JP3401104B2 - 半導体成膜装置 - Google Patents

半導体成膜装置

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JP3401104B2 JP33262194A JP33262194A JP3401104B2 JP 3401104 B2 JP3401104 B2 JP 3401104B2 JP 33262194 A JP33262194 A JP 33262194A JP 33262194 A JP33262194 A JP 33262194A JP 3401104 B2 JP3401104 B2 JP 3401104B2
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electrode
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はプラズマCVD装置等の
半導体成膜装置の改良、特に反応ガス導入部の改良に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】図2は2重槽式のCVD装置を示してお
り、図中、1は外槽容器本体を示し、該外槽容器本体1
の上部開口は蓋2により気密に閉塞されている。該蓋2
の中心に通孔が穿設され、該通孔と同心に電極保持筒3
が設けられ、該電極保持筒3には絶縁管4、絶縁フラン
ジ5を介し上端が閉塞された中空の電極支持体6が電気
的に絶縁されて嵌装され、該電極支持体6の下端には上
部電極(カソード)7が気密に固着されている。該上部
電極7は絶縁板8を介して蓋2の下面に設けられ、前記
上部電極7の下面にはガス分散板9が設けられ、該ガス
分散板9と前記上部電極7との間には間隙10が形成さ
れる。該上部電極7の中心にはガス導入孔11が穿設さ
れ、電極支持体6内部と前記間隙10が連通され、又前
記ガス分散板9には前記間隙10に連通するガス分散孔
12が所要の分布で適宜数穿設されている。 【0003】前記電極保持筒3、前記絶縁フランジ5を
貫通するガス導入路13が穿設され、該ガス導入路13
は前記絶縁フランジ5の内面に刻設された溝14に開口
する。又前記電極支持体6には円周所要等分した位置に
前記溝14と電極支持体6内部とを連通する通孔15が
穿設されている。前記溝14の上下には該溝14を気密
にシールするOリング16,16が設けられている。
又、前記電極保持筒3には前記ガス導入路13に連通す
るガス供給管17が設けられ、該ガス供給管17と前記
電極保持筒3との間にはOリング18が設けられてい
る。 【0004】前記絶縁板8、ガス分散板9の周囲は内部
上側壁21で囲繞され、前記上部電極7、ガス分散板9
と内部上側壁21間には絶縁体22が介在している。前
記ガス分散板9の下方には内槽容器20が昇降可能に設
けられ、該内槽容器20は前記内部上側壁21、絶縁体
22の下端に当接し、成膜室19を画成する。 【0005】前記内槽容器20は内槽底板23、基板載
置台を兼ねる下部電極(アノード)24、内部下側壁2
5、絶縁体26、絶縁体27等から構成される。前記成
膜室19は図示しない排気路を介して外槽内部と連通し
ている。尚、図中28は基板の出入れを行う為の基板搬
送口である。 【0006】ウェーハ、ガラス基板等の被処理基板を処
理する場合、前記内槽容器20が降下し、成膜室19が
開放され、又外槽内部が減圧され、前記基板搬送口28
より被処理基板が装入され、前記下部電極24上に載置
される。前記内槽容器20が上昇し、成膜室19が閉じ
られると、前記ガス供給管17より反応ガスが導入さ
れ、該反応ガスはガス導入路13、溝14、通孔15、
電極支持体6の内部、ガス導入孔11、間隙10、ガス
分散孔12を経て前記成膜室19内に導入される。更
に、前記上部電極7、下部電極24間に高周波電力が印
加され、両電極間にプラズマが生成され、被処理基板表
面に薄膜が生成される。反応後のガスは外槽を経て排気
される。又、処理後の被処理基板は内槽容器20が降下
した後、前記基板搬送口28より搬出される。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】上記した半導体成膜装
置に於いて反応ガスの導入経路は漏洩することのないよ
うガス供給管17と電極保持筒3間はOリング18によ
り、又絶縁フランジ5と電極支持体6間はOリング16
によりそれぞれシールされている。 【0008】上記したOリングは経時的に、又熱により
性能が劣化するので、シール性を確保する為、定期的に
又稼働状態に応じて交換されなければならない。上記し
たOリング16は前記電極支持体6の周囲に嵌込んだ構
成を有するので、Oリング16の交換をする場合は、一
旦電極支持体6を取出さなければならず、上部側の電極
を分解しなければならなかった。この為、作業が煩雑で
多くの時間を要する作業となっており、装置の稼働率向
上を阻害する要因の1つとなっていた。又、被処理基板
の処理、或は保守作業を行うに伴い外槽内を排気する
が、排気時間も又稼働率に影響する要因の1つであり、
効率的な排気が要求されていた。 【0009】本発明は斯かる実情に鑑み、Oリング交換
等保守作業時間を短縮し、又排気時間を短縮し、半導体
成膜装置の稼働率を向上させることを目的とするもので
ある。 【0010】 【課題を解決するための手段】本発明は、外槽蓋を貫通
して設けられた電極支持体側面の少なくとも一部を平面
仕上げし、該平面部に端面が当接する様インレットチュ
ーブを設け、前記電極支持体の内部に成膜室に連通する
導入路を設け、前記インレットチューブと前記電極支持
体間にOリングを介在させた半導体成膜装置に係り、又
インレットチューブにガス供給管を連通させ、該ガス供
給管を介してインレットチューブを電極支持体に押圧す
ると共に該インレットチューブから前記ガス供給管に至
る少なくとも一部を絶縁材料とした半導体成膜装置に係
るものである。 【0011】 【作用】インレットチューブは軸心方向に移動させるこ
とで容易に取外せ、先端部のOリングの交換も容易であ
る。又、インレットチューブからガス供給管に至る少な
くとも一部を絶縁材料とし、電極支持体とガス供給管間
の電気的絶縁がなされる。 【0012】 【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の一実施例を
説明する。 【0013】尚、図1中、図2中で示したものと同様の
ものには、同符号を付しその説明を省略する。 【0014】電極保持筒3、絶縁フランジ5を共に貫通
する絶縁材料、例えばアルミナ又は石英のインレットチ
ューブ30を挿入し、該インレットチューブ30の先端
にはOリング31を設ける。電極支持体6の該インレッ
トチューブ30が当接する部分は平面に仕上げられてお
り、前記電極支持体6とインレットチューブ30とは前
記Oリング31を介在して当接し、当接面は気密となっ
ている。 【0015】前記電極保持筒3にインレットフランジ3
2を取付け、該インレットフランジ32には前記インレ
ットチューブ30の外端部が嵌合し、又インレットフラ
ンジ32と電極保持筒3との間にはOリング33を挾設
し、前記インレットチューブ30の外端にはOリング3
4を設け、インレットチューブ30と電極支持体6間、
インレットチューブ30とインレットフランジ32間が
それぞれOリング33、Oリング34によりシールされ
ている。 【0016】前記インレットフランジ32の外端部はガ
ス供給管17の接合フランジ35を嵌合し、該接合フラ
ンジ35と前記インレットフランジ32間にはOリング
36を設け、接合フランジ35とインレットフランジ3
2間を前記Oリング36によりシールする。前記インレ
ットフランジ32の外端部にはナットフランジ37を螺
合し、該ナットフランジ37により前記接合フランジ3
5を電極支持体6側に締込む様になっており、ナットフ
ランジ37の押力は接合フランジ35を介して前記イン
レットチューブ30に伝達され、インレットチューブ3
0は電極支持体6に押圧され、前記Oリング31はシー
ル機能を発揮する様押潰されている。 【0017】前記電極支持体6にはL字状の導入路38
が穿設され、該導入路38により上部電極7のガス導入
孔11とインレットチューブ30とが連通される。 【0018】而して、ガス供給管17からの反応ガスは
インレットチューブ30、導入路38、ガス導入孔1
1、間隙10、ガス分散孔12を介して成膜室19へ導
入される。又ガス供給管17から導入路38に至る反応
ガスの流路はOリング36,34,33,31によりシ
ールされ、気密となっている。 【0019】被処理基板の搬送、処理については従来と
同様であるので説明を省略する。 【0020】本実施例に於いて、ガス導入部分のOリン
グ31,33,34,36を交換する場合は、前記ナッ
トフランジ37を取外し、更にインレットフランジ32
を取外すことでインレットチューブ30を引抜くことが
でき、上側電極部を分解することなく、簡単に所要のO
リングを交換することができる。 【0021】又、電極支持体6は中実構造であるので、
排気する際の容積が少なくなり排気時間が短縮する。 【0022】尚、上記実施例に於いて、導入路38は特
にL字状である必要はなく、従来例の様な中空部であっ
てもよいことは言う迄もなく、又インレットチューブ3
0が導電材料でインレットフランジ32、接合フランジ
35が絶縁材料であってもよく、更にインレットチュー
ブ30と接合フランジ35間にカラーを介在させてもよ
く、更に又介在させたカラーを絶縁材料としてもよいこ
と等は勿論である。 【0023】 【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、反応ガ
ス導入部のOリングの交換が簡単になり、作業性が向上
し、又作業に要する時間が大幅に短縮し、稼働率が向上
する。更に、Oリングは耐熱性が要求される高価なもの
であるが、従来例に比べ著しく小径のものでよく、Oリ
ングは安価となり、保守コストが低減する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。 【図2】従来例を示す断面図である。 【符号の説明】 1 外槽容器本体 2 蓋 3 電極保持筒 5 絶縁フランジ 6 電極支持体 17 ガス供給管 19 成膜室 30 インレットチューブ 31 Oリング 33 Oリング 34 Oリング 35 接合フランジ 36 Oリング 37 ナットフランジ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 外槽蓋を貫通して設けられた電極支持体
    側面の少なくとも一部を平面仕上げし、該平面部に端面
    が当接する様インレットチューブを設け、前記電極支持
    体の内部に成膜室に連通する導入路を設け、前記インレ
    ットチューブと前記電極支持体間にOリングを介在させ
    たことを特徴とする半導体成膜装置。
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