JP3400631B2 - トナー供給装置 - Google Patents

トナー供給装置

Info

Publication number
JP3400631B2
JP3400631B2 JP34358995A JP34358995A JP3400631B2 JP 3400631 B2 JP3400631 B2 JP 3400631B2 JP 34358995 A JP34358995 A JP 34358995A JP 34358995 A JP34358995 A JP 34358995A JP 3400631 B2 JP3400631 B2 JP 3400631B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
screw
unit
pump
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP34358995A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09185232A (ja
Inventor
智 村松
伸夫 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP34358995A priority Critical patent/JP3400631B2/ja
Publication of JPH09185232A publication Critical patent/JPH09185232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3400631B2 publication Critical patent/JP3400631B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置、特に2成分現像剤または1成分現像剤を用
いた複写機、プリンター、ファクシミリ等に用いられる
現像装置に関し、さらに詳しくは、これらの現像装置の
現像部にトナーを供給するトナー供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置における現像装置の現像部
に、この現像装置と別体に設けられたトナー貯蔵部より
トナーを供給するトナー供給装置に関する技術として次
のようなものがある。 2成分現像剤を用いた現像装置において、トナー貯蔵
部と現像部とをパイプで結び、このパイプの内部に設け
られたコイルスクリューにてトナーを現像部に移送しト
ナー供給を行なう技術(特開昭61−188564号公
報参照)、 現像部と近接した位置にトナー貯蔵容器を具備し、主
として重力によりトナー貯蔵容器より現像部へトナー供
給する技術、等がある。
【0003】また、現像装置の現像部に、この現像装置
と別体に設けられた現像剤貯蔵部より現像剤を供給/循
環する現像装置に関する技術として次のようなものがあ
る。 2成分現像剤を用いた現像装置において、現像剤貯蔵
部と現像部とをパイプで結び、このパイプの内部に設け
られたコイルスクリューにて現像剤を現像部に移送・循
環を行なう技術(特開平4−198966号公報参
照)、 上記でコイルスクリューを用いずに、粉体移送が可能
なポンプとして、スクリューポンプ(通称、モーノポン
プ)を用いた技術がある。
【0004】さらに、現像装置の現像部やトナー供給部
でのトナー移送技術として、スクリュー、パドル(各種
形状)、バケット等を用いた技術がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の現像装置では、
トナーの貯蔵量(収納量)を大容量にすることは、トナ
ー貯蔵部と現像装置が一体的に構成されるため(前述
の、トナー貯蔵部と現像部とをパイプで結び、このパイ
プの内部に設けられたコイルスクリューにてトナーを現
像部に移送しトナー供給を行なう技術も含まれるものと
考えられる)、該構成部分が大型になり、装置構成が複
雑になると共に、装置メンテナンス時の操作性が低下す
るとの問題があった。また、装置本体の大型化に伴い、
本体設置占有面積の増大、本体コストの増大という問題
も生じた。これらの問題は、大量のコピー/プリントを
行なうユーザーにとって、機械のダウンタイムの増大、
コピー/プリントコストの増大となるので、解決策が強
く望まれている。当然ながら、大容量のトナー収納・供
給装置でのトナー供給性能の信頼性が高いこと、装置の
大きさが小さくコストが低いこと、使用電力が小さいこ
と、トナー補給操作が簡便なこと、等々が要求される。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、上記課題の解消を図り現像装置及び装置本体の大
きさの適正化を維持しつつ、機械のダウンタイムの低
減、コピー/プリントコストの低減を可能とした現像装
置のトナー供給装置を提供することを目的とする。さら
には、トナー供給性能の信頼性、装置の大きさ、コス
ト、消費電力、トナー補給操作等に優れた大容量のトナ
ー収納・供給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、画像形成装置内における現
像部と別体で設置され、該画像形成装置内の現像部とフ
レキシブルなトナー移送部材にて接続されたトナー供給
装置であり、トナーを収納し貯留するトナー収納容器か
らなる貯留部材と、該貯留部材に貯留しているトナーを
吐出部に向け移動させるための、回転することにより軸
方向にトナーを移動させるロータを備えたスクリューポ
ンプと、該スクリューポンプにより移動するトナーを拡
散させた状態で流動させるための空気供給手段とを具備
し、前記スクリューポンプと空気供給手段により、トナ
ーを空気との混合状態で前記トナー移送部材に吐出し、
該トナー移送部材を介して現像部に供給するトナー供給
装置において、前記貯留部材の最底部に設置され前記ス
クリューポンプにトナーを移送させるためのトナー移送
手段と、該トナー移送手段の上部でトナーを撹拌するト
ナー撹拌手段を具備し、前記トナー移送手段は、スクリ
ュー状でスクリューの巻き数をスクリューポンプ側では
密に、これ以外の部分では粗にして軸方向のトナー移送
、すなわちスクリューポンプ側へのトナー移送量を調
整した構成の横搬送スクリューであり、前記空気供給手
段は、前記貯留部材の壁面で、前記トナー攪拌手段や横
搬送スクリューの近傍の傾斜面に取り付けられたエアー
ポンプであり、該エアーポンプは、運転時に前記スクリ
ューポンプに空気を供給すると共に前記貯留部材に振動
を付与するように機能する構成としたものである。
【0008】また、請求項2記載の発明は、上記トナー
供給装置において、前記貯留部材内の前記トナー撹拌手
段の上方もしくは側方に配置され、トナー攪拌手段が駆
動中一時的に当接することにより、該トナー撹拌手段に
連動して回動もしくは振動するように設置されている第
2の撹拌手段を具備する構成としたものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載のト
ナー供給装置において、前記現像部にトナーの有り無し
を検知するセンサーを具備し、該トナーの有り無しを検
知するセンサーの検知結果に基づき、前記エアーポンプ
と、前記スクリューポンプ及び横搬送スクリューと、前
記撹拌手段を別々に駆動制御する駆動手段及び制御手段
を具備している構成としたものである。
【0010】また、請求項4記載の発明では、請求項3
記載のトナー供給装置において、前記センサーによって
現像部トナーが不足したことを検知したとき、前記
エアーポンプを最初に駆動し、次に前記スクリューポン
プ及び横搬送スクリューを駆動して現像部にトナーを供
給し、前記エアーポンプと前記スクリューポンプ及び
搬送スクリューが駆動中に前記センサーによって現像部
トナーが不足したことを検知したときは、前記エアー
ポンプと前記スクリューポンプ及び横搬送スクリュー
と、前記撹拌手段を駆動させ、前記センサーによって現
像部のトナーの補給が完了したと検知したときは、前記
スクリューポンプ及び横搬送スクリューと、前記攪拌手
段を停止し、所定時間後、エアーポンプを停止する構成
としたものである。
【0011】さらに請求項5記載の発明は、請求項4記
載のトナー供給装置において、前記エアーポンプと前記
スクリューポンプ及び横搬送スクリューと、前記撹拌手
段が駆動中に、前記センサーによる現像部のトナー残量
不足の検知結果が続き、これがあらかじめ定められた回
数・時間を超えた場合には、トナーエンドと判断し、画
像形成装置本体の操作部または表示部に警告を発し、前
記スクリューポンプ及び横搬送スクリューと、前記撹拌
手段、及び前記エアーポンプを停止する構成としたもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の実施例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明によ
るトナー供給装置が装備される画像形成装置の一構成例
を示す概略構成図である。
【0013】図1において、この画像形成装置は複写機
の例であり、該複写機本体100は、自動原稿送り装置
(ADF)110と、従来公知の電子写真方式による画
像形成を行なうための、露光部120、画像形成部13
0、給紙部140から構成されている。露光部120
は、ADF110あるいは手差しにてコンタクトガラス
111上に載置された原稿(図示せず)に光を照射する
ための光源121と、原稿からの反射光像を画像形成部
130の感光体ドラム131上に露光するためのミラー
122,123,124,126,127,128及び
レンズ125からなる露光光学系によって構成されてい
る。画像形成部130は、感光体ドラム131とその周
囲に配設された帯電装置132、現像装置106、レジ
ストローラー134、転写ベルト装置133、感光体ク
リーニング装置136と、定着装置137、排紙ローラ
138、両面コピー用の転写紙反転搬送部139などに
よって構成されている。また、給紙部140には各種サ
イズの転写紙が収容された複数の給紙カセットが設置さ
れている。尚、上記露光部120はアナログ式の露光光
学系の例であるが、露光部として、レーザ光源と偏向器
を用いたレーザ走査光学系を用いて画像信号に応じて感
光体ドラム上に光書込みを行なう方式にすればレーザプ
リンターとして機能させることができ、さらにADF1
10と露光部120の間に原稿読取装置を設置すればデ
ジタル複写機やファクシミリの構成となる。
【0014】図1において、画像形成動作が開始される
と、感光体ドラム131が帯電装置132により帯電さ
れ、露光部120からの原稿像が露光され静電潜像が形
成される。この静電潜像は現像装置106の現像剤(2
成分現像剤または1成分現像剤)によって現像され、感
光体ドラム131上にトナー像が形成される。感光体ド
ラム131上に形成されたトナー像は、給紙部140か
ら給紙されレジストローラー134を介して転写位置
(感光体ドラムと転写ベルト135とのニップ部)に給
紙された転写紙に転写され、トナー像が転写された転写
紙は転写ベルト装置133の転写ベルト135で定着装
置137に搬送され、定着装置137でトナー像が転写
紙に定着される。定着後の転写紙は排紙ローラー138
を介して図示しない排紙トレイ上に排紙される。一方、
トナー像転写後の感光体ドラム131は感光体クリーニ
ング装置136により清掃され、残留トナーや紙粉等の
異物が除去、回収される。また、転写紙搬送後の転写ベ
ルト135も転写ベルトユニット133内のクリーニン
グ手段133aにより清掃され、残留トナーや紙粉等の
異物が除去、回収される。
【0015】図1において、現像装置106としては、
以下の説明ではトナーとキャリアを用いた2成分磁気ブ
ラシ現像方式を用いた例を示す。トナー供給装置300
は複写機本体100とは別体で独立ユニットとして構成
されている。複写機本体100の現像装置106とトナ
ー供給装置300とは、フレキシブルな部材からなるト
ナー供給用パイプ400で連結されており、トナー供給
装置300に貯留されているトナー500がトナー供給
用パイプ400を介して現像装置106に供給される。
【0016】
【実施例】以下、本発明のトナー供給装置の実施例につ
いて説明する。先ず実施例1として請求項1,2記載の
トナー供給装置の実施例を説明し、次に実施例2として
請求項3乃至5記載のトナー供給装置の実施例を説明す
る。
【0017】[実施例1]図2は請求項1,2記載のト
ナー供給装置の一実施例を示す図であって、トナー供給
装置の構成を分解して示す斜視図である。また、図3は
図2のトナー供給装置の粉体ポンプ部の構成を示す要部
断面図である。
【0018】図2において、符号310は複数の構成部
品に分割されたトナー収納容器であり、この両端に側板
311,312がシール群313を介して取り付けられ
ている。トナー500は、図示しないボトルまたは袋に
詰められ、これらの補充用容器の一部に設けられた補給
口よりトナー収納容器310の一部に具備したトナー容
器セット部材315を介し開口部314より補充され
る。符号316はエアーフィルターで前述の補充用容器
からのトナー装填時にトナーを開口部314より機外に
飛散させないように、かつ補充が速やかに行なえるよ
う、トナー収納容器310からエアーだけを抜く(トナ
ー収納容器内の負圧を減じる)機能を持つ。
【0019】また、トナー収納容器310にはその下底
部に、駆動モータ324より駆動部材群350(入力歯
車351、横搬送スクリュー駆動大歯車352a、横搬
送スクリュー駆動小歯車352b、中間歯車353、ア
ジテータ駆動歯車354、固定台355、ブレーキパッ
ド356、摩擦部材357、加圧スプリング358、加
圧部材359、固定ナット360等)を介して回転す
る、第1のトナー撹拌手段であるアジテータ(A)320
Aと、トナー移送手段である横搬送スクリュー323が
設けられ、トナー500を確実に粉体ポンプユニット3
30に移送するようになっている。さらに、第2の撹拌
手段であるアジテータ(B)321が上ケース317によ
り支持され、支持部材を中心に回動できるように設けら
れており、かつアジテータ(A)320Aの回転中にアジ
テータ(A)320Aと当接することにより回動するよう
になっている。
【0020】図3に示すように、粉体ポンプユニット3
30は、従来公知の通称モーノポンプと呼ばれるスクリ
ューポンプを用い、これはロータ331、ステータ33
2、ホルダー333より構成される。ロータ331は横
搬送スクリュー323と同軸で係合し、且つ横搬送スク
リュー323の他端部は駆動モータ324と係合してお
り、駆動モータ324の回転により横搬送スクリュー3
23とロータ331が回転駆動される。
【0021】すなわち、この粉体ポンプ330は、前述
の駆動モータ324と横搬送スクリュー323を介して
連結されたロータ331と、ゴム材料等の弾性体で作ら
れていてロータ331を包囲している固定されたステー
タ332、このステータ332を保持するホルダー等を
具備している。
【0022】ステータ332の側面とホルダー333の
内部側面の間には1mm程度の隙間があり、トナー通路
(吐出部)334に連通している。その隙間からトナー
通路に吹き込むように、エアー供給口335が設けられ
ている。エアー供給口335はトナー通路334に連通
しており、外側は図2に示すエアーポンプ340に設け
られた空気吐出口341とエアー供給管342を介して
連通している。エアーポンプ340は、作動するとエア
ー供給口335を介してトナーに、0.5〜1リットル
/分程度の送風量でエアーを吹き込む。これにより、粉
体ポンプ330のトナー通路(吐出部)334から出る
トナーは流動化が促進され、空気との混合状態でトナー
供給用パイプ400に吐出される。従って、粉体ポンプ
でのトナー移送がより確実なものとなる。
【0023】粉体ポンプユニット330を通過したトナ
ーは、トナー供給用パイプ400を介して複写機本体1
00の現像装置106に送られる。トナー供給用パイプ
400は、フレキシブルで且つ耐トナー性に優れた材料
(例えば軟質塩化ビニール、ナイロン、テフロン等)を
用いることが非常に有効である。このように本発明で
は、機械本体とトナー供給装置との接続部がフレキシブ
ルであるので、各装置の設置時の制約が少なくなり、設
置場所の有効活用が図れ、また機械メンテナンスの作業
性が大幅に向上する。
【0024】本実施例のトナー供給装置300から画像
形成装置(複写機、プリンター等)へのトナー供給は、
画像形成装置本体100の現像装置106に設けられた
図示しないトナーニアエンド検知器等により、トナーの
収納量を検知(レベル検知)することにより行なう。す
なわち、検知されたトナーの収納量がある定められた値
以下であると、前述の駆動モータ324とエアーポンプ
340を駆動し現像装置へトナーを供給する。そして、
現像装置内でのトナーの収納量がある定められた値以上
になるとトナーニアエンド検知器にて検知しトナー供給
を停止する。
【0025】これらの制御により、現像装置106には
常に一定量のトナーが収納され、安定した現像工程が保
証される。また、トナーニアエンド検知器にてトナーの
収納量がある定められた値以下であると検知し、これが
あらかじめ定められた回数、時間等を越えると、トナー
供給装置300内にトナーが無いと判断し、画像形成装
置(複写機、プリンター等)本体100に設けられた図
示しない操作部または表示部にオペレータにわかるよう
な警告を発する。これらにより、トナー供給装置300
へのトナー補給を適正な時期に行なうことが出来る。
尚、現像装置の構成やトナーニアエンド検知、及びトナ
ー補給制御については、後述の実施例2で詳しく説明す
る。
【0026】ここで、現像装置106の運転開始時と停
止時における粉体ポンプ330の駆動モータ324とエ
アーポンプ340の制御は、現像装置106の運転開始
時では、エアーポンプ340のみをONさせ、数秒経た
後に駆動モータ324をONする。また、現像装置10
6の停止時には、駆動モータ324をOFF後、数秒間
エアーポンプ340のみを運転させる。以上の制御を行
なうことによる効果を以下に示す。
【0027】粉体ポンプ330が作動している間、空気
とほぼ均一に混合されたトナーはトナー供給用パイプ4
00のほぼ全域に充満しているが、装置全体を一度に停
止する、つまり粉体ポンプ330とエアーポンプ340
を同時に停止すると、トナー供給用パイプ400に充満
していた空気混合のトナーから空気のみが抜け、トナー
は自重により下方に沈むためにトナーの嵩密度が増す。
そして次にトナー供給装置300を再運転しようとして
トナーを送った時に、この残存トナーでトナーの移送が
堰き止められ、トナーがこの部分に詰まってしまう。そ
の結果、粉体ポンプがロックしたり、焼き付けを起こす
(過度の温度上昇により、トナーがロータ331に固着
し、その固着したトナーがステータ332を削ってしま
い、ポンプ破損を起こす等)ことがある。
【0028】ところが、前述のようにトナー供給装置3
00の運転開始時にエアーポンプ340のみを運転させ
ることによって、トナー供給用パイプ400内の残存ト
ナーを空気のみによって排出することができる。もしく
は、トナー供給装置300の運転停止後にエアーポンプ
340のみを運転させることによって、トナー供給用パ
イプ400内をほぼ空にすることができる。以上によ
り、前記のトナー詰まりを解消し、トナーの移送をより
確実なものにすることができる。
【0029】尚、本実施例のトナー供給装置は、複写機
等の機械本体に対して、トナー供給用パイプと制御用の
電線束のみを接続するだけでよく、機械本体とは独立し
た別体ユニットとすることが可能である。
【0030】次に図4は本実施例のトナー供給装置に第
1のトナー撹拌手段のみを用いた場合の例を示すトナー
供給装置の断面図、図5は図4の断面に直交する方向の
トナー供給装置の断面図である。また、図6は本実施例
のトナー供給装置に第1のトナー撹拌手段及び第2のト
ナー撹拌手段を用いた場合の例を示すトナー供給装置の
断面図、図5は図4の断面に直交する方向のトナー供給
装置の断面図である。
【0031】図4,5において、エアーポンプ340
は、トナー収納容器310の一部に形成された斜面に対
応した位置に取り付けられている。粉体ポンプ部330
は、トナー収納容器310の下底部に(横搬送スクリュ
ー323と一体的に)取り付けられている。トナー50
0は、トナー自身の自重と、トナー撹拌手段であるアジ
テータ(A)320A、横搬送スクリュー323、及びエ
アーポンプ340が発生する振動により前述の粉体ポン
プ部330に移送される。
【0032】通常、電子写真画像形成装置に用いている
トナーは、流動性が非常に悪くトナー移送が困難である
ことが知られている。本案の大容量のトナーを収納し供
給を行なうトナー供給装置では、図4,5の構成でも、
トナーの自重によりトナーの架橋現象の発生もなくトナ
ー収納容器の最底部まで移送できる場合もあり、その場
合は問題ない。ところが振動や長期放置によりトナーの
嵩密度が低下した場合、アジテータ(A)320Aを回し
ても架橋現象が生じてしまい、アジテータ(A)320A
の上部のトナーがほとんど落下しないまま残留してしま
うことがある。
【0033】本発明では、これらの問題を打開するため
に、図6,7の手段、構成を用い大きな効果を得た。つ
まり、上部のトナーを落下させる補助手段として、第2
の撹拌手段であるアジテータ(B)321aを図4,5の
構成に追加して具備した構成とする。図6,7におい
て、アジテータ(B)321aはトナー容器の一部である
上ケース317に支持され、かつ支持部を中心に回動で
きるようになっている。さらにアジテータ(A)320A
と回転中一時的に当接するように配置されている。すな
わち、アジテータ(A)320Aが時計方向に回転し、撹
拌部が上になる位置に来たときにアジテータ(B)321
aに当接する。さらにアジテータ(A)320Aの回転が
進むとアジテータ(B)321aを図6の右方に押しや
り、やがて当接が解除されると、アジテータ(B)321
aは自重により元の垂直状態に戻る。以上の繰り返しに
より、アジテータ(A)320Aの上方のトナー、特に落
下しにくい(架橋しやすい)斜面の上方のトナーを動か
して落下させる補助を行なう。尚、アジテータ(B)32
1aの形状は他にも様々なものが考えられ、それらを別
の実施例として以下に示す。
【0034】図8は本実施例のトナー供給装置に第1の
トナー撹拌手段(アジテータ(A))と第2のトナー撹拌
手段(アジテータ(B))を用いた場合の別の例を示すト
ナー供給装置の断面図、図9は図8の断面に直交する方
向のトナー供給装置の断面図である。本実施例ではアジ
テータ(A)320Aの回転方向を反時計回りにし、アジ
テータ(B)321bはトナー容器310の側壁に回転自
在に支持され(図中A部)、かつ支持部Aを中心に回動
できるようになっている。さらにアジテータ(A)320
Aと回転中一時的に当接するように配置されている。よ
って図6,7の例と同様にアジテータ(A)320Aが回
転することにより、アジテータ(B)321bをA部を中
心に回動させるようになっている。アジテータ(B)32
1bの動きからわかるように、主にトナー(満杯時の)
最上部がよく撹拌されるようになっている。また、アジ
テータ(B)321bが元の垂直位置に戻るようにスプリ
ング322が設けてある。
【0035】次に図10は本案のトナー供給装置の第2
の撹拌手段のさらに別の例を示す図であって、第2の撹
拌手段(アジテータ(B))にスリット板を用いた例を示
す斜視図である。前述したように本構成のトナー補給装
置では斜面の上方にトナーが架橋して残りやすい。よっ
て本例のように斜面上にスリット型振動板とも言えるア
ジテータ(B)321cを設置することは非常に効果的で
ある。アジテータ(A)320Aの回転方向は図中B方向
から見ると反時計回りになっており、図の位置で振動板
(アジテータ(B))321cに当接し、そのまま振動板
321cを押し上げる。やがて当接が解除され、振動板
は自重により元の位置に戻る。この繰り返しにより、振
動板321cは定期的に振動し、トナーの架橋を防ぐこ
とができる。
【0036】次に図11は本案のトナー供給装置の第2
の撹拌手段のさらに別の例を示す図であって、第2の撹
拌手段(アジテータ(B))に複数のコイルバネ321d
〜321gを用いた例を示す斜視図である。図10に示
した振動板と同様にアジテータ(A)320Aの回転方向
は図中B方向から見ると反時計回りになっており、図の
位置でコイルバネ321d〜321gの先端に当接し押
し上げる。やがて当接が解除され、その後コイルバネ3
21d〜321gは自己の復元力により元に戻る。この
繰り返しにより、コイルバネ321d〜321gは定期
的に振動し、トナーの架橋を防ぐことができる。
【0037】次に、本実施例のトナー供給装置におい
て、横搬送スクリュー323は、スクリュー状でスクリ
ューの巻き数を、粉体ポンプ部330側とこれ以外の部
分で異なったものとする。つまり、粉体ポンプ部側では
密に、これ以外の部分では粗にしている(図5,7,9
参照)。これは、横搬送スクリュー323の軸方向のト
ナー移送力(=粉体ポンプ部へのトナー移送量)が過剰
になるのを防ぐことを目的としている。
【0038】エアーポンプ340は、図4,6,8に示
される如くトナー収納容器310の壁面に、さらにはト
ナー収納容器底部のアジテータ320A、横搬送スクリ
ュー323の近傍の傾斜面に取り付けられている。エア
ーポンプ340は、通常、静圧が確保できる容積変化型
のダイヤフラムタイプが使用される。これらは運転時に
振動する。この振動をトナー収納容器310に与えるこ
とにより、トナー収納容器の壁面へのトナーの付着、及
び壁面の摩擦抵抗を減らし、前述のトナーの架橋現象の
更なる発生防止を行なうことに効果がある。特に、トナ
ーが滞留しやすい収納容器の傾斜面に設置することは非
常に効果的である。
【0039】[実施例2]次に請求項3〜5記載のトナ
ー供給装置の実施例について説明する。尚、画像形成装
置の構成例としては図1を参照して説明した通りであ
る。ここで、図12に図1の画像形成装置(複写機)の
現像装置の構成例を、図13に図12の現像装置に設け
られているトナー補給部の構成例を、図14に図12の
現像装置に用いられるトナー回収手段の構成例を示す。
【0040】図12において、現像装置106は、現像
容器106Aとトナー補給部106Bとで構成されてお
り、そのうち、現像容器106Aは、図中、矢印AOで
示す方向に移動可能な潜像担持体である感光体ドラム1
31の近傍に配置され、そして、トナー補給部106B
は現像容器106Aに搭載されている。
【0041】現像用に106Aの内部には、撹拌ローラ
106C及びパドルホイール106Dが設けられてお
り、撹拌ローラ106Cにより撹拌混合されて互いに逆
極性に摩擦帯電させられた磁性或いは非磁性のトナーと
磁性キャリアとから成る2成分系現像剤がパドルホイー
ル106Cにより汲み上げられるようになっている。ま
た、トナー補給部106Bは、感光体ドラム131に供
給されるトナーの濃度が低下した場合に、トナー補給ロ
ーラ106B1の回転によりトナーTを撹拌ローラ10
6Cに向け繰り出すようになっている。
【0042】パドルホイール106Dによって現像剤が
汲み上げられる位置には、感光体ドラム131に近接さ
せて複数の現像ローラ106E,106Fが設けられて
いる。現像ローラ106E,106Fは、感光体ドラム
131の移動方向に沿って上流側及び下流側に配置され
ており、上流側に位置するものが第1の現像ローラ10
6Eとされ、そして、下流側に位置するものが第2の現
像ローラ106Fとされている。
【0043】これら第1、第2の現像ローラは、図示し
ない駆動部により図中、反時計方向に回転可能なスリー
ブとこのスリーブの内部に固定されているマグローラと
を主要部として備えている。このスリーブは、アルミニ
ウム或いはステンレスの非磁性体で構成され、またマグ
ローラは、フェライト磁石或いはゴム磁石さらにはナイ
ロン粉末とフェライト粉末とを混練して成形した磁石等
からなり、磁極が周方向に沿って複数配置された構成を
有している。
【0044】現像容器106Aにおいては、パドルホイ
ール106Dの回転時に発生する遠心力によって現像剤
が汲み上げられ、第1の現像ローラ106Eに向け放出
される。放出された現像剤の一部は、図中、矢印A1で
示すように、直接、第1の現像ローラ106Eに供給さ
れて第1の現像ローラ106Eの表面に担持される。ま
た、放出される現像剤の残りの一部は、第2の現像ロー
ラ106Fに突き当たることにより跳ね返ると第1の現
像ローラ106E側の磁力により第1の現像ローラ10
6Eの表面に担持される。
【0045】第1の現像ローラ106Eへの現像剤の供
給を第2の現像ローラ106F側からも行なうようにす
るためには、第2の現像ローラ106Fからの跳ね返り
量を多くする目的でパドルホイール106Dの回転速度
を比較的高速化し、遠心力を増大させておく必要があ
る。
【0046】第1の現像ローラ106Eに担持された現
像剤は、現像スリーブの回転に伴ってローラ表面を移動
し、ドクターブレード106Gによって層厚を規制され
た上で、第1の現像ローラ106Eと感光体ドラム13
1とが対向する第1の現像領域D1に達する。現像領域
D1に達した現像剤は、第1の現像ローラ106E側で
の磁力の作用が弱まる位置に移動すると、第2の現像ロ
ーラ106F側での現像スリーブの回転及びマグローラ
からの磁力によって、図中、破線で示すように、第2の
現像ローラ106Fと感光体ドラム131との第2の現
像領域D2に向け移送される。そして、第2の現像ロー
ラ106Fの磁力が作用しなくなる位置で現像容器10
6Aの底部に落下し、再度、パドルホイール106Dに
より撹拌される。
【0047】ドクターブレード106Gによって掻き取
られた現像剤は、セパレータ106Hによってその延長
方向他端に位置する搬送スクリュー106Jに向け案内
され、搬送スクリュー106Jにより撹拌ローラ106
C上に降り落されるようになっている。このため、セパ
レータ106Hにおける延長方向他端には、現像剤を落
下させるためのスリットが撹拌ローラ106Cと対向す
る位置に形成されている。
【0048】第1、第2の現像ローラ106E,106
Fに設けられているマグローラは、第1の現像ローラ1
06E、第2の現像ローラ106F同士の最も接近して
いる位置の間に同極同士による反発磁界が形成できる磁
極の配置を設定され、現像剤の移送方向が第2の現像ロ
ーラ106Fに向かう方向に強制的に設定されるように
なっている。これにより、現像剤は、第2の現像ローラ
106F側の磁極の磁力によって第2の現像ローラ10
6Fに浮け渡される。
【0049】現像容器106A内の撹拌ローラ106C
の近傍には、トナーとキャリアとの混合比を検出するた
めのトナー濃度検出手段をなすトナー濃度センサ106
Kが配置されている。トナー濃度センサ106Kは、現
像剤中に位置するコイルのインダクタンス変化を利用し
て、現像剤中でのトナーの含有量からトナー濃度を検出
する方式が一例として用いられている。
【0050】現像装置106のトナー補給部106Bに
は、図13に示すように、トナー補給部106Bに設け
られている撹拌部材106Mの軸方向一端側にトナーの
補給用開口106Lが形成されており、この開口106
Lには、後述するトナー回収手段200が脱着可能に設
置されるようになっている。また、図13において符号
106Nは、トナー補給部106B内の補給トナーの残
量を検出するセンサである。
【0051】トナー回収手段200は、現像装置106
とは別体で構成されたユニット構造であり、トナー供給
源からトナー供給用パイプ400を介して空気との混合
状態で移送されてきたトナーを空気と分離して回収し、
現像装置106のトナー補給部106Bに収容されてい
る補給トナーが減少した際に補給するために用いられ
る。トナー回収手段200の構成は、図14に示す。
【0052】図14において、トナー回収手段200
は、縦方向に長手方向が設定された漏斗形状のトナー分
離部200Aを有する。トナー分離部200Aは、後述
するトナー供給源であるトナー補給装置から空気により
圧送されるトナーと空気とを分離し、トナーのみを重力
により落下させて現像装置106のトナー補給部106
Bに導入することができるホッパによって構成されてい
る。このため、トナー分離部200Aの上部位置には、
トナー移送手段の1つをなすトナー供給用パイプ400
の一端が連結され、下部位置には、現像装置106のト
ナー補給部106Bに連通可能な開口200Bが形成さ
れている。
【0053】これにより、トナー供給用パイプ400か
ら送られてくる空気とトナーの混合気は、トナー分離部
200Aの内周壁に衝突すると、トナー分離部200A
の形状及びパイプ400からの吐出位置とにより、螺旋
運動しながら下降し、比重の軽い空気が上昇する一方、
比重の大きいトナーのみが落下することになるので、空
気とトナーとが分離される。トナー分離部200Aの上
面には、空気のみを吐き出させるためのフィルタ201
が設けられており、また、下面には、開口200Bを開
閉するための開閉部材202が設けられている。
【0054】次に、図15は請求項3〜5記載のトナー
供給装置の一実施例を示す図であって、トナー供給装置
の構成を分解して示す斜視図、図16は図15のトナー
供給装置の粉体ポンプ部の構成を示す要部断面図であ
る。また、図17は図15のトナー供給装置を組み立て
た状態を示す断面図、図18は図17の断面に直交する
方向のトナー供給装置の断面図である。また、図19は
図15のトナー供給装置の駆動部の正面図である。
【0055】図15において、符号310は複数の構成
部品に分割されたトナー収納容器であり、この両端に側
板311,312がシール群313を介して取り付けら
れている。トナー500は、図示しないボトルまたは袋
に詰められ、これらの補充用容器の一部に設けられた補
給口よりトナー収納容器310の一部に具備したトナー
容器セット部材315を介し開口部314より補充され
る。符号316はエアーフィルターで前述の補充用容器
からのトナー装填時にトナーを開口部314より機外に
飛散させないように、かつ補充が速やかに行なえるよ
う、トナー収納容器310からエアーだけを抜く(トナ
ー収納容器内の負圧を減じる)機能を持つ。
【0056】また、図15乃至図19に示すように、ト
ナー収納容器310にはその下底部に、駆動モータ32
4A,324Bと、駆動モータ324Aで回転駆動され
トナーを撹拌する撹拌手段であるアジテータ320B
と、駆動モータ324Bで回転駆動されトナーを粉体ポ
ンプ330に移送するトナー移送手段である横搬送スク
リュー323が設けられ、トナー500を確実に粉体ポ
ンプユニット330に移送するようになっている。尚、
図2に示した実施例1では一つの駆動モータ324で横
搬送スクリュー323と粉体ポンプ330、及び撹拌手
段320Aを駆動するようにしていたが、本実施例で
は、撹拌手段であるアジテータ320Bの駆動を粉体ポ
ンプ側と独立して制御するため、専用の駆動モータ32
4Aを設けてある。
【0057】粉体ポンプユニット330は、従来公知の
通称モーノポンプと呼ばれるスクリューポンプを用い、
これはロータ331、ステータ332、ホルダー333
より構成される。ロータ331は横搬送スクリュー32
3と同軸で係合し、且つ横搬送スクリュー323の他端
部は駆動モータ324Bと係合しており、駆動モータ3
24Bの回転により横搬送スクリュー323とロータ3
31が同時に回転駆動される。
【0058】すなわち、この粉体ポンプ330は、前述
の駆動モータ324Bと横搬送スクリュー323を介し
て連結されたロータ331と、ゴム材料等の弾性体で作
られていてロータ331を包囲している固定されたステ
ータ332、このステータ332を保持するホルダー等
を具備している。
【0059】ステータ332の側面とホルダー333の
内部側面の間には1mm程度の隙間があり、トナー通路
(吐出部)334に連通している。その隙間からトナー
通路に吹き込むように、エアー供給口335が設けられ
ている。エアー供給口335はトナー通路334に連通
しており、外側は図15に示すエアーポンプ340に設
けられた空気吐出口341とエアー供給管342を介し
て連通している。エアーポンプ340は、作動するとエ
アー供給口335を介してトナーに、0.5〜1リット
ル/分程度の送風量でエアーを吹き込む。これにより、
粉体ポンプ330のトナー通路(吐出部)334から出
るトナーは流動化が促進され、空気との混合状態でトナ
ー供給用パイプ400に吐出される。従って、粉体ポン
プでのトナー移送がより確実なものとなる。
【0060】粉体ポンプユニット330を通過したトナ
ーは、トナー供給用パイプ400を介して複写機本体1
00の現像装置106に送られる。トナー供給用パイプ
400は、フレキシブルで且つ耐トナー性に優れた材料
(例えば軟質塩化ビニール、ナイロン、テフロン等)を
用いることが非常に有効である。このように本発明で
は、機械本体とトナー供給装置との接続部がフレキシブ
ルであるので、各装置の設置時の制約が少なくなり、設
置場所の有効活用が図れ、また機械メンテナンスの作業
性が大幅に向上する。
【0061】次に、トナー供給装置から画像形成装置
(複写機、プリンター等)へのトナー供給制御の方法を
以下に示す。図20は本実施例の画像形成装置に用いら
れる制御部の構成例を説明するためのブロック図であ
る。
【0062】図20において、トナー供給装置300の
制御部600は画像形成装置100に装備されている画
像形成用制御部601に接続されている。画像形成用制
御部601には、画像形成装置100の電源スイッチ6
01A、現像装置106のトナー補給部106Bに装備
されているトナー残量センサ106N及び現像容器10
6A側に装備されて現像剤中のトナー濃度を検出するト
ナー濃度センサ106Kからの信号が入力されるように
なっている。画像形成用制御部601では、トナー濃度
センサ106Kからの信号に応じて現像剤中でのトナー
濃度が低下した場合に、トナー補給部106Bからのト
ナーの繰り出しを行なうべく、トナー補給ローラ106
B1の駆動モータ及び駆動モータからの駆動力の断接を
行なうクラッチ動作態位を設定するようになっている。
さらに、画像形成用制御部601では、トナー補給部1
06Bでのトナー残量検出結果に応じて、制御部600
に対し、トナーの補給が必要である場合にそのための信
号を出力するようになっている。
【0063】制御部600は、画像形成用制御部601
からの判断結果が入力されると、トナー供給に係わる部
材である粉体ポンプ駆動モータ324B、エアーポンプ
340、アジテータ駆動モータ324Aに対して駆動信
号を出力するようになっている。さらに、制御部600
では、画像形成装置100の始動時及び停止時に際し
て、エアーポンプ340を他のトナー供給にかかる部材
とは別に駆動制御するようになっている。この理由は次
の通りである。
【0064】エアーポンプ340を他のトナー供給にか
かる部材とは別に駆動制御するのは、トナー供給用パイ
プ400、及びトナー回収手段200に装備されている
トナー分離部200Aの開口部200Bにおいてトナー
が凝集してしまうのを防止するためである。つまりトナ
ーを含む混合気は空気の供給が停止すると、トナー供給
用パイプ内では上方への移送力がなくなるので重力によ
り落下し堆積するためトナーの凝集度が高くなり、トナ
ー回収手段200内ではトナー分離部200Aの開口部
に向けトナーのみをその重力によって落下させることに
なるため、落下トナーの堆積、凝集で開口部付近でブロ
ッキングを生じて開口部200Bを塞いでしまう。これ
らにより、再度トナーを供給しようとしたときには、ト
ナーの移送経路においてトナーの移送が堰き止められて
しまい、その結果、トナー移送手段であるスクリューポ
ンプ330内では、ロータ331に過剰な負荷がかか
り、ロータ331の焼き付きによる動作不良が発生する
ことになる。そこで、トナーの移送手段であるスクリュ
ーポンプ330の作動を停止或いは開始する場合、作動
開始に先立ちエアポンプ340を作動させ空気のみ送
り、また作動停止後、ある程度の時間をもってエアポン
プ340の作動を継続させて空気のみ送り、トナーの移
送経路やトナー回収手段内でのトナーの堆積を防止し、
トナーの凝集を防止する。
【0065】画像形成装置100における画像形成制御
部601では、現像装置106に装備される撹拌部材を
始めとするトナー供給部106B及びトナー供給部10
6Bに装備されているトナー補給ローラ106B1の駆
動力断接用クラッチの動作態位が設定されるようになっ
ている。
【0066】本実施例は以上のような構成であるから、
制御部600の動作を示す図21のフローチャートによ
り作用を説明すると、次の通りである。
【0067】図21において、画像形成装置が始動して
いる場合、現像装置106のトナー補給制御により補給
トナーの残量が不足していることを残量検知センサ10
6Nによって検出されると、前述のようにトナー供給装
置300のエアーポンプ340を作動し、数秒後粉体ポ
ンプ駆動モータ324Bを作動し、粉体ポンプ330及
び横搬送スクリュー323を駆動して、現像装置106
へトナーを供給する。トナー供給装置300からの補給
によって現像装置106側での補給トナーが補充される
と、補給完了かどうかが残量検知センサ106Nによっ
て検知される。そして補給が完了したと判断した場合に
は、粉体ポンプ駆動モータ324Bがエアーポンプ34
0の停止に先立って停止させられる。エアーポンプ34
0の作動停止までの時間は、タイマによって計時され
る。現像装置側での補給トナーの残量不足が無い場合に
は、現像装置側で通常の濃度制御によるトナー補給制御
が実行され、その間、残量検知センサ106Nによる監
視が行なわれる。
【0068】また、エアーポンプ340に続き粉体ポン
プ駆動モータ324Bが作動後も残量検知センサ106
Nによるトナー残量不足の検知結果が続き、これが所定
の時間または回数を越えると、アジテータ用駆動モータ
324Aを作動してアジテータ320Bを駆動しトナー
を撹拌する。アジテータ用駆動モータ324Aの作動
後、現像装置106側での補給トナーが補充されると、
補給完了かどうかが残量検知センサ106Nによって検
知される。そして補給が完了したと判断した場合には、
前記の場合と同様、粉体ポンプ駆動モータ324B及び
アジテータ用駆動モータ324Aの停止後、数秒経てエ
アーポンプ340が停止させられ、トナー供給が停止さ
れる。これらの制御により、現像装置106には常に一
定量のトナーが収納され、安定した現像工程が保証され
る。
【0069】一方、上記のアジテータ用駆動モータ32
4Aの駆動後、トナーが供給されず、残量検知センサ1
06Nにてトナー残量不足の検知結果が続き、これがあ
らかじめ定められた回数・時間等を越えると、トナー供
給装置内にトナーが無いと判断し、画像形成装置(複写
機、プリンタ等)の本体100に設けられた図示しない
操作部または表示部にオペレータにわかるような警告を
発する。これらにより、トナー供給装置300へのトナ
ー補給を適正な時期に行なうことができる。尚、警告直
後に粉体ポンプ駆動モータ324B、アジテータ用駆動
モータ324A、エアーポンプ340は停止させられ
る。
【0070】本実施例では、前記のアジテータ320B
の駆動制御により、アジテータ320Bの駆動が必要最
小限に抑えられ、駆動モータ324Aの異常負荷発生時
のロック防止効果のみならず、トナーに対する異常な機
械的ストレスの発生低減によるトナー損傷の防止、駆動
部の負荷低減による機械耐久性の向上、モータ、駆動部
品のコスト低減、消費電力の低減等の効果が得られる。
【0071】また、本実施例では、アジテータ(スクリ
ュー状)部の更なる駆動トルクの低減策として、アジテ
ータ320Bのスクリュー(螺旋)の巻き数と形状に工
夫を凝らした。例えば、アジテータ320Bのスクリュ
ー(螺旋)の巻き数は2巻き以下、好ましくは1/2程
度がよい。これは、アジテータ320Bが回転していな
い時にアジテータ320Bの上部のトナーがアジテータ
に邪魔されて下部の横搬送スクリュー323部に移送さ
れずに残留することがないよう、アジテータ320Bの
スクリューの巻き数を2巻き以下、好ましくは1/2程
度としている。こうすることにより、アジテータ320
Bにはトナーが自重で横搬送スクリュー323部に移送
(落下)できる空間が確保される。従って、アジテータ
320Bが回転を停止した状態でも確実にトナー移送が
できる。
【0072】アジテータ320Bのスクリュー(螺旋)
の形状については、図18中のアジテータ320Bの開
口部320B-aに代表されるように、スクリューの一部
に開口部や切り欠き部を設けることでアジテータ320
Bの回転時の駆動トルクが低減可能である。すなわち、
アジテータ320Bの回転時には、最も大きな力が回転
方向に生じるが、スクリューの一部に開口部や切り欠き
部を設けると、アジテータ320Bの回転時に回転方向
ではトナーとスクリューとの接触面積が減り回転時の駆
動トルクが低減される。
【0073】エアーポンプ340は、図17に示される
如くトナー収納容器310の壁面に、さらにはトナー収
納容器底部のアジテータ320B、横搬送スクリュー3
23の近傍の傾斜面に取り付けられている。エアーポン
プ340には、通常、静圧が確保できる容積変化型のダ
イヤフラムタイプが使用される。これらは運転時に振動
する。この振動をトナー収納容器に与えることにより、
トナー収納容器の壁面にトナーの付着、及び壁面の摩擦
抵抗を減らし、前述のトナーの架橋現象の更なる発生防
止を行なうことに効果がある。特に、トナーが滞留しや
すい収納容器の傾斜面に設置することは非常に効果的で
ある。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,2記載
の発明によれば、機械設置面積が小スペースで済む大容
量トナー収納・供給装置の提供が可能となる。また、ト
ナー収納・供給装置の構成の簡易化、低コスト化、低消
費電力化が可能となり、さらには、トナー収納・供給装
置のトナー移送(供給)の信頼性の確保、トナー移送の
確実化(滞留トナーの発生防止(架橋防止))が図れ
る。
【0075】請求項3乃至5記載の発明によれば、機械
設置面積が小スペースで済む大容量トナー収納・供給装
置の提供が可能となる。また、トナー収納・供給装置の
構成の簡易化、低コスト化、低消費電力化が可能とな
り、さらには、トナー収納・供給装置のトナー移送(供
給)の信頼性の確保、トナー移送の確実化(滞留トナー
の発生防止(架橋防止))、トナーへの機械的ストレス
の低減(トナー保護)が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトナー供給装置が装備される画像
形成装置の一構成例を示す概略構成図である。
【図2】請求項1,2記載のトナー供給装置の一実施例
を示す図であって、トナー供給装置の構成を分解して示
す斜視図である。
【図3】図2に示すトナー供給装置の粉体ポンプ部の構
成を示す要部断面図である。
【図4】図2に示すトナー供給装置で第1のトナー撹拌
手段のみを用いた場合の例を示すトナー供給装置の断面
図である。
【図5】図4の断面に直交する方向のトナー供給装置の
断面図である。
【図6】図2に示すトナー供給装置で第1のトナー撹拌
手段及び第2のトナー撹拌手段を用いた場合の例を示す
トナー供給装置の断面図である。
【図7】図6の断面に直交する方向のトナー供給装置の
断面図である。
【図8】図2に示すトナー供給装置で第1のトナー撹拌
手段及び第2のトナー撹拌手段を用いた場合の別の例を
示すトナー供給装置の断面図である。
【図9】図8の断面に直交する方向のトナー供給装置の
断面図である。
【図10】図2に示すトナー供給装置の第2の撹拌手段
のさらに別の例を示す図であって、第2の撹拌手段にス
リット板を用いた例を示すトナー供給装置の要部斜視図
である。
【図11】図2に示すトナー供給装置の第2の撹拌手段
のさらに別の例を示す図であって、第2の撹拌手段に複
数のコイルバネを用いた例を示すトナー供給装置の要部
斜視図である。
【図12】図1に示す画像形成装置の現像装置の構成例
を示す断面図である。
【図13】図12の現像装置に設けられているトナー補
給部の構成例を示す要部斜視図である。
【図14】図12の現像装置に用いられるトナー回収手
段の構成例を示す断面図である。
【図15】請求項3乃至5記載のトナー供給装置の一実
施例を示す図であって、トナー供給装置の構成を分解し
て示す斜視図である。
【図16】図15に示すトナー供給装置の粉体ポンプ部
の構成を示す要部断面図である。
【図17】図15に示すトナー供給装置の断面図であ
る。
【図18】図17に直交する方向のトナー供給装置の断
面図である。
【図19】図15に示すトナー供給装置の駆動部の正面
図である。
【図20】本発明の実施例による画像形成装置に用いら
れる制御部の構成を説明するためのブロック図である。
【図21】図11に示した制御部のトナー供給時の制御
動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
100:画像形成装置(複写機等)本体 106:現像装置 106B:トナー補給部 106N:トナー残量検知センサ 131:感光体ドラム(像担持体) 200:トナー回収手段 200A:トナー分離部 202:開閉部材 202A:係止部材 202B:トナー回収手段支持部材 202C:シャッター部材 202D:ストッパ部材 204:弦巻バネ 300:トナー供給装置 310:トナー収納容器 311,312:側板 313:シール群 314:開口部 315:トナー容器セット部材 316:エアーフィルター 320A:第1の撹拌手段(アジテータ(A)) 320B:撹拌手段(アジテータ(スクリュー状)) 321,321a〜321g:第2の撹拌手段(アジテ
ータ(B)) 322:スプリング 323:横搬送スクリュー(トナー移送手段) 324:駆動モータ 324A:アジテータ駆動モータ 324B:粉体ポンプ駆動モータ 330:粉体ポンプユニット(スクリューポンプ) 331:ロータ 332:ステータ 333:ホルダー 334:トナー通路(吐出口) 335:エアー供給口 340:エアーポンプ 341:空気吐出口 342:エアー供給管 350:駆動部材群 351:入力歯車 352a:横搬送スクリュー駆動大歯車 352b:横搬送スクリュー駆動小歯車 353:中間歯車 354:アジテータ駆動歯車 355:固定台 356:ブレーキパッド 357:摩擦部材 358:加圧スプリング 359:加圧部材 360:固定ナット 400:トナー供給用パイプ 500:トナー 600:トナー供給装置の制御部 601:画像形成用制御部 601A:電源スイッチ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−100569(JP,A) 特開 平7−219329(JP,A) 特開 昭60−151667(JP,A) 特開 昭64−73372(JP,A) 特開 昭63−244078(JP,A) 特開 平6−19314(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 110 G03G 15/08 115 G03G 15/08 507

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置内における現像部と別体で設
    置され、該画像形成装置内の現像部とフレキシブルなト
    ナー移送部材にて接続されたトナー供給装置であり、 トナーを収納し貯留するトナー収納容器からなる貯留部
    材と、該貯留部材に貯留しているトナーを吐出部に向け
    移動させるための、回転することにより軸方向にトナー
    を移動させるロータを備えたスクリューポンプと、該ス
    クリューポンプにより移動するトナーを拡散させた状態
    で流動させるための空気供給手段とを具備し、前記スク
    リューポンプと空気供給手段により、トナーを空気との
    混合状態で前記トナー移送部材に吐出し、該トナー移送
    部材を介して現像部に供給するトナー供給装置におい
    て、 前記貯留部材の最底部に設置され前記スクリューポンプ
    にトナーを移送させるためのトナー移送手段と、該トナ
    ー移送手段の上部でトナーを撹拌するトナー撹拌手段を
    具備し、前記トナー移送手段は、スクリュー状でスクリ
    ューの巻き数をスクリューポンプ側では密に、これ以外
    の部分では粗にして軸方向のトナー移送力、すなわち
    クリューポンプ側へのトナー移送量を調整した構成の横
    搬送スクリューであり、前記空気供給手段は、前記貯留
    部材の壁面で、前記トナー攪拌手段や横搬送スクリュー
    の近傍の傾斜面に取り付けられたエアーポンプであり、
    該エアーポンプは、運転時に前記スクリューポンプに空
    気を供給すると共に前記貯留部材に振動を付与するよう
    に機能することを特徴とするトナー供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のトナー供給装置において、
    前記貯留部材内の前記トナー撹拌手段の上方もしくは側
    方に配置され、トナー攪拌手段が駆動中一時的に当接す
    ることにより、該トナー撹拌手段に連動して回動もしく
    は振動するように設置されている第2の撹拌手段を具備
    することを特徴とするトナー供給装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のトナー供給装置において、
    前記現像部にトナーの有り無しを検知するセンサーを具
    備し、該トナーの有り無しを検知するセンサーの検知結
    果に基づき、前記エアーポンプと、前記スクリューポン
    プ及び横搬送スクリューと、前記撹拌手段を別々に駆動
    制御する駆動手段及び制御手段を具備していることを特
    徴とするトナー供給装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のトナー供給装置において、
    前記センサーによって現像部のトナーが不足したことを
    検知したときは、前記エアーポンプを最初に駆動し、次
    に前記スクリューポンプ及び横搬送スクリューを駆動し
    て現像部にトナーを供給し、前記エアーポンプと前記ス
    クリューポンプ及び横搬送スクリューが駆動中に前記セ
    ンサーによって現像部のトナーが不足したことを検知し
    たときは、前記エアーポンプと前記スクリューポンプ及
    び横搬送スクリューと、前記撹拌手段を駆動させ、前記
    センサーによって現像部のトナーの補給が完了したと検
    知したときは、前記スクリューポンプ及び横搬送スクリ
    ューと、前記攪拌手段を停止し、所定時間後、エアーポ
    ンプを停止することを特徴とするトナー供給装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のトナー供給装置において、
    前記エアーポンプと前記スクリューポンプ及び横搬送ス
    クリューと、前記撹拌手段が駆動中に、前記センサーに
    よる現像部のトナー残量不足の検知結果が続き、これが
    あらかじめ定められた回数・時間を超えた場合には、ト
    ナーエンドと判断し、画像形成装置本体の操作部または
    表示部に警告を発し、前記スクリューポンプ及び横搬送
    スクリューと、前記撹拌手段、及び前記エアーポンプを
    停止することを特徴とするトナー供給装置。
JP34358995A 1995-12-28 1995-12-28 トナー供給装置 Expired - Lifetime JP3400631B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34358995A JP3400631B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 トナー供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34358995A JP3400631B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 トナー供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09185232A JPH09185232A (ja) 1997-07-15
JP3400631B2 true JP3400631B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=18362703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34358995A Expired - Lifetime JP3400631B2 (ja) 1995-12-28 1995-12-28 トナー供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3400631B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023019032A1 (en) * 2021-08-11 2023-02-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Toner refill cartridge having pump for automatic toner refilling

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4730902B2 (ja) * 2005-10-04 2011-07-20 株式会社リコー 粉体供給装置及び画像形成装置
CN101099117B (zh) 2005-10-04 2010-05-19 株式会社理光 粉体供给装置、图像形成装置及监视系统
JP4678735B2 (ja) * 2005-10-04 2011-04-27 株式会社リコー 粉体供給装置、画像形成装置、及び、監視システム
JP4708227B2 (ja) * 2006-03-10 2011-06-22 株式会社リコー 画像形成装置
JP4854343B2 (ja) * 2006-03-10 2012-01-18 株式会社リコー 粉体貯留ユニット、粉体補給装置及び画像形成装置
JP4906383B2 (ja) * 2006-03-23 2012-03-28 株式会社リコー トナー供給装置、画像形成装置及びトナー供給システム
JP4999166B2 (ja) * 2007-06-01 2012-08-15 株式会社リコー 現像装置および画像形成装置
JP5335540B2 (ja) 2009-04-28 2013-11-06 キヤノン株式会社 現像剤補給装置
JP6033103B2 (ja) * 2013-01-25 2016-11-30 キヤノン株式会社 カートリッジ、現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6421924B2 (ja) * 2013-12-06 2018-11-14 株式会社リコー 現像剤補給装置及び画像形成装置
JP6587446B2 (ja) * 2015-07-27 2019-10-09 株式会社沖データ 現像装置、画像形成ユニット、及び画像形成装置
JP6986228B2 (ja) 2018-02-06 2021-12-22 株式会社リコー 粉体収納容器、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP7013907B2 (ja) 2018-02-06 2022-02-01 株式会社リコー 粉体収納容器、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、機械装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023019032A1 (en) * 2021-08-11 2023-02-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Toner refill cartridge having pump for automatic toner refilling

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09185232A (ja) 1997-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5987298A (en) Image forming apparatus including a toner recycling mechanism
JP3400631B2 (ja) トナー供給装置
JP5095171B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
US5848326A (en) Toner conveying method and device for an image forming apparatus
JPH09114243A (ja) 現像装置
US6526252B1 (en) Apparatus and method for forming image
JP3592068B2 (ja) 画像形成装置
JP3398486B2 (ja) 画像形成装置
JP3526382B2 (ja) 画像形成装置
JP3434085B2 (ja) 現像剤供給装置
JP3592069B2 (ja) 画像形成装置
JPH10268641A (ja) 粉体移送装置
JP2008111880A (ja) 画像形成装置
JP3527098B2 (ja) トナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
JP3602961B2 (ja) 画像形成装置
JP3593252B2 (ja) 画像形成装置におけるトナー回収装置
JPH10319694A (ja) 画像形成装置
JP3869119B2 (ja) 画像形成装置
JP3600452B2 (ja) 画像形成装置
JP2000029366A (ja) 画像形成装置
JPH04336567A (ja) トナー補給装置
JP3618949B2 (ja) 画像形成装置
JP2000098849A (ja) 画像形成装置
JPH10319705A (ja) 画像形成装置
JP3024811B2 (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080221

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100221

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110221

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120221

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130221

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130221

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140221

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term