JP2021058815A - 汚泥固化処理物製造設備 - Google Patents

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【課題】 建設汚泥と固化材と水とを所定重量割合で混練した汚泥固化処理物を汚泥ピットから硬化処理地まで運送する製造工程を、少人数で自動化して効率的に製造する設備の提供をする。【解決手段】 建設汚泥を貯えた汚泥ピット上を前後走行する橋形走行クレーンの上部横架部材上に左右に走行する台車を設け、同台車に設けたウィンチに汚泥を掘出するクラムシェルを吊下し、汚泥ピット内の汚泥を掘出して汚泥固化処理機の投入口に送り込み、又汚泥固化処理機では投入された汚泥を計測する重量計を設け、同重量計で測られた汚泥重量に対し所定重量割合でサイロ装置から固化材を、水タンクから水を混練室に送り込んで混練した後、硬化処理地まで移動できる落下コンベヤ車に移載し、これらの各工程を集中操作制御管理室で少人数で集中管理する。【選択図】図1

Description

本発明は、土木現場又は建設現場から発生する無機質の汚泥(建設汚泥)にセメント系固化材又はカチオン性水溶性化合物(以下単に固化物という)と水とを所要重量割合混入して撹拌して建設建築土木で地盤改良・建物基礎・道路路面材等として使用できる未硬化状態の有用な汚泥固化処理物を効率的に製造できる、汚泥固化処理物製造設備に関する。
従来、建設汚泥は土木現場・建設現場で大量に発生する産業廃棄物である。この建設汚泥は所定重量比の固化材と水とを加えて汚泥固化処理機に投入して混練することで粘性がある汚泥固化処理物にし、これを水平な硬化処理平地に運んで山状に積み上げて、時々シャベル作業車を用いて撹拌しながら所定日数かけて硬化させて所要の硬化状態で汚泥固化処理物として硬化処理平地から回収してダンプカー・ミキサー車等によって使用する現場に運送して現場に投入して使用されている。
この建設汚泥の再利用設備は、大量の汚泥を一時貯える汚泥ピットと、同汚泥ピットに貯えた汚泥を所要量掘削して下記汚泥固化処理機の投入口に投入するバックホー又はシャベルカー等の掘出作業車と、後部に設けられた汚泥投入口から投入された汚泥に固化材(主にセメント系固化材)と水とを所定重量比率で混入して撹拌して混練する混練室と,混練室で混練された未硬化の汚泥固化処理物を外部上方に持ち上げる傾斜排出コンベヤとを備えた走行可能な汚泥固化処理機と、固化材を貯蔵するサイロから所定量の固化材を汚泥固化処理機の混練室に送るサイロ装置と、同じく混練室に所要量の水を供給する給水装置の各装置を必要としていた。前記バックホー作業車で汚泥ピットから所定量の汚泥を掘出して前記汚泥固化処理機の投入口から投入し、又固化材貯蔵のサイロからの固化材及び給水装置の水を所定比率で前記汚泥固化処理機の混練室へ供給して、その混練室で汚泥と固化材と水とを撹拌して混練して粘性ある未硬化の汚泥固化処理物を製造する。その後、汚泥固化処理物を製造した汚泥固化処理機を硬化処理地へ走行させ、同硬化処理地で傾斜排出コンベヤで製造した汚泥固化処理物を持ち上げて硬化処理地の地面に山状に積み上げて所定日数をかけて硬化させる。積み上がった汚泥固化処理物はバックホー又はシャベルカーを使って時々撹拌して均一に硬化するようにする。所定の硬化状態で積み上がった汚泥固化処理物をダンプカー等の運送車に移載して、必要とする現場へ運んで使用されるものである。このように、汚泥を汚泥ピットから汚泥固化処理機へ、及びサイロ装置から固化材を給水装置から水を所定割合で汚泥固化処理機に投入して混練させ、その後汚泥固化処理機を走行させて汚泥硬化平地へ、及び汚泥硬化処理地での汚泥固化処理物の山状積み上げとその間の撹拌のためのシャベル作業車等の操作と、汚泥の移動とともにその都度別作業装置を操作する必要があり、汚泥固化処理物の製造作業が連続的でなく、作業効率が悪いものであった。
本願の出願前の公知文献である特許文献1に開示されている泥土固化装置は、混練室に相当する横置した回転ドラム10の内周に掻き上げ翼7a,7bを複数突設させ、又内部中央には複数本の水平な回転軸に撹拌羽根19d,29dを放射状に取付け、この回転ドラム10に泥土を投入する泥土導入管3又はホッパ2aと,固化材投入ホッパ2と固化処理物を排出する排出口19c,29cとを付属させた構造の汚土固化処理装置である。汚土等を混練させると回転ドラム10の排出口19c,29cから排出される汚土固化処理物は、ダンプカー・ミキサー車に移載され、汚土硬化処理地に運ばれて、更に硬化処理地にて傾斜コンベヤに汚土固化処理物を移して、6〜10m程の高さから落下排出して硬化処理地面上に山積みにされて所定の硬化状態にした後にリサイクル品として出荷されるものである。これら作業は移載が多く、作業効率が悪いものであった。
又、特許文献1の発明では泥土固化装置で排出される汚土固化処理物を運送できるように、この泥土固化装置を自走の車体に装置して走行可能な汚泥固化処理機とし、その上で排出された汚土固化処理物を持ち上げて上方のリターン部から汚土(泥)固化処理物を落下させて硬化処理地に山積み状態に排出できる傾斜コンベヤを車体に装置させている。これによって、汚土(泥)固化処理物を硬化処理平地に運送して直ちに山積み状態に排出できるようにされている。
しかしながら、特許文献1の装置の発明では汚泥及び汚土(泥)固化処理物の移載作業が多く、作業効率が悪いものであった。特に、汚泥固化処理装置と汚泥を一時大量に貯える汚泥ピットとの設置位置あるいはこれらと硬化処理地の位置が遠いと、汚泥から汚泥固化処理物の製造とそれを硬化処理地までの連続作業性が低いもので、大量製造・連続製造には適さないものであった。更に、後者の汚泥固化処理機が汚泥と固化材が供給される製造場所と汚泥硬化処理地との間を移動せねばならないものであり、作業効率が低いものであった。
又、特許文献2には建設汚泥に廃木材のチップ・ダストと固化材とを混練して再生土を製造するための汚泥固化処理システムが開示されている。この特許文献2の発明は、再生土の製造のものの製造装置であって、本願の如く建設汚泥とセメント系固化材と水のみを混練して製造して、強度がある建設資材として再使用できる汚泥固化処理物の製造とはその製造物とその処理工程を異にするので、引用文献2の発明は単なる参考文献でしかない。
特開2001−38396号公報 特開2005−152766号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来の装置・作業において汚泥ピットから汚泥固化処理機への汚泥の送り込み、固化材サイロからの固化材の汚泥固化処理機への送り込み、必要な水の送り込み装置と、汚泥固化処理機で製造された汚泥固化処理物を硬化処理地(硬化処理平地)に積み上げて時々撹拌させての硬化処理作業又は本出願人が案出した崖斜面への落下による転動撹拌させての粒度別の斜面堆積による硬化処理を、遠隔操作で連続機械化作業で行えるようにして、汚泥の一時貯えから汚泥固化処理物の製造・出荷までを少人数による遠隔操作で自動化できるようにして、その作業の効率化を図れるようにすることにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 土木現場又は建設現場から発生する汚泥に対して、所要重量割合で固化材と水とを混練して、まだ粘性があって未硬化の状態の汚泥固化処理物を製造する汚泥固化製造設備であって、
下記の汚泥ピットAと,サイロ装置Bと,給水装置Cと,汚泥掘出装置Dと,混練処理装置Eと,汚泥固化処理物を運送して硬化処理地で所定高さから落下させて堆積する落下コンベヤ車Fと,硬化処理地に堆積して所定硬度に達した汚泥固化処理物を掘削して回収する回収作業車Kとを近接して配置して汚泥を建設資材として再利用できる有用な汚泥固化処理物の製造を効率化できることを特徴とする、汚泥固化処理物製造設備

建設現場から運送されてくる大量の汚泥を一時貯える汚泥ピットAと、
前記固化材を大量に貯えたサイロ本体からフィーダーによって固化材を切り出して、混練処理装置Eの混練室へ送り込むサイロ装置Bと、
所要水量の水となるように給水バルブを調整して水を混練処理装置Eの混練室に送り込む給水装置Cと、
前記汚泥ピットAに貯えられた汚泥から所要量の汚泥を掘出して混練処理装置Eに送り込む汚泥掘出装置Dと、
前記汚泥掘出装置Dから送られる汚泥を受け入れる投入口と、前記投入口から受け入れた所要量の汚泥と,前記サイロ装置Bのフィーダーから送られる所要量の固化材と,前記給水装置Cから送られる所要量の水とを横向きの回転ドラム内に導入して同回転ドラムを回動装置で回転させてこれらを混練する機能を有する混練室と、同混練室から吐出される混練された汚泥固化処理物を外部へ搬出する搬出コンベヤとを備えた混練処理装置Eと、
自走又は牽引されて走行できる車体に、前記混練処理装置Eの搬出コンベヤから搬出する汚泥固化処理物を一時受け入れて下方排出口を常閉とする開閉弁を底部に付設したホッパと,汚泥固化処理物を所要量収容できるバケットを無端コンベヤ面に所定間隔毎に多数設け且つ往路のコンベヤ面にある前記バケットが上方外方に向けて送られるように傾斜したバケットコンベヤとを配置し、しかも送られる前記バケットが前記ホッパの下方排出口の開閉弁を係動して開状態にして下方排出口から前記ホッパ内の汚泥がバケット内に送られるようにする機構を有し、車体を硬化処理場へ移動させてバケットコンベヤの往路のコンベヤ先端部のリターン部からバケット内の汚泥固化処理物を硬化処理現場の硬化処理平地又は硬化処理が行える崖斜面に落下させることができる落下コンベヤ車Fと、
前記硬化処理現場で所要の硬化状態となった汚泥固化処理物を硬化処理現場から掘出する回収作業車K
2) 前記汚泥掘出装置Dが、自走できる車体に積み込みバケットを装置し、遠隔無線操作で前記汚泥ピットA内の汚泥を積み込みバケットの操作で掘出して走行して掘出した汚泥を前記混練処理装置Eの投入口へ投入できる積み込みバケットを有する自走でき且つ無線で遠隔操作できるバックホー又はショベルである、前記1)記載の汚泥固化処理物製造設備
3) 前記汚泥掘出装置Dが、汚泥ピットAと混練処理装置Eの間で走行できる橋形走行クレーン本体と,同橋形走行クレーン本体の上部横架部材に沿って左右方向に自在に移動できる台車とを有する橋形走行クレーン装置を設け、同橋形走行クレーン装置の前記台車に水平回転できる回転台座を取付け、同回転台座に装置したウィンチの上下動するワイヤの下端に掘削用クラムシェルを開閉可能に取付け且つ同クラムシェルを開閉させる油圧シリンダーを取付け、遠隔操作で汚泥ピットAに貯えられた汚泥を前記橋形走行クレーン本体の前後走行と,台車の左右横行と,回転台座の回転と,回転台座に取付けたウィンチの作動によるワイヤの巻き上げ繰り出しによるクラムシェルの上下動と,及び油圧シリンダーの作動によるクラムシェルの開閉とにより、汚泥の掘削と把持をして汚泥ピット内の汚泥を混練処理装置Eの投入口まで移動して投下する作業を遠隔操作によってできる装置である、前記1)記載の汚泥固化処理物製造設備
4) 前記混練処理装置Eは、その前記投入口は上方に逆ハ字状に広がったシュートで形成され、同シュートにはシュートに振動を与える加振機が取付け、同シュートの投入口下部に大きな汚泥塊又は石の混入を防ぐ篩を設け、更に前記篩から落下する汚泥を受けて前記混練室内の前記回転ドラム内に運ぶ送りコンベヤが設けられ、同送りコンベヤで送られる汚泥と,更にサイロ装置Bの内部に設けたフィーダーで送られる固化材と,給水装置Cから給水される水をそれぞれ混練室の前記回転ドラムの前側の固定側壁に取付けた導入管を介して回転ドラム内に供給し、前記混練室の前記回転ドラムは内周に掻き上げ羽根を有し、回転ドラムの内部中央部には回動される水平な螺旋羽根撹拌機を複列に設け、混練室の回転ドラム内に送られた汚泥と固化材と水とは回転ドラムの掻き上げ羽根の回転と螺旋羽根撹拌機の螺旋羽根の回転とによって混練されるとともに、回転ドラム内の螺旋羽根撹拌機の後部の筒状ケーシング内部を通って後部の吐出口から排出され、排出された混練された汚泥固化処理物を受け入れて搬出コンベヤで外方に送れる構造である、前記1)〜3)いずれか記載の汚泥固化処理物製造設備
5) 前記混練処理装置Eは、前記回転ドラムとその付属機器部材及び回転ドラム内の収容物との合計重量を計測する重量計を有し、まず混練室内に汚泥のみを受け入れた時点とその受け入れる前の混練室の前記重量計の合計の重量値の差分から混練室内の汚泥の重量値を算出し、同汚泥の重量値に対して所定の重量割合の固化材の重量を算定してサイロ本体から算定した固化材の重量を混練室へ送られるように前記フィーダーを制御し、又前記算定の汚泥重量値に対して所定の重量割合の水量を算定して、その算定水量分の水を混練室へ送るように給水装置Cの給水バルブを制御して給水量を制御する制御部を有する、前記1)〜4)いずれか記載の汚泥固化処理物製造設備
6) 前記回転ドラムとその付属機器部材及び回転ドラム内の収容物の総重量が負荷されてこれらを支える室保持フレームを、コンクリート基礎床上に立設した複数本の受柱の頂面で載置して支持する構造とし、前記室保持フレームを受柱の頭面より高く持ち上げることができる複数基の油圧ジャッキを設け、重量計測する場合は油圧ジャッキで室保持フレームを受柱の頂面以上に持ち上げて、その時の油圧ジャッキに作用する負荷の総重量をロードセル等の重量計又は油圧の圧力計測値から測る重量計で計測して、コンピュータを用いた前記制御部に重量計の計測値を入力して記憶し、汚泥を回転ドラムへの供給する前後の重量計の総重量の計測値の差分から回転ドラム内の汚泥の重量を算出し、この差分の汚泥重量から所定の重量割合の固化材の供給量、水の供給量を算出して、前記フィーダー及び前記給水バルブを制御して、所定の重量割合で汚泥と固化材と水とを混練するようにした、前記5)記載の汚泥固化処理物製造設備
7) 設備全体の集中操作制御管理室を設け、同集中操作制御管理室に汚泥掘出装置Dと汚泥ピットAの状態の画像を表示できる画像ディスプレイと汚泥掘出装置Dの遠隔操作装置を設け、同画像ディスプレイで前記画像を表示させながら汚泥掘出装置Dの遠隔操作装置を操作して汚泥の掘削と混練処理装置への投入口への投入作業を行えるようにし、又集中操作制御管理室には前記サイロ装置B・給水装置C及び混練処理装置Eの各装置の起動と停止の操作が行える操作盤と混練処理装置Eの前記制御部が設けられ、前記汚泥掘出装置Dによって混練処理装置Eの混練室に受け入れられた汚泥重量を前記重量計で計測し、前記制御部によって計測された前記汚泥重量に対して所定の重量割合の重量を算出してその重量の固化材を混練室へ送り込み、又給水装置Cから計測された前記汚泥重量に対して所定の重量割合の水量を算出してその重量の水を混練室へ送り込み、及び混練処理装置Eの螺旋羽根撹拌機と前記搬出コンベヤの制御によって混練室の汚泥固化処理物の搬出量とを集中的に制御でき、前記集中操作制御管理室で汚泥固化処理物の製造と落下コンベヤ車への出荷の集中管理を可能にした、前記5)又は6)記載の汚泥固化処理物製造設備
にある。
本発明では、建設現場から運ばれてくる建設汚泥は汚泥ピット内に一時貯え、汚泥固化処理物を必要とする段階(注文があった時点)でシャベル作業車・バックホー作業車を遠隔地にて操作させて、あるいは前後走行する橋形走行クレーンの上部横架部材を左右する台車の下部に取付けた回転台座を旋回させて、しかも同回転台座に取付けたウィンチを作動して吊りワイヤを上下させることで下端に取付けた掘削用シャベル・バケット又はクラムシェルを前後走行・左右横行・回転と上下動させて、しかも油圧シリンダーで開閉操作させることで、汚泥掘出装置Dにより所定量の汚泥を汚泥ピットから掘削保持して、汚泥ピットに近い位置に設置した混練処理装置Eの投入口まで移動させて投入する。
これらの操作は、請求項6の発明では集中操作制御管理室で汚泥ピットA内の汚泥の状況と汚泥掘出装置Dのシャベル・バケット・クラムシェルの動作状況をディスプレイで画像表示しながら汚泥掘出装置Dの遠隔操作装置を操作することで、少人数で効率的に汚泥を掘削して混練処理装置Eの投入口へ投入できる。
請求項4の発明の如く、投入口が逆ハ状のシュートと、篩を有する構造では、汚泥の混練処理装置Eの投入口へ投入された汚泥は逆ハ状のシュートで集められて篩上に汚泥を落し、シュートの加振機でシュートと篩に振動を与え篩による篩効果を高め、篩目を通過する小さな泥塊・石のみを下方に落して送りコンベヤで受け止めて、汚泥は混練室内の回転ドラム内へ送られる。所定量の固化材と所定量の水もサイロ装置B及び給水装置Cからホースを介して混練室の回転ドラム内に送られる。
混練室Eの回転ドラムE11内に送られた汚泥の重量は、制御部Eにおいて回転ドラムE11と付属品及びその内容物を含んだ室保持フレームE10の総重量を計測する重量計Eにより汚泥を送る前の重量値と汚泥を一回バッチ分送り込んだ後の重量値との差分の重量(又は混練処理装置の汚泥を送り込む前後の全体重量の差分の重量)から回転ドラムE11内の汚泥の重量を算出し、この汚泥の計測重量の100重量部に対して所要の重量割合の固化材量を制御部Eで計算し、その計算量供給できるようにサイロ装置BのフィーダーB12を制御して回転ドラムE11内へ送り込む。同様に、給水装置Cから汚泥の計測重量に対して所要の割合の水量を制御部Eで計算し、その計算量となるように給水バルブC13の開閉を調整して回転ドラムE11内へ送り込む。
混練室Eの回転ドラムE11内に送られた所定重量割合の汚泥・固化材・水は、回転ドラムの内面に取付けた掻き上げ羽根・撹拌羽根の回転と中央部に複列配置した螺旋羽根撹拌機E14の螺旋羽根E15の回転によって混練される。特に、回転ドラムE11では掻き上げ羽根E111によって持ち上げられて落下することを繰り返すことによって及び中央の螺旋羽根撹拌機E14の螺旋羽根E15によって回転と送りが加わってよく混練される。充分に混練した後、回転ドラム内の汚泥固化処理物を螺旋羽根撹拌機E14の螺旋羽根E15でドラム外側に向けて移動させ、その後部に設けたケーシングE140の吐出口E141から排出して、回転ドラム外側下方に配置した搬出コンベヤE上へ移載して同搬出コンベヤE23で外部へ排出する。
混練室Eの回転ドラムE11内で混練された汚泥固化処理物は粘性があり、出荷する場合は混練処理装置Eの搬出コンベヤE23の終端から落下コンベヤ車FのホッパFに移載する。所要量の汚泥固化処理物をホッパFに収容した後落下コンベヤ車Fを硬化処理地へ移動させ、落下コンベヤ車Fの傾斜したバケットコンベヤFを作動させ、ホッパF内の汚泥固化処理物を傾斜したバケットコンベヤFの各バケットF42に移してバケットを上昇させて、コンベヤの先端のリターン部Fから各バケットF42内の汚泥固化処理物を硬化処理平地上に山状に積み上げて硬化処理する。又は、崖斜面に落下させて転動させながら粒度の大きさで分級するように斜面に堆積させる。
山状に積み上げられた硬化処理平地上の汚泥固化処理物は時々シャベル作業車で撹拌されて均一に硬化が進むようにする。所要の硬化状態で、山状の積み上げられた汚泥固化処理物をバックホー・シャベル等の回収作業車Kに回収して、ダンプカー,トラック又はミキサー車に移載して、使用する現場まで運送して、建築資材として地盤基礎・地盤改良材・路面材等として使用する。又は、崖斜面に堆積した粒度別に硬化させる汚泥固化処理物は所定の粒度の斜面をバックホー等で掘削して、所要の粒度の汚泥固化処理物を掘出して、ダンプカー・トラック等で使用する現場に運送する。
請求項6の発明では、特にディスプレイS,Sと制御部Sを配置した集中操作制御管理室Sを設けて、汚泥ピットAの汚泥を汚泥ピットAの汚泥状態をディスプレイS,Sで画像表示しながら汚泥掘出装置Dの遠隔操作装置を機械操作して汚泥を掘出して、混練処理装置Eの投入口E18に投入させることができる。又、混練処理装置Eの重量計Eと制御部Sにより投入された汚泥量を算出し、算出された汚泥量に対する所要の重量割合で算出した重量の固化材をサイロ装置Bの(スクリュー)フィーダーB12を制御して回転ドラムE11内に供給し、又給水装置Cからは算出された汚泥量に対して所要の重量割合の重量を算出し、その重量の水を給水バルブC13を制御し混練室Eへ供給し、そして回転ドラムE11と内部の螺旋羽根撹拌機E14とを回動させて所定時間かけて混練した汚泥固化処理物を回転ドラムE11内から吐出口E141を介して搬出コンベヤE23へ送り、更に搬出コンベヤE23のリターン部から外部下方に配置した落下コンベヤ車FのホッパFへ移載させる。これらの計算と制御は集中操作制御管理室Sに設けられた混練処理装置Eの制御部Sでなされる。走行できる落下コンベヤ車Fは汚泥固化処理物を硬化処理場の硬化処理平地ksへ移動してコンベヤのリターン部からホッパF内の汚泥固化処理物を落下させ、硬化処理平地ks上に山状に積み上げて時々撹拌させながら硬化させ、所定の硬化状態となった固化処理物をバックホー・シャベル作業車等の回収作業車Kで回収し、トラック・ダンプカーで出荷できるようにする。
このように、汚泥ピットAから硬化処理場ksまでの汚泥・固化材・水の送りと混練及び汚泥固化処理物の落下コンベヤ車Fまでの移動・操作・制御は集中操作制御管理室Sでの操作と制御部Sで集中制御と操作ができ、大略自動化できて、汚泥固化処理物の製造をきわめて効率的にできる。
図1は実施例の各装置の平面配置を示す説明図である。 図2は実施例の橋形走行クレーンとワイヤ吊りクラムシェルを用いた汚泥掘出装置を示す説明図である。 図3は実施例の混練処理装置の汚泥・固化材及び水の投入行程を示す説明図である。 図4は実施例の混練処理装置の構造を示す説明図である。 図5は実施例の落下コンベヤ車を示す側面図である。 図6は実施例の落下コンベヤ車のホッパとスライド開閉板の開閉動作構造を示す説明図である。 図7は実施例の落下コンベヤ車による汚泥固化処理物の硬化処理地における落下山積み硬化処理状態を示す説明図である。 図8は実施例の回転ドラムの洗滌用排水口の栓構造を示す説明図である。 図9は実施例の汚泥と固化材と水の回転ドラムへの投入の行程を示すフローチャート図である。 図10は実施例の混練処理装置による汚泥・固化材と水との混練から汚泥固化処理物の落下コンベヤ車による硬化処理平地への移動と落下作業による山積み状態で硬化処理の行程を示すフローチャート図である。 図11は本発明の掘出装置に遠隔無線操作の無人シャベルを用いた他の例を示す平面図である。
固化材はセメント系固化材とカチオン性水溶性化合物があるが、汚泥固化処理物を土木建築の基礎・地盤改良材・道路床材等の強度を要求される資材として使用する場合はセメント系固化材を主に使用する。
又、本発明のサイロ装置B,給水装置C,汚泥掘出装置D,混練処理装置E,落下コンベヤ車F,回収作業車Kの作動の停止・起動及びそれらを機械操作する制御部及び各装置の作業者への指令・作業状況の画像による表示を集中操作制御管理室に集約して状態画像表示・操作・制御・通信することで、少人数で作業の明確化と自動化とができることが好ましい。
又、本発明で自走する装置を使用する場合、クローラ方式又はタイヤ・走行車輪方式で移動できるようにする。又、落下コンベヤ車Fは自走できるように動力装置を有する場合と、自走する牽引車に連結して曳行させて前後左右又は回転できるようにさせる場合がある。又、落下コンベヤ車Fのバケットコンベヤの先端のリターン部からの汚泥固化処理物の落下高さは、6〜10m程が一般的である。そして、バケットコンベヤの投入位置・方向が変更し易い構造のものが汚泥固化処理物の硬化処理地の変更が容易となり好ましい。
本発明の供給された汚泥の重量計測は、回転ドラムに汚泥を供給する前と、汚泥を1バッチ分供給した後の回転ドラムとその付属機器と回転ドラム内の汚泥を含んだ総重量を計測して、その供給前後の総重量の差分から供給された汚泥重量を計算する。重量計は回転ドラムとその付属機器を含んだ総重量が負荷されるものであるが、回転ドラムが作動すると大きな上下振動が発生するので、重量を測らない回転ドラムが回転している時間帯は、回転ドラム等の重量はコンクリート基礎床に設置した複数の受柱で支持させて重量計に回転ドラムの振動荷重が負荷されないようにする。そして重量計測する場合は複数の油圧ジャッキで受柱より高く持ち上げて回転ドラム等の総重量を油圧ジャッキに荷重させ、油圧ジャッキに作用する荷重をロードセル等の重量計で計測して総重量を計測する。あるいは、持ち上げている油圧ジャッキの油圧から持ち上げ総重量値を求めることもできる。回転ドラムを回転させる場合は、油圧ジャッキを縮めて受柱で回転ドラム等の総重量を受けるようにすれば、油圧ジャッキ・ロードセルに強い振動・荷重が働かないので故障を少なくできる。
本発明の回収作業車Kとしてはシャベル作業車・バックホー作業車が主に使用され、汚泥固化処理物の使用現場までの運搬車としてはダンプカー・ミキサー車・トラック車等が使用され、又使用現場が近ければコンベヤベルトによることもできる。
又、本発明の汚泥掘出装置Dとしては集中操作制御管理室等の遠隔地から無線操作して作動できるシャベル作業車及びバックホー作業車は既に使用されているので、それを使用してもよい。
以下、本発明の実施例を図1〜10に示す図面に基づいて説明する。
本実施例の汚泥掘出装置Dは汚泥ピットAと混練処理装置Eの上方を水平に前後方向に走行する橋形走行クレーン装置Dを使用し、同橋形走行クレーン装置Dの上方横架部材に沿って左右方向に走行できる台車D13を装置し、同台車に回転台座D14を所定角度範囲で回転可能に取付け、同回転台座D14に複数のウィンチD15を取付け、同各ウィンチのワイヤD16を下方に垂し、同ワイヤ下端にクラムシェルD17を取付け、同クラムシェルD17を開閉する油圧シリンダーD18を取付けて、これらを集中操作制御管理室S又はその他の遠隔地で無線操作で開閉させて、汚泥ピットA内の汚泥mを混練処理装置Eへ移送できるようにしている。
このように、クラムシェルD17は橋形走行クレーン装置Dの前後走行,台車13の左右横行,回転台座D14の回転、ウィンチD15によるワイヤD16の上下巻き上げ繰り出しによるクラムシェルD17の上下動させて汚泥ピットAの所定位置(x,y,z)に移動して、クラムシェルD17の開閉で汚泥を掘出して、所定量の汚泥を保持して上記機器の運動機能を用い、混練処理装置Eの投入口まで移動し、投入口の上方でクラムシェルD17を開放して保持した汚泥を投入口へ落下させる。
混練処理装置Eの混練室Eでは、内部に横向に配置した回転ドラムE11を回動可能に装置し、同回転ドラム内周壁には複数の掻き上げ羽根E111を取付け、回転ドラムE11の回転中心線に沿った中央部に複列の螺旋羽根撹拌機E14を回動させ、回転ドラムE11内周の掻き上げ羽根又はその他の撹拌羽根と螺旋羽根撹拌機E14の回転によって収容した汚泥・固化材と水とをよく撹拌と練りを行い、所要の混練状態で螺旋羽根撹拌機E14を排出の方向に回転させて螺旋羽根撹拌機E14のケーシングE140の吐出口E141から吐出させ、吐出させた汚泥固化処理物を下方の搬出コンベヤE23で受けて混練室E外へ排出させることができるようにしている。回転ドラムE11とその付属装置全体を支持する油圧ジャッキEを有し、同油圧ジャッキEの基部にロードセルを使用した重量計Eを配置し、この重量計Eで回転ドラムE11に送り込まれた汚泥の重量を計測し、集中操作制御管理室Sにあるコンピュータを使用した制御部Sで回転ドラムE11に送り込まれる固化材量を汚泥重量から算出し、その算出の所定重量となるように送り込まれるように制御し、又給水装置Cの水量も汚泥重量から所定重量を算定し、その所定重量となるように制御する。
前記回転ドラムE11により混練された汚泥固化処理物は中央部にある螺旋羽根撹拌機E14のケーシングE140とその吐出口E141により回転ドラムE11から外の搬出コンベヤE23に移載される。搬出コンベヤE23で移載された汚泥固化処理物は自走できる又は牽引されて動く落下コンベヤ車Fの傾斜したバケットコンベヤFのホッパFに更に移載される。汚泥固化処理物をホッパFに貯えると、落下コンベヤ車Fを硬化処理平地ksへ移動させ、バケットコンベヤFを作動させ、ホッパF内の汚泥固化処理物を各バケットF42で受けて硬化処理平地ks上へ落下させて山状に積み上げ、バックホー又はシャベルカーを使用して積み上げた汚泥固化処理物を時々撹拌して均一に硬化させていくものである。所定硬化状態でシャベルカー・バックホー等の回収作業車Kでもってトラック・ダンプ車に載せて使用する現場へ運送する例である。
(符号の説明)
本実施例の符号を説明する。
Aは汚泥ピット、Dは汚泥掘出装置、Dは同汚泥掘出装置Dに用いる橋形走行クレーン装置、D10は同橋形走行クレーン装置の橋形走行クレーン本体、D11は同橋形走行クレーン本体D10の上部に架設された上部横架部材、D12は橋形走行クレーン装置Dを走行させるための地盤に敷設したレール、D13は上部横架部材D11に沿って電動モータで車輪を回転させて横行する台車、D14は台車D13の下部に取付けた電動モータで回転できる回転台座、D15は同回転台座に装置した電動式ウィンチ、D16は同ウィンチの複数本の垂直なワイヤ、D17は同ワイヤ下端に取付けたクラムシェル、D18はクラムシェルD17を開閉する油圧シリンダー、Bはサイロ装置、Bは固化材を貯える円筒形のサイロ本体、B12は同サイロ本体内に設けた固化材を上方に持ち上げる電動のスクリューフィーダー、B121はその駆動モータ、B13は同スクリューフィーダーの吐出口に接続されて外部の混練室に固化材を供給する固化材ホース、Cは水タンクC内の水を供給する給水装置、Cは水タンク、C12は水タンクC内の水を供給する水ホース、C13は同水ホースの吐水量を調整し、閉路できる電動の給水バルブ、C131は給水バルブの制御用駆動モータである。
Eは混練処理装置であり、Eは混練室、E10は混練室E全体をコンクリート基礎床CB上に保持する室保持フレーム、E101は同室保持フレームにかかる全重量をコンクリート基礎床CB上で支持する複数の受柱、E102は受柱E101の頭面に設けた緩衝用ゴム層であって、回転ドラムE11を回動するときは室保持フレームE10の重量はこの受柱E101にゴム層E102を介して支持させる。E11は同混練室E内に設けた転動可能な回転ドラム、E12は同回転ドラムを回動させる回動装置、E121は回転ドラムE11の外周に接触して回動させる前後左右4個の転動タイヤ、E122は同転動タイヤを回動させる電動モータ、E123は転動タイヤの回動支持部、E111は回転ドラムE11内周に設けた掻き上げ羽根、E112,E113は回転ドラムE11の前後にある中央側面を形成する円盤状固定側壁であって、同固定側壁の外周端面と回転ドラムE11のドラム前又は後折端面E114,E115とは回転可能に接摺している。E116は回転ドラムE11の外周の一部に設けたコーン状排水口、E117は同排水口に嵌合して同排水口を閉鎖するコーン状ゴム製栓体、E117aは同栓体内にその基端部を埋設した雄ねじ、E117bは同雄ねじの基端部、E117cは雄ねじ下端に設けた蝶ナットである。E14は回転ドラムE11の中央部に複列の水平に設けた螺旋羽根撹拌機、E140は後部の螺旋羽根E15を囲う後側固定側壁E113を貫通した円筒状ケーシング、E141はケーシングE140に設けた吐出口、E15は同螺旋羽根撹拌機の螺旋羽根、E16は前記螺旋羽根撹拌機E14の電動式の回動装置、E171,E172,E173は回転ドラムE11の前側の固定側壁E112に取付けた汚泥・固化材・水それぞれの導入管、E18は混練室Eの投入口、E19は同投入口のシュート、E191はシュートE19の下部側面に形成した大きな汚泥塊と石を排出する排出扉、E192は同排出扉の開閉蝶番、E20は投入口に設けた大きな汚泥塊・石の混入を防ぐ篩、E21は同篩E20・前記シュートE19に振動を与える加振機、E22は篩下の落下する汚泥を回転ドラムE11へ送り込む送りコンベヤ、E23は回転ドラムE11内の混練された汚泥固化処理物の吐出口E141から排出された汚泥固化処理物を外部に搬出する搬出コンベヤ、Eは前記室保持フレームの総重量を計測するため、前記室保持フレームE10を前記受柱E101のゴム層E102上面より高く持ち上げる複数個の油圧ジャッキ、Eは室保持フレームE10の総重量を測るロードセルを用いた重量計で、各油圧ジャッキEとコンクリート基礎床CBとの間に配置され、回転ドラムE11自体及びその内部に投入された汚泥の総重量を計測して供給された回転ドラムE11内の汚泥の重量をコンピュータを用いた制御部S(E)で算出する。Eは重量計Eの計測値から汚泥の収容重量を算出し、サイロ装置BのフィーダーであるスクリューフィーダーB12を制御して、固化材を前記汚泥重量に対して所定の重量割合の固化材ホースB13及び導入管E171・固定側壁E112を介して回転ドラムE11内に送り、及び汚泥の計測値から給水量を算出し、給水装置Cの給水バルブC13を制御して前記汚泥重量に対して所定重量割合の水量を水ホースC12及び導入管E172・固定側壁E112を介して回転ドラムE11内に送り込むように制御するコンピュータを用いた制御部であって、実施例では制御部Eは集中操作制御管理室S内に置かれて、制御部S内に組み込まれている。
Fは落下コンベヤ車、Fは同落下コンベヤ車Fの自走できる走行車体、F11は走行用タイヤ、Fは走行とバケットコンベヤFの為の動力部、Fは運転コンベヤ操作室、Fは走行車体Fに設けた傾斜したバケットコンベヤ、F41はバケットコンベヤFの無端コンベヤベルト、F42は同無端コンベヤベルトに一定間隔に設けたバケット、F43はバケットF42の外側中間位置に取付けられた加圧片で、スプリングF53に抗してスライド開閉板F52を開位置の方向にコンベヤの送り力でもって付勢し、スライド開閉板F52の開口F521とホッパFの下方開口F51を連通させてホッパF内の汚泥をバケットF42へ移動可能にする。Fは汚泥固化処理物を一時貯えるホッパで、F51はホッパFの下方開口、F52はホッパFの下方開口F51を開閉するスライド開閉板、F53は同スライド開閉板F52を閉位置になるように付勢するスプリング、FはバケットコンベヤFの先端部のリターン部で、ここでバケットF42内の汚泥固化処理物を10m程下方の硬化処理平地面に落下させる。
Kは硬化処理平地から所要の硬化状態の汚泥固化処理物を掘出するシャベルカーを用いた回収作業車、Hは汚泥固化処理物を運送するダンプカーを用いた運送作業車である。
(汚泥ピットから混練処理装置への汚泥の送り作業)
汚泥ピットAには建設現場等から発生する汚泥がトラック・ダンプカーによって運送され、広い汚泥ピットAに投入され、適切な水分管理されて貯えられる。
この汚泥ピットAと近接して設置された混練処理装置Eとの上方には汚泥掘出装置Dの橋形走行クレーン装置Dが前後に移動できるようになっている。又、台車D13及びこれに取付けた回転台座D14とは上部横架部材D11に沿って横行し、汚泥ピットAの所要の場所から汚泥を掘削して混練処理装置Eの投入口E18へ運べるようになっている。
まず、掘出する汚泥の位置x上方に橋形走行クレーン装置Dを汚泥ピットの外側に配置したレールD12を介して前後に移動させ、次に汚泥の位置yの上方位置となるように上部横架部材D11に沿って前記台車D13を移動させる。掘出す汚泥の位置(x,y)の上方に台車D13を移動させた後、掘出するクラムシェルD17の水平回転位相位置にクラムシェルD17を開いて掘出できる位相角度になるように回転台座D14を回転させる。その調整後、回転台座D14のウィンチD15の複数のワイヤD16を繰り出すことで、ワイヤ下端に吊下げた左右一対のクラムシェルD17を油圧シリンダーD18の操作で開いた状態にする。この状態でウィンチD15のワイヤD16を繰り出すと、クラムシェルD17は自重で下降して汚泥に刺し込まれるようになり、次に油圧シリンダーD18を閉方向に作動させることで左右に開いたクラムシェルD17は閉じる方向に回動し、左右のクラムシェルはその間の汚泥を把持するように閉じる。
クラムシェルD17が汚泥を把持した後、ウィンチD15のワイヤD16を巻き上げることでクラムシェルD17を上方に持ち上げ、台車D13の左右方向の横行と、橋形走行クレーン本体D10の前後走行によってクラムシェルD17を混練処理装置Eの投入口E18上方へ移動し、その後ウィンチD15のワイヤD16を繰り出してクラムシェルD17を投入口E18の直上位置で油圧シリンダーD18を作動させて開いて、把持した汚泥を投入口E18の逆ハ字状のシュートE19内側に落下させる。汚泥はシュートE19の下部にある篩E20の上に落下する。その後、加振機E21を作動し、篩E20の上の汚泥に振動を与え、篩目を通過した比較的に粒塊が小さい汚泥と石・砂を下方に落下させる。
下方に落下した汚泥は送りコンベヤE22で受け止められて、同送りコンベヤE22によって混練室Eに向けて送られる。
混練室Eでは送りコンベヤE22で送られる汚泥は、導入管E171のラッパ受入部へ投入されて内部のスクリューコンベヤで導入管E171の管路を介して回転ドラムE11の固定側壁E112を通過して回転ドラムE11内に供給される。この供給された汚泥量は油圧ジャッキEの下部の重量計Eと制御部S(E)で計測され、所定重量を超えた所でクラムシェルD17による汚泥の投入口E18への投入作業を終了する。回転ドラムE11及び付属部品・汚泥等の全重量は室保持フレームE10を油圧ジャッキEで受柱E101から持ち上げることで複数の重量計Eで測量され、汚泥の投入前と投入後の全重量の差分をもって汚泥の投入重量として制御部E(S)で計算する。
回転ドラムE11に投入された汚泥の重量は、汚泥投入前後の重量計Eの全重量との差分として計算され、汚泥の投入重量が制御部E(S)によって計算され、この汚泥重量に対して混入する所定重量割合の固化材の重量を計算し、制御部E(S)はサイロ装置BのスクリューフィーダーB12を制御して上記重量だけスクリューフィーダーB12を作動して導入管E172に供給し、導入管E172を介して回転ドラムE11内に投入する。又、同様に給水装置Cの投入水量を制御部E(S)で投入汚泥に対する所定重量割合の水量を計算し、給水バルブC13を制御して水タンクCからその計算の水量を水ホースC12,導入管E173を介して回転ドラムE11へ投入する。
回転ドラムE11に所定重量比率で汚泥・固化材と水を投入した後、回転ドラムE11を回転する。回転ドラムはドラム外周に配置した前後左右4個の転動タイヤE121を電動モータE122で回動することで回転ドラムE11を回転させる。
回転ドラムE11の回転によって汚泥・固化材と水とはその内面の掻き上げ羽根E111等の撹拌羽根によって持ち上げ、所定角度で落下すること及び中央部の螺旋羽根撹拌機E14の前後送りによってよく撹拌・混練される。回転ドラムE11でよく混練されると、螺旋羽根撹拌機E14の送り方向をケーシングE140がある排出方向にし、その吐出口E141から排出する。排出された汚泥固化処理物はその下方の搬出コンベヤE23が受け止めて、同搬出コンベヤによって外部へ移動して、搬出コンベヤE23のリターン部から落下させ、このリターン部の下方で待ち受けている1台又は複数台のコンベヤ車FのホッパFへ移載される。
コンベヤ車FのホッパFに移載された汚泥固化処理物を収容して、これを走行させて硬化処理平地ksへ移動し停車させて、傾斜したバケットコンベヤFを作動させることでホッパF内の汚泥固化処理物を各バケットF42へ移載して、バケットコンベヤFの作動とともにバケットF42を上方に持ち上げ、コンベヤ先端の6〜10m程の高さがあるリターン部から各バケットF42内の汚泥を硬化処理平地上に落下して山状に積み上げる。複数台のコンベヤ車Fで山状に高く積み上げることもある。
硬化処理平地ks上に山状に積み上げた汚泥固化処理物は所定日数をかけて硬化させる。その間、シャベルカー等で積み上げた汚泥固化処理物を時々撹拌して均一な硬化状態とする。
所定の硬化状態になった所でシャベルカー等回収作業車Kで積み上げた汚泥固化処理物を拾い上げて、トラック車・ダンプカー等運送車に移載して、これらの車両で現場へ運送する。
本実施例では汚泥ピットAの汚泥の回転ドラムまでの移動作業及び回転ドラムに投入される汚泥の重量を油圧ジャッキの作動と重量計の計測値と制御部での計算によって重量を算出し、この汚泥重量値に対する所要重量割合でサイロ装置Bから固化材の重量及び給水装置からの水量の計算とそれらの投入制御は集中操作制御管理室SのディスプレイS,Sの映像を見ながら上記機器をコンピュータ等の制御部E(S)で制御をすることで、少人数で汚泥固化処理物の製造から出荷まで効率的にできるものとなる。
本実施例で汚泥掘出装置Dは橋形走行クレーン装置でなく、無線による遠隔操作で作動できるシャベルカー・バックホー作業車によっても集中制御・管理操作ができて、汚泥固化処理物を効率的に製造して出荷できる。
本発明の設備は、汚泥の発生現場近くに設置してもよいし、汚泥硬化処理場近くに設置してもよい。
G 実施例の汚泥固化処理物製造設備
A 汚泥ピット
B サイロ装置
サイロ本体
12 スクリューフィーダー(フィーダー)
121 スクリューフィーダーの駆動モータ
13 固化材ホース
C 給水装置
水タンク
12 水ホース
13 給水バルブ
131 バルブ駆動モータ
CB コンクリート基礎床
D 汚泥掘出装置
橋形走行クレーン装置
10 橋形走行クレーン本体
11 上部横架部材
12 レール
13 台車
14 回転台座
15 ウィンチ
16 ワイヤ
17 クラムシェル
170 取付ベース
18 クラムシェル開閉用の油圧シリンダー
汚泥ピットAのディスプレイ
投入操作用ディスプレイ
E 混練処理装置
混練室
10 室保持フレーム
101 受柱
102 ゴム層
11 回転ドラム
12 回動装置
121 転動タイヤ
122 電動モータ
123 回動支持部
111 掻き上げ羽根
112 前側の固定側壁
113 後側の固定側壁
114 ドラム前折端面
115 ドラム後折端面
116 排水口
116a 口縁部
117 栓体
117a 雄ねじ
117b 基端部
117c 蝶ナット
14 螺旋羽根撹拌機
140 ケーシング
141 吐出口
15 螺旋羽根
16 回動装置
171,172,173 導入管
1711 スクリューコンベヤ
18 投入口
19 シュート
191 大きな汚泥塊と石を排出する排出扉
192 排出扉の開閉蝶番
20
21 加振機
22 送りコンベヤ
23 搬出コンベヤ
油圧ジャッキ
重量計
制御部
F 落下コンベヤ車
走行車体
11 タイヤ
動力部
運転コンベヤ操作室
バケットコンベヤ
41 無端コンベヤベルト
42 バケット
43 加圧片
ホッパ
51 ホッパ下方開口
52 スライド開閉板
521 開口
53 スプリング
リターン部
K 回収作業車
H 運送作業車(ダンプカー等)
S 集中操作制御管理室
汚泥掘出装置の操作部
混練処理装置の制御部
,S 汚泥の投入作業用及び落下コンベヤ車Fと搬出コンベヤの移載用ディスプレイ
m 汚泥
固化材

ks 硬化処理平地
cm 現場撮影用カメラ
CON 操作盤

Claims (7)

  1. 土木現場又は建設現場から発生する汚泥に対して、所要重量割合で固化材と水とを混練して、まだ粘性があって未硬化の状態の汚泥固化処理物を製造する汚泥固化製造設備であって、
    下記の汚泥ピットAと,サイロ装置Bと,給水装置Cと,汚泥掘出装置Dと,混練処理装置Eと,汚泥固化処理物を運送して硬化処理地で所定高さから落下させて堆積する落下コンベヤ車Fと,硬化処理地に堆積して所定硬度に達した汚泥固化処理物を掘削して回収する回収作業車Kとを近接して配置して汚泥を建設資材として再利用できる有用な汚泥固化処理物の製造を効率化できることを特徴とする、汚泥固化処理物製造設備。

    建設現場から運送されてくる大量の汚泥を一時貯える汚泥ピットAと、
    前記固化材を大量に貯えたサイロ本体からフィーダーによって固化材を切り出して、混練処理装置Eの混練室へ送り込むサイロ装置Bと、
    所要水量の水となるように給水バルブを調整して水を混練処理装置Eの混練室に送り込む給水装置Cと、
    前記汚泥ピットAに貯えられた汚泥から所要量の汚泥を掘出して混練処理装置Eに送り込む汚泥掘出装置Dと、
    前記汚泥掘出装置Dから送られる汚泥を受け入れる投入口と、前記投入口から受け入れた所要量の汚泥と,前記サイロ装置Bのフィーダーから送られる所要量の固化材と,前記給水装置Cから送られる所要量の水とを横向きの回転ドラム内に導入して同回転ドラムを回動装置で回転させてこれらを混練する機能を有する混練室と、同混練室から吐出される混練された汚泥固化処理物を外部へ搬出する搬出コンベヤとを備えた混練処理装置Eと、
    自走又は牽引されて走行できる車体に、前記混練処理装置Eの搬出コンベヤから搬出する汚泥固化処理物を一時受け入れて下方排出口を常閉とする開閉弁を底部に付設したホッパと,汚泥固化処理物を所要量収容できるバケットを無端コンベヤ面に所定間隔毎に多数設け且つ往路のコンベヤ面にある前記バケットが上方外方に向けて送られるように傾斜したバケットコンベヤとを配置し、しかも送られる前記バケットが前記ホッパの下方排出口の開閉弁を係動して開状態にして下方排出口から前記ホッパ内の汚泥がバケット内に送られるようにする機構を有し、車体を硬化処理場へ移動させてバケットコンベヤの往路のコンベヤ先端部のリターン部からバケット内の汚泥固化処理物を硬化処理現場の硬化処理平地又は硬化処理が行える崖斜面に落下させることができる落下コンベヤ車Fと、
    前記硬化処理現場で所要の硬化状態となった汚泥固化処理物を硬化処理現場から掘出する回収作業車K
  2. 前記汚泥掘出装置Dが、自走できる車体に積み込みバケットを装置し、遠隔無線操作で前記汚泥ピットA内の汚泥を積み込みバケットの操作で掘出して走行して掘出した汚泥を前記混練処理装置Eの投入口へ投入できる積み込みバケットを有する自走でき且つ無線で遠隔操作できるバックホー又はショベルである、請求項1記載の汚泥固化処理物製造設備。
  3. 前記汚泥掘出装置Dが、汚泥ピットAと混練処理装置Eの間で走行できる橋形走行クレーン本体と,同橋形走行クレーン本体の上部横架部材に沿って左右方向に自在に移動できる台車とを有する橋形走行クレーン装置を設け、同橋形走行クレーン装置の前記台車に水平回転できる回転台座を取付け、同回転台座に装置したウィンチの上下動するワイヤの下端に掘削用クラムシェルを開閉可能に取付け且つ同クラムシェルを開閉させる油圧シリンダーを取付け、遠隔操作で汚泥ピットAに貯えられた汚泥を前記橋形走行クレーン本体の前後走行と,台車の左右横行と,回転台座の回転と,回転台座に取付けたウィンチの作動によるワイヤの巻き上げ繰り出しによるクラムシェルの上下動と,及び油圧シリンダーの作動によるクラムシェルの開閉とにより、汚泥の掘削と把持をして汚泥ピット内の汚泥を混練処理装置Eの投入口まで移動して投下する作業を遠隔操作によってできる装置である、請求項1記載の汚泥固化処理物製造設備。
  4. 前記混練処理装置Eは、その前記投入口は上方に逆ハ字状に広がったシュートで形成され、同シュートにはシュートに振動を与える加振機が取付け、同シュートの投入口下部に大きな汚泥塊又は石の混入を防ぐ篩を設け、更に前記篩から落下する汚泥を受けて前記混練室内の前記回転ドラム内に運ぶ送りコンベヤが設けられ、同送りコンベヤで送られる汚泥と,更にサイロ装置Bの内部に設けたフィーダーで送られる固化材と,給水装置Cから給水される水をそれぞれ混練室の前記回転ドラムの前側の固定側壁に取付けた導入管を介して回転ドラム内に供給し、前記混練室の前記回転ドラムは内周に掻き上げ羽根を有し、回転ドラムの内部中央部には回動される水平な螺旋羽根撹拌機を複列に設け、混練室の回転ドラム内に送られた汚泥と固化材と水とは回転ドラムの掻き上げ羽根の回転と螺旋羽根撹拌機の螺旋羽根の回転とによって混練されるとともに、回転ドラム内の螺旋羽根撹拌機の後部の筒状ケーシング内部を通って後部の吐出口から排出され、排出された混練された汚泥固化処理物を受け入れて搬出コンベヤで外方に送れる構造である、請求項1〜3いずれか記載の汚泥固化処理物製造設備。
  5. 前記混練処理装置Eは、前記回転ドラムとその付属機器部材及び回転ドラム内の収容物との合計重量を計測する重量計を有し、まず混練室内に汚泥のみを受け入れた時点とその受け入れる前の混練室の前記重量計の合計の重量値の差分から混練室内の汚泥の重量値を算出し、同汚泥の重量値に対して所定の重量割合の固化材の重量を算定してサイロ本体から算定した固化材の重量を混練室へ送られるように前記フィーダーを制御し、又前記算定の汚泥重量値に対して所定の重量割合の水量を算定して、その算定水量分の水を混練室へ送るように給水装置Cの給水バルブを制御して給水量を制御する制御部を有する、請求項1〜4いずれか記載の汚泥固化処理物製造設備。
  6. 前記回転ドラムとその付属機器部材及び回転ドラム内の収容物の総重量が負荷されてこれらを支える室保持フレームを、コンクリート基礎床上に立設した複数本の受柱の頂面で載置して支持する構造とし、前記室保持フレームを受柱の頭面より高く持ち上げることができる複数基の油圧ジャッキを設け、重量計測する場合は油圧ジャッキで室保持フレームを受柱の頂面以上に持ち上げて、その時の油圧ジャッキに作用する負荷の総重量をロードセル等の重量計又は油圧の圧力計測値から測る重量計で計測して、コンピュータを用いた前記制御部に重量計の計測値を入力して記憶し、汚泥を回転ドラムへの供給する前後の重量計の総重量の計測値の差分から回転ドラム内の汚泥の重量を算出し、この差分の汚泥重量から所定の重量割合の固化材の供給量、水の供給量を算出して、前記フィーダー及び前記給水バルブを制御して、所定の重量割合で汚泥と固化材と水とを混練するようにした、請求項5記載の汚泥固化処理物製造設備。
  7. 設備全体の集中操作制御管理室を設け、同集中操作制御管理室に汚泥掘出装置Dと汚泥ピットAの状態の画像を表示できる画像ディスプレイと汚泥掘出装置Dの遠隔操作装置を設け、同画像ディスプレイで前記画像を表示させながら汚泥掘出装置Dの遠隔操作装置を操作して汚泥の掘削と混練処理装置への投入口への投入作業を行えるようにし、又集中操作制御管理室には前記サイロ装置B・給水装置C及び混練処理装置Eの各装置の起動と停止の操作が行える操作盤と混練処理装置Eの前記制御部が設けられ、前記汚泥掘出装置Dによって混練処理装置Eの混練室に受け入れられた汚泥重量を前記重量計で計測し、前記制御部によって計測された前記汚泥重量に対して所定の重量割合の重量を算出してその重量の固化材を混練室へ送り込み、又給水装置Cから計測された前記汚泥重量に対して所定の重量割合の水量を算出してその重量の水を混練室へ送り込み、及び混練処理装置Eの螺旋羽根撹拌機と前記搬出コンベヤの制御によって混練室の汚泥固化処理物の搬出量とを集中的に制御でき、前記集中操作制御管理室で汚泥固化処理物の製造と落下コンベヤ車への出荷の集中管理を可能にした、請求項5又は6記載の汚泥固化処理物製造設備。
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