JPS63119525A - プラズマcvd装置 - Google Patents
プラズマcvd装置Info
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- JPS63119525A JPS63119525A JP26618586A JP26618586A JPS63119525A JP S63119525 A JPS63119525 A JP S63119525A JP 26618586 A JP26618586 A JP 26618586A JP 26618586 A JP26618586 A JP 26618586A JP S63119525 A JPS63119525 A JP S63119525A
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- plasma cvd
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はプラズマCVD装置に関する。更に詳細には、
本発明は600〜800℃の高温で使用されるプラズマ
CVD装置に関する。
本発明は600〜800℃の高温で使用されるプラズマ
CVD装置に関する。
[従来技術]
薄膜の形成方法として半導体T業において一般に広く用
いられているものの一つに化学的気相成長法(CVD:
Chemical VapourDepositio
n)がある。CVDとは、ガス状物質を化学反応で固体
物質にし、基板ヒに堆積することをいう。
いられているものの一つに化学的気相成長法(CVD:
Chemical VapourDepositio
n)がある。CVDとは、ガス状物質を化学反応で固体
物質にし、基板ヒに堆積することをいう。
CV I)の特徴は、成長しようとする薄膜の融点より
かなり低い堆積温度で種々の薄膜が得られること、およ
び、成長した薄膜の純度が高<、SlやSi上の熱酸化
股上に成長した場合も電気的特性が安定であることで、
広く半導体表面のパッジベージビン膜として利用されて
いる。
かなり低い堆積温度で種々の薄膜が得られること、およ
び、成長した薄膜の純度が高<、SlやSi上の熱酸化
股上に成長した場合も電気的特性が安定であることで、
広く半導体表面のパッジベージビン膜として利用されて
いる。
CVD法は大別すると、(1)常圧、(2)減圧および
(3)プラズマの3種類がある。
(3)プラズマの3種類がある。
最近の超LSI技術の急速な進歩により、′超々LSI
”という言葉も聞かれはじめた。これに伴い、Siデバ
イスはますます高集積化、高速度化が進み、6インチか
ら8インチ、更には12インチ大口径基板が使用される
ようになった。
”という言葉も聞かれはじめた。これに伴い、Siデバ
イスはますます高集積化、高速度化が進み、6インチか
ら8インチ、更には12インチ大口径基板が使用される
ようになった。
半導体デバイスの高集積化が進むに伴い、高品質、高精
度な絶縁膜が求められ、常圧CVD法では対応が困難に
なってきた。そこで、プラズマ化学を利用したプラズマ
CVD法が特に注目されている。
度な絶縁膜が求められ、常圧CVD法では対応が困難に
なってきた。そこで、プラズマ化学を利用したプラズマ
CVD法が特に注目されている。
この方法はCVDの反応の活性化に必要なエネルギーを
、真空中におけるグロー放電のプラズマによって得るも
ので、成長は300℃前後の低温で起こり、ステップカ
バレージ(まわりこみ、またはパターン段差部被覆性)
)が良く、膜の強度が強(、更に耐湿性に優れていると
いった特長を有する。また、プラズマCVD法による成
膜生成速度(デボレート)は、減圧CV I)法に比べ
て極めて速い。
、真空中におけるグロー放電のプラズマによって得るも
ので、成長は300℃前後の低温で起こり、ステップカ
バレージ(まわりこみ、またはパターン段差部被覆性)
)が良く、膜の強度が強(、更に耐湿性に優れていると
いった特長を有する。また、プラズマCVD法による成
膜生成速度(デボレート)は、減圧CV I)法に比べ
て極めて速い。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、プラズマCVD法に全く欠点がないわけではな
い。
い。
例えば、生成された膜の上面の膜質は緻密で申し分がな
いのに対して、パターン段差被覆部の膜質は荒くなる傾
向がある。膜質の荒い部分は耐湿性に劣る。
いのに対して、パターン段差被覆部の膜質は荒くなる傾
向がある。膜質の荒い部分は耐湿性に劣る。
従って、膜質に疎密の差があるCVD膜をウェットエツ
チング処理すると、膜質の荒い部分は膜質の緻密な部分
よりも先に溶解してしまう。
チング処理すると、膜質の荒い部分は膜質の緻密な部分
よりも先に溶解してしまう。
線幅がサブミクロンの単位のパターンの場合(例えば、
4Mビット以1/チップ)には、このようなウェットエ
ツチングレートの相違が重大な問題となる。
4Mビット以1/チップ)には、このようなウェットエ
ツチングレートの相違が重大な問題となる。
[発明の目的]
従って、本発明の目的は疎密の差のない均一な膜質のC
VD膜を生成することのできるプラズマCV l)装置
を提供することである。
VD膜を生成することのできるプラズマCV l)装置
を提供することである。
[問題点を解決するための手段]
前記の問題点を解決し、あわせて本発明の目的を達成す
るための手段として、この発明は、接地基板電極を上面
に有し、この基板電極を加熱するための加熱ユニットを
内部に有するサセプタと、このサセプタ上の接地基板電
極に対向する高周波電極とを有するプラズマCVD装置
において、前記サセプタの下部に断熱材が少なくとも一
枚配設され、かつ、サセプタから高周波電極までの外周
を包囲する断熱材が少なくとも一枚配設されていること
を特徴とするプラズマCV I)装置を提供する。
るための手段として、この発明は、接地基板電極を上面
に有し、この基板電極を加熱するための加熱ユニットを
内部に有するサセプタと、このサセプタ上の接地基板電
極に対向する高周波電極とを有するプラズマCVD装置
において、前記サセプタの下部に断熱材が少なくとも一
枚配設され、かつ、サセプタから高周波電極までの外周
を包囲する断熱材が少なくとも一枚配設されていること
を特徴とするプラズマCV I)装置を提供する。
[作用コ
前記のように、本発明のプラズマCV I)装置はサセ
プタの下部に断熱材が一枚以1−(好ましくは、3枚)
配設され、かつ、サセプタから高周波電極までの外周を
包囲する断熱材が−・枚以ト(好ましくは、3枚)配設
されている。
プタの下部に断熱材が一枚以1−(好ましくは、3枚)
配設され、かつ、サセプタから高周波電極までの外周を
包囲する断熱材が−・枚以ト(好ましくは、3枚)配設
されている。
かくして、サセプタの加熱ユニットに通電すると熱は高
周波電極方向にしか逃げ場がないので、高周波電極とサ
セプタL面との間に形成される反応空間内に蓄えられ、
この空間内の温度を600〜800℃程度にまで上昇さ
せる。
周波電極方向にしか逃げ場がないので、高周波電極とサ
セプタL面との間に形成される反応空間内に蓄えられ、
この空間内の温度を600〜800℃程度にまで上昇さ
せる。
従来のプラズマCVD法は300〜400℃程度の比較
的に低い温度で成膜反応を実施できることが特徴であっ
た。しかし、意外にもこのプラズマCVD法を600〜
800℃の高温で実施すると、疎密の差のない均一な膜
質のCVD膜が得られることが判明した。
的に低い温度で成膜反応を実施できることが特徴であっ
た。しかし、意外にもこのプラズマCVD法を600〜
800℃の高温で実施すると、疎密の差のない均一な膜
質のCVD膜が得られることが判明した。
従来のプラズマCVD装置ではサセプタの加熱ユニット
をいくら増強しても、熱が周囲に放散してしまうために
、サセプタ上の接地基板電極と高周波電極との間の反応
空間の温度を精々500℃程度にまでしか1−5i?、
させることができない。これに対して、本発明の装置に
よれば、サセプタの下部およびサセプタから高周波電極
までの外周を包囲する断熱材が配設されているので接地
基板電極と高周波電極との間の反応空間内の温度を60
0〜800℃にまで上昇させることができる。
をいくら増強しても、熱が周囲に放散してしまうために
、サセプタ上の接地基板電極と高周波電極との間の反応
空間の温度を精々500℃程度にまでしか1−5i?、
させることができない。これに対して、本発明の装置に
よれば、サセプタの下部およびサセプタから高周波電極
までの外周を包囲する断熱材が配設されているので接地
基板電極と高周波電極との間の反応空間内の温度を60
0〜800℃にまで上昇させることができる。
プラズマCVD法を高温で実施すると膜質が均一になる
だけでなく、パターン段差部の傾斜がなだらかになり、
多層積層させた時に段差部に“果”が発生することを効
果的に防1ヒできる。
だけでなく、パターン段差部の傾斜がなだらかになり、
多層積層させた時に段差部に“果”が発生することを効
果的に防1ヒできる。
[実施例]
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について更
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
第1図は本発明のプラズマCVD装置の一例の概要断面
図であり、第2図は高周波電極ををするトップカバーを
外した状態の概要平面図であり、第3図は外周断熱材に
より包囲されたサセプタの概要斜視図である。
図であり、第2図は高周波電極ををするトップカバーを
外した状態の概要平面図であり、第3図は外周断熱材に
より包囲されたサセプタの概要斜視図である。
第1図に示されるように、本発明のプラズマCVD装置
1は筐体10と着脱可能なトップカバー20とからなる
。
1は筐体10と着脱可能なトップカバー20とからなる
。
筐体lOは底壁部12と側壁部14とからなる。
側壁部14の一部に反応室内部の状況を観察するための
石英ガラス製窓部30を配設し、更にウェハを反応室へ
搬入したり、搬出したりするための第1ウェハ搬送機構
40が収容された第1予備室42が固設されている。第
1予備室42と筐体10とはゲートバルブ44により遮
断・連通可能に構成できる。予備室は別の側壁部にも固
設し、合計2室とすることもできる。側壁部14の下部
には真空排気ダクト46が配設されている。
石英ガラス製窓部30を配設し、更にウェハを反応室へ
搬入したり、搬出したりするための第1ウェハ搬送機構
40が収容された第1予備室42が固設されている。第
1予備室42と筐体10とはゲートバルブ44により遮
断・連通可能に構成できる。予備室は別の側壁部にも固
設し、合計2室とすることもできる。側壁部14の下部
には真空排気ダクト46が配設されている。
トップカバー20には高周波電極機構50が取付られて
いる。高周波電極機構50は下部に、サセプタの直径と
同じくらいか、あるいは、これよりも若干小さい直径の
、円盤状で、多数の貫通孔が穿設された金属製高周波電
極51を有する。この金属製高周波電極51は絶縁材5
2aにより包囲されている。また、この電極51は中間
部材53を介して電極支持部材54により支持されてい
る。中間部材53と電極支持部材54とは絶縁材52b
および52cによりトップカバーから絶縁されている。
いる。高周波電極機構50は下部に、サセプタの直径と
同じくらいか、あるいは、これよりも若干小さい直径の
、円盤状で、多数の貫通孔が穿設された金属製高周波電
極51を有する。この金属製高周波電極51は絶縁材5
2aにより包囲されている。また、この電極51は中間
部材53を介して電極支持部材54により支持されてい
る。中間部材53と電極支持部材54とは絶縁材52b
および52cによりトップカバーから絶縁されている。
電極支持部材54の内部には反応ガス流路55が設けら
れている。中間部材53と電極51との間には、前記流
路55に連続するガス拡散空間58が存在する。電極支
持部材は高周波電源57に接続されている。
れている。中間部材53と電極51との間には、前記流
路55に連続するガス拡散空間58が存在する。電極支
持部材は高周波電源57に接続されている。
筐体10の内部にはサセプタ60が配設されている。こ
のサセプタの上面には金属製の均熱板61が配設されて
いる。この均熱板は接地基板電極を構成する。均熱板6
1の周囲は絶縁材82aにより包囲されている。均熱板
はウェハと大体同じ直径を有するように構成されている
。均熱板の下部には加熱ユニット63が配設され、この
加熱ユニット63と均熱板61との間に炭化ケイ素伝熱
板64を介在させることができる。加熱ユニー/トロ3
は絶縁材62bおよび62cで包囲されている。図示さ
れていないが、説明するまでもなく、加熱ユニットはヒ
ータ電源に接続されており、また、均熱板は接地されて
いる。
のサセプタの上面には金属製の均熱板61が配設されて
いる。この均熱板は接地基板電極を構成する。均熱板6
1の周囲は絶縁材82aにより包囲されている。均熱板
はウェハと大体同じ直径を有するように構成されている
。均熱板の下部には加熱ユニット63が配設され、この
加熱ユニット63と均熱板61との間に炭化ケイ素伝熱
板64を介在させることができる。加熱ユニー/トロ3
は絶縁材62bおよび62cで包囲されている。図示さ
れていないが、説明するまでもなく、加熱ユニットはヒ
ータ電源に接続されており、また、均熱板は接地されて
いる。
サセプタ60は支柱70により底壁部12から浮かしで
ある。支柱は全部で4本使用する。支柱70は底壁部1
2に螺着されている。この支柱の間に、サセプタ60の
直径とほぼ同じ直径の円盤状断熱材72a、72bおよ
び72cが所定の間隔で配設されている。この断熱材の
厚みは特に限定されない。反応室の容量、加熱ユニット
の出力等を考慮して当業者が容易に決定できる。断熱材
の配設枚数は一枚以上であればよい。しかし、厚い断熱
材を一枚だけ使用するよりも、図示されたように比較的
に薄手の断熱材を所定の間隔で離して数枚使用するほう
が断熱効果が高い。また、熱応力による破損を避けるた
めに、上側の72aおよび72bを薄<シ、最下部の?
2cを厚くすることもできる。
ある。支柱は全部で4本使用する。支柱70は底壁部1
2に螺着されている。この支柱の間に、サセプタ60の
直径とほぼ同じ直径の円盤状断熱材72a、72bおよ
び72cが所定の間隔で配設されている。この断熱材の
厚みは特に限定されない。反応室の容量、加熱ユニット
の出力等を考慮して当業者が容易に決定できる。断熱材
の配設枚数は一枚以上であればよい。しかし、厚い断熱
材を一枚だけ使用するよりも、図示されたように比較的
に薄手の断熱材を所定の間隔で離して数枚使用するほう
が断熱効果が高い。また、熱応力による破損を避けるた
めに、上側の72aおよび72bを薄<シ、最下部の?
2cを厚くすることもできる。
本発明のプラズマCVD装置では、サセプタから高周波
電極までの外周を包囲する断熱材が少なくとも一枚配設
されている。好ましくは、すくなくともサセプタ60の
下部付近から高周波電極51の上部付近までの外周を包
囲する断熱材80a。
電極までの外周を包囲する断熱材が少なくとも一枚配設
されている。好ましくは、すくなくともサセプタ60の
下部付近から高周波電極51の上部付近までの外周を包
囲する断熱材80a。
80bおよび80cを配設する。この断熱材は円筒状で
ある。円盤状断熱材と同様に、中側の80aおよび80
bを薄<シ、最外部の80cを厚くすることもできる。
ある。円盤状断熱材と同様に、中側の80aおよび80
bを薄<シ、最外部の80cを厚くすることもできる。
円筒状断熱材には、筐体lOの側壁部14に配設された
窓部30および予備室32のゲート部に対応する位置に
、それぞれ貫通孔82が穿設されている。3枚の円筒状
断熱材の孔の位置を一致させれば、窓部から反応空間に
おける反応状態などを観察することができ、また、予備
室からウェハを出し入れすることもできる。
窓部30および予備室32のゲート部に対応する位置に
、それぞれ貫通孔82が穿設されている。3枚の円筒状
断熱材の孔の位置を一致させれば、窓部から反応空間に
おける反応状態などを観察することができ、また、予備
室からウェハを出し入れすることもできる。
しかし、この孔の位置を常時一致させておくと断熱効果
が損なわれるので、内側の断熱材80aおよび80bを
図中の二点鎖線で示されるように昇降可能に構成するこ
とが好ましい。このような昇降機構は当業者に周知であ
る。
が損なわれるので、内側の断熱材80aおよび80bを
図中の二点鎖線で示されるように昇降可能に構成するこ
とが好ましい。このような昇降機構は当業者に周知であ
る。
断熱効果を可能な限り高めるために、最外部の円筒状断
熱材80cはトップカバー20の下面の直ぐ下からサセ
プタの最F部の円盤状断熱材72Cよりも更に下の位置
に達するような高さのものを使用することが好ましい。
熱材80cはトップカバー20の下面の直ぐ下からサセ
プタの最F部の円盤状断熱材72Cよりも更に下の位置
に達するような高さのものを使用することが好ましい。
内側の円筒状断熱材80aおよび80bの高さは80c
よりも低くすることができる。
よりも低くすることができる。
断熱材70および80としては例えば、アルミナ(A1
203)などを使用できる。その他の耐熱性材料も使用
できる。このような材料は当業者に周知である。支柱7
0および絶縁材52 a + 52b、62aおよび8
2bもアルミナで構成することができる。
203)などを使用できる。その他の耐熱性材料も使用
できる。このような材料は当業者に周知である。支柱7
0および絶縁材52 a + 52b、62aおよび8
2bもアルミナで構成することができる。
高周波電極板51および均熱板61は耐熱性に優れたN
i−Cr合金(別名“インコーネル”)で構成すること
が好ましい。従来のアルミニウムでは600〜800℃
の高温に耐えられない。
i−Cr合金(別名“インコーネル”)で構成すること
が好ましい。従来のアルミニウムでは600〜800℃
の高温に耐えられない。
第2図に示されるように、本発明のプラズマCVD装置
の筐体10は断面が正方形であり、中央部にサセプタ6
0が配設されている。このサセプタを円筒状断熱材80
a、80bおよび80cが3重に包囲している。
の筐体10は断面が正方形であり、中央部にサセプタ6
0が配設されている。このサセプタを円筒状断熱材80
a、80bおよび80cが3重に包囲している。
正方形状筐体の四隅に、ウェハ100を均熱板61へ載
置したり、あるいは持ち上げたりするためのウェハハン
ドリングアーム90が配設されている。各アームはそれ
ぞれ昇降機構92に螺着されている。アームもアルミナ
から構成できる。
置したり、あるいは持ち上げたりするためのウェハハン
ドリングアーム90が配設されている。各アームはそれ
ぞれ昇降機構92に螺着されている。アームもアルミナ
から構成できる。
ウェハ100は例えば、第1p備室42から第1ウェハ
搬送機構40により筐体10内へ搬入され、第1ウェハ
搬送機横40からウェハハンドリングアーム90に移さ
れ、そしてこのアームが下降してウェハを均熱板61」
−に載置する。成膜処理後はウェハハンドリングアーム
により均熱板から持ち上げられ、第2予備室46のウエ
ノ1搬送機横48に渡されて筐体外へ搬出される。この
様子は窓部30から観察することができる。サセプタ6
0の上面にはアームを収容する溝85が刻設されている
。
搬送機構40により筐体10内へ搬入され、第1ウェハ
搬送機横40からウェハハンドリングアーム90に移さ
れ、そしてこのアームが下降してウェハを均熱板61」
−に載置する。成膜処理後はウェハハンドリングアーム
により均熱板から持ち上げられ、第2予備室46のウエ
ノ1搬送機横48に渡されて筐体外へ搬出される。この
様子は窓部30から観察することができる。サセプタ6
0の上面にはアームを収容する溝85が刻設されている
。
第3図に示されるように、ウェハハンドリングアーム9
0は円筒状断熱材に穿設されたアーム孔94a、94b
および94cを貫通してサセプタ上面の溝64に収容さ
れている。アーム孔94a。
0は円筒状断熱材に穿設されたアーム孔94a、94b
および94cを貫通してサセプタ上面の溝64に収容さ
れている。アーム孔94a。
94bおよび94cはアームの昇降幅と大体同じ高さを
有する。
有する。
[発明の効果]
以ヒ説明したように、本発明のプラズマCVD装置はサ
セプタの下部およびサセプタから高周波電極までの外周
を包囲する断熱材が−・枚以上(好ましくは、3枚)配
設されている。
セプタの下部およびサセプタから高周波電極までの外周
を包囲する断熱材が−・枚以上(好ましくは、3枚)配
設されている。
かくして、サセプタの加熱ユニットに通電すると熱は高
周波電極方向にしか逃げ場がないので、高周波電極とサ
セプタとの間に形成される反応空間内に蓄えられ、この
空間内の温度を600〜800℃程度にまでJ−’Iさ
せる。
周波電極方向にしか逃げ場がないので、高周波電極とサ
セプタとの間に形成される反応空間内に蓄えられ、この
空間内の温度を600〜800℃程度にまでJ−’Iさ
せる。
従来のプラズマCV I)法は300〜400℃程度の
比較的に低い温度で成膜反応を実施できることが特徴で
あった。しかし、意外にもこのプラズマCVD法を60
0〜800℃の高温で実施すると、疎密の差のない均一
な膜質のCVD膜が得られることが判明した。
比較的に低い温度で成膜反応を実施できることが特徴で
あった。しかし、意外にもこのプラズマCVD法を60
0〜800℃の高温で実施すると、疎密の差のない均一
な膜質のCVD膜が得られることが判明した。
従来のプラズマCVD装置ではサセプタの加熱ユニット
をいくら増強しても、熱が周囲に放散してしまうために
、サセプタ上面の接地基板電極と高周波電極との間の反
応空間の温度を精々500℃程度にまでしか−[−がさ
せることができない。これに対して、本発明の装置によ
れば、サセプタの下部およびサセプタから高周波電極ま
での外周を包囲する断熱材が配設されているので接地基
板電極と高周波電極との間の反応空間内の温度を600
〜800℃にまでl−昇させることができる。
をいくら増強しても、熱が周囲に放散してしまうために
、サセプタ上面の接地基板電極と高周波電極との間の反
応空間の温度を精々500℃程度にまでしか−[−がさ
せることができない。これに対して、本発明の装置によ
れば、サセプタの下部およびサセプタから高周波電極ま
での外周を包囲する断熱材が配設されているので接地基
板電極と高周波電極との間の反応空間内の温度を600
〜800℃にまでl−昇させることができる。
プラズマCVD法を高温で実施すると膜質が均一になる
だけでなく、パターン段差部の傾斜がなだらかになり、
多層積層させた時に段差部に“果”が発生することを効
果的に防止できる。
だけでなく、パターン段差部の傾斜がなだらかになり、
多層積層させた時に段差部に“果”が発生することを効
果的に防止できる。
第1図は本発明の高温プラズマCVD装置の一例の概要
断面図であり、第2図は高周波電極を有するトップカバ
ーを外した状態の概要平面図であり、第3図41外周断
熱材により包囲されたサセプタの概要斜視図である。 1・・・プラズマCVD法置、10−・・筐体、12−
・・底壁部、14・・・側壁部、20・・・トップカバ
ー。 30・・・窓部、40・・・第1ウエハ搬送機横、42
・・・第1予備室、44・・・ゲートバルブ、4B−・
・真空排気ダクト、48・・・第2予備室、49−・・
第2ウエハ搬送機構、50・・・高周波電極機構、51
・・・金属製高周波電極= 52 al 52 b、5
2 c”・絶縁材。 53・・・中間部材、54・・・電極支持部材、55・
・・反応ガス流路、56・・・ガス拡散空間、57・・
・高周波電源、60・・・サセプタ、61・・・均熱板
=82a*82 b、 82 c・・・絶縁材、63・
・・加熱ユニット。
断面図であり、第2図は高周波電極を有するトップカバ
ーを外した状態の概要平面図であり、第3図41外周断
熱材により包囲されたサセプタの概要斜視図である。 1・・・プラズマCVD法置、10−・・筐体、12−
・・底壁部、14・・・側壁部、20・・・トップカバ
ー。 30・・・窓部、40・・・第1ウエハ搬送機横、42
・・・第1予備室、44・・・ゲートバルブ、4B−・
・真空排気ダクト、48・・・第2予備室、49−・・
第2ウエハ搬送機構、50・・・高周波電極機構、51
・・・金属製高周波電極= 52 al 52 b、5
2 c”・絶縁材。 53・・・中間部材、54・・・電極支持部材、55・
・・反応ガス流路、56・・・ガス拡散空間、57・・
・高周波電源、60・・・サセプタ、61・・・均熱板
=82a*82 b、 82 c・・・絶縁材、63・
・・加熱ユニット。
Claims (5)
- (1)接地基板電極を上面に有し、この基板電極を加熱
するための加熱ユニットを内部に有するサセプタと、こ
のサセプタ上の接地基板電極に対向する高周波電極とを
有するプラズマCVD装置において、前記サセプタの下
部に断熱材が少なくとも一枚配設され、かつ、サセプタ
から高周波電極までの外周を包囲する断熱材が少なくと
も一枚配設されていることを特徴とするプラズマCVD
装置。 - (2)サセプタの下部に断熱材を三枚配設することを特
徴とする特許請求の範囲第1項に記載のプラズマCVD
装置。 - (3)すくなくともサセプタの下部付近から高周波電極
の上部付近に至る外周を包囲する断熱材を三枚配設する
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のプラズ
マCVD装置。 - (4)三枚の断熱材は所定の間隔で相互に離隔されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項ま
での何れかに記載のプラズマCVD装置。 - (5)断熱材はアルミナ(Al_2O_3)である特許
請求の範囲第1項から第4項までの何れかに記載のプラ
ズマCVD装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26618586A JPS63119525A (ja) | 1986-11-08 | 1986-11-08 | プラズマcvd装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26618586A JPS63119525A (ja) | 1986-11-08 | 1986-11-08 | プラズマcvd装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63119525A true JPS63119525A (ja) | 1988-05-24 |
Family
ID=17427438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26618586A Pending JPS63119525A (ja) | 1986-11-08 | 1986-11-08 | プラズマcvd装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63119525A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02229430A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-12 | Rohm Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
US5490881A (en) * | 1992-11-02 | 1996-02-13 | Gen Electric | Maintaining uniformity of deposited film thickness in plasma-enhanced chemical vapor deposition |
JP2007311726A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Sharp Corp | 気相成長装置および気相成長方法。 |
JP2008091938A (ja) * | 1996-07-15 | 2008-04-17 | Applied Materials Inc | プロセスキット、ウェハ処理装置及びプロセスキットの加熱方法 |
JP4970683B2 (ja) * | 2000-01-31 | 2012-07-11 | マットソン テクノロジー インコーポレイテッド | 基板をエピタキシャルにより処理するための装置及び方法 |
-
1986
- 1986-11-08 JP JP26618586A patent/JPS63119525A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02229430A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-12 | Rohm Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
US5490881A (en) * | 1992-11-02 | 1996-02-13 | Gen Electric | Maintaining uniformity of deposited film thickness in plasma-enhanced chemical vapor deposition |
JP2008091938A (ja) * | 1996-07-15 | 2008-04-17 | Applied Materials Inc | プロセスキット、ウェハ処理装置及びプロセスキットの加熱方法 |
JP4970683B2 (ja) * | 2000-01-31 | 2012-07-11 | マットソン テクノロジー インコーポレイテッド | 基板をエピタキシャルにより処理するための装置及び方法 |
JP2007311726A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Sharp Corp | 気相成長装置および気相成長方法。 |
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