JP3401969B2 - クロック信号生成装置 - Google Patents

クロック信号生成装置

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JP3401969B2
JP3401969B2 JP00106395A JP106395A JP3401969B2 JP 3401969 B2 JP3401969 B2 JP 3401969B2 JP 00106395 A JP00106395 A JP 00106395A JP 106395 A JP106395 A JP 106395A JP 3401969 B2 JP3401969 B2 JP 3401969B2
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成一 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子計算機の中央処
理装置等に同期化された高速なクロック信号を生成して
供給する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子計算機の中央処理装置等において
は、その処理速度の向上のためには、クロック信号の周
波数を高くすることが必要である。しかし、クロック信
号の周波数が高くなるにつれて、伝送線路によるクロッ
ク信号の遅延がもたらすクロック信号同士の位相差を考
慮することが必要になった。この、伝送線路による遅延
を解消するために、例えば、特開平3ー123115公
報に開示されたような装置があった。図11は、特開平
3−123115号公報に開示された従来のクロック信
号供給装置を説明する図で、図11(A)はその構成を
示すブロック図、図11(B)及び図11(C)は、そ
の動作を説明する図である。
【0003】図において1は基準クロック信号を発生す
る基準発振器、2は基準クロック信号1の出力を遅延さ
せる遅延素子で構成され遅延時間を選択できる第1の可
変遅延手段,3は基準発振器1の出力φ1が伝送する第
1の伝送線路,4はその出力を被クロック信号供給回路
ブロック5へ供給するための第1のバッファ、6は第1
のバッファ4の出力φを駆動する第2のバッファ、7は
その伝送線路である第2の伝送線路、8は第1の可変遅
延手段2と同じ構成の第2の可変遅延手段、9は基準発
振器1の出力φ1と第2の可変遅延手段8の出力φ2と
の位相を比較して、比較結果に基づいて第1の可変遅延
手段2及び第2の可変遅延手段8の遅延時間を制御する
位相比較制御手段である。
【0004】以下、図を参照しながら動作について説明
する。基準発振器1の出力φ1を第1の可変遅延手段2
に入力すると共に位相比較制御手段9に入力し、第1の
可変遅延手段2,第1の伝送線路3,第1のバッファ4
を介したクロック信号φを被クロック信号供給回路ブロ
ック5に入力すると共に第2のバッファ6に折り返し、
第2の伝送線路7,第2の可変遅延手段8を介して位相
比較制御手段9に入力する。位相比較制御手段9では基
準発振器1の出力φ1の位相と第2のバッファ6を経由
して折り返されてきた第2の可変遅延手段8の出力φ2
との位相が等しくなるように第1,第2の可変遅延手段
2及び8の遅延時間を等しくなるように制御する。
【0005】従って、第1,第2の伝送線路3及び7に
よる遅延時間がクロック信号の周期より少ないと、第1
のバッファ4の出力としてのクロック信号φの位相は、
図10の(B)に示したように、基準クロック信号φ1
の位相より180度遅れた位相となる。また、第1,第
2の伝送線路3,7による遅延量がクロック信の号周期
より大きくクロック信号の周期の2倍より小さいと、第
1のバッファ4の出力クロック信号φの位相は、図10
の(C)に示したように、基準クロック信号より360
度遅れのφ1と等しい位相となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロック信号供
給装置は上記のように、可変遅延手段の構成が遅延素子
で形成され、各遅延素子の和で遅延時間の選択を行って
いるため、連続的な遅延時間の選択が出来ず遅延制御が
離散的となり最適な位相制御をを行えないという問題が
あった。このため、最適な遅延制御を行なうためには回
路規模が非常に大きくなるという問題があった。さら
に、遅延時間の等しいバッファ及び可変遅延手段の製造
が困難であるため、装置が高価となるという問題があっ
た。また、基準クロック信号の周波数が高くなると、ク
ロックバッファが応答できなくなり、被クロック信号供
給回路ブロックに正常なクロック信号を供給できなくな
るという問題があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、連続的な遅延制御を行って最
適な位相制御を行なうようにすることを目的とする。ま
た、回路構成を簡単にして安価な装置を提供することを
目的とする。さらに、特殊な高速ドライバを使用するこ
となく、高速なクロック信号を生成する装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるクロ
ック信号生成装置は、基準クロック信号を発生する基準
発振器と、位相比較器とフィルタと電圧制御型発振器で
構成されるPLL回路と、このPLL回路の出力を、ク
ロック信号の供給を受ける第1の被クロック信号供給装
置に遅延時間τ(τは所定の時間)で伝送する第1の伝
送線路と、この第1の伝送線路の出力端を入力端とし且
つ第1の伝送線路と等しい線長とすることにより第1の
伝送線路と等しい遅延時間τで信号を伝送する第2の伝
送線路と、を備え、PLL回路は基準発振器の出力を入
力とする第1及び第2の位相比較器と、電圧制御型発振
器の出力を他の入力とする第1の位相比較器の出力と第
2の伝送線路の出力を他の入力とする第2の位相比較器
の出力との加算平均をとるバッファ増幅器と、を備え
て、第1及び第2の位相比較器の加算平均で電圧制御型
発振器を制御して、電圧制御型発振器の出力であるクロ
ック信号の位相を、基準発振器が発生する基準クロック
信号の位相に対して時間τだけ進めると共に、第1の被
クロック信号供給装置の入力端でのクロック信号の位相
を、第1の伝送線路によって発生する遅延時間によっ
て、電圧制御型発振器の出力であるクロック信号の位相
に対して時間τだけ遅らせることにより、基準発振器が
発生する基準クロック信号と第1の被クロック信号供給
装置の入力端でのクロック信号との位相を一致させる
うにしたものである。
【0009】第2の発明に係わるクロック信号生成装置
は、第1の発明におけるクロック信号生成装置におい
て、位相比較器とフィルタと電圧制御型発振器で構成さ
れる第2のPLL回路と、この第2のPLL回路の出力
を、クロック信号の供給を受ける第2の被クロック信号
供給装置に伝送する第3の伝送線路と、この第3の伝送
線路の出力端を入力端とし且つ第3の伝送線路と線長の
等しい第4の伝送線路と、を設け、第2のPLL回路に
は第1の伝送線路の出力を入力とする第3及び第4の位
相比較器と、電圧制御型発振器の出力を他の入力とする
第3の位相比較器の出力と第4の伝送線路の出力を他の
入力とする第4の位相比較器の出力との加算平均をとる
バッファ増幅器と、を設けるようにしたものである。
【0010】第3の発明に係わるクロック信号生成装置
は、第2の発明におけるクロック信号生成装置におい
て、第1の伝送線路と入力端を同じくし且つ線長の等し
い第5の伝送線路を設け、この第5の伝送線路の出力を
前記第2のPLL回路の基準クロック信号とするように
構成したものである。
【0011】第4の発明に係わるクロック信号生成装置
は、基準クロック信号を発生する基準発振器と、位相比
較器とフィルタと電圧制御型発振器で構成されるPLL
回路と、このPLL回路の出力を、クロック信号の供給
を受ける第1の被クロック信号供給装置に遅延時間τ
(τは所定の時間)で伝送する第1の伝送線路と、この
第1の伝送線路と入力端を同じくし且つ等しい線長とす
ることにより第1の伝送線路と等しい遅延時間τで信号
を伝送する第2の伝送線路と、を備え、位相比較器は基
準発振器の出力を一方の入力に、第2の伝送線路の出力
を他方の入力とするように構成され、基準発振器の出力
の位相と第2の伝送線路の出力の位相とを一致させるよ
うに電圧制御型発振器を制御し、電圧制御型発振器から
出力されるクロック信号の位相を、基準発振器で発生す
る基準クロック信号の位相に対して時間τだけ進めると
共に、第1の被クロック信号供給装置の入力端でのクロ
ック信号の位相を、遅延時間τの第1の伝送線路を介し
て電圧制御型発振器から供給することにより、基準発振
器が発生する基準クロック信号と第1の被クロック信号
供給装置の入力端でのクロック信号との位相を一致させ
るようにしたものである。
【0012】第5の発明に係わるクロック信号生成装置
は、第4の発明におけるクロック信号生成装置におい
て、位相比較器とフィルタと電圧制御型発振器で構成さ
れる第2のPLL回路と、この第2のPLL回路の出力
を、クロック信号の供給を受ける第2の被クロック信号
供給装置に伝送する第3の伝送線路と、この第3の伝送
線路と入力端を同じくし且つ線長の等しい第4の伝送線
路と、を設け、この第2のPLL回路の位相比較器は第
2の伝送線路の出力を一方の入力に、第4の伝送線路の
出力を他方の入力とするように構成されたものである。
【0013】第6の発明に係わるクロック信号生成装置
は、請求項5に記載のクロック信号生成回路において、
前記第1の伝送線路と線長の等しい第5の伝送線路を設
け、この第5の伝送線路の出力を前記第2のPLL回路
の基準クロック信号とするように構成したものである。
【0014】第7の発明に係わるクロック信号生成装置
は、供給された入力クロック信号の波形歪みを整形する
波形整形回路と、この波形整形回路で整形されたクロッ
ク信号を三角波に変換する積分回路と、この積分回路に
より変換された三角波から所定の基準電圧に基づいたパ
ルス信号を生成するn(nは2以上の整数)組のパルス
信号生成回路と、このn組のパルス信号生成回路で生成
されたn組の信号を1つの信号に変換する信号変換回路
と、を設けるようにしたものである。
【0015】第8の発明に係わるクロック信号生成装置
は、第1の発明乃至第6の発明のいづれかのクロック信
号生成装置で生成されるクロック信号を第7の発明にお
ける入力クロック信号とするように構成したものであ
る。
【0016】
【作用】第1の発明に係わるクロック信号生成装置にお
いては、第1の位相比較器が基準発振器が発生する基準
クロック信号と電圧制御型発振器の出力信号との位相を
揃えるように電圧制御型発振器を制御し、第2の位相比
較器が基準クロック信号と被クロック信号供給装置の入
力端でのクロック信号との位相を揃えるように制御す
る。また、バッファ増幅器は第1及び第2の位相比較器
の加算平均をとるように動作するので、基準クロック信
号と被クロック信号供給装置の入力端でのクロック信号
との位相が揃うようになる。
【0017】第2の発明に係わるクロック生成装置にお
いては、第3の位相比較器が基準発振器が発生する基準
クロック信号と電圧制御型発振器の出力信号との位相を
揃えるように電圧制御型発振器を制御し、第4の位相比
較器が基準クロック信号と被クロック信号供給装置の入
力端でのクロック信号との位相を揃えるように制御す
る。また、バッファ増幅器は第3及び第4の位相比較器
の加算平均をとるように動作するので、基準クロック信
号と複数の被クロック信号供給装置の入力端でのクロッ
ク信号との位相が揃うようになる。
【0018】第3の発明に係わるクロック信号生成装置
においては、第5の伝送線路が第1の伝送線路と同じ遅
延時間を生成するので第3の発明と同様の作用をもたら
す。
【0019】第4の発明に係わるクロック信号生成装置
においては、第1の伝送線路と第2の伝送線路の出力端
でのクロック信号の位相が等しいのでPLL回路が基準
クロック信号と被クロック信号供給装置の入力端でのク
ロック信号との位相を揃えるように動作する。
【0020】第5の発明に係わるクロック信号生成装置
においては、第2のPLL回路の基準クロック信号の位
相が第1のクロック信号供給装置の位相と等しくなるよ
うに構成しているので、第1のPLL回路の基準クロッ
ク信号の位相と第2のPLL回路の基準クロック信号の
位相が等しくなる。また第2のPLL回路がこの基準ク
ロック信号の位相と第2の被クロック信号供給装置の位
相とを揃えるように動作する。
【0021】第6の発明に係わるクロック信号生成装置
においては、第5の伝送線路が第1の伝送線路と同じ遅
延時間を生成するので第5の発明と同様の作用をもたら
す。
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の位置実施例の構成を示す
ブロック図で、図において、1は基準クロック信号を発
生する基準発振器、5はクロック信号の供給を受ける被
クロック信号供給回路ブロック(被クロック信号供給装
置)、11はこの発明によるPhaseーlocked
loop回路(以下、PLL回路と称す)、12はP
LL回路11の出力φ3を被クロック信号供給回路ブロ
ック5へ伝送する線長がL(図示せず)の伝送線路、1
3はこの伝送線路12の出力φを専用PLL回路11へ
フィードバックするための同じく線路長がL(図示せ
ず)の伝送線路である。なお、この実施例におけるPL
L回路11は第1及び第2の位相比較器11a及び11
f、バッファ増幅器(以下、バッファと称す)11c、
ローパスフィルタ(以下、フィルタと称す)11d及び
電圧制御型発振器(以下、VCOと称す)VCO11e
で構成されており、一般的なPLL回路と区別するため
以下、このタイプのPLLを専用PLL呼ぶことにす
る。
【0025】第1の位相比較器11aは基準発振器1の
出力である基準クロック信号φ1と、VCO11eの出
力φ3を直接フィードバックしたクロック信号とを入力
としてその位相を比較し、第2の位相比較器11fは基
準クロック信号φ1と、クロック信号φ2とを入力とし
てその位相を比較する。このクロック信号φ2はVCO
11eの出力φ3をVCO11eの出力と被クロック信
号供給回路ブロック5を接続する第1の伝送線路12と
被クロック信号供給回路ブロック5の供給点から第1の
伝送線路12と同一長の経路で折り返した第2の伝送線
路13を経由してフィードバックされたものである。ま
た、11b、11gは抵抗器で第1、第2の位相比較器
11a、11fの出力を抵抗器11b、11を経由して
バッファ11cに入力することにより第1の位相比較器
11aの出力と第2の位相比較器11fの出力との加算
平均が得られる。
【0026】図2はこの実施例1の動作を説明するため
の図である。以下、図1及び図2を参照しながら動作を
説明する。まず、専用PLL回路11において、第1の
位相比較器11aへのフィードバックループが無い場合
を考えると、専用PLL回路11は、第2の位相比較器
11fに入力される基準発振器1の発生する基準クロッ
ク信号φ1の位相と第1の伝送線路12と第2の伝送線
路13を経由してきたフィードバックループのクロック
信号φ2の位相とを一致させるようにVCO11eを制
御する。従って、第1の伝送線路12及び、第2の伝送
線路13で発生する遅延時間をτ(第1の伝送線路と第
2の伝送線路での遅延時間は等しい)とすると、被クロ
ック信号供給回路ブロック5の入力端でのクロック信号
φの位相はφ2の位相よりτ進んだものとなり、VCO
11eの出力であるクロック信号φ3の位相はφの位相
から更にτ進んだものとなる。
【0027】次に、第2の位相比較器11fへのフィー
ドバックループが無いものとして、第1の位相比較器1
1aへのフィードバックループのみを考えると、専用P
LL回路11は、第1の位相比較器11aに入力される
VCO11eの出力であるクロック信号φ3の位相と基
準クロック信号φ1の位相とを一致させるようにVCO
11eを制御する。
【0028】従って、第1、第2の位相比較器11a及
び11fへのフィードバックループが両方共存在する場
合、この実施例においては、両方のフィードバックルー
プの位相比較器11a,11fの加算平均でVCO11
eを制御する構成としているため、図2に示されるよう
にVCO11eの出力であるクロック信号φ3の位相
は、基準クロック信号φ1の位相に対してτだけ進み、
被クロック信号供給回路ブロック5でのクロック信号φ
の位相は第2の伝送線路13によって発生する遅延時間
によってクロック信号φ3の位相よりτ遅れるため、基
準クロック信号φ1の位相と被クロック信号供給回路ブ
ロック5におけるクロック信号φの位相が一致した状態
で専用PLL回路11がフェーズロックすることにより
最適なクロック信号同期を行なうことができる。
【0029】実施例2.図3は、この発明の他の実施例
を示す図で、図3(A)は、その構成図、図3(B)
は、その動作を説明する図である。図において、1は基
準クロック信号を発生する基準発振器、5はクロック信
号の供給を受ける被クロック信号供給回路ブロック、1
2及び13は線路がLの伝送線路、14はPLL回路で
ある。この実施例で使用されるPLL回路14は、位相
比較被14a、フィルタ14及びVCO14cで構成さ
れた一般的なPLL回路である。位相比較器14aは基
準発振器1の出力である基準クロック信号φ1と、VC
O14cの出力クロック信号φ3がVCO14cの出力
と被クロック信号供給回路ブロック5とを接続する第1
の伝送線路12の1/2の長さ(L/2)まで並走させ
て折り返された第2の伝送線路13(13a+13b)
を経由してフィードバックされたクロック信号φ2を入
力とする。
【0030】従って、この実施例におけるPLL回路1
4においては、位相比較器14aに第2の伝送線路13
を経由して入力されたVCO14cのクロック信号φ2
の位相と、基準クロック信号φ1の位相とが一致するよ
うにVCO14cが制御される。
【0031】ここで、第1の伝送線路12で発生する遅
延時間をτとすると、第2の伝送線路13の線長が第1
の伝送線路12の線長と等しいので、VCO14cから
出力されるクロック信号φ3の位相は基準クロック信号
φ1の位相に対してτだけ進んだ位相となる。被クロッ
ク信号供給回路ブロック5へのクロック信号は遅延時間
τの第1の伝送線路12を介してVCO14cから供給
されるために、被クロック信号供給回路ブロック5での
クロック信号の位相φは図4(B)に示したようにφ1
と一致する。PLL回路14はこの状態でフェーズロッ
クするので、被クロック信号供給回路ブロック5に対し
て最適なクロック信号を供給できる。
【0032】なお、この実施例においては、伝送線路1
3を13aと13bに2分するようにしたのは、実装設
計上の容易性のためであり、特に2分せずともよい。
【0033】実施例3.図4は、この発明のさらに他の
実施例を示すブロック図で、上記実施例1に示した専用
PLL回路を用いて、複数の被クロック信号供給回路ブ
ロックへクロック信号を供給する構成を示したものであ
る。図において、実施例1と同一のものは同一の符号を
付して説明は省略する。また、16、17、18及び1
9は各々実施例1における専用PLL11、第1の伝送
線路12、第2の伝送線路13及び被クロック信号供給
回路ブロック5に相当する。ただし、伝送線路12と伝
送線路17の長さは同じである必要はない。
【0034】第2の専用PLL回路16へ入力する基準
クロック信号を第1の被クロック信号供給回路ブロック
5への供給点からとることにより、第2の被クロック信
号供給回路ブロック19と基準クロック信号の位相を揃
えるようにするものである。動作については、実施例1
と同様なので説明は省略する。また、同様の方法で、さ
らに複数の専用PLL回路を接続することにより複数の
被クロック信号供給回路ブロック間の位相揃えを行なう
ことができる。
【0035】実施例4.図5は、この発明のさらに他の
実施例を示すブロック図である。この実施例は実施例3
と同じく複数の被クロック信号供給回路ブロック間の位
相揃えを行なうための実施例である。この実施例におい
ては、実施例3で示した第2の専用PLL回路16への
基準クロック信号の供給点をVCO11eの出力に変更
し、第1の伝送線路12、第2の伝送線路13と同じ線
長の第3の伝送線路20を経由して第2の専用PLL回
路16へ基準クロックを供給する。動作については同じ
く実施例1と同様なので説明を省略する。同様の方法
で、複数の専用PLL回路を接続することにより複数の
被クロック信号供給回路ブロック間の位相揃え補償を行
なうことができる。
【0036】実施例5.図6は、実施例2で用いた一般
的なPLL回路を用いて、実施例3乃至実施例4と同じ
く複数の被クロック信号供給回路ブロックへクロック信
号を供給する一実施例の構成を示すブロック図である。
図において、実施例2と同一のものは同一の符号を付し
て説明を省略する。また、21、17、18(18a、
18b)及び19は、各々実施例2におけるPLL回路
14、伝送線路12、13(13a、13b)及び被ク
ロック信号供給回路ブロック5に相当する。ただし、伝
送線路12と伝送線路17の長さは同じである必要はな
い。この実施例においては、第2のPLL回路21へ入
力する基準クロック信号を第1のPLL回路14の位相
比較器14aへの供給点からとり第2の被クロック信号
供給回路ブロック19と基準クロック信号の位相を揃え
るようにするものである。この実施例における動作は、
実施例2における動作と同様なので説明を省略する。ま
た、同様の方法で、複数のPLL回路を接続することに
より複数の被クロック信号供給回路ブロック間の位相揃
えを行なうことができる。
【0037】実施例6.図7は、実施例5と同じく、複
数の一般的なPLL回路を接続することにより複数の被
クロック信号供給回路ブロック間の位相揃えを行なうこ
とができる他の実施例を示したものである。この実施例
においては、実施例5で示した第2の被クロック信号供
給回路ブロック19への基準クロック信号の供給点をV
CO14cの出力に変更し、第1の伝送線路12と同じ
線長の第5の伝送線路20を経由して第2のPLL回路
21へ供給するものである。この実施例における動作は
実施例2における動作と同様なので説明は省略する。
【0038】実施例7. 図8は、この発明のさらに他
の実施例の構成を示すブロック図である。図において、
27は波形成形回路、28は積分回路、29乃至32は
基準電圧、33乃至36は上記基準電圧を検知するコン
パレータ、37乃至44はコンパレータの出力からワン
ショットパルスを生成するパルス生成回路、45は上記
コンパレータ37乃至44の出力を連続パルスにする加
算器、46は加算器の出力からクロック信号を生成する
フリップフロップである。
【0039】この実施例は、クロック信号の供給を受け
る被クロック信号供給回路ブロックで供給されたクロッ
ク信号の周波数をn倍にする装置の一例を示すものであ
る。なお、この実施例では、基準クロック信号を実際に
必要なクロック信号の1/4とした場合を例として説明
する。
【0040】図9はこの実施例における動作を説明する
図である。以下、図8及び図9を参照しながら動作につ
いて説明する。まず入力された、必要とする周波数の1
/nの周波数のクロック信号φを波形整形回路27によ
って図9の(a)に示した歪みのない矩形波クロック信
号ψ5に整形する。整形された入力クロック信号を、積
分回路28によって図9の(b)に示した三角波クロッ
ク信号ψ6に変換する。
【0041】以上のようにして生成した三角波クロック
信号ψ6から各コンパレータ33乃至36の各基準電圧
29乃至32に基づいて図9の(c)乃至(j)に示し
たψ1〜ψ4及びその反転信号ψ ̄1〜ψ ̄4が得る。
なお、ここでψ ̄1はψ1の反転信号を意味するものと
し、他の信号についても同様とする。
【0042】次に、上記で得られた信号(ψ1〜ψ4及
びψ ̄1〜ψ ̄4)の立ち上がりエッヂを各パルス生成
回路37乃至44によってワンショットパルスにし、加
算器45によって一つのパルス信号にする。この信号か
らフリップフロップ46によって基準クロック信号の周
波数の4倍で、デューティー比50:50のクロック信
号を得るものである。
【0043】なお、図10は、この実施例で使用する積
分回路の構成の一例を示す図で、図10の(A)のよう
に積分回路28を高速アンプ27c、抵抗器27a及び
コンデンサ27bによるアクティブ型の積分回路で構成
してもよいし、図10の(B)のように、バッファ27
d、抵抗器27a、及びコンデンサ27bによる積分回
路で構成しても良い。
【0044】なお、この実施例においては、パルス生成
回路で得られたパルスから所望のクロックパルスを得る
のに、加算器45を用いるようにしたが、加算器を使用
せずに、微分回路と論理和回路を用いて構成することも
できる。
【0045】また、この実施例を実施例1乃至実施例5
と組み合わせて実施することにより、高速で同期化され
たクロック信号から、さらにn倍高速なクロック信号を
生成することが出来るようになる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明は、PLL回路
として、第1及び第2の位相比較器を設け、その出力を
バッファ増幅器に入力して加算平均をとるようにしたの
で基準クロック信号と被クロック信号供給装置との位相
を揃えるようにすることが出来る。さらに、信号の遅延
要素を伝送線路のみとしたので、簡単な安価な回路で装
置を構成できる。
【0047】また、第2のPLL回路を設け、その基準
クロック信号を第1の被クロック信号供給装置の入力端
でのクロック信号の位相と等しくするようにしたので、
複数の被クロック信号供給装置間のクロック信号の位相
を揃えることが出来る。
【0048】また、第2の伝送線路と同じ入力端と同じ
線長の第5の伝送線路を設けて、第2のPLL回路の基
準クロック信号を第1の被クロック信号供給装置の入力
端でのクロック信号の位相と等しくするようにしたの
で、複数の被クロック信号供給装置間のクロック信号の
位相を揃えることが出来る。
【0049】また、第2の伝送路を第1の伝送路と同じ
入力端と同じ線長を有するようにしたので、一般的なP
LL回路を使用してクロック信号を供給する側と供給さ
れる側との伝送線路の影響を無くすことが出来るように
したので、回路構成が容易な安価な装置を提供できる。
【0050】また、第2のPLL回路を設け、その基準
クロック信号を第1の被クロック信号供給装置の入力端
でのクロック信号の位相と等しくするようにしたので、
複数の被クロック信号供給装置間のクロック信号の位相
を揃えることが出来る。
【0051】また、第5の伝送線路を第2の伝送線路と
同じ入力端と同じ線長を有するようにして、第2のPL
L回路の基準クロック信号を第1の被クロック信号供給
装置の入力端でのクロック信号の位相と等しくするよう
にしたので、複数の被クロック信号供給装置間のクロッ
ク信号の位相を揃えることが出来る。
【0052】さらに、波形整形回路と積分回路と信号生
成回路と信号合成回路を設けたので、入力クロック信号
のn倍の周波数のクロック信号を精度良く生成すること
が出来る。
【0053】また、同期化されたクロック信号を被クロ
ック信号供給装置が受け、その周波数をn倍するように
したので、クロック信号を供給する装置側では周波数を
落したクロック信号を供給出来るので、特殊な高速ドラ
イバを使用することなく、より高速なクロック信号の供
給が出来、且つ回路構成が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施例1の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 この発明による実施例1の動作を説明する図
である。
【図3】 この発明の実施例2の構成及びその動作を示
す図である。
【図4】 この発明による実施例3の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 この発明による実施例4の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】 この発明による実施例5の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 この発明による実施例6の構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】 この発明による実施例7の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】 この発明による実施例7の動作を説明する図
である。
【図10】 この発明による実施例7における積分回路
の一例である。
【図11】 従来のクロック信号供給回路の構成及び動
作を説明する図である。
【符号の説明】
1 基準発振器、5,19 被クロック信号供給回路ブ
ロック、11 専用PLL回路、11a 位相比較器、
11b 抵抗器、11c バッファ増幅器、11d フ
ィルタ、11e VCO、11f 位相比較器、11g
抵抗器、16専用PLL回路、12,13 伝送線
路,14 PLL回路、14a 位相比較器、14b
フィルタ、14c VCO、17,18,20 伝送線
路、21PLL回路、27 波形成形回路、28 積分
回路、29〜32 基準電圧、33〜36 コンパレー
タ、37〜44 パルス生成回路、45 加算器、46
フリップフロップ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−240695(JP,A) 特開 平5−159080(JP,A) 特開 平3−64208(JP,A) 特開 平3−101412(JP,A) 特開 平3−123115(JP,A) 特開 平6−273478(JP,A) 特開 平2−141121(JP,A) 特開 平2−296410(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 5/00 G06F 1/10 H03L 7/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロック信号を発生する基準発振器
    と、位相比較器とフィルタと電圧制御型発振器で構成さ
    れるPLL回路と、このPLL回路の出力を、クロック
    信号の供給を受ける第1の被クロック信号供給装置に
    延時間τ(τは所定の時間)で伝送する第1の伝送線路
    と、この第1の伝送線路の出力端を入力端とし且つ第1
    の伝送線路と等しい線長とすることにより前記第1の伝
    送線路と等しい遅延時間τで信号を伝送する第2の伝送
    線路と、を備え、 前記PLL回路は前記基準発振器の出力を入力とする第
    1及び第2の位相比較器と、前記電圧制御型発振器の出
    力を他の入力とする前記第1の位相比較器の出力と前記
    第2の伝送線路の出力を他の入力とする前記第2の位相
    比較器の出力との加算平均をとるバッファ増幅器と、を
    備えて、前記第1及び第2の位相比較器の加算平均で前記電圧制
    御型発振器を制御して、前記電圧制御型発振器の出力で
    あるクロック信号の位相を、前記基準発振器が発生する
    基準クロック信号の位相に対して時間τだけ進めると共
    に、前記第1の被クロック信号供給装置の入力端でのク
    ロック信号の位相を、前記第1の伝送線路によって発生
    する遅延時間によって、前記電圧制御型発振器の出力で
    あるクロック信号の位相に対して時間τだけ遅らせるこ
    とにより、 前記基準発振器が発生する基準クロック信号と前記第1
    の被クロック信号供給装置の入力端でのクロック信号と
    の位相を一致させることを特徴とするクロック信号生成
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクロック信号生成装置
    において、位相比較器とフィルタと電圧制御型発振器で
    構成される第2のPLL回路と、この第2のPLL回路
    の出力を、クロック信号の供給を受ける第2の被クロッ
    ク信号供給装置に伝送する第3の伝送線路と、この第3
    の伝送線路の出力端を入力端とし且つ第3の伝送線路と
    線長の等しい第4の伝送線路と、を設け、 前記第2のPLL回路は前記第1の伝送線路の出力を入
    力とする第3及び第4の位相比較器と、前記電圧制御型
    発振器の出力を他の入力とする前記第3の位相比較器の
    出力と前記第4の伝送線路の出力を他の入力とする前記
    第4の位相比較器の出力との加算平均をとるバッファ増
    幅器と、を備えて、 前記基準発振器が発生する基準クロック信号と前記第1
    及び第2の被クロック信号供給装置の入力端でのクロッ
    ク信号との位相揃えを行うことを特徴とするクロック信
    号生成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のクロック信号生成装置
    において、前記第1の伝送線路と入力端を同じくし且つ
    線長の等しい第5の伝送線路を設け、この伝送線路の出
    力を前記第2のPLL回路の基準クロック信号とするよ
    うに構成し、前記基準発振器が発生する基準クロック信
    号と前記第1及び第2の被クロック信号供給装置の入力
    端でのクロック信号との位相揃えを行うことを特徴とす
    るクロック信号生成装置。
  4. 【請求項4】 基準クロック信号を発生する基準発振器
    と、位相比較器とフィルタと電圧制御型発振器で構成さ
    れるPLL回路と、このPLL回路の出力を、クロック
    信号の供給を受ける第1の被クロック信号供給装置に
    延時間τ(τは所定の時間)で伝送する第1の伝送線路
    と、この第1の伝送線路と入力端を同じくし且つ等しい
    線長とすることにより前記第1の伝送線路と等しい遅延
    時間τで信号を伝送する第2の伝送線路と、を備え、 前記位相比較器は前記基準発振器の出力を一方の入力
    に、前記第2の伝送線路の出力を他方の入力とするよう
    に構成され、前記基準発振器の出力の位相と前記第2の伝送線路の出
    力の位相とを一致させるように前記電圧制御型発振器を
    制御し、前記電圧制御型発振器から出力されるクロック
    信号の位相を、前記基準発振器で発生する基準クロック
    信号の位相に対して時間τだけ進めると共に、前記第1
    の被クロック信号供給装置の入力端でのクロック信号の
    位相を、遅延時間τの前記第1の伝送線路を介して前記
    電圧制御型発振器から供給することにより、 前記 基準発振器が発生する基準クロック信号と前記第1
    の被クロック信号供給装置の入力端でのクロック信号と
    の位相を一致させることを特徴とするクロック信号生成
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のクロック信号生成装置
    において、位相比較器とフィルタと電圧制御型発振器で
    構成される第2のPLL回路と、この第2のPLL回路
    の出力を、クロック信号の供給を受ける第2の被クロッ
    ク信号供給装置に伝送する第3の伝送線路と、この第3
    の伝送線路と入力端を同じくし且つ線長の等しい第4の
    伝送線路と、を設け、 前記第2のPLL回路の位相比較器は前記第2の伝送線
    路の出力を一方の入力に、前記第4の伝送線路の出力を
    他方の入力とするように構成され、前記基準発振器が発
    生する基準クロック信号と前記第1及び第2の被クロッ
    ク信号供給装置の入力端でのクロック信号との位相揃え
    を行うことを特徴とするクロック信号生成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のクロック信号生成回路
    において、前記第1の伝送線路と線長の等しい第5の伝
    送線路を設け、この第5伝送線路の出力を前記第2のP
    LL回路の基準クロック信号とするように構成し、前記
    基準発振器が発生する基準クロック信号と前記第1及び
    第2の被クロック信号供給装置の入力端でのクロック信
    号との位相揃えを行うことを特徴とするクロック信号生
    成装置。
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