
れたら、この装置は再度図1(A)、図2(B)に示す
如き形態にされる。前記スリットが存在するため、セル
状材料より成るシリンダは大きく膨張し、内容物を保持
したまま残る領域は形成されない。その後この装置は、
上記した如く内容物19を再充填することができる。従
って、同じ装置を何度も再使用できるためパッケージン
グを節約でき、また加圧装置を再処理する上での問題は
かなり解消される。
【0054】図3(A)、図3(B)、図3(C)は、
本発明の変形実施形態であり、この実施形態によるもの
は、セル状材料から成るシリンダ内に浸漬チューブが存
在していない点で、図1(A)、図1(B)、図2
(A)、図2(B)、及び図2(C)に示したものと異
なっている。ただし、このシリンダは、細長く実質的に
目の形状をした中央開口36と、この開口から延長され
たスリット38とを有している。図3(B)には、容器
41内に入れられたセル状材料から成るシリンダ45が
示してある。そして、図3(C)では同じシリンダ55
を示してある。このシリンダ55は内容物59が充填さ
れた容器51内で流体圧縮を受けている。
【0055】図4ないし図6に示すほぼ円筒形状をした
加圧容器は、カップ40.1を備えている。このカップ
には蓋(図示せず)を取り付けることができる。このカ
ップは、弁体40.2と共働して、長手方向に延びたX
−X軸を有した環状貯蔵空間40.3と弁用キャビティ
40.9とを形成する。ここで、環状貯蔵空間40.3
は、内容物40.7を含み、かつ内部には図2(A)に
示した如きセル状材料より成るリング40.8が入れら
れている。前記キャビティ40.9の内部には突出弁ス
テム40.4と、ガスケット40.5と、バネ40.6と
が前記弁体と共に配設されており、これらがいわゆる
「弁」と称されるものを構成している。前記突出ステム
40.4は図示しない押しボタンと共働するようになっ
ている。
【0056】さらに、このカップ40.1の上部プレー
ト41.1の中心部には、前記突出ステム40.4が貫通
する開口42.1が形成されている。また、このカップ
40.1は、外部スカート43.1及び内部スカート4
4.1を備え、これら両スカートは同軸的なものとなっ
ている。前記プレート41.1はこれらのスカートに対
し実質的に直交する方向に形成されている。
【0057】このカップの底部では、前記外部スカート
43.1が或る形状部45.1を有している。この形状部
45.1は弁の前記弁体40.2と一体となった相補形状
41.2を受け入れることができるもので、これら双方
の形状部は接合されている(図6)。
【0058】このカップの前記内部スカート44.1の
内径は前記ガスケット40.5の径にほぼ対応してお
り、かつ高さは空間40.3の高さとほぼ同じである。
このカップの内部スカートの底部表面46.1は弁体の
底部に接合されている(図6)。スカート44.1の内
周には傾斜部48.1が形成されている。さらに、この
スカート44.1の底部内周面には切欠き47.1が設け
られており、この切欠きにより、内部スカートと弁体と
の連続した接合は途切れている。
【0059】この弁体40.2の周囲には前記形状部4
1.2が形成されており、この形状部41.2は上述した
形状部45.1と係合するものとなっている。これによ
り弁体とカップとが組立中に心合わせされ、弁体はカッ
プの形状部45.1に接合されるものとなる。弁体は内
部スカート45.2を備えている。この内部スカート4
5.2の外径は前記カップの内部スカート44.1の内径
にほぼ等しく、これら二つの部材は接合されている。ス
カート45.2の外側面には、溝46.2が全長にわたっ
て形成されており、この溝の上端縁は切欠き48.2の
ところに位置している。
【0060】図6に示した如き加圧容器の組立の模様は
図4及び図5に示してある。まず、前記バネ40.6を
前記突出ステム40.4の周りに組み込み、次いで、ガ
スケット40.5が、前記弁体の内部スカートによって
形成される間隙内に取り付けられる。次いで、前記リン
グ40.8及びカップ40.1を取り付け、カップをその
スカートの端部において弁体40.2に接合する。
【0061】その後この加圧容器は前記弁を介して充填
される。前記突出ステム40.4を押すと、加圧された
内容物は、前記弁体の内部スカートにより形成された前
記第一のキャビティ40.9に満たされ、次いで、前記
切欠き48.2を通過し、さらに前記溝46.2に沿って
下がり、前記傾斜部48.1、さらに前記切欠き47.
1、を介して空間40.3に充填される。
【0062】その後、押しボタン及び蓋を、突出ステム
及び前記カップの上部にそれぞれ取り付けることができ
る。
【0063】押しボタンによって突出ステムが押し下げ
られば、内容物は上記した充填時の道筋と逆の道筋を通
るようになる。
【0064】内容物の噴出中、前記リングは依然圧縮さ
れている。内容物が、空間40.3の底部に位置した複
数の開口47.1に至ると、リングは頂部に向かって押
し戻される。従って、この容器は様々な位置で機能を構
成することになる。充填の際、内容物が前記リングを押
し付けて空間の上方に向かい、さらにそのリングを底部
に向かって押し戻したとしても、これによってその機能
が変わることはない。何故なら、リング40.8に形成
されたスリットによってリングは完全に膨張でき、全内
容物を弁に向けて押し出すことができるからである。
【0065】セル状材料より成る部材がスリットを有し
ない装置では、60%のオーダーの回収率しか得られな
い。
【0066】他方、上記した本発明による装置では、内
容物の回収率は90%を越えるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る加圧装置を示すも
ので、(A)は加圧手段が膨張した状態を示した断面
図、(B)は製品内容物が充填されている状態を示した
断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態を示したもので、(A)
は貯蔵空間内に入れられる前のセル状材料の断面図、
(B)は図1(A)の IIB-IIB 線に沿った断面図、
(C)は図1(A)の IIC-IIC 線に沿った断面図であ
る。
【図3】 本発明の他の実施形態を示したもので、
(A)は貯蔵空間内に入れられる前のセル状材料の断面
図、(B)は貯蔵空間内にある同セル状材料を示す断面
図、(C)は同貯蔵空間内にさらに製品内容物が充填さ
れた状態を示す断面図である。
【図4】 本発明の他の実施形態による加圧容器を組立
前の状態で示す断面図である。
【図5】 図4に示した加圧容器を組立状態で示した断
面図である。
【図6】 図5に示した加圧容器に製品内容物が充填さ
れて成る状態を示した断面図である。
【符号の説明】
1,11 容器本体 1.1,11.1,40.3 貯蔵空間 2,12,40.2 弁 2.1,40.2 弁体 3 弁支持用カップ 5,15,35,45,55,40.8 セル状材料
ら成る部材(加圧手段) 6,26 中心開口 7,17,45.2,44.1 浸漬チューブ部材 8,28,38,48 スリット 19,59 製品内容物 40.1 カップ 40.4 弁作動用ステム 40.5 ガスケット 40.6 復帰機構 40.8 加圧手段 40.9 弁用キャビティ 47.1,48.1,46.2,48.2 通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 9/047 B65D 83/34,83/36

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵空間(1.1;11.1;40.3)
    と、長手軸線(X−X)と、前記貯蔵空間の頂部に位置
    し、分配手段が接続された弁(2;12;40.2)
    と、加圧手段(5;15;25;35;45;55)と
    を備えて成る、製品内容物(19;59)を取り出すた
    めの加圧装置であって、 − 前記加圧手段は閉塞セルのセル状材料から成る部材
    から構成され、 − 前記セル状材料より成る部材及び前記製品内容物
    は、前記弁が作動された際に前記製品内容物が排出され
    るように双方共前記貯蔵空間内部に位置しており、− 前記加圧手段は製品内容物と直接接触しており、 − 前記セル状材料から成る部材は、周囲部に、前記長
    手軸線に沿って全高にわたる少なくとも一つのスリット
    (8;28;38;48)を有している、 ことを特徴とする加圧装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記セル
    状材料から成る部材(15;55)及び前記製品内容物
    (19;59)は永久的かつ均一的な圧力を受けている
    ことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の装置において、前
    セル状材料は、ポリオレフィン、エラストマ、又は熱
    可塑性プラスチック材のフォーム、ゴム、ブナ(商
    標)、ネオプレン、又はシリコーンのフォームから選ば
    れたものであることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに記載の装置
    において、前記セル状材料から成る部材(5;15;3
    5;45;55;40.8)は、前記貯蔵空間に対して
    相補的な形状を有していることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4の何れかに記載の装置
    において、前記セル状材料から成る部材(5;15;2
    5;35;45;55)は、全体にわたり円柱形状を有
    していることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の装置において、前記スリ
    ット(8;28;38;48)は、前記セル状材料より
    成るシリンダ(5;25;35;45;55)の半径方
    向に形成されていることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の装置において、前
    記スリットは、前記セル状材料より成るシリンダの半径
    にほぼ等しい幅にわたって延在していることを特徴とす
    る装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7の何れかに記載の装置
    において、前記セル状材料より成る部材(5;15;2
    5;35;45;55)は押し出し成形されたものであ
    ることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8の何れかに記載の装置
    において、前記セル状材料より成る部材(5;15;2
    5;35;45;55)は、その外径が前記空間の径よ
    りも大きいことを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9の何れかに記載の装
    置において、前記セル状材料より成る部材(5;15;
    25;35;45;55)は全高にわたる中心開口を有
    していることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の装置において、前記
    スリット(8;28;38;48)は、セル状材料より
    成る部材(5;15;25;35;45;55)の外表
    面から前記中心開口まで延在していることを特徴とする
    装置。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の装置におい
    て、前記セル状材料より成る部材は円柱形状の中心開口
    (6;26)を有していることを特徴とする装置。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12の何れかに記載の
    装置において、浸漬チューブ部材(7;17;45.
    2;44.1)を備えていることを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の装置において、前記
    セル状材料より成るシリンダは、前記浸漬チューブ部材
    の周囲に巻かれた矩形のセル状材料の小片から構成され
    ていることを特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の装置において、前記
    開口は細長形状のもので、前記スリットに向いて延長さ
    れていることを特徴とする装置。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし15の何れかに記載の
    装置において、前記貯蔵空間(1.1;11.1)を形成
    する容器本体(1;11)と、前記容器本体と別体とさ
    れた弁体(2.1)を備えた弁(2;12)と、を備え
    ていることを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の装置において、前記
    弁(2;12)は、弁支持用カップ(3)によって前記
    容器(1;11)の首部に圧着されており、前記容器本
    体及び前記カップにより前記貯蔵空間(1.1;11.
    1)が形成されていることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の装置において、前記
    容器本体の前記首部と共働可能な捕捉係合手段を備え
    た、エラストマ材料より成る弁を備えていることを特徴
    とする装置。
  19. 【請求項19】 請求項1ないし15の何れかに記載の
    装置において、 − カップ(40.1)と、弁体(40.2)を備えた弁
    と、押しボタンが頂部に随意取り付けられる弁作動用ス
    テム(40.4)と、ガスケット(40.5)及び復帰機
    構(40.6)と、を備え、 − 前記カップ及び前記弁体は互いに共働して、取り出
    すべき製品内容物及び加圧手段(40.8)を入れるこ
    とができる貯蔵空間(40.3)を形成しており、かつ
    前記弁体は前記弁のためのキャビティ(40.9)を正
    確に規定しており、 − さらに、前記貯蔵空間と前記弁のためのキャビティ
    との間には通路(47.1;48.1;46.2;48.
    2)が形成されている、 ことを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし19の何れかに記載の
    装置において、前記製品内容物は、溶液、エマルジョ
    ン、又はゲルから選択されたものであることを特徴とす
    る装置。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし20の何れかに記載の
    装置において、前記製品内容物は、ローション、クリー
    ム、自己発泡性合成物、ミルク、又はゲル、から選択さ
    れたものであることを特徴とする装置。
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