JPH11121192A - X線発生装置 - Google Patents

X線発生装置

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JPH11121192A
JPH11121192A JP9282135A JP28213597A JPH11121192A JP H11121192 A JPH11121192 A JP H11121192A JP 9282135 A JP9282135 A JP 9282135A JP 28213597 A JP28213597 A JP 28213597A JP H11121192 A JPH11121192 A JP H11121192A
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Eisaku Nakamura
栄作 中村
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Rigaku Denki Co Ltd
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RIGAKU DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で、開閉シャッタを駆動する電動
アクチュエータへの通電状態と開閉スイッチの状態とに
基づき、開閉シャッタの動作異常を的確に検出できるよ
うにして、安全面での信頼性を向上させる。 【解決手段】 開閉シャッタ駆動用のソレノイド4を作
動させる通電回路10にダイオード素子12を直列に挿
入するとともに、このダイオード素子12の両端にフォ
トカプラ13を接続する。通電回路10に電流が流れる
と、ダイオード素子12には順電流−順電圧特性に応じ
た順電圧Vfが生じ、この順電圧Vfによってフォトカ
プラ13がONとなり、検出信号を出力する。この検出
信号をもって、ソレノイド4を作動させる通電回路10
を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装置本体に設け
られたX線取出窓を開閉する開閉シャッタを備えたX線
発生装置に関し、特に開閉シャッタの動作を監視して安
全性を高めるための保安システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線回折装置等の分析機器に利用される
X線発生装置は、装置本体の内部で発生したX線を所定
の方向へ取り出すために、X線取出窓を備えている。一
般に、このX線取出窓には開閉シャッタが設けてあり、
同シャッタの開閉により、必要なときのみX線を透過さ
せ、それ以外はX線を遮蔽している。開閉シャッタは、
ソレノイド等の電動アクチュエータによって駆動され、
X線取出窓を開閉する構成となっているが、その開閉動
作が適正に行なわれない場合、X線の漏れ出しによる不
測の弊害を引き起こしてしまう危険がある。このため、
X線発生装置には、開閉シャッタの状態を監視するため
の保安システムが併設されている。
【0003】従来のこの種の保安システムは、開閉シャ
ッタの開放位置および閉塞位置のそれぞれにマイクロス
イッチ等の検出スイッチを設置しておき、該検出スイッ
チからの検出信号により開閉シャッタの状態を判別する
構成となっていた。例えば、開放位置に設けてある検出
スイッチから検出信号が送られているときは、開閉シャ
ッタが開放していると判断され、一方、閉塞位置に設け
てある検出スイッチから検出信号が送られているとき
は、開閉シャッタが閉塞状態にあると判断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、開閉シ
ャッタの故障等に起因して、電動アクチュエータが通電
状態にもかかわらず、開閉シャッタが閉塞状態のままで
あったり、逆に電動アクチュエータへの通電を停止した
にもかかわらず、開閉シャッタが開放状態のままであっ
たりした場合、X線分析を適正に行なえなかったり、あ
るいはX線の放出による不測の事故が生じたりするおそ
れがある。
【0005】そこで、このような不測の事故や弊害をも
未然に防止できる信頼性の高い保安システムを実現すべ
く、本発明者は鋭意検討を重ね、本発明を完成するに至
った。すなわち、この発明は、開閉シャッタを駆動する
電動アクチュエータへの通電状態と開閉スイッチの状態
とに基づき、開閉シャッタの動作異常を的確に検出でき
るようにして、安全面での信頼性を向上させることを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明は、装置本体に設けられたX線取出窓を開閉
する開閉シャッタを備えたX線発生装置において、開閉
シャッタを駆動する電動アクチュエータと、電動アクチ
ュエータの通電回路へ直列に挿入したダイオード素子
と、このダイオード素子に生じた順電圧を検出する通電
検出手段と、を備えている。
【0007】ダイオード素子は、微弱な順電流が流れた
だけで高出力の順電圧を生じさせる特性(順電流−順電
圧特性)を有している。したがって、電動アクチュエー
タに流れる電流が微弱であっても高出力の電圧に変換さ
せることができる。その結果、通電検出手段は、該ダイ
オード素子に生じた順電圧を、増幅させることなく検出
することができ、それにより電動アクチュエータへの通
電の有無を確実に検出することができる。
【0008】この構成によれば、ダイオード素子に生じ
た順電圧を増幅させること無く検出が可能であるため、
高価格な増幅器を挿入する必要がなく、簡易かつ低コス
トに製作できるという利点もある
【0009】また、ダイオード素子の順電流−順電圧特
性は、順電流の広範囲にわたり、順電圧があまり変化す
ることなく高い値を示すことが知られている。本発明
は、このようなダイオード素子の順電流−順電圧特性を
利用しているので、電動アクチュエータの通電回路に流
れる電流値が異なる各種定格のX線発生装置に、共通の
仕様で適用することができ、汎用性が高い。
【0010】また通電検出手段を、ダイオード素子に生
じた順電圧の印加により発光するフォトカプラとするこ
とにより、通電回路と通電検出手段とを電気的に絶縁す
ることができる。これにより、通電回路の異常から通電
検出手段を保護し、一層信頼性を高めることが可能とな
る。
【0011】また、上記の構成に加え、開閉シャッタの
開閉状態を検出する開閉検出手段と、この開閉検出手段
からの検出信号と通電検出手段からの検出信号とに基づ
き、各検出信号が正常を示しているときに正常と判別
し、いずれか一方の検出信号が異常を示しているとき異
常と判別する判別手段と、を備えるようにしてもよい。
この構成により、電動アクチュエータへの通電回路の異
常をも含め、開閉シャッタの動作異常を自動的に検出で
きるようになる。
【0012】なお、電動アクチュエータの通電状態が切
り替わる時間と、電動アクチュエータによる開閉シャッ
タの動作が完了する時間と、の間にはタイムラグがある
ため、通電検出手段からの検出信号が先に切り替わり、
その後、一定の時間遅れをもって開閉検出手段からの検
出信号が切り替わることになる。ゆえに、開閉検出手段
からの検出信号が切り替わる間は、判別手段による判別
結果が、常に異常となるおそれがある。
【0013】そこで、上記判別手段を備えた構成とする
場合は、通電検出手段と判別手段との間に、通電検出手
段から送出された検出信号を一定の時間遅延させて判別
手段に送る遅延手段を設けることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。まず、図5を参照
して、X線発生装置のX線取出窓に設けられた開閉シャ
ッタと、その開閉状態を検出する検出スイッチについて
説明する。なお、同図(a)はX線取出窓の開放状態、
同図(b)は開閉シャッタの動作途中の状態、同図
(c)はX線取出窓の閉塞状態を示している。
【0015】同図に示すようにX線発生装置本体1に
は、内部で発生したX線を所定方向に取り出すためのX
線取出窓2が設けてある。開閉シャッタ3は、電動アク
チュエータであるソレノイド4の駆動ロッド4aに取り
付けてあり、ソレノイド4によって図示左右方向に駆動
され、X線取出窓2を開閉する。この実施形態では、ソ
レノイド4は通電により駆動ロッド4aを吸引して開閉
シャッタ3を図示右方向に駆動する構成となっている。
この駆動により、X線取出窓2は開放される。つまり、
開閉シャッタ3はソレノイド4の通電により、X線取出
窓2の開放動作を行なう。
【0016】また、ソレノイド4の通電を停止すると、
駆動ロッド4aの吸引状態が解除される。このとき、駆
動ロッド4aはコイルばね等の付勢手段5により図示左
方向に移動する。この移動に伴い開閉シャッタ3も図示
左方向に移動して、X線取出窓2を閉塞する。つまり、
開閉シャッタ3はソレノイド4の通電停止により、X線
取出窓2の開放動作を行なう。
【0017】開閉シャッタ3のX線取出窓2に対する開
放位置には、開放状態検出スイッチ6が設けてあり、ま
た閉塞位置には閉塞状態検出スイッチ7が設けてある。
これら各検出スイッチ6,7としては、各種の物体検出
センサを用いることができる。なお、この実施形態では
マイクロスイッチを用いている。
【0018】開閉シャッタ3は開放位置まで移動する
と、開放状態検出スイッチ6の検出子に接触する(図5
(a)参照)。このとき、同検出スイッチ6からは、X
線取出窓2の開放を示す検出信号が出力される。一方、
開閉シャッタ3は閉塞位置まで移動すると、閉塞状態検
出スイッチ7の検出子に接触する(図5(c)参照)。
このとき、同検出スイッチ7からは、X線取出窓2の閉
塞を示す検出信号が出力される。
【0019】図1は、この発明を適用したX線発生装置
の保安システムに係る実施形態を示す回路図である。ソ
レノイド4は、通電回路10に直列に接続してある。通
電回路10には通電スイッチ11が挿入してあり、同ス
イッチ11をONしたとき通電回路10に直流電流(ソ
レノイド4電流Vf)が流れ、ソレノイド4は開閉シャ
ッタ3を開放位置へ移動させる(図5(a)参照)。一
方、通電スイッチ11をOFFにしたときソレノイド4
への通電が停止し、ソレノイド4は開閉シャッタ3を閉
塞位置へ移動させる(図5(c)参照)。
【0020】通電回路10には、ダイオード素子12が
直列に挿入してある。ダイオード素子12は、図2に示
すような順電流−順電圧特性を有している。すなわち、
ダイオード素子12に順電流If(図1の通電回路10
では、ソレノイド4電流)が流れると、大きな順電圧V
fが生じる。この順電圧Vfは、順電流Ifが微弱であ
っても大きな値を示す。しかも、順電圧Vfは順電流I
fが変化しても大きな変化を示さないという特性があ
る。この発明は、ダイオード素子12のこのような順電
流−順電圧特性を利用し、ソレノイド4の通電状態を簡
易な構成で検出するようにしてある。
【0021】ダイオード素子12の両端には、フォトカ
プラ13が接続してある。フォトカプラ13は、ダイオ
ード素子12に発生した順電圧Vfの印加により入力側
の発光ダイオード13aが発光し、その光を受光して出
力側に設けたフォトトランジスタ13bがONとなり、
出力側の電圧Voが変化する構成となっている。このフ
ォトカプラ13の入力側と出力側とは、電気的に絶縁さ
れているため、入力側に接続された通電回路10に異常
が生じても、その影響を出力側に伝えることはない。
【0022】また、単一のダイオード素子12に生じる
順電圧Vfだけでは、フォトカプラ13が作動しない
(発光ダイオード13aが発光しない)ような場合は、
図3に示すように複数個のダイオード素子12を直列に
つなげたダイオード直列回路120を、通電回路10へ
直列に挿入することもできる。このダイオード直列回路
120の両端には、各ダイオード素子12に生じた順電
圧Vfが加算された大きな順電圧が生じるため、フォト
カプラ13を確実に作動させることが可能となる。
【0023】なお、既述したように、順電圧Vfは順電
流Ifが変化しても大きな変化を示さないので、定格電
流の異なるソレノイド4の通電回路10にも、同じ構成
でそのまま適用することができる。
【0024】通電回路10にソレノイド電流(順電流I
f)が流れると、ダイオード素子12に順電圧Vfが生
じ、その順電圧Vfによりフォトカプラ13がONとな
り、その出力側の電圧Voが変化する。この電圧変化を
検出することにより、ソレノイド4への通電状態を検出
することができる。一方、通電回路10が遮断される
と、ダイオード素子12にソレノイド電流(順電流I
f)が流れなくなるので、ダイオード素子12の順電圧
Vfが零となり、その結果、フォトカプラ13がOFF
となり、その出力側の電圧Voも変化する。この電圧変
化を検出することにより、ソレノイド4への通電停止を
検出することができる。
【0025】図4は、この発明を適用したX線発生装置
の保安システムに係る実施形態を、更に具体的に示す回
路図である。なお、図4において、先に示した図3およ
び図1と同一部分には同一符号を付してある。この実施
形態では、フォトカプラ13の出力と、X線発生装置本
体1に設けた閉塞状態検出スイッチ7および開放状態検
出スイッチ6の出力と、に基づき開閉シャッタ3の動作
異常を自動的に検出する判別回路20が設けてある。こ
の判別回路20は、第1のAND回路21、第2のAN
D回路22、NOT回路23、およびOR回路24によ
って構成してある。
【0026】第1のAND回路21の入力aには、フォ
トカプラ13からの検出信号が送られてくる。この実施
形態では、フォトカプラ13の出力側に常時プラスの電
圧+Vcが印加してあり、フォトカプラ13がOFFの
とき、第1のAND回路21の入力aにはハイレベルの
検出信号(出力電圧)Hが送られてくる。一方、フォト
カプラ13がONのときは、第1のAND回路21の入
力aにはローレベルの検出信号(出力電圧)Lが送られ
てくる。
【0027】第2のAND回路22の入力aには、NO
T回路23を介してフォトカプラ13からの検出信号が
送られてくる。すなわち、フォトカプラ13がOFFの
とき、第2のAND回路22の入力aにはNOT回路2
3で反転されたローレベルの検出信号(出力電圧)Lが
送られてくる。一方、フォトカプラ13がONのとき
は、第2のAND回路22の入力aにはNOT回路23
で反転されたハイレベルの検出信号(出力電圧)Hが送
られてくる。
【0028】また、第1のAND回路21の入力bに
は、閉塞状態検出スイッチ7からの検出信号が送られて
くる。この実施形態では、閉塞状態検出スイッチ7の出
力側に常時プラスの電圧+Vcが印加してあり、閉塞状
態検出スイッチ7がOFFのとき、第1のAND回路の
入力bにはハイレベルの検出信号Hが送られてくる。一
方、閉塞状態検出スイッチ7がONのときは、第1のA
ND回路21の入力aにはローレベルの検出信号Lが送
られてくる。
【0029】第2のAND回路22の入力bには、開放
状態検出スイッチ6からの検出信号が送られてくる。こ
の実施形態では、開放状態検出スイッチ6の出力側に常
時プラスの電圧+Vcが印加してあり、開放状態検出ス
イッチ6がOFFのとき、第2のAND回路22の入力
bにはハイレベルの検出信号Hが送られてくる。一方、
開放状態検出スイッチ6がONのときは、第2のAND
回路22の入力aにはローレベルの検出信号Lが送られ
てくる。
【0030】OR回路24は、各AND回路からの出力
をそれぞれ入力し、それらの論理和を出力する。本実施
形態では、このOR回路24の出力により、開閉シャッ
タ3の動作異常を自動的に検出する。
【0031】ところで、通電回路10に挿入してある通
電スイッチ11が切り替わると、それに伴いフォトカプ
ラ13からの検出信号は速やかに切り替わるが、開放状
態検出スイッチ6または閉塞状態検出スイッチ7から検
出信号は、開閉シャッタ3の動作時間だけ切り替わりが
遅延する。このため、開放状態検出スイッチ6または閉
塞状態検出スイッチ7からの検出信号が切り替わるまで
の間、判別手段による判別結果が、常に異常を示すおそ
れがある。
【0032】そこでこの実施形態では、第1,第2のA
ND回路21,22とフォトカプラ13との間に、遅延
回路26を挿入し、フォトカプラ13からの検出信号を
一定の時間遅延させて各AND回路21,22に送出す
るようにしてある。この遅延回路26によって、フォト
カプラ13からの検出信号の出力タイミングを、開放状
態検出スイッチ6または閉塞状態検出スイッチ7からの
検出信号の出力タイミングに合わせることで、上記のよ
うな切り替わり時点における判別結果の混乱を回避する
ことができる。
【0033】次に、図4に示したX線発生装置の保安シ
ステムによる開閉シャッタ3の動作検出例を具体的に説
明する。
【0034】開閉シャッタが正常に開放動作する場合 通電スイッチ11をONにすると通電回路10が閉じ、
ダイオード素子12に順電流Ifが流れて順電圧Vfが
生じる。この順電圧Vfによりフォトカプラ13がON
となり、ローレベルの検出信号Lが遅延回路26を介し
て第1のAND回路21の入力aおよびNOT回路23
に出力される。NOT回路23は、入力したローレベル
の検出信号Lをハイレベルの検出信号Hに反転して、第
2のAND回路22の入力aに出力する。
【0035】また、通電スイッチ11をONすることに
より、ソレノイド4が通電し開閉シャッタ3を開放位置
の方向へ駆動する。そして、開閉シャッタ3が閉塞位置
を離間すると、閉塞状態検出スイッチ7がOFFとな
り、同スイッチ7からハイレベル検出信号Hが、第1の
AND回路21の入力bに出力される。続いて、開閉シ
ャッタ3が開放位置に到達すると、開放状態検出スイッ
チ6がONとなり、同スイッチ6からローレベルの検出
信号Lが、第2のAND回路22の入力bに出力され
る。
【0036】入力aにローレベルの検出信号Lを入力す
るとともに、入力bにハイレベルの検出信号Hを入力し
た第1のAND回路21は、ローレベルの信号LをOR
回路24の入力aに出力する。一方、第2のAND回路
22は、入力aにハイレベルの検出信号Hを入力すると
ともに、入力bにローレベルの検出信号Lを入力するた
め、ローレベルの信号LをOR回路24の入力bに出力
する。
【0037】その結果、OR回路24はローレベルの信
号Lを出力する。この実施形態では、OR回路24から
ローレベルの信号Lが出力されたときを「正常」、ハイ
レベルの信号Hが出力されたときを「異常」として判定
している。すなわち、上記の動作では、OR回路24か
らローレベルの信号Lが出力されたので、開閉シャッタ
3の開放動作が正常に行なわれたと判定される。
【0038】開閉シャッタの開放動作に異常が生じた場
通電スイッチ11をONにして通電回路10が正常に閉
じた場合は、上記開閉シャッタ3が正常に開放動作する
場合と同様に、フォトカプラ13から第1のAND回路
21の入力aにローレベルの検出信号Lが出力されると
ともに、第2のAND回路22の入力aには、NOT回
路23を介してハイレベルの検出信号Hが出力される。
一方、開閉シャッタ3の開放動作に異常が生じ、同シャ
ッタ3が開かなかった場合は、閉塞状態検出スイッチ7
がONのままとなり、同スイッチ7からローレベルの検
出信号Lが、第1のAND回路21の入力bに出力され
る。
【0039】また、開放状態検出スイッチ6はOFFの
ままとなり、同スイッチ6からハイレベルの検出信号H
が、第2のAND回路22の入力bに出力される。入力
aにローレベルの検出信号Lを入力するとともに、入力
bにローレベルの検出信号Lを入力した第1のAND回
路21は、ローレベルの信号LをOR回路24の入力a
に出力する。一方、第2のAND回路22は、入力aに
ハイレベルの検出信号Hを入力するとともに、入力bに
もハイレベルの検出信号Hを入力するため、ハイレベル
の信号HをOR回路24の入力bに出力する。その結
果、OR回路24は、異常を示すハイレベルの信号Hを
出力する。
【0040】開閉シャッタが正常に閉塞動作する場合 通電スイッチ11をOFFにすると通電回路10が開
き、ダイオード素子12に順電流Ifが流れなくなり、
順電圧Vfも消滅する。したがって、フォトカプラ13
がOFFとなり、ハイレベルの検出信号Hが遅延回路2
6を介して第1のAND回路21の入力aおよびNOT
回路23に出力される。NOT回路23は、入力したハ
イレベルの検出信号Hをローレベルの検出信号Lに反転
して、第2のAND回路22の入力aに出力する。
【0041】また、通電スイッチ11をOFFすること
により、ソレノイド4への通電が停止し、開閉シャッタ
3を閉塞位置の方向へ駆動する。そして、開閉シャッタ
3が開放位置を離間すると、開放状態検出スイッチ6が
OFFとなり、同スイッチ6からハイレベル検出信号H
が、第2のAND回路22の入力bに出力される。続い
て、開閉シャッタ3が閉塞位置に到達すると、閉塞状態
検出スイッチ7がONとなり、同スイッチ7からローレ
ベルの検出信号Lが、第1のAND回路21の入力bに
出力される。
【0042】入力aにハイレベルの検出信号Hを入力す
るとともに、入力bにローレベルの検出信号Lを入力し
た第1のAND回路21は、ローレベルの信号LをOR
回路24の入力aに出力する。一方、第2のAND回路
22は、入力aにローレベルの検出信号Lを入力すると
ともに、入力bにハイレベルの検出信号Hを入力するた
め、ローレベルの信号LをOR回路24の入力bに出力
する。その結果、OR回路24は正常を示すローレベル
の信号Lを出力する。
【0043】開閉シャッタの閉塞動作に異常が生じた場
通電スイッチ11をOFFにして通電回路10が正常に
開いた場合は、上記開閉シャッタ3が正常に閉塞動作す
る場合と同様に、フォトカプラ13から第1のAND回
路21の入力aにハイレベルの検出信号Hが出力される
とともに、第2のAND回路22の入力aには、NOT
回路23を介してローレベルの検出信号Lが出力され
る。一方、開閉シャッタ3の開放動作に異常が生じ、同
シャッタが閉じなかった場合は、開放状態検出スイッチ
6がONのままとなり、同スイッチ6からローレベルの
検出信号Lが、第2のAND回路22の入力bに出力さ
れる。
【0044】また、閉塞状態検出スイッチ7はOFFの
ままとなり、同スイッチ7からハイレベルの検出信号H
が、第1のAND回路21の入力bに出力される。入力
aにハイレベルの検出信号Hを入力するとともに、入力
bにもハイレベルの検出信号Hを入力した第1のAND
回路21は、ハイレベルの信号HをOR回路24の入力
aに出力する。一方、第2のAND回路22は、入力a
にローレベルの検出信号Lを入力するとともに、入力b
にもローレベルの検出信号Lを入力するため、ローレベ
ルの信号LをOR回路24の入力bに出力する。その結
果、OR回路24は、異常を示すハイレベルの信号Hを
出力する。
【0045】開閉シャッタが開放位置にあるとき通電異
常が生じた場合 開閉シャッタ3が開放位置にあるときは、閉塞状態検出
スイッチ7から第1のAND回路21の入力bへハイレ
ベルの検出信号Hが出力されるとともに、開放状態検出
スイッチ6から第2のAND回路22の入力bへローレ
ベルの検出信号Lが出力されている。このとき、通電回
路10に異常が生じ、通電回路10に電流が流れなくな
った場合は、ダイオード素子12にも順電流Ifが流れ
ず順電圧Vfが消滅する。したがって、フォトカプラ1
3がOFFとなり、ハイレベルの検出信号Hが遅延回路
26を介して第1のAND回路21の入力aおよびNO
T回路23に出力されることになる。NOT回路23
は、入力したハイレベルの検出信号Hをローレベルの検
出信号Lに反転して、第2のAND回路22の入力aに
出力する。
【0046】入力aにハイレベルの検出信号Hを入力す
るとともに、入力bにハイレベルの検出信号Hを入力し
た第1のAND回路21は、ハイレベルの信号HをOR
回路24の入力aに出力する。一方、第2のAND回路
22は、入力aにローレベルの検出信号Lを入力すると
ともに、入力bにローレベルの検出信号Lを入力するた
め、ローレベルの信号LをOR回路24の入力bに出力
する。その結果、OR回路24は異常を示すハイレベル
の信号Hを出力する。
【0047】開閉シャッタが閉塞位置にあるとき通電異
常が生じた場合 開閉シャッタ3が閉塞位置にあるときは、閉塞状態検出
スイッチ7から第1のAND回路21の入力bへローレ
ベルの検出信号Lが出力されるとともに、開放状態検出
スイッチ6から第2のAND回路22の入力bへハイレ
ベルの検出信号Hが出力されている。このとき、通電回
路10に異常が生じ、通電回路10が閉じた場合は、ダ
イオード素子12に順電流Ifが流れ、順電圧Vfが生
じる。したがって、フォトカプラ13がONとなり、ロ
ーレベルの検出信号Lが遅延回路26を介して第1のA
ND回路21の入力aおよびNOT回路23に出力され
ることになる。NOT回路23は、入力したローレベル
の検出信号Lをハイレベルの検出信号Hに反転して、第
2のAND回路22の入力aに出力する。
【0048】入力aにローレベルの検出信号Lを入力す
るとともに、入力bにローレベルの検出信号Lを入力し
た第1のAND回路21は、ローレベルの信号LをOR
回路24の入力aに出力する。一方、第2のAND回路
22は、入力aにハイレベルの検出信号Hを入力すると
ともに、入力bにもハイレベルの検出信号Hを入力する
ため、ハイレベルの信号HをOR回路24の入力bに出
力する。その結果、OR回路24は異常を示すハイレベ
ルの信号Hを出力する。このように、本実施形態では、
通電回路10の異常に関しても的確に検出することがで
きる。
【0049】なお、この発明は上述した実施形態に限定
されるものではない。例えば、上述した実施形態では、
ソレノイドが通電したとき開閉シャッタが開放動作をす
る構造となっていたが、逆にソレノイドが通電したとき
開閉シャッタが閉塞動作をする構造のX線発生装置であ
っても、この発明を適用することができる。
【0050】
【実施例】図6はロータリー式の開閉シャッタを備えた
X線発生装置に図1に示した回路を組み込んだ場合の実
施例を示している。同図(a)はダイオード素子12に
流れる順電流Ifの検出データ、同図(b)はダイオー
ド素子12に生じた順電圧Vfの検出データ、同図
(c)はフォトカプラ13の出力電圧Voの検出データ
である。通電回路10をOFFからONに切り替えたと
き、ダイオード素子12に同図(a)に示すようなほぼ
一定の順電流Ifが流れた。このときダイオード素子1
2には、同図(b)に示すようなほぼ一定の順電圧Va
が生じ、フォトカプラ13の出力電圧Voが同図(c)
に示すように低下した。
【0051】また、図7は直動式の開閉シャッタを備え
たX線発生装置に図1に示した回路を組み込んだ場合の
実施例を示している。同図おいても、(a)はダイオー
ド素子12に流れる順電流Ifの検出データ、(b)は
ダイオード素子12に生じた順電圧Vfの検出データ、
(c)はフォトカプラ13の出力電圧Voの検出データ
をそれぞれ示している。通電回路10をOFFからON
に切り替えたとき、同図(a)に示すように開閉シャッ
タ3の駆動が続く間、ダイオード素子12には大きな順
電流Ifが流れ、その後、開閉シャッタ3が開放位置で
停止すると、順電流Ifの値は低下した。
【0052】しかし、このような順電流Ifの変化があ
っても、ダイオード素子12には、同図(b)に示すよ
うなほぼ一定の順電圧Vaが生じ、フォトカプラ13の
出力電圧Voが同図(c)に示すように低下した。これ
により、通電回路10の状態をフォトカプラ13の出力
電圧Voによって的確に検出できることがわかる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、開閉シャッタを駆動する電動アクチ
ュエータへの通電状態と開閉スイッチの状態とに基づ
き、開閉シャッタの動作異常を的確に検出できるように
して、安全面での信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用したX線発生装置の保安システ
ムに係る実施形態を示す回路図である。
【図2】ダイオード素子の順電流−順電圧特性の例を示
す図である。
【図3】ダイオード直列回路を示す図である。
【図4】この発明を適用したX線発生装置の保安システ
ムに係る実施形態を更に具体的に示す回路図である。
【図5】開閉シャッタとその開閉状態を検出する検出ス
イッチを示す構成図である。
【図6】ロータリー式の開閉シャッタを備えたX線発生
装置に図1に示した回路を組み込んだ場合の実施例を示
す図である。
【図7】直動式の開閉シャッタを備えたX線発生装置に
図1に示した回路を組み込んだ場合の実施例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1:X線発生装置本体 2:X線取出窓 3:開閉シャッタ 4:ソレノイド 6:開放状態検出スイッチ 7:閉塞状態検出スイッチ 10:通電回路 11:通電スイッチ 12:ダイオード素子 13:フォトカプラ 20:判別回路 21:第1のAND回路 22:第2のAND回路 23:NOT回路 24:OR回路 26:遅延回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に設けられたX線取出窓を開閉
    する開閉シャッタを備えたX線発生装置において、 前記開閉シャッタを駆動する電動アクチュエータと、 前記電動アクチュエータの通電回路へ直列に挿入したダ
    イオード素子と、 このダイオード素子に生じた順電圧を検出する通電検出
    手段と、 を備えたことを特徴とするX線発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のX線発生装置において、 前記通電検出手段は、前記ダイオード素子によって生じ
    た順電圧の印加により発光するフォトカプラであること
    を特徴とするX線発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のX線発生装置に
    おいて、 前記開閉シャッタの開閉状態を検出する開閉検出手段
    と、 この開閉検出手段からの検出信号と前記通電検出手段か
    らの検出信号とに基づき、各検出信号が正常を示してい
    るときに正常と判別し、いずれか一方の検出信号が異常
    を示しているとき異常と判別する判別手段と、 を備えたことを特徴とするX線発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のX線発生装置において、 前記通電検出手段と前記判別手段との間に、通電検出手
    段から送出された検出信号を一定の時間遅延させて前記
    判別手段に送る遅延手段を設けたことを特徴とするX線
    発生装置。
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