JP3403995B2 - 自動開閉装置 - Google Patents

自動開閉装置

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JP3403995B2 JP2000087777A JP2000087777A JP3403995B2 JP 3403995 B2 JP3403995 B2 JP 3403995B2 JP 2000087777 A JP2000087777 A JP 2000087777A JP 2000087777 A JP2000087777 A JP 2000087777A JP 3403995 B2 JP3403995 B2 JP 3403995B2
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耕一 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物のシャッター
や門扉などの開閉体を自動開閉する自動開閉装置に関
し、特に開閉体の閉鎖動作中に開閉体の軌道上に障害物
を感知したとき閉鎖動作を中止し、または中止して反転
開放動作を行わせる障害物感知装置を備えたものに係わ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の自動開閉装置は、例え
ばシャッター用の場合特開平9−125843号公報に
開示され、また図2にも示すように、シャッター開閉機
の駆動モータ1及び電磁ブレーキ2を制御する制御盤3
と、この制御盤3に接続された開放用、閉鎖用及び停止
用の各スイッチ4a,4b,4cからなる操作スイッチ
部4と、同じく制御盤3に接続された上限及び下限の各
リミットスイッチ5a,5bからなるリミットスイッチ
部5とを備えている。制御盤3は、建物の開口部の上縁
に取り付けたシャッターケース内に開閉機と共に配置さ
れるもので、開放用リレー6及び閉鎖用リレー7などを
有している。
【0003】上記操作スイッチ部4は、開口部上縁のシ
ャッターケース側から操作可能な位置にまで下ろして設
けられており、この操作スイッチ部4の各スイッチ4a
〜4cの押し操作に対応して駆動モータ1が制御され
る。例えば開放スイッチ4aを押すと開放用リレー6が
作動し、その各リレー接点RUが閉じて駆動モータ1を
シャッターの開放方向に対応する方向に回転させる。こ
のとき、開放用リレー6の作動によりそのリレー接点R
Uのうち、特に自己保持用リレー接点6aが閉じるた
め、開放スイッチ4aを離してもこのリレー接点6aを
介して開放用リレー6に継続的に通電が行われ、駆動モ
ータ1を連続回転させる。そして、シャッターが上限位
置に達すると上限リミットスイッチ5aが開き、開放用
リレー6への通電が遮断されて駆動モータ1が停止し、
シャッターは上限位置で停止する。尚、後述する障害物
感知装置10を装備しない場合、制御盤3と操作スイッ
チ部4とは4本の接続線8で接続されている。
【0004】近年、シャッター用自動開閉装置において
は、安全性の確保などのために障害物感知装置10を装
備することがある。この障害物感知装置10は、シャッ
ターの最下端の座板に設けられた障害物感知器11と、
この障害物感知器11の送信部11aから送信される障
害物検知信号を受信器12を介して受ける障害物感知制
御部13とからなる。障害物感知制御部13は、シャッ
ターケース内の制御盤3の近傍に配置されかつこれと電
気的に接続される。具体的には、制御盤3と操作スイッ
チ部4との間の接続線8と並列状に、制御盤3と障害物
感知制御部13との間に4本の接続線14を配線すると
ともに、制御盤3と操作スイッチ部4との間の接続線8
のうちの1本を図示の如くX箇所で切断(配線替え)す
る。
【0005】上記接続線14は、障害物感知制御部13
の自己保持解除用リレー接点15と反転上昇用リレー接
点16とにそれぞれ接続されており、この両リレー接点
15,16は制御回路17により開閉制御される。すな
わち、制御回路17は、接続線14,18によりシャッ
ターの動作状態(詳しくは閉鎖動作中であるか否か、あ
るいは下限位置停止中であるか否か)を判別することが
できるため、シャッターの閉鎖動作中に受信器12を通
して障害物検知信号が入力されたとき、自己保持解除用
リレー接点15を開いて自己保持用リレー接点7aへの
通電を遮断することにより、閉鎖用リレー7への自己保
持動作を解除させ、シャッターを停止させる。この後、
制御回路17は、通常、反転上昇用リレー接点16を短
時間だけ閉じて開放用リレー6だけに通電させることに
より、シャッターを反転して少し上昇させる。
【0006】また、障害物感知装置10を装備した場
合、シャッターが下限位置に達したときにこの障害物感
知装置10と下限リミットスイッチ5bの2重の安全停
止機能が働くことになる。すなわち、シャッターが下限
位置に達したときには、障害物感知装置10において
は、上記と同様に障害物感知器11からは床面が障害物
として感知され、障害物感知制御部13のリレー接点1
5,16が作動することにより、シャッターが床面接触
後に若干反転上昇する。一方、下限リミットスイッチ5
bの下限設定値は、通常使用する下限位置よりも下方に
設定しておくことにより、何らかの原因で障害物感知装
置10による下限停止動作が行われなかったときにもこ
の下限リミットスイッチ5bによりシャッターの停止が
行われるようになっている。そして、障害物感知装置1
0による下限停止動作が行われない原因としては、障害
物感知器11の動作異常や電池切れなどが考えられる。
このため、障害物感知装置10の制御回路17に下限リ
ミットスイッチ5bの端子部分から2本の接続線18を
接続しておき、下限リミットスイッチ5bが作動(開
放)したときには、制御回路17が障害物感知装置10
の故障を意味する信号をブザーなどの報知部に出力して
外部に報知するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如く
障害物感知装置10を装備する場合、その障害物感知制
御部13と制御盤3との間に4本の接続線14と2本の
接続線18と2本の電源線(図示せず)の計8本の配線
を行う必要があり、また下限リミットスイッチ5bの配
線はシャッター開閉機の右勝手と左勝手とで異なること
から、配線作業が複雑で手間がかかるという問題があっ
た。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その課題とするところは、自動開閉装置に障害物
感知装置10を装備するに当たり、接続端子を有する操
作スイッチ部4に着目し、この操作スイッチ部4の接続
端子を利用して少ない数の配線だけで開閉体の開閉制御
を適切に行いながら、配線作業の簡易化を図り得る自動
開閉装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、自動開閉装置として、開閉
体を自動開閉する開閉機を制御する制御盤などの制御部
と、この制御部に電気的に接続されかつ開閉体の開放、
閉鎖及び停止の各操作指令を出力する操作スイッチ部
と、開閉体の閉鎖動作中に開閉体の軌道上に障害物を感
知したとき上記制御部に対し少なくとも停止指令を出力
する障害物感知装置とを備えることを前提とする。そし
て、上記障害物感知装置において、上記操作スイッチ部
の接続端子に接続された指令出力部と、この指令出力部
に接続されかつリミットスイッチに接続することなく
閉体の動作状態を検出する検出部とを有する構成とす
る。
【0010】この構成では、自動開閉装置に障害物感知
装置を装備するに当たっては、従来の如くリミットスイ
ッチに接続することなく、開閉体の動作状態を検出する
ことができるので、配線作業が簡易なものとなる。ま
た、開閉体の動作状態に応じて開閉体の開閉制御を適切
に行うことができ、例えば開閉体の閉鎖動作中にのみ障
害物感知を行ったり、2重の安全停止機能を発揮させた
りすることができる。
【0011】請求項2に係る発明は、上記指令出力部
を、停止指令を出力するための停止用リレー接点と、開
放指令を出力するための開放用リレー接点と、閉鎖指令
を出力するための閉鎖用リレー接点とによって構成す
る。この構成では、障害物感知装置の指令出力部は、操
作スイッチ部と同じく開放用、閉鎖用及び停止用の3つ
のリレー接点を有しているため、リモコンによる開閉体
の開閉操作にも利用することが可能になる。
【0012】請求項3に係る発明は、上記検出部を、開
閉体の開放動作中、閉鎖動作中、開放限度位置停止中及
び閉鎖限度位置停止中を各々検出する4つのフォトカプ
ラによって構成する。この構成では、4つのフォトカプ
ラだけで開閉体の動作状態が的確に検出される。すなわ
ち、開閉体の動作状態として、従来の如く単に開閉体の
閉鎖動作中及び閉鎖限度位置停止中を検出するだけの場
合、開閉動作中の障害物検出信号入力時にのみ停止信号
を出力するか停止信号を出力してから短時間だけ開放信
号を出力することと、閉鎖限度位置停止中の検出により
電池電圧低下を含む障害物感知装置に異常があったこと
を判断して停止リレーをオン状態で維持して次の操作か
ら自己保持動作をしない制御を行うに過ぎない。これに
対し、請求項3に係る発明の場合、開閉体の開動作中
及び開放限度位置停止中をも検出しているため、閉鎖動
作中の障害物を検出したときに閉鎖動作の自己保持を中
止できるとともに、このリセット方法として一定時間以
上の開放動作を選定することが可能になる。また、例え
ばシャッターの上限付近で障害物を検知したとき上限停
止することによりリセットすれば、リセット方法を一定
時間以上の開放動作としていても無限ルーチンに突入す
ることなく処理することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
シャッター用自動開閉装置Aの電気回路図である。この
自動開閉装置Aは、基本的には図2に示す従来のそれと
同じであり、同一の部材には同一の符号を付している。
【0014】すなわち、自動開閉装置Aは、シャッター
開閉機の駆動モータ1及び電磁ブレーキ2を制御する制
御部としての制御盤3と、この制御盤3に接続された開
放用、閉鎖用及び停止用の各スイッチ4a,4b,4c
からなる操作スイッチ部4と、同じく制御盤3に接続さ
れた上限及び下限の各リミットスイッチ5a,5bから
なるリミットスイッチ部5とを備えている。制御盤3
は、建物の開口部の上縁に取り付けたシャッターケース
内に開閉機と共に配置されるもので、開放用リレー6及
び閉鎖用リレー7を有している。操作スイッチ部4は、
開口部上縁のシャッターケース側から操作可能な位置に
まで下ろして設けられており、この操作スイッチ部4の
各スイッチ4a〜4cの押し操作に対応して駆動モータ
1が制御される。
【0015】また、上記自動開閉装置Aは、安全性の確
保などのために障害物感知装置20を備えている。この
障害物感知装置20は、従来の障害物感知装置10と同
じく、シャッターの閉鎖動作中つまり下降時にその最下
端の座板に設けた障害物感知器(図示せず)がシャッタ
ーの軌道上に障害物を感知したとき制御盤3への通電又
その遮断によりシャッターを停止させ、その後シャッタ
ーを反転して少し上昇させるものであるが、その制御部
の構成が従来のものと全く異なる。
【0016】すなわち、障害物感知装置20は、上記操
作スイッチ部4の3つの接続端子P1,P2,P4に接
続された指令出力部21と、シャッターの動作状態を検
出する検出部22と、この検出部22からの検出信号と
障害物感知器からの感知信号とを受けながら上記指令出
力部21を制御する制御回路23とを有している。指令
出力部21は、操作スイッチ部4の停止スイッチ4c側
の接続端子P1に接続された停止指令を出力するための
停止用リレー接点21aと、操作スイッチ部4の開放ス
イッチ4a側の接続端子P2に接続された開放指令を出
力するための開放用リレー接点21bと、操作スイッチ
部4の閉鎖スイッチ4b側の接続端子P4に接続された
閉鎖指令を出力するための閉鎖用リレー接点21cとか
らなる。
【0017】上記検出部22は、電源端子R側と指令出
力部21の開放用リレー接点21b側とを接続する接続
線26の途中に設けられたシャッターの開放動作中を検
出するための開放動作検出用フォトカプラ22aと、電
源端子R側と指令出力部21の閉鎖用リレー接点21c
側とを接続する接続線27の途中に設けられたシャッタ
ーの閉鎖動作中を検出するための閉鎖動作検出用フォト
カプラ22bと、操作スイッチ部4の接続端子P3側ひ
いては電源端子T側と指令出力部21の開放用リレー接
点21b側とを接続する接続線28の途中に設けられた
シャッターの上限位置停止中(換言すれば開放限度位置
停止中)を検出するための上限位置検出用フォトカプラ
22cと、同じく操作スイッチ部4の接続端子P3側と
指令出力部21の閉鎖用リレー接点21c側とを接続す
る接続線29の途中に設けられたシャッターの下限位置
停止中(換言すれば閉鎖限度位置停止中)を検出するた
めの下限位置検出用フォトカプラ22dとからなる。
【0018】尚、図1中、31は各接続線26〜29の
途中に設けられたダイオードであって、電源端子R又は
T側から指令出力部21側への方向にのみ通電をするよ
うになっている。32は電磁ブレーキ2用の直流電源装
置を構成する整流器、33は安全ブレーカであり、この
整流器32及び安全ブレーカ32は制御盤3内に設けら
れている。
【0019】次に、上記障害物感知装置20の検出部2
2を構成する4つのフォトカプラ22a〜22dにより
シャッターの動作状態を検出することができることにつ
いて説明する。
【0020】リミットスイッチ部5の下限リミットスイ
ッチ5bが閉路しているとき、つまりシャッターが下限
位置にないときには、下限位置検出用フォトカプラ22
dに対し電流が電源端子Tから順に操作スイッチ部4の
接続端子P3、接続線29、操作スイッチ部4の接続端
子P4、閉鎖用リレー7及び下限リミットスイッチ5b
を経て電源端子Rに至るルートを通して流れる。一方、
下限リミットスイッチ5bが開路しているとき、つまり
シャッターが下限位置にあるときには、この電流は流れ
ない。そして、フォトカプラ22dは、電流が流れれば
オンし、電流が切れればオフするので、シャッターの下
限位置停止中を検出することができる。尚、この電流は
閉鎖用リレー7を通して流れるが、このリレー7の動作
に影響しない程度の小さな電流にすればよい。また、フ
ォトカプラ22dに流れる電流はダイオード31で半波
整流されているが、制御回路23の中で積分することに
より問題なく検出することができる。
【0021】リミットスイッチ部5の上限リミットスイ
ッチ5aが閉路しているとき、つまりシャッターが上限
位置にないときには、上下位置検出用フォトカプラ22
cに対し電流が電源端子Tから順に操作スイッチ部4の
接続端子P3、接続線28、操作スイッチ部4の接続端
子P2、開放用リレー6及び上限リミットスイッチ5a
を経て電源端子Rに至るルートを通して流れる。一方、
上限リミットスイッチ5aが開路しているとき、つまり
シャッターが上限位置にあるときには、この電流は流れ
ない。これにより、フォトカプラ22cはシャッターの
上限位置停止中を検出することができる。
【0022】シャッターが開放動作中のときには、開放
用リレー6が通電され、その自己保持用リレー接点6a
が閉じているため、開放動作検出用フォトカプラ22a
に対し電流が電源端子Rから順に接続線26、操作スイ
ッチ部4の接続端子P2、自己保持用リレー接点6a、
指令出力部21の停止用リレー接点21a及び操作スイ
ッチ部4の接続端子P1,P3を経て電源端子Tに至る
ルートを通して流れる。一方、シャッターが停止中又は
閉鎖動作中のときには、この電流は流れない。これによ
り、フォトカプラ22aはシャッターの開放動作中を検
出することができる。
【0023】さらに、シャッターが閉鎖動作中のときに
は、閉鎖用リレー7が通電され、その自己保持用リレー
接点7aが閉じているため、閉鎖動作検出用フォトカプ
ラ22bに対し電流が電源端子Rから順に接続線27、
操作スイッチ部4の接続端子P4、自己保持用リレー接
点7a、指令出力部21の停止用リレー接点21a及び
操作スイッチ部4の接続端子P1,P3を経て電源端子
Tに至るルートを通して流れる。一方、シャッターが停
止中又は開放動作中のときには、この電流は流れない。
これにより、フォトカプラ22bはシャッターの閉鎖動
作中を検出することができる。
【0024】そして、障害物感知装置20の制御回路2
3は、検出部22の各フォトカプラ22a〜22dから
の信号によりシャッターの動作状態を判別することがで
きるため、シャッターの閉鎖動作中に障害物検知信号が
障害物感知器から入力されたとき、指令出力部21の停
止用リレー接点21aを開いて自己保持用リレー接点7
aへの通電を遮断することにより、閉鎖用リレー7への
自己保持動作を解除させ、シャッターを停止させる。こ
の後、指令出力部21の開放用リレー接点21bを短時
間だけ閉じて開放用リレー6だけに通電させることによ
り、シャッターを反転して少し上昇させる。これによ
り、シャッターの軌道上に障害物を感知したとき安全性
の確保及びシャッターの破損防止を図ることができる。
【0025】その上、上記制御回路23は、シャッター
の下限位置停止中を判別することができるため、従来の
ものと同様に下限リミットスイッチ5bと協働して2重
の安全停止機能を発揮させることができる。また、シャ
ッターが上限位置付近で障害物と接触したとき、上述の
反転上昇制御によりシャッターが上限位置で制御不要に
なるのを未然に回避することができるので、シャッター
の適切な開閉制御を行うことができる。
【0026】しかも、上記障害物感知装置20を装備す
る場合、その指令出力部21に接続された4本の接続線
と2本の電源線とを、操作スイッチ部4の接続端子P1
〜P4などに接続するだけでよいので、その配線作業を
容易に行うことができ、作業の簡易化を図ることができ
る。
【0027】さらに、上記障害物感知装置20の指令出
力部21は、操作スイッチ部4のスイッチ構成と同様に
停止用、開放用、閉鎖用の3つのリレー接点21a〜2
1cを有しているため、リモコンによるシャッターの開
閉操作にも利用することができる。
【0028】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、その他種々の形態を包含するものである。
例えば上記実施形態では、指令出力部21が3つのリレ
ー接点21a〜21cを有してなる場合について述べた
が、本発明は、この指令出力部21としては停止用リレ
ー接点21aのみを有する構成としたり、あるいは停止
用リレー接点21a及び開放用リレー接点21bを有す
る構成としてもよい。
【0029】また、上記実施形態では、シャッター用自
動開閉装置について述べたが、本発明は、シャッター以
外のその他の開閉体、例えば門扉を自動開閉する自動開
閉装置にも同様に適用することができるのは勿論であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動開閉装置に
よれば、障害物感知装置を装備するに当たり、操作スイ
ッチ部の接続端子に障害物感知装置の指令出力部を接続
し、この指令出力部に接続した検出部で開閉体の動作状
態を検出しているため、従来の如きリミットスイッチと
の接続が不要となり、配線作業の簡易化を図ることがで
きるとともに、開閉体の動作状態に応じてその開閉制御
を適切に行うことができる。
【0031】特に、請求項2に係る発明では、障害物感
知装置の指令出力部が操作スイッチ部と同じく開放用、
閉鎖用及び停止用の3つのリレー接点を有しているた
め、リモコンによる開閉体の開閉操作に利用することが
でき、実用性に優れた効果を有する。
【0032】また、請求項3に係る発明では、4つのフ
ォトカプラだけで開閉体の動作状態を的確に検知するこ
とができるので、その検知に基づいて障害物感知時の開
閉体の制御を適切に行うことができ、かつその実施化を
有効に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシャッター用自動開閉
装置の電気回路図である。
【図2】従来の技術を示す図1相当図である。
【符号の説明】
A シャッター用自動開閉装置 3 制御盤(制御部) 4 操作スイッチ部 20 障害物感知装置 21 指令出力部 21a 停止用リレー接点 21b 開放用リレー接点 21c 閉鎖用リレー接点 22 検出部 22a〜22d フォトカプラ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉体を自動開閉する開閉機を制御する
    制御部と、この制御部に電気的に接続されかつ開閉体の
    開放、閉鎖及び停止の各操作指令を出力する操作スイッ
    チ部と、開閉体の閉鎖動作中に開閉体の軌道上に障害物
    を感知したとき上記制御部に対し少なくとも停止指令を
    出力する障害物感知装置とを備えた自動開閉装置におい
    て、 上記障害物感知装置は、上記操作スイッチ部の接続端子
    に接続された指令出力部と、この指令出力部に接続され
    かつリミットスイッチに接続することなく開閉体の動作
    状態を検出する検出部とを有してなることを特徴とする
    自動開閉装置。
  2. 【請求項2】 上記指令出力部は、停止指令を出力する
    ための停止用リレー接点と、開放指令を出力するための
    開放用リレー接点と、閉鎖指令を出力するための閉鎖用
    リレー接点とからなる請求項1記載の自動開閉装置。
  3. 【請求項3】 上記検出部は、開閉体の開放動作中、閉
    鎖動作中、開放限度位置停止中及び閉鎖限度位置停止中
    を各々検出する4つのフォトカプラからなる請求項1又
    は2記載の自動開閉装置。
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