JPH0414523Y2 - - Google Patents

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JPH0414523Y2
JPH0414523Y2 JP1984051187U JP5118784U JPH0414523Y2 JP H0414523 Y2 JPH0414523 Y2 JP H0414523Y2 JP 1984051187 U JP1984051187 U JP 1984051187U JP 5118784 U JP5118784 U JP 5118784U JP H0414523 Y2 JPH0414523 Y2 JP H0414523Y2
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soil
sieve
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excavated
excavated soil
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  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、地下に埋設されているガス管工事や
水道管工事や電気工事あるいは各種建設工事に伴
い発生する掘削土を改良して、路床材や路盤材、
埋め戻し材、さらには一般用土として再利用可能
とする掘削残土再生装置に関する。
従来は、地下に埋設のガス導管や、上下水道管
や、電気ケーブル工事、さらには他の道路工事や
建築工事等各種の建設工事に伴い発生する大量
で、かつ多種多様の掘削土や路盤及び路床廃材等
は、耐圧縮強度や含水率、粘性度あるいは粒塊状
態等の条件が不足であるため再利用には適さない
ものとされていた。そのために前記雑多な残土は
海浜、湖沼等の埋立用か、遠隔の未利用へき地等
に運搬投棄したりしていたので、極めて非効率な
ものであつた。加うるに最近の急激な都市化や公
害反対、環境保全対策の進展等のため埋立や投棄
可能の場所がますます遠く、かつ制限が厳しくな
つて、当業界の一部ではそのための経費等に耐え
得なくなつてきた。そのため、最近一部で建設残
土の再生が試みられるようになつてきたが、未だ
全残土を対象としたものではなく、特定の条件を
充たす残土についてのみで、これを建設等現場で
選別することは事実上不可能であり、さらに選別
もれの残土は依然運搬投棄せざるを得ないため、
一部好条件下にある建設現場以外では、全く利用
できないものとなつていた。
そこで本考案は、上記事実を考慮してなされた
もので、従来掘削土を再生処理する方法の提案は
なされているが、装置とりわけ各種工事現場で発
生する掘削土等の原料を一括に供給して処理可能
なものはなく、装置へ供給する前にあらかじめ仕
訳してからなされていたものを、掘削土の種類、
例えばコンクリート塊、アスフアルト塊、石、材
木、金属等の大塊が混入されているもの等を問わ
ず、目詰りすることなく、大量に、しかもスピー
デイーに処理を可能とし、路盤材や路床材、埋め
戻し材、さらには一般土木用土として供しうべく
なす掘削残土再生装置の提供を目的とする。
すなわち本考案は、プラツトフオーム状の進入
台と、該進入台に続けて振動及び反転可能なふる
い部と該ふるい部のふるい上掘削土を該ふるい部
の反転により投棄しうべく区画された収容部を設
け、かつ、ふるい下に該ふるい部で選別された掘
削土を解砕しうべくなし土塊解砕機を配設してな
る原料供給部と該原料供給で解砕された掘削土を
さらに選別しうべくなした振動ふるい機とこれで
選別された掘削土の次工程への搬送路で所望量の
生石灰を撒布して土質を改良可能とする土改良部
と、前記土改良部から送給される改良土を混合機
で均一に混合しさらに選別しうべくなした振動ふ
るい機とでなる再生部と、該各被改良土をそれぞ
れ所望部へ送給しうべくなしたる各搬送通路とよ
りなることを要旨とするものである。
以下、上記した本考案の要旨をさらに明確にす
るため、その一実施例を挙げ図面を利用して説明
する。
第1図および第2図に示すように、原料供給部
1は、進入台11と、囲壁12と、任意の掘削残
土を選別すべきふるい面を振動させかつ反転可能
とした反転式振動ふるい部13(以下単にふるい
部とのみいう)と、原料ホツパ14と、土塊解砕
機15とよりなる。
前記進入台11は、ふるい部13へ供給する建
設機械残土を運搬してくるダンプトラツク等のた
めのプラツトフオーム状台部分であり、これに続
けて残土中の大塊のみを選別後投棄しうべき収容
部と、土塊解砕機15を収容しうべくなされた谷
状部Cとでなる囲壁12が形成されている。
該谷状部Cの頂面には、ふるい部13が架設さ
れ、かつ前記大塊投棄部分側に一対の支軸131
を両側壁部より突成し、さらに該ふるい部13の
支軸131と対設する側の壁部と、該支軸13
1、131の中心と直角方向で、これらの上方に
架設したモノレール132へ、往復動可能に懸吊
されているホイスト又はウインチ133間を索等
134で連結し、これの巻伸によつて前記ふるい
部13が支軸131,131を枢軸として、前記
投棄しうべき部分側へ略180度反転可能となつて
いる。よつて、例え前記ふるい部分が供給土等に
よつて目詰り状態となつても、この反転作動によ
つてふるい部分の目詰りをなくすることができ、
順次供給を可能とする。
また、ふるい部13の側壁中央部には、加振用
の振動モータ135が設けられていて、前記支軸
131その他のゴム材で支承して、加振すること
により、該ふるい部13のふるい面上へ供給した
任意の掘削残土を選別しうべくなつている。
さらに、ふるい部13の下部には、選別された
掘削残土を、土塊解砕機15へ案内しうべくなさ
れた原料ホツパ14が配設され、回転軸151に
解砕刃152を複数個放射状に植設し、これを複
数対備え、とりわけここへ送給された掘削土中に
混在する粘土質の中塊を、ほぐすべくなされた土
塊解砕機15が設けられており、また、土塊解砕
機15の下部へ、はぐされた土塊を搬送しうべき
ベルトフイーダBfが配設されている。
該ベルトフイーダBfの搬出側下部に、前記ほ
ぐされた土塊を、次工程の振動ふるい機21と、
生石灰サイロ22からなる土改質部2へ搬送しう
べきベルトコンベアB1が、第2図に示すように
右上りに設けられていて、これの搬出端下部に、
前記振動ふるい機21が配設されている。
該振動ふるい機21は、上方を開口し、さらに
下方にシユート213と、廃土シユート214を
開口し、該シユート213上端にふるい網211
が設けられており、外側壁に振動用モータ212
が設けてあり、また、該シユート213の下部に
右上りのベルトコンベアB2の一端が、さらに、
これの他端搬出端下部に再生部3が設けてある。
さらに、前記振動ふるい機21の後流側に、生
石灰サイロ22が、供給口221を前記ベルトコ
ンベアB2上へ臨ませて立設してあり、該供給口
221を操作して、該ベルトコンベアB2上を搬
送される残土の土質等を勘案して、所望量の生石
灰を該掘削土上へ撒布しうべくなつている。
また、前記振動ふるい機21の廃土シユート2
14の下部に、一端部を臨ませ前記ベルトコンベ
アB1と直角方向へ、他端部を上昇すべくベルト
コンベアB5が配設され、該他端部は不良土置場
P5へ搬送しうべくなつている。
前記再生部3は、混合機31と振動ふるい機3
2とよりなり、該混合機31はベルトコンベア
B2の搬出端直下に受入口311を臨ませ、かつ、
複数本(本実施例では2本を図示した)の互いの
反対方向へ回転する翼軸312、312に多数の
攪拌翼313が植設してあつて、該攪拌翼313
が有する捻りピツチのため改質土は、生石灰と均
一に混合しうべく、筐体内へ回動自在に配設され
ており、さらに、振動ふるい機32は、生石灰を
混合した改質土を振動によつて選別しうべく、ふ
るい網321、搬出口322,323とよりな
り、該搬出口322の直下にはベルトコンベア
B3を、該搬出口323の直下にはベルトコンベ
アB4の一端部を臨ませこれのそれぞれの他端部
を上昇状態で配設し、再生土および不良土の置場
P3,P4へ案内しうべく配設されている。
なお、振動ふるい機32の残滓を搬送するベル
トコンベアB4端に、前記した土塊解砕機15と
同一のものを増設し、被解砕改良土を、前記ベル
トコンベアB2へ還送すべく、ベルトコンベアを
増設して再度混合選別すれば、原料歩止り率はさ
らに向上し、より効果的となるが、これらの変更
または追加は、何ら本考案の要旨を変更するもの
ではない。
次に、上記の如く構成された本考案の作用を説
明する。
建設現場より任意の掘削残土を積載してきたダ
ンプトラツク等を進入台11上へ運転し、該掘削
残土をふるい部13へ供給すると、該振動モータ
135で加振されつつ中塊以下に選別される。選
別が終るとホイストまたはウインチ133で索等
134を巻上げてふるい部13を反転させ、ふる
い上に残つた大塊のみを囲壁12内に投棄する。
一方ふるい部13を通過した中塊以下の残土は、
原料ホツパ14内に落下して一時収容され、継続
的にベルトフイーダBfに供給される。ベルトフ
イーダBfに供給された残土は、土塊解砕機15
によつてほぐされてベルトコンベアB1へ送給さ
れ、該土塊解砕機15によつて適当な大きさにほ
ぐされた掘削土は、再度選別さるべくベルトコン
ベアB1によつて土改良部2の振動ふるい機21
に送給される。振動ふるい機21内に送給された
該ほぐされた掘削土は、振動用モータ212によ
つて加振される傾斜して配設されたふるい網21
1上を転降しつつ選別され該ふるい網211を通
過した再生用土は、シユート213を通つてベル
トコンベアB2上に、また、該ふるい網211を
通過し得ない廃土は、廃土シユート214を通つ
てベルトコンベアB5上に、それぞれ落下する。
ベルトコンベアB2上に落下した再生用残土は、
生石灰サイロ22の供給口211下を通過すると
き適量の生石灰を撒布されて、再生部3の混合機
31内に送給される。混合機31内で生石灰と均
一に混合された再生用残土は、出口314から振
動ふるい機32に供給され、再々度選別されて再
生土と不良土に分けられ、再生土はベルトコンベ
アB3に落下し再生土置場P3に送給される。
以上説明したように本考案は、以上の如く構成
されているので、先ず道路工事や建設現場等より
任意の掘削残土を積載してくるダンプトラツク等
の車輌を運転して、プラツトフオーム状の進入台
上へ用意に進入して、反転及び振動可能なふるい
部へ容易に該掘削残土を供給することができ、ま
た、掘削残土は各種性質、大きさ等であるから、
ふるい作用時に目詰りが多いが、本考案のふるい
部は反転が可能であるから、たとえば目詰り状態
となつても反転作動時に排除しえて効率良く選別
でき、また、ふるい部は構造上大容量を処理可能
に形成しうるから一度に大なる処理が可能であ
り、また、加振により選別されたふるい上のコン
クリート、アスフアルト塊や、金属、材木、石等
の大塊は、ふるい部の反転作用によつて、一挙に
囲壁で区画された収容部へ投棄しうるので、極め
て大量な処理がスピーデイーになしえて、さら
に、生石灰を効率よく混合しうるから、効率よく
なしえて、良質な再生土を得るものとなり、従来
は再利用不敵とされ莫大な経費等を費やして運搬
または投棄されていた掘削残土を、その種類を問
わず一括して原料供給部へ送給することにより、
一連の工程によつて簡易、かつ有効に再生するこ
とができるので、残土の運搬、投棄を不要のもの
としたのみならず、投棄後の代替土等の搬入作業
も激減するから、建設工事における採算性が大幅
に向上し、それらに伴つて交通公害の減少や環境
破壊が無くなる等、当業者のみならずその波及す
る効果は非常に大きく、極めて有用な考案といわ
ねばならない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案建設残土再生装置の一実施例を示
したもので、第1図は本考案の平面図、第2図は
側面図、第3図は第2図のA−A矢視断面図であ
る。 1……原料供給部、13……反転式振動ふるい
部、15……土塊解砕機、2……土改良部、21
……振動ふるい機、22……生石灰サイロ、3…
…再生部、31……混合機、32……振動ふるい
機、Bf……ベルトフイーダ、B1,B2,B3,B4
B5……ベルトコンベア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラツトフオーム状の進入台と、該進入台に続
    けて振動及び反転可能なふるい部と該ふるい部の
    ふるい上掘削土を該ふるい部の反転により投棄し
    うべく区画された収容部を設け、かつ、ふるい下
    に該ふるい部で選別された掘削土を解砕しうべく
    なした土塊解砕機を配設してなる原料供給部と、
    該原料供給部で解砕された掘削土をさらに選別し
    うべくなした振動ふるい機とこれで選別された掘
    削土の次工程への搬送路で所望量の生石灰を撒布
    して土質を改良可能とする土改良部と、前記土改
    良部から送給される改良土を混合機で均一に混合
    しさらに選別しうべくなした振動ふるい機とでな
    る再生部と、該各被改良土をそれぞれ所望部へ送
    給しうべくなしたる各搬送通路とよりなることを
    特徴とする掘削残土再生装置。
JP5118784U 1984-04-07 1984-04-07 掘削残土再生装置 Granted JPS60165553U (ja)

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JP5118784U JPS60165553U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 掘削残土再生装置

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JP5118784U JPS60165553U (ja) 1984-04-07 1984-04-07 掘削残土再生装置

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JPS60165553U JPS60165553U (ja) 1985-11-02
JPH0414523Y2 true JPH0414523Y2 (ja) 1992-03-31

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ID=30570003

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06235490A (ja) * 1993-02-02 1994-08-23 Giorgio Bormioli 急速管継手

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5317434B2 (ja) * 2007-06-13 2013-10-16 株式会社 山辰鉱産 不良質残土を含んだ掘削土の改質プラント

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JPS57121086A (en) * 1981-01-21 1982-07-28 Tokyo Gas Co Ltd Treatment for regenerating excavated soil
JPS59643A (ja) * 1982-03-25 1984-01-05 ベクトン・デイツキンソン・アンド・カンパニ− 流動細胞測定装置

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JPS60165553U (ja) 1985-11-02

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