JP3401656B2 - ダムの施工方法およびクライミングバッチャープラント - Google Patents

ダムの施工方法およびクライミングバッチャープラント

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JP3401656B2 JP18849994A JP18849994A JP3401656B2 JP 3401656 B2 JP3401656 B2 JP 3401656B2 JP 18849994 A JP18849994 A JP 18849994A JP 18849994 A JP18849994 A JP 18849994A JP 3401656 B2 JP3401656 B2 JP 3401656B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工期の大幅な短縮を図
ることができるダムの施工方法およびクライミングバッ
チャープラントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ダム建設には、面状に広くコ
ンクリートを打設していくRCD(Roller Compacted D
am-concrete)工法や拡張レヤー打設工法等が採用され
ており、これら工法は、すでにコンクリート打設で形成
されたダム堤体上に一層ずつコンクリート打設層を積み
重ねてダム堤体を上方に構築していくものである。そし
て、上記の場合、すでに形成されたダム堤体上に、新た
な打設を行うためのコンクリートを搬送する必要があ
り、従来は、バッチャープラント等をダム堤頂部近傍で
あって該堤頂部よりやや高い位置に設け、これよりさら
に高い位置にケーブルクレーンを設置し該ケーブルクレ
ーンを用いてコンクリートを搬送したり、ダムの掘削面
にインクライン設備を設け該インクライン設備を用いて
ダム堤体上にコンクリートを降ろす方法等が採用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した方法では、バ
ッチャープラントを設置するための広い用地がダム堤頂
部付近に必要となるため、該ダム堤頂部付近の山を大き
く削り取って用地を確保する必要があり、自然環境保全
や景観上の観点から好ましくないという問題があった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、自然環境保全や景観上の観点から好ましいダム
の施工方法およびクライミングバッチャープラントを提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のダムの施工方法は、すでに
コンクリート打設されたダム堤体上面に少なくともミキ
シング装置を具備したクライミングバッチャープラント
を載置させ、ダム堤体下部の河床部側から計量されたコ
ンクリート材料の一部または全部を搬送し、前記ミキシ
ング装置で混練製造されたコンクリートをダム堤体の上
面に打設して、このコンクリート打設の進捗に伴ってダ
ム堤体上面でクライミングバッチャープラントを上昇さ
、かつダム堤体の傾斜に応じて水平方向にステップバ
ックさせることを特徴としている。
【0006】また、本発明の請求項2記載のダムの施工
方法は、上記に加えて、すでにコンクリート打設された
ダム堤体のコンクリート壁面形成用として用いられた型
枠を少なくとも一部残存させ、該型枠の外面上に、搬送
体を移走させて、該搬送体により、前記クライミングバ
ッチャープラントに、コンクリート材料の一部または全
部を河床部側から搬送することを特徴としている。さら
に、本発明の請求項3記載のクライミングバッチャープ
ラントは、コンクリート材料からコンクリートを混練製
造するミキシング装置を内蔵するバッチャープラント本
体と、このバッチャープラント本体を載置させる架台と
を有し、架台は、鉛直伸縮可能な内側脚部と、該内側脚
部に対して水平方向に移動可能であって鉛直伸縮可能な
外側脚部と、内側脚部と外側脚部を水平移動させる横ス
ライド装置を有することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の請求項1記載のダムの施工方法によれ
ば、すでにコンクリート打設されたダム堤体上面に少な
くともミキシング装置を具備したクライミングバッチャ
ープラントを載置させ、ダム堤体下部の河床部側から計
量されたコンクリート材料の一部または全部を搬送し、
ミキシング装置で混練製造されたコンクリートをダム堤
体の上面に打設して、このコンクリート打設の進捗に伴
ってダム堤体上面でクライミングバッチャープラントを
上昇させることになる。このように、すでにコンクリー
ト打設されたダム堤体上面に少なくともミキシング装置
を具備したクライミングバッチャープラントを載置させ
るため、ダム堤頂部付近の山を大きく削り取ってバッチ
ャープラントを設置するための広い用地を確保する必要
がなくなる。
【0008】また、本発明の請求項2記載のダムの施工
方法によれば、型枠の外面上に、搬送体を移走させて、
該搬送体により、バッチャープラントに、コンクリート
材料の一部または全部を河床部側から搬送させることに
なるため、ダム堤体のコンクリート壁面と搬送体との間
には型枠が介在し、よって、搬送体の車輪の走行痕や型
枠の外面上方を通過する搬送体から零れたコンクリート
材料は、型枠外面にこびりつき、ダム堤体のコンクリー
ト壁面にこびりつくことはないので、コンクリート仕上
面を汚損することがない。さらに、本発明の請求項3記
載のクライミングバッチャープラントは、ダム堤体のコ
ンクリート面状打設に応じて、上方にステップアップし
かつコンクリート壁面の傾斜に応じて水平方向にステッ
プバックすることができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。なお、本実施例において、ダム堤体の形成は、面状
に広くコンクリートを打設していくRCD(Roller Com
pacted Dam-concrete)工法や拡張レヤー打設工法等が
採用される。図中符号1は、施工の途中段階まですでに
打設されたダム堤体を示しており、該ダム堤体1の上面
のコンクリート壁面2付近には、図示せぬミキシング装
置を具備したクライミングバッチャープラント3が載置
されている。
【0010】このクライミングバッチャープラント3
は、セメント、骨材および水等のコンクリート材料から
コンクリートを混練製造する図示せぬミキシング装置を
内蔵するバッチャープラント本体4と、このバッチャー
プラント本体4を載置させる架台5とを有している。架
台5は、四本(図1においては二本のみ表われている)
の鉛直伸縮可能な内側脚部6と、該内側脚部6に対して
水平方向に移動可能であって鉛直伸縮可能な四本(図1
においては二本のみ表われている)の外側脚部7とを有
しており、ダム堤体1のコンクリート面状打設に応じ
て、上方にステップアップしかつコンクリート壁面2の
傾斜に応じて水平方向にステップバックするようになっ
ている。具体的には、例えば図1に示すように伸長状態
の内側脚部6においてすでにコンクリート打設されたダ
ム堤体1の上面に立設された状態で、コンクリートの面
状打設を行ない、縮長状態にあった外側脚部7を伸長さ
せ新たな打設層の上面にジャッキアップした状態で立設
させるとともに、内側脚部6を縮長させかつコンクリー
ト壁面2の傾斜に応じてコンクリート壁面2に対し反対
方向に横スライド装置8で水平移動させて、さらに、コ
ンクリートの面状打設を行なって、内側脚部6を伸長さ
せ新たな打設層の上面に立設させるとともに、外側脚部
7を縮長させかつコンクリート壁面2の傾斜に応じて横
スライド装置で水平移動させるという工程を、コンクリ
ート打設の進行にしたがって繰り返す。
【0011】架台5には、バッチャープラント本体4の
他に、巻上装置10が取り付けられている。この巻上装
置10は、一方向に回転駆動されることにより、巻上げ
られていたワイヤ11を繰り出し、あるいは前記と逆方
向に回転駆動されることにより、繰り出されたワイヤ1
1を巻上げるもので、該ワイヤ11は、バッチャープラ
ント本体4の上部に設けられたプーリ12,12にかけ
られた後に下方に吊り下げられており、該ワイヤ11の
先端には、搬送体である容器状のバケット13が取り付
けられている。
【0012】コンクリート壁面2に対向する、バケット
13の一の面部14の四隅近傍には、ゴムタイヤ等の車
輪15が回転自在に取り付けられている。バケット13
は、上記巻上装置10がワイヤ11を巻上げ・繰り出す
ことにより、車輪15がコンクリート壁面2に残存され
た型枠16に接触し転動して、ダム堤体1のコンクリー
ト壁面2に沿って昇降走行することになる。ここで、バ
ケット13は、この走行状態において上面となる面部1
7に図示せぬ上部開口部を有しており、該上部開口部か
ら投入されたコンクリート材料を内部に収容するように
なっている。また面部14の下側部分に、収容したコン
クリート材料を排出させる排出ゲート18が設けられて
いる。
【0013】ここで、図中符号20で示すものは、バケ
ット13の車輪15の走行位置に対応してバッチャープ
ラント本体4に取り付けられたガイドレールであり、バ
ケット13は、ダム堤体1の上部位置まで移動すると、
該ガイドレール20上を移走して、図1に実線で示すよ
うにバッチャープラント本体4の図示せぬ受入口に排出
ゲート18を対向させる位置まで上昇し、該排出ゲート
18からバッチャープラント本体にコンクリート材料
を、図示せぬシュートを介して排出させることになる。
また、ガイドレール20は、バッチャープラント本体4
に固定された固定レール部21と、この固定レール部2
1の下端部に揺動自在に連結された揺動レール部22と
を有しており、揺動レール部22は、固定レール部21
との間に設けられた移動ジャッキ23およびワイヤ24
で、架台5のステップアップおよびステップバック時に
おいてその作業を容易にすべくコンクリート壁面2側か
ら離れるよう揺動される。
【0014】そして、河床部26側には、セメントを貯
蔵するセメントサイロ27が設けられており、該セメン
トサイロ27のセメント供給配管28の途中には計量排
出セメントホッパー29aが設けられている。また骨材
ビン29bは、ダンプトラック31で運搬され供給され
る骨材を貯留し、計量して必要量を、図1に二点鎖線で
示すように下方に位置するバケット13に、セメントホ
ッパー29aで計量され供給されるセメントとともに供
給するようになっている。また河床部26には、水を貯
蔵する計量給水タンク32が設けられており、この計量
給水タンク32も水を計量して、下降したバケット13
に必要量供給するようになっている。ここで、この計量
給水タンク32については、設備が大重量とならない
故、堤体1上のクライミングバッチャープラント3に設
けるようにしてもよい。
【0015】次に、上記した装置を用いたダムの施工方
法について説明する。施工の途中段階まですでにコンク
リート打設されたダム堤体1上にクライミングバッチャ
ープラント3を載置させた状態で、ダム堤体1のコンク
リート壁面2に、該ダム堤体1の上面より少なくとも一
度のコンクリート面状打設厚さ分高い位置まで鋼板等の
型枠16を組み、クライミングバッチャープラント3で
製造されたコンクリートをダム堤体1上のダンプトラッ
ク34で受け、該ダンプトラック34で打設位置まで運
搬して、この型枠16の内側範囲にコンクリートを打設
し、このコンクリート打設の進捗に伴ってクライミング
バッチャープラント3を必要に応じて上記のようにステ
ップアップおよびステップバックするという工程を繰り
返しながら、ダムを構築していく。なお、ダム堤体1の
コンクリート打設の最も初期の状態においては、クライ
ミングバッチャープラント3は、河床部26のダム堤体
1が構築される位置に載置されることになる。
【0016】そして、このようなダム構築中において、
クライミングバッチャープラント3で打設用のコンクリ
ートを混練製造することになるが、ダム構築が進行して
も、コンクリート材料を搬送するバケット13の搬送路
の下方には、すでにコンクリート打設されたダム堤体1
のコンクリート壁面2の形成用として用いられた型枠1
6の一部または全部を、河床部26からダム堤体1の上
部まで、除去することなく残存させて、該型枠16の外
面上に、車輪15を接触させた状態でバケット13を移
走させ、このバケット13により、河床部26側から、
セメント、骨材および水等のコンクリート材料を搬送す
る。
【0017】すなわち、クライミングバッチャープラン
ト3にセメントを搬送する際には、セメントサイロ27
から計量排出セメントホッパー29aにセメントを供給
するとともに、巻上装置10のワイヤ11の繰り出しに
より河床部26側にバケット13を下降させ(図1にお
ける二点鎖線で示すバケット13の状態)、該バケット
13にセメントホッパー29aからセメントを必要量計
量して積み込んだ後、巻上装置10のワイヤ11の巻上
げによりバケット13を上昇させ、クライミングバッチ
ャープラント3のバッチャープラント本体4にセメント
を排出させるという工程の繰り返しにより行なわれる。
また、骨材を搬送する際には、ダンプトラック31で骨
材を骨材ビン29bに供給して貯留し、これを計量して
上記と同様にしてバケット13によりバッチャープラン
ト本体4まで搬送して供給させる。なお、セメントおよ
び骨材を搬送する際に、バケット13に間仕切壁を設け
てセメントと骨材とをバケット13内で別々にして搬送
したり、バケット13にセメントと骨材とを混載して搬
送したり、別々のバケットを設けてセメントと骨材とを
個別に搬送したりすることも可能である。さらに、水を
搬送する際には、計量給水タンク32から必要量計量し
て水をバケット13に注水し、骨材と一緒に、または個
別にこれを上記と同様にしてバッチャープラント本体4
まで搬送して混練させる。
【0018】ここで、バッチャープラント本体4内に、
セメント、骨材および水をそれぞれ別々に仮受けする図
示せぬ仮受部をそれぞれ設けるようにし、バケット13
で搬送するコンクリート材料に応じて図示せぬ受入口と
各仮受部との連通をシュート等を用いて切り換えるよう
にすることにより、各仮受部から必要量ずつコンクリー
ト材料を計量排出してこれらを混練してコンクリートを
混練製造するようにしてもよい。この場合には河床部側
から搬送するコンクリート材料は河床部において計量し
ておく必要はないが、ダム堤体上面に設けるクライミン
グバッチャープラントには必要最小限の仮受貯留とす
る。
【0019】以上に述べたように、本実施例によれば、
すでに施工途中段階までコンクリート打設されたダム堤
体1上にクライミングバッチャープラント3を載置させ
るため、ダム堤頂部付近の山を大きく削り取ってバッチ
ャープラントを設置するための広い用地を確保する必要
がなくなる。したがって、自然環境保全や景観上の観点
から非常に好ましい施工を実現できる。
【0020】また、残存された型枠16の外面上にバケ
ット13を移走させて、クライミングバッチャープラン
ト3にコンクリート材料を河床部26側から搬送させる
ことになるため、ダム堤体1のコンクリート壁面2とバ
ケット13との間には型枠16が介在し、よって、バケ
ット13の車輪15の走行痕や零れたコンクリート材料
は、最終的に撤去される型枠16の外面にこびりつき、
ダム堤体1のコンクリート壁面2にこびりつくことはな
くなる。したがって、ダム堤体1のコンクリート壁面2
に汚損を生じることがなく、後に補修を行なう必要等が
なくなる(ここで、型枠16は、すべて残存させる必要
はなく、少なくともバケット13の走行位置周辺のみの
型枠の一部(例えば型枠面板のみ)または全部(例えば
面板を含む全部)を残存させておけばよい)。また、バ
ケット13に取り付けた車輪15はゴムタイヤであるた
め、軽量でありかつ安価にできる。
【0021】なお、コンクリート壁面2すなわち型枠1
6に平行をなすガイドワイヤ(図示せず)を河床部26
からクライミングバッチャープラント3までたるみ等生
じることないよう張設させて、このガイドワイヤをバケ
ット13の両サイドに設けたガイドリング(図示せず)
に挿通するようにしてバケット13の走行を案内するこ
とも可能である。このように、バケット13をガイドワ
イヤで案内すれば、簡易な方法でバケット13の走行位
置を安定させて安全にガイドしつつ転倒のおそれもなく
移走させることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のダムの施工方法
によれば、すでにコンクリート打設されたダム堤体上面
に少なくともミキシング装置を具備したクライミングバ
ッチャープラントを載置させるため、ダム堤頂部付近の
山を大きく削り取ってバッチャープラントを設置するた
めの広い用地を確保する必要がなくなる。したがって、
自然環境保全や景観上の観点から非常に好ましい施工を
実現できる。
【0023】また、本発明の請求項2記載のダムの施工
方法によれば、搬送体により、すでにコンクリート打設
されたダム堤体上に河床部側からコンクリート材料を搬
送する際に、ダム堤体のコンクリート壁面と搬送体との
間には型枠が介在し、よって、搬送体の車輪の走行痕や
型枠の外面上方を通過する搬送体から零れたコンクリー
ト材料は、型枠外面にこびりつき、ダム堤体のコンクリ
ート壁面にこびりつくことはない。したがって、ダム堤
体のコンクリート壁面に汚れを生じることがなく、後に
危険な高所作業となる清掃や補修を行なう必要等がなく
なる。さらに、本発明の請求項3記載のクライミングバ
ッチャープラントによれば、ダム堤体のコンクリート面
状打設に応じて、上方にステップアップしかつコンクリ
ート壁面の傾斜に応じて水平方向にステップバックする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダムの施工方法の一実施例を説明する
側面図である。
【符号の説明】 1 ダム堤体 2 コンクリート壁面3 クライミングバッチャープラント 4 バッチャープラント本体 5 架台 6 内側脚部 7 外側脚部 8 横スライド装置 13 バケット(搬送体) 14 車輪 16 型枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 7/00 B28C 9/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すでにコンクリート打設されたダム堤体
    上面に少なくともミキシング装置を具備したクライミン
    グバッチャープラントを載置させ、ダム堤体下部の河床
    部側から計量されたコンクリート材料の一部または全部
    を搬送し、前記ミキシング装置で混練製造されたコンク
    リートをダム堤体の上面に打設して、このコンクリート
    打設の進捗に伴ってダム堤体上面でクライミングバッチ
    ャープラントを上昇させ、かつダム堤体の傾斜に応じて
    水平方向にステップバックさせることを特徴とするダム
    の施工方法。
  2. 【請求項2】 すでにコンクリート打設されたダム堤体
    のコンクリート壁面形成用として用いられた型枠を少な
    くとも一部残存させ、該型枠の外面上に、搬送体を移走
    させて、該搬送体により、前記クライミングバッチャー
    プラントに、コンクリート材料の一部または全部を河床
    部側から搬送することを特徴とする請求項1記載のダム
    の施工方法。
  3. 【請求項3】 コンクリート材料からコンクリートを混
    練製造するミキシング装置を内蔵するバッチャープラン
    ト本体と、このバッチャープラント本体を載置させる架
    台とを有し、架台は、鉛直伸縮可能な内側脚部と、該内
    側脚部に対して水平方向に移動可能であって鉛直伸縮可
    能な外側脚部と、内側脚部と外側脚部を水平移動させる
    横スライド装置を有することを特徴とするクライミング
    バッチャープラント。
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