JP3398704B2 - 携帯通信端末およびその情報通知方法 - Google Patents

携帯通信端末およびその情報通知方法

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JP3398704B2 JP2000038335A JP2000038335A JP3398704B2 JP 3398704 B2 JP3398704 B2 JP 3398704B2 JP 2000038335 A JP2000038335 A JP 2000038335A JP 2000038335 A JP2000038335 A JP 2000038335A JP 3398704 B2 JP3398704 B2 JP 3398704B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通話中に通信時間
又は通話料金をユーザーが認識できる携帯通信端末およ
びその情報通知方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話機、簡易携帯電話機
(PHS:Personal Handy-phone System)等の携帯通
信端末は、日常生活において欠かすことのできないコミ
ュニケーションの手段の一つとなっている。一方、携帯
通信端末を多用すると通信料金の負担の割合が増加する
ので、ユーザーは通信時間又は通話料金を認識できるこ
とを望む。従って、このユーザーの要望に応えるよう
に、携帯通信端末は通信時間を表示部に表示する機能を
備えている。しかしながら、通信中に通信時間を確認す
るためには、ユーザーはいったん通信を中断して表示部
を見なくてはならなかった。又は、ユーザーは通話終了
後に機能を呼び出して通話時間を確認しなくてはならな
かった。即ち、ユーザーは通話中に通信時間又は通話料
金を認識できないという問題があった。
【0003】係る問題を解消することを目的として特開
平5−56193号公報には、予め設定しておいた通信
料金に現在の料金が達すると、その旨を通話中に音声メ
ッセージとして割込ませる課金状況通知電話方式が開示
されている。この課金状況通知電話方式によれば、通信
中にユーザーが音声メッセージによって通信料金を認識
できる。また、特開平5−56193号公報の段落23
に記載されるように、例えば、通信時間が10秒を経過
する毎に音声メッセージが割込ませられる場合には、音
声メッセージとして「ピー」の音だけすることもでき
る。この音だけの割り込みにより、会話の妨げとならな
いとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の特開平
5−56193号公報に開示された課金状況通知電話方
式にあってもさらに次のような問題があった。
【0005】特開平5−56193号公報に開示された
課金状況通知電話方式では、通話中の会話に関係なく決
められた時間又は料金に達すると通知を行うこととな
る。従って、会話中に音声メッセージが割込まれる場合
には、会話の妨げとなってしまうという問題があった。
また、会話の妨げとならないために、音だけの割り込み
を行う場合には、本来来知りたい通信時間又は通信料金
の把握には至らないという問題点があった。
【0006】本発明は以上の従来技術における問題に鑑
みてなされたものであって、通信中の会話の妨げになら
ないタイミングで通信時間又は通信料金を通知すること
のできる携帯通信端末およびその情報通知方法を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本出
願第1の発明は、通信時間と設定時間とを比較して通知
時刻及びメッセージデータを求める通信時間演算部と、
通信部からスピーカーに入力される電気信号とマイクか
ら通信部に出力される電気信号とを常に検出して会話中
であるか否かを判断し、通知時刻に会話中でない場合に
はメッセージデータを電気信号としてスピーカーに出力
し、又は前記設定時間が長い時に会話中であっても前記
メッセージを強制的に割り込む或いは当該メッセージを
破棄する割込み制御部とを有することを特徴とする携帯
通信端末である。
【0008】したがって本出願第1の発明の携帯通信端
末によれば、通知時刻に会話中でない場合にはメッセー
ジデータが通知されるので、通信中の会話の妨げになら
ないという利点だけでなく、設定時間の間隔が長いとき
でも通知時刻の正確性が失われないという利点がある。
【0009】また本出願第2の発明は、本出願第1の発
明の携帯通信端末において、前記割込み制御部が、通知
時刻に会話中である場合には会話が途切れた時にメッセ
ージデータを電気信号としてスピーカーに出力すること
を特徴とする携帯通信端末である。即ち、本出願第2の
発明は、通信時間と設定時間とを比較して通知時刻及び
メッセージデータを求める通信時間演算部と、通信部か
らスピーカーに入力される電気信号とマイクから通信部
に出力される電気信号とを常に検出して会話中であるか
否かを判断し、通知時刻に会話中でない場合にはメッセ
ージデータを電気信号としてスピーカーに出力し、通知
時刻に会話中である場合には会話が途切れた時にメッセ
ージデータを電気信号としてスピーカーに出力する割込
み制御部とを有することを特徴とする携帯通信端末であ
る。
【0010】したがって本出願第2の発明の携帯通信端
末によれば、本出願第1の発明の利点があるとともに、
通知時刻に会話中であっても会話が途切れるまで待って
メッセージデータが通知されるので、メッセージデータ
が確実に通知されるという利点がある。
【0011】また本出願第3の発明は、本出願第2の発
明の携帯通信端末において、前記割込み制御部が、通知
時刻に会話中である場合には次の通知時刻になるまでの
間に限って出力することを特徴とする携帯通信端末であ
る。即ち、本出願第3の発明は、通信時間と設定時間と
を比較して通知時刻及びメッセージデータを求める通信
時間演算部と、通信部からスピーカーに入力される電気
信号とマイクから通信部に出力される電気信号とを常に
検出して会話中であるか否かを判断し、通知時刻に会話
中でない場合にはメッセージデータを電気信号としてス
ピーカーに出力し、通知時刻に会話中である場合には
「次の通知時刻になるまでの間に限って」会話が途切れ
た時にメッセージデータを電気信号としてスピーカーに
出力する割込み制御部とを有することを特徴とする携帯
通信端末である。
【0012】したがって本出願第3の発明の携帯通信端
末によれば、本出願第2の発明の利点があるとともに、
通知時刻に会話中であって、次の通知時刻になるまでの
間に限って会話が途切れるまで待ってメッセージデータ
が通知されるので、メッセージデータが重複しないとい
う利点がある。
【0013】また本出願第4の発明は、本出願第1の発
明から本出願第3の発明の何れか一の発明の携帯通信端
末において、前記割込み制御部が、操作部からの指示を
契機として前記通信時間演算部に現在の通信時間又は通
信料金を含むメッセージデータを求めるように指示を
し、このメッセージデータを電気信号としてスピーカー
に強制的に出力することを特徴とする携帯通信端末であ
る。
【0014】したがって本出願第4の発明の携帯通信端
末によれば、本出願第1の発明から本出願第3の発明の
何れか一の発明の利点があるとともに、ユーザーが望む
任意のタイミングでメッセージデータが通知されるの
で、通信中の会話の妨げにならず、且つメッセージデー
タが確実に通知されるという利点がある。
【0015】また本出願第5の発明は、通信時間と設定
時間とを比較して通知時刻及びメッセージデータを求め
る通信時間演算過程と、通信部からスピーカーに入力さ
れる電気信号とマイクから通信部に出力される電気信号
とを常に検出して会話中であるか否かを判断し、通知時
刻に会話中でない場合にはメッセージデータを電気信号
としてスピーカーに出力する割込み制御過程と、前記設
定時間が長い時に会話中であっても前記メッセージを強
制的に割り込む或いは当該メッセージを破棄する強制割
込/破棄過程とを有することを特徴とする携帯通信端末
の情報通知方法である。
【0016】したがって本出願第5の発明の携帯通信端
末の情報通知方法によれば、通知時刻に会話中でない場
合にはメッセージデータが通知されるので、通信中の会
話の妨げにならないという利点だけでなく、設定時間の
間隔が長いときでも通知時刻の正確性が失われないとい
う利点がある。
【0017】また本出願第6の発明は、本出願第5の発
明の携帯通信端末の情報通知方法において、前記割込み
制御過程が、通知時刻に会話中である場合には会話が途
切れた時にメッセージデータを電気信号としてスピーカ
ーに出力することを特徴とする携帯通信端末である。
【0018】したがって本出願第6の発明の携帯通信端
末の情報通知方法によれば、本出願第5の発明の利点が
あるとともに、通知時刻に会話中であっても会話が途切
れるまで待ってメッセージデータが通知されるので、メ
ッセージデータが確実に通知されるという利点がある。
【0019】また本出願第7の発明は、本出願第6の発
明の携帯通信端末の情報通知方法において、前記割込み
制御過程が、通知時刻に会話中である場合には次の通知
時刻になるまでの間に限って出力することを特徴とする
携帯通信端末の情報通知方法である。
【0020】したがって本出願第7の発明の携帯通信端
末の情報通知方法によれば、本出願第6の発明の利点が
あるとともに、通知時刻に会話中であって、次の通知時
刻になるまでの間に限って会話が途切れるまで待ってメ
ッセージデータが通知されるので、メッセージデータが
重複しないという利点がある。
【0021】また本出願第8の発明は、本出願第5の発
明から本出願第7の発明の何れか一の発明の携帯通信端
末の情報通知方法において、前記割込み制御過程中に、
操作部からの指示を契機として現在の通信時間又は通信
料金を含むメッセージデータを電気信号としてスピーカ
ーに強制的に出力する過程を有することを特徴とする携
帯通信端末の情報通知方法である。
【0022】したがって本出願第8の発明の携帯通信端
末の情報通知方法によれば、本出願第5の発明から本出
願第7の発明の何れか一の発明の利点があるとともに、
ユーザーが望む任意のタイミングでメッセージデータが
通知されるので、通信中の会話の妨げにならず、且つメ
ッセージデータが確実に通知されるという利点がある。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の携帯
通信端末およびその情報通知方法につき図面を参照して
説明する。
【0024】(実施の形態1)まず、本発明の実施の形
態1の携帯通信端末およびその情報通知方法につき、図
1〜図5を参照して説明する。図1は本発明の実施の形
態1の携帯通信端末を示すブロック図である。図2は本
発明の実施の形態1の携帯通信端末の情報通知方法を示
すフローチャート図である。図3は図2の時間通知の割
込み206の詳細なフローチャート図である。図4は通
知方法構成図例を示した図である。図5は通知時間間隔
例を示した図である。
【0025】図1に示すように、本発明の実施の形態1
の携帯通信端末は、通信処理を行う制御部101と、ア
ンテナ部102と、無線部103と、ユーザーインター
フェースとしてテンキー等の操作部110と、スピーカ
ー111と、マイク112と、表示部113とを備えて
構成される。また、通信処理を行う制御部101は、通
信中に動作する通信部104と、通信時間監視部105
と、通信時間演算部106と、記憶部107と、音声出
力変換部108と、割込み制御部109とを備えて構成
される。尚、通信時間監視部105は通信開始時から通
信中の経過時間をカウントする。また、記憶部107は
通知機能設定の有無、通知希望時間または料金の設定お
よび通知パターンを記憶する。また、通信時間演算部1
06は通信時間監視部105より得た経過時間と記憶部
107に記憶した設定とをもとに出力するメッセージデ
ータを作成し、そのメッセージデータを音声出力変換部
108に渡す。次に、音声出力変換部108は通信時間
演算部106より与えられたメッセージデータを音声に
変更し、割込み制御部109に時間通知する。次に、割
込み制御部109は通信中の通話状態を監視し、通信中
の会話の妨げにならないタイミングでメッセージデータ
から変更された音声をスピーカを介してユーザーに通知
を行う。
【0026】次に、図1及び図2を参照して本実施の形
態1の動作について詳細に説明する。ユーザーは記憶部
107に通信時間通知機能の有効、無効を設定できる。
また、記憶部107には、例えば、図4に示すような通
知方法構成例が予め記憶されているものとする。ユーザ
ーは通知方法構成例のうち1の通知パターンの選択を行
うとともに、設定項目(時間間隔T1、料金間隔N1、
指定時間M、指定料金L)の入力を行う。これにより、
ユーザーは通信時間又は通信料金を含むメッセージデー
タの通知を受けられるものとする。本実施の形態1は、
図4に示す通知パターンのうち設定時間毎(通知パター
ンA)を選択するとともに、設定項目である時間間隔に
T1を入力したものとして説明する。尚、設定項目であ
る時間間隔にT1を入力することによって設定時間は、
T1、T1×2、・・・、T1×kからなる群として記
憶部107に記憶される。ここで、kの数は記憶部10
7の容量の制限を受けるが、例えば、k=10000個
の設定時間群とすることができる。
【0027】図2を参照するに、予め通信時間通知機能
を有効に設定した状態で(ステップ201)通話を開始
したとする(ステップ202)。通信時間監視部105
は通信部104の動作開始にともない通信時間のカウン
トを開始する(ステップ203)。通信時間演算部10
6は通信時間監視部105からの通信時間を受け取り、
記憶部107の設定時間(T1、T1×2、・・・、T
1×k)と比較することにより、通知時刻(T1×n)
になったことを検出する(ステップ205)。これと同
時に通信演算部106は、時間T1と図4の通知パター
ンとを組み合わせて通知するメッセージデータを作成す
る。この場合、通知するメッセージデータは通信時間を
含んでいるが、通知するメッセージデータが通信料金に
関する設定の場合も通信演算部106がメッセージデー
タを作成する。(例えば、設定項目である料金間隔にN
1を入力することによって料金表(通話料金=α×通信
時間)を介して設定料金は、N1/α、N1/α×2、
・・・、N1/α×kからなる設定時間群として取り扱
うことができる。)
【0028】次に、通信時間演算部106によって作成
されたメッセージデータは音声出力変換部108により
音声データに変換され、割込み制御部109に渡され
る。ここで、音声データを受け取った割込み制御部10
9は、図1に示すように通信部104とスピーカー11
1との間及び通信部104とマイク112との間を監視
しており、会話中であるか否かを検出している。具体的
に言えば、割込み制御部109は、通信部104からス
ピーカー111に入力される電気信号とマイク112か
ら通信部104に出力される電気信号とを常に検出して
会話中であるか否かを判断している。例えば、通信部1
04からスピーカー111に入力される電気信号(0.
1mV以上の電圧又は0.1mA以上の電流)が1秒間
以上なく、且つマイク112から通信部104に出力さ
れる電気信号も1秒間以上ない場合には会話中でないと
判断する。
【0029】次に、割込み制御部109は、図3に示す
ようにメッセージデータ(T1×n)の時間通知がある
と(ステップ301)、まず現在保留しているメッセー
ジデータ(T1×(n−1))の時間通知があるか否か
を判定し(ステップ303)、ない場合にはそのまま新
しいメッセージデータ(T1×n)の通知動作を行う。
通知動作は会話中であるか否かの判定を行い(ステップ
302)、会話が途切れていれば音声データ(T1×
n)を電気信号に変換してスピーカー111に割込ませ
る。(ステップ304)。これにより、通知時刻(T1
×n)に会話中でない場合にはメッセージデータ(T1
×n)が通知されるので、通信中の会話の妨げにならな
いという利点がある。一方、通知動作は会話中であれば
割込みに適したタイミングまで通知を保留する。即ち、
通知時刻(T1×n)に会話中である場合には会話が途
切れた時にメッセージデータ(T1×n)が通知され
る。これにより、メッセージデータ(T1×n)が確実
に通知されるという利点がある。
【0030】また、ステップ303で保留メッセージ
(T1×(n−1))の時間通知があることを検出した
場合には、そのメッセージを破棄して(ステップ30
5)、新しいメッセージ(T1×n)時間通知の通知動
作を行う。即ち、前の通知時刻(T1×(n−1))に
会話中である場合には次の通知時刻(T1×n)になる
までの間に限って会話が途切れた時にメッセージデータ
(T1×(n−1))が通知される。これにより、(T
1×(n−1))のメッセージデータと(T1×n)の
メッセージデータとが重複しないという利点がある。
尚、図3のFlagの初期値は0である。
【0031】また、図5の通知時間間隔例(a)のよう
に間隔が短い場合には次の通知を検出するまで通知に最
適なタイミングを待ち、最適なタイミングが得られなけ
れとき破棄してもあまり支障はない。しかし、図5の通
知時間間隔例(b)のように間隔が長いとき、本来の通
知時刻(T1×n)を次の通知時刻(T1×(n+
1))の直前まで最適なタイミングが得られない場合通
知時刻の正確性が失われるので、図3において(T1×
n)時間通知を受けてから会話中の検出毎にFlag
(ステップ306)を加算することにより、ある一定回
以上で強制的にメッセージ割込みさせたり、または破棄
することを可能にすることもできる。
【0032】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2の携帯通信端末およびその情報通知方法につき、図
6及び図7を参照して説明する。図6は本発明の実施の
形態2の携帯通信端末を示すブロック図である。図7は
本発明の実施の形態2の携帯通信端末の情報通知方法を
示すフローチャート図である。
【0033】図6は図1であげた実施の形態1の動作を
応用し、ユーザーが望む任意のタイミングでスピーカー
611より通信時間又は通信時間を通知させるものであ
る。図6に示すように、実施の形態1と比較して、操作
部610に通知キー614を付加している。本実施の形
態2は、ユーザーが望む任意のタイミングで通知キー6
14を押下したとき、この動作を通信時間演算部606
に伝え強制的に時間通知を行うものである。
【0034】ユーザーは記憶部607に手動通信時間通
知機能の有効、無効を設定できる。また、記憶部607
には、通信時間通知機能のために図4に示すような通知
方法構成が記憶されているものとし、ここでの設定が手
動通信時間通知機能に反映されるものとする。通信時間
通知機能の設定が時間に関するもの(A,C,E)であ
るときには通信キー押下で現在の通信時間を通知し、料
金に関するもの(B,D,F)であるときには通信キー
押下で現在の通信料金を通知するものとする。本実施の
形態2では、通信時間に関する設定をしたときの説明を
する。
【0035】図7に示すように、ユーザーは操作部61
0から記憶部607に通信時間通知機能の有効を設定す
る(ステップ701)。また、記憶部607には通信時
間に関する通知が選択されていることとする。通話を開
始すると(ステップ702)通信時間監視部がカウント
を開始する(ステップ703)。通話中に通知キー61
4を押下すると、通信時間演算部606はそれを検出し
て(ステップ705)通信時間監視部605より現在の
通信時間を取得する(ステップ706)。通信時間演算
部606は時間データを音声出力変換部608に渡す。
音声出力変換部608は時間データを音声データに変換
して割込み制御部に渡す。この時、割込み制御部は会話
中の有無に関わらず時間通知をスピーカー611に割込
ませる(ステップ707)。またこのときの通知データ
が料金である場合は通信時間演算部606により通話料
金に換算したデータを作成し通知することが可能であ
る。即ち、操作部からの指示を契機として通信時間演算
部606に現在の通信時間又は通信料金を含むメッセー
ジデータを求めるように指示をし、このメッセージデー
タを電気信号としてスピーカー611に強制的に出力す
る。 従って、ユーザーが望む任意のタイミングでメッ
セージデータが通知されるので、通信中の会話の妨げに
ならず、且つメッセージデータが確実に通知されるとい
う利点がある。
【0036】
【発明の効果】上述のように本発明は、通信時間と設定
時間とを比較して通知時刻及びメッセージデータを求め
る通信時間演算部と、通信部からスピーカーに入力され
る電気信号とマイクから通信部に出力される電気信号と
を常に検出して会話中であるか否かを判断し、通知時刻
に会話中でない場合にはメッセージデータを電気信号と
してスピーカーに出力し、通知時刻に会話中である場合
には次の通知時刻になるまでの間に限って会話が途切れ
た時にメッセージデータを電気信号としてスピーカーに
出力する割込み制御部とを備えて構成される。従って、
本発明によれば、通知時刻に会話中でない時にメッセー
ジデータが通知されるので、通信中の会話の妨げになら
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態1の携帯通信端末
を示すブロック図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1の携帯通信端末
の情報通知方法を示すフローチャート図である。
【図3】 図3は図2の時間通知の割込み206の詳細
なフローチャート図である。
【図4】 図4は通知方法構成図例を示した図である。
図5は通知時間間隔例を示した図である。
【図5】 図5は通知時間間隔例を示した図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態2の携帯通信端末
を示すブロック図である。
【図7】 図7は本発明の実施の形態2の携帯通信端末
の情報通知方法を示すフローチャート図である。
【符号の説明】 101、601 制御部 102、602 アンテナ部 103、603 無線部 104、604 通信部 105、605 通信時間監視部 106、606 通信時間演算部 107、607 記憶部 108、608 音声出力変換部 109、609 割込み制御部 110、610 操作部 111、611 スピーカー 112、612 マイク 113、613 表示部 614 通知キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 15/00 H04M 1/00 H04M 15/00 101

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信時間と設定時間とを比較して通知時
    刻及びメッセージデータを求める通信時間演算部と、 通信部からスピーカーに入力される電気信号とマイクか
    ら通信部に出力される電気信号とを常に検出して会話中
    であるか否かを判断し、通知時刻に会話中でない場合に
    はメッセージデータを電気信号としてスピーカーに出力
    し、又は前記設定時間が長い時に会話中であっても前記
    メッセージを強制的に割り込む或いは当該メッセージを
    破棄する割込み制御部とを有することを特徴とする携帯
    通信端末。
  2. 【請求項2】 前記割込み制御部が、通知時刻に会話中
    である場合には会話が途切れた時にメッセージデータを
    電気信号としてスピーカーに出力することを特徴とする
    請求項1に記載の携帯通信端末。
  3. 【請求項3】 前記割込み制御部が、通知時刻に会話中
    である場合には次の通知時刻になるまでの間に限って出
    力することを特徴とする請求項2に記載の携帯通信端
    末。
  4. 【請求項4】 前記割込み制御部が、操作部からの指示
    を契機として前記通信時間演算部に現在の通信時間又は
    通信料金を含むメッセージデータを求めるように指示を
    し、このメッセージデータを電気信号としてスピーカー
    に強制的に出力することを特徴とする請求項1から請求
    項3の何れか一に記載の携帯通信端末。
  5. 【請求項5】 通信時間と設定時間とを比較して通知時
    刻及びメッセージデータを求める通信時間演算過程と、
    通信部からスピーカーに入力される電気信号とマイクか
    ら通信部に出力される電気信号とを常に検出して会話中
    であるか否かを判断し、通知時刻に会話中でない場合に
    はメッセージデータを電気信号としてスピーカーに出力
    する割込み制御過程と 前記設定時間が長い時に会話中であっても前記メッセー
    ジを強制的に割り込む或いは当該メッセージを破棄する
    強制割込/破棄過程と を有することを特徴とする携帯通
    信端末の情報通知方法。
  6. 【請求項6】 前記割込み制御過程が、通知時刻に会話
    中である場合には会話が途切れた時にメッセージデータ
    を電気信号としてスピーカーに出力することを特徴とす
    る請求項5に記載の携帯通信端末の情報通知方法。
  7. 【請求項7】 前記割込み制御過程が、通知時刻に会話
    中である場合には次の通知時刻になるまでの間に限って
    出力することを特徴とする請求項6に記載の携帯通信端
    末の情報通知方法。
  8. 【請求項8】 前記割込み制御過程中に、操作部からの
    指示を契機として現在の通信時間又は通信料金を含むメ
    ッセージデータを電気信号としてスピーカーに強制的に
    出力する過程を有することを特徴とする請求項5から請
    求項7の何れか一に記載の携帯通信端末の情報通知方
    法。
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