JP3405985B2 - 予備圧縮装置を備えた圧延・ロール鋳造装置のロール間隙調節装置 - Google Patents
予備圧縮装置を備えた圧延・ロール鋳造装置のロール間隙調節装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、金属及び非金属の加工材料を圧延ないしロ
ール鋳造するための装置に関係する。
ール鋳造するための装置に関係する。
ここに圧延とは、固体金属材料を加工して板状に成形
することを意味する。すなわち、圧延装置では、固体金
属材料のスラブ(平板)を二つのロールの間に繰り返し
供給することにより、段階的にスラブの厚さを減少させ
る加工を行う。
することを意味する。すなわち、圧延装置では、固体金
属材料のスラブ(平板)を二つのロールの間に繰り返し
供給することにより、段階的にスラブの厚さを減少させ
る加工を行う。
また、ロール鋳造とは、二つのロールの間に液体金属
材料を供給し、ここで金属材料を固化させて無端の帯状
金属材料を形成する連続鋳造を意味する。すなわち、ロ
ール鋳造装置では、二つの鋳造ロールの間隙の近傍に、
液体金属材料を供給するためのノズルを設け、このノズ
ルの開口から流出した液体金属材料を鋳造ロールの間隙
を通過させることにより押圧し、固化させ、無端の金属
板を形成する。この無端金属板は通常コイル状に巻回さ
れる。
材料を供給し、ここで金属材料を固化させて無端の帯状
金属材料を形成する連続鋳造を意味する。すなわち、ロ
ール鋳造装置では、二つの鋳造ロールの間隙の近傍に、
液体金属材料を供給するためのノズルを設け、このノズ
ルの開口から流出した液体金属材料を鋳造ロールの間隙
を通過させることにより押圧し、固化させ、無端の金属
板を形成する。この無端金属板は通常コイル状に巻回さ
れる。
本発明装置は、固定的に取付けられた第1軸受ハウジ
ングと、ロール間隙を変化させるための調節自在な第2
軸受ハウジングとを備え、前記第1及び第2軸受ハウジ
ングがロールの軸受部を担持しており、それらのロール
の夫々の端面の外側の領域に、ロール間隙を調節する調
節装置を受容する間隔保持機構が備えられている装置に
関し、特に、与圧縮装置を備えた圧延・ロール鋳造装置
のロール間隙調節装置に関するものである。
ングと、ロール間隙を変化させるための調節自在な第2
軸受ハウジングとを備え、前記第1及び第2軸受ハウジ
ングがロールの軸受部を担持しており、それらのロール
の夫々の端面の外側の領域に、ロール間隙を調節する調
節装置を受容する間隔保持機構が備えられている装置に
関し、特に、与圧縮装置を備えた圧延・ロール鋳造装置
のロール間隙調節装置に関するものである。
[従来の技術]
ロール間隙を調節するための従来の技術としては、ひ
とつにはロールを板部材の上に固定する方式があり、ま
た、ロール装置に固定されたネジ部材ないし油圧シリン
ダを用いてロールの調節を行なう方式もある。後者の方
式に拠れば、ロールを支持して要るフレームが伸張する
ことによって、ロール間隙に変化を生じさせているが、
この方式は精度を低下させている。板部材を使用してい
る方法は、装置運転中のロール間隙の調整操作を可能と
していない。
とつにはロールを板部材の上に固定する方式があり、ま
た、ロール装置に固定されたネジ部材ないし油圧シリン
ダを用いてロールの調節を行なう方式もある。後者の方
式に拠れば、ロールを支持して要るフレームが伸張する
ことによって、ロール間隙に変化を生じさせているが、
この方式は精度を低下させている。板部材を使用してい
る方法は、装置運転中のロール間隙の調整操作を可能と
していない。
現在公知となっている技術を用いて、油圧式電子式ロ
ール制御システムを使用することによって以上のような
方式を実現することも不可能ではない。しかしながら、
その種の制御システムは取り扱いが複雑でコストも高
く、従って経済性を考慮するならば、特にロール鋳造装
置に介しては、その種の制御システムは殆ど考慮の対象
にもなり得ない。
ール制御システムを使用することによって以上のような
方式を実現することも不可能ではない。しかしながら、
その種の制御システムは取り扱いが複雑でコストも高
く、従って経済性を考慮するならば、特にロール鋳造装
置に介しては、その種の制御システムは殆ど考慮の対象
にもなり得ない。
西独特許公開公報第2646388号には、互いに対向して
配設され引張部材によって連結されたフレームないし構
造部分を備えた鋳造装置の、ライン案内機構が示されて
おり、ライン案内ローラは、このフレームないし構造部
分に支持されている。鋳造間隙、即ち2つの鋳造ロール
の間の間隔が可変とされており、この鋳造間隙にスペー
サプレートが嵌装され、斯かるスペーサプレートによっ
て軸受ハウジングの間の間隔が定められる。精密な間隙
調節のためには、キャリブレーションを施した複数のス
ペーサプレートが不可欠であり、それらのスペーサプレ
ートが種々の内部構成要素に合せて用いられる。微細な
調整は通常、薄いゲージ板を使用して行なわれる。鋳造
装置の作動中に、二つの鋳造ロールの間隙を適正な大き
さに調整することは、全く不可能である。
配設され引張部材によって連結されたフレームないし構
造部分を備えた鋳造装置の、ライン案内機構が示されて
おり、ライン案内ローラは、このフレームないし構造部
分に支持されている。鋳造間隙、即ち2つの鋳造ロール
の間の間隔が可変とされており、この鋳造間隙にスペー
サプレートが嵌装され、斯かるスペーサプレートによっ
て軸受ハウジングの間の間隔が定められる。精密な間隙
調節のためには、キャリブレーションを施した複数のス
ペーサプレートが不可欠であり、それらのスペーサプレ
ートが種々の内部構成要素に合せて用いられる。微細な
調整は通常、薄いゲージ板を使用して行なわれる。鋳造
装置の作動中に、二つの鋳造ロールの間隙を適正な大き
さに調整することは、全く不可能である。
西独特許公開公報第3238938号は2つのロールにより
画成されている間隙を調節するための装置を開示してお
り、この間隙は、具体的にはアルミニウムの帯状素材を
製造するための連続鋳造装置のロール間隙である。夫々
のロールは、軸受ハウジングによって囲繞されているロ
ール軸受に取付けられている。それらの軸受ハウジング
のうちの少なくとも一方には、ある1つの軸に対して各
々所定の角度をなして傾斜した複数の傾斜面に形成され
ている傾斜角領域が、他方の軸受ハウジングに対向して
設けられており、それらの傾斜面には、移動自在な調節
ジャッキ機構の楔部材の傾斜面が当接している。更にそ
れらの楔部材は、ロールの軸芯に対して垂直の方向に移
動自在である。
画成されている間隙を調節するための装置を開示してお
り、この間隙は、具体的にはアルミニウムの帯状素材を
製造するための連続鋳造装置のロール間隙である。夫々
のロールは、軸受ハウジングによって囲繞されているロ
ール軸受に取付けられている。それらの軸受ハウジング
のうちの少なくとも一方には、ある1つの軸に対して各
々所定の角度をなして傾斜した複数の傾斜面に形成され
ている傾斜角領域が、他方の軸受ハウジングに対向して
設けられており、それらの傾斜面には、移動自在な調節
ジャッキ機構の楔部材の傾斜面が当接している。更にそ
れらの楔部材は、ロールの軸芯に対して垂直の方向に移
動自在である。
[発明が解決しようとする課題]
本発明の発明者は、以上に説明した種類の圧延ないし
ロール鋳造のための装置であって、しかもあらゆる種類
の装置においてより容易なロール間隙の調節を可能とす
る装置を提供することを課題としている。この装置は安
定性を少なくとも維持すると共に、然るべく設計された
装置においては、電子式制御の適用可能性を提供するも
のである。
ロール鋳造のための装置であって、しかもあらゆる種類
の装置においてより容易なロール間隙の調節を可能とす
る装置を提供することを課題としている。この装置は安
定性を少なくとも維持すると共に、然るべく設計された
装置においては、電子式制御の適用可能性を提供するも
のである。
[課題を解決するための手段]
上記の課題は、本発明に拠れば、一方の、対向して設
けられている凹所に、第2軸受ハウジングをロールの軸
芯と平行に延伸する回転軸の周りに揺動させる手段を備
え、且つ、他方の、対向して設けられている凹所に、軸
受ハウジングの間の間隔を調節することによりロール間
隙を調節する手段を備えることによって、達成される。
けられている凹所に、第2軸受ハウジングをロールの軸
芯と平行に延伸する回転軸の周りに揺動させる手段を備
え、且つ、他方の、対向して設けられている凹所に、軸
受ハウジングの間の間隔を調節することによりロール間
隙を調節する手段を備えることによって、達成される。
公知の装置とは異り、軸受ハウジングの間の間隔、従
って2つのロールの間の間隔は、第2軸受ハウジング、
即ち上方の軸受ハウジングの平行移動によって変化され
るのではなく、ある1つの回転軸の周りの同ハウジング
の調節自在な揺動移動によって変化される。
って2つのロールの間の間隔は、第2軸受ハウジング、
即ち上方の軸受ハウジングの平行移動によって変化され
るのではなく、ある1つの回転軸の周りの同ハウジング
の調節自在な揺動移動によって変化される。
本発明に係るロール間隙を調節するための手段を付設
する軸受ハウジングは、その構造を全く公知の実施態様
として構成することも可能であり、例えば一体形のフレ
ーム構造とすることも、また締結機構を備えた開放自在
なフレーム構造として構成することも可能である。ただ
し、西独特許公開公報第3238936号に示された構造が特
に有利であることが判明しており、その構造は、同公報
においては帯状素材の製造機械のための構造として記載
されている。この構造は締付け方式を採用する際に用い
られ、ただしフレームレス構造の装置と組合わせて使用
されるものである。西独特許公開公報第3238938号に開
示された発明は、この西独特許出願に対応する日本国第
1726979号特許あるいはアメリカ国特許第4649986号に記
載されているように、アルミニウム板を製造するための
ロール鋳造装置(連続鋳造装置)において、二つのロー
ルの間に形成される間隙を調整するためのロール間隙調
節装置を備えている。これらの二つのロールは、軸受ハ
ウジングに囲繞されたローラー軸受に支持されている。
これらの軸受ハウジングのうちの少なくとも一つは、他
方の軸受ハウジングの反対側のコーナー部に、軸線に対
して所定角度でそれぞれ傾斜し、かつ、可動係止部材の
傾斜面に当接する、複数の面を有する。これによって、
楔部材はロール軸に対して垂直方向に移動可能である。
する軸受ハウジングは、その構造を全く公知の実施態様
として構成することも可能であり、例えば一体形のフレ
ーム構造とすることも、また締結機構を備えた開放自在
なフレーム構造として構成することも可能である。ただ
し、西独特許公開公報第3238936号に示された構造が特
に有利であることが判明しており、その構造は、同公報
においては帯状素材の製造機械のための構造として記載
されている。この構造は締付け方式を採用する際に用い
られ、ただしフレームレス構造の装置と組合わせて使用
されるものである。西独特許公開公報第3238938号に開
示された発明は、この西独特許出願に対応する日本国第
1726979号特許あるいはアメリカ国特許第4649986号に記
載されているように、アルミニウム板を製造するための
ロール鋳造装置(連続鋳造装置)において、二つのロー
ルの間に形成される間隙を調整するためのロール間隙調
節装置を備えている。これらの二つのロールは、軸受ハ
ウジングに囲繞されたローラー軸受に支持されている。
これらの軸受ハウジングのうちの少なくとも一つは、他
方の軸受ハウジングの反対側のコーナー部に、軸線に対
して所定角度でそれぞれ傾斜し、かつ、可動係止部材の
傾斜面に当接する、複数の面を有する。これによって、
楔部材はロール軸に対して垂直方向に移動可能である。
通常の作動位置にあるときには夫々下ロールと上ロー
ルとに相当する第1ロールと第2ロールとを備えた夫々
の軸受ハウジングが、互いに締付けられているため、締
付けが行なわれていない場合に通常生じるフレームの伸
張は発生しない。この課題の達成方法によれば、ロール
間隙の画成が好適にそして狂いなく行なわれる。
ルとに相当する第1ロールと第2ロールとを備えた夫々
の軸受ハウジングが、互いに締付けられているため、締
付けが行なわれていない場合に通常生じるフレームの伸
張は発生しない。この課題の達成方法によれば、ロール
間隙の画成が好適にそして狂いなく行なわれる。
第2軸受ハウジングをロールの軸芯に平行な回転軸の
周りに揺動させる前記手段は、具体的な例としては以下
のように構成されている。
周りに揺動させる前記手段は、具体的な例としては以下
のように構成されている。
−フォーク形部材と、舌片状部材と、それらの部材の内
部に配設された取外し自在な軸部材とから成る、少なく
とも1つのヒンジ機構。
部に配設された取外し自在な軸部材とから成る、少なく
とも1つのヒンジ機構。
−互いに当接する少なくとも2つの円筒面形状の摺動支
持部材、または両側に各2つずつ配設される、互いに当
接する球面形状の摺動支持部材。
持部材、または両側に各2つずつ配設される、互いに当
接する球面形状の摺動支持部材。
軸受ハウジングの間の間隔を変化させる前記手段は、
実質的に公知の、ただしこれまでは軸受ハウジングの端
面の両側に配設されていた手段と、同様の手段である。
実質的に公知の、ただしこれまでは軸受ハウジングの端
面の両側に配設されていた手段と、同様の手段である。
第1実施例においては交換自在なスペーサプレートが
対応する凹所内に、具体的には角度間隔保持機構内に、
備えられている。斯かるスペーサプレートは、少なくと
も一方の面が僅かに凸面となっている必要があり、それ
は、様々な揺動量で調節が行なわれるため、常に面の全
体に亙って荷重が負荷されるようにすることは不可能だ
からである。微調節を行なうためには、交換自在なゲー
ジ板を付加的に備えれば良い。これらのスペーサプレー
トとゲージ板とはいずれも、精密なキャリブレーション
を施されたものである。この第1実施例に拠れば、軸受
ハウジングの間の間隔を変化させる手段、即ちスペーサ
プレート及び/またはゲージ板は、荷重が負荷されてい
る状態では交換することは不可能であり、従ってこの場
合には自動制御による操作は、考慮の対象とはならな
い。それゆえ、一般的には締付け方式以外の構造の装置
も本発明に従って提供することができるのであるが、た
だしそれらの装置は、先に述べた荷重が作用していると
きのフレームの伸張に関係する欠点を有するものとな
る。
対応する凹所内に、具体的には角度間隔保持機構内に、
備えられている。斯かるスペーサプレートは、少なくと
も一方の面が僅かに凸面となっている必要があり、それ
は、様々な揺動量で調節が行なわれるため、常に面の全
体に亙って荷重が負荷されるようにすることは不可能だ
からである。微調節を行なうためには、交換自在なゲー
ジ板を付加的に備えれば良い。これらのスペーサプレー
トとゲージ板とはいずれも、精密なキャリブレーション
を施されたものである。この第1実施例に拠れば、軸受
ハウジングの間の間隔を変化させる手段、即ちスペーサ
プレート及び/またはゲージ板は、荷重が負荷されてい
る状態では交換することは不可能であり、従ってこの場
合には自動制御による操作は、考慮の対象とはならな
い。それゆえ、一般的には締付け方式以外の構造の装置
も本発明に従って提供することができるのであるが、た
だしそれらの装置は、先に述べた荷重が作用していると
きのフレームの伸張に関係する欠点を有するものとな
る。
第2実施例に拠れば、軸受ハウジングの間の距離を変
化させるための前記手段は、第2ハウジングの回転軸に
対して接線方向に作動する、手動により、または機械的
に回転自在な、雄ネジ部材とすることができる。
化させるための前記手段は、第2ハウジングの回転軸に
対して接線方向に作動する、手動により、または機械的
に回転自在な、雄ネジ部材とすることができる。
第3実施例に拠れば、軸受ハウジングの間の距離を変
化させるための前記手段は、油圧式電子式ロール間隙制
御システムとして形成されている。この制御システムは
前述の雄ネジ部材と同様に、自動制御による操作が可能
である。ただし油圧式電子式ロール制御システムは、現
在の技術水準においては、比較的取扱いが複雑な上、高
価でもある。
化させるための前記手段は、油圧式電子式ロール間隙制
御システムとして形成されている。この制御システムは
前述の雄ネジ部材と同様に、自動制御による操作が可能
である。ただし油圧式電子式ロール制御システムは、現
在の技術水準においては、比較的取扱いが複雑な上、高
価でもある。
更に別の実施例に拠れば、軸受ハウジングの、対応し
て備えられた夫々の凹所の内部に、高さ調節に際してロ
ールの軸方向に互いに逆方向に移動自在な複数の楔部材
が、配設されている。互いに逆向きの螺線としたネジ山
部分を備えたスピンドル部材によって移動自在とされる
複楔機構を備えることが、特に有利であると判明してい
る。2つの複楔機構の各々を夫々の凹所、具体的には角
度間隔保持機構の内部に、1つずつ保持することができ
る。この、実際にその有用性が確かめられている実施態
様と比較すれば、先に説明した、取扱いを簡便にした本
発明の実施態様を、極めて容易に理解することができ
る。二つのロールの両端面のスピンドルが、ロールの軸
線に関して横方向に延在し、複楔部材が互いに正確に調
節されていなければならない。従来の装置と比較して、
本発明の実施態様では、ロールの軸の方向に延伸する、
2つの複楔機構を備えた1本のスピンドルを回転させる
だけで良い。各々の軸受ハウジング毎に1本ずつのスピ
ンドルが備えられる場合には、それらのスピンドルを1
本のシャフトで、問題なく連結することができる。
て備えられた夫々の凹所の内部に、高さ調節に際してロ
ールの軸方向に互いに逆方向に移動自在な複数の楔部材
が、配設されている。互いに逆向きの螺線としたネジ山
部分を備えたスピンドル部材によって移動自在とされる
複楔機構を備えることが、特に有利であると判明してい
る。2つの複楔機構の各々を夫々の凹所、具体的には角
度間隔保持機構の内部に、1つずつ保持することができ
る。この、実際にその有用性が確かめられている実施態
様と比較すれば、先に説明した、取扱いを簡便にした本
発明の実施態様を、極めて容易に理解することができ
る。二つのロールの両端面のスピンドルが、ロールの軸
線に関して横方向に延在し、複楔部材が互いに正確に調
節されていなければならない。従来の装置と比較して、
本発明の実施態様では、ロールの軸の方向に延伸する、
2つの複楔機構を備えた1本のスピンドルを回転させる
だけで良い。各々の軸受ハウジング毎に1本ずつのスピ
ンドルが備えられる場合には、それらのスピンドルを1
本のシャフトで、問題なく連結することができる。
尚、この最後に述べた実施例における、軸受ハウジン
グの間の間隔を変化させる手段は、一定の荷重が加わる
ようにする適合性要素とすることができる。この適合性
要素は締付け力に対向する圧力を発生するものであり、
従って作動位置にあるときには、設定された剛性に応じ
て、部分的に押圧変形されている。この適合性要素は、
締付け力が除去されたときには上ロールを、同ロールの
軸受並びに軸受ハウジングと共に、上昇させるように構
成されていなければならない。特に、スプリング機構、
荷重測定器、ないしは油圧機構として形成された交換自
在な適合性要素は、締付け力とロール押圧力の大きさ、
並びに所望の調節範囲を考慮して配設され、特性曲線に
適合するように設定される。
グの間の間隔を変化させる手段は、一定の荷重が加わる
ようにする適合性要素とすることができる。この適合性
要素は締付け力に対向する圧力を発生するものであり、
従って作動位置にあるときには、設定された剛性に応じ
て、部分的に押圧変形されている。この適合性要素は、
締付け力が除去されたときには上ロールを、同ロールの
軸受並びに軸受ハウジングと共に、上昇させるように構
成されていなければならない。特に、スプリング機構、
荷重測定器、ないしは油圧機構として形成された交換自
在な適合性要素は、締付け力とロール押圧力の大きさ、
並びに所望の調節範囲を考慮して配設され、特性曲線に
適合するように設定される。
軸受ハウジングの間の間隔を変化させる前記手段は、
装置の供給側と搬出側とのどちらに配設しても良く、そ
れに応じて第2軸受ハウジングを揺動自在とする前記手
段の配設位置が定められる。
装置の供給側と搬出側とのどちらに配設しても良く、そ
れに応じて第2軸受ハウジングを揺動自在とする前記手
段の配設位置が定められる。
軸受ハウジングの間の間隔を変化させる調節自在な前
記手段は、具体的な例としては、ロール間隙の経路測定
器、及び/または、帯状素材厚さ測定器を介して、電子
式制御回路で制御される。
記手段は、具体的な例としては、ロール間隙の経路測定
器、及び/または、帯状素材厚さ測定器を介して、電子
式制御回路で制御される。
圧延ないしロール鋳造のための装置であれば、金属及
非金属の材料の加工に使用され、非金属材料としては、
例えばゴム材料、紙材料、それに特に熱可塑性プラスチ
ック等の合成物質等がある。
非金属の材料の加工に使用され、非金属材料としては、
例えばゴム材料、紙材料、それに特に熱可塑性プラスチ
ック等の合成物質等がある。
[実施例]
以下に本発明を図面に示された実施例に基づいて更に
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図に示されたロール鋳造装置のフレームレス構造
においては、下ロール12と上ロール14との間のロール間
隙へ、右方ないし左方からノズルを介して溶融金属が供
給される。これらのロールは、夫々その大部分が第1軸
受ハウジング(ここでは下方の軸受ハウジング)16と、
第2軸受ハウジング(ここでは上方の軸受ハウジング)
18によって覆われている。
においては、下ロール12と上ロール14との間のロール間
隙へ、右方ないし左方からノズルを介して溶融金属が供
給される。これらのロールは、夫々その大部分が第1軸
受ハウジング(ここでは下方の軸受ハウジング)16と、
第2軸受ハウジング(ここでは上方の軸受ハウジング)
18によって覆われている。
第1ハウジング16は、平形支持部材20と、センタリン
グ機能を備えた支持部材22とを介して、基板24上に載置
されており、後者の支持部材22は、「パスライン」を画
成するための、即ち修正を行なうための公知の構造に形
成されている。基板24は、台枠担持構造26を介して、そ
の両側が土台28上に支持されている。
グ機能を備えた支持部材22とを介して、基板24上に載置
されており、後者の支持部材22は、「パスライン」を画
成するための、即ち修正を行なうための公知の構造に形
成されている。基板24は、台枠担持構造26を介して、そ
の両側が土台28上に支持されている。
第2軸受ハウジング18は、上部がヨーク形状(くびき
形状)に形成され、その両側部に締付け装置32のシリン
ダロッド30が係合している。締付け力はシリンタ34の内
部において油圧的に発生され、そのために必要とされる
構成は公知のものであり、図示しない。
形状)に形成され、その両側部に締付け装置32のシリン
ダロッド30が係合している。締付け力はシリンタ34の内
部において油圧的に発生され、そのために必要とされる
構成は公知のものであり、図示しない。
第1軸受ハウジング16と第2軸受ハウジング18との間
の凹所36の内部には、ロール12、14の軸芯42、44と平行
に延伸する回転軸46の周りに第2軸受ハウジング18を揺
動自在とする手段38が備えられており、この種段38につ
いては以下に更に詳細に説明する。引用符号40が付され
ているのは、同様に凹所36の内部に備えられた、軸受ハ
ウジング16と18との間の間隔を変化させ、即ち調節し、
それによってロール間隙10を変化させ、即ち調節する手
段であり、この種段40は続く図に詳細に図示されてい
る。
の凹所36の内部には、ロール12、14の軸芯42、44と平行
に延伸する回転軸46の周りに第2軸受ハウジング18を揺
動自在とする手段38が備えられており、この種段38につ
いては以下に更に詳細に説明する。引用符号40が付され
ているのは、同様に凹所36の内部に備えられた、軸受ハ
ウジング16と18との間の間隔を変化させ、即ち調節し、
それによってロール間隙10を変化させ、即ち調節する手
段であり、この種段40は続く図に詳細に図示されてい
る。
第2図及び第3図に示されている、このロール間隙10
を調節する手段40(第1図)の実施例は、軸受ハウジン
グ16と18の間の角度を保持する角度間隔保持機構に取付
けられている。第1軸受ハウジング、即ち下方の軸受ハ
ウジング16の上には、支持板48が配設されている。この
支持板48の上には交換自在なスペーサプレート50が載置
されており、このスペーサプレート50は、図では殆ど判
然としてはいないが、僅かに上方へ向かって凸面となる
ように形成されている。種々の厚さのスペーサプレート
を装着することにより粗調節が行なわれ、この粗調節
は、圧延ないしロール鋳造(連続鋳造)が実行されてい
る間は、変更は不可能である。容易に理解されるよう
に、極端な場合には、このスペーサプレートが除去され
ることもあり得る。このようなスペーサプレート50に替
えて、粗調節のための別の手段を採用することも可能で
ある。例えば同じく交換自在な、荷重測定器として、な
いしは機械的または油圧的に作動するスプリング機構と
して形成された適合性要素を、採用することができる。
を調節する手段40(第1図)の実施例は、軸受ハウジン
グ16と18の間の角度を保持する角度間隔保持機構に取付
けられている。第1軸受ハウジング、即ち下方の軸受ハ
ウジング16の上には、支持板48が配設されている。この
支持板48の上には交換自在なスペーサプレート50が載置
されており、このスペーサプレート50は、図では殆ど判
然としてはいないが、僅かに上方へ向かって凸面となる
ように形成されている。種々の厚さのスペーサプレート
を装着することにより粗調節が行なわれ、この粗調節
は、圧延ないしロール鋳造(連続鋳造)が実行されてい
る間は、変更は不可能である。容易に理解されるよう
に、極端な場合には、このスペーサプレートが除去され
ることもあり得る。このようなスペーサプレート50に替
えて、粗調節のための別の手段を採用することも可能で
ある。例えば同じく交換自在な、荷重測定器として、な
いしは機械的または油圧的に作動するスプリング機構と
して形成された適合性要素を、採用することができる。
スペーサプレート50上に、又は、直接、支持板48上に
戴置される、中間プレート52は、複楔機構56のハウジン
グ54を支持する。中間プレート52はスペーサプレート50
上と支持板48上とに戴置されることもある。しかし、本
発明のスピンドル60の軸芯58は、従来の装置のようにロ
ール12,14の軸芯42,44に関して横方向に延在することな
く、これらの平行に延在する。このスピンドルは、互い
に逆向きの螺線に形成された2つのネジ山部分を備え、
それらのネジ山部分によって夫々の楔部材56を互いに近
接するように、または互いに離隔するように移動させる
ことが可能となっている。夫々の楔部材56の底面はその
面の全域で、ケーシング54の、楔部材に対応して角度α
の傾斜を付けて形成された傾斜面の上に、各々載置され
ている。この複楔機構のケーシング54は、両端面が各々
フランジ部材62で閉塞されており、それらのフランジ部
材62はネジ64によりこのケーシングに固着されていると
共に、その下側の部分にピン66が嵌装されている。
戴置される、中間プレート52は、複楔機構56のハウジン
グ54を支持する。中間プレート52はスペーサプレート50
上と支持板48上とに戴置されることもある。しかし、本
発明のスピンドル60の軸芯58は、従来の装置のようにロ
ール12,14の軸芯42,44に関して横方向に延在することな
く、これらの平行に延在する。このスピンドルは、互い
に逆向きの螺線に形成された2つのネジ山部分を備え、
それらのネジ山部分によって夫々の楔部材56を互いに近
接するように、または互いに離隔するように移動させる
ことが可能となっている。夫々の楔部材56の底面はその
面の全域で、ケーシング54の、楔部材に対応して角度α
の傾斜を付けて形成された傾斜面の上に、各々載置され
ている。この複楔機構のケーシング54は、両端面が各々
フランジ部材62で閉塞されており、それらのフランジ部
材62はネジ64によりこのケーシングに固着されていると
共に、その下側の部分にピン66が嵌装されている。
このネジ山を形成したスピンドル60は、第2図に点線
で示されている手動操作式のハンドル68によって回転さ
せることができるようになっている。目盛付きダイヤル
70を読取ることによって微調節を行なうことができる。
このハンドルは電気的または油圧的ないしは空圧的に駆
動される公知の構成によって代替させても良い。そのよ
うな構成は特に、自動制御を行なう場合に不可欠のもの
である。ネジ72がこの複楔型調節機構を第2軸受ハウジ
ング18に固定している。ネジ72はケーシング54の側壁74
を貫通している。
で示されている手動操作式のハンドル68によって回転さ
せることができるようになっている。目盛付きダイヤル
70を読取ることによって微調節を行なうことができる。
このハンドルは電気的または油圧的ないしは空圧的に駆
動される公知の構成によって代替させても良い。そのよ
うな構成は特に、自動制御を行なう場合に不可欠のもの
である。ネジ72がこの複楔型調節機構を第2軸受ハウジ
ング18に固定している。ネジ72はケーシング54の側壁74
を貫通している。
第4図の変更実施例に拠れば、下方の軸受ハウジング
16の角度間隔保持機構には、ピストン132を備えたシリ
ンダ部材130が配設されている。凸面形状に形成された
このピストンの上には、対応して形成されている上方の
軸受ハウジング18の角度間隔保持機構に配設されたプレ
ート134が備えられており、このプレート134は凹面形状
に形成された支持面を有する。シリンダ部材130に連通
されている接続管136を介して、例えば可塑性の物質や
脂肪または油圧用の油等の圧力媒体138を内部空間へ圧
送することができる。この圧送のためには、例えば、公
知の手動式ないしモータ駆動式のポンプ(不図示)が用
いられる。
16の角度間隔保持機構には、ピストン132を備えたシリ
ンダ部材130が配設されている。凸面形状に形成された
このピストンの上には、対応して形成されている上方の
軸受ハウジング18の角度間隔保持機構に配設されたプレ
ート134が備えられており、このプレート134は凹面形状
に形成された支持面を有する。シリンダ部材130に連通
されている接続管136を介して、例えば可塑性の物質や
脂肪または油圧用の油等の圧力媒体138を内部空間へ圧
送することができる。この圧送のためには、例えば、公
知の手動式ないしモータ駆動式のポンプ(不図示)が用
いられる。
回転軸46を形成する手段38は、第4図に示すように、
凸状の直立した上方の支持プレート141と、下方軸受ハ
ウジング16の凹所に配置された下方の支持プレート140
とからなる。下方の支持プレート140にはセンタリング
機能を果たすための凹所が形成されている。そして、上
方の支持プレート141は上方軸受ハウジング18に配置さ
れる。
凸状の直立した上方の支持プレート141と、下方軸受ハ
ウジング16の凹所に配置された下方の支持プレート140
とからなる。下方の支持プレート140にはセンタリング
機能を果たすための凹所が形成されている。そして、上
方の支持プレート141は上方軸受ハウジング18に配置さ
れる。
双方の軸受ハウジング16と18は、各々、ロールのシャ
フトを収容するための穴94と96を備えている。
フトを収容するための穴94と96を備えている。
第5図は、軸受ハウジング16と18の間の間隔を変化さ
せる手段40の更に別の実施例を示しており、この実施例
は、手動で、ないしはモータを用いた手段によって回転
される雄ネジ部材92を含んでいる。容易に理解されるよ
うに、この雄ネジ部材92は、第2図及び第3図と同様に
2つのネジ山部分を備えたものとすることもでき、その
場合には、ネジ山の傾斜が同一であればよく細かく精密
な調節が行なえるようになる。
せる手段40の更に別の実施例を示しており、この実施例
は、手動で、ないしはモータを用いた手段によって回転
される雄ネジ部材92を含んでいる。容易に理解されるよ
うに、この雄ネジ部材92は、第2図及び第3図と同様に
2つのネジ山部分を備えたものとすることもでき、その
場合には、ネジ山の傾斜が同一であればよく細かく精密
な調節が行なえるようになる。
回転軸46を画成する手段38は、第4図のものと同じで
ある。
ある。
第6図に示されている、第2軸受ハウジング18を揺動
自在とするヒンジ機構74は、その要部が二又形状部材と
タング形状部材とから構成されており、これらの部材に
は、長手方向の移動をロックすることのできる軸部材が
貫通している。特に、装置に締付け荷重が負荷されてい
ない状態において、この軸部材の遊びができる限り小さ
くなるようにしてある。二又形状部材は第1軸受ハウジ
ング16と第2軸受ハウジング18とのいすれか一方に止着
すれば良く、タング形状部材はそれに応じて他方の軸受
ハウジングに止着すれば良い。
自在とするヒンジ機構74は、その要部が二又形状部材と
タング形状部材とから構成されており、これらの部材に
は、長手方向の移動をロックすることのできる軸部材が
貫通している。特に、装置に締付け荷重が負荷されてい
ない状態において、この軸部材の遊びができる限り小さ
くなるようにしてある。二又形状部材は第1軸受ハウジ
ング16と第2軸受ハウジング18とのいすれか一方に止着
すれば良く、タング形状部材はそれに応じて他方の軸受
ハウジングに止着すれば良い。
第7図及び第8図には、第2軸受ハウジング18を揺動
自在とする摺動支持機構82が示されており、それらの摺
動支持機構82は、夫々、支持部材84と円筒形状の間隔保
持部材とを有する支持構造と、支持部材86と球面形状の
間隔保持部材とを有する支持構造である。相手側の部材
88ないし90は、夫々、対応して少なくとも部分的に円筒
面形状ないし球面形状に形成された表面を有している。
ヒンジ機構74(第6図)と同様に、これらのいずれの種
類の支持構造における部材も、双方の軸受ハウジング16
と18に止着することができる。
自在とする摺動支持機構82が示されており、それらの摺
動支持機構82は、夫々、支持部材84と円筒形状の間隔保
持部材とを有する支持構造と、支持部材86と球面形状の
間隔保持部材とを有する支持構造である。相手側の部材
88ないし90は、夫々、対応して少なくとも部分的に円筒
面形状ないし球面形状に形成された表面を有している。
ヒンジ機構74(第6図)と同様に、これらのいずれの種
類の支持構造における部材も、双方の軸受ハウジング16
と18に止着することができる。
第9図及び第10図に示されている、ロール軸受部を収
容する開口94と96を備えた、同様に荷重Fで締付けられ
ている軸受ハウジング16と18とは、第6図〜第8図では
単に外形だけが示されているロール間隙を変化させる手
段40の、具体的な実施態様を示している。
容する開口94と96を備えた、同様に荷重Fで締付けられ
ている軸受ハウジング16と18とは、第6図〜第8図では
単に外形だけが示されているロール間隙を変化させる手
段40の、具体的な実施態様を示している。
第2軸受ハウジング18を、ロールの軸芯42及び44と平
行に延伸している回転軸46の周りに揺動自在とする手段
38については、単にその外形のみが示されているが、こ
の種段38は第4図〜第8図のものと同様である。
行に延伸している回転軸46の周りに揺動自在とする手段
38については、単にその外形のみが示されているが、こ
の種段38は第4図〜第8図のものと同様である。
ロール間隙(第1図に引用符号10で示されている)を
変化させるための手段40は、弾性ユニット98と、第2図
及び第3図に示された複楔機構56とから構成されてい
る。交換自在なこの弾性ユニット98は粗調節の機能を果
たし、複楔機構56は微調節の機能を果たす。
変化させるための手段40は、弾性ユニット98と、第2図
及び第3図に示された複楔機構56とから構成されてい
る。交換自在なこの弾性ユニット98は粗調節の機能を果
たし、複楔機構56は微調節の機能を果たす。
この弾性ユニットは締付け力Fによって部分的に押圧
変形される。しかしながらこの弾性ユニットは強い弾性
力を有しているため、締付け力が除去された場合には、
上ロールは上方の軸受ハウジング18と共に上方へ押し上
げられることになる。
変形される。しかしながらこの弾性ユニットは強い弾性
力を有しているため、締付け力が除去された場合には、
上ロールは上方の軸受ハウジング18と共に上方へ押し上
げられることになる。
第10図においては、弾性ユニット98が下方の軸受ハウ
ジング16に一体に取付けられており、同様に粗調節の機
能を果たしている。更に、微調節を行なうために複楔機
構56が備えられている。
ジング16に一体に取付けられており、同様に粗調節の機
能を果たしている。更に、微調節を行なうために複楔機
構56が備えられている。
第9図及び第10図に示された装置は特に自動制御に適
しており、この自動制御が行なわれるときには、締付け
力Fと、複楔機構56と、更に場合によっては弾性ユニッ
ト98とが、電子式制御によって調節されるようにするこ
とができる。
しており、この自動制御が行なわれるときには、締付け
力Fと、複楔機構56と、更に場合によっては弾性ユニッ
ト98とが、電子式制御によって調節されるようにするこ
とができる。
以上に説明した種々の実施例は、本発明が以下の利点
を有するものであることを明瞭に示している。
を有するものであることを明瞭に示している。
−極めて精密度の高いロール間隙を保って装置を運転す
ることができ、装置のたわみがロール間隙に影響を及ぼ
すことがない。
ることができ、装置のたわみがロール間隙に影響を及ぼ
すことがない。
−コストの面で有利な締付け機構を装備することができ
る。
る。
−総てのパラメータを、荷重が負荷された状態で粗調節
及び/または微調節により段階的に調節することが可能
である。
及び/または微調節により段階的に調節することが可能
である。
−一度調節したロール間隙を任意に反復して再現するこ
とが可能であり、これは、ロールの取外しによって調節
状態が変化してしまうことがないからである。
とが可能であり、これは、ロールの取外しによって調節
状態が変化してしまうことがないからである。
第11図〜第13図はフレーム構造を備えた実施例を示
す。第11図に示されたフレームは、少なくとも1本のシ
ャフト100を取外すことによって開放することができ
る。第12図の組付型の構造は、不図示の連結ボルトを取
外すことによって分解することができる。第13図は、一
体型のフレームにより画成された構造を示している。こ
れらの、第11図〜第13図に示された実施例のいずれに
も、軸受ハウジングを止着、ないし締付けるための、公
知の、不図示の手段が備えられている。
す。第11図に示されたフレームは、少なくとも1本のシ
ャフト100を取外すことによって開放することができ
る。第12図の組付型の構造は、不図示の連結ボルトを取
外すことによって分解することができる。第13図は、一
体型のフレームにより画成された構造を示している。こ
れらの、第11図〜第13図に示された実施例のいずれに
も、軸受ハウジングを止着、ないし締付けるための、公
知の、不図示の手段が備えられている。
第14図は、圧延ないしロール鋳造(連続鋳造)のため
の装置の、標準的な制御ユニットを示している。この制
御ユニットは、本発明に係る調節自在な手段を用いてロ
ール間隙を制御し調節するための制御機器と調節機器と
を含んでいる。このロール装置の帯状金属素材104は、
方向転換用ローラを介して作動ロール12と14との間を通
されており、これらの作動ロール12、14は各々、支えロ
ール106によって支持されている。既に述べたように、
締付け式でない装置やスペーサプレートを装着する方式
の装置では、第14図に示された制御ユニットを用いて操
作することはできない。
の装置の、標準的な制御ユニットを示している。この制
御ユニットは、本発明に係る調節自在な手段を用いてロ
ール間隙を制御し調節するための制御機器と調節機器と
を含んでいる。このロール装置の帯状金属素材104は、
方向転換用ローラを介して作動ロール12と14との間を通
されており、これらの作動ロール12、14は各々、支えロ
ール106によって支持されている。既に述べたように、
締付け式でない装置やスペーサプレートを装着する方式
の装置では、第14図に示された制御ユニットを用いて操
作することはできない。
この模式図に示されている、それ自体は公知の機器な
いし装置には、以下のように引用符号が付されている。
即ち、ロール間隙測定器が110、帯状素材厚さ測定器が1
11、帯状素材速度測定器が112、帯状素材厚さ制御装置
が113、ロール間隙制御装置が114、位置制御装置が11
5、3段階サーボ弁が116、(油圧式に締付けを行なうた
めの)加圧装置が117、定圧制御装置が118、レーザ装置
120を備えた整直度制御装置が119、帯状素材の引張力制
御による帯状素材厚さ制御装置が121、帯状部材引張力
調整器が122、帯状素材引張力を測定するための引張力
測定器が123、アドレス/データ/制御・バスが124、操
作/表示・パネルが125、中央処理装置が126、演算処理
装置が127、EPROM/RAMが128である。
いし装置には、以下のように引用符号が付されている。
即ち、ロール間隙測定器が110、帯状素材厚さ測定器が1
11、帯状素材速度測定器が112、帯状素材厚さ制御装置
が113、ロール間隙制御装置が114、位置制御装置が11
5、3段階サーボ弁が116、(油圧式に締付けを行なうた
めの)加圧装置が117、定圧制御装置が118、レーザ装置
120を備えた整直度制御装置が119、帯状素材の引張力制
御による帯状素材厚さ制御装置が121、帯状部材引張力
調整器が122、帯状素材引張力を測定するための引張力
測定器が123、アドレス/データ/制御・バスが124、操
作/表示・パネルが125、中央処理装置が126、演算処理
装置が127、EPROM/RAMが128である。
第1図は、アルミニウムの帯状素材を製造するための、
フレームレス構造の、締付け式のロール装置の部分断面
図、 第2図は、ロール間隙を調節するための複楔機構の、一
部断面とした垂直断面図、 第3図は、第2図のIII−III線に沿った断面図、 第4図は、第2軸受ハウジングを揺動させるための油圧
シリンダを備えた、2つの軸受ハウジングの部分断面
図、 第5図は、第2軸受ハウジングを揺動させるための接線
方向に作動する雄ネジ部材を備えた、2つの軸受ハウジ
ングの部分断面図、 第6図は、第2軸受ハウジングを揺動自在とするための
ヒンジ機構を備えた、2つの軸受ハウジングの部分断面
図、 第7図は、第2軸受ハウジングを揺動自在とするための
円筒面形状の摺動支持機構を備えた、2つの軸受ハウジ
ングの部分断面図、 第8図は、第2軸受ハウジングを揺動自在とするための
球面形状の摺動支持機構を備えた、2つの軸受ハウジン
グの部分断面図、 第9図は、揺動軸としてのヒンジ機構と、ロール間隙を
変化させるための楔部材式調節機構とスプリング機構と
から成る組合せ機構とを備えた、2つの互いに締付けら
れた軸受ハウジングの部分断面図、 第10図は、軸受ハウジングの内部に一体に配設されたス
プリングユニットを備えた、第9図の構成を変更例を示
す図、 第11図は、開放型フレーム構造の概念図、 第12図は、組付型フレーム構造の概念図、 第13図は、一体形フレーム構造の概念図、 第14図は、油圧式ロール間隙制御装置の全体のブロック
図である。 尚、図中、 10……ロール間隙(鋳造間隙)、 12……第1ロール(下ロール)、 14……第2ロール(上ロール)、 16……第1軸受ハウジング、 18……第2軸受ハウジング、 32……締付け機構、 36……凹所、 38……第2軸受ハウジングを揺動自在とする手段、 40……ロール間隙を調節する(変化させる)手段、 42……第1ロールの軸芯、 44……第2ロールの軸芯、 46……第2軸受ハウジングの揺動の回転軸、 50……スペーサプレート、 56……複楔機構(楔部材)、 60……スピンドル、 82……摺動支持機構、 92……雄ネジ部材、 98……適合性予要素(弾性ユニット)、 110……ロール間隙測定器、 111……帯状素材厚さ測定器、 130……シリンダ部材、 132……ピストン。
フレームレス構造の、締付け式のロール装置の部分断面
図、 第2図は、ロール間隙を調節するための複楔機構の、一
部断面とした垂直断面図、 第3図は、第2図のIII−III線に沿った断面図、 第4図は、第2軸受ハウジングを揺動させるための油圧
シリンダを備えた、2つの軸受ハウジングの部分断面
図、 第5図は、第2軸受ハウジングを揺動させるための接線
方向に作動する雄ネジ部材を備えた、2つの軸受ハウジ
ングの部分断面図、 第6図は、第2軸受ハウジングを揺動自在とするための
ヒンジ機構を備えた、2つの軸受ハウジングの部分断面
図、 第7図は、第2軸受ハウジングを揺動自在とするための
円筒面形状の摺動支持機構を備えた、2つの軸受ハウジ
ングの部分断面図、 第8図は、第2軸受ハウジングを揺動自在とするための
球面形状の摺動支持機構を備えた、2つの軸受ハウジン
グの部分断面図、 第9図は、揺動軸としてのヒンジ機構と、ロール間隙を
変化させるための楔部材式調節機構とスプリング機構と
から成る組合せ機構とを備えた、2つの互いに締付けら
れた軸受ハウジングの部分断面図、 第10図は、軸受ハウジングの内部に一体に配設されたス
プリングユニットを備えた、第9図の構成を変更例を示
す図、 第11図は、開放型フレーム構造の概念図、 第12図は、組付型フレーム構造の概念図、 第13図は、一体形フレーム構造の概念図、 第14図は、油圧式ロール間隙制御装置の全体のブロック
図である。 尚、図中、 10……ロール間隙(鋳造間隙)、 12……第1ロール(下ロール)、 14……第2ロール(上ロール)、 16……第1軸受ハウジング、 18……第2軸受ハウジング、 32……締付け機構、 36……凹所、 38……第2軸受ハウジングを揺動自在とする手段、 40……ロール間隙を調節する(変化させる)手段、 42……第1ロールの軸芯、 44……第2ロールの軸芯、 46……第2軸受ハウジングの揺動の回転軸、 50……スペーサプレート、 56……複楔機構(楔部材)、 60……スピンドル、 82……摺動支持機構、 92……雄ネジ部材、 98……適合性予要素(弾性ユニット)、 110……ロール間隙測定器、 111……帯状素材厚さ測定器、 130……シリンダ部材、 132……ピストン。
フロントページの続き
(72)発明者 ルドルフ・ローダー
スイス連邦チェーハー‐3645 グヴァッ
ト,グヴァットシュトラーセ 65ツェー
(56)参考文献 独国特許発明1758398(DE,C2)
Claims (12)
- 【請求項1】固定支持された第1軸受ハウジング(16)
と、前記第1軸受ハウジング(16)に取付けられた軸受
によって前記第1軸受ハウジング(16)に支持された第
1ロール(12)と、前記第1軸受ハウジング(16)の上
方に配置された第2軸受ハウジング(18)と、前記第2
軸受ハウジング(18)に取付けられた軸受によって前記
第2軸受ハウジング(18)に支持され、かつ、前記第1
ロール(12)に対向するように配置された、第2ロール
(14)と、前記第1ロール(12)の軸と前記第2ロール
(14)の軸とに平行に延在する回転軸(46)を画成する
手段(38)と、前記第2軸受ハウジング(18)を前記回
転軸(46)の周りに回転させて第1および第2ロール間
隙を調節する調節手段(40)と、前記第1軸受ハウジン
グ(16)と前記第2軸受ハウジング(18)との間に予圧
縮力を付与するための予圧縮装置とを有する、予圧縮装
置を備えた圧延・ロール鋳造装置のロール間隙調節装置
において、前記回転軸(46)を画成する手段を受け入れ
るための第1の凹所が、前記第1軸受ハウジング(16)
と前記第2軸受ハウジング(18)の対向する各端面の縁
付近の領域に、互いに対向するようにそれぞれ形成さ
れ、前記第2軸受ハウジング(18)を前記回転軸(46)
の周りに回転させる調節手段(40)を受け入れるための
第2の凹所が、前記第1軸受ハウジング(16)と前記第
2軸受ハウジング(18)の対向する各端面の縁付近の領
域に、互いに対向するようにそれぞれ形成され、前記第
1の凹所と前記第2の凹所は、前記第1ロール(12)と
前記第2ロール(14)の間に形成されるロール間隙に関
して、互いに反対側に位置し、前記予圧縮装置は、前記
第1ロール(12)と前記第2ロール(14)を挟むよう
に、前記第1ロール(12)と前記第2ロール(14)の両
側に配置されていることを特徴とする、予圧縮装置を備
えた圧延・ロール鋳造装置のロール間隙調節装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のロール間隙調節装置にお
いて、前記回転軸(46)を画成する手段(38)は、ヒン
ジ(74)によって構成されている。前記ロール間隙調節
装置。 - 【請求項3】請求項1に記載のロール間隙調節装置にお
いて、前記回転軸(46)を画成する手段(38)は、互い
に係合する摺動支持機構(82)によって構成されてい
る、前記ロール間隙調節装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3のうちのいずれか一項に
記載のロール間隙調節装置において、前記ロール間隙
(10)を調節するための前記調節手段(40)は、少なく
とも一側が凸面の交換可能な複数のスペーサプレートか
らなる、前記ロール間隙調節装置。 - 【請求項5】請求項4に記載のロール間隙調節装置にお
いて、精密な調節を行うために、前記スペーサプレート
に、交換可能な複数の薄いゲージプレートを付加してな
る、前記ロール間隙調節装置。 - 【請求項6】請求項1ないし3のうちのいずれか一項に
記載のロール間隙調節装置において、前記ロール間隙
(10)を調節するための調節手段(40)は、前記第2軸
受ハウジング(18)の旋回方向に対して接線方向に作動
する雄ネジ部材(92)からなる、前記ロール間隙調節装
置。 - 【請求項7】請求項1ないし3のうちのいずれか一項に
記載のロール間隙調節装置において、前記ロール間隙
(10)を調節するための前記調節手段(40)は、シリダ
ハウジング(130)内で流体駆動されるピストン(132)
からなる、前記ロール間隙調節装置。 - 【請求項8】請求項1ないし3のうちのいずれか一項に
記載のロール間隙調節装置において、前記ロール間隙
(10)を調節するための前記調節手段(40)は、前記ロ
ール(12、14)の軸(42、44)の方向に配置された取り
外し可能な楔部材からなる、前記ロール間隙調節装置。 - 【請求項9】請求項8に記載のロール間隙調節装置にお
いて、前記楔部材は複楔部材からなり、前記複楔部材は
逆ピッチのネジ溝を有するスピンドル(60)によって駆
動される、前記ロール間隙調節装置。 - 【請求項10】請求項1又は2又は3又は6又は7に記
載のロール間隙調節装置において、前記ロール間隙(1
0)を調節するための前記調節手段(40)は、前記予圧
縮装置が付与する与圧に対して逆圧を発生する弾性ユニ
ット(98)からなり、前記弾性ユニット(98)は、前記
予圧縮が解除されたとき上方の前記ロール(14)を上昇
させるように、予圧縮を付与するための装置(32)によ
って部分的に圧縮されている。前記ロール間隙調節装
置。 - 【請求項11】請求項10に記載のロール間隙調節装置に
おいて、前記弾性ユニット(98)は、交換可能なバネ部
材、又は流体要素である、前記ロール間隙調節装置。 - 【請求項12】請求項6ないし11のうちのいずれか一項
に記載のロール間隙調節装置において、前記予圧縮を付
与するための装置(32)と、前記ロール間隙(10)を調
節するための手段(40)と、前記弾性ユニット(98)の
うちの、一つ又は複数の構成要素が、前記ロール間隙
(10)と、前記ロール間隙(10)に挟まれた帯状の金属
材料の厚さとの一方又は双方を検出するための変位トラ
ンスジューサーによってモニターされかつ制御され得る
ように構成した、前記ロール間隙調節装置。
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