JP3474461B2 - 残土流動化処理方法および設備 - Google Patents
残土流動化処理方法および設備Info
- Publication number
- JP3474461B2 JP3474461B2 JP29258498A JP29258498A JP3474461B2 JP 3474461 B2 JP3474461 B2 JP 3474461B2 JP 29258498 A JP29258498 A JP 29258498A JP 29258498 A JP29258498 A JP 29258498A JP 3474461 B2 JP3474461 B2 JP 3474461B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mud
- kneading
- adjusted
- treatment
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 title claims description 126
- 238000005243 fluidization Methods 0.000 title claims description 32
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 25
- 239000002699 waste material Substances 0.000 title 1
- 238000004898 kneading Methods 0.000 claims description 67
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 41
- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims description 36
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 35
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 31
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims description 21
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 20
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 20
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims description 10
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 claims description 5
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 4
- 238000000265 homogenisation Methods 0.000 claims description 4
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 3
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 13
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 4
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 4
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 238000001935 peptisation Methods 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 2
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000018109 developmental process Effects 0.000 description 1
- 239000002440 industrial waste Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000004064 recycling Methods 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
利用するための再生処理を行う残土流動化処理方法およ
び設備に関する。
る残土を再利用する技術が開発されている。代表的なも
のとしては、撹拌装置を有する混練機に残土を投入し、
残土を撹拌装置で解泥処理した後にセメント等の固化材
を混合して混練処理を行う残土の流動化処理設備が知ら
れている。
あることもあって、こうした再生処理設備においては、
解泥処理と混練処理を、同一の装置内で行っていた。
再生処理設備では、同一の装置内で解泥処理と混練処理
をするために、一連の残土の再生処理が完了するまで、
新しい残土の処理を行うことができないことが問題とな
っていた。この問題は特に、次々に新しい残土が大量に
発生する大規模な建設現場において顕著であったため、
大量の残土を連続して処理可能な効率的な残土流動化処
理方法及び残土流動化処理設備が切望されていた。
定でなく、さらに残土の解泥状況を確認することなくセ
メント等を混練して流動化土を生成していたため、先に
生成された流動化土と次に生成された流動化土に品質の
ばらつきが生じたり、解泥処理が不十分な部分を残した
まま流動化土が形成されることが問題となっていた。そ
のため、より安定した品質の流動化土を提供できる残土
流動化処理方法および設備が切望されていた。
ら一定以上の大きさの礫分をスクリーンによって除去し
た後に解泥機で解泥処理を行っていた。しかし、残土が
粘性土質である場合には残土そのものがスクリーンを通
過しないため、解泥機に残土がスムーズに投入されず、
解泥処理そのものに遅滞を生じることがあった。そのた
め、先述の残土の効率的な処理の問題とも相俟って、効
率的な解泥処理が可能な解泥処理設備が切望されてい
た。
現場において、残土をシステマチックかつ大量に連続し
て処理可能であり、より均質で安定した高品質の流動化
土を生成可能な残土流動化処理方法及び残土流動化処理
設備を提供することを目的とする。
め、本発明は以下のような構成とした。すなわち、建設
現場で発生した残土を水と撹拌混合することにより調整
泥土を生成し、この調整泥土を蓄積しながら撹拌して順
次移送し、前記調整泥土と固化材を加えて混練すること
により流動化土を連続して生成することを特徴とする残
土流動化処理方法を提供することとしている。
水と撹拌混合して調整泥土を生成する解泥機と、この解
泥機に給水する解泥用給水装置とを備えた解泥処理設備
と、前記調整泥土を蓄積し、撹拌手段で撹拌する調整泥
土槽と、前記調整泥土と固化材を混練して流動化土を生
成する混練機と、この混練機に固化材を供給する固化材
供給装置と、この混練機に給水する混練用給水装置とを
有する混練処理設備と、前記調整泥土を前記解泥処理設
備から前記混練処理設備に移送する移送手段とを有する
ことを特徴とする残土流動化処理設備である。
送手段によって移送される前記調整泥土の密度を計測す
る比重計を有することを特徴としている。
解泥処理設備は、前記調整泥土より礫分を除去するスク
リーンを有することを特徴としている。
設現場で発生した残土を水と撹拌混合して調整泥土を生
成した後、この調整泥土を蓄積しながら撹拌することに
より調整泥土を均質化する。残土が調整泥土に加工され
た段階で均質化を行うので、最終的に生成され流動化土
のばらつきをなくし、品質の安定化を図るものである。
この均質化された調整泥土を、蓄積しつつ順次他の場所
へ移送して固化材を加えて混練し、流動化土を生成する
ので、連続した残土流動化処理ができる。
は、建設現場で発生した残土は、解泥処理設備内の解泥
機に投入される。この解泥機は、残土を給水装置より供
給される水と撹拌混合することにより、調整泥土を生成
する。生成された調整泥土は、解泥処理設備から混練処
理設備に移送される過程において、いったん調整泥土槽
に蓄積される。この調整泥土槽内では、先に生成された
調整泥土と後に生成された調整泥土が撹拌混合されるこ
とによって均質化される。混練処理設備では、以上の処
理で均質化された調整泥土に、セメント等の固化材や水
を加えて混練機内で撹拌混合を行い、流動化土を生成す
る。
備を独立した構造としているため、大量の残土を連続し
て処理することが可能である。さらに、解泥処理設備に
おいては、解泥処理の後にスクリーンによって礫分を除
去することにより、効率的な礫分の除去を行うことがで
きる。流動化土生成のための水の供給にあたっては、移
送手段に設けた比重計による計測値を参考にすること
で、生成される流動化土の品質の安定化を図るための適
切な給水量を決定することができる。
坑の掘削やシールド掘進など掘削によって残土が発生す
る現場一般に適用が可能である。特に発生する残土の質
が一定でない建設現場や軟弱な残土が発生する建設現場
において有効である。 (解泥処理設備)本発明における解泥処理設備は、建設
現場から発生する残土を解泥して調整泥土とする設備で
ある。解泥用撹拌装置を備えた解泥機と、解泥用給水装
置とを有する設備であればよいが、残土の組成粒度が大
である場合には、流動化調整材を加える流動化調整材供
給装置を設けても良い。この流動化調整材としてはセメ
ント混入産業廃棄物に石粉を混練したものを例示するこ
とができる。
装置で撹拌を行った後、解泥用給水装置により水が加え
られ、更に解泥用撹拌装置によって撹拌が加えられるこ
とでペースト状に加工される。このペースト状に加工さ
れた残土にさらに撹拌と給水を行うことで調整泥土が生
成される。尚、この解泥処理設備には、調整泥土より礫
分を除去するスクリーンを設けてもよい。 (調整泥土槽)調整泥土槽は調整泥土の均質化を行うた
めの装置であり、本体部分である大型容器の内部に、泥
土を撹拌混合する撹拌手段を設置した構造を有する。解
泥処理設備で生成された調整泥土は、混練処理が行われ
る前に本体に順次蓄積され、撹拌手段によって先に供給
された調整泥土と後に供給された調整泥土が撹拌混合さ
れることによって均質化される。流動化土の品質のばら
つきをなくすためには、残土が調整泥土に加工された段
階で均質化することが有効であるため、本発明では、こ
の装置によって調整泥土の均質化を行うものである。
容量は特に限定されるものではないが、容量において
は、特に解泥処理設備で生成される1回の調整泥土の容
積の5〜10倍であることが好適である。この調整泥土
槽は、調整泥土が解泥処理設備から混練処理設備に移送
されるまでの過程に設置されるものであればよく、また
複数設置することも可能である。特に、解泥処理設備と
移送手段の間及び移送手段と混練処理設備の間にそれぞ
れ調整泥土槽を介在させるように形成することが好適で
ある。調整泥土槽が移送手段の途中に設けられる場合に
は、圧送ポンプをこの調整泥土槽自体に設置するように
してもよい。また、撹拌手段としては、複数段の撹拌翼
を備えた撹拌軸を駆動させる撹拌機を例示することがで
きる。
り、解泥処理設備で生成される調整泥土は先に生成され
たものと後に生成されたものとが均質化されることにな
る。 (混練処理設備)本発明における混練処理設備は、移送
手段より供給される調整泥土に、固化材を加えて混練
し、流動化土を生成する装置である。この混練処理設備
には混練用撹拌装置を備えた混練機と、混練用給水装置
と、セメント等の固化材を供給する固化材供給装置を有
しているが、流動化土の品質を調整するために混和剤供
給装置を設置してもよい。また、先述したように、混練
用給水装置による給水量を決定するにあたっては、前記
比重計の計測値を参考にしてもよい。さらに、固化材供
給装置は調整泥土の品質や要求される流動化土の品質に
応じて切り替えられるように複数形成してもよい。使用
する固化材としては、セメント及びセメント系の固化材
が好適である。混和剤供給装置によって供給される混和
剤としてはセメントの硬化時間を延長するリターダーや
流動化土に更なる流動性を付与する流動化剤、さらに水
との親和性を高める親水剤を例示することができる。
尚、この混練処理設備は、解泥処理設備と別個に設ける
が、解泥処理設備と隣接して設置したり、解泥処理設備
の下方に位置するように設置してもよく、解泥処理設備
との位置関係は限定されるものではない。すなわち、下
方に設置する場合はこれらを積み重ね、上部に解泥処理
設備、下部に混練処理設備を設置して、両設備を連結す
る移送手段を、自然落下を利用したシュート等の装置と
してもよい。 (移送手段)本発明における移送手段は、解泥処理設備
と混練処理設備の双方に連結され、解泥処理設備で解泥
処理された調整泥土を混練処理設備に移送する装置であ
り、具体的には圧送ポンプを備えたパイプラインを例示
することができる。また、混練処理設備の上方に解泥処
理設備を設置する場合には、移送手段をシュート等の装
置とすることもできる。この場合には、圧送ポンプのよ
うな装置を設けなくても、自然落下によって調整泥土を
解泥処理設備から混練処理設備に移送することができ
る。さらに、この移送手段には、後述する調整泥土槽を
解泥処理設備側、混練処理設備側それぞれの端部に設け
ることができ、さらに移送手段中に比重計等の計測装置
を設置してもよい。
立する。 (比重計)本発明における比重計は、移送手段に設置さ
れて解泥処理設備から混練処理設備に移送される調整泥
土の密度を測定する装置である。この比重計の計測値に
よって混練処理における適切な給水量を決定することが
できる。したがって、調整泥土の密度に関係なく、混練
処理設備で最終的に生成される流動化土を一定の品質に
保つことができ、流動化土の均質化を図ることができ
る。この比重計は移送手段に設置することが好適である
が、調整泥土槽に設けてもよく、また複数の場所に設置
してそれぞれの平均値を算出するようにしてもよい。 (スクリーン)本発明におけるスクリーンは、解泥処理
設備に設置される装置であり、解泥処理設備で生成され
た調整泥土から所定のサイズ以上の礫分を除去する機能
を有する。具体的には、網状の部材を振動させることに
よって礫分の除去を行う振動スクリーンを例示すること
ができる。従来は解泥処理の前にスクリーンによる礫分
の除去を行っていたが、本発明では特に、解泥処理の後
にスクリーンによる礫分の除去を行うこととすることに
より、効率的な解泥処理を実現している。また、解泥処
理設備に破砕装置とベルトコンベアを設けて、振動スク
リーンによって除去された礫分を破砕し、破砕した礫分
をベルトコンベアによって移送し、他の残土と混合して
再度解泥処理を行うようにしてもよい。
を用いて説明する。図1は本発明による残土流動化処理
設備の正面図であり、図2は同設備の解泥処理設備を示
す側面図、図3は混練処理設備を示す側面図である。
泥処理設備2と移送手段3と混練処理設備4より構成さ
れており、解泥処理設備2は混練処理設備4に隣接して
設置されている。建設現場より排出された残土5は、図
2に示すようにベルトコンベア7によって解泥処理設備
2に送出され、解泥処理設備2において解泥処理されて
調整泥土に加工される。この調整泥土は、移送手段3に
よって図3に示す混練処理設備4に送り出され、セメン
ト等と混練されて流動化土に加工される。この流動化土
は混練処理設備4よりミキサ車8に積み込まれて必要な
場所に配送されることとなる。以下、各処理設備での処
理を詳述する。
を示す模式図である。解泥処理設備2の解泥機9には、
ベルトスケール6を有するベルトコンベア7aが設置さ
れており、解泥機9の下方にはシュート15aを介して
振動スクリーン10が設置されている。流動化調整材供
給装置11及び解泥用給水装置12、解泥用撹拌装置1
3が解泥機9に設置され、さらに振動スクリーン10に
はシュート15bを介して破砕装置14が接続されてお
り、破砕装置14にもベルトコンベア7bが設置されて
いる。
ル6によって適当な量に計量された後、ベルトコンベア
7aによって移送され、解泥機9内に投入される。解泥
機9内では、まず残土5の塊状の部分をほぐすために解
泥用撹拌装置13による撹拌が行われる。次に給水装置
12によって供給された水と残土5が解泥用撹拌装置1
3によって再度撹拌し、ペースト状になるまで練り合わ
される。残土5の組成粒度が大である場合には、必要に
応じて流動化調整材供給装置11によって流動化調整材
が図示しないホッパを介して投入される。ペースト状に
なった残土5はさらに水と混ぜ合わされて調整泥土17
に加工される。この調整泥土17は、解泥機9からシュ
ート15を介して振動スクリーン10に送出され、振動
スクリーン10の動作によって、調整泥土17内に含ま
れる一定のサイズ以上の礫分16が除去される。本実施
の形態における解泥処理設備2は、このように調整泥土
17の生成後に振動スクリーン10による礫分16の除
去を行っているので、礫分の除去後に調整泥土を生成し
ていた従来の解泥処理設備に比べて効率的に解泥処理を
行うことができる。除去された礫分16はシュート15
bによって破砕装置14に送出され、この破砕装置14
で処理可能なサイズに破砕されて、再び建設現場の他の
残土と混合される。したがって破砕された礫分16に
は、他の残土が解泥処理される時に、同時に再度解泥処
理が行われることとなる。尚、破砕装置14で破砕され
た礫分16を直接解泥機9に送り込み、再度解泥処理を
行うようにしてもよい。
調整泥土17は調整泥土槽21a、移送手段3、調整泥
土槽21bを介して混練処理設備4に送出される。本実
施の形態においては、この移送手段3は図4に示すよう
に圧送ポンプ18とパイプライン19によって構成され
ている。パイプライン19は解泥処理設備2、混練処理
設備4とそれぞれ調整泥土槽21a、21bを介して連
結されており、パイプライン19上には比重計20が設
置されている。さらに各調整泥土槽21a、21bには
それぞれ撹拌手段22a、22bが設置されている。
送出された調整泥土17は、解泥処理設備側の調整泥土
槽21a(以下、一次調整泥土槽21a)にいったん送
出される。送出された調整泥土17はすぐにパイプライ
ン19に送出されるのではなく、一次調整泥土槽21a
内でいったん蓄積され、後で処理された調整泥土と撹拌
手段21aによって撹拌混合される。一次調整泥土槽2
1a内では解泥処理された調整泥土17が数回蓄積され
るまで撹拌混合によって均質化された後、パイプライン
19を介して混練処理設備側の調整泥土槽21b(以
下、二次調整泥土槽21b)に送出される。このパイプ
ライン19を通過する際に、調整泥土17の密度が比重
計20によって検出される。同様に、二次調整泥土槽2
1bはパイプライン19によって移送された調整泥土1
7を蓄積し、撹拌手段21bの撹拌混合によって調整泥
土17を均質化する。このように複数回の均質化が行わ
れた調整泥土17は、図示しないホッパを介して混練処
理設備4に送出される。上述したように、本実施の形態
では調整泥土が解泥処理設備2から混練処理設備4に移
送されるまでの過程に調整泥土槽21a、21bを設け
ているので、混練処理を行う前に調整泥土17を均質化
することができ、結果として流動化土の品質の安定化を
図ることができる。
に混練機23と固化材供給装置24、混練用給水装置2
5、混和剤供給装置26、流動化土ホッパ27、混練用
撹拌装置28によって構成される。送出された調整泥土
17は混練機23内においてセメント供給装置24から
供給される固化材及び混練用給水装置25から供給され
る水と混合され、混練用撹拌装置28によって撹拌され
て、流動化土29に加工される。本実施の形態では固化
材としてセメントが使用されている。また、本実施の形
態においては、混練用給水装置25の最適な給水量を、
先に移送手段3の比重計20で計測された調整泥土17
の密度の計測値が参考にした上で決定している。したが
って、供給される調整泥土17の密度に関係なく、生成
される流動化土29の品質を均質化することができる。
この混練処理の過程において、流動化土の使用目的や流
動化状態によって混和剤供給装置26より適当な混和剤
が供給される。この混和剤としては、セメントの硬化時
間を延長するリターダーや、流動化土に更なる流動性を
付与する流動化剤、さらに水との親和性を高める親水剤
を使用することができる。
流動化土ホッパ27に蓄積される。またこの流動化土ホ
ッパ27の下方にはゲート30が付設されており、ゲー
ト30の下方には、ミキサ車8の駐車可能なスペースが
形成されている。流動化土29はゲート30から適宜ミ
キサ車8に供給され、このミキサ車8によって流動化土
を埋戻材として使用する各建設現場に配送される。
連続的に別個に行うので、大量の残土を連続して効率的
に処理することができ、さらに品質の安定した流動化土
を提供することが可能である。
建設現場においても、安定した品質の流動化土を使用で
きるので、埋め戻し作業の効率が向上する。
ある。
設備の側面図である。
設備の側面図である。
す模式図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 建設現場で発生した残土を水と撹拌混合
する解泥処理により調整泥土を生成し、この調整泥土に
固化剤や水を混合して混練処理を行う残土流動化処理に
おいて、 先に生成された調整泥土をいったん蓄積し、後に生成さ
れた調整泥土と撹拌する、調整泥土の均質化処理を前記
解泥処理と混練処理との間で複数回行い、 前記複数回行う調整泥土の均質化処理のうち最後に行う
均質化処理の対象となる調整泥土の密度を前記最後の均
質化処理前に比重計により計測し、 この時の計測値を参照して、混練処理の対象となる最後
の均質化処理によって生成された調整泥土に固化材とと
もに加える混練用の給水量を決定する ことで、流動化土
を連続して生成することを特徴とする残土流動化処理方
法。 - 【請求項2】 前記均質化処理を二回行うことを特徴と
する請求項1に記載の残土流動化処理方法。 - 【請求項3】 建設現場で発生した残土を水と撹拌混合
して調整泥土を生成する解泥機と、 この解泥機に給水する解泥用給水装置とを備えた解泥処
理設備と、先に生成された調整泥土がいったん蓄積され、後で生成
された調整泥土と撹拌手段で撹拌混合することによって
調整泥土を均質化する一次調整泥土槽と、 この一次調整泥土槽で均質化された調整泥土の密度を計
測する比重計と、 前記一次調整泥土槽で均質化された調整泥土が順次移送
されるとともに前記一次調整泥土槽で先に均質化された
調整泥土がいったん蓄積され、前記一次調整泥土槽で後
から均質化された調整泥土とを撹拌手段で撹拌混合する
ことにより調整泥土の均質化を再び行う二次調整泥土槽
と、 この二次調整泥土槽から送られた調整泥土と固化材を混
練して流動化土を生成する混練機と、この混練機に固化
材を供給する固化材供給装置と、前記比重計による計測
値を参照した上でこの混練機に給水する給水量が決定さ
れる混練用給水装置とを有する混練処理設備と、 前記調整泥土を前記解泥処理設備から前記混練処理設備
に移送するとともに前記比重計が設置された移送手段と
を有することを特徴とする残土流動化処理設備。 - 【請求項4】 前記解泥処理設備は、前記調整泥土より
礫分を除去するスクリーンを有することを特徴とする、
請求項3に記載の残土流動化処理設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29258498A JP3474461B2 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 残土流動化処理方法および設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29258498A JP3474461B2 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 残土流動化処理方法および設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000120103A JP2000120103A (ja) | 2000-04-25 |
JP3474461B2 true JP3474461B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=17783675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29258498A Expired - Fee Related JP3474461B2 (ja) | 1998-10-14 | 1998-10-14 | 残土流動化処理方法および設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3474461B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007014927A (ja) * | 2005-07-11 | 2007-01-25 | Takuma Co Ltd | 泥土処理方法 |
JP6823400B2 (ja) * | 2016-08-12 | 2021-02-03 | 大成建設株式会社 | 流動化処理土の製造および圧送方法と製造および圧送システム |
JP7315914B2 (ja) * | 2019-04-25 | 2023-07-27 | リーフエア株式会社 | 簡易土質改良システム及び簡易土質改良方法 |
CN110902983A (zh) * | 2019-11-25 | 2020-03-24 | 上海市环境科学研究院 | 污染土壤及底泥资源化处置利用的系统及其工艺方法 |
CN113005864A (zh) * | 2021-02-24 | 2021-06-22 | 北京市政建设集团有限责任公司 | 一种高效环保型多混合模式的固化土移动拌和设备 |
-
1998
- 1998-10-14 JP JP29258498A patent/JP3474461B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000120103A (ja) | 2000-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3474461B2 (ja) | 残土流動化処理方法および設備 | |
JP2000008367A (ja) | 粘性土の流動化処理方法 | |
JP2004536243A (ja) | 再利用された材料混合機械 | |
JP2002285572A (ja) | 流動化処理土の製造方法および装置 | |
JP2001115485A (ja) | 建設発生土の処理方法及び処理装置 | |
JP3820467B2 (ja) | 土工事用流動化処理土の製造方法及び装置 | |
JP6485835B2 (ja) | 埋め戻し材の製造方法および埋め戻し材製造システム | |
JP5571219B1 (ja) | シールド掘削残土の処理方法及び処理システム | |
JP3844377B2 (ja) | セメント混合改良土製造装置 | |
JP2001132013A (ja) | 建設発生土の流動化処理方法及び装置 | |
JP6395746B2 (ja) | 生コン製造用プラントを用いた流動化処理土の製造方法及びその装置 | |
JP2911412B2 (ja) | 建設工事用充填材およびその製造方法およびその充填材を用いた建設現場の充填方法 | |
JPS6322913A (ja) | 掘削土の強化方法及びその装置 | |
JP3725120B2 (ja) | 建設汚泥の改質プラント及び改質方法 | |
JPH0414523Y2 (ja) | ||
JP3658306B2 (ja) | 被処理物の連続粒状固化システム | |
JP2529227B2 (ja) | 汚染固形物処理装置 | |
JP2000037720A (ja) | コンクリート材料の取扱方法およびコンクリートの施工方法 | |
JP2002227237A (ja) | 建設発生土の改良方法 | |
JP3631195B2 (ja) | 移動式土壌改良装置 | |
JP2925000B2 (ja) | 残土改良装置 | |
JPH0811084Y2 (ja) | トンネル築造システム | |
JPS6332016A (ja) | 人工岩の造成工法 | |
JPH09264037A (ja) | 土砂輸送・改良システム | |
JPH11157657A (ja) | 粉粒物搬送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3474461 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |