JP2006207181A - 掘削土を用いた捨てコンクリート打設方法 - Google Patents

掘削土を用いた捨てコンクリート打設方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 地球環境に優しいとともに社会と共生する掘削土を再利用でき、また、低コストでの実施が可能であり、資源の有効利用を大いに図ることができる掘削土を用いた捨てコンクリート打設方法を提供すること。
【解決手段】 地盤の掘削により生じた掘削土1を振動ふるい機3にかけ、得られた粒径が所定値以下の掘削土と、セメントと、水とを混合し、この混合物を捨てコンクリートとして前記掘削後の地盤に打設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地球環境に優しいとともに社会と共生する掘削土を再利用し、例えば建築現場等で実施される掘削土を用いた捨てコンクリート打設方法に関する。
一般的に、建築現場等では、まず、地盤の所定深さまでの掘削が行われた後、捨てコンクリートが打設される。そして、従来より、前記捨てコンクリートの打設には、生コン工場で練られ、運搬されてきたコンクリートが用いられている。
特開2000−8367号公報
ところで、建築現場等では、地盤を所定深さまで掘削したときに発生する掘削土は残土として廃棄される。しかし、廃棄先となる埋め立て処分地の不足に伴い掘削土の処分費が高騰しており、また、その不足等により分散・点在することとなった埋め立て処分地は建築現場等から遠方に位置することが多く、それにより、埋め立て処分地までの掘削土の運搬費が増加し、この増加が前記処分費の高騰に拍車をかけている。しかも、前記掘削土が資源としてまだ充分に利用することができるにも拘わらず廃棄されていたので、無駄が多いばかりでなく、いたずらに自然環境に負荷を与えることにもなっていた。また、自然環境への負荷は、掘削土を埋め立て処分地まで運搬するに際し、その運搬に用いられる車両から排出される排気ガスによってもますます増大することとなっていた。
また、上記のように捨てコンクリートとして用いられるコンクリートには、セメントの他、砂利や砂が混合されている。そして、前記砂利や砂としては、別途採取した新材が用いられていたので、これによっても自然環境に負荷が加わることとなっていた。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、地球環境に優しいとともに社会と共生する掘削土を再利用でき、また、低コストでの実施が可能であり、資源の有効利用を大いに図ることができる掘削土を用いた捨てコンクリート打設方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の掘削土を用いた捨てコンクリート打設方法は、地盤の掘削により生じた掘削土を振動ふるい機にかけ、得られた粒径が所定値以下の掘削土と、セメントと、水とを混合し、この混合物を捨てコンクリートとして前記掘削後の地盤に打設することを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明では、地球環境に優しいとともに社会と共生する掘削土を再利用でき、また、低コストで実施することができ、資源を極めて有効に利用することができる捨てコンクリート打設方法が得られる。すなわち、この発明では、建築現場等で生じる掘削土を捨てコンクリートとして用いることから、資源(掘削土)の有効利用が図れると共に、廃棄する掘削土が減るので掘削土の処分費の低減を図ることができる。
また、捨てコンクリートに用いる新材(砂利や砂)も減らすあるいは無くすことができるので、環境負荷の低減を図ることができる。しかも、上述したように、掘削土の廃棄量が低減し、これにより、掘削土の廃棄に要する運搬の回数や運搬に用いる車両の台数を減らすことができ、車両からの排気ガスの排出量が減るので、より一層の環境負荷の低減を図ることができる。
さらに、建築現場等において、地盤の掘削後、発生した掘削土を建築等を行う敷地内に盛土して留置する場合、盛土された掘削土によって前記敷地内における作業領域が制限され、この制限により作業の危険性や困難性が増大するおそれもある。しかし、本発明では、掘削後に最初に行う捨てコンクリートの打設時に盛土した掘削土を消費することができるので、捨てコンクリート打設後に、盛土された掘削土により制限される作業領域が極めて小さくなり、作業効率が向上し、作業の危険性が低下するという効果が得られる。その上、前記掘削土は埋め戻しにも用いることができ、この場合には、上記の効果はより向上することとなる。また、前記掘削土を捨てコンクリートには用いず、埋め戻しのみに用いる場合には、埋め戻しを完了するまでの期間は盛土された掘削土によって作業領域が制限された状態が続くので、埋め戻しを完了するまで作業効率が低下することになる。しかし、掘削土を埋め戻しのみに用いる場合と比べて、掘削土を捨てコンクリートに用いる本発明では、盛土された掘削土により制限される作業領域が、前記地盤の掘削直後に行われる捨てコンクリートの打設後に早くも小さくなるので、それだけ作業効率が上昇し、当然のことながら、捨てコンクリート打設後に行われる埋め戻し自体も効率良く行うことができる。
図1は本発明の一実施の形態に係る掘削土を用いた捨てコンクリート打設方法(以下、打設方法という)を概略的に示す全体構成図、図2は前記打設方法を概略的に示すフローチャートである。この実施の形態に係る打設方法では、図1および図2に示すように、まず、地盤の掘削に伴って生じた掘削土1を、ショベル式積込機2等によって振動ふるい機3にかける(ステップS1)。そして、前記掘削土1を振動ふるい機3にかけることにより、粒径が所定値(この実施の形態では40mm)以下の処理土が得られる。ここで、前記掘削土1には、例えば、コンクリート屑等が含まれている。また、前記処理土は、後述するスクリューミキサー4やスクイズ式ポンプ装置6に不具合を生じさせない程度の大きさ(粒径)になっている。
続いて、前記処理土と、セメントと、水とを混合し、これにより、混合物が作成される(ステップS2)。詳しく説明すると、図1において、4はスクリューミキサーであり、搬送方向終点側Eが搬送方向始点側Pよりも高くなるように傾斜した状態で設けられている。そして、このスクリューミキサー4の搬送方向始点側Pに設けられた導入口Mの上方に、前記処理土を導入口Mに投入するための投入用コンベア5の下流端側が位置している。また、前記導入口Mには、前記投入用コンベア5による処理土の投入と同時に、図示していないホッパーに収容されたセメントと、水とが供給される。
上記のようにスクリューミキサー4を傾斜状態にしてあるので、導入口Mに投入された処理土、セメントおよび水の接触効率が良好となり、三者が均一に混合された混合物が生成されることになる。
そして、前記混合物は、捨てコンクリートとして前記掘削後の地盤に打設される(ステップS3)。詳述すると、図1において、6は車載式のスクイズ式ポンプ装置であり、トラック7に搭載されている。そして、前記スクリューミキサー4の搬送方向終点側Eはスクイズ式ポンプ装置6の投入口8の上方に位置しており、スクリューミキサー4によって作成された混合物は、投入口8に投入される。その後、スクイズ式ポンプ装置6に設けられた圧送パイプ9により、スクリューミキサー4からポンプアップされた混合物が所定作業箇所において捨てコンクリートとして打設される。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、種々に変形して実施することができる。例えば、上記ステップS2において、石灰系等の固化剤を前記混合物に加えてもよい。
また、上記ステップS2において、起泡剤、流動化剤を前記混合物に注入して混合物を流動化してもよく、砂利(例えば粒径が25mm以下のもの)や砂(例えば粒径が10mm以下のもの)を前記混合物に添加してもよい。
さらに、前記混合物は、捨てコンクリートのみならず、埋め戻し等にも用いることができる。
また、前記掘削土1を振動ふるい機3に投入する前に、例えば、カッティング装置および複数個の回転ハンマを備えた攪拌機(図示していない)により、掘削土1を細かく砕いてもよい。また、振動ふるい機3により選別された粒径が大きい(この実施の形態では40mm以上)掘削土1のみを前記攪拌機で細かく砕くようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る掘削土を用いた捨てコンクリート打設方法の構成を概略的に示す全体構成図である。 上記実施の形態を概略的に示すフローチャートである。
符号の説明
1 掘削土
3 振動ふるい機

Claims (1)

  1. 地盤の掘削により生じた掘削土を振動ふるい機にかけ、得られた粒径が所定値以下の掘削土と、セメントと、水とを混合し、この混合物を捨てコンクリートとして前記掘削後の地盤に打設することを特徴とする掘削土を用いた捨てコンクリート打設方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020163319A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 惠久 田畑 無機性汚泥を再生土にする製造方法
JP2021058815A (ja) * 2019-10-02 2021-04-15 惠久 田畑 汚泥固化処理物製造設備

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