JP3398114B2 - プラスチック製コック装置 - Google Patents
プラスチック製コック装置Info
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Description
ック装置に関する。
に記載のごとく、外方に突出する少なくとも2個のパイ
プ2を有するコックケーシング筒部1に、少なくとも2
個の連通孔3と閉鎖シール面4を隣接して有するコック
プラグ筒部5を回転可能に嵌合し、コックプラグ筒部5
の外側に設けた回転操作部6により回転操作して、コッ
クケーシング筒部1の少なくとも2個のパイプ2のパイ
プ孔7に同時に閉鎖シール面4が対面してコックを閉鎖
すると共に、連通孔3が対面して前記2個のパイプ2を
連通するようになしたプラスチック製コック装置におい
て、コックケーシング筒部1とコックプラグ筒部5とを
抜け防止するため、互いに嵌合する嵌合凹凸部8,9を
閉鎖シール面4と同一線上に設けてある。
では、コックケーシング筒部1とコックプラグ筒部5と
を抜け防止するため、抜け防止用の嵌合凹凸部8,9を
強く圧接する場合には、コックケーシング筒部1の内周
の凹部8はコックプラグ筒部5の外周の凸部9を強く内
側に押圧する、と同時に、その反作用でコックプラグ筒
部5の外周の凸部9はコックケーシング筒部1の内周の
凹部8を強く外側に押圧するから、その抜け防止用の押
圧力の影響を受けて、コックプラグ筒部5の外周の閉鎖
シール面4とコックケーシング筒部1の内周面は互いに
離れる方向の力を受けて、充分なシール性が得られなく
なる傾向があり、従って、逆に、高いシール性を得よう
として嵌合凹凸部8,9を弱く接するようにする場合に
は、コックケーシング筒部1とコックプラグ筒部5とを
強固に抜け防止したプラスチック製コック装置が得られ
なくなる二律背反した課題があり、組み付けたときの装
置の抜け防止と、シール性の両者を満足させる非常に狭
い範囲で装置を製作しなければならない課題があった。
互いに嵌合する嵌合凹凸部8,9を閉鎖シール面4と同
一線上に設けたことから、コック装置を流通する液体が
嵌合凹凸部8,9に入りやすく、滑りやすくなり、コッ
クケーシング筒部1とコックプラグ筒部5とを強固に抜
け防止することができない課題があった。また、従来の
技術では、充分なシール性を得るために、コックプラグ
筒部5をコックケーシング筒部1に押し広げる力を常に
及ぼしながら組み付けてあるから、コックケーシング筒
部1に常に拡大方向の引っ張り力が加わるから、プラス
チック特有のストレスクラックが発生する課題があっ
た。
に突出する少なくとも2個のパイプ12を有するコック
ケーシング筒部11に、少なくとも2個の連通孔22と
閉鎖シール面23を隣接して有するコックプラグ筒部2
1を回転可能に嵌合し、コックプラグ筒部21の外側に
設けた回転操作部により回転操作して、コックケーシン
グ筒部11の少なくとも2個のパイプ12のパイプ孔1
4に同時に閉鎖シール面23が対面してコックを閉鎖す
ると共に、連通孔22が対面して前記2個のパイプ12
を連通するようになしたプラスチック製コック装置にお
いて、コックケーシング筒部11の外周部に嵌合する抜
け防止筒部30をコックプラグ筒部21の外周に位置し
て回転操作部25に設ける一方、コックケーシング筒部
11の内周の閉鎖シール面16の内径に対して、これに
嵌合するコックプラグ筒部21の閉鎖シール面23の外
径を大きくして、閉鎖シール面16,23に回転可能に
密着する締め代を設けると共に、コックケーシング筒部
11の先端部の閉鎖シール面16には段部18を介して
大径筒状部19を設け、これに対応したコックプラグ筒
部21の基部の閉鎖シール面23に段部28を介して大
径筒状部29を設け、組み付け時に、コックケーシング
筒部11の大径筒状部19にコックプラグ筒部21の先
端部から嵌合し、しかる後に、閉鎖シール面16,23
及び大径筒状部19,29を互いに締め代を有して密着
して回転可能に嵌合するように構成してなるプラスチッ
ク製コック装置を提供するものである。
操作部に設けた抜け防止筒部が、コックケーシング筒部
の外周部に嵌合するから、抜け防止筒部をコックケーシ
ング筒部の外周部に強く嵌合して強固な抜け防止を図っ
たとしても、抜け防止力は嵌合するコックケーシング筒
部とコックプラグ筒部とを強固に密着する方向に作用
し、シール性を高めることとなるから、抜け防止とシー
ル性が両立することとなる。また、コックケーシング筒
部11の内周の閉鎖シール面16の内径に対して、コッ
クプラグ筒部21の閉鎖シール面23の外径を大きくし
て、閉鎖シール面16,23が回転可能に密着する締め
代を設け、コックケーシング筒部11の先端部の閉鎖シ
ール面16には段部18を介して大径筒状部19が設け
てあるのに対して、これに対応したコックプラグ筒部2
1の基部の閉鎖シール面23にも段部28を介して大径
筒状部29が設けてあり、組み付け時に、コックケーシ
ング筒部11の大径筒状部19にコックプラグ筒部21
の先端部を容易に円滑に嵌合することができ、しかる後
に、図11に記載のごとく、閉鎖シール面16,23及
び大径筒状部19,29が互いに締め代を有して密着し
て回転可能に嵌合することとなる。
離れたコックケーシング筒部の外周部に嵌合するから、
閉鎖シール面を液漏れのない充分な適宜な広さに取るこ
とができることと相まって、抜け防止筒部とコックケー
シング筒部の外周部の嵌合部分にまで流通液が入り込む
ことはなくなり、コックケーシング筒部とコックプラグ
筒部とが外れるようなことも未然に防止することができ
る。また、抜け防止筒部が、コックケーシング筒部の外
周部に嵌合するから、コックケーシング筒部に拡張力は
加わらず、強度的に強固な圧縮力を受けると共に、その
内側はコックプラグ筒部で支持されているから、クラッ
クが生じる虞はない。
チック製コック装置において、コックケーシング筒部の
外周部とコックプラグ筒部の抜け防止筒部との間に互い
に弾性的な密着状態で回転可能に嵌合する嵌合突起部を
設けてなるプラスチック製コック装置を提供するもので
ある。本発明によれば、互いに弾性的な密着状態で回転
可能に嵌合する嵌合突起部により、コックケーシング筒
部の外周部とコックプラグ筒部の抜け防止筒部とが組み
付け時に円滑に確実に嵌合し、且つ、弾力的に強固な抜
け防止と密封性が得られることとなる。
プラスチック製コック装置において、コックケーシング
筒部11の先端部に弾性変形容易に肉厚を薄くした外周
嵌合筒部15を設け、該外周嵌合筒部15の外周部に抜
け防止筒部30を嵌合して設けてなるプラスチック製コ
ック装置を提供するものである。本発明によれば、外周
嵌合筒部15は、コックケーシング筒部11の肉厚を薄
くして弾性変形し易く設けてあり、抜け防止筒部30が
嵌合したときに、その嵌合圧力を受けてその内側の閉鎖
シール面16がコックプラグ筒部21の閉鎖シール面2
3に圧着し、シール性を増大することとなる。
載のプラスチック製コック装置において、コックケーシ
ング筒部の外側に抜け防止筒部の外側を覆う外周筒部を
設け、抜け防止筒部の先端部が外周筒部の底部に密着し
て当接する位置において、外周筒部の先端部がコックプ
ラグ筒部の回転操作部に密着して当接してなるプラスチ
ック製コック装置を提供するものである。本発明によれ
ば、抜け防止筒部の先端部が外周筒部の底部に密着して
当接する位置において、外周筒部の先端部がコックプラ
グ筒部の回転操作部に密着して当接することにより、コ
ックプラグ筒部の基部とコックケーシング筒部の先端部
のシールをより確実にすることができると共に、コック
プラグ筒部の回転支持を確実に行うことができる。
の実施の形態を説明する。図1乃至図11に記載の実施
例において、本発明プラスチック製コック装置は、外方
に突出する2個のパイプ12を有するコックケーシング
筒部11とその底部のケーシング底部13とからなるコ
ックケーシング10と、コックケーシング10に回転可
能に嵌合するコックプラグ20とからなる。コックプラ
グ20は、前記パイプ12のパイプ孔14に連通する2
個の連通孔22とその筒状外周囲の閉鎖シール面23を
隣接して有するコックプラグ筒部21と、その外側に前
記コックケーシング筒部11の外側に位置して設けた円
板状の回転操作部25とからなる。
に設けてあり、コックプラグ筒部21を回転操作して、
コックケーシング筒部11の2個のパイプ12のパイプ
孔14に同時に閉鎖シール面23が対面してコックを閉
鎖すると共に、連通孔22が対面して前記2個のパイプ
2を連通するように構成してある。上記実施例の構成に
おいて、本発明装置は、コックケーシング筒部11の先
端部の外周嵌合筒部15に嵌合する抜け防止筒部30を
回転操作部25に一体に設けてある。外周嵌合筒部15
は、実施例の場合、コックケーシング筒部11の肉厚を
薄くして弾性変形し易く設けてあり、抜け防止筒部30
が嵌合したときに、その嵌合圧力を受けてその内側の閉
鎖シール面16がコックプラグ筒部21の閉鎖シール面
23に圧着し、シール性を増大するように構成してあ
る。
回転操作部25に設けた抜け防止筒部30が、コックケ
ーシング筒部11の外周嵌合筒部15に嵌合するから、
抜け防止筒部30をコックケーシング筒部11の外周嵌
合筒部15に強く嵌合して強固な抜け防止を図ったとし
ても、抜け防止力は嵌合するコックケーシング筒部11
とコックプラグ筒部21とを強固に密着する方向に作用
し、シール性を高めることとなるから、抜け防止とシー
ル性が両立することとなる。また、抜け防止筒部30
が、閉鎖シール面16,23から離れたコックケーシン
グ筒部11の外周部に嵌合するから、閉鎖シール面1
6,23を液漏れのない充分な適宜な広さに取ることが
できることと相まって、抜け防止筒部30とコックケー
シング筒部11の外周部の嵌合部分にまで流通液が入り
込むことはなくなり、流通液に濡れ滑りを生じてコック
ケーシング筒部11とコックプラグ筒部21とが外れる
ようなことも未然に防止することができる。
ング筒部11の外周部に嵌合するから、コックケーシン
グ筒部11に拡張力は加わらずに強度的に強固な圧縮力
を受けると共に、その内側はコックプラグ筒部21で支
持されているから、コックケーシング筒部11にクラッ
クが生じることも防止できる。また、外周嵌合筒部15
の外周先端部には円周状に嵌合突起部17が設けてある
一方、抜け防止筒部30の内周先端部には嵌合突起部3
1が設けてあり、図11に記載のごとく、嵌合突起部3
1の上傾斜面が嵌合突起部17の下傾斜面側に圧着して
嵌合することによって、嵌合弾性力を両者の抜け防止方
向に作用するように構成してある。なお、図11には、
説明の都合上、嵌合突起部17、31の間に隙間を設け
てあるように記載してあるが、実際には図2に記載のよ
うに、両者が弾性的に圧接するように構成してある。
着状態で回転可能に嵌合する嵌合突起部17,31によ
り、コックケーシング筒部11の外周部とコックプラグ
筒部21の抜け防止筒部30とを、組み付け時にクリッ
ク式に円滑に確実に嵌合することができると共に、前記
抜け防止と同時に弾性的に強力な密封性が得られること
となる。また、本発明は、上記のプラスチック製コック
装置において、図2に記載のように、コックケーシング
筒部11の先端部11aがコックプラグ筒部21の回転
操作部25に密着して当接する位置において、コックケ
ーシング底部13にコックプラグ筒部21の先端部26
が僅かな隙間Dを介して対面して嵌合するように構成し
てあり、この隙間D分だけ、図2または図11に記載の
ように、シール性を求められるコックプラグ筒部21の
基部27とコックケーシング筒部11の先端部11aの
密着によるシール性を確実にすることができる。
1の外側に、抜け防止筒部30の外側を覆う外周筒部3
2を設け、抜け防止筒部30の先端部33が外周筒部3
2の底部34に密着して当接する位置において、外周筒
部32の先端部35がコックプラグ筒部21の回転操作
部25に密着して当接するように構成してあり、コック
プラグ筒部21の基部27とコックケーシング筒部11
の先端部11aのシールをより確実にすることができる
と共に、コックケーシング筒部11によるコックプラグ
筒部21の回転支持を確実に行うことができるように構
成してある。
部11の内周の閉鎖シール面16の内径に対して、コッ
クプラグ筒部21の閉鎖シール面23の外径をやや大き
く構成して、閉鎖シール面16,23が回転可能に密着
する締め代を設けてある。また、コックケーシング筒部
11の先端部の閉鎖シール面16には段部18を介して
大径筒状部19が設けてあるのに対して、これに対応し
たコックプラグ筒部21の基部の閉鎖シール面23にも
段部28を介して大径筒状部29が設けてあり、組み付
け時に、コックケーシング筒部11の大径筒状部19に
コックプラグ筒部21の先端部を容易に円滑に嵌合する
ことができ、しかる後に、図11に記載のごとく、閉鎖
シール面16,23及び大径筒状部19,29が互いに
締め代を有して密着して回転可能に嵌合するように構成
してある。
製コック装置によれば、外方に突出する少なくとも2個
のパイプを有するコックケーシング筒部に、少なくとも
2個の連通孔と閉鎖シール面を隣接して有するコックプ
ラグ筒部を回転可能に嵌合し、コックプラグ筒部の外側
に設けた回転操作部により回転操作して、コックケーシ
ング筒部の少なくとも2個のパイプのパイプ孔に同時に
閉鎖シール面が対面してコックを閉鎖すると共に、連通
孔が対面して前記2個のパイプを連通するようになした
プラスチック製コック装置において、コックケーシング
筒部の外周部に嵌合する抜け防止筒部をコックプラグ筒
部の外周に位置して回転操作部に設けてなる構成を有す
ることにより、コックプラグ筒部の回転操作部に設けた
抜け防止筒部が、コックケーシング筒部の外周部に嵌合
するから、抜け防止筒部をコックケーシング筒部の外周
部に強く嵌合して強固な抜け防止を図ったとしても、抜
け防止力は嵌合するコックケーシング筒部とコックプラ
グ筒部とを強固に密着する方向に作用し、シール性を高
めることとなるから、抜け防止とシール性が両立する効
果がある。また、コックケーシング筒部11の内周の閉
鎖シール面16の内径に対して、これに嵌合するコック
プラグ筒部21の閉鎖シール面23の外径を大きくし
て、閉鎖シール面16,23に回転可能に密着する締め
代を設けると共に、コックケーシング筒部11の先端部
の閉鎖シール面16には段部18を介して大径筒状部1
9を設け、これに対応したコックプラグ筒部21の基部
の閉鎖シール面23に段部28を介して大径筒状部29
を設け、組み付け時に、コックケーシング筒部11の大
径筒状部19にコックプラグ筒部21の先端部から嵌合
し、しかる後に、閉鎖シール面16,23及び大径筒状
部19,29を互いに締め代を有して密着して回転可能
に嵌合するようにしてなる構成を有することにより、組
み付け時に、コックケーシング筒部11の大径筒状部1
9にコックプラグ筒部21の先端部を容易に円滑に嵌合
することができ、しかる後に、図11に記載のごとく、
閉鎖シール面16,23及び大径筒状部19,29が互
いに締め代を有して密着して回転可能に嵌合することが
できる効果がある。
離れたコックケーシング筒部の外周部に嵌合するから、
閉鎖シール面を液漏れのない充分な適宜な広さに取るこ
とができることと相まって、抜け防止筒部とコックケー
シング筒部の外周部の嵌合部分にまで流通液が入り込む
ことはなくなり、コックケーシング筒部とコックプラグ
筒部とが外れるようなことも未然に防止することができ
る効果がある。また、抜け防止筒部が、コックケーシン
グ筒部の外周部に嵌合するから、コックケーシング筒部
にクラックが生じる拡張力は加わらず、強度的にクラッ
クが生じ難い圧縮力を受けるのみならず、その内側はコ
ックプラグ筒部で支持されているから、従来品に見られ
たクラックが生じる虞を払拭する効果がある。
チック製コック装置において、コックケーシング筒部の
外周部とコックプラグ筒部の抜け防止筒部との間に互い
に弾性的な密着状態で回転可能に嵌合する嵌合突起部を
設けてなる構成を有することにより、コックケーシング
筒部の外周部とコックプラグ筒部の抜け防止筒部とが組
み付け時に円滑に確実に嵌合し、且つ、弾力的に強固な
抜け防止と密封性が得られる効果がある。
プラスチック製コック装置において、請求項1又は2に
記載のプラスチック製コック装置において、コックケー
シング筒部11の先端部に弾性変形容易に肉厚を薄くし
た外周嵌合筒部15を設け、該外周嵌合筒部15の外周
部に抜け防止筒部30を嵌合して設けてなる構成を有す
ることにより、外周嵌合筒部15は、コックケーシング
筒部11の肉厚を薄くして弾性変形し易く設けてあり、
抜け防止筒部30が嵌合したときに、その嵌合圧力を受
けてその内側の閉鎖シール面16がコックプラグ筒部2
1の閉鎖シール面23に圧着し、シール性を増大する効
果がある。
載のプラスチック製コック装置において、コックケーシ
ング筒部の外側に抜け防止筒部の外側を覆う外周筒部を
設け、抜け防止筒部の先端部が外周筒部の底部に密着し
て当接する位置において、外周筒部の先端部がコックプ
ラグ筒部の回転操作部に密着して当接してなる構成を有
することにより、コックプラグ筒部の基部とコックケー
シング筒部の先端部のシールをより確実にすることがで
きると共に、コックプラグ筒部の回転支持を確実に行う
ことができる効果がある。
図。
図。
Claims (4)
- 【請求項1】 外方に突出する少なくとも2個
のパイプ12を有するコックケーシング筒部11に、少
なくとも2個の連通孔22と閉鎖シール面23を隣接し
て有するコックプラグ筒部21を回転可能に嵌合し、コ
ックプラグ筒部21の外側に設けた回転操作部により回
転操作して、コックケーシング筒部11の少なくとも2
個のパイプ12のパイプ孔14に同時に閉鎖シール面2
3が対面してコックを閉鎖すると共に、連通孔22が対
面して前記2個のパイプ12を連通するようになしたプ
ラスチック製コック装置において、コックケーシング筒
部11の外周部に嵌合する抜け防止筒部30をコックプ
ラグ筒部21の外周に位置して回転操作部25に設ける
一方、コックケーシング筒部11の内周の閉鎖シール面
16の内径に対して、これに嵌合するコックプラグ筒部
21の閉鎖シール面23の外径を大きくして、閉鎖シー
ル面16,23に回転可能に密着する締め代を設けると
共に、コックケーシング筒部11の先端部の閉鎖シール
面16には段部18を介して大径筒状部19を設け、こ
れに対応したコックプラグ筒部21の基部の閉鎖シール
面23に段部28を介して大径筒状部29を設け、組み
付け時に、コックケーシング筒部11の大径筒状部19
にコックプラグ筒部21の先端部から嵌合し、しかる後
に、閉鎖シール面16,23及び大径筒状部19,29
を互いに締め代を有して密着して回転可能に嵌合するよ
うに構成してなるプラスチック製コック装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のプラスチック
製コック装置において、コックケーシング筒部11の外
周部とコックプラグ筒部21の抜け防止筒部30との間
に互いに弾性的な密着状態で回転可能に嵌合する嵌合突
起部17,31を設けてなるプラスチック製コック装
置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のプラス
チック製コック装置において、コックケーシング筒部1
1の先端部に弾性変形容易に肉厚を薄くした外周嵌合筒
部15を設け、該外周嵌合筒部15の外周部に抜け防止
筒部30を嵌合して設けてなるプラスチック製コック装
置。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載
のプラスチック製コック装置において、コックケーシン
グ筒部11の外側に抜け防止筒部30の外側を覆う外周
筒部32を設け、抜け防止筒部30の先端部33が外周
筒部32の底部34に密着して当接する位置において、
外周筒部32の先端部35がコックプラグ筒部21の回
転操作部25に密着して当接してなるプラスチック製コ
ック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000069660A JP3398114B2 (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | プラスチック製コック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000069660A JP3398114B2 (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | プラスチック製コック装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001254847A JP2001254847A (ja) | 2001-09-21 |
JP3398114B2 true JP3398114B2 (ja) | 2003-04-21 |
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