JP3400983B2 - 搬送成形装置 - Google Patents

搬送成形装置

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JP3400983B2
JP3400983B2 JP2000309350A JP2000309350A JP3400983B2 JP 3400983 B2 JP3400983 B2 JP 3400983B2 JP 2000309350 A JP2000309350 A JP 2000309350A JP 2000309350 A JP2000309350 A JP 2000309350A JP 3400983 B2 JP3400983 B2 JP 3400983B2
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roller
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯されて、にぎ
り寿司やいなり寿司などのために調整された米飯(シャ
リ)等の材料を、自動的に搬送し、所望の形状に成形す
るための搬送成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食品加工産業分野においては、現
代における食生活の一つの大きな潮流とも言える「食の
簡便化」に対するニーズに応えるべく、外食産業のメニ
ューや量販店、惣菜店等のテイクアウト食品、コンビニ
エンスストアで提供されるコンビニエンス食品、回転寿
司等に提供される種々の米飯食品の加工の自動化が進展
している。
【0003】この食品加工の新しい流れを受けて、現
在、自動寿司にぎり機、自動のり巻き機、いなり寿司自
動製造機等の種々の米飯自動加工装置が開発され、普及
し始めており、加工現場の生産性の向上に寄与し始めて
いる。
【0004】従来提案されている米飯用の自動加工装置
として、例えば、特公昭61−43981号報に開示さ
れた「食品成型機における圧縮移送機構」を挙げること
ができる。
【0005】この圧縮移送機構の構成について、添付し
た図15に基づいて簡潔に説明する。寿司成型機30の
上方には、原材料投入用のホッパ31が設けられ、この
ホッパ31内には、回転可能に配設された材料攪拌兼送
り棒32が配設されている。
【0006】前記ホッパ31の下方に設けられた排出端
板33の下方には、上下方向に2列に対向配置され、矢
印K方向にそれぞれ回転する左右複数個の回転ローラ3
4a,34bと、35a,35bと、36a,36b
と、37a,37bと、が配設されている。各対となる
回転ローラ24〜27のそれぞれの対向間隔L1〜L
4は、上から順次狭くなるように配設されている。
【0007】この回転ローラ34〜37の配置構成によ
って、材料の搬送移送工程において材料の圧縮と弛緩を
交互に行わせるという作用を発揮せしめ、人手による直
接のシャリ成形のものと同様の仕上がりを機械的に得る
という技術である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本出願
人が知るところ、上記従来技術によって、シャリ成形の
仕上がりに関しては一定の効果を収めることができた
が、上下に配列されたローラ34〜37の間隔L1〜L4
を徐々に狭くしていくという上記構成上、必然的に最上
部のローラ34a,34bの間隔をある程度広く確保す
る必要が生じる。
【0009】このため、上方から供給されて、最上部ロ
ーラ34a,34bの対向間隙部分に落下してくる材料
(米飯)量が多くなって、材料の搬送や材料の圧縮、弛
緩作用が制御し難くなる、という第1の技術的課題があ
った。
【0010】また、各対のローラ34〜37の間隙領域
38の容積が大きいため、この間隙領域に内包される材
料が多く、材料が滞留しやすくなる、という第2の技術
的課題があった。
【0011】更には、材料の圧縮、弛緩作用をローラ3
4〜37間の距離を徐々に狭めるという構成で行うた
め、ローラ配設部分の上下方向の距離をある程度長く確
保せざるを得ないこと、配設するローラの数をある程度
以上の数にしないと充分な圧縮、弛緩作用が得られ難い
等の問題があることから、ローラの配置構成自体によっ
て装置30の全体設計に制限を受け、装置30のコンパ
クト化が困難となる、という第3の技術的課題があっ
た。
【0012】そこで、本発明は、材料搬送部におけるロ
ーラの配置構成を簡略化する一方、材料の好適な圧縮搬
送を実現し、材料の搬送、成形、排出に及ぶ新規な技術
を備えたコンパクトな搬送成形装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、以下の手段を採用する。
【0014】まず、本発明に係る搬送成形装置では、材
料をほぐしながら下方へ送り込む手段を備えた材料供給
部と、この材料供給部の下方開口部に連設されて、前記
材料を圧縮しながら搬送するための回転体が配設された
材料搬送部と、この材料搬送部の下方に配置され、材料
を成形する手段を備えた材料成形部と、を少なくとも備
えるようにする。
【0015】この手段では、にぎり寿司、軍艦巻き、い
なり寿司用の米飯(シャリ)などの材料の圧縮、搬送、
成形を、一貫して行うことができる搬送成形装置を提供
することができる。
【0016】また、本発明に係る搬送成形装置では、前
記材料搬送部を構成する部材であって、前記回転体を軸
支する側壁板の内壁面には、該内壁面に前記材料が擦れ
て、該材料の自重落下が阻害されるのを防止するための
手段を設ける。
【0017】材料搬送部には、該材料搬送部に配設され
た回転体によって材料が強制的に搬送される強制搬送領
域と材料の自重作用のみによって落下する自重落下領域
が存在する。この自重落下領域においては、前記回転体
を軸支し、材料の搬送路を形成している側壁板の内壁面
に材料が擦れると材料が停滞し、スムーズな落下が阻害
され、材料が均等に落下できなくなる。材料をどのくら
い均等に落下させることができるかは、下方の材料成形
部における材料成形の精度に影響を与える。
【0018】そこで、本発明では、回転体を軸支する側
壁板の内壁面に、該内壁面に前記材料が擦れて、該材料
の自重落下が阻害されるのを防止するための手段を設
け、材料の均等落下を確保するように工夫した。具体的
には、自重落下領域の側壁板の内壁面に凹面部を形成す
ることによって、材料が該内壁面に擦れ難くなるように
した。
【0019】次に、本発明に係る搬送成形装置では、材
料の搬送を担う回転体を、材料供給部に近接する位置に
設けられた対向する一対の上部ローラと、この上部ロー
ラの下方に設けられた対向する一対の下方ローラとから
構成して、前記上部ローラ間の距離を前記下部ローラ間
の距離と同じか、それよりも短くする。そして、前記材
料搬送部には、材料を圧縮しながら下方側へ搬送するた
めに、下方側にすぼむテーパ形状を備えた材料圧縮用ガ
イドを前記回転体の周辺領域に配設する。
【0020】この手段では、回転体である上部ローラの
間隔に対して下部ローラの間隔を狭めるという構成を採
用することなく、下方側にすぼむテーパ形状を備えた材
料圧縮用ガイドによって材料を圧縮しながら搬送するこ
とができる。即ち、材料圧縮用ガイドによって、材料間
の空隙を徐々に無くすように作用させながら搬送するこ
とができる。
【0021】続いて、本発明に係る搬送成形装置では、
前記上部ローラの口径が、前記下部ローラの口径よりも
大きくなるように形成した。
【0022】この手段では、下部ローラよりも上部ロー
ラの口径を大きくすることによって、ローラによる材料
の単位時間当たりの送り量を下部ローラよりも上部ロー
ラの方を多くすることができる。その結果、米飯が上部
ローラから下部ローラを通過する過程である程度塞き止
められることになるので、材料の圧縮度を高めていくこ
とができる。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】以上のように、本発明に係る搬送成形装置
によって、にぎり寿司、軍艦巻き、いなり寿司のいずれ
かを造るために好適なシャリを自動的に成形することが
できる。
【0029】即ち、本発明は、食品加工産業分野におい
て、米飯食品等の加工の自動化を更に進展させるととも
に、加工現場の生産性の向上に寄与するという技術的意
義を有している。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して説明する。
【0031】まず、本発明の好適な実施形態である搬送
成形装置1(以下「装置1」という。)の正面図である
図1、装置1の側面図である図2、装置1の機構を簡略
化して表した正面図である図3、同側面図である図4等
に基づいて、装置1の全体構成を説明する。
【0032】装置1は、大別して、装置1の典型的な材
料である米飯(シャリ)Rをほぐしながら供給するため
の材料供給部S1と、この材料供給部S1の下方開口部3
の下側に連設されて、米飯Rを圧縮しながら搬送するた
めの回転体5,6が配設された材料搬送部S2と、この
材料搬送部S2の下方に配置され、米飯Rを成形する手
段を備えた材料成形部S3と、を備えている。
【0033】装置1の上部に設けられた材料供給部S1
は、下方から上方に末広って、上方に開口するホッパ2
を備えている。このホッパ2の下方開口部3には、該開
口部3の壁面に回転可能に支持され、ホッパ2内に投入
された米飯Rをほぐしながら下方に順次送り込むという
作用を発揮する二つの搬送羽根具4a,4bが、並設さ
れている。
【0034】この搬送羽根具4(4a,4b)の作用に
よって、米飯Rがどの程度均一にほぐされ、一定量搬送
されるか否かが、以後の搬送、圧縮、成形工程に大きく
影響することになる。
【0035】そこで、本願出願人は、詳細な搬送試験を
行って、本装置1により好適な搬送羽根具41又は42
(図13、図14参照)を案出した。まず、図13
(A)(B)に示す搬送羽根具41は、中央部に細長の
円筒形状の軸部401を有する。この軸部401の少な
くとも一端部は、矩形の空洞部41eを備え、この空洞
部41eは、図示しない回転駆動部又は歯車軸部に嵌め
込まれる部分となる。
【0036】軸部401の周面には、軸方向に一定間隔
でリング状突起41dが形成され、このリング状突起4
1dからは、それぞれ4本のかき出し棒41aが放射状
に設けられている。このかき出し棒41aは、途中から
ねじれて、その端部には、略矩形のへら状部41bが形
成されている。
【0037】次に、図14(A)(B)に示す搬送羽根
具42は、中央部に細長の円筒形状の軸部401を有す
る。この軸部401の少なくとも一端部には、回転駆動
部又は歯車部に嵌め込まれるシャフト部42eが形成さ
れている。
【0038】軸部401の外側には、軸部401と同心
円状の大軸部42cが形成されている。この大軸部42
cの周面には、軸方向に一定間隔でリング状突起42d
が形成され、このリング状突起42dからは、それぞれ
6本のかき出し棒42aが放射状に設けられ、このかき
出し棒42aは、途中からねじれ、その端部には、略矩
形のへら状部42bが形成されている。大軸部42cを
設けたことで、軸部401とかき出し棒42aで形成さ
れる空間が少なくなって、米飯Rの搬送がより円滑に行
われるようになる。
【0039】尚、リング状突起41d、42dの数及び
かき出し棒41a、42aの数は、ホッパ2のサイズや
米飯Rの性状に応じて、適宜選択できる。また、搬送羽
根具41、42のいずれかを単独で使用しても良いし、
組み合わせて並設しても良いし、いずれか一方だけを並
設しても良い。
【0040】材料供給部S1の下方の材料搬送部S2は、
ケーシング13内に配設され、二対の回転体5,6を備
えている。具体的には、ホッパ2の下方開口部3に近接
する位置には、対向配置された一対の上部ローラ5a,
5bが設けられ、この上部ローラ5a,5bの下方領域
に、対向配置された一対の下部ローラ6a,6bが設け
られている。なお、図1に示す符号12は、材料供給部
1を閉塞し、上部ローラ5a,5b、下部ローラ6
a,6bを軸支するテフロン製の側壁板である。
【0041】上部ローラ5a,5bは、それぞれ軸50
1a,501b回りに矢印A方向に回転する。そして、
上部ローラ5a,5bの各外筒部502a,502b
(図3参照)の周面は、軸601a,602b回りに矢
印B方向に回転する下部ローラ6a,6bの各外筒部6
02a,602bの周面と近接するように配置されてい
る。
【0042】尚、各ローラ5,6の外筒部502,60
2の周面には、米飯Rを確実に搬送するために、図2に
おいて一部のみ示したような適宜選択された凸凹形状5
02を形成するのが好ましい。
【0043】ここで、上部ローラ5a,5bの口径W1
(図3参照)は、下部ローラ6a,6bの口径W2(図
3参照)よりも大きく形成されている(W1>W2)。こ
の構成を採用することによって、一つのモータM1の駆
動によって、該モータM1の回転軸の回転に連動して回
転する歯車群17を介して同時に同回転数で回転するよ
うに構成された上部ローラ5(5a,5b)と下部ロー
ラ6(6a,6b)に、米飯Rの送り量の差を設けるこ
とができる。
【0044】具体的には、下部ローラ6(6a,6b)
の搬送作用X2よりも、上部ローラ5(5a,5b)の
搬送作用X1における米飯Rの単位時間当たりの送り量
を大きくすることによって(X1>X2)、上部ローラ5
(5a,5b)から搬送されてきた米飯Rが下部ローラ
6(6a,6b)付近でやや塞き止められるという作用
が発揮されて、米飯Rの圧縮力を上方から下方にかけて
次第に強めていくことができるようになる。
【0045】この構成により、米飯Rは、成形時(後
述)の圧縮度を100%とすれば、まず、上部ローラ5
の作用で20〜30%程度に圧縮し、続く下部ローラ6
の作用で40〜60%程度にまで圧縮することができ
る。
【0046】尚、上部ローラ5と下部ローラ6の回転手
段は、適宜選択でき、必ずしも一つのモータで、同時
に、同回転数で回転させる必要はない。上部ローラ5と
下部ローラ6を別々のモータで駆動して、別個に回転数
を調整できるようにして、上下ローラ5,6のそれぞれ
の送り量をそれぞれのローラの回転数で微調整できるよ
うにしても良い。
【0047】また、材料搬送部S2における上部ローラ
5a,5b間の距離D1は、下部ローラ6a,6b間の
距離D2と同じか、それよりも短くすることも可能であ
る(D1≦D2)。これは、本発明においては、既述され
た従来技術の如きに、ローラ間の距離を上方から下方に
かけて次第に狭くしていくという構成を採用する必要が
全くないことを意味している。
【0048】ここで、装置1においては、図2、図4に
符号15で表されている材料圧縮用ガイドが補助的に設
けられている。この材料圧縮用ガイド15は、材料搬送
部S 2から送り込まれた米飯Rの圧縮度合を効率よく高
めるために設けられたものである。即ち、上部ローラ5
の幅方向(軸方向)の前後領域に、上方から下方にかけ
てすぼむテーパ状を呈するプレート15a,15bを配
設して、米飯Rの搬送流路を次第に狭めていく。
【0049】この材料圧縮用ガイド15により次第に狭
められた搬送流路へ上部ローラ5a,5bの作用によっ
て米飯Rを強制的に送り込んでいき(図4に示す矢印Z
参照)、米飯Rを所望する程度に圧縮する。
【0050】続いて、図5(A)は、下部ローラ6a,
6b付近の重力落下位置(領域)を示す図、図5(B)
は、側壁板12a,12bに軸支された同下部ローラ6
a,6b及び回転部材(の一部)7を横方向から見た
図、である。
【0051】下部ローラ6a,6bは、回転しながら米
飯Rを材料成形部S3へ送り込むための回転部材であ
る。上方ローラ5a,5bのドライブによって強制的に
下方側に搬送された後に、上方ローラ5a,5bのドラ
イブから開放されて自重落下してくる米飯Rは、下部ロ
ーラ6a,6b周辺に達すると、該ローラ6a,6bの
回転(図5(A)の矢印B参照)によって、再びより下
方側に強制的に搬送されることになる。
【0052】そして、搬送された米飯Rは、下部ローラ
6a,6bのそれぞれの回転中心を結ぶ線Nのやや下方
領域に達すると、下部ローラ6a,6bのドライブがか
からなくなって、自重落下し始める(図5(A)矢印G
参照)。
【0053】この自重落下領域Gにおいては、下部ロー
ラ6a,6bの回転軸601a、601bを軸支してい
る側壁板12a,12bの内壁面122a,122bに
米飯Rが擦れると、自重落下の障害となって、側壁板1
2a,12b付近と中央付近との落下量に差異が生じて
しまう。
【0054】しかしながら、材料成形孔702へは、極
力均等に米飯Rを投入し、米飯Gの成形を安定又は均一
化する必要があるため、米飯Rは回転軸601a、60
1bの軸方向に偏り無く、均等な量を落下させたい。
【0055】そこで、本願発明においては、図5(B)
に表したように、自重落下領域Gに対応する側壁板12
a,12bの内壁面122a,122b部分に、それぞ
れ外側方向に窪ませた(内壁面122aと122bの間
隔がより広がるように形成された)凹面部121a,1
21bを設ける。この構成によって、米飯Rの擦れを極
力緩和するように工夫した。なお、この凹面部121
a,121bの深さd2は、2mm程度が望ましい。
【0056】前記構成によって、米飯Rは、側壁板12
a,12bの内壁面122a,122b部分に擦れて停
滞することがなくなるので、回転軸601a、601b
の中央領域と側壁板12a,12b周辺領域の米飯Rの
落下量を均等化できる。従って、材料成形孔702に対
する米飯Rの投入量を均一化、平均化させることができ
るので、材料成形を安定して行うことができる。
【0057】なお、下部ローラ6a,6bと同様に上部
ローラ5a,5bにおいても、自重落下領域の側壁板1
2a,12bの内壁面122a,122b部分に、前記
凹面部121a,121bと同様の構成の擦れ緩和領域
(凹面部)を形成してもよい。
【0058】更に、図1に符号T,Tで示された突起部
をホッパ2の下方開口部3の内壁面に延設することによ
って、突起部T,Tの下方領域の内壁面における米飯R
の擦れを防止することができる。このようにして、米飯
Rが材料搬送部S2へ向けて均等に落下するように工夫
してもよい。
【0059】次に、図6は、下部ローラ(6a,6b)
及び回転部材(の一部)7の拡大正面図である。この図
6は、図1、図3に図示されている板状のすり切り部材
16のより好適な変形例16'の構成を説明するための
図である。
【0060】すり切り部材16,16'は、ともに、下
部ローラ6aと回転部材7の間の間隙に介装される部材
であって、材料成形孔702に投入された米飯Rを、回
転部材7の回転の際に、すり切るための部材である。
【0061】ここで、変形例であるすり切り部材16'
の露出面16'aは、材料成形孔702が真上に開口す
る停止ポジションにおいて、材料成形孔702の内壁面
7021の上方延長線l1よりも下部ローラ6b側に突
出するとともに、下部ローラ6aの水平方向天頂部6'
aからの上方延長線l3よりも内壁面7021側に引き
込んだ位置に設けられている。
【0062】即ち、すり切り部材16'の露出面16'a
の上方延長線l2が、前記上方延長線l1と上方延長線l
3の間に描かれる位置に、すり切り部材16'は配置され
ている。
【0063】このすり切り部材16'に関して、上記の
配置構成を採用した理由は、すり切り部材16'の露出
面16'aが下部ローラ6aの水平方向天頂部6'aより
も突出してしまうと上方から搬送されてくる米飯Rの落
下の障害となり、材料成形孔702の内壁面7021の
上方延長線l1よりも回転軸601a側に引き込んだ位
置とすると、米飯Rのすり切りが円滑に行われず、米飯
Rがすり切り部材16'周辺に滞留したりするので、好
ましくないことがわかったからである。
【0064】すり切り部材16'の露出面16'aの上方
延長線l2と前記上方延長線l1との間の距離d1は、2
〜5mm程度が望ましい。
【0065】なお、すり切り部材16又は16'は、ロ
ーラ6bと回転部材7の間に介装させるようにしてもよ
い。
【0066】次に、図7は、下部ローラ6a,6b及び
回転部材(の一部)7の拡大正面図であって、回転部材
7の材料成形孔7が所定角度βだけ回転した状態で停止
し、米飯Rの落下を防いでいる状態を示す図である。
【0067】この図7に示す停止ポジションは、何らか
の理由により作業を一時中断する場合や連続運転中にタ
イムラグが生じる場合に利用されるものである。回転部
材7は、通常運転においては90度単位で、連続的に間
欠回転する構成(後述)であるが、真上方向に材料形成
孔702が完全に開口した状態で米飯搬送作業を一時停
止してしまうと、該材料形成孔702には米飯Rが自重
で落下し続け、過剰量の米飯Rが投入されてしまうこと
になる。
【0068】そこで、本願発明では、作業を一時的に中
断又は停止する場合(例えば、後述する皿14を交換す
る場合)においては、回転部材7の材料成形孔7が所定
角度βだけ回転した状態で自動的に停止できるように構
成し、即ち、材料形成孔702が斜め方向に開口するポ
ジションで停止できるように構成し、米飯Rが過剰に材
料形成孔702に投入されないように工夫した。
【0069】なお、所定角度βは、作業の一時的中断又
は停止時に、材料形成孔702にが米飯Rが落下し続け
るのを防止できる程度の角度であれば充分である。所定
角度βが大きくなりすぎると、一つ先行して斜め下方側
に開口している材料形成孔702の傾斜が大きくなっ
て、この材料形成孔702から圧縮成形された米飯R2
が、抜け落ちてしまうので、好ましくない。
【0070】以下、材料成形部S3の構成について説明
する。材料成形部S3は、上記したように材料搬送部S2
の下方領域に設けられるもので、材料搬送部S2で、あ
る程度(40〜60%程度)圧縮され、下部ローラ6
a,6bの間隙から送り出されてくる米飯Rを、にぎり
寿司などの所望のシャリ形状に米飯Rを成形するという
役割を果たす。
【0071】この役割を果たすように、材料成形部S3
には、まず、モータM2の駆動で、矢印C方向(図3参
照)に回転する略円筒形の回転部材7が設けられてい
る。この回転部材7の周面には、軸701方向に向かっ
て刳り貫かれた材料成形孔702、702、702、7
02が、一定間隔で周設されている。
【0072】この材料成形孔702は、所望のシャリ形
状に対応する形状に形成されており、添付した図面で
は、にぎり寿司用に形成された材料成形孔702を代表
例として採用し、表している。
【0073】尚、この材料成形孔702の形状は、例え
ば、いなり寿司や軍艦巻きなどにも適用できるシャリを
成形できるものであるので、用途により種々の形状のも
のを用意し、使用する際に適宜取り替えても良い。
【0074】ここで、回転部材7に形成された各材料成
形孔702間の角度αは、90度に設定されており、こ
の角度αを1ピッチとして所定時間毎に間欠回転するよ
うに構成されている。
【0075】まず、上方に開口する位置の材料成形孔7
02aには、上方から送り込まれてくる米飯Rが投入さ
れ(図3に示すR1参照)、更に90度回転した位置に
ある材料成形孔702bでは、シャリ成形用の圧縮アー
ム801が側方から(周面側から)挿入される。
【0076】この圧縮アーム801の挿入動作と同時
に、下方に開口する位置の材料成形孔702cでは、軸
701方向にスライドするように構成された(図4に示
す矢印F参照)プッシュロッド902の先端に形成され
た略立方体状のブロック901が挿入されることによっ
て、成形された米飯R2を外部に押し出す(払い出す)
(矢印E参照)。
【0077】この下方位置から、更に90度回転した位
置の材料成形孔702dでは、米飯Rが排出されて、次
の材料成形孔702a位置で米飯投入を行うための待機
状態とされる。このように、回転部材7が、上記したよ
うな間欠回転を繰り返すことによって、次々に米飯Rが
成形され、排出されていくことになる。
【0078】ここで、回転部材7と連係する材料成形手
段8と材料排出手段9について、装置1の材料圧縮成形
手段8及び米飯排出手段9を構成する部品が配置された
部分を真上から見た平面図である図8、同部分の図8矢
印J方向から見た側面図である図9に基づいて、具体的
に説明する。
【0079】まず、材料成形手段8は、モータM5の回
転軸803と一体に回転する払い出しカム904が設け
られ、このカム904に挿入されて上方に突設し、回転
軸803に対して偏心回転するカムフロア804を備え
る。
【0080】このカムフロア804は、モータM5の上
方に配置される矩形状スライド板502に刳り貫き形成
された長円孔8021に摺動可能に挿入されている。こ
の構成により、モータM5の回転駆動でカムフロア80
4は偏心するとともに、スライド板502が一定距離を
往復スライドする(図8に示す矢印H参照)。尚、図9
に示す符号805は、スライド板802のぐらつきの無
い平行スライドを可能にするためのガイド部材である。
【0081】スライド板802の先端部には、シャリ成
形用の圧縮アーム801が取り付けられている。この圧
縮アーム801は、上記回転部材7の材料成形孔702
が702b位置に移動してきたタイミングに合わせて、
材料成形孔702b内に挿入され、材料成形孔702b
に投入された米飯Rを軸701方向に圧縮し、成形する
という作用を発揮する部材である。
【0082】尚、添付図面で使用する圧縮アーム801
は、にぎり寿司用のシャリ成形のために形成されたもの
で、その先端部8011は、やや圧縮方向に末広がるコ
の字状に開口した成形部分を備えている。この先端部8
011の形状は、使用目的に合わせて適宜選択できる。
【0083】次に、米飯排出手段9の構成について説明
すると、上記払い出しカム904(図9参照)がモータ
M5による回転軸803の回転に伴って回転することに
よって、図示しないカム機構を介し、図9の符号905
で示す位置を軸として、棒状のリンク903が振り子状
に振幅する。
【0084】リンク903のモータM2側端部には、長
円孔906が刳り貫き形成されており、この長円孔90
6には、プッシュロッド902の後端部に形成されたボ
ス907が摺動可能に挿入されている。
【0085】このような構成から、モータM5の駆動で
リンク903が振幅すると、プッシュロッド902が図
2、図8に示す矢印F方向に往復スライドし、該プッシ
ュロッド902の先端部に形成されたブロック901
を、下方位置の材料成形孔702cに挿入して、成形さ
れた米飯R2を押し出す(払い出す)。このように、材
料成形手段8と材料排出手段9は、いずれもモータM5
の駆動で同時に制御できるように工夫されている。
【0086】ブロック901で押し出されて、材料成形
孔702cから排出される、最終成形品である米飯R3
は、回転部材7の斜め下方領域に配置されたプレート台
10に向けて、緩やかな円弧を描くようにして落下させ
ることができる。
【0087】このプレート台10に、回転寿司店などで
一般に使用されるような皿14を予め載置しておけば、
この皿14上に成形された米飯R3を排出させることが
できるので、あとはこの米飯R3の上から種々のネタを
載せるだけの作業で、にぎり寿司を完成させることがで
きる。
【0088】ここで、図3の矢印Yが示すように、プレ
ート台10を、最下方に配置されたモータM3及びカム
機構16を含むスライド機構11によって、所定距離間
を往復運動(スライド)可能に構成すれば、回転部材7
の回転とのタイミングをとることによって、皿14に米
飯R3を自動的に二個並べて置くことができるようにな
るので、大変便利となる。
【0089】以上説明した本発明に係る搬送成形装置の
好適な実施形態は、図10に示すような外観構成を備え
ている(なお、図10は、手前側の側壁板12及び図示
しないカバーを取り外した状態で表している)。
【0090】図10に図示された搬送成形装置1は、に
ぎり寿司用のシャリを成形するためのもので、スライド
移動するプレート台10に載置された皿14に、成形さ
れた米飯R3,R3'を2個並べて整列させることができ
る。作業者は、更に並べられた米飯R3,R3'に、寿司
ネタを載せる作業を行うだけで、にぎり寿司が完成す
る。
【0091】図10に示された符号20は、回転部材7
の材料成形孔702から(プッシュ)ブロック901に
よって押し出されくる米飯(シャリ)R3、R3'がまっ
すぐ皿14に向かってすべり落ちるようにするためのガ
イドである。このガイド20は、回転部材7の下方領域
に配置されて、スライドするプレート台10と一体にス
ライドするケーシング21の上面21aに固定されてい
る。
【0092】ここで、ケーシング21を上方から見た図
である図11に示すように、ケーシング21の上面21
の前端部分には、切り欠き部(段差部)21bを形成す
るようにする。
【0093】この構成により、回転部材7の材料形成孔
702から(プッシュ)ブロック901によって押し出
される米飯R3の皿14への載置位置P1とこの米飯R3
に続いて押し出されてくる米飯R3'の皿14への載置位
置P2とを、およそ指の幅分ほど、押し出し方向にずら
すことができるようになる。
【0094】このように、2個整列される米飯R3と米
飯R3'を皿14にずらして載置することによって、にぎ
り寿司をつまんで取り上げることが簡単になる。
【0095】次に図12は、図11同様に、ケーシング
21を上方から見た図であって、本装置1によって、
「軍艦巻き」(の土台部分)を自動的に造る場合の好適
な実施形態を表している。
【0096】この場合、軍艦巻きように細長く矩形に切
断された海苔Qを、回転部材7に対向するように、真下
を向いている材料成形孔702の前に設置する。材料成
形孔702から米飯R3が、図11同様に、(プッシ
ュ)ブロック901によって押し出されると、ガイド2
0',20'の間に海苔Qを引き込みながら通過する。こ
の際、海苔Qは、米飯R3の外周に巻き付けられて(符
号Q'参照)、いくらやうになどの軍艦巻きの土台がほ
ぼ自動的に出来上がる。そして、作業者は、米飯R3
巻き付けられた海苔Q'のまだ巻き付けられていない後
方部分Q''を軽く指で抑えると、軍艦巻きの土台が完全
に出来上がる。
【0097】なお、軍艦巻きを造る場合においても、図
11同様に、皿14に、成形品をややずらして2個整列
させることも可能である。
【0098】以上のように、本発明に係る搬送成形装置
は、にぎり寿司やいなり寿司などに使用する所定形状の
シャリを自動的に成形するのに適している。また、市販
の自動軍艦巻き機やいなり寿司成型機を回転部材7に隣
設させることによって、シャリ部分の成形にとどまら
ず、最終商品までの製造を、米飯投入から一貫して行う
ことができる。
【0099】更には、本発明に係る搬送成形装置1は、
成形材料としては、主に米飯を予定するものであるが、
上記基本構成を採用すれば、米飯以外の他の材料を使用
した種々の成形作業においても使用することができる。
【0100】
【発明の効果】本発明に係る搬送成形装置によって奏さ
れる主な効果は、以下の通りである。
【0101】まず、本発明に係る搬送成形装置は、米飯
などの材料の圧縮、搬送、成形に係わる技術を全て備え
たコンパクトな搬送成形装置を提供することができるの
で、大変便利である。
【0102】材料搬送部においては、米飯の自重落下が
側壁板周辺でもスムーズに行われるように工夫したの
で、米飯を均等に材料成形部に送り込むことができる。
【0103】回転体である上部ローラの間隔に対して下
部ローラの間隔を狭めることなく、下方側にすぼむテー
パ形状を備えた材料圧縮用ガイドによって米飯を圧縮し
ながら搬送することができるので、ローラ部材の数を最
小限に止めることができる。具体的には、材料圧縮用ガ
イドによって飯圧縮効果が有効に発揮されるため、既述
した従来技術のように多数のローラ部材を、ローラ間の
距離が狭まるように上下方向に配置して米飯を圧縮、弛
緩する必要が全く無くなる。
【0104】また、材料搬送部に配設されるローラの構
成において、下部ローラよりも上部ローラの口径を大き
くすれば、ローラによる米飯の単位時間当たりの送り量
を下部ローラよりも上部ローラの方を多くすることがで
きるため、米飯が上部ローラから下部ローラを通過する
過程で、次第に米飯の圧縮度を高めていくという効果を
発揮させることができる。
【0105】
【0106】
【0107】以上のように、本発明は、食品加工産業の
発達に寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施形態である搬送成形装置
(1)の正面図
【図2】同装置(1)の側面図
【図3】同装置の材料搬送部(S2)及び材料成形部
(S3)を構成する機構を簡略化して表した正面図
【図4】同機構を簡略化して表した側面図
【図5】(A)下部ローラ(6a,6b)付近の重力落
下位置を示す図 (B)側壁板(12a,12b)に軸支された同下部ロ
ーラ(6a,6b)及び回転部材(の一部)7を横方向
から見た図
【図6】同下部ローラ(6a,6b)及び回転部材(の
一部)7の拡大正面図
【図7】同下部ローラ(6a,6b)及び回転部材(の
一部)7の拡大正面図で、回転部材7の材料成形孔7が
所定角度回転して停止し、米飯Rの落下を防いでいる状
態を示す図
【図8】同装置の材料成形手段(8)及び材料排出手段
(9)を構成する部品が配置された部分を真上から見た
平面図
【図9】同部分の側面図
【図10】本発明の好適な実施形態である搬送成形装置
(1)の外観図
【図11】皿(14)が載置されたプレート台(10)
付近を上方から見た図
【図12】軍艦巻きを造る場合の皿(14)が載置され
たプレート台(10)付近を上方から見た図
【図13】(A)同装置(1)の材料供給部(S1)に
配設される好適な搬送羽根具の実施例(41)の正面図 (B)同実施例(41)の外観斜視図
【図14】(A)搬送羽根具の他の実施例(42)の正
面図 (B)同実施例(42)の外観斜視図
【図15】従来の搬送機構(30)の構成を表す図
【符号の説明】
1 搬送成形装置 5(5a,5b) (回転体である)上部ローラ 6(6a,6b) (回転体である)下部ローラ 12(12a,12b) 側壁板 15 材料圧縮用ガイド 121(121a,121b) 凹面部 122(12a,122b) (側壁板12の)内壁
面 R (材料である)米飯 S 材料供給部 S 材料搬送部 S 材料成形部 W 上部ローラ5の口径 W 下部ローラ6の口径

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料をほぐしながら下方側へ送り込む材
    料供給部と、この材料供給部の下方に連接されて、前記
    材料を圧縮しながら搬送するための回転体が配設された
    材料搬送部と、この材料搬送部の下方に配置され、材料
    を成形する材料成形部とを少なくとも備え、 前記回転体を、前記材料供給部に近接する位置に設けら
    れた対向する一対の上部ローラと、この上部ローラの下
    方に設けられた対向する一対の下部ローラとから構成
    し、 前記材料搬送部には、材料を圧縮しながら下方側へ搬送
    するために、下方側にすぼむテーパ形状を備えた材料圧
    縮用ガイドが、前記回転体の周辺領域に配設され、前記材料搬送部を構成する部材であって、前記回転体を
    軸支する側壁板の内壁面には、該内壁面に前記材料が擦
    れて、該材料の自重落下が阻害されるのを防止するため
    の凹面部が設けられ たことを特徴とする搬送成形装置。
  2. 【請求項2】 前記上部ローラ間の距離を前記下部ロ
    ーラ間の距離と同じか、それよりも短くしたことを特徴
    とする請求項1に記載の搬送成形装置。
  3. 【請求項3】 前記上部ローラの口径を前記下部ロー
    ラの口径よりも大きく形成したことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の搬送成形装置。
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