JP3406091B2 - 自動車のサスペンション支持体及びこれを用いた電気自動車 - Google Patents

自動車のサスペンション支持体及びこれを用いた電気自動車

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JP3406091B2 JP25810294A JP25810294A JP3406091B2 JP 3406091 B2 JP3406091 B2 JP 3406091B2 JP 25810294 A JP25810294 A JP 25810294A JP 25810294 A JP25810294 A JP 25810294A JP 3406091 B2 JP3406091 B2 JP 3406091B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のサスペンショ
ン支持体およびこれを用いた電気自動車に関し、特にダ
ブルウイッシュボーン型サスペンション支持体の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のサスペンション(懸架装置)
は、車軸と車体の中間にあって、これら両者を結合させ
る機能と、路面からの衝撃を吸収する機能を有するもの
で、自動車の走行性能、乗り心地を決定ずけている。こ
の種のサスペンションとしては、前輪用のフロントサス
ペンションと、後輪用のリアサスペンションに大別さ
れ、フロントサスペンションは左右の車輪が独立して上
下する独立懸架方式が一般的である。一方、リアサスペ
ンションは、独立型とリジッド型の2種類がある。ま
た、フロントサスペンションを大別すると、マクファー
ソン・ストラット方式と、ウイッシュボーン方式の2種
類が一般的である。マクファーソン・ストラット方式
は、キングピンを太く長くして柱のように立て、その上
端を車体にコイルスプリングおよびショックアブソーバ
ーを介して固定し、下端を車軸と平行にスイングする板
状のロアーアーム(トランスバースリング)に取り付け
ている。ウイッシュボーン方式としては、上下にスイン
グする2つのアーム、すなわちロアーアームとアッパー
アームを備え、ロアーアームに衝撃吸収用の太いコイル
スプリングとショックアブソーバーを取り付け、その上
端を車体側に設けたストラットタワーに支持した、所謂
ダブルウイッシュボーンサスペンションと呼ばれるもの
が一般的であり、乗用車に広く採用されている。このダ
ブルウイッシュボーンサスペンションの特徴は、2つの
アームによるリンク機構が平行四辺形的な動きをするた
め、タイヤが常に路面に対して所定角度に接すること
で、これによって接地性が良好で、安定したコーナリン
グが得られる。この場合、ロアーアームおよびアッパー
アームの軸受部はそれぞれ車体に固定された別体のブラ
ケットに形成され、ストラットタワーは上記ブラケット
とは別体として車体に取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
ダブルウイッシュボーンサスペンションにおいては、ロ
アーアーム、アッパーアームそれぞれの軸受部およびシ
ョックアブソーバーを取り付けるストラットタワーがそ
れぞれ車体に別々に取り付けられるものであったために
部品点数および組立工数が多く、製造コストが高くなる
という不都合があった。
【0004】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、ロアーアーム、アッパーアームの軸受部およびス
トラットタワーを一体化してサスペンション支持体とす
ることにより、サスペンションの部品点数を削減し、組
立作業性を向上させると共に、製造コストを低減し得る
ようにした自動車のサスペンション支持体およびこれを
用いた電気自動車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、車体と車軸を連結する自
動車のサスペンション支持体において、車体に対する取
付部と、ロアーアームおよびアッパーアームの一端をそ
れぞれ軸支する軸受部を形成するサスペンションブラケ
ットと、ショックアブソーバーを支持するストラットタ
ワーとを備え、前記取付部、サスペンションブラケット
およびストラットタワーをアルミニウム合金により一体
もしくは一体的に形成してなり、前記取付部、サスペン
ションブラケットおよびストラットタワー間はこれらを
連結する補強板により補強されていることを特徴とす
る。請求項2に記載の発明は、車体と車軸を連結する自
動車のサスペンション支持体において、車体に対する取
付部と、ロアーアームおよびアッパーアームの一端をそ
れぞれ軸支する軸受部を形成するサスペンションブラケ
ットと、ショックアブソーバーを支持するストラットタ
ワーとを備え、前記取付部、サスペンションブラケット
およびストラットタワーをアルミニウム合金の押出形材
により一体もしくは一体的に形成してなり、前記取付
部、サスペンションブラケットおよびストラットタワー
間はこれらを連結する補強板により補強されていること
を特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1また
は2に記載の発明において、左右の車輪に対して取り付
けられる一対のサスペンション支持体が補強梁によって
互いに連結されていることを特徴とする。請求項4に記
載の発明は、中空部を蓄電池収納スペースとした中空押
出材からなるフレーム素材の長手方向を車体前後方向に
一致させて接合してなるシャーシフレームと、そのシャ
ーシフレームに対する取付部、アッパーアームおよびロ
アーアームの一端をそれぞれ軸支する軸受部を形成する
サスペンションブラケットおよびショックアブソーバー
を支持するストラップタワーを設けたサスペンション支
持体とを備え、前記取付部、サスペンションブラケット
およびストラップタワーをアルミニウム合金の押出形材
により一体もしくは一体的に形成するとともに、前記取
付部を前記シャーシフレームの上下より嵌合する上、下
フランジで構 成し、かつ前記アッパーアームおよびロア
ーアームの軸受部をその上、下フランジに対向する位置
に設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1および請求項2に記載の発明におい
て、車体に対する取付部、アッパーアーム、ロアーアー
ムの軸受部を形成するサスペンションブラケットおよび
ショックアブソーバーを支持するストラットタワーは、
アルミニウム合金の鋳物または押出形材によって一体も
しくは一体的に製作されることにより、従来別部材であ
ったものを単一部品とする。補強板はサスペンション支
持体を補強する。請求項に記載の発明において、補強
梁は左右のサスペンション支持体を互いに連結し、補強
する。請求項に記載の発明においては、電気自動車
軽量化を図ると共に、効率のよい電気自動車を得ること
ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明に係る自動車のサスペン
ション支持体の第1実施例を示す正面図、図2は同支持
体の平面図である。これらの図において、1は車体のフ
レーム、2はホイール、3はロアーアーム、4はアッパ
ーアーム、5はサスペンション支持体、6はショックア
ブソーバーである。サスペンション支持体5は、アルミ
ニウム合金(JIS A 6061−T6)の押出形材
によって製作されることで、車体前後方向から見てコ字
状に形成され、車体のフレーム1に嵌合され溶接等によ
って接合固定される取付部7、前記ロアーアーム3およ
びアッパーアーム4の一端をそれぞれ軸支する軸受部
8,9を形成するサスペンションブラケット10および
ショックアブソーバー6の上端を支持するストラットタ
ワー11とを一体に備えている。なお、12はロアーア
ーム軸、13はアッパーアーム軸、14はボールジョイ
ント、15はタイヤである。
【0008】つまり、本発明は車体に取り付けられるサ
スペンション支持体5をアルミニウム合金により一体ま
たは一体的に製作することにより、従来別部材とされて
いた車体への取付部7、ロアーアーム3およびアッパー
アーム4の一端をそれぞれ軸支する軸受部8,9を形成
するサスペンションブラケット10およびショックアブ
ソーバー6を支持するストラットタワー11を一体化し
たものである。
【0009】かくしてこのような構成からなるサスペン
ション支持体5にあっては、車体への取付部7、ロアー
アーム3およびアッパーアーム4の一端をそれぞれ軸支
する軸受部8,9を形成するサスペンションブラケット
10およびショックアブソーバー6を支持するストラッ
トタワー11を一体に形成して構成しているので、従来
3部品とされていたものを、1部品化することができ、
部品点数を削減することができる。したがって、サスペ
ンション構成部品の製造、加工および組立作業が簡単
で、作業時間を大幅に短縮することができ、製造コスト
を著しく低減することができる。また、部品管理も簡単
である。さらに、従来のサスペンション部品は、主とし
て鉄等の鋳物製であったため、重量化するという不都合
を有していたが、本発明においてはアルミニウム合金を
用いているため、軽量化を達成することができる。
【0010】図3は本発明に係るサスペンション支持体
を電気自動車に適用した場合の第2実施例を示す斜視
図、図4は同サスペンション支持体の斜視図である。こ
れらの図において、30は電気自動車の車体の床を形成
するシャーシフレームで、このシャーシフレームにサス
ペンション支持体が取り付けられる。シャーシフレーム
30は、JISA 6N01−T6等のアルミニウム合
金によって製作された断面形状が「ロ」の字型の中空押
出型材からなる複数個、例えば9個のフレーム構成部材
31(31a〜31i)を、その長手方向を車体の前後
方向と一致させて車幅方向に接合することで製作され
る。9個のフレーム構成部材31は外側に位置する4つ
のフレーム構成部材31a,31b,31g,31h
と、これらの内側に位置するフレーム構成部材31c〜
31fおよび中央のフレーム構成部材31iにより構成
されている。また、フレーム構成部材31a,31b,
31g,31hは、両端部を切り落とされることにより
フレーム構成部材31c〜31f,31iよりも短く製
作されており、これによりフレーム構成部材31c,3
1fの両端部側方に車輪を配置するためのスペース32
が確保されている。そして、このようなフレーム構成部
材31a〜31hの中空部33は不図示の蓄電池を収納
する収納スペースと空気の流通路を形成している。
【0011】40はシャーシフレーム30に取り付けら
れるサスペンション支持体で、このサスペンション支持
体40は、シャーシフレーム30と同様、アルミニウム
合金の押出成形によって形成された型材を所定長さに切
断することで製作され、前記シャーシフレーム30の所
定箇所に取り付けられるもので、前記シャーシフレーム
30に固定される取付部40Aと、サスペンションブラ
ケット40Bおよびストラットタワー40Cを一体に有
している。取付部40Aは、正面視(車体前後方向から
見て)コ字状を呈することにより、上下に平行に対向す
る上,下フランジ41a,41bと、これら両フランジ
41a,41bの一端を接続する連結板41cとで構成
され、前記各フレーム構成部材31c,31fの前端部
に側方から嵌合され、かつ複数個のボルト44もしくは
溶接(TIG,MIG,レーザー等)によって強固に固
定される。上,下フランジ41a,41bは、フレーム
構成部材31の高さhと略等しいかこれより若干大きな
間隔Hを有している。取付部40Aをボルト44により
固定する場合にはボルト取付孔45が押出後に加工され
る。サスペンションブラケット40Bは、ロアアームの
軸受部50、アッパーアームの軸受部51と、これらを
連結する連結板41c(本実施例にあっては取付部40
Aの上下フランジの連結板41cと兼ねている)から形
成される。また、軸受部50,51は前後方向全長にわ
たってそれぞれ厚肉形成されると共に図1に示したロア
ーアーム軸12とアッパーアーム軸13がそれぞれ挿通
される孔48,49が前後方向全長にわたって形成され
ている。ストラットタワー40Cは、連結板41cに外
側に適宜角度傾斜するよう連接された垂直板部52a
と、垂直板部52aの上端に連接された水平板部52b
とで構成され、水平板部52bの中央にはショックアブ
ソーバーの取付孔53が形成されている。なお、上記実
施例の如く押出型材を加工して製造することにより左右
のサスペンション支持体40は左右対称であるため、同
一押出型材で共用することができる。
【0012】このような構成においてもサスペンション
支持体40をアルミニウム合金により製作することによ
り、車体への取付部40A、ロアーアームおよびアッパ
ーアームの一端をそれぞれ軸支する軸受部50,51を
形成するサスペンションブラケット40Bおよびショッ
クアブソーバーを支持するストラットタワー40Cを一
体化しているので、上記実施例と同様、部品点数を削減
することができる。したがって、サスペンション構成部
品の製造、加工および組立作業が簡単で、作業時間を大
幅に短縮することができ、製造コストを著しく低減する
ことができる。また、部品管理も簡単である。さらに、
アルミニウム合金からなる押出形材で製作しているの
で、電気自動車の軽量化と、効率のよい電気自動車を得
ることができる。
【0013】図5は本発明の第3実施例を示すサスペン
ション支持体の斜視図である。この実施例はサスペンシ
ョン支持体が取り付けられる車体側の形状、構造および
サスペンション支持体自体の設計寸法等によりサスペン
ション支持体40が大型で、サイズ的あるいは技術的に
全体を一体形成することが困難な場合、取付部40Aお
よびサスペンションブラケット40Bを別の押出型材に
て製作し、これら両者を位置決め組立容易な鉤形の嵌合
部55と嵌合溝56とで互いに連結し、一例として図3
に示した電気自動車のシャーシフレーム30にボルト、
溶接等により固定するようにしたものである。嵌合溝5
6の溝幅は嵌合部55の厚みより大きく設定されてい
る。嵌合部55と嵌合溝56部分は折曲げ形状とされる
ことにより、分割端の機械的強度を確保する。その他の
構成は図4に示したサスペンション支持体と同様であ
る。なお、必要により上記分割部は車体への取付前また
は後に溶接する。
【0014】このような構成においては、前述の如きシ
ャーシフレームに取り付ける場合、取付部40Aを形成
する上,下フランジ41a,41bの間隔を嵌合部55
と嵌合溝56との隙間分だけ調整することができるの
で、上,下フランジ41a,41bをシャーシフレーム
30(図3)の上下面に密接させることが可能で、サス
ペンション支持体40をシャーシフレーム30に対して
安定かつ確実に固定することができる。
【0015】図6(a),(b)は本発明の第4実施例
を示すサスペンション支持体の斜視図および補強板の展
開図である。この実施例は補強板60を破線位置にてコ
字状に折曲げてサスペンション支持体40を構成するサ
スペンションブラケット40Bとストラットタワー40
Cの前後端に溶接等によって接合したものである。サス
ペンション支持体40自体の構成は図4に示したものと
同様である。このような構成においては、補強板60に
よってサスペンション支持体40の強度、剛性を増大さ
せると共に、ショックアブソーバーを取り囲み、小石、
水等から良好に保護することができる利点を有する。
【0016】図7は本発明の第5実施例を示すサスペン
ション支持体の斜視図である。この実施例は上記第4実
施例で示した補強板60に加えてさらにL字型に形成さ
れた別の補強板62を、サスペンション支持体40の背
面部に溶接等によって接合固定したものである。サスペ
ンション支持体40自体の構成は図4に示したものと同
様である。
【0017】このような構成においては、サスペンショ
ン支持体40の強度、剛性をより一層増大させることが
できる。また、補強板62の数は必要に応じて増やすこ
とが可能である。
【0018】図8は本発明の第6実施例を示すサスペン
ション支持体の斜視図である。この実施例はサスペンシ
ョンブラケット40Bの上端を上フランジ41aの上方
に延在させ、その上端部にアッパーアーム軸を軸支する
軸受部51を一体に設けると共に、この軸受部51が形
成されている上端部分の幅を狭く形成すると共に、補強
板60を設けたものである。
【0019】このような構成においても上記第4実施例
と同様、十分な強度、剛性を確保することができる。
【0020】図9は本発明の第7実施例を示すサスペン
ション支持体の正面図である。この実施例は電気自動車
のシャーシフレーム30の両側に取り付けられる左右一
対のサスペンション支持体40,40を補強梁70によ
って互いに連結して構成したものである。補強梁70は
アルミニウム合金の押出型材からなり、両端部がサスペ
ンション支持体40にそれぞれボルト、溶接等によって
接合される。サスペンション支持体40自体の構成は図
4に示したものと同様である。
【0021】このような構成においては、補強梁70に
よってシャーシフレーム30および左右のサスペンショ
ン支持体40,40の強度、剛性を同時に増大させるこ
とができる。つまり、補強梁70はシャーシフレーム3
0の補強材としても機能する。
【0022】以上説明した実施例は押出型材を利用して
サスペンション支持体を製造する例を主体に説明した
が、鋳造法により製造することも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る自動車の
サスペンション支持体によれば、車体に対する取付部
と、ロアーアームおよびアッパーアームの一端をそれぞ
れ軸支する軸受部を形成するサスペンションブラケット
と、ショックアブソーバーを支持するストラットタワー
とを備え、前記取付部、サスペンションブラケットおよ
びストラットタワーをアルミニウム合金により一体もし
くは一体的に形成したので、製造、加工が容易で、サス
ペンション構成部品の部品点数を削減することができ、
組立作業性を向上させると共に、製造コストを低減する
ことができる。また、押出型材により製造することによ
り左右同じ金型により安価に製造できる。また、本発明
においてはサスペンション支持体に補強板を設けている
ので、サスペンション支持体として十分な強度、剛性を
確保することができる。さらにまた、本発明においては
左右のサスペンション支持体を補強梁によって互いに連
結しているので、サスペンション支持体自体はもとより
車体をも補強することができる。また、本発明に係る電
気自動車は、上記したようなサスペンション支持体を備
えているので、軽量化と、効率のよい電気自動車を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動車のサスペンション支持体
の第1実施例を示す正面図である。
【図2】 同支持体の平面図である。
【図3】 本発明の第2実施例としてサスペンション支
持体を電気自動車のシャーシフレームに取り付けた状態
を示す斜視図である。
【図4】 同サスペンション支持体の斜視図である。
【図5】 本発明の第3実施例を示すサスペンション支
持体の斜視図である。
【図6】 (a),(b)は本発明の第4実施例を示す
サスペンション支持体の斜視図および補強板の展開図で
ある。
【図7】 本発明の第5実施例を示すサスペンション支
持体の斜視図である。
【図8】 本発明の第6実施例を示すサスペンション支
持体の斜視図である。
【図9】 本発明の第7実施例を示すサスペンション支
持体の正面図である。
【符号の説明】
1…フレーム、2…ホイール、3…ロアーアーム、4…
アッパーアーム、5…サスペンション支持体、6…ショ
ックアブソーバー、7…取付部、8,9…軸受部、10
…サスペンションブラケット、11…ストラットタワ
ー、30…シャーシフレーム、31…フレーム構成部
材、40…サスペンション支持体、40A…取付部、4
0B…サスペンションブラケット、40C…ストラット
タワー、50,51…軸受部、60…補強板、70…補
強梁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柘植 光雄 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 株式会社日軽技研内 (72)発明者 樋野 治道 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 株式会社日軽技研内 (72)発明者 佐々本 隆 静岡県庵原郡蒲原町蒲原1丁目34番1号 株式会社日軽技研内 (56)参考文献 特開 平5−319302(JP,A) 特開 平6−261422(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 21/00 B60G 7/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と車軸を連結する自動車のサスペン
    ション支持体において、車体に対する取付部と、ロアー
    アームおよびアッパーアームの一端をそれぞれ軸支する
    軸受部を形成するサスペンションブラケットと、ショッ
    クアブソーバーを支持するストラットタワーとを備え、
    前記取付部、サスペンションブラケットおよびストラッ
    トタワーをアルミニウム合金により一体もしくは一体的
    に形成してなり、前記取付部、サスペンションブラケッ
    トおよびストラットタワー間はこれらを連結する補強板
    により補強されていることを特徴とする自動車のサスペ
    ンション支持体。
  2. 【請求項2】 車体と車軸を連結する自動車のサスペン
    ション支持体において、車体に対する取付部と、ロアー
    アームおよびアッパーアームの一端をそれぞれ軸支する
    軸受部を形成するサスペンションブラケットと、ショッ
    クアブソーバーを支持するストラットタワーとを備え、
    前記取付部、サスペンションブラケットおよびストラッ
    トタワーをアルミニウム合金の押出形材により一体もし
    くは一体的に形成してなり、前記取付部、サスペンショ
    ンブラケットおよびストラットタワー間はこれらを連結
    する補強板により補強されていることを特徴とする自動
    車のサスペンション支持体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の自動車のサスペ
    ンション支持体において、左右の車輪に対して取り付け
    られる一対のサスペンション支持体が補強梁によって互
    いに連結されていることを特徴とする自動車のサスペン
    ション支持体。
  4. 【請求項4】 中空部を蓄電池収納スペースとした中空
    押出材からなるフレーム素材の長手方向を車体前後方向
    に一致させて接合してなるシャーシフレームと、そのシ
    ャーシフレームに対する取付部、アッパーアームおよび
    ロアーアームの一端をそれぞれ軸支する軸受部を形成す
    るサスペンションブラケットおよびショックアブソーバ
    ーを支持するストラップタワーを設けたサスペンション
    支持体とを備え、前記取付部、サスペンションブラケッ
    トおよびストラップタワーをアルミニウム合金の押出形
    材により一体もしくは一体的に形成するとともに、前記
    取付部を前記シャーシフレームの上下より嵌合する上、
    下フランジで構成し、か つ前記アッパーアームおよびロ
    アーアームの軸受部をその上、下フランジに対向する位
    置に設けたことを特徴とする電気自動車。
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