JPS6343081A - 電磁弁の動作状態監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、流体を電気的に制御する場合に用いられる電
磁弁が正常な作動状態だあるか否かをチエツクする電磁
弁の動作状態監視装置に関する。

〔従来の技術〕

電磁弁を駆動する電気的回路は１通常、電磁弁に駆動電
流を供給する電源、および前記駆動電流の供給、遮断を
行う開閉手段により構成されている。この開閉手段の操
作により電磁弁が駆動され。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記電磁弁を使用する機械、装置において、Ｔ：。

磁弁が断線していたり、又は電磁弁にスティック（［磁
弁が励磁されてもコアが作動しない状態）が生じていた
りすると、上記機械、装置に所期の動作を実行させるこ
とができず、場合によっては危険を生じるおそれもあっ
た。又０機械、装置が所期の動作を行わない原因が電磁
弁にあることを発見するまでには、しばしば多くの手間
と時間を一要していた。

本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、を磁
弁が正常に動作するか否かをチエツクすることかできる
電磁弁の動作状態監視装置を提供するにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため１本発明は、を磁弁に電源電
流が供給されたとき、この電磁弁に流れる電流を検出す
る電流検出器と、この電流検出器で検出された電流の時
間的な変化に基づいて電磁弁が正常に動作するか否かを
判断する判定手段とを設けたことを特徴とする。

〔作用〕

電磁弁に電流が供給されたとき、電磁弁に流れる電流は
直ちに電流検出器により検出され、電流検出器からはこ
れに応じた信号が出力される１１１電子段はこの信号を
入力し１時間の経過とともに電流値がどのように変化す
るかを監視し、その結果により電磁弁の正常、異常を判
断する。

〔実施例〕

以下１本発明を図示の実施例に基づいて説明する。

第１図は本発明の実施例忙係る電磁弁の動作状態監視装
置のブロック図である、図で、１は電磁弁、２は電磁弁
ｌに電流を供給する電源、３は電磁弁１への電流の供給
、遮断を制御するトランジスタである。、４は電磁弁ｌ
を流ねる電流を検出する電流検出器、５はトランジスタ
３の導通、遮断を制御するとともに電流検出器４の信号
を入力して１ｔｆｆｉ弁１の異常の有無を判断するマイ
クロコンピュータ、６は表示器である。

次に１本実施例の動作を第２図（ａ）〜ｆｃ）に示す電
磁弁の電流特性図を参照しながら説明する。まず。

第２図（ａ）に示す特性図を説明するｔ、第２図（ａ）
では。

横軸に時間、縦軸に電流値がとっである。、電磁弁ｌに
電流が供給されると、供給開始後１時刻ｔ、までは電流
が増大する。時刻ｔ、に至り電流が電磁弁ｌのコアを駆
動するのく充分な励磁電流に達すると、コアが駆動され
、当該コアが動くことにより電磁弁１のコイルに逆起電
力が生じ、このため電流は一旦低下する。時刻ｔ、に至
って電流は再び上昇を開始し０時刻ｔ、に至って定常電
流となる。このように、を磁弁１が正常であれば電流値
は定常値に達するまでの上昇過程〈おいて必ず一旦下降
する。

第２図（ｂ）はスティックが生じている場合の電流特性
、＠３図（ｃ）は断線がある場合の電流特性を示し、い
ずれも横軸に時間、縦軸に電流がとっである。スティッ
クが生じている場合、電磁弁１に電流を供給してもコア
は動かないので、逆起電力も発生せず、したがって、電
流値は一旦低下することなく第２図（ｂ）に示すように
上昇を続は定常値に達する。又、断線がある場合、当然
ながら第２図ｉｃ）に示すように電磁弁１には電流は流
れない。

さて、第１図に示す装置におい【、マイクロコンピュー
タ５に電磁弁１の駆動指令が人力されると、マイクロコ
ンピュータ５はトランジスタ３に信号を出力してこれを
導通状態とする。これにより、′！［磁弁１にはトラン
ジスタ３を介して電流が流れ、この電流値は電流検出器
４により検出される。マイクロコンピュータ５はこの電
流値をとり込んでゆき、前回とり込んだ値と今回とり込
んだ値とを比較し、ｖｔ電流値所定の定常値となる前に
。

今回とり込んだ値が前回とり込んだ値より低いか否かを
みる。もし、今回とり込んだ値が前回とり込んだ値より
低くなる現象が検出されれば、を流値は第２図（ａｌＫ
示す特性をもつものとみて、電磁弁１は正常であると判
断し、その旨表示器６に表示する。

又、マイクロコンピュータ５の前記比較において、を流
値が所定の定常値に達するまでの間に今回とり込んだ値
が前回とり込んだ値より低くならない場合には、電流値
は第２図（ｂｌに示す特性をもつものとみて、電磁弁ｌ
にはスティックが生じていると判断し、その旨表示器６
に表示する。

さらに、適宜な時間１例えば電流供給開始から所定時間
経過後、［流値が０であるか否かをみ。

もし電流値が０であれば電磁弁１は第２図（ｃｌに示す
ように断線状態釦あると判断シ１．その旨表示器６に表
示する。

このように１本実施例では、電流検出器で検出された電
流値の時間的変化をマイクロコンピュータで監視し、こ
の電流値が、正常の場合の特性。

スティック発生時の特性、又は断線しているときの特性
のうちのどの特性を示すかを判断し、その判断結果を表
示器に表示するようにしたので、１！磁弁の正常、異常
を迅速にチエツクすることができる。

なお、上記実施例の説明では、電磁弁の駆動指令が入力
されたとき上記のチエツクが実行される例について説萌
したが、これに限ることはなく。

電磁弁が使用されている機械、装置の操作に関係なく単
にチエツクのための信号により監視装置を作動させるこ
ともできる。又１表示器に代えて。

異常時に警報を発する警報器を用いることもでき。

さらに、異常時に機械、装置を停止させる自動停止装置
を用いることもできる。

〔発明の効果〕

以上述べたように１本発明では、電流検出器により電磁
弁の電流を検出し、その時間的な変化に基づいて電磁弁
の作動状態を判断するようにしたので、電磁弁の正常、
異常を迅速にチエツクすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る電磁弁の動作状態監視装
置のブロック図、第２図（ａ）、　（ｂｌ、　（ｃ）は
電磁弁に流れる電流の特性図である。 １・・・・・・電磁弁、２・・・・・・′Ｗ！源、３・
・・・・・トランジスタ、４・・・・・・電流検出器、
５・・・・・・マイクロコンピュータ。 第１図 第２図 ｔ＋　Ｌ２ｔ４　　　　　時間 時間

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）電源電流により励磁されて連結された弁を開閉駆
   動する電磁弁において、前記電源電流が供給されたとき
   前記電磁弁に流れる電流を検出する電流検出器と、この
   電流検出器の検出値の時間的な変化に基づいて前記電磁
   弁の作動状態を判定する判定手段とを設けたことを特徴
   とする電磁弁の動作状態監視装置。
2. （２）特許請求の範囲第（１）項において、前記判定手
   段は、電流の有無を判別する手段、および電流が定常値
   に向かつて増大している間に一旦低下したか否かを判別
   する手段とを備えていることを特徴とする電磁弁の動作
   状態監視装置。