JP3396322B2 - 多条田植機 - Google Patents

多条田植機

Info

Publication number
JP3396322B2
JP3396322B2 JP34019094A JP34019094A JP3396322B2 JP 3396322 B2 JP3396322 B2 JP 3396322B2 JP 34019094 A JP34019094 A JP 34019094A JP 34019094 A JP34019094 A JP 34019094A JP 3396322 B2 JP3396322 B2 JP 3396322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling placing
placing portion
movable
movable seedling
link arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34019094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08182408A (ja
Inventor
博正 梶谷
隆 布野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA filed Critical MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP34019094A priority Critical patent/JP3396322B2/ja
Publication of JPH08182408A publication Critical patent/JPH08182408A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3396322B2 publication Critical patent/JP3396322B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の苗載せ部を横方
向に配置した多条田植機に係り、詳しくは展開および折
り畳み可能な苗載せ台の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】多条田植機は、苗を載置した苗載せ部を
横方向に複数配置して苗載せ台を形成し、展開状態にお
いて横方向最外側に位置する可動苗載せ部を固定苗載せ
部に折り畳み可能としたものであるが、条数が多くなる
ほど、機体から左右横方向に突出する量が大きくなるた
め、一般の路上を走行する時は車両基準に合わず、従っ
て例えば左右の最外側に位置する可動苗載せ部を固定苗
載せ部に対して折り畳むようにしている。
【0003】このような多条田植機の一例として、横方
向の一番外側に位置する可動苗載せ部を、該可動苗載せ
部の背面の縦方向の上下に設けた夫々のリンクアームに
より支持し、折り畳み時には可動苗載せ部を横方向に引
き出して、その状態からこの可動苗載せ部を起こして外
側に回転させることにより、前記可動苗載せ部を固定苗
載せ部に対して折り畳むようにしたものがある。また、
前記可動苗載せ部の引き出し操作を容易にするために、
可動苗載せ部の横方向の外側に把手を設けたものもあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような多条田植え
機において、可動苗載せ部に引き出し用の把手を一個だ
け設けたものは、折り畳み時にこの把手をつかんで可動
苗載せ部を横方向外側に引き出し、更にこの可動苗載せ
部を起こして外側に回転させようとすると、可動苗載せ
部の自重も加わって前記把手のみでは操作が困難とな
り、そのため可動苗載せ部の両側に把手を設ける等の必
要があった。
【0005】また、可動苗載せ部を横方向に引き出し、
更にこの可動苗載せ部を起こして外側に回転させようと
するとき、可動苗載せ部を手で支えながら操作しなけれ
ばならず、多大な労力を必要とすると共に、次に、折り
畳み状態から作業状態に展開するときに、自重により不
用意に可動苗載せ部が回動して、固定苗載せ部と可動苗
載せ部が接合部で干渉するおそれがあった。
【0006】この発明は、斯かる課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、可動苗載せ
部を折り畳む時と作業状態に展開するときの各操作をス
ムーズにできるようにした多条田植機を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、苗を載置する苗載せ部(13a,13
b)を横方向に複数配置して苗載せ台(12)を形成
し、展開状態において少なくとも横方向最外側に位置す
る可動苗載せ部(13b)を固定苗載せ部(13a)に
折り畳み可能とした多条田植機(1)において、前記可
動苗載せ部(13b)の背面の縦方向の上下に、一端を
可動苗載せ部(13b)の横方向外側部に回動自在に軸
(21)着され他端を固定苗載せ部(13a)側に回動
自在に軸(32)着された一対のリンクアーム(20,
20)を設けると共に、このリンクアーム(20,2
0)と前記可動苗載せ部(13b)との間に、前記リン
クアーム(20)に対し可動苗載せ部(13b)を前記
一端の回動軸(21)を中心として回動させる方向に付
勢する付勢手段(45)を設けたことを特徴とする。
【0008】また、前記リンクアーム(20)と可動苗
載せ部(13b)との間に、前記リンクアーム(20)
に対し可動苗載せ部(13b)を前記一端の回動軸(2
1)を中心として回動させた状態に保持する姿勢保持手
段(50)を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】以上の構成に係る本発明の多条田植機(1)
は、苗を載置する苗載せ部(13a,13b)を横方向
に複数配置して苗載せ台(12)を形成し、展開状態に
おいて少なくとも横方向最外側に位置する可動苗載せ部
(13b)を固定苗載せ部(13a)に折り畳み可能と
したものである。そして、前記可動苗載せ部(13b)
の背面の縦方向の上下に、一端を支点軸21により可動
苗載せ部(13b)の横方向外側部に回動自在に軸着さ
れ、かつ他端を枢軸32により固定苗載せ部(13a)
側に回動自在に軸着された一対のリンクアーム(20)
を設けている。
【0010】更に、このリンクアーム(20)と前記可
動苗載せ部(13b)との間に、前記リンクアーム(2
0)に対し可動苗載せ部(13b)を支点軸21を中心
として回動させる方向に付勢する付勢手段(45)を設
けている。この付勢手段(45)により、可動苗載せ部
(13b)をスプリング(45)の力を利用して支点軸
(21)を中心に外側(反時計方向)に回動させること
ができ、よって小さい力で折り畳み操作が可能となる。
【0011】なお、上述したカッコ内の符号は図面を参
照するために示すものであって、本発明の構成をなんら
限定するものではない。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。
【0013】図1は、この発明の苗載せ装置を装着した
乗用の多条田植え機を示すもので、乗用田植え機1はそ
の前側が走行車2となっており、その後側に苗載せ装置
3が昇降リンク機構5を介して装着・支持されている。
【0014】前記走行車2は、前輪6および後輪7によ
り支持されている走行機体8を有しており、この走行機
体8の前輪6より前方にエンジン部9が搭載されてい
る。また、前記苗載せ装置3は、その下部にフロート1
0が配置され、このフロート10の上方に植付け装置1
1が配置されると共に、この植付け装置11の上方には
苗載せ台12が、斜め前方に向けて傾斜して配設されて
いる。
【0015】この苗載せ台12は、図2に示すように、
複数条の苗を載置する固定苗載せ部13aと、同様に複
数条の苗を載置する可動苗載せ部13bと、これら固定
苗載せ部13aおよび可動苗載せ部13bを載置・慴動
するエプロン15とから成る。前記固定苗載せ部13a
は横方向に複数配置され、この固定苗載せ部13aの横
方向の更に外側に前記可動苗載せ部13bが配置されて
いる。
【0016】そして、本発明は、前記可動苗載せ部13
bの背面の縦方向の上下に、一端を可動苗載せ部13b
の横方向外側部に回動自在に軸着され他端を固定苗載せ
部13a側に回動自在に軸着された一対のリンクアーム
を設けている。
【0017】すなわち、図3〜図6に示すように、前記
可動苗載せ部13bの背面の縦方向の上下には、一端を
可動苗載せ部13bの横方向外側部において支点軸21
により回動自在に軸着され、かつ他端を固定苗載せ部1
3a側において枢軸32,32により回動自在に軸着さ
れた一対のリンクアーム20,20が設けられている。
そして、これら一対のリンクアーム20,20は、橋絡
部材としての補強軸55a,55bにより夫々一体的に
連結されている。
【0018】一方、固定苗載せ部13aの背面には、ボ
ルト26,26により断面L形の金具25,25が取り
付けられていて、この金具25,25はステー24によ
り連結補強されている。このステー24の両端側には、
断面U字形のガイドプレート27,27が取り付けられ
ていて、このガイドプレート27の側壁には長手方向に
沿い長孔30が穿設されていると共に、ガイドプレート
27の一側端面には長孔30と同方向に伸びるガイド面
56が形成されている。
【0019】そして、このガイドプレート27における
断面U字形の側壁内に、リンクアーム20の他端部が挟
装されていて、このリンクアーム20の他端部とガイド
プレート27の側壁とを貫通するように、前記枢軸32
が長孔30内を摺動自在に取り付けられている。これに
より、リンクアーム20はガイドプレート27に対し回
動自在に軸(32)着されると共に、前記枢軸32を介
してガイドプレート27の長孔30に沿い苗載せ台12
の横方向外側に引き出し可能となっている。
【0020】また、リンクアーム20の前記枢軸32に
近い側にはガイドピン57が植設されていて、ガイドプ
レート27の前記ガイド面56にこのガイドピン57が
当接することにより、前記長穴30とこのガイド面56
とで可動苗載せ部13bを固定苗載せ部13aに対し略
水平に保持するようにしている。
【0021】更に、前記ガイド面56の引き出し方向の
終端部には突起部58が形成されていて、可動苗載せ部
13bを横方向外側に引き出すとき、前記枢軸32が長
孔30の終端部に位置する時点で、前記ガイドピン57
がこの突起部58に乗り上げることになる。このため、
可動苗載せ部13bは枢軸32を中心としてわずかに上
方(図の時計方向)へ回動し、これによりスクレイパー
61がエプロン62から離れ、該スクレイパー61の破
損が未然に防止される。
【0022】次に、本発明は、前記リンクアーム20と
可動苗載せ部13bとの間に、前記リンクアーム20に
対し可動苗載せ部13bを前記一端の回動軸(21)を
中心として回動させる方向に付勢する付勢手段を設けて
いる。
【0023】すなわち、図3および図6に示すように、
可動苗載せ部13bの背面に設けられた前記支点軸21
には、該支点軸21と一体的に支持部材59が溶接固定
されており、この支持部材59と前記補強軸55bとの
間に、付勢手段としてのスプリング(引張)45,45
が設けられている。このスプリング(引張)45は、リ
ンクアーム20に対し可動苗載せ部13bを支点軸21
を中心として外側(反時計方向)に回動させる方向に付
勢力を及ぼす(図8,図9参照)。
【0024】従って、このスプリング45の付勢力によ
り、可動苗載せ部13bを折り畳むとき、小さい力で可
動苗載せ部13bを回動させることができる。
【0025】なお、前記支持部材59には、苗載せ面に
対して横方向下側に傾斜して把手60が取り付けられて
いる。そこで、例えば折り畳み作業時には、この把手6
0と前記スプリング45を利用することにより、可動苗
載せ部13bの引き出しから折り畳み操作までをスムー
ズに行うことができる。
【0026】また、本発明は、前記リンクアーム20と
可動苗載せ部13bとの間に、前記リンクアーム20に
対し可動苗載せ部13bを前記一端の回動軸(21)を
中心として回動させた状態に保持する姿勢保持手段を設
けている。
【0027】すなわち、図3および図5に示すように、
この姿勢保持手段50は、可動苗載せ部13bの背面の
上下に夫々設けられた断面L形の固定金具22,22
と、一対のリンクアーム20,20に夫々設けられたス
トッパピン37および係止レバー46とから成る。この
係止レバー46は、スプリング47により常に一側に付
勢された状態でリンクアーム20に取り付けられてい
る。また、前記固定金具22,22は、前記支点軸21
に連結されていると共に、ボルト23,23により可動
苗載せ部13bに固定されていて、上方の固定金具22
には前記係止レバー46の先端部が嵌入される係止孔2
2aが設けられている。そして、図6に示すように、可
動苗載せ部13bを支点軸21を中心として略90度ほ
ど外側(反時計方向)に回動させたとき、前記固定金具
22がストッパピン37に当接すると共に、係止レバー
46がスプリング47の作用で自動的に係止孔22aに
嵌入されるようになっている。
【0028】なお、前記可動苗載せ部13bの背面に
は、展開状態の可動苗載せ部13bと固定苗載せ部13
aとを連結する連結部材33が設けられていて、この連
結部材33は手元側にハンドルを有し、かつ連結杆33
aとネジ部33bとを有している。前記連結杆33a
は、可動苗載せ部13bの背面の横方向両端部を貫通す
るようにして設けられている。
【0029】そして、図6に示すように、可動苗載せ部
13bは、展開状態においては、固定苗載せ部13a側
に設けられたナット部33dに連結部材33のネジ部3
3bが螺合されると共に、図5に示すように、接合部4
0の縦方向の中間部においてクランプ部材44a,44
bにより連結され、更に接合部40の縦方向の上部にお
いてクランプ部材44c,44dにより連結される。
【0030】また、折り畳み状態においては、図4
(a)および図9に示すように、可動苗載せ部13bに
隣接する固定苗載せ部13aの表面側に立設された起立
部材34にナット部34aが設けられていて、このナッ
ト部34aに前記連結部材33のネジ部33bが螺合さ
れると共に、固定苗載せ部13a側に設けられた係合凸
部34bに、可動苗載せ部13b側に設けられた係合凹
部33c(図8参照)が係合されて、可動苗載せ部13
bが保持される。こうして、苗載せ台12の折り畳み状
態では、固定苗載せ部13aと可動苗載せ部13bとの
同じ面を同一方向に向けて配置される。
【0031】更に、図4(a)(b)および図5に示す
ように、前記固定苗載せ部13aと可動苗載せ部13b
には、夫々植付け装置11に苗を送るコンベヤベルトか
ら成る苗搬送部16a,16bが装着されている。これ
ら固定苗載せ部13aの苗搬送部16aと可動苗載せ部
13bの苗搬送部16bは、駆動軸によって駆動され
る。また、固定苗載せ部13aと可動苗載せ部13bの
それぞれの苗載置面には苗押えガイド17が装着されて
いる。
【0032】前記苗押えガイド17は、図3および図1
0に示すように、前記固定苗載せ部13aと可動苗載せ
部13bのそれぞれの苗載置面において、リブ54に固
定された取付金具63に上下調節自在に装着されてい
る。すなわち、図4(a)に示すように、固定苗載せ部
13aと可動苗載せ部13bの接合部40には、2分割
されて対向配置されたリブ54a,54bが形成され、
かつその対向面が開放状態となった穴に前記苗押えガイ
ド17が挿入装着されている。
【0033】このため、前記リブ54a,54bに夫々
取付プレート65,65を設け、この取付プレート6
5,65間に苗押えガイド17の支持部を係止する止め
具64をリベットにより上下に位置ズレさせて設けてい
る。この止め具64,64を上下に位置ズレさせて設け
ることにより、該止め具64,64の相互間の接触によ
る干渉を防止して苗押えガイド17の穴からの離脱を防
止している。これにより、可動苗載せ部13bが折り畳
み状態にあっても、苗押えガイド17がリブ54から外
れることはない。
【0034】また、図3に示すように、縦送りベルトを
巻き掛けするローラ軸の縦送り軸受けブラケット41と
前記ガイドプレート27とをボルト43により連結し
て、リンクアーム20を支持するガイドプレート27の
強度を増加させると共に、リブ54の補強をも行うよう
にしている。
【0035】更に、前記縦送り軸受けブラケット41に
中間金具42を上下動自在に締結し、この中間金具42
を介して苗係止用の前板部材66を苗載せ台12の縦方
向下方に伸長させてから上方に反り返るように延設する
ことで、前板部材66の剛性を高めると共に、ビーク6
7との隙間調整も容易にできるようにしている。
【0036】次に、図6〜図9に基づき本実施例の作用
を説明する。
【0037】図6は、固定苗載せ部13aと可動苗載せ
部13bが横方向に配置された展開状態を示し、この状
態から可動苗載せ部13bを折り畳むには、連結部材3
3のハンドルを操作して連結杆33aを固定苗載せ部1
3a側のナット部33dから外す。続いて、把手60を
掴んでこれを横方向外側に引っ張ると、図7に示すよう
に、リンクアーム20はその枢軸32とガイドピン57
が長孔30とガイド面56に沿ってスライドし、可動苗
載せ部13bが固定苗載せ部13aから引き出される。
更に、前記リンクアーム20を横方向外側に引っ張る
と、リンクアーム20の枢軸32が長孔30の端部に当
接されると共に、ガイドピン57がガイド面56の突起
部58に乗り上げる。これにより、リンクアーム20お
よび可動苗載せ部13bは、枢軸32を中心として内側
(時計方向)に若干回転して傾斜する。
【0038】次に、図8に示すように、可動苗載せ部1
3bをスプリング45の力を利用して支点軸21を中心
として外側(反時計方向)に回動させると、可動苗載せ
部13bに固定された固定金具22がストッパピン37
に当たり、可動苗載せ部13bはその位置で停止する。
同時に、係止レバー46の先端部が固定金具22の係止
孔22aに嵌入される。
【0039】続いて、図9に示すように、図8の状態か
ら把手60を掴み、リンクアーム20と可動苗載せ部1
3bを同時に内側(時計方向)に回転させて、リンクア
ーム20を略直角状態に起立配置させる。そして、連結
部材33のハンドルを操作し、連結杆33aの先端のネ
ジ部33bを起立部材34のナット部34aに螺合さ
せ、更に可動苗載せ部13b側の係合凹部33c(図8
参照)を固定苗載せ部13a側の係合凸部34bに係合
させる。
【0040】これにより、固定苗載せ部13aと可動苗
載せ部13bの同じ面を同一方向に向けた折り畳み状態
に配置することができる。
【0041】なお、折り畳み状態において、たとえ連結
部材33や姿勢保持手段50を外したとしても、スプリ
ング45の作用により可動苗載せ部13bが自重によっ
てみだりに回動することはない。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、リ
ンクアームと可動苗載せ部との間に付勢手段を設けたこ
とにより、この付勢手段により折り畳み時には可動苗載
せ部の回動を補助してくれるため小さい力で操作するこ
とができ、また、折り畳み状態において、たとえ連結部
を外したとしても自重による可動苗載せ部の回動を防止
することができる。
【0043】また、前記リンクアームと可動苗載せ部と
の間に姿勢保持手段を設けたことにより、折り畳み時に
可動苗載せ部を横方向に引き出してから起こして回転さ
せた直立状態と、可動苗載せ部を固定苗載せ部に折り畳
んだ水平状態とに保持することができるから、折り畳み
操作や作業状態に展開する操作をスムーズに行うことが
できる。また、可動苗載せ部の自重による回動を防止す
ることができるから、小さい力で簡単に折り畳むことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗載せ装置を折り畳んだ状態の多条田植機の側
面図である。
【図2】苗載せ装置を展開した状態の多条田植機の平面
図である。
【図3】苗載せ装置を折り畳んだ状態の多条田植機の要
部側面図である。
【図4】(a)は多条田植機の苗搬送部を示す概略平面
図であり、(b)はその正面図である。
【図5】苗載せ装置を展開した状態の平面図である。
【図6】苗載せ装置を展開した状態の正面図である。
【図7】リンクアームを横方向に少し引き出した状態の
正面図である。
【図8】リンクアームを横方向に引き出した後、可動苗
載せ部を外側に回動させた状態の正面図である。
【図9】可動苗載せ部を折り畳んだ状態の正面図であ
る。
【図10】苗押えガイドを止め具で係止した状態を示す
拡大図である。
【符号の説明】
1 乗用田植え機 2 走行車 3 苗載せ装置 11 植付け装置 12 苗載せ台 13a 固定苗載せ部 13b 可動苗載せ部 20 リンクアーム 21 支点軸 22 固定金具 22a 係止孔 24 ステー 25 金具 26 ボルト 27 ガイドプレート 30 長孔 32 枢軸 33 連結部材 33a 連結杆 33b ネジ部 33c 係合凹部 33d ナット部 34 起立部材 34a ナット部 34b 係合凸部 37 ストッパピン 40 接合部 41 縦送り軸受けブラケット 45 スプリング 46 係止レバー 47 スプリング 50 姿勢保持手段 55a,55b 補強軸 56 ガイド面 57 ガイドピン 58 突起部 59 支持部材 60 把手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−7413(JP,U) 実開 昭52−52519(JP,U) 実開 昭53−162026(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 A01B 73/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗を載置する苗載せ部を横方向に複数配
    置して苗載せ台を形成し、展開状態において少なくとも
    横方向最外側に位置する可動苗載せ部を固定苗載せ部に
    折り畳み可能とした多条田植機において、 前記可動苗載せ部の背面の縦方向の上下に、一端を可動
    苗載せ部の横方向外側部に回動自在に軸着され他端を固
    定苗載せ部側に回動自在に軸着された一対のリンクアー
    ムを設けると共に、 このリンクアームと前記可動苗載せ部との間に、前記リ
    ンクアームに対し可動苗載せ部を前記一端の回動軸を中
    心として回動させる方向に付勢する付勢手段を設けた、 ことを特徴とする多条田植機。
  2. 【請求項2】 前記リンクアームと可動苗載せ部との間
    に、前記リンクアームに対し可動苗載せ部を前記一端の
    回動軸を中心として回動させた状態に保持する姿勢保持
    手段を設けた、 ことを特徴とする請求項1記載の多条田植機。
JP34019094A 1994-12-30 1994-12-30 多条田植機 Expired - Fee Related JP3396322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34019094A JP3396322B2 (ja) 1994-12-30 1994-12-30 多条田植機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34019094A JP3396322B2 (ja) 1994-12-30 1994-12-30 多条田植機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08182408A JPH08182408A (ja) 1996-07-16
JP3396322B2 true JP3396322B2 (ja) 2003-04-14

Family

ID=18334581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34019094A Expired - Fee Related JP3396322B2 (ja) 1994-12-30 1994-12-30 多条田植機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3396322B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08182408A (ja) 1996-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009232809A (ja) 農作業機
US6314853B1 (en) Portable cutting apparatus
FR2659186A1 (fr) Dispositif de travail agricole destine a etre monte a l'avant d'un tracteur.
JP3396322B2 (ja) 多条田植機
JP3620300B2 (ja) 苗移植機
JPH08172830A (ja) 多条田植機
JP3655054B2 (ja) 田植機の苗載台構成
JP3422861B2 (ja) 多条田植機
JP4919203B2 (ja) 移植機
JP4732828B2 (ja) 移植機
JPH08242629A (ja) 多条田植機
JP3245325B2 (ja) 多条田植機
JP3628500B2 (ja) 田植機の苗載台折畳み構成
FR2666255A1 (fr) Base pour supporter rotative une machine a sertir des douilles.
JP3339754B2 (ja) 多条田植機
JPH1119A (ja) 田植機の苗載台の支持構成
JPH10150811A (ja) 多条田植機
JPH081615Y2 (ja) 乗用田植機における補助苗台
JP3617900B2 (ja) 田植機の折畳構成
JPH1094307A (ja) 田植機の苗載装置
JP3266695B2 (ja) 施肥装置付き田植機
JPS5841790Y2 (ja) 予備苗台の回動ストッパ−
JP3002887U (ja) 野菜袋詰機
JPH10117537A (ja) 田植機の苗載装置
JP3746032B2 (ja) 田植機の苗マット押さえ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090207

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100207

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees