JP3398607B2 - 画像入出力装置および記憶媒体 - Google Patents

画像入出力装置および記憶媒体

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JP3398607B2 JP32476898A JP32476898A JP3398607B2 JP 3398607 B2 JP3398607 B2 JP 3398607B2 JP 32476898 A JP32476898 A JP 32476898A JP 32476898 A JP32476898 A JP 32476898A JP 3398607 B2 JP3398607 B2 JP 3398607B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成や画像読
み取りといった多目的用途に利用可能な、たとえばファ
クシミリ装置などであって、特に画像形成時にモードを
選択することができる画像入出力装置、およびその画像
入出力装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば最近のファクシミリ装置には、
本来のファクシミリ通信機能の他に、プリンタ機能やス
キャナ機能などを有してパーソナルコンピュータの周辺
入出力装置として利用されるものがある。この種のファ
クシミリ装置においては、画像をファクシミリ送信する
のと同時に、プリンタ機能に基づいて画像を記録用紙上
に形成するといった動作が可能とされている。
【0003】一方、インクジェット方式のカラープリン
タでは、通常CMYK4色のインクを用いてカラー画像
を形成するが、最近のものには、CMYK4色以外にラ
イトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)といった
特殊インクを用いて色再現性を向上させたカラープリン
タもある。このような特殊インクを用いたカラープリン
タは、多機能化を図る上でファクシミリ装置にも採用さ
れ、ファクシミリ装置全体を制御するCPUなどは、色
数の増加などによって以前にも増してデータ処理の負担
が大きくなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の特
殊インクによるカラープリンタ機能を備えたファクシミ
リ装置では、先述したように、色数の増加などによって
CPUのデータ処理負担が大きく、特殊インクを用いた
カラー画像形成と同時に画像データを送受信すると、C
PUなどの処理エラーによって画像データを正しく送受
信することができない可能性があった。つまり、ある特
定の動作モードにおいては、各機能に基づく動作を同時
に並行して正しく動作させることができないにもかかわ
らず、使用者または装置自体が誤って無駄な動作を始動
させてしまうという問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、各機能に基づく動作が同時に並行して正し
く動作できないような場合、確実に正常な動作のみを行
うことができる画像入出力装置、およびその画像入出力
装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明の画像入出力装置は、記録
用紙上に形成する画像について、画質の異なる複数の画
像形成モードを有し、各画像形成モードに応じた画像形
成のためにデータ処理手段が画像形成処理を行う一方、
上記画像形成処理とは別の入出力動作処理についても上
記データ処理手段によって制御が行われる画像入出力装
置であって、選択されている画像形成モードを判別する
画像形成モード判別手段と、上記データ処理手段によっ
て画像形成処理が行われている間、上記画像形成モード
判別手段により、選択されている画像形成モードが上記
画像形成処理とは別の入出力動作処理と並行処理すると
上記データ処理手段の負担が過大になって正しく制御で
きない可能性があるものとして予め定められた所定の
像形成モードであると判別された場合、当該画像形成
とは別の入出力動作処理を禁止するのに対し、上記画
像形成モード判別手段によって上記所定の画像形成モー
ド以外の画像形成モードであると判別された場合、当該
画像形成処理に並行して別の入出力動作処理を可能とす
る入出力動作制御手段とを有することを特徴としてい
る。
【0007】このような画像入出力装置によれば、予め
定められた所定のモード以外で画像を形成する際には、
画像形成処理とは別の入出力動作処理が可能とされるの
に対し、所定の画像形成モードでは、画像形成処理とは
別の入出力動作処理が禁止されるので、そのような所定
画像形成モードにおいては、使用者または装置自体に
よっても画像形成処理とは別の入出力動作処理を始動さ
せることができず、別の入出力動作処理を同時に並行し
て正しく動作させることができない可能性がある所定の
画像形成モードでの画像形成中にあっては、確実に正常
な画像形成にかかる動作のみを行うことができる。
【0008】また、請求項2に記載した発明の画像入出
力装置は、請求項1に記載の画像入出力装置であって、
上記データ処理手段が処理するデータ量が所定値を超え
るか否かを判別するデータ量判別手段を備え、上記入出
力動作制御手段は、上記データ処理手段によって画像形
成処理が行われている間、上記画像形成モード判別手段
により、選択されている画像形成モードが予め定められ
た所定の画像形成モードであると判別され、かつデータ
量判別手段により、画像のデータ量が所定値を超えると
判別された場合、当該画像形成処理とは別の入出力動作
処理を禁止するのに対し、上記画像形成モード判別手段
によって上記所定の画像形成モードであると判別され、
かつデータ量判別手段により画像のデータ量が所定値を
超えないと判別された場合、当該画像形成処理に並行し
て別の入出力動作処理を可能とする。
【0009】このような画像入出力装置によれば、請求
項1に記載の画像入出力装置による効果に加えて、別の
入出力動作処理を同時に並行して正しく動作させること
ができない可能性がある所定の画像形成モードでの画像
形成中であっても、画像形成に関わる画像のデータ量に
余裕があれば、画像形成処理に並行して別の入出力動作
処理が可能とされるので、画像形成時のモードおよびデ
ータ量の双方に応じて適切な制御が可能となり、画像形
処理とは別の入出力動作処理を並行させることもでき
る。
【0010】また、請求項3に記載した発明の画像入出
力装置は、請求項1または2に記載の画像入出力装置に
おいて、上記入出力動作制御手段は、さらに上記入出力
動作処理を禁止した場合は、上記画像形成処理が終了し
た後に当該入出力動作処理を上記データ処理手段に行わ
せるものである。このような画像形成装置によれば、画
像形成処理と同時に並行して処理が行われなかった入出
力動作処理は、当該画像形成処理が終了した後に自動的
に実行される。さらに、請求項に記載した発明の画像
入出力装置は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の画像入出力装置であって、標準モードと高画質モー
ドを含み、上記入出力動作制御手段は、上記データ処理
手段によって画像形成処理が行われている間、上記画像
形成モード判別手段によって高画質モードと判別された
場合、当該画像形成処理とは別の入出力動作処理を禁止
するのに対し、上記画像形成モード判別手段によって標
準モードと判別された場合、当該画像形成処理に並行し
て別の入出力動作処理を可能とする。
【0011】このような画像入出力装置によれば、請求
項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像入出力装置
による効果に加えて、標準モードで画像を形成する際に
は、画像形成処理とは別の入出力動作処理が可能とされ
るのに対し、高画質モードでは、画像形成処理とは別の
入出力動作処理が禁止されるので、そのような高画質モ
ードにおいては、使用者または装置自体によっても画像
形成処理とは別の入出力動作処理を始動させることがで
きず、別の入出力動作処理を同時に並行して正しく動作
させることができない可能性がある高画質モードでの画
像形成中にあっては、確実に正常な画像形成にかかる動
作のみを行うことができる。
【0012】また、請求項に記載した発明の画像入出
力装置は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載の
画像入出力装置であって、上記画像形成モード判別手段
によって判別された画像形成モードを報知する画像形成
モード報知手段を有している。
【0013】このような画像入出力装置によれば、請求
項1ないし請求項のいずれかに記載の画像入出力装置
による効果に加えて、標準モードや高画質モードといっ
た画像形成モードが報知されるので、たとえば高画質モ
ードであることが報知されている場合、別の動作を同時
に並行して正しく動作させることができない可能性があ
る画像形成中であることが確認でき、誤って別の動作を
始動させるような使用者による操作を回避させることが
できる。
【0014】さらに、請求項に記載した発明の画像入
出力装置は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載
の画像入出力装置であって、上記画像形成とは別の入出
力動作による機能として、原稿用紙から画像を読み取る
機能を備えている。
【0015】このような画像入出力装置によれば、請求
項1ないし請求項のいずれかに記載の画像入出力装置
による効果に加えて、原稿用紙から画像を読み取るとい
った、たとえばいわゆるスキャナ機能を備えているの
で、高画質モードで画像形成中に読み取りミスの可能性
があるスキャナ機能を動作させることなく、正常な画像
形成にかかる動作のみを行うことができる。
【0016】また、請求項に記載した発明の画像入出
力装置は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載の
画像入出力装置であって、上記画像形成処理とは別の入
出力動作処理による機能として、通信回線を介して画像
データを送受信する機能を備えている。
【0017】このような画像入出力装置によれば、請求
項1ないし請求項のいずれかに記載の画像入出力装置
による効果に加えて、通信回線を介して画像データを送
受信するといった、たとえばいわゆるファクシミリ通信
機能を備えているので、高画質モードで画像形成中に送
受信ミスの可能性があるファクシミリ通信機能を動作さ
せることなく、正常な画像形成にかかる動作のみを行う
ことができる。
【0018】さらに、請求項に記載した発明の画像入
出力装置は、請求項1ないし請求項のいずれかに記載
の画像入出力装置であって、上記画像形成においては、
カラーによる画像の形成が可能であり、上記画像形成モ
ード判別手段は、カラー画像形成に際して用いられるイ
ンクの種類数に応じて標準モードか高画質モードかを判
別している。
【0019】このような画像入出力装置によれば、請求
項1ないし請求項のいずれかに記載の画像入出力装置
による効果に加えて、カラー画像形成において用いられ
るインクの種類数に応じて標準モードあるいは高画質モ
ードと判別できるので、たとえば、標準モードでは通常
のCMYK4色のインクを用い、高画質モードにおいて
上記4色のインクの他に特殊インクを用いるようなイン
クジェット方式のプリンタ機構を採用したファクシミリ
装置などに適用することができる。
【0020】また、請求項に記載した発明の記憶媒体
は、記録用紙上に形成する画像について、画質の異なる
複数の画像形成モードを有し、各モードに応じた画像形
成のためにデータ処理手段が画像形成処理を行う一方、
上記画像形成処理とは別の入出力動作処理についても上
記データ処理手段によって制御が行われる画像入出力装
置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であ
って、選択されている画像形成モードを判別するための
画像形成モード判別プログラムと、上記データ処理手段
によって画像形成に関するデータ処理が行われている
間、上記画像形成モード判別プログラムに基づいて、選
択されている画像形成モードが上記画像形成処理とは別
の入出力動作処理と並行処理すると上記データ処理手段
の負担が過大になって正しく制御できない可能性がある
ものとして予め定められた所定の 像形成モードである
と判別された場合、当該画像形成処理とは別の入出力動
処理を禁止するのに対し、上記画像形成モード判別プ
ログラムに基づいて上記所定のモード以外のモードであ
ると判別された場合、当該画像形成処理に並行して別の
入出力動作処理を可能とするための入出力動作制御プロ
グラムとを含むプログラムを記憶したことを特徴として
いる。
【0021】このような記憶媒体によれば、記憶された
プログラムに基づいてCPUを動作させることにより、
請求項1に記載の画像入出力装置の動作を実現すること
ができる。また、請求項10に記載した発明の記憶媒体
は、請求項9に記載の記録媒体において、上記入出力動
作制御手段は、さらに上記入出力動作処理を禁止した場
合は、上記画像形成処理が終了した後に当該入出力動作
処理を上記データ処理手段に行わせるものである。この
ような記憶媒体によれば、記憶されたプログラムに基づ
いてCPUを動作させることにより、請求項3に記載の
画像入出力装置の動作を実現することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照して具体的に説明する。
【0023】図1は、本発明にかかる画像入出力装置の
一実施形態を示した回路ブロック図である。なお、本実
施形態においては、画像入出力装置としてファクシミリ
装置が適用されており、このファクシミリ装置は、パー
ソナルコンピュータ(以下、「PC」という)20に接
続して使用可能とされている。
【0024】図1に示すように、ファクシミリ装置は、
CPU1、NCU2、RAM3、モデム4、ROM5、
EEPROM6、ゲートアレイ7、コーデック8、DM
AC9、画像読み取り部11、画像形成部12、操作部
13、および表示部14を具備して構成されている。C
PU1、NCU2、RAM3、モデム4、ROM5、E
EPROM6、ゲートアレイ7、コーデック8、および
DMAC9は、バス線15により相互に接続されてい
る。バス線15には、アドレスバス、データバス、およ
び制御信号線が含まれる。ゲートアレイ7には、画像読
み取り部11、画像形成部12、操作部13、および表
示部14が接続されている。また、ゲートアレイ7に
は、外部のPC20が図示しない入出力ポートを介して
接続されている。NCU2には、公衆電話回線16が接
続されている。
【0025】CPU1は、ファクシミリ装置全体を制御
する。NCU2は、公衆電話回線16に接続されて網制
御を行う。RAM3は、充電電池などにより電源バック
アップが施されており、CPU1の作業領域や各種デー
タなどの記録領域を提供する。モデム4は、ファクシミ
リデータの変調や復調などを行う。ROM5は、各種の
プログラムや設定値などのデータを記憶している。EE
PROM6は、各種のフラグや設定データなどを記憶す
る。ゲートアレイ7は、CPU1の入出力インターフェ
ースとして機能する。コーデック8は、ファクシミリデ
ータの符号化や復号化を行う。DMAC9は、RAM3
へのデータの書き込みや読み出しを行う。
【0026】画像読み取り部11は、光源やイメージセ
ンサなどを備えており、原稿用紙から画像を読み取って
画像信号を出力する。画像形成部12は、たとえばイン
クジェット方式などのプリンタ機構を備えており、記録
用紙上に画像を形成する。ここで、画像形成部12のプ
リンタ機構においては、CMYK4色のインクを用いて
カラー画像を形成する標準モードと、CMYK4色以外
にライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)とい
った特殊インクを用いてカラー画像を形成する高画質モ
ードとが選択可能とされている。つまり、標準モードで
は、CMYK4色のインクを充填したインクカートリッ
ジがプリンタ機構におけるキャリッジなどに取り付けら
れる一方、高画質モードとする場合は、CMYK4色の
インクに加えて特殊インクを充填した別のインクカート
リッジに交換される。操作部13は、キースイッチ群を
備えており、使用者の入力操作に応じた入力信号を出力
する。表示部14は、文字や数字などの各種情報を表示
するためのLCDや、動作状況を確認するためのLED
などからなるパイロットランプなどを備えている。
【0027】本発明の要点について説明すると、ファク
シミリ装置は、本来のファクシミリ通信機能の他に、P
C20からのプリントキューに基づいて画像を形成する
プリンタ機能、同じくPC20からの読み取りキューに
基づいて画像を読み取るスキャナ機能などを有してい
る。このような各機能に基づく動作は、同時に並行して
動作可能であるが、特に高画質モードでカラー画像形成
を行っている場合であって、画像のデータ量が所定値を
超えるとき、他の機能に基づく入出力動作、たとえばフ
ァクシミリ通信機能に基づく画像データを送受信する動
作、スキャナ機能に基づいて画像を読み取るといった動
作が禁止されている。なお、このような並行動作の禁止
は、標準モードでのカラー画像形成時においては解除さ
れており、したがって、カラー画像形成と同時に画像デ
ータの送受信や画像の読み取りといった動作を並行して
行うことが可能とされている。また、高画質モードが選
択されている場合には、その高画質モードに対応して設
けられた表示部14におけるパイロットランプが点灯す
るように構成されている。つまり、標準モードでのカラ
ー画像形成時において、ファクシミリ装置全体を制御す
るCPU1は、そのカラー画像形成に伴うデータ処理の
みならず、他の機能に基づく動作を制御するだけの余裕
をもって動作可能とされている。一方、高画質モードで
のカラー画像形成時において、CPU1は、そのカラー
画像形成に伴うデータ処理において色数の増加による高
負担を強いられることから、このような場合において
は、他の機能に基づく動作を正しく制御することができ
無い可能性がある。そのために、CPU1は、高画質モ
ード時において他の機能に基づく動作を制御する動作が
禁止された状態とされる。
【0028】すなわち、CPU1は、画質の異なる複数
の画像形成モードである、標準モードおよび高画質モー
ドに応じた画像形成に際してデータ処理を行うデータ処
理手段を実現している。また、CPU1は、選択されて
いる画像形成モードを判別する画像形成モード判別手段
を実現するとともに、データ処理手段によって画像形
理が行われている間、画像形成モード判別手段によ
り、選択されている画像形成モードが予め定められた所
定の画像形成モードであると判別された場合、画像形成
処理とは別の入出力動作処理を禁止するのに対し、画像
形成モード判別手段によって上記所定の画像形成モード
以外の画像形成モードであると判別された場合、当該
像形成処理に並行して別の入出力動作処理を可能とする
入出力動作制御手段を実現している。さらに、CPU1
は、データ処理手段が処理するデータ量が所定値を超え
るか否かを判別するデータ量判別手段を実現するととも
に、データ処理手段によって画像形成に関するデータ処
理が行われている間、画像形成モード判別手段により、
選択されている画像形成モードが予め定められた所定の
画像形成モードであると判別され、かつデータ量判別手
段により、画像のデータ量が所定値を超えると判別され
た場合、画像形成処理とは別の入出力動作処理を禁止す
るのに対し、画像形成モード判別手段によって上記所定
画像形成モードであると判別され、かつデータ量判別
手段により画像のデータ量が所定値を超えないと判別さ
れた場合、当該画像形成処理に並行して別の入出力動作
処理を可能とする手段を実現している。
【0029】ROM5は、記録用紙上に形成する画像に
ついて、画質の異なる複数の画像形成モードを有し、各
モードに応じた画像形成のためにデータ処理手段が画像
形成処理を行う一方、上記画像形成処理とは別の入出力
動作処理についても上記データ処理手段によって制御が
行われる画像入出力装置を制御するためのプログラムを
記憶した記憶媒体であって、選択されている画像形成モ
ードを判別するための画像形成モード判別プログラム
と、上記データ処理手段によって画像形成処理が行われ
ている間、上記画像形成モード判別プログラムに基づい
て、選択されている画像形成モードが予め定められた所
定の画像形成モードであると判別された場合、当該画像
形成処理とは別の入出力動作処理を禁止するのに対し、
上記画像形成モード判別プログラムに基づいて上記所定
画像形成モード以外の画像形成モードであると判別さ
れた場合、当該画像形成処理に並行して別の入出力動作
処理を可能とするための入出力動作制御プログラムとを
含むプログラムを記憶した記憶媒体を実現している。
【0030】次に、上記構成を有するファクシミリ装置
の動作について図面を参照して説明する。なお、以下の
説明においては、一例として、4色インクによって画像
形成する場合を標準モード、6色インクによって画像形
成する場合を高画質モードとする。
【0031】図2は、画像形成処理におけるファクシミ
リ装置の動作手順を示したフローチャートであって、こ
の図に示すように、まず、CPU1は、PC20からプ
リントキューを受信したか否かを判断する(S1)。こ
のプリントキューとは、PC20を使用する使用者など
の操作入力に応じて送信されてくるコマンド信号であっ
て、この信号に基づいて画像形成処理が開始される。
【0032】プリントキューを受信した場合(S1:Y
ES)、CPU1は、画像形成モードが高画質モードで
あるか標準モードであるかを判別する(S2)。この
際、CPU1は、画像形成部12にセットされたインク
カートリッジの端子位置などに応じて4色インクである
か6色インクであるかなどを検知し、6色インクである
との検知結果が得られた場合、高画質モードと判別する
のに対し、4色インクの場合は、標準モードと判別す
る。
【0033】そうして高画質モードと判別された場合
(S2:YES)、CPU1は、表示部14におけるパ
イロットランプを点灯状態とし(S3)、その後、高画
質画像形成処理を実行する(S4)。この高画質画像形
成処理とは、たとえばPC20からプリントキューに続
いて送信されてくる画像データをRAM3などに一旦取
り込みつつ、その画像データを6色表現のプリントデー
タとして画像形成部12に渡してプリントさせる処理を
いう。このようなデータ処理を行うCPU1において
は、通常の4色データに比べて色数の多いデータを取り
扱うことから、相当の負荷がかかる状態となり、また、
バッファとして用いられるRAM3においても、通常の
4色データよりも大きなサイズのバッファ領域が確保さ
れる。
【0034】このようにして高画質画像形成処理が行わ
いる間、CPU1は、ファクシミリ通信機能に基づ
いて画像データを送受信する要求、あるいはスキャナ機
能に基づいて原稿用紙から画像を読み取るといった要求
の割込キューがあるか否かを判断している(S5)。
【0035】ここで、割込キューがあった場合であって
も(S5:YES)、CPU1は、画像形成において取
り扱う画像のデータ量が所定値を超えるか否かを判断し
(S6)、その画像データ量が所定値を超える場合(S
6:YES)、高画質画像形成処理に並行して他の動作
にかかる制御などを行うことなく、割込キューに基づく
処理を禁止する(S7)。
【0036】この際、CPU1は、そうして得られた割
込キューを一時的にRAM3などに退避させて記憶させ
ておく(S8)。
【0037】その後、CPU1は、画像形成にかかるプ
リント処理を完全に完了したか否かを判断する(S
9)。
【0038】プリント処理が完了すると(S9:YE
S)、CPU1は、パイロットランプを消灯させ(S1
0)、最終的に、S8においてRAM3に記憶された割
込キューを読み出すとともに、それに応じたファクシミ
リ通信機能に基づく動作やスキャナ機能に基づく動作な
どを制御する割込単独処理を実行することで(S1
1)、この画像形成処理に関するプログラムを終了す
る。
【0039】S9において、プリント処理が継続中であ
る場合(S9:NO)、CPU1は、S4に戻って高画
質モードでの画像形成処理を続行する。
【0040】S6において、画像データ量が所定値を超
えない場合(S6:NO)、CPU1は、高画質画像形
成処理に並行して他の動作にかかる制御などを行う(S
12)。この割込並行処理によって割込動作が並行して
行われる間は、たとえば画像形成部12において記録用
紙上に6色のインクでカラーの画像が形成されるととも
に、画像読み取り部11においては、原稿用紙から画像
が読み取られてPC20に送信されたり、あるいはファ
クシミリ画像として通信回線16上に送信される。
【0041】その後、CPU1は、画像形成にかかるプ
リント処理動作の完了、および画像形成処理に並行して
行われた動作の完了を判断し(S13)、そうした並行
処理動作が完了した場合(S13:YES)、CPU1
は、この画像形成処理に関するプログラムを終了する。
【0042】S13において、並行処理動作が完了して
いない場合(S13:NO)、CPU1は、S12に戻
って割込並行処理を続行する。
【0043】S5において、割込キューがない場合(S
5:NO)、CPU1は、S9にジャンプする。
【0044】S2において、高画質モードでないと判別
された場合(S2:NO)、つまり4色インクによって
画像形成する標準モードである場合、CPU1は、高画
質モードに対応して設けられたパイロットランプを点灯
させることなく、標準画像形成処理を実行する(S1
4)。この標準画像形成処理とは、S4における高画質
画像形成処理と同様の処理であるが、色数の違いからC
PU1が取り扱うデータのサイズが少なく、CPU1の
データ処理に要する負荷が6色の場合に比べて低減され
る。また、バッファとして用いられるRAM3において
も、6色データよりも小さなサイズのバッファ領域を確
保すれば良い。
【0045】このようにして標準画像形成処理が行われ
いる間、CPU1は、S5と同様に割込キューがある
か否かを判断している(S15)。
【0046】ここで、割込キューがあった場合(S1
5:YES)、CPU1は、画像形成処理に並行して他
の動作にかかる制御などを行う(S16)。この割込並
行処理によって割込動作が並行して行われる間は、たと
えば画像形成部12において記録用紙上に4色インクで
カラーの画像が形成されるとともに、画像読み取り部1
1においては、原稿用紙から画像が読み取られてPC2
0に送信されたり、あるいはファクシミリ画像として通
信回線16上に送信される。
【0047】その後、CPU1は、画像形成にかかるプ
リント処理動作の完了、および画像形成処理に並行して
行われた動作の完了を判断し(S17)、そうした並行
処理動作が完了した場合(S17:YES)、CPU1
は、この画像形成処理に関するプログラムを終了する。
【0048】S17において、並行処理動作が完了して
いない場合(S17:NO)、CPU1は、S16に戻
って割込並行処理を続行する。
【0049】S15おいて、割込キューがない場合(S
15:NO)、CPU1は、S9と同様に、画像形成に
かかるプリント処理を完全に完了したか否かを判断し
(S18)、プリント処理が完了すると(S18:YE
S)、CPU1は、この画像形成処理に関するプログラ
ムを終了する。
【0050】S18において、プリント処理が継続中で
ある場合(S18:NO)、CPU1は、S14に戻っ
て標準モードでの画像形成処理を続行する。
【0051】S1において、プリントキューを受信しな
い場合(S1:NO)、CPU1は、この画像形成処理
にかかるメインルーチンを実行することなく、コマンド
待ちの状態となる。
【0052】したがって、上記構成、動作を有するファ
クシミリ装置によれば、標準モードで画像を形成する際
には、画像形成とは別の入出力動作、たとえばファクシ
ミリ通信機能に基づく画像データの送受信動作や、スキ
ャナ機能に基づく画像読み取り動作が可能とされるのに
対し、高画質モードでは、画像のデータ量が所定値を超
えるときに限って画像形成とは別の入出力動作が禁止さ
れるので、そのような高画質モードにおいては、使用者
または装置自体によっても画像形成とは別の入出力動作
を始動させることができず、別の動作を同時に並行して
正しく動作させることができない可能性がある高画質モ
ードでの画像形成中にあっては、確実に正常な画像形成
にかかる動作のみを行うことができる。
【0053】なお、上記実施形態においては、4色イン
クによってカラー画像を形成する場合を標準モード、6
色インクによってカラー画像を形成する場合を高画質モ
ードとしたが、モノクロ画像の形成を標準モード、カラ
ー画像の場合を高画質モードとしてもよく、あるいは色
によって画像形成モードを規定するのではなく、解像度
やデータサイズなどによってモードを振り分けてもよ
い。
【0054】また、高画質モードでの画像形成中は、パ
イロットランプが点灯状態とされるが、このようなパイ
ロットランプによって動作状態を報知するだけでなく、
LCDなどによりメッセージとして動作状態を表示させ
てもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の画像入出力装置によれば、予め定められた所定
画像形成モード以外で画像を形成する際には、画像形
処理とは別の入出力動作処理が可能とされるのに対
し、所定の画像形成モードでは、画像形成処理とは別の
入出力動作処理が禁止されるので、そのような所定の
像形成モードにおいては、使用者または装置自体によっ
ても画像形成処理とは別の入出力動作処理を始動させる
ことができず、別の入出力動作処理を同時に並行して正
しく動作させることができない可能性がある所定の画像
形成モードでの画像形成中にあっては、確実に正常な画
像形成にかかる動作のみを行うことができる。
【0056】また、請求項2に記載した発明の画像入出
力装置によれば、請求項1に記載の画像入出力装置によ
る効果に加えて、別の入出力動作処理を同時に並行して
正しく動作させることができない可能性がある所定のモ
ードでの画像形成中であっても、画像形成に関わる画像
のデータ量に余裕があれば、画像形成処理に並行して別
の入出力動作処理が可能とされるので、画像形成時のモ
ードおよびデータ量の双方に応じて適切な制御が可能と
なり、画像形成処理とは別の入出力動作処理を並行させ
ることもできる。
【0057】また、請求項3に記載した発明の画像入出
力装置によれば、請求項1または請求項2に記載の画像
入出力装置による効果に加えて、画像形成処理と同時に
並行して処理が行われなかった入出力動作処理は、当該
画像形成処理が終了した後に自動的に実行される。さら
に、請求項に記載した発明の画像入出力装置によれ
ば、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像入
出力装置による効果に加えて、標準モードで画像を形成
する際には、画像形成処理とは別の入出力動作処理が可
能とされるのに対し、高画質モードでは、画像形成処理
とは別の入出力動作処理が禁止されるので、そのような
高画質モードにおいては、使用者または装置自体によっ
ても画像形成処理とは別の入出力動作処理を始動させる
ことができず、別の入出力動作処理を同時に並行して正
しく動作させることができない可能性がある高画質モー
ドでの画像形成中にあっては、確実に正常な画像形成に
かかる動作のみを行うことができる。
【0058】また、請求項に記載した発明の画像入出
力装置によれば、請求項1ないし請求項のいずれかに
記載の画像入出力装置による効果に加えて、標準モード
や高画質モードといった画像形成モードが報知されるの
で、たとえば高画質モードであることが報知されている
場合、別の動作を同時に並行して正しく動作させること
ができない可能性がある画像形成中であることが確認で
き、誤って別の動作を始動させるような使用者による操
作を回避させることができる。
【0059】さらに、請求項に記載した発明の画像入
出力装置によれば、請求項1ないし請求項のいずれか
に記載の画像入出力装置による効果に加えて、原稿用紙
から画像を読み取るといった、たとえばいわゆるスキャ
ナ機能を備えているので、高画質モードで画像形成中に
読み取りミスの可能性があるスキャナ機能を動作させる
ことなく、正常な画像形成にかかる動作のみを行うこと
ができる。
【0060】また、請求項に記載した発明の画像入出
力装置によれば、請求項1ないし請求項のいずれかに
記載の画像入出力装置による効果に加えて、通信回線を
介して画像データを送受信するといった、たとえばいわ
ゆるファクシミリ通信機能を備えているので、高画質モ
ードで画像形成中に送受信ミスの可能性があるファクシ
ミリ通信機能を動作させることなく、正常な画像形成に
かかる動作のみを行うことができる。
【0061】さらに、請求項に記載した発明の画像入
出力装置によれば、請求項1ないし請求項のいずれか
に記載の画像入出力装置による効果に加えて、カラー画
像形成において用いられるインクの種類数に応じて標準
モードあるいは高画質モードと判別できるので、たとえ
ば、標準モードでは通常のCMYK4色のインクを用
い、高画質モードにおいて上記4色のインクの他に特殊
インクを用いるようなインクジェット方式のプリンタ機
構を採用したファクシミリ装置などに適用することがで
きる。
【0062】また、請求項に記載した発明の記憶媒体
によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを動
作させることにより、請求項1に記載の画像入出力装置
の動作を実現することができる。また、請求項10に記
載した発明の記憶媒体によれば、記憶されたプログラム
に基づいてCPUを動作させることにより、請求項3に
記載の画像入出力装置の動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像入出力装置の一実施形態を
示した回路ブロック図である。
【図2】画像形成処理におけるファクシミリ装置の動作
手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 NCU 3 RAM 4 モデム 5 ROM 6 EEPROM 7 ゲートアレイ 8 コーデック 9 DMAC 11 画像読み取り部 12 画像形成部 13 操作部 14 表示部 16 公衆電話回線 20 パーソナルコンピュータ(PC)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録用紙上に形成する画像について、画
    質の異なる複数の画像形成モードを有し、各画像形成
    ードに応じた画像形成のためにデータ処理手段が画像形
    処理を行う一方、上記画像形成処理とは別の入出力動
    処理についても上記データ処理手段によって制御が行
    われる画像入出力装置であって、 選択されている画像形成モードを判別する画像形成モー
    ド判別手段と、 上記データ処理手段によって画像形成処理が行われてい
    る間、上記画像形成モード判別手段により、選択されて
    いる画像形成モードが上記画像形成処理とは別の入出力
    動作処理と並行処理すると上記データ処理手段の負担が
    過大になって正しく制御できない可能性があるものとし
    て予め定められた所定の画像形成モードであると判別さ
    れた場合、当該画像形成処理とは別の入出力動作処理
    禁止するのに対し、上記画像形成モード判別手段によっ
    て上記所定の画像形成モード以外の画像形成モードであ
    ると判別された場合、当該画像形成処理に並行して別の
    入出力動作処理を可能とする入出力動作制御手段とを有
    することを特徴とする画像入出力装置。
  2. 【請求項2】 上記データ処理手段が処理するデータ量
    が所定値を超えるか否かを判別するデータ量判別手段を
    備え、 上記入出力動作制御手段は、上記データ処理手段によっ
    て画像形成処理が行われている間、上記画像形成モード
    判別手段により、選択されている画像形成モードが予め
    定められた所定の画像形成モードであると判別され、か
    つデータ量判別手段により、画像のデータ量が所定値を
    超えると判別された場合、当該画像形成処理とは別の入
    出力動作処理を禁止するのに対し、上記画像形成モード
    判別手段によって上記所定の画像形成モードであると判
    別され、かつデータ量判別手段により画像のデータ量が
    所定値を超えないと判別された場合、当該画像形成処理
    に並行して別の入出力動作処理を可能とする、請求項1
    に記載の画像入出力装置。
  3. 【請求項3】 上記入出力動作制御手段は、さらに上記
    入出力動作処理を禁止した場合は、上記画像形成処理が
    終了した後に当該入出力動作処理を上記デー タ処理手段
    に行わせることを特徴とする請求項1または2記載の画
    像入出力装置。
  4. 【請求項4】 上記画像形成モードは、標準モードと高
    画質モードを含み、 上記入出力動作制御手段は、上記データ処理手段によっ
    て画像形成処理が行われている間、上記画像形成モード
    判別手段によって高画質モードと判別された場合、当該
    画像形成処理とは別の入出力動作処理を禁止するのに対
    し、上記画像形成モード判別手段によって標準モードと
    判別された場合、当該画像形成処理に並行して別の入出
    力動作処理を可能とする、請求項1ないし請求項3のい
    ずれかに記載の画像入出力装置。
  5. 【請求項5】 上記画像形成モード判別手段によって判
    別された画像形成モードを報知する画像形成モード報知
    手段を有している、請求項1ないし請求項のいずれか
    に記載の画像入出力装置。
  6. 【請求項6】 上記画像形成とは別の入出力動作による
    機能として、原稿用紙から画像を読み取る機能を備えて
    いる、請求項1ないし請求項のいずれかに記載の画像
    入出力装置。
  7. 【請求項7】 上記画像形成処理とは別の入出力動作
    による機能として、通信回線を介して画像データを送
    受信する機能を備えている、請求項1ないし請求項
    いずれかに記載の画像入出力装置。
  8. 【請求項8】 上記画像形成においては、カラーによる
    画像の形成が可能であり、上記画像形成モード判別手段
    は、カラー画像形成に際して用いられるインクの種類数
    に応じて標準モードか高画質モードかを判別している、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の画像入出力
    装置。
  9. 【請求項9】 記録用紙上に形成する画像について、画
    質の異なる複数の画像形成モードを有し、各モードに応
    じた画像形成のためにデータ処理手段が画像形成処理を
    行う一方、上記画像形成処理とは別の入出力動作処理
    ついても上記データ処理手段によって制御が行われる画
    像入出力装置を制御するためのプログラムを記憶した記
    憶媒体であって、 選択されている画像形成モードを判別するための画像形
    成モード判別プログラムと、 上記データ処理手段によって画像形成に関するデータ処
    理が行われている間、上記画像形成モード判別プログラ
    ムに基づいて、選択されている画像形成モードが上記画
    像形成処理とは別の入出力動作処理と並行処理すると上
    記データ処理手段の負担が過大になって正しく制御でき
    ない可能性があるものとして予め定められた所定の画像
    形成モードであると判別された場合、当該画像形成処理
    とは別の入出力動作処理を禁止するのに対し、上記画像
    形成モード判別プログラムに基づいて上記所定のモード
    以外のモードであると判別された場合、当該画像形成
    に並行して別の入出力動作処理を可能とするための入
    出力動作制御プログラムとを含むプログラムを記憶した
    ことを特徴とする記憶媒体。
  10. 【請求項10】 上記入出力動作制御プログラムは、さ
    らに上記入出力動作処理を禁止した場合は、上記画像形
    成処理が終了した後に当該入出力動作処理を上記データ
    処理手段に行わせる処理を含むことを特徴とする請求項
    9記載の記録媒体。
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