JP3400889B2 - Dohc型内燃機関におけるシリンダヘッドカバーの構造 - Google Patents

Dohc型内燃機関におけるシリンダヘッドカバーの構造

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、シリンダヘッドの上面
に、吸気弁用のカム軸と排気弁用のカム軸とを配設して
成るいわゆるDOHC型の内燃機関において、前記シリ
ンダヘッドの上面に、前記両カム軸を覆うように取付け
られるシリンダヘッドカバーの構造に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】最近のDOHC型内燃機関においては、
例えば、特開平3−33408号公報等に記載されてい
るように、クランク軸の回転を、両カム軸のうち一方の
カム軸に伝達し、この一方のカム軸から他方のカム軸
に、両カム軸上に互いに噛合するように嵌着した一対の
歯車に伝達すると言う構成にすることが行われている。 【0003】また、DOHC型内燃機関においては、例
えば、実開平4−66357号公報等に記載されている
ように、シリンダヘッドカバーの上面に、点火コイル
を、各気筒ごとに取付けることが行なわれている。一
方、先行技術としての実開平5−64444号公報は、
前記したDOHC型内燃機関におけるシリンダヘッドカ
バーとして、当該シリンダヘッドカバーにおける上面の
うち左右両カム軸の該当する部分に、上向きに突出する
脹らみ部を、クランク軸方向に延びるように一体的に設
けて、この両脹らみ部の内部を、当該シリンダヘッドカ
バー内におけるブローバイガスを抽出するときにおける
気液分離室に構成し、更に、前記シリンダヘッドカバー
における上面のうち両カム軸間における一対の歯車に該
当する部分に、この一対の歯車の上部を収納する歯車用
脹らみ部を、前記両脹らみ部に繋がるように一体的に設
けることを提案している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、シリンダヘッ
ドカバーの上面に、両脹らみ部を設けることに加えて、
歯車用脹らみ部を、当該歯車用脹らみ部が前記両脹らみ
部に繋がるように設けた場合、シリンダヘッドカバーに
おける上面のうち前記両脹らみ部間における谷間部分
は、そのクランク軸方向の両端部が開放されることな
く、一端部が前記歯車用脹らみ部にて塞がれることにな
り、換言すると、前記谷間部分は、その三方が前記両脹
らみ部と前記歯車用脹らみ部とで囲われた状態になるか
ら、この谷間部分に水が溜まると言う問題がある。 【0005】特に、前記したように、各気筒ごとの点火
コイルを、シリンダヘッドカバーにおける上面のうち、
前記谷間部分に設けた場合には、この谷間部分に溜まる
水が、各点火コイル内に、その空気抜き孔等から侵入し
て、電流リークにて点火不能を招来することが多発する
のであった。本発明は、これらの問題を解消できるよう
にしたシリンダヘッドカバーの構造を提供することを技
術的課題とするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「シリンダヘッドの上面を覆うシリン
ダヘッドカバーの上面に、当該上面のうち左右両カム軸
に該当する部分に、上向きに突出する脹らみ部を、クラ
ンク軸方向に延びるように一体的に設けると共に、当該
上面のうち前記両カム軸間における一対の歯車に該当す
る部分に、この両歯車の上部を収納する歯車用脹らみ部
を一体的に設けて成るDOHC型内燃機関において、前
記シリンダヘッドカバーにおける一方の脹らみ部と、前
記歯車用脹らみ部との間の部位に、この両者を分断する
溝部を、当該溝部の底面が前記両脹らみ部間の谷間部分
における底面からシリンダヘッドカバーの側面に向かっ
て斜め下向きに傾斜するように設ける。」と言う構成に
した。 【0007】 【作 用】このように、シリンダヘッドカバーにおけ
る一方の脹らみ部と、前記歯車用脹らみ部との間の部位
に、この両者を分断する溝部を、当該溝部の底面が前記
両脹らみ部間の谷間部分における底面からシリンダヘッ
ドカバーの側面に向かって斜め下向きに傾斜するように
設けることにより、前記両脹らみ部間の谷間部分内に流
入した水は、前記溝部を介してシリンダヘッドカバーの
側面側に逐次排出することができるのである。 【0008】しかも、両カム軸間における歯車に対する
潤滑油が、前記歯車から前記一方の脹らみ部に向かって
飛散することを、前記溝部の存在によって低減できるの
である。 【0009】 【発明の効果】従って、本発明によると、シリンダヘッ
ドカバーの上面における谷間部分に水が溜まることを確
実に防止できる。特に、前記谷間部分に、各気筒の各々
に対する点火コイルを設けた場合に、この各点火コイル
に、水の侵入によって点火不能が発生することを確実に
防止できるのである。 【0010】しかも、両カム軸間における歯車に対する
潤滑油が、一方の脹らみ部に向かって飛散することを低
減でき、ひいては、前記一方の脹らみ部内における気液
分離室に、前記歯車から飛散する潤滑油が多量に入って
来ることを防止できるから、気液分離室でのオイル分離
の性能を向上できる効果を有する。 【0011】 【実施例】以下、本発明の実施例を、三気筒内燃機関に
適用した場合の図1〜図5の図面について説明する。こ
の図において符号1は、シリンダブロックを、符号2
は、前記シリンダブロック1の上面に複数本のヘッドボ
ルト3にて締結したシリンダヘッドを各々示し、前記シ
リンダヘッド2の上面における動弁機構室2a内には、
三つの各気筒4における吸気弁5に対するカム軸6と、
三つの各気筒4における排気弁7に対するカム軸8と
が、互いに平行に配設され、且つ、軸支されている。 【0012】この場合において、前記両カム軸6,8
は、当該両カム軸6,8のうち前記動弁機構室2a内の
部分に互いに噛合するように嵌着した一対の歯車9,1
0にて互いに連動回転するように構成されている一方、
前記両カム軸6,8のうち排気弁用カム軸8の軸端部に
タイミングプーリ11を嵌着し、このタイミングプーリ
11にクランク軸(図示せず)からのタイミングベルト
12を巻掛けすることにより、前記排気弁用カム軸8
に、クランク軸の回転を伝達し、この排気弁用カム軸8
から吸気弁用カム軸6に一対の歯車9,10を介して回
転を伝達するように構成されている。 【0013】符号13は、前記シリンダヘッド2の上面
に、動弁機構室2aの全体を覆うように複数本のボルト
14に取付けたシリンダヘッドカバーを示す。このシリ
ンダヘッドカバー2における上面のうち各気筒4に該当
する部分には、各気筒4における点火栓15に対する点
火コイル16が取付けられている。また、前記シリンダ
ヘッドカバー2における上面のうち前記両カム軸6,8
に該当する部分の各々には、上向きに突出する脹らみ部
17,18が、クランク軸方向に延びるように一体的に
設けられ、この両脹らみ部17,18の内部は、底板1
9,20を取付けることにより、前記動弁機構室2aか
ら抽出されるブローバイガスに対する気液分離室21,
22に形成されている。 【0014】更にまた、前記シリンダヘッドカバー2に
おける上面のうち前記両カム軸6,8間における一対の
歯車9,10に該当する部分に、この一対の歯車9,1
0の上部を収納する歯車用脹らみ部23が一体的に設け
られている。そして、前記歯車用脹らみ部23を、前記
排気弁用カム軸8側における脹らみ部18に繋がるよう
に構成する一方、この歯車用脹らみ部23と、前記吸気
弁用カム軸6側における脹らみ部17との間に、これら
を分断するための溝部24を、当該溝部24における底
面24aが前記両脹らみ部17,18間の谷間部分25
における底面25aからシリンダヘッドカバー13の側
面に向かって斜め下向きに傾斜するように設けるのであ
る。 【0015】このように構成することにより、前記両脹
らみ部17,18間の谷間部分25内に流入した水は、
前記溝部24を介してシリンダヘッドカバー13の側面
側に逐次排出することができるから、前記谷間部分25
に水が溜まることを確実に防止できるのである。従っ
て、前記谷間部分25に設けられている各気筒4の点火
コイル16に、水の侵入によって点火不能が発生するこ
とを確実に防止できるのである。 【0016】また、前記吸気弁用カム軸6上の歯車10
に対する潤滑油が、当該歯車10から前記脹らみ部17
における気液分離室21に向かって飛散することを、前
記溝部24の存在によって大幅に低減できるのである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示す平面図である。 【図2】図1のII−II視断面図である。 【図3】図1のIII −III 視断面図である。 【図4】図1のIV−IV視断面図である。 【図5】図1のV−V視断面図である。 【符号の説明】 1 シリンダブロック 2 シリンダヘッド 2a 動弁機構室 4 気筒 5 吸気弁 6 吸気弁用カム軸 7 排気弁 8 排気弁用カム軸 9,10 歯車 11 タイミングプーリ 13 シリンダヘッドカバー 15 点火栓 16 点火コイル 17,18 脹らみ部 21,22 気液分離室 23 歯車用脹らみ部 24 溝部 24a 溝部の底面 25 谷間部分 25a 谷間部分の底面
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−96457(JP,U) 実開 昭63−112258(JP,U) 実開 昭63−147545(JP,U) 実開 平2−78750(JP,U) 実開 昭61−157151(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02F 7/00 F01L 1/02 F02B 67/04 F02B 77/08 F16M 1/026

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】シリンダヘッドの上面を覆うシリンダヘッ
    ドカバーの上面に、当該上面のうち左右両カム軸に該当
    する部分に、上向きに突出する脹らみ部を、クランク軸
    方向に延びるように一体的に設けると共に、当該上面の
    うち前記両カム軸間における一対の歯車に該当する部分
    に、この両歯車の上部を収納する歯車用脹らみ部を一体
    的に設けて成るDOHC型内燃機関において、前記シリ
    ンダヘッドカバーにおける一方の脹らみ部と、前記歯車
    用脹らみ部との間の部位に、この両者を分断する溝部
    を、当該溝部の底面が前記両脹らみ部間の谷間部分にお
    ける底面からシリンダヘッドカバーの側面に向かって斜
    め下向きに傾斜するように設けたことを特徴とするDO
    HC型内燃機関におけるシリンダヘッドカバーの構造。
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JP6102796B2 (ja) * 2014-02-27 2017-03-29 マツダ株式会社 シリンダヘッドカバー及びエンジン
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