JP3404670B2 - 地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構 - Google Patents
地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構Info
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- JP3404670B2 JP3404670B2 JP37583798A JP37583798A JP3404670B2 JP 3404670 B2 JP3404670 B2 JP 3404670B2 JP 37583798 A JP37583798 A JP 37583798A JP 37583798 A JP37583798 A JP 37583798A JP 3404670 B2 JP3404670 B2 JP 3404670B2
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- iron lid
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- closing
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- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大雨よる雨水管渠
内の流下能力超過分を、マンホール鉄蓋から溢水させる
ことにより生じる鉄蓋の浮上による平行移動を防止しす
るための地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】雨水管渠などに設けられているマンホー
ル鉄蓋は、鉄蓋浮上用腕木式とコジリ穴兼用鉄蓋開閉押
しノブによる開閉のため、コジリ穴の押しノブ部分に小
砂利および小石などが入ると、常に鉄蓋開閉押しノブ部
分を押し下げておるため、ロック用爪の部分が外れてい
る状態になっており、溢水時には、溢水水圧により鉄蓋
が浮上し平行移動して、鉄蓋部分が空洞になり通行人が
マンホール内に転落するなど危険であった、以下、図面
を参照しながら従来技術について説明する。 【0003】図2は、マンホール鉄蓋を設置した従来技
術を示す断面図である。 【0004】図2において、鉄蓋1は、受枠2に鉄蓋1
が嵌合し、受枠に設けたメスロック用爪13にオスロッ
ク用爪17嵌合されておる、鉄蓋1を開閉するときは、
コジリ穴兼用鉄蓋開閉押しノブ14を押すことにより、
回転部15およびロック押さえ重り16を介し、オスロ
ック用爪17が解除され、鉄蓋1の開閉が可能になる、
しかしコジリ穴兼用開閉押しノブ14の部分に、小砂利
および小石などが入ることにより常にコジリ穴兼用鉄着
開閉押しノブを押し下げておる状態になり、オスロック
用爪17の部分が解除された状態になっておるため、大
雨などによる流下能力超過分は、溢水水圧により鉄蓋と
共に鉄蓋浮上用腕木8は、鉄蓋浮上用腕木ストッパー9
が鉄蓋浮上用腕木ストッパー受10に当接するまで上昇
し、鉄蓋が浮上し平行移動して鉄蓋部分が空洞になり危
険であった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、マンホール
鉄蓋から能力超過分を溢水させることから生じる鉄蓋の
浮上による平行移動を防止するするため、ストッパー付
鉄蓋浮上用腕木と噛み合いロック機構を併用した地下構
造物鉄蓋浮上防止ロツク機構を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、鉄蓋を開閉す
るため従来の蝶番式とコジリ穴兼用鉄蓋開閉押しノブ式
を鉄蓋浮上用腕木式と噛み合い式ロツク爪にしたことに
より、噛み合い式ロツク爪側の鉄蓋開閉用回転主軸を手
動で回転しない限り、常に噛み合い部分がロック状態と
なっており、大雨などにより管渠内の排水管に流下能力
超過となっても鉄蓋浮上用腕木側を浮上させ溢水させる
ため、溢水水圧による鉄蓋の浮上による平行移動を防止
する、かつ鉄蓋浮上用腕木ストッパー受に滑車を取り付
け鉄蓋の開閉を容易にしたことを特徴とする地下構造物
鉄蓋浮上防止ロツク機構である。以下、図面1に基づき
本発明の内容を説明する。 【0007】本発明の地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機
構を設置した断面図である。 【0008】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の地下構造物鉄蓋
浮上防止ロツク機構で鉄蓋1は、コジリ穴3と鉄蓋開閉
回転主軸4を分離したことにより受枠2に設けた噛み合
い式メスロツク爪5から噛み合い式オスロツク爪6の噛
み合いを解除する場合、回転開閉用主軸4を鉄蓋上面よ
り手動で回転することにより、噛み合い式オスロツク爪
6が平行移動し開閉ロツクが解除されコジリ穴3をコジ
ルことにより鉄蓋1の開閉が可能になる、噛み合い式メ
スロック爪5と噛み合い式オスロック爪6は、常に噛み
合っておるため、大雨などによる雨水管12の流下能力
が超過となった場合でも、鉄蓋浮上用腕木ストッパー9
が鉄蓋浮上用腕木ストッパー受10に当接するまで鉄蓋
1と共に鉄蓋浮上用腕木8が上昇し、上昇した鉄蓋と受
枠の間隙から、流下能力超過分を溢水させる、かつ鉄蓋
浮上用腕木ストッパー受10に滑車11を取り付けたこ
とにより、鉄蓋を開閉する時、鉄蓋浮上用腕木8を滑車
11上を滑らせて容易に鉄蓋が開閉できるるようにした
ことを特徴とする地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構で
ある。 【0009】 【発明の効果】本発明は、大雨などにより当初計画以上
に管渠内に雨水などが流入した場合でも、噛み合い式メ
スロック爪、と噛み合い式オスロック爪が噛み合ってお
るため、溢水時、鉄蓋の浮上による平行移動を防止でき
る利点がある。
内の流下能力超過分を、マンホール鉄蓋から溢水させる
ことにより生じる鉄蓋の浮上による平行移動を防止しす
るための地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構に関するも
のである。 【0002】 【従来の技術】雨水管渠などに設けられているマンホー
ル鉄蓋は、鉄蓋浮上用腕木式とコジリ穴兼用鉄蓋開閉押
しノブによる開閉のため、コジリ穴の押しノブ部分に小
砂利および小石などが入ると、常に鉄蓋開閉押しノブ部
分を押し下げておるため、ロック用爪の部分が外れてい
る状態になっており、溢水時には、溢水水圧により鉄蓋
が浮上し平行移動して、鉄蓋部分が空洞になり通行人が
マンホール内に転落するなど危険であった、以下、図面
を参照しながら従来技術について説明する。 【0003】図2は、マンホール鉄蓋を設置した従来技
術を示す断面図である。 【0004】図2において、鉄蓋1は、受枠2に鉄蓋1
が嵌合し、受枠に設けたメスロック用爪13にオスロッ
ク用爪17嵌合されておる、鉄蓋1を開閉するときは、
コジリ穴兼用鉄蓋開閉押しノブ14を押すことにより、
回転部15およびロック押さえ重り16を介し、オスロ
ック用爪17が解除され、鉄蓋1の開閉が可能になる、
しかしコジリ穴兼用開閉押しノブ14の部分に、小砂利
および小石などが入ることにより常にコジリ穴兼用鉄着
開閉押しノブを押し下げておる状態になり、オスロック
用爪17の部分が解除された状態になっておるため、大
雨などによる流下能力超過分は、溢水水圧により鉄蓋と
共に鉄蓋浮上用腕木8は、鉄蓋浮上用腕木ストッパー9
が鉄蓋浮上用腕木ストッパー受10に当接するまで上昇
し、鉄蓋が浮上し平行移動して鉄蓋部分が空洞になり危
険であった。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、マンホール
鉄蓋から能力超過分を溢水させることから生じる鉄蓋の
浮上による平行移動を防止するするため、ストッパー付
鉄蓋浮上用腕木と噛み合いロック機構を併用した地下構
造物鉄蓋浮上防止ロツク機構を提供するものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、鉄蓋を開閉す
るため従来の蝶番式とコジリ穴兼用鉄蓋開閉押しノブ式
を鉄蓋浮上用腕木式と噛み合い式ロツク爪にしたことに
より、噛み合い式ロツク爪側の鉄蓋開閉用回転主軸を手
動で回転しない限り、常に噛み合い部分がロック状態と
なっており、大雨などにより管渠内の排水管に流下能力
超過となっても鉄蓋浮上用腕木側を浮上させ溢水させる
ため、溢水水圧による鉄蓋の浮上による平行移動を防止
する、かつ鉄蓋浮上用腕木ストッパー受に滑車を取り付
け鉄蓋の開閉を容易にしたことを特徴とする地下構造物
鉄蓋浮上防止ロツク機構である。以下、図面1に基づき
本発明の内容を説明する。 【0007】本発明の地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機
構を設置した断面図である。 【0008】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の地下構造物鉄蓋
浮上防止ロツク機構で鉄蓋1は、コジリ穴3と鉄蓋開閉
回転主軸4を分離したことにより受枠2に設けた噛み合
い式メスロツク爪5から噛み合い式オスロツク爪6の噛
み合いを解除する場合、回転開閉用主軸4を鉄蓋上面よ
り手動で回転することにより、噛み合い式オスロツク爪
6が平行移動し開閉ロツクが解除されコジリ穴3をコジ
ルことにより鉄蓋1の開閉が可能になる、噛み合い式メ
スロック爪5と噛み合い式オスロック爪6は、常に噛み
合っておるため、大雨などによる雨水管12の流下能力
が超過となった場合でも、鉄蓋浮上用腕木ストッパー9
が鉄蓋浮上用腕木ストッパー受10に当接するまで鉄蓋
1と共に鉄蓋浮上用腕木8が上昇し、上昇した鉄蓋と受
枠の間隙から、流下能力超過分を溢水させる、かつ鉄蓋
浮上用腕木ストッパー受10に滑車11を取り付けたこ
とにより、鉄蓋を開閉する時、鉄蓋浮上用腕木8を滑車
11上を滑らせて容易に鉄蓋が開閉できるるようにした
ことを特徴とする地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構で
ある。 【0009】 【発明の効果】本発明は、大雨などにより当初計画以上
に管渠内に雨水などが流入した場合でも、噛み合い式メ
スロック爪、と噛み合い式オスロック爪が噛み合ってお
るため、溢水時、鉄蓋の浮上による平行移動を防止でき
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構を
設置した断面図である。 【図2】マンホール鉄蓋を設置した従来技術を示す断面
図である。 【符号の説明】 1 鉄蓋
設置した断面図である。 【図2】マンホール鉄蓋を設置した従来技術を示す断面
図である。 【符号の説明】 1 鉄蓋
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構におい
て、受枠と受枠の内側に嵌め込まれた鉄蓋で構成され、
前記受枠の内側に噛み合い式メスロック爪を設け、前記
鉄蓋には、コジリ穴とは別途に分離した鉄蓋開閉用回転
主軸を設け、鉄蓋開閉用回転主軸と連動する噛み合い式
オスロック爪を鉄蓋開閉用回転主軸に取り付け、前記メ
スロック爪とオスロック爪を噛み合わせ、鉄蓋の開閉
は、鉄蓋の上面から鉄蓋開閉用回転主軸を手動で回転し
連動する噛み合い式オスロック爪を解除し、コジリ穴で
鉄蓋を開閉する、かつ、前記鉄蓋を開閉するとき、鉄蓋
に取り付けた鉄蓋浮上用腕木がスムーズに動くように鉄
蓋浮上用腕木ストッパー受に滑車を取り付けたことを特
徴とする地下構造物鉄蓋浮上防止ロツク機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37583798A JP3404670B2 (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37583798A JP3404670B2 (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000160584A JP2000160584A (ja) | 2000-06-13 |
JP3404670B2 true JP3404670B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=18506142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37583798A Expired - Fee Related JP3404670B2 (ja) | 1998-12-01 | 1998-12-01 | 地下構造物鉄蓋浮上防止ロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3404670B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003013464A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Shigeo Konno | 蓋が浮上するマンホールの構造 |
CN113605507A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-05 | 广东九潮建设有限公司 | 一种城市排水系统及使用方法 |
-
1998
- 1998-12-01 JP JP37583798A patent/JP3404670B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000160584A (ja) | 2000-06-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |