JPH1037638A - シャッター用障害物検出装置 - Google Patents
シャッター用障害物検出装置Info
- Publication number
- JPH1037638A JPH1037638A JP20938396A JP20938396A JPH1037638A JP H1037638 A JPH1037638 A JP H1037638A JP 20938396 A JP20938396 A JP 20938396A JP 20938396 A JP20938396 A JP 20938396A JP H1037638 A JPH1037638 A JP H1037638A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- obstacle
- shutter
- contact
- detection signal
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 障害物と床面とを確実に検出することがで
き、たとえ床面が凹凸を有していても回避動作を確実に
行うことのできるシャッター用障害物検出装置を提供す
ることが課題である。 【解決手段】 座板の長手方向に沿って複数個のマイク
ロスイッチを配設し、このうち少なくとも1つのマイク
ロスイッチがオンとなったときには障害物との接触を検
出してシャッターを上昇させる回避動作を行い、両端に
配置されたマイクロスイッチが共にオンとなったときに
は床面との接触を検出して回避動作を行わない。これに
より、安全かつ確実なシャッターの昇降操作を行うこと
ができるようになる。
き、たとえ床面が凹凸を有していても回避動作を確実に
行うことのできるシャッター用障害物検出装置を提供す
ることが課題である。 【解決手段】 座板の長手方向に沿って複数個のマイク
ロスイッチを配設し、このうち少なくとも1つのマイク
ロスイッチがオンとなったときには障害物との接触を検
出してシャッターを上昇させる回避動作を行い、両端に
配置されたマイクロスイッチが共にオンとなったときに
は床面との接触を検出して回避動作を行わない。これに
より、安全かつ確実なシャッターの昇降操作を行うこと
ができるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シャッターの先端
部に配設される座板が障害物と接触した際に、該障害物
との接触を回避して安全性を高めるシャッター用障害物
検出装置に関する。
部に配設される座板が障害物と接触した際に、該障害物
との接触を回避して安全性を高めるシャッター用障害物
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、倉庫の入り口や商店の入り口等
には防犯等の目的により、シャッターが配設される。シ
ャッターは、通常、所望の開口部を閉鎖するためのシャ
ッターカーテンと、該シャッターカーテンの両側部をガ
イドするガイドレールと、シャッターカーテンを巻き取
る巻き取りシャフト、及び該巻き取りシャフトを回動さ
せる電動機を有する開閉装置等から構成されている。ま
た、シャッターカーテンの先端部は閉鎖する際に床面と
接触するので、該シャッターカーテン下端部の横方向に
沿って座板が取り付けられている。
には防犯等の目的により、シャッターが配設される。シ
ャッターは、通常、所望の開口部を閉鎖するためのシャ
ッターカーテンと、該シャッターカーテンの両側部をガ
イドするガイドレールと、シャッターカーテンを巻き取
る巻き取りシャフト、及び該巻き取りシャフトを回動さ
せる電動機を有する開閉装置等から構成されている。ま
た、シャッターカーテンの先端部は閉鎖する際に床面と
接触するので、該シャッターカーテン下端部の横方向に
沿って座板が取り付けられている。
【0003】シャッターは通常、電動機を可逆的に駆動
させて開閉を行うため、シャッター閉鎖位置に障害物が
存在する場合には、座板がこの障害物と衝突してしま
い、シャッターを閉鎖することができなくなってしま
い、更に、障害物でなく、通行人等の人間に衝突した場
合には思わぬ怪我をすることがあり危険である。そこ
で、このような問題を解決するために従来より、シャッ
ター用障害物検出装置が用いられている。
させて開閉を行うため、シャッター閉鎖位置に障害物が
存在する場合には、座板がこの障害物と衝突してしま
い、シャッターを閉鎖することができなくなってしま
い、更に、障害物でなく、通行人等の人間に衝突した場
合には思わぬ怪我をすることがあり危険である。そこ
で、このような問題を解決するために従来より、シャッ
ター用障害物検出装置が用いられている。
【0004】従来におけるシャッター用障害物検出装置
として、例えば、座板に床面または障害物と接触したこ
とを検出するマイクロスイッチを配置し、床面からやや
上方の位置のガイドレールに座板の通過を検出するリミ
ットスイッチを配置し、マイクロスイッチがオンとなる
と障害物と接触したことを認知して回避動作を行い、ま
た、リミットスイッチがオンの状態でマイクロスイッチ
がオンとなると床面に接触したと判定して回避動作を行
わないように制御するものが知られている。ところが、
このような方法を用いると、リミットスイッチがオンと
なってから、障害物と接触した場合には、たとえマイク
ロスイッチがオンとなっても、床面と接触したと判定さ
れてしまい回避動作が行われず、危険である。
として、例えば、座板に床面または障害物と接触したこ
とを検出するマイクロスイッチを配置し、床面からやや
上方の位置のガイドレールに座板の通過を検出するリミ
ットスイッチを配置し、マイクロスイッチがオンとなる
と障害物と接触したことを認知して回避動作を行い、ま
た、リミットスイッチがオンの状態でマイクロスイッチ
がオンとなると床面に接触したと判定して回避動作を行
わないように制御するものが知られている。ところが、
このような方法を用いると、リミットスイッチがオンと
なってから、障害物と接触した場合には、たとえマイク
ロスイッチがオンとなっても、床面と接触したと判定さ
れてしまい回避動作が行われず、危険である。
【0005】更に他の方法として、座板に近接スイッチ
を取り付けておき、該近接スイッチの直下の床面にマグ
ネットを埋設し、座板が床面に近づくとこの信号により
座板に搭載された障害物検出用のマイクロスイッチの動
作を停止させることにより障害物と接触したときには回
避動作を行い、床面と接触したときには回避動作を行わ
ないように制御するものが考案されている。図9はこの
方法を用いたシャッター用障害物検出装置の構成を示す
説明図であり、図示のように、シャッターカーテン10
1の最下部に配置された長尺状の座板102には複数個
のマイクロスイッチ103が搭載されており、座板10
2が障害物と接触した場合にはこのマイクロスイッチが
オンとなるので、この信号が送信機104、受信機10
5、を介してシャッター制御機106に伝達され、この
制御機106の動作により開閉機107によるシャッタ
ーカーテン101の下降動作を停止させる。
を取り付けておき、該近接スイッチの直下の床面にマグ
ネットを埋設し、座板が床面に近づくとこの信号により
座板に搭載された障害物検出用のマイクロスイッチの動
作を停止させることにより障害物と接触したときには回
避動作を行い、床面と接触したときには回避動作を行わ
ないように制御するものが考案されている。図9はこの
方法を用いたシャッター用障害物検出装置の構成を示す
説明図であり、図示のように、シャッターカーテン10
1の最下部に配置された長尺状の座板102には複数個
のマイクロスイッチ103が搭載されており、座板10
2が障害物と接触した場合にはこのマイクロスイッチが
オンとなるので、この信号が送信機104、受信機10
5、を介してシャッター制御機106に伝達され、この
制御機106の動作により開閉機107によるシャッタ
ーカーテン101の下降動作を停止させる。
【0006】また、座板102の一端部には近接スイッ
チ108が配設されており、更に、床面の前記近接スイ
ッチと対向する部位にはマグネット109が埋設されて
いるので、座板102が床面に接近すると近接スイッチ
108がオンとなり、この検出信号により座板102が
床面に達したことを認識し、シャッターカーテン101
を床面に接触するまで下降させるものである。なお、図
中符号110は上限のリミットスイッチを示し、符号1
11は開閉用の押しボタンスイッチを示している。
チ108が配設されており、更に、床面の前記近接スイ
ッチと対向する部位にはマグネット109が埋設されて
いるので、座板102が床面に接近すると近接スイッチ
108がオンとなり、この検出信号により座板102が
床面に達したことを認識し、シャッターカーテン101
を床面に接触するまで下降させるものである。なお、図
中符号110は上限のリミットスイッチを示し、符号1
11は開閉用の押しボタンスイッチを示している。
【0007】図10は、座板102に複数搭載されるマ
イクロスイッチ103の接続の様子を示す説明図であ
り、図示のように各マイクロスイッチ103はそれぞれ
が並列に接続されて送信機104に接続されており、従
って、いずれかのマイクロスイッチがオンとなるとこの
並列回路が導通されるので、この信号が受信機105側
へ送信され障害物との接触を制御機106へ伝達するこ
とができる。しかし、この方法においては、床面にマグ
ネットを埋設する作業が必要となり、また、近接スイッ
チ110の直下にマグネット109を埋設するので正確
に位置決めを行なわなければならず作業に多くの手間が
かかるという問題点がある。更に、床面の仕上げ非磁性
材に限定される他、厚さを薄くしなげればならないとい
う制約がある。
イクロスイッチ103の接続の様子を示す説明図であ
り、図示のように各マイクロスイッチ103はそれぞれ
が並列に接続されて送信機104に接続されており、従
って、いずれかのマイクロスイッチがオンとなるとこの
並列回路が導通されるので、この信号が受信機105側
へ送信され障害物との接触を制御機106へ伝達するこ
とができる。しかし、この方法においては、床面にマグ
ネットを埋設する作業が必要となり、また、近接スイッ
チ110の直下にマグネット109を埋設するので正確
に位置決めを行なわなければならず作業に多くの手間が
かかるという問題点がある。更に、床面の仕上げ非磁性
材に限定される他、厚さを薄くしなげればならないとい
う制約がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
ける障害物検出装置においては、障害物検出用のスイッ
チと床面検出用のスイッチとを使用することにより、座
板が障害物と接触した場合には回避動作を行い、床面と
接触した場合にはこの回避動作を行わないように制御し
ているものの、床面と障害物とを誤認識してしまう場合
があり、このような場合には、障害物が存在するにもか
かわらず、回避動作が行われないことがあるので、危険
を伴うものであった。また、近接スイッチを使用して床
面を検出するものについては、施工に多くの手間がかか
るという欠点がある。
ける障害物検出装置においては、障害物検出用のスイッ
チと床面検出用のスイッチとを使用することにより、座
板が障害物と接触した場合には回避動作を行い、床面と
接触した場合にはこの回避動作を行わないように制御し
ているものの、床面と障害物とを誤認識してしまう場合
があり、このような場合には、障害物が存在するにもか
かわらず、回避動作が行われないことがあるので、危険
を伴うものであった。また、近接スイッチを使用して床
面を検出するものについては、施工に多くの手間がかか
るという欠点がある。
【0009】更に、上記した各従来例は、床面が平坦で
あるということを前提として考慮されているものである
が、実際にはシャッターを取り付ける部位の床面はむし
ろ平坦であることは希であり、凹凸を有することのほう
が多い。このような場合には、更に誤認識を招くもので
あり、正確な動作を行うことができないという欠点があ
った。
あるということを前提として考慮されているものである
が、実際にはシャッターを取り付ける部位の床面はむし
ろ平坦であることは希であり、凹凸を有することのほう
が多い。このような場合には、更に誤認識を招くもので
あり、正確な動作を行うことができないという欠点があ
った。
【0010】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、障害物と床面とを確実に検出することができ、たと
え床面が凹凸を有していても回避動作を確実に行うこと
のできるシャッター用障害物検出装置を提供することに
ある。
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、障害物と床面とを確実に検出することができ、たと
え床面が凹凸を有していても回避動作を確実に行うこと
のできるシャッター用障害物検出装置を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願請求項1に記載の発明は、シャッターカーテンの下
端部に沿って配置された長尺状の座板が障害物と接触し
た際に、この接触を回避して安全を確保するシャッター
用障害物検出装置において、前記座板の長手方向に沿っ
て複数個配置され、障害物または床面との接触を検出す
るマイクロスイッチと、前記座板に搭載され、前記各マ
イクロスイッチにて検出された信号を送信する送信手段
と、シャッターの駆動回路側に搭載され、前記送信手段
からの信号を受信する受信手段と、この受信手段からの
受信信号に基づいてシャッターの駆動回路を制御する制
御回路と、を有し、前記送信手段は、シャッターカーテ
ン下降中に、前記各マイクロスイッチのうち少なくとも
1つから検出信号が得られたときには、障害物と接触し
たことを認識して障害物検出信号を送信し、前記座板の
両端部に配置されたマイクロスイッチから共に検出信号
が得られたときには、床面と接触したことを認識して床
面検出信号を送信し、前記制御回路は、障害物検出信号
が得られたときには回避動作を行い、床面検出信号が得
られたときには、回避動作を行わないことが特徴であ
る。また、請求項2に記載の発明は、前記各マイクロス
イッチのうち、両端に配置されたものを抵抗を介して並
列接続することにより第1の並列回路を形成し、両端以
外に配置されたものを抵抗を介さずに並列接続して第2
の並列回路を形成し、前記送信手段は、前記第1の並列
回路及び第2の並列回路の導通状態により、両端のマイ
クロスイッチとその他のマイクロスイッチのオン、オフ
状態を識別して障害物または床面との接触を判別し、障
害物検出信号または床面検出信号を送信することを特徴
とする。
本願請求項1に記載の発明は、シャッターカーテンの下
端部に沿って配置された長尺状の座板が障害物と接触し
た際に、この接触を回避して安全を確保するシャッター
用障害物検出装置において、前記座板の長手方向に沿っ
て複数個配置され、障害物または床面との接触を検出す
るマイクロスイッチと、前記座板に搭載され、前記各マ
イクロスイッチにて検出された信号を送信する送信手段
と、シャッターの駆動回路側に搭載され、前記送信手段
からの信号を受信する受信手段と、この受信手段からの
受信信号に基づいてシャッターの駆動回路を制御する制
御回路と、を有し、前記送信手段は、シャッターカーテ
ン下降中に、前記各マイクロスイッチのうち少なくとも
1つから検出信号が得られたときには、障害物と接触し
たことを認識して障害物検出信号を送信し、前記座板の
両端部に配置されたマイクロスイッチから共に検出信号
が得られたときには、床面と接触したことを認識して床
面検出信号を送信し、前記制御回路は、障害物検出信号
が得られたときには回避動作を行い、床面検出信号が得
られたときには、回避動作を行わないことが特徴であ
る。また、請求項2に記載の発明は、前記各マイクロス
イッチのうち、両端に配置されたものを抵抗を介して並
列接続することにより第1の並列回路を形成し、両端以
外に配置されたものを抵抗を介さずに並列接続して第2
の並列回路を形成し、前記送信手段は、前記第1の並列
回路及び第2の並列回路の導通状態により、両端のマイ
クロスイッチとその他のマイクロスイッチのオン、オフ
状態を識別して障害物または床面との接触を判別し、障
害物検出信号または床面検出信号を送信することを特徴
とする。
【0012】本願請求項3に記載の発明は、シャッター
カーテンの下端部に沿って配置された長尺状の座板が障
害物と接触した際に、この接触を回避して安全を確保す
るシャッター用障害物検出装置において、前記座板の長
手方向に複数個配置され、障害物または床面との接触を
検出するマイクロスイッチと、前記座板に搭載され、前
記各マイクロスイッチにて検出された信号を送信する送
信手段と、シャッターの駆動回路側に搭載され、前記送
信手段からの信号を受信する受信手段と、この受信手段
からの受信信号に基づいてシャッターの駆動回路を制御
する制御回路と、を有し、前記送信手段は、座板が床面
と接触したときの、前記各マイクロスイッチのオン、オ
フ状態を記憶する記憶手段を有し、シャッターカーテン
下降時に前記各マイクロスイッチのうち少なくとも1つ
から検出信号が得られたときには、障害物と接触したこ
とを認識して障害物検出信号を送信し、前記記憶された
オン、オフ状態と同一の検出信号が得られたときには、
床面と接触したことを認識して床面検出信号を送信し、
前記制御回路は、障害物検出信号が得られたときには、
回避動作を行い、床面検出信号が得られたときには、回
避動作を行わないことを特徴とする。また、請求項4に
記載の発明は、前記マイクロスイッチは1番目からn番
目までのn個であり、n番目のマイクロスイッチにそれ
ぞれ抵抗値Rnが、Rn=C*2n-1 Ω(Cは定数)で示
される抵抗を接続してそれぞれを並列接続し、前記送信
手段はこの並列接続回路の導通状態により、各マイクロ
スイッチのオン、オフ状態を識別して障害物または床面
との接触を判別し、障害物検出信号または床面検出信号
を送信することを特徴とする。
カーテンの下端部に沿って配置された長尺状の座板が障
害物と接触した際に、この接触を回避して安全を確保す
るシャッター用障害物検出装置において、前記座板の長
手方向に複数個配置され、障害物または床面との接触を
検出するマイクロスイッチと、前記座板に搭載され、前
記各マイクロスイッチにて検出された信号を送信する送
信手段と、シャッターの駆動回路側に搭載され、前記送
信手段からの信号を受信する受信手段と、この受信手段
からの受信信号に基づいてシャッターの駆動回路を制御
する制御回路と、を有し、前記送信手段は、座板が床面
と接触したときの、前記各マイクロスイッチのオン、オ
フ状態を記憶する記憶手段を有し、シャッターカーテン
下降時に前記各マイクロスイッチのうち少なくとも1つ
から検出信号が得られたときには、障害物と接触したこ
とを認識して障害物検出信号を送信し、前記記憶された
オン、オフ状態と同一の検出信号が得られたときには、
床面と接触したことを認識して床面検出信号を送信し、
前記制御回路は、障害物検出信号が得られたときには、
回避動作を行い、床面検出信号が得られたときには、回
避動作を行わないことを特徴とする。また、請求項4に
記載の発明は、前記マイクロスイッチは1番目からn番
目までのn個であり、n番目のマイクロスイッチにそれ
ぞれ抵抗値Rnが、Rn=C*2n-1 Ω(Cは定数)で示
される抵抗を接続してそれぞれを並列接続し、前記送信
手段はこの並列接続回路の導通状態により、各マイクロ
スイッチのオン、オフ状態を識別して障害物または床面
との接触を判別し、障害物検出信号または床面検出信号
を送信することを特徴とする。
【0013】上述の如く構成された本願請求項1、2に
記載された発明では、座板に取り付けられる複数のマイ
クロスイッチのうち、少なくとも1つから検出信号が得
られたときには障害物と接触したことを認識し、両端に
配置されたマイクロスイッチから共に検出信号が得られ
たときには床面と接触したことを認識する。通常、座板
の両側に略同一の大きさの障害物が置かれることは極め
て稀であるので、床面検出の精度が向上し、障害物との
接触と、床面との接触とを確実に識別することができる
ようになる。また、各マイクロスイッチを並列接続し、
特に、座板の両端に配置されたマイクロスイッチについ
ては抵抗を介して接続しているので、両端のマイクロス
イッチが共に導通した時には特定の導通抵抗を得ること
ができ、これにより両端のマイクロスイッチが共にオン
であるか否かを識別することができる。
記載された発明では、座板に取り付けられる複数のマイ
クロスイッチのうち、少なくとも1つから検出信号が得
られたときには障害物と接触したことを認識し、両端に
配置されたマイクロスイッチから共に検出信号が得られ
たときには床面と接触したことを認識する。通常、座板
の両側に略同一の大きさの障害物が置かれることは極め
て稀であるので、床面検出の精度が向上し、障害物との
接触と、床面との接触とを確実に識別することができる
ようになる。また、各マイクロスイッチを並列接続し、
特に、座板の両端に配置されたマイクロスイッチについ
ては抵抗を介して接続しているので、両端のマイクロス
イッチが共に導通した時には特定の導通抵抗を得ること
ができ、これにより両端のマイクロスイッチが共にオン
であるか否かを識別することができる。
【0014】また、請求項3、4に記載の発明では、座
板に複数個のマイクロスイッチを搭載し、このうち少な
くとも1つのマイクロスイッチから検出信号が与えられ
た時に障害物と接触したことを認識してこの障害物との
接触を回避する動作を行い、また、予め記憶された各マ
イクロスイッチのオン、オフ状態と一致する検出信号得
られたときには床面と接触したと認識して回避動作を行
わないように制御される。従って、床面が平坦でなく凹
凸を有する場合でも確実に床面との接触と障害物との接
触とを識別することができるようになる。また、各マイ
クロスイッチにRn=C*2n-1 Ωで与えられる抵抗を接
続するので、この接続回路の抵抗値と各マイクロスイッ
チのオン、オフ状態とは1対1に対応することになり、
どのマイクロスイッチがオンとなっているかを容易に識
別することができる。
板に複数個のマイクロスイッチを搭載し、このうち少な
くとも1つのマイクロスイッチから検出信号が与えられ
た時に障害物と接触したことを認識してこの障害物との
接触を回避する動作を行い、また、予め記憶された各マ
イクロスイッチのオン、オフ状態と一致する検出信号得
られたときには床面と接触したと認識して回避動作を行
わないように制御される。従って、床面が平坦でなく凹
凸を有する場合でも確実に床面との接触と障害物との接
触とを識別することができるようになる。また、各マイ
クロスイッチにRn=C*2n-1 Ωで与えられる抵抗を接
続するので、この接続回路の抵抗値と各マイクロスイッ
チのオン、オフ状態とは1対1に対応することになり、
どのマイクロスイッチがオンとなっているかを容易に識
別することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明に係るシャッター用
障害物検出装置が適用されるシャッターを示す概略構成
図であり、同図に示すように、このシャッターは倉庫の
入り口等の開口面を閉鎖するためのシャッターカーテン
1と、該シャッターカーテン1の両側部に配置されシャ
ッターカーテン1の上下動をガイドするガイドレール2
と、シャッターカーテン1の最下段に配置されて床面6
と当接する座板3と、シャッターカーテン1を巻取るた
めの開閉機4と、この開閉機4を可逆的に回転させてシ
ャッターカーテン1を上下方向に動作させる制御を行う
シャッター制御機5と、から主として構成されている。
基づいて説明する。図1は、本発明に係るシャッター用
障害物検出装置が適用されるシャッターを示す概略構成
図であり、同図に示すように、このシャッターは倉庫の
入り口等の開口面を閉鎖するためのシャッターカーテン
1と、該シャッターカーテン1の両側部に配置されシャ
ッターカーテン1の上下動をガイドするガイドレール2
と、シャッターカーテン1の最下段に配置されて床面6
と当接する座板3と、シャッターカーテン1を巻取るた
めの開閉機4と、この開閉機4を可逆的に回転させてシ
ャッターカーテン1を上下方向に動作させる制御を行う
シャッター制御機5と、から主として構成されている。
【0016】座板3には、該座板3が障害物と接触した
際にこれを検出するマイクロスイッチ7が長尺方向に亘
って複数個(図では6個)配置されており、更に、各マ
イクロスイッチ7にて検出された検出信号を無線信号と
して送信する送信機8が取り付けられている。また、シ
ャッター上方の送信機8と対向する位置には、この送信
機8から送信された信号を受信する受信機9が配置され
おり、該受信機9にて受信された信号はシャッター制御
機5に伝達されるようになっている。また、開閉機4に
はシャッターカーテン1が上端部に達した時に巻取りを
停止させるためのリミットスイッチ10が取り付けられ
ている。なお、符号11は開閉操作を行うための押しボ
タンスイッチである。
際にこれを検出するマイクロスイッチ7が長尺方向に亘
って複数個(図では6個)配置されており、更に、各マ
イクロスイッチ7にて検出された検出信号を無線信号と
して送信する送信機8が取り付けられている。また、シ
ャッター上方の送信機8と対向する位置には、この送信
機8から送信された信号を受信する受信機9が配置され
おり、該受信機9にて受信された信号はシャッター制御
機5に伝達されるようになっている。また、開閉機4に
はシャッターカーテン1が上端部に達した時に巻取りを
停止させるためのリミットスイッチ10が取り付けられ
ている。なお、符号11は開閉操作を行うための押しボ
タンスイッチである。
【0017】図2は、座板3に取り付けられる各マイク
ロスイッチ7の接続状態を示す説明図であり、図示のよ
うに、送信機8には第1の配線L1、第2の配線L2及
び共通線Lc が接続されており、各マイクロスイッチ7
のうち両端部に配設されたマイクロスイッチ7aについ
ては、抵抗Rを介して配線L1と共通線Lc とに接続さ
れ、中間部のマイクロスイッチ7bについては配線L2
と共通線Lc とに接続されている。
ロスイッチ7の接続状態を示す説明図であり、図示のよ
うに、送信機8には第1の配線L1、第2の配線L2及
び共通線Lc が接続されており、各マイクロスイッチ7
のうち両端部に配設されたマイクロスイッチ7aについ
ては、抵抗Rを介して配線L1と共通線Lc とに接続さ
れ、中間部のマイクロスイッチ7bについては配線L2
と共通線Lc とに接続されている。
【0018】図3は、本実施形態に係る障害物検出装置
及び駆動回路の電気配線を示す説明図であり、同図に示
すように、3相3線式で端子R,S,Tから与えられる
電源はナイフスイッチKS1及びヒューズFu1を介し
て駆動モータM1の3端子U,V,Wに接続されてお
り、この経路上には電磁開閉器MC1のa接点MC1−
a1及び電磁開閉器MC2のa接点MC2−a1が並列
的に配線され、各接点の出力側は接続される配線が2箇
所で入れ換わるようになっている。即ち、接点MC1−
a1が接続された場合には、端子RとU、端子SとV、
端子TとWとがそれぞれ接続され、MC2−a1が接続
されたときには端子RとW、端子SとV、端子TとUと
がそれぞれ接続されるので、電磁開閉器MC1−a1が
オンとなると駆動モータM1は順方向に回転駆動するこ
とになり、電磁開閉器MC2−a1がオンとなると、こ
のモータM1は逆方向に回転駆動することになる。
及び駆動回路の電気配線を示す説明図であり、同図に示
すように、3相3線式で端子R,S,Tから与えられる
電源はナイフスイッチKS1及びヒューズFu1を介し
て駆動モータM1の3端子U,V,Wに接続されてお
り、この経路上には電磁開閉器MC1のa接点MC1−
a1及び電磁開閉器MC2のa接点MC2−a1が並列
的に配線され、各接点の出力側は接続される配線が2箇
所で入れ換わるようになっている。即ち、接点MC1−
a1が接続された場合には、端子RとU、端子SとV、
端子TとWとがそれぞれ接続され、MC2−a1が接続
されたときには端子RとW、端子SとV、端子TとUと
がそれぞれ接続されるので、電磁開閉器MC1−a1が
オンとなると駆動モータM1は順方向に回転駆動するこ
とになり、電磁開閉器MC2−a1がオンとなると、こ
のモータM1は逆方向に回転駆動することになる。
【0019】端子Rからの配線は、駆動モータM1に据
え付けられるサーモスタット接点Th1を介して停止ボ
タンPB2の一端に接続され、この他端側は4系統に分
岐され、このうち2つは上昇ボタンPB1及び下降ボタ
ンPB3の一端にそれぞれ接続され、他の2つは電磁開
閉器MC1のa接点MC1−a2及び電磁開閉器MC2
のa接点MC2−a2の一端にそれぞれ接続されてい
る。上昇ボタンPB1の他端側は3系統に分岐され、1
つめはマイコン回路21内に設置されるリレーR1(後
述)のa接点R1−aを介して電源端子Rからの配線に
接続され、2つめはマイコン22の端子「U」に接続さ
れ、更に、3つめは接点MC1−a2の反対側に接続さ
れている。この接点MC1−a2との接続点はリレーR
3のb接点R3−b、上限リミットスイッチLS1、イ
ンターロック用のb接点MC2−bを経由して電磁開閉
器MC1のリレーコイルの一端に接続され、他端は電源
端子Sからの配線に接続されている。
え付けられるサーモスタット接点Th1を介して停止ボ
タンPB2の一端に接続され、この他端側は4系統に分
岐され、このうち2つは上昇ボタンPB1及び下降ボタ
ンPB3の一端にそれぞれ接続され、他の2つは電磁開
閉器MC1のa接点MC1−a2及び電磁開閉器MC2
のa接点MC2−a2の一端にそれぞれ接続されてい
る。上昇ボタンPB1の他端側は3系統に分岐され、1
つめはマイコン回路21内に設置されるリレーR1(後
述)のa接点R1−aを介して電源端子Rからの配線に
接続され、2つめはマイコン22の端子「U」に接続さ
れ、更に、3つめは接点MC1−a2の反対側に接続さ
れている。この接点MC1−a2との接続点はリレーR
3のb接点R3−b、上限リミットスイッチLS1、イ
ンターロック用のb接点MC2−bを経由して電磁開閉
器MC1のリレーコイルの一端に接続され、他端は電源
端子Sからの配線に接続されている。
【0020】下降ボタンPB3の他端側は、2系統に分
岐されており、一方はマイコン22の端子「D」に接続
され、他方は接点MC2−a2の他端側に接続されてい
る。そして、この接続点はリレーR2のb接点R2−
b、下限リミットスイッチLS2、インターロック用の
b接点MC1−bを経由して電磁開閉器MC2のリレー
コイルの一端に接続されており、この他端側は電源端子
Sからの配線に接続されている。この端子Sからの配線
は、マイコン22の端子「E」にもまた接続されてる。
岐されており、一方はマイコン22の端子「D」に接続
され、他方は接点MC2−a2の他端側に接続されてい
る。そして、この接続点はリレーR2のb接点R2−
b、下限リミットスイッチLS2、インターロック用の
b接点MC1−bを経由して電磁開閉器MC2のリレー
コイルの一端に接続されており、この他端側は電源端子
Sからの配線に接続されている。この端子Sからの配線
は、マイコン22の端子「E」にもまた接続されてる。
【0021】マイコン回路21は受信機9からの信号が
入力されて後述する手順に従ってシャッターの昇降動作
を制御するものであり、マイコン22と、電源回路23
と、上昇時間を設定するための可変抵抗器24と、リレ
ーR1,R2,R3とを有して構成されている。
入力されて後述する手順に従ってシャッターの昇降動作
を制御するものであり、マイコン22と、電源回路23
と、上昇時間を設定するための可変抵抗器24と、リレ
ーR1,R2,R3とを有して構成されている。
【0022】図4は、図1に示した座板3に搭載される
送信器8の詳細な構成を示す説明図であり、図示のよう
に該送信器8にはマイコン31が搭載されており、各マ
イクロスイッチ7からの配線L1が端子「IN2」に接
続され、配線L2が端子「IN1」に接続され、共通の
配線Lcは可変抵抗器VRを介して端子「C」に接続さ
れている。また、端子「OUT1」は増幅された後障害
物検出信号を送信するための発光ダイオードLED1に
接続され、同様に端子「OUT2」は増幅された後床面
検出信号を送信するための発光ダイオードLED2に接
続されている。そして、このマイコン31は、IN1か
ら入力されるとOUT1から信号を出力し、IN2の入
力が抵抗VRにて設定した抵抗値と一致した時にはOU
T2から信号を出力し、一致しないときにはOUT1か
ら信号を出力するように動作する。
送信器8の詳細な構成を示す説明図であり、図示のよう
に該送信器8にはマイコン31が搭載されており、各マ
イクロスイッチ7からの配線L1が端子「IN2」に接
続され、配線L2が端子「IN1」に接続され、共通の
配線Lcは可変抵抗器VRを介して端子「C」に接続さ
れている。また、端子「OUT1」は増幅された後障害
物検出信号を送信するための発光ダイオードLED1に
接続され、同様に端子「OUT2」は増幅された後床面
検出信号を送信するための発光ダイオードLED2に接
続されている。そして、このマイコン31は、IN1か
ら入力されるとOUT1から信号を出力し、IN2の入
力が抵抗VRにて設定した抵抗値と一致した時にはOU
T2から信号を出力し、一致しないときにはOUT1か
ら信号を出力するように動作する。
【0023】次に、上記の如く構成された本実施形態の
動作をについて説明する。図1に示すシャッターカーテ
ン1が全閉の状態にあり、これを開口させる場合には、
図3に示す押しボタンスイッチ11の上昇ボタンPB1
を押す。これにより、電源端子Rからの配線がTh1、
PB2、PB1、R3−b、LS1、MC2−bを介し
て上昇用の電磁開閉器MC1の励磁コイルに接続される
ので、該開閉器MC1が励磁され、このa接点MC1−
a1がオンとなり、駆動モータM1は順方向に回転して
シャッターカーテン1は上昇し始める。その後、上昇ボ
タンPB1から手を離しても、MC1−a2からなる自
己保持回路により、電磁開閉器MC1の導通が継続され
るので、停止ボタンPB2が押されるか或いは上限リミ
ットスイッチLS1が作動するまで上昇を続ける。
動作をについて説明する。図1に示すシャッターカーテ
ン1が全閉の状態にあり、これを開口させる場合には、
図3に示す押しボタンスイッチ11の上昇ボタンPB1
を押す。これにより、電源端子Rからの配線がTh1、
PB2、PB1、R3−b、LS1、MC2−bを介し
て上昇用の電磁開閉器MC1の励磁コイルに接続される
ので、該開閉器MC1が励磁され、このa接点MC1−
a1がオンとなり、駆動モータM1は順方向に回転して
シャッターカーテン1は上昇し始める。その後、上昇ボ
タンPB1から手を離しても、MC1−a2からなる自
己保持回路により、電磁開閉器MC1の導通が継続され
るので、停止ボタンPB2が押されるか或いは上限リミ
ットスイッチLS1が作動するまで上昇を続ける。
【0024】一方、開口されているシャッターを閉鎖さ
せる場合には、下降ボタンPB3を押すと、電源端子R
からの配線は、Th1、PB2、PB3、R2−b、L
S2、MC1−b、を経由して電磁開閉器MC2の励磁
コイルに接続されるので、該開閉器MC2が励磁されて
a接点MC2−a1がオンとなる。これにより、駆動モ
ータM1は逆方向に回転駆動することになり、シャッタ
ーカーテン1は下降し始める。その後、PB3から手を
離してもMC2−a2による自己保持回路により電磁開
閉器MC2は励磁され続けるので、下降動作が継続され
る。いま、シャッターカーテン1の下方に障害物が存在
すると、図2に示した各マイクロスイッチ7(7a,7
b)の少なくとも1つがこれを検出してオンとなる。こ
れにより、図4に示した送信機8のLED1から障害物
検出信号が送信されるので、図3に示す受信機9ではこ
の信号が受信され、マイコン22に供給されることにな
る。
せる場合には、下降ボタンPB3を押すと、電源端子R
からの配線は、Th1、PB2、PB3、R2−b、L
S2、MC1−b、を経由して電磁開閉器MC2の励磁
コイルに接続されるので、該開閉器MC2が励磁されて
a接点MC2−a1がオンとなる。これにより、駆動モ
ータM1は逆方向に回転駆動することになり、シャッタ
ーカーテン1は下降し始める。その後、PB3から手を
離してもMC2−a2による自己保持回路により電磁開
閉器MC2は励磁され続けるので、下降動作が継続され
る。いま、シャッターカーテン1の下方に障害物が存在
すると、図2に示した各マイクロスイッチ7(7a,7
b)の少なくとも1つがこれを検出してオンとなる。こ
れにより、図4に示した送信機8のLED1から障害物
検出信号が送信されるので、図3に示す受信機9ではこ
の信号が受信され、マイコン22に供給されることにな
る。
【0025】図5は、マイコン22における操作手順を
示すフローチャートであり、以下これを参照しながら説
明すると、図3に示すマイコン22の端子「D」から下
降中信号が与えられ(ステップST1でYES)障害物
検出信号が与えられると(ステップST2でYES)、
リレーR2を微小時間(ここでは、0.5秒とする)だ
けオンとする(ステップST3)。これにより、図3に
示すb接点R2−bが遮断されるので、電磁開閉器MC
2がオフとなり、シャッターカーテン1の下降が停止さ
れる。次いで、この0.5秒間に床面検出信号が与えら
れるか否かが判断され(ステップST4)、与えられな
ければ(ステップST4でNO)リレーR1を0.5秒
間だけオンとするので(ステップST5)、a接点R1
−aがオンとなり、電磁開閉器MC1がオンとなって、
シャッターカーテン1は上昇することになる。そして、
予め設定した時間が経過すると(ステップST6)、リ
レーR3を0.5秒間オンとしてb接点R3−bを遮断
することにより(ステップST7)、シャッターの上昇
を停止させる。
示すフローチャートであり、以下これを参照しながら説
明すると、図3に示すマイコン22の端子「D」から下
降中信号が与えられ(ステップST1でYES)障害物
検出信号が与えられると(ステップST2でYES)、
リレーR2を微小時間(ここでは、0.5秒とする)だ
けオンとする(ステップST3)。これにより、図3に
示すb接点R2−bが遮断されるので、電磁開閉器MC
2がオフとなり、シャッターカーテン1の下降が停止さ
れる。次いで、この0.5秒間に床面検出信号が与えら
れるか否かが判断され(ステップST4)、与えられな
ければ(ステップST4でNO)リレーR1を0.5秒
間だけオンとするので(ステップST5)、a接点R1
−aがオンとなり、電磁開閉器MC1がオンとなって、
シャッターカーテン1は上昇することになる。そして、
予め設定した時間が経過すると(ステップST6)、リ
レーR3を0.5秒間オンとしてb接点R3−bを遮断
することにより(ステップST7)、シャッターの上昇
を停止させる。
【0026】一方、障害物検出信号が受信された後、図
2に示した2つのマイクロスイッチ7aが共にオンとな
り床面検出信号が出力され、受信機9にてこの床面検出
信号が得られた時には(ステップST4でYES)、リ
レーR2を引き続きオン状態としておき、次回上昇信号
が入力されるまでの間オンを継続する(ステップST1
0、11)。即ち、シャッターカーテンが床面に達した
ときには、この位置にて停止させ、再度下降ボタンPB
3を押してもこれ以上下降動作しないように設定されて
いる。なお、障害物及び床面がともに検出されないとき
には(ステップST8でNO)、回避動作を行わない。
2に示した2つのマイクロスイッチ7aが共にオンとな
り床面検出信号が出力され、受信機9にてこの床面検出
信号が得られた時には(ステップST4でYES)、リ
レーR2を引き続きオン状態としておき、次回上昇信号
が入力されるまでの間オンを継続する(ステップST1
0、11)。即ち、シャッターカーテンが床面に達した
ときには、この位置にて停止させ、再度下降ボタンPB
3を押してもこれ以上下降動作しないように設定されて
いる。なお、障害物及び床面がともに検出されないとき
には(ステップST8でNO)、回避動作を行わない。
【0027】このようにして、本実施形態によれば、座
板3に取り付けられた複数個のマイクロスイッチのう
ち、少なくとも1つがオンとなったときには障害物との
接触を認識し、座板3の両端に配置されたマイクロスイ
ッチが共にオンとなったときには床面と接触したことを
認識する構成とされている。従って、シャッターの床面
に多少の凹凸が存在する場合でも、その両端部は座板と
確実に接触するので、床面との接触を確実に検出するこ
とができ、不要な回避動作を防止することができるよう
になる。
板3に取り付けられた複数個のマイクロスイッチのう
ち、少なくとも1つがオンとなったときには障害物との
接触を認識し、座板3の両端に配置されたマイクロスイ
ッチが共にオンとなったときには床面と接触したことを
認識する構成とされている。従って、シャッターの床面
に多少の凹凸が存在する場合でも、その両端部は座板と
確実に接触するので、床面との接触を確実に検出するこ
とができ、不要な回避動作を防止することができるよう
になる。
【0028】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。本実施形態は、図6に示すように床面6が平坦で
なく、凹凸を有する場合に極めて有用なものであり、ま
た、本実施形態では、座板3に取り付けられるマイクロ
スイッチ7及び送信機8の構成が異なるものであり、そ
の他の部分は同一であるので、同一符号を記してその説
明を省略する。図7は、座板3に配置されるマイクロス
イッチ7の接続構成を示す説明図であり、各マイクロス
イッチ7にはそれぞれ抵抗値の異なる抵抗R1〜R6が
接続され、全体が並列的に接続されている。従って、送
信器8に接続する配線数は2本のみとなる。また、各マ
イクロスイッチ7に取り付けられる抵抗R1〜R6はそ
れぞれ以下に示す(1)式で示される抵抗値を有してい
る。 Rn=C*2n-1 ……(1) (n=1〜6、Cは定数) 図8は、送信機8に搭載されるマイコン41と各マイク
ロスイッチ7との接続を示す説明図であり、同図に示す
ように、各マイクロスイッチ7は前記したそれぞれ抵抗
値の異なる抵抗R1〜R6と直列に接続されており、各
直列接続がそれぞれ並列に接続されて、一端がマイコン
31の端子「IN」に接続され、他端が可変抵抗VRを
介して端子「C」に接続されている。その他について
は、図4に示した構成と同様である。
する。本実施形態は、図6に示すように床面6が平坦で
なく、凹凸を有する場合に極めて有用なものであり、ま
た、本実施形態では、座板3に取り付けられるマイクロ
スイッチ7及び送信機8の構成が異なるものであり、そ
の他の部分は同一であるので、同一符号を記してその説
明を省略する。図7は、座板3に配置されるマイクロス
イッチ7の接続構成を示す説明図であり、各マイクロス
イッチ7にはそれぞれ抵抗値の異なる抵抗R1〜R6が
接続され、全体が並列的に接続されている。従って、送
信器8に接続する配線数は2本のみとなる。また、各マ
イクロスイッチ7に取り付けられる抵抗R1〜R6はそ
れぞれ以下に示す(1)式で示される抵抗値を有してい
る。 Rn=C*2n-1 ……(1) (n=1〜6、Cは定数) 図8は、送信機8に搭載されるマイコン41と各マイク
ロスイッチ7との接続を示す説明図であり、同図に示す
ように、各マイクロスイッチ7は前記したそれぞれ抵抗
値の異なる抵抗R1〜R6と直列に接続されており、各
直列接続がそれぞれ並列に接続されて、一端がマイコン
31の端子「IN」に接続され、他端が可変抵抗VRを
介して端子「C」に接続されている。その他について
は、図4に示した構成と同様である。
【0029】次に、本実施形態の動作について説明す
る。まず、初期設定として、シャッターカーテン1を下
降させて全閉状態とする。この時、図6に示したように
床面6は必ずしも平坦ではないので、全てのマイクロス
イッチ7がオンとなるとは限らない。従って、複数のマ
イクロスイッチ7のうちいくつかのマイクロスイッチ7
がオンとなるので、図8に示すマイコン41の端子「I
N」とグランドとの間には所定の抵抗をもって接続され
ることになる。そして、可変抵抗VRを調整して端子
「C」とグランドとの間の抵抗値が前記の抵抗値と同一
となるように設定する。このとき、各抵抗R1〜R6の
各抵抗値は前記した(1)式にて決定されているので、
端子「IN」とグランドとの間の抵抗値と、各マイクロ
スイッチ7のオン、オフ状態とは1対1に対応すること
になる。即ち、接点がオンとなるマイクロスイッチ7の
パターンが換われば必ず並列回路の抵抗値が異なること
になるので、逆に抵抗値がわかれば、どのマイクロスイ
ッチ7がオンとなっているかを識別することができる。
る。まず、初期設定として、シャッターカーテン1を下
降させて全閉状態とする。この時、図6に示したように
床面6は必ずしも平坦ではないので、全てのマイクロス
イッチ7がオンとなるとは限らない。従って、複数のマ
イクロスイッチ7のうちいくつかのマイクロスイッチ7
がオンとなるので、図8に示すマイコン41の端子「I
N」とグランドとの間には所定の抵抗をもって接続され
ることになる。そして、可変抵抗VRを調整して端子
「C」とグランドとの間の抵抗値が前記の抵抗値と同一
となるように設定する。このとき、各抵抗R1〜R6の
各抵抗値は前記した(1)式にて決定されているので、
端子「IN」とグランドとの間の抵抗値と、各マイクロ
スイッチ7のオン、オフ状態とは1対1に対応すること
になる。即ち、接点がオンとなるマイクロスイッチ7の
パターンが換われば必ず並列回路の抵抗値が異なること
になるので、逆に抵抗値がわかれば、どのマイクロスイ
ッチ7がオンとなっているかを識別することができる。
【0030】そして、マイコン41は各マイクロスイッ
チ7のうち少なくとも1つがオンとなったときに障害物
検出信号を出力し、並列回路の抵抗値が可変抵抗VRに
て設定されている抵抗値と同一となった場合には、床面
検出信号を出力する。そして、この検出信号は受信機9
側に送信され、図5に示した手順と同様の手順にて障害
物の回避動作を行う。
チ7のうち少なくとも1つがオンとなったときに障害物
検出信号を出力し、並列回路の抵抗値が可変抵抗VRに
て設定されている抵抗値と同一となった場合には、床面
検出信号を出力する。そして、この検出信号は受信機9
側に送信され、図5に示した手順と同様の手順にて障害
物の回避動作を行う。
【0031】このようにして、本実施形態によれば、シ
ャッター全閉時のマイクロスイッチ7のオン、オフ状態
のパターンを可変抵抗VRにて認識しておき、この抵抗
値と同一の抵抗値が得られたときには床面であることを
認識する構成となっているので、たとえ床面が平坦でな
くても確実に床面との接触を検出することができる。ま
た、座板3の各マイクロスイッチ7から送信機8までの
配線数が2本のみでよいので、配線の手間を軽減するこ
とができると共に配線スペースの省スペース化を図るこ
とができるようになる。
ャッター全閉時のマイクロスイッチ7のオン、オフ状態
のパターンを可変抵抗VRにて認識しておき、この抵抗
値と同一の抵抗値が得られたときには床面であることを
認識する構成となっているので、たとえ床面が平坦でな
くても確実に床面との接触を検出することができる。ま
た、座板3の各マイクロスイッチ7から送信機8までの
配線数が2本のみでよいので、配線の手間を軽減するこ
とができると共に配線スペースの省スペース化を図るこ
とができるようになる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
障害物及び床面との接触を確実に検出することができる
ようになるので、障害物と接触した場合には確実に回避
動作を行うことができ、床面と接触した場合にはこの位
置で確実に停止させることができるようになる。また、
従来のように、近接スイッチを使用しないので材質を考
慮する必要がない。更に、床面が平坦でなく凹凸がある
場合でも確実に床面を検出することができる。
障害物及び床面との接触を確実に検出することができる
ようになるので、障害物と接触した場合には確実に回避
動作を行うことができ、床面と接触した場合にはこの位
置で確実に停止させることができるようになる。また、
従来のように、近接スイッチを使用しないので材質を考
慮する必要がない。更に、床面が平坦でなく凹凸がある
場合でも確実に床面を検出することができる。
【図1】 本発明のシャッター用障害物検出装置が適用
されるシャッターの概略的な構成を示す説明図。
されるシャッターの概略的な構成を示す説明図。
【図2】 本発明の第1実施形態に係るマイクロスイッ
チ及び送信機の接続関係を示す説明図。
チ及び送信機の接続関係を示す説明図。
【図3】 本発明に係るシャッター用障害物検出装置の
電気配線図。
電気配線図。
【図4】 第1実施例に係る送信機とマイクロスイッチ
との接続関係を詳細に示す説明図。
との接続関係を詳細に示す説明図。
【図5】 本発明に係るシャッター用障害物検出装置の
動作を示すフローチャート。
動作を示すフローチャート。
【図6】 シャッターの床面に凹凸が存在する様子を示
す説明図。
す説明図。
【図7】 本発明の第2実施形態に係るマイクロスイッ
チ及び送信機の接続関係を示す説明図。
チ及び送信機の接続関係を示す説明図。
【図8】 第2実施例に係る送信機とマイクロスイッチ
との接続関係を詳細に示す説明図。
との接続関係を詳細に示す説明図。
【図9】 従来におけるシャッター用障害物検出装置の
構成を示す説明図。
構成を示す説明図。
【図10】 従来における送信機とマイクロスイッチと
の接続関係を示す説明図。
の接続関係を示す説明図。
1 シャッターカーテン 2 ガイドレール 3 座板 4 開閉機 5 シャッター制御機 6 床面 7 マイクロスイッチ 8 送信機 9 受信機 10 リミットスイッチ 11 押しボタン 21 マイコン回路 22,31,41 マイコン 23 電源 PB1 上昇ボタン PB2 停止ボタン PB3 下降ボタン MC1,MC2 電磁開閉機 M1 駆動モータ R1,R2,R3 リレー
Claims (4)
- 【請求項1】 シャッターカーテンの下端部に沿って配
置された長尺状の座板が障害物と接触した際に、この接
触を回避して安全を確保するシャッター用障害物検出装
置において、 前記座板の長手方向に沿って複数個配置され、障害物ま
たは床面との接触を検出するマイクロスイッチと、 前記座板に搭載され、前記各マイクロスイッチにて検出
された信号を送信する送信手段と、 シャッターの駆動回路側に搭載され、前記送信手段から
の信号を受信する受信手段と、 この受信手段からの受信信号に基づいてシャッターの駆
動回路を制御する制御回路と、 を有し、 前記送信手段は、シャッターカーテン下降中に、前記各
マイクロスイッチのうち少なくとも1つから検出信号が
得られたときには、障害物と接触したことを認識して障
害物検出信号を送信し、前記座板の両端部に配置された
マイクロスイッチから共に検出信号が得られたときに
は、床面と接触したことを認識して床面検出信号を送信
し、 前記制御回路は、障害物検出信号が得られたときには回
避動作を行い、床面検出信号が得られたときには、回避
動作を行わないことを特徴とするシャッター用障害物検
出装置。 - 【請求項2】 前記各マイクロスイッチのうち、両端に
配置されたものを抵抗を介して並列接続することにより
第1の並列回路を形成し、 両端以外に配置されたものを抵抗を介さずに並列接続し
て第2の並列回路を形成し、 前記送信手段は、前記第1の並列回路及び第2の並列回
路の導通状態により、両端のマイクロスイッチとその他
のマイクロスイッチのオン、オフ状態を識別して障害物
または床面との接触を判別し、障害物検出信号または床
面検出信号を送信することを特徴とする請求項1記載の
シャッター用障害物検出装置。 - 【請求項3】 シャッターカーテンの下端部に沿って配
置された長尺状の座板が障害物と接触した際に、この接
触を回避して安全を確保するシャッター用障害物検出装
置において、 前記座板の長手方向に複数個配置され、障害物または床
面との接触を検出するマイクロスイッチと、 前記座板に搭載され、前記各マイクロスイッチにて検出
された信号を送信する送信手段と、 シャッターの駆動回路側に搭載され、前記送信手段から
の信号を受信する受信手段と、 この受信手段からの受信信号に基づいてシャッターの駆
動回路を制御する制御回路と、 を有し、 前記送信手段は、座板が床面と接触したときの、前記各
マイクロスイッチのオン、オフ状態を記憶する記憶手段
を有し、シャッターカーテン下降時に前記各マイクロス
イッチのうち少なくとも1つから検出信号が得られたと
きには、障害物と接触したことを認識して障害物検出信
号を送信し、前記記憶されたオン、オフ状態と同一の検
出信号が得られたときには、床面と接触したことを認識
して床面検出信号を送信し、 前記制御回路は、障害物検出信号が得られたときには、
回避動作を行い、床面検出信号が得られたときには、回
避動作を行わないことを特徴とするシャッター用障害物
検出装置。 - 【請求項4】 前記マイクロスイッチは1番目からn番
目までのn個であり、n番目のマイクロスイッチにそれ
ぞれ抵抗値Rnが、Rn=C*2n-1 Ω(Cは定数)で示
される抵抗を接続してそれぞれを並列接続し、前記送信
手段はこの並列接続回路の導通状態により、各マイクロ
スイッチのオン、オフ状態を識別して障害物または床面
との接触を判別し、障害物検出信号または床面検出信号
を送信することを特徴とする請求項3記載のシャッター
用障害物検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20938396A JPH1037638A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | シャッター用障害物検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20938396A JPH1037638A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | シャッター用障害物検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1037638A true JPH1037638A (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16572011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20938396A Pending JPH1037638A (ja) | 1996-07-22 | 1996-07-22 | シャッター用障害物検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1037638A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006028823A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置 |
JP2006233570A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Sanwa Shutter Corp | 障害物検知装置 |
JP2006265820A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-10-05 | Sanwa Shutter Corp | 障害物検知装置 |
JP2007514484A (ja) * | 2003-12-17 | 2007-06-07 | ジュリウス ブルム ゲゼルシャフト エム.ビー.エイチ. | 可動家具部品 |
KR101115128B1 (ko) * | 2009-08-18 | 2012-02-24 | 대우조선해양 주식회사 | 조선용 블록 리프트 유압 동조 회로 및 동조 방법 |
-
1996
- 1996-07-22 JP JP20938396A patent/JPH1037638A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007514484A (ja) * | 2003-12-17 | 2007-06-07 | ジュリウス ブルム ゲゼルシャフト エム.ビー.エイチ. | 可動家具部品 |
JP2006028823A (ja) * | 2004-07-14 | 2006-02-02 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉装置 |
JP2006233570A (ja) * | 2005-02-24 | 2006-09-07 | Sanwa Shutter Corp | 障害物検知装置 |
JP4577563B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2010-11-10 | 三和シヤッター工業株式会社 | 障害物検知装置 |
JP2006265820A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-10-05 | Sanwa Shutter Corp | 障害物検知装置 |
JP4596317B2 (ja) * | 2005-02-25 | 2010-12-08 | 三和シヤッター工業株式会社 | 障害物検知装置 |
KR101115128B1 (ko) * | 2009-08-18 | 2012-02-24 | 대우조선해양 주식회사 | 조선용 블록 리프트 유압 동조 회로 및 동조 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0579727B1 (en) | Garage door operator safety apparatus | |
US8648695B2 (en) | Apparatus and method for operating devices based upon vehicle detection for use with a movable barrier | |
USRE44816E1 (en) | Barrier movement operator including time to close feature | |
CA2680903C (en) | System and method for control of multiple barrier operators | |
US20040012483A1 (en) | Automatic barrier operator system | |
US6046562A (en) | Security system for automatic door | |
WO2003071365A2 (en) | Barrier movement safety control apparatus | |
JP2006509134A (ja) | 可動バリアの位置の信号を送り且つその位置を確実にするための装置及び方法 | |
CA1167551A (en) | Door operation control apparatus | |
US5510686A (en) | Automated garage door closer | |
EP0497692B1 (en) | Wiring error detector for a door operator | |
US7994896B2 (en) | System and method for operating a moveable barrier using a loop detector | |
JPH1037638A (ja) | シャッター用障害物検出装置 | |
AU2003245511B2 (en) | Barrier movement control for mid-travel barrier movement start | |
US4367470A (en) | Door operation control apparatus | |
US6737821B1 (en) | Barrier operator with fault control | |
CA2544181C (en) | Drive motor reversal for a barrier operator or the like | |
JPH01187284A (ja) | 上下動開閉体電動開閉装置 | |
EP0501858B1 (en) | Fail safe obstruction detector for door openers | |
JP7554639B2 (ja) | 自動ドア、電子機器、自動ドアの稼働方法、自動ドアの稼働プログラム | |
JP3403995B2 (ja) | 自動開閉装置 | |
JPH0329520Y2 (ja) | ||
JPH108863A (ja) | シャッター用障害物検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050223 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |