JP3401210B2 - 電子ロック装置 - Google Patents
電子ロック装置Info
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- JP3401210B2 JP3401210B2 JP16545199A JP16545199A JP3401210B2 JP 3401210 B2 JP3401210 B2 JP 3401210B2 JP 16545199 A JP16545199 A JP 16545199A JP 16545199 A JP16545199 A JP 16545199A JP 3401210 B2 JP3401210 B2 JP 3401210B2
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Description
する。
ク装置には盗難防止を図るために、図15,16に示す
うな電子ロック装置が用いられている。
はローテータケーシング、42はストッパー43をロー
テータ40の係合溝44に係脱させて該ローテータ40
の回転をロック,アンロックするロックソレノイドを示
している。
5に貫通してスライダ孔46を設けてあり、該スライダ
孔46にスライダ47をキイ挿入孔45と直交方向に摺
動自在に配設してある。
ー49をピン50により軸支してあり、該チェックレバ
ー49の一端をスプリング51により上方へ付勢して該
端部により前記スライダ47を押し上げ、該スライダ4
7の上端をキイ挿入孔45内に突出させている。
前記チェックレバー49の他端に作動子53を対向させ
てキイ有無検知スイッチ52を配設してあり、電子キイ
54の差し込み部55をキイ挿入孔45に差し込むこと
によりスライダ47が下動されると、チェックレバー4
9の他端で作動子53の押圧を解除してキイ有無検知ス
イッチ52をオン作動させるようにしてある。
を記憶させた回路チップ56を内蔵している一方、ハウ
ジング48の端部には環状のアンテナコイル57を外嵌
固定してある。
孔45に差し込んでキイ有無検知スイッチ52がオン作
動すると、図16に示すコントロールユニット60によ
り前記アンテナコイル57に電界を発生させて、該アン
テナコイル57と回路チップ56との間で電波の送受信
を行わせ、電子キイ54のIDとコントロールユニット
60に記憶させたIDとを照合させて、IDが一致した
場合にのみコントロールユニット60からロックソレノ
イド42にロック解除信号を送出してローテータ40の
ロックを解除すると共に、エンジンの駆動制御装置61
へ駆動許可信号を送出してエンジンの始動を可能とする
ようにしている。
は、前述のID照合によりIDが一致した場合にのみロ
ーテータ40の回転を可能として該ローテータ40の回
転によりステアリングロックのロック解除を行わせると
共に、イグニッションスイッチ62をオン作動(スター
タスイッチ作動)することによって、前記駆動許可信号
を駆動制御装置61に送出してエンジンを始動し得るよ
うにしたもので、前記電子キイ54以外のキイではロー
テータ40の回転はもとよりエンジンの始動を阻止し
て、自動車の盗難防止を図っている。
みが不完全な状態でも、スライダ47が差し込み部55
により押し下げられてキイ有無検知スイッチ52がオン
作動すると、ロックソレノイド42がロック解除作動し
てローテータ40の回転が自由にされて、イグニッショ
ンスイッチの回転操作およびステアリングロックのロッ
ク解除が可能となってしまう。
完全な場合には、ロックアクチュエータによる回転部材
のロックが解除されても電子キイによる該回転部材の回
転操作を阻止し、電子キイの適正な差し込みを促すこと
ができる電子ロック装置を提供するものである。
は、電子キイに内蔵されて電子信号を発する回路チップ
と、ロック装置側のコントロールユニットとの間で送受
信を行ってIDを照合し、ID一致の場合に前記コント
ロールユニットからロックアクチュエータへロック解除
信号を送出し、ロック装置の回転部材のロックを解除可
能として電子キイによる該回転部材の回転操作を可能と
するようにした電子ロック装置において、該電子ロック
装置は、前記回転部材を回転可能に収納するケーシング
と、回転部材に設けられ、前記電子キイの差し込み部が
挿入・係合して該電子キイの回転操作力を回転部材に伝
達し得るキイ挿入孔と、回転部材の外周面からキイ挿入
孔に直交方向に貫通した第1,第2のスライダ孔と、第
1のスライダ孔に挿入されて先端がキイ挿入孔内に突出
配置され、電子キイの非挿入状態では外方端面が回転部
材の外周面から没し、電子キイの正常な挿入状態時には
差し込み部により押されて外方へスライドして外方端面
が回転部材の外周面と面一に整合する第1のスライダ
と、ケーシングの外側に回動自在に支持されて、一端が
コントロールユニットのID照合用の送受信作動を起動
させる作動部とされ、他端がケーシングの第1の開窓部
を通して第1スライダの外方端面に当接して第1スライ
ダのスライド移動を一端側に伝達すると共に、電子キイ
による回転部材の回転操作時には該他端が第1スライダ
の外方端面から回転部材の外周面に移って摺接する第1
のチェックレバーと、前記第2のスライダ孔に挿入され
て先端がキイ挿入孔内に突出配置され、電子キイの非挿
入状態では外方端面が回転部材の外周面から没し、電子
キイの正常な挿入状態時には差し込み部により押されて
外方へスライドして外方端面が回転部材の外周面と面一
に整合するように形成され、かつ、電子キイの挿入過程
で差し込み部と第1スライダとの当接より遅延して該差
し込み部と当接する第2のスライダと、ケーシングの外
側に回動自在に支持されて、一端がケーシングの第2の
開窓部を通して第2スライダの外方端面に当接し、第2
スライダの外方端面が第2スライダ孔内に没した状態に
おいては該第2開窓部の側壁と第2スライダ孔の側面と
に係合して、回転部材の回転操作を阻止する第2チェッ
クレバーと、を備えたことを特徴としている。
載の第1スライダと差し込み部との当接開始位置に対し
て、第2スライダと差し込み部との当接開始位置を、キ
イ挿入孔の奥側に設定したことを特徴としている。
載の第1スライダに対して、第2スライダをキイ挿入孔
の奥側に配置したことを特徴としている。
載の電子キイの差し込み部を、キイ挿入孔への挿入過程
で第1スライダとの当接開始点よりも第2スライダとの
当接開始点がキイ挿入孔の開口側となるように、該差し
込み部の第2スライダとの当接部を傾斜形状に形成した
ことを特徴としている。
載のキイ挿入孔および電子キイの差し込み部を、それら
の軸線に対して対称形状とする一方、第1スライダのス
ライド軸線と第2スライダのスライド軸線とを直交方向
に設定したことを特徴としている。
に記載の回転部材がキイシリンダを備え、キイ挿入孔は
このキイシリンダに形成されていて、その奥部に続いて
平板状のメカニカルキイを挿入するメカニカルキイ挿入
孔が形成されていると共に該メカニカルキイ挿入孔に関
連してメカニカルキイの挿,脱によりキイシリンダ外周
面より没・出するタンブラを備えている一方、該キイシ
リンダの外周にはロックアクチュエータが係脱すると共
にメカニカルキイの非挿入時にタンブラに係合してキイ
シリンダと一体的に回転可能とされて、電子キイのID
照合の結果ID一致の場合にロックアクチュエータとの
係合が解除されて該キイシリンダと一体的な回転が許容
されるスリーブが配設されていることを特徴としてい
る。
載のキイ挿入孔および電子キイの差し込み部を、それら
の軸線に対して対称形状とする一方、第1スライダのス
ライド軸線と第2スライダのスライド軸線とを直交方向
に設定してあって、前記電子キイの第1スライダとの係
合部は、互いに背向して対称位置に形成された凹部とし
て、この凹部間の厚み寸法をメカニカルキイのキイプレ
ート部の板厚とほぼ同一に設定し、かつ、前記第2スラ
イダの配設位置をメカニカルキイのキイプレート部側縁
に当接し得る位置に設定し、前記差し込み部の第2スラ
イダとの当接部分における該第2スライダと直交方向の
寸法を、メカニカルキイのキイプレート部の幅方向寸法
にほぼ対応させたことを特徴としている。
載の電子キイの差し込み部を、一対の対向平面部と両側
の斜面部とからなる先細扁平形状に形成して凹部を該対
向平面部に設ける一方、キイ挿入孔の開口部を前記差し
込み部の断面形状に見合った長方形状で、かつ、差し込
み部の先端よりも大径に形成すると共に、内部形状を該
差し込み部の先細扁平形状に対応して孔両側面を斜壁と
した先細扁平形状に形成して、該キイ挿入孔に差し込ま
れた電子キイの回転操作力を対向平面部のほぼ全面接触
によりキイシリンダに伝達するように構成してあり、前
記第1スライダを差し込み部の対向平面部に対応する位
置に、および第2スライダを差し込み部の斜面部に対応
する位置にそれぞれ配置したことを特徴としている。
に記載の第1のスライダの先端部は、電子キイの差し込
み部に形成した係合部に係合して電子キイを保持し得る
ことを特徴としている。
イの差し込み部を回転部材のキイ挿入孔へ差し込むと、
第1スライダの作動によって早めにID照合準備が開始
されてIDが一致しているとロックアクチュエータによ
る回転部材のロック解除が行われ、続く第2スライダの
作動によって回転部材の回転が完全に許容されるように
なるから、電子キイのすばやい挿入・回転操作にも十分
に対応することができる。
達しない不完全挿入時には、ロックアクチュエータによ
る回転部材のロック解除が行われても、第2チェックレ
バーの一端がケーシングの第2開窓部の側壁と第2スラ
イダ孔の側面とに跨って係合して、該回転部材の回転操
作を阻止することができ、従って、電子キイの不完全挿
入によるロック解除操作を阻止して該電子キイの適正な
挿入を促すことができる。
も請求項1の発明の効果に加えて、電子キイの挿入過程
における第1スライダと第2スライダの作動タイミング
の遅延設定を機構的に成立させることができるため、構
成を簡単にすることができる。
の発明の効果に加えて、電子キイの差し込み部およびキ
イ挿入孔の形状によって、電子キイの挿入向きが限定さ
れることがなく使用性を良好にすることができると共
に、第1スライダおよび第2スライダのレイアウトを容
易にすることができる。
〜4の発明の効果に加えて、電子キイの送受信関係が不
調で電子キイによるロックアクチュエータのロック解除
作動が行えない状況下にあっても、メカニカルキイ挿入
孔にメカニカルキイを挿入すれば、スリーブとタンブラ
との係合が外れてキイシリンダの回転が自由にされるか
ら、該メカニカルキイによってロック解除を容易に行う
ことができる。
キイシリンダに挿入して同様に回転操作するので、操作
者に違和感を与えることがない。
の発明の効果に加えて、メカニカルキイに特別な機械加
工を施さなくても該メカニカルキイの併用を可能にする
ことができる。
の発明の効果に加えて、電子キイの差し込み部およびキ
イ挿入孔の形状によって、電子キイの挿入向きが限定さ
れることがなく使用性を良好にすることができると共
に、第1スライダおよび第2スライダのレイアウトを容
易にすることができる。
し込み部の先端部よりも大径に形成してあるから、該差
し込み部のキイ挿入孔への挿入を容易に行うことがで
き、しかも、該差し込み部を斜め挿入した場合でもその
斜面部とキイ挿入孔の斜壁相互のガイド作用によって差
し込み部を適正な状態に挿入矯正することができるた
め、電子キイの挿入性を向上できると共に不完全な差し
込みでのキイ操作を回避することができる。
孔とはほぼ全面接触するため、回転部材を軽い操作力で
確実に回転操作することができる。
発明の効果に加えて電子キイを確実に保持することがで
きる。
実施形態を自動車のステアリングロック装置に適用した
場合を例に採って図面と共に詳述する。
チを回転作動させる回転部材としてのローテータで、本
実施形態では後述するように図10に示す電子キイ20
とメカニカルキイ25との併用を可能とするため、端部
にキイシリンダ1Aを非回転的に接続してある。
グ、3はシリンダケーシング2が固定されたハウジング
で、前記キイシリンダ1Aはその小径部をシリンダケー
シング2にスリーブ4を介して回転自在に嵌挿配置して
ある。
み部21を差し込むキイ挿入孔5Aを備え、このキイ挿
入孔5Aの奥部に続いてメカニカルキイ挿入孔5Bを形
成してあり、かつ、該メカニカルキイ挿入孔5Bに関連
して、メカニカルキイ挿入孔5Bへのメカニカルキイ2
5の挿・脱により周面より没・出する複数個のタンブラ
6を備えている。
関係は通常のキイシリンダ機構のそれと同様であるの
で、ここでは詳細な説明は省略する。
うに、前記タンブラ6が係,脱するタンブラ係止溝7を
形成してあって、該タンブラ6とタンブラ係止溝7との
係,脱によってスリーブ4とキイシリンダ1Aとの連
結,連結解除を行うようにしている。
ックアクチュエータとしてのソレノイドで、該ロックソ
レノイド8はストッパー9を前記スリーブ4に設けたロ
ック溝10に係,脱させて、該スリーブ4の回転をロッ
ク,アンロックするようにしている。
ダ1Aのキイ挿入孔5A又は5Bにキイが差し込まれて
いるか否かを検出するキイ有無検知スイッチ11を配設
してある。
キイ挿入孔5Aの中間位置に貫通して第1のスライダ孔
13を設けてあり、該第1スライダ孔13に第1のスラ
イダ12をキイ挿入孔5Aと直交方向に摺動自在に配設
してある。
挿入時には先端がキイ挿入孔5A内に突出すると共に外
方端面がキイシリンダ1Aの外周面から没し、電子キイ
20の差し込み部21を後述するように適正位置にまで
挿入すると該差し込み部21により押動されて外方端面
がキイシリンダ1Aの外周面と面一に整合するように構
成されており、該第1スライダ12の先端のキイ挿入孔
5A内への突出方向へのスライド移動は、第1スライダ
12と第1スライダ孔13相互の段差形状によって係合
規制されるようにしてある。
ライダ12とキイ有無検知スイッチ11とに関連して第
1のチェックレバー14を配設してある。
をピン15により軸支してあると共に、スプリング16
により一方向への回動力を付勢してあり、一端をキイ有
無検知スイッチ11の作動子17に当接配置して作動部
とする一方、他端はシリンダケーシング2に設けた第1
の開窓部2aを通して第1スライダ12の外方端面に当
接配置してある。
20の差し込み部21をキイ挿入孔5Aに差し込み、又
はメカニカルキイ挿入孔5Bにメカニカルキイ25のキ
イプレート部KPを差し込むことにより第1スライダ1
2が外方へ押動されると、この第1スライダ12のスラ
イド移動を他端から一端へ伝達して前記作動子17の押
圧を解除してキイ有無検知スイッチ11をオン作動させ
るもので、この第1チェックレバー14の他端は第1ス
ライダ12の外方端面とキイシリンダ1Aの外周面とが
面一に整合した状態で、キイシリンダ1Aが回転操作さ
れると第1スライダ12の外方端面からキイシリンダ1
Aの外周面に移って摺接するようになる。
を記憶させた回路チップ23を内蔵している一方、ハウ
ジング3の端部には環状のアンテナコイル18を外嵌固
定している。
図16に示した前記従来の構成と同様であるので、図1
6に本実施形態の該当する構成部材の引出し符号を併記
して示してある。
示すように中心軸線に線対称となるように長方形断面の
長方形ブロック状に形成してある一方、キイ挿入孔5A
は該差し込み部21に見合った長方形状に形成し、差し
込み部21とほぼ全面接触して係合することにより、電
子キイ20の回転操作力をキイシリンダ1に確実に伝達
できるようにしてある。
挿入孔5Aの下面は、前記差し込み部21の一対の広幅
面に対応しており、そこで、該差し込み部21のこれら
広幅面には第1スライダ12の先端12aが係脱する係
合部としての凹部22を背向して設け、該差し込み部2
1をキイ挿入孔5Aに完全に差し込むと該凹部22に第
1スライダ12の先端12aが係合して、キイシリンダ
1を回転したとき電子キイ20を抜け止めし得るように
してある。
5のキイプレート部KPの板厚とほぼ同一に設定してあ
り、該凹部22に第1スライダ12の先端12aが係合
した正常なキイ差し込み状態で、第1スライダ12の外
方端面がキイシリンダ1Aの大径部の外周面と面一に整
合するようにしてある。
スライダ孔13と同様に外周面からキイ挿入孔5Aに直
交方向に貫通した第2のスライダ孔30を設けてあり、
該第2のスライダ孔30に第2のスライダ31をキイ挿
入孔5Aと直交方向に摺動自在に配設してある。
1スライダ12と90度位相を異にして配置してそれら
のスライド軸線を直交方向としてあり、該第2スライダ
31の先端がキイ挿入孔5A内に突出して、電子キイ2
0の差し込み部21の狭幅面もしくはメカニカルキイ2
5のキイプレート部KPの側縁に当接して押動されて外
方へスライドすることにより、後述するように第2のチ
ェックレバー32を作動して図外のステアリングシャフ
トをロック,ロック解除させるようにしている。
メカニカルキイ25の非挿入状態、および差し込み部2
1又はキイプレート部KPが第2スライダ31に到達し
ない不完全挿入状態では、該第2スライダ31の外方端
面がキイシリンダ1Aの大径部の外周面から没し、電子
キイ20又はメカニカルキイ25の正常な挿入状態時に
は差し込み部21又はキイプレート部KPにより押され
て外方へスライドし、外方端面がキイシリンダ1の大径
部の外周面と面一に整合するように形成してある。
1の広幅面の幅寸法と、メカニカルキイ25のキイプレ
ート部KPの幅寸法はほぼ同一に設定して、これら何れ
のキイを用いても第2スライダ31を適正にスライド作
動できるようにしてある。
側へフランジアップした第2の開窓部としての溝部33
を軸方向に形成してあり、該溝部33に第2のチェック
レバー32を収容保持してある。
ェックレバー14と同様に中間部を図外のピンにより軸
支して回動自在に保持してあると共に、スプリングによ
り一方向への回動力を付勢して一端を第2スライダ31
の外方端面に当接させてあり、第2スライダ31がその
外方端面がキイシリンダ1の大径部の外周面と面一に整
合する位置まで外方へスライドして、第2チェックレバ
ー32の一端が所定ストローク押動されると、他端がス
テアリングシャフトの回転をロックするロック部材に係
合して、該ステアリングシャフトをロック解除可能状態
とするようにしてある。
5A内への突出方向へのスライド移動は、第1スライダ
12と同様に第2スライダ31と第2スライダ孔30相
互の段差形状によって、係合規制されるようにしてあ
る。
イ20の挿入過程で差し込み部21と第1スライダ12
との当接より遅延して該差し込み部21と当接するよう
に、そのスライド作動タイミングをずらして設定してあ
る。
1のスライド作動タイミングのタイムラグ設定について
は種々の方法が考えられ、例えば図2〜7に示す例では
単純に第2スライダ31を第1スライダ12よりもキイ
挿入孔5Aの奥側に配設して前述のタイムラグの設定を
成立させているが、この他、図8の(イ)に示すように
第1,第2スライダ12,31をキイ挿入孔5Aの同じ
奥行き位置に配置し、第1スライダ12の先端12aの
当接面傾斜と、第2スライダ31の先端31aの当接面
傾斜の勾配を異ならせたり、あるいは図8の(ロ)に示
すように電子キイ20の差し込み部21の先端の第2ス
ライダ31と当接する部分に傾斜した面取り加工部を設
けて、差し込み部21の先端が第1スライダ12との当
接から遅れて第2スライダ31と当接するようにするこ
ともでき、何れにしても、第1スライダ12と差し込み
部21との当接開始位置に対して、第2スライダ31と
差し込み部21との当接開始位置を、キイ挿入孔5Aの
奥側とすることによって、前述のタイムラグ設定を機構
的に容易に設定することができる。
も第1スライダ12と第2スライダ31とを90度位相
が異なっている場合であるが、これら両者を180度位
相を異ならせて配置した場合でも、例えば図8の(ハ)
に示すように第1,第2スライダ12,31の先端12
a,31aの当接面傾斜の勾配に変化をもたせ、あるい
は図8の(ニ)に示すように差し込み部21の先端の第
2スライダ31と当接する部分に傾斜した面取り加工部
を設けることによって、前述のタイムラグ設定を行うこ
とができる。
ダキャップを示す。
る一対の足部27aが形成される。この足部27aは、
キイシリンダ1の大径部外周に設けた一対の切欠凹部5
bに嵌合し、シリンダキャップ27前方外周は、ケーシ
ング3によってカバーされるため、シリンダキャップ2
7は、キイシリンダ1と一体に回動するとともに、前方
への脱落が防止される。
入孔5Aに連絡する開口27bが設けられ、開口27b
には一対の突起27cが突出する。
面部21bには、一対の当接部21cが設けられ、電子
キイ20の完全挿入時に、シリンダキャップ27の突起
27cが当接部21cに当接するとともに、電子キイ2
0の把持部端面20aがシリンダキャップ27の開口2
7bの両側の凹部27dに当接する。
態では電子キイ20によってエンジンの始動操作が行わ
れる。
ンダ1Aのキイ挿入孔5Aに図2に示すように適正に差
し込むと、第1スライダ12が押動されてキイ有無検知
スイッチ11がオン作動し、コントロールユニット60
によりアンテナコイル18に電界を発生させる。
3とアンテナコイル18との間で電波の送受信が行わ
れ、回路チップ23に記憶したIDとコントロールユニ
ット60に記憶させたIDとを照合させて、IDが一致
することによってコントロールユニット60にエンジン
の駆動許可信号を発生させると共に、該コントロールユ
ニット60によりロックソレノイド8にロック解除信号
を送出し、ストッパー9を図9の(イ)に示す状態から
(ロ)に示すようにロック溝10から外してスリーブ4
をロック解除する。
への挿入により、第2スライダ31が図3に示すように
スライド移動されて第2チェックレバー32の一端を押
し上げ、図外のステアリングシャフトのロック部材をロ
ック解除可能状態にする。
への挿入状態では、キイシリンダ1のタンブラ6の端部
は図9の(ロ)に示すようにタンブラスプリング6aの
ばね力によってスリーブ4のタンブラ係止溝7に係合し
ているため、電子キイ20を回転操作するとキイシリン
ダ1Aがスリーブ4と一体に回転して、前記ロック部材
によるステアリングシャフトのロックを解除すると共
に、該キイシリンダ1Aの回転によりイグニッションス
イッチ62をオン作動(スタータスイッチ作動)するこ
とによって、コントロールユニット60よりエンジン駆
動制御装置61に前記駆動許可信号を送出させ、エンジ
ンの始動を行わせる。
ニット60への給電が不能状態となった場合には、電子
キイ20によるロックソレノイド8のロック解除作動が
行えず、従って、ステアリングシャフトはロックされた
ままでステアリング操作は不可能となるが、このような
場合には、図9の(ハ)に示すようにメカニカルキイ2
5もしくはキイヘッドに回路チップ23を内蔵したイモ
ビキイ25A(図10の(ロ),(ハ)参照)のキイプ
レート部KPをキイシリンダ1のメカニカルキイ挿入孔
5Bに差し込めば、タンブラ6がキイシリンダ1A内に
没入してスリーブ4との係合を外し、キイシリンダ1A
の回転を自由にすると共に、該メカニカルキイ25又は
25Aによって第2スライダ31をスライド移動させ、
第2チェックレバー32の一端を押動して他端によりロ
ック部材をロック解除可能状態にする。
によってキイシリンダ1Aを回転して図外のステアリン
グシャフトのロックを解除することができてステアリン
グ操作が可能となるから、ステアリング操作して車両を
所要の場所に移動させて緊急事態に対応することができ
る。
エンジンの始動操作を行う場合、差し込み部21の挿入
により第1スライダ12と第2スライダ31は図4,5
および図6,7の挙動を経て前記図2,3に示す適正な
差し込み状態となり、これら第1,第2スライダ12,
31はそのスライド作動タイミングをずらして設定して
あり、従って、差し込み部21をキイシリンダ1Aのキ
イ挿入孔5Aに差し込むと、第1スライダ12の作動に
よって前述のように早めにID照合準備が開始されてI
Dが一致しているとロックソレノイド8によるキイシリ
ンダ1Aのロック解除が行われ、続く第2スライダ31
の作動によってその外方端面がキイシリンダ1Aの大径
部の外周面と面一に整合して、第2チェックレバー32
の一端の該キイシリンダ外周面側への摺接移行が可能状
態となって、該キイシリンダ1Aの回転が完全に許容さ
れるようになるから、電子キイ20のすばやい挿入・回
転操作にも十分に対応することができる。
部21が第2スライダ31に到達しない不完全挿入時に
は、第1スライダ12の作動によってロックソレノイド
8によるキイシリンダ1Aのロック解除が行われても、
第2チェックレバー32の一端がシリンダケーシング2
の溝部33の側壁と第2スライダ孔30の側面とに跨っ
て係合して、該キイシリンダ1Aの回転操作を阻止する
ことができ、従って、電子キイ20の不完全挿入による
エンジン始動操作およびステアリングロックのロック解
除を阻止して、該電子キイ20の適正な挿入を促すこと
ができる。尚、図4における鎖線は電子キイ20挿入前
の第1スライダ12の位置を示す。
差し込み部21に凹部22を設けて、電子キイ20の正
常な挿入で第1スライダ12の先端12aが該凹部22
に係合して電子キイ20の抜け止めを行うと共に、第1
スライダ12の外方端面がキイシリンダ1Aの大径部の
外周面と面一に整合するようにしてあるから、図6,7
に示すように差し込み部21の凹部22よりも前側の先
端部分が第1,第2スライダ12,31に掛かった不完
全挿入時には、第1スライダ12の作動によりロックソ
レノイド8がロック解除作動し、また、第2スライダ3
1の作動により第2チェックレバー32の一端によるキ
イシリンダ1Aの拘束が解除されるが、前記第1スライ
ダ12は差し込み部21の凹部22よりも前側の厚肉部
分によってキイシリンダ1Aの外周面外へ押し出され
て、図6に示すように該第1スライダ12が第1スライ
ダ孔13の側面と第1開窓部2aの側面とに跨って係合
し、従って、このような不完全挿入時にあっても、キイ
シリンダ1Aの回転操作を阻止して電子キイ20の適正
な挿入を促すことができる。
の中心軸線に線対称に、長方形断面の長方形ブロック状
に形成する一方、キイ挿入孔5Aを該差し込み部21の
形状に見合った長方形状に形成してあるため、電子キイ
20の挿入向きが限定されることがなく使用性を良好に
することができると共に、差し込み部21の側面とキイ
挿入孔5Aとをほぼ全面接触させて、キイシリンダ1A
を軽い操作力で確実に回転操作することができる。
1とをそれらのスライド軸線が直交方向となるように配
設してあるので、これら第1,第2スライダ12,31
をキイシリンダ1Aの限られた軸方向寸法内で無理なく
組込むことができてレイアウトを容易にすることができ
る。
20の差し込み部21の狭幅面との当接により、およ
び、メカニカルキイ25又は25Aのキイプレート部K
Pの側縁との当接によりスライド作動するように配置し
てあるため、メカニカルキイ25又は25Aのキイプレ
ート部KPに第2スライダ31を作動させるための特別
な機械加工を施さなくても、該メカニカルキイ25又は
25Aの併用を可能とすることができる。
入孔5Aの奥に続いて形成してあって、電子キイ20も
メカニカルキイ25,25Aも同様にキイシリンダ1A
に挿入して同様に回転操作するので、操作者に違和感を
与えることがない。
すもので、本実施形態にあっては電子キイ20の差し込
み部21を、一対の対向平面部21aと両側の斜面部2
1bとからなる先細扁平形状に形成してある。
は電子キイ20を挿入し易いように、開口部を該差し込
み部21の断面形状に見合った長方形状で、かつ、差し
込み部21の先端部よりも大径に形成してあると共に、
内部形状を該差し込み部21の先細扁平形状に対応して
孔両側面を斜壁5aとした先細扁平形状に形成して、電
子キイ20の差し込み部21とほぼ全面接触して係合す
るようにしてある。
差し込み部21の対向平面部21aに対応する位置に配
設して、該対向平面部21aに第1スライダ12の先端
12aが係合する凹部22を互いに背向して設けてあ
る。
斜面部21bに対応する位置に配設してあり、該斜面部
21bの第2スライダ31との当接部分にはキイ挿入方
向にガイド溝34を設けて、ガイド溝34,34間の幅
寸法をメカニカルキイ25,25Aのキイプレート部K
Pの幅方向寸法にほぼ対応させて、第2スライダ31を
電子キイ20の差し込み部21の斜面部21b、および
メカニカルキイ25,25Aのキイプレート部KPの側
縁の何れによっても作動し得るようにしてある。
作動タイミングの遅延設定には前記第1実施形態と同様
手段が適用される。
前記第1実施形態と同様の効果が得られる他、電子キイ
20によりエンジンの始動操作を行う際には、キイ挿入
孔5Aの開口部を差し込み部21の先端部よりも大径に
形成してあるから、該差し込み部21のキイ挿入孔5A
への挿入を容易に行うことができることは勿論、差し込
み部21を先細扁平形状として、これに対応してキイ挿
入孔5Aも先細扁平状態としてあるから、差し込み部2
1を図11の(ロ)に示すように斜め挿入した場合で
も、該差し込み部21の斜面部21bとキイ挿入孔5A
の斜壁5aとの相互のガイド作用によって差し込み部2
1を図11の(イ)に示すように適正な状態に挿入矯正
することができ、従って、電子キイ20の挿入性を向上
できると共に、斜め差し込みの不完全挿入でのキイ操作
を回避することができる。
め保持を行う係合部として、差し込み部21に凹部22
を設けているが、この他、図14に示すように第1スラ
イダ12に凹部22aを、および差し込み部21に凸部
22bを設けて、これら凹凸部22a,22bの係合に
より電子キイ20の抜け止め保持を行うようにしてもよ
い。
ングロック装置を例に採って説明したがこれに限定され
るものでなく、各種構築物のロック装置として適用する
ことができる。更に、メカニカルキイによってロック解
除し得るように回転部材にキイシリンダを備えたものを
示しているが、これは勿論、電子キイによってのみ回転
作動されるローテータとしてもよい。
的に示す断面図で、(イ)は第1スライダ配設部周り
を、(ロ)は(イ)のA−A線に沿う断面を示してい
る。
的に示す断面図で、(イ)は第2スライダ配設部周り
を、(ロ)は(イ)のA−A線に沿う断面を示してい
る。
状態を略示的に示す断面図で、(イ)は第1スライダ配
設部周りを、(ロ)は(イ)のA−A線に沿う断面を示
している。
状態を略示的に示す断面図で、(イ)は第2スライダ配
設部周りを、(ロ)は(イ)のA−A線に沿う断面を示
している。
状態を略示的に示す断面図で、(イ)は第1スライダ配
設部周りを、(ロ)は(イ)のA−A線に沿う断面を示
している。
状態を略示的に示す断面図で、(イ)は第2スライダ配
設部周りを、(ロ)は(イ)のA−A線に沿う断面を示
している。
2スライダのスライド作動タイミングの遅延設定手段の
異なる例を示す略示的説明図で、(イ)は第2の例を、
(ロ)は第3の例を、(ハ)は第4の例を、(ニ)は第
5の例を示している。
との関係を示す作動形態図。
成部分を平面的に見た断面図で、(イ)は電子キイの正
常挿入時を、(ロ)は電子キイの不完全挿入時を示す。
ダと第1,第2のスライダの配置関係を示す分解斜視図
で、(イ),(ロ)はそれぞれ向きを変えて見た状態を
示す。
視図。
る例を示す略示的断面図。
Claims (9)
- 【請求項1】 電子キイに内蔵されて電子信号を発する
回路チップと、ロック装置側のコントロールユニットと
の間で送受信を行ってIDを照合し、ID一致の場合に
前記コントロールユニットからロックアクチュエータへ
ロック解除信号を送出し、ロック装置の回転部材のロッ
クを解除可能として電子キイによる該回転部材の回転操
作を可能とするようにした電子ロック装置において、 該電子ロック装置は、前記回転部材を回転可能に収納す
るケーシングと、 回転部材に設けられ、前記電子キイの差し込み部が挿入
・係合して該電子キイの回転操作力を回転部材に伝達し
得るキイ挿入孔と、 回転部材の外周面からキイ挿入孔に直交方向に貫通した
第1,第2のスライダ孔と、 第1のスライダ孔に挿入されて先端がキイ挿入孔内に突
出配置され、電子キイの非挿入状態では外方端面が回転
部材の外周面から没し、電子キイの正常な挿入状態時に
は差し込み部により押されて外方へスライドして外方端
面が回転部材の外周面と面一に整合する第1のスライダ
と、 ケーシングの外側に回動自在に支持されて、一端がコン
トロールユニットのID照合用の送受信作動を起動させ
る作動部とされ、他端がケーシングの第1の開窓部を通
して第1スライダの外方端面に当接して第1スライダの
スライド移動を一端側に伝達すると共に、電子キイによ
る回転部材の回転操作時には該他端が第1スライダの外
方端面から回転部材の外周面に移って摺接する第1のチ
ェックレバーと、 前記第2のスライダ孔に挿入されて先端がキイ挿入孔内
に突出配置され、電子キイの非挿入状態では外方端面が
回転部材の外周面から没し、電子キイの正常な挿入状態
時には差し込み部により押されて外方へスライドして外
方端面が回転部材の外周面と面一に整合するように形成
され、かつ、電子キイの挿入過程で差し込み部と第1ス
ライダとの当接より遅延して該差し込み部と当接する第
2のスライダと、 ケーシングの外側に回動自在に支持されて、一端がケー
シングの第2の開窓部を通して第2スライダの外方端面
に当接し、第2スライダの外方端面が第2スライダ孔内
に没した状態においては該第2開窓部の側壁と第2スラ
イダ孔の側面とに係合して、回転部材の回転操作を阻止
する第2チェックレバーと、 を備えたことを特徴とする電子ロック装置。 - 【請求項2】 第1スライダと差し込み部との当接開始
位置に対して、第2スライダと差し込み部との当接開始
位置を、キイ挿入孔の奥側に設定したことを特徴とする
請求項1に記載の電子ロック装置。 - 【請求項3】 第1スライダに対して、第2スライダを
キイ挿入孔の奥側に配置したことを特徴とする請求項2
に記載の電子ロック装置。 - 【請求項4】 電子キイの差し込み部を、キイ挿入孔へ
の挿入過程で第1スライダとの当接開始点よりも第2ス
ライダとの当接開始点がキイ挿入孔の開口側となるよう
に、該差し込み部の第2スライダとの当接部を傾斜形状
に形成したことを特徴とする請求項2に記載の電子ロッ
ク装置。 - 【請求項5】 キイ挿入孔および電子キイの差し込み部
を、それらの軸線に対して対称形状とする一方、第1ス
ライダのスライド軸線と第2スライダのスライド軸線と
を直交方向に設定したことを特徴とする請求項4に記載
の電子ロック装置。 - 【請求項6】 回転部材がキイシリンダを備え、キイ挿
入孔はこのキイシリンダに形成されていて、その奥部に
続いて平板状のメカニカルキイを挿入するメカニカルキ
イ挿入孔が形成されていると共に該メカニカルキイ挿入
孔に関連してメカニカルキイの挿,脱によりキイシリン
ダ外周面より没・出するタンブラを備えている一方、該
キイシリンダの外周にはロックアクチュエータが係脱す
ると共にメカニカルキイの非挿入時にタンブラに係合し
てキイシリンダと一体的に回転可能とされて、電子キイ
のID照合の結果ID一致の場合にロックアクチュエー
タとの係合が解除されて該キイシリンダと一体的な回転
が許容されるスリーブが配設されていることを特徴とす
る請求項1〜4の何れかに記載の電子ロック装置。 - 【請求項7】 キイ挿入孔および電子キイの差し込み部
を、それらの軸線に対して対称形状とする一方、第1ス
ライダのスライド軸線と第2スライダのスライド軸線と
を直交方向に設定してあって、前記電子キイの第1スラ
イダとの係合部は、互いに背向して対称位置に形成され
た凹部として、この凹部間の厚み寸法をメカニカルキイ
のキイプレート部の板厚とほぼ同一に設定し、かつ、前
記第2スライダの配設位置をメカニカルキイのキイプレ
ート部側縁に当接し得る位置に設定し、前記差し込み部
の第2スライダとの当接部分における該第2スライダと
直交方向の寸法を、メカニカルキイのキイプレート部の
幅方向寸法にほぼ対応させたことを特徴とする請求項6
に記載の電子ロック装置。 - 【請求項8】 電子キイの差し込み部を、一対の対向平
面部と両側の斜面部とからなる先細扁平形状に形成して
凹部を該対向平面部に設ける一方、キイ挿入孔の開口部
を前記差し込み部の断面形状に見合った長方形状で、か
つ、差し込み部の先端よりも大径に形成すると共に、内
部形状を該差し込み部の先細扁平形状に対応して孔両側
面を斜壁とした先細扁平形状に形成して、該キイ挿入孔
に差し込まれた電子キイの回転操作力を対向平面部のほ
ぼ全面接触によりキイシリンダに伝達するように構成し
てあり、前記第1スライダを差し込み部の対向平面部に
対応する位置に、および第2スライダを差し込み部の斜
面部に対応する位置にそれぞれ配置したことを特徴とす
る請求項7に記載の電子ロック装置。 - 【請求項9】 第1のスライダの先端部は、電子キイの
差し込み部に形成した係合部に係合して電子キイを保持
し得る請求項1〜8の何れかに記載の電子ロック装置。
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