JP3002887U - 野菜袋詰機 - Google Patents

野菜袋詰機

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大二 向井
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株式会社向井工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農家等に於て、野菜を効率良く袋詰めできる
と共に、野菜に傷が付かないようにし得る野菜袋詰機を
提供する。 【構成】 野菜を受ける可撓シート状受材2と、可撓シ
ート状受材2を、U字状展開状態と筒状巻込状態に変形
切換自在に、支持する一対の第1・第2開閉作動アーム
3a,3bと、を備える。第1・第2開閉作動アーム3
a,3bは、略水平に突出状として支持体1に支持され
る。第1・第2開閉作動アーム3a,3bを同時に作動
させる足踏ペダル機構4を備える。第1・第2開閉作動
アーム3a,3bの揺動部11, 11が相互に逆方向に揺動
するように、足踏ペダル機構4を構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、野菜袋詰機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、農家等に於て、白菜、ほうれん草等の葉菜類等の野菜を鮮度が落ちない ように出荷するために小さな包装袋に少量ずつ分けて袋詰めする場合、例えば、 水平に固定された樋状の治具に野菜を載せ、その上から包装袋を被せ、その後、 袋が野菜を被覆した状態のまま、その野菜と袋を引き抜くという方法が採られて いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、葉が大きく広がっているような野菜では、上述のような樋状の治具に 載せただけでは、葉が樋から大きくはみ出るため、袋を被せ難く、作業性が悪く なるという問題があった。また、無理に袋を被せると、葉の一部に傷が付いて商 品価値が落ちてしまうことがあった。
【0004】 そこで、本考案は、上述のような問題を解決して、野菜を素早く袋詰めできる と共に、野菜に傷が付かないようにし得る野菜袋詰機を提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案に係る野菜袋詰機は、支持体と、野菜を 受ける可撓シート状受材と、略水平に突出状として上記支持体に支持されると共 に、上記可撓シート状受材を、U字状展開状態と筒状巻込状態に変形切換自在に 、支持する一対の第1・第2開閉作動アームと、上記可撓シート状受材がU字状 展開状態又は筒状巻込状態に変化するように、上記第1・第2開閉作動アームを 同時に作動させる足踏ペダル機構と、を備えたものである。
【0006】 また、第1・第2開閉作動アームが、各々、足踏ペダル機構にて、前後方向の 水平軸心廻りに揺動駆動される揺動部と、該揺動部の先端に連設されると共に上 記水平軸心に略平行として前方へ伸びる取付杆部とから成り、該取付杆部に、可 撓シート状受材の左右辺が取付けられているものである。
【0007】 また、足踏ペダル機構が、第1・第2開閉作動アームの揺動部を相互に逆方向 に揺動させるように、構成されているものである。また、可撓シート状受材のU 字状展開状態に於て、第1・第2開閉作動アームの取付杆部の相互間隔を調整可 能なように、該第1・第2開閉作動アームの揺動部を伸縮自在とするのも好まし い。
【0008】 また、一対の第1・第2開閉作動アームに、可撓シート状受材が、交換自在に 取付けられているものとするも望ましい。また、支持体が、支柱と、該支柱に高 さ位置調整自在に取付けられると共に第1・第2開閉作動アームが枢着される取 付枠と、を備えているものとするのも好ましい。
【0009】
【作用】
可撓シート状受材のU字状展開状態に於て、そのシート状受材上に、根部又は 茎部が前方へ突出状となるように野菜を載置し、人の足にて足踏ペダル機構を作 動させれば、第1・第2開閉作動アームの揺動部が相互に逆方向に揺動して、シ ート状受材が野菜を巻き込むように弯曲して筒状巻込状態となる。このとき、野 菜の根部又は茎部以外の部分はシート状受材にて包囲されると共に、コンパクト にまとめられる。この筒状巻込状態のままシート状受材の先端側から包装袋を被 せれば、野菜の葉を傷付けることはない。その後、袋の上から野菜の根部又は茎 部を手で把持して、袋と野菜を同時に引き抜けば、袋内に野菜を収納できる。
【0010】 また、第1・第2開閉作動アームの揺動部を伸縮自在としたものでは、可撓シ ート状受材のU字状展開状態に於ける横幅寸法を調整できる。さらに、一対の第 1・第2開閉作動アームに、可撓シート状受材が、交換自在に取付けられている ものでは、袋詰めする野菜の大きさ等に応じてシート状受材を交換できる。また 、支持体が、支柱と、該支柱に高さ位置調整自在に取付けられると共に第1・第 2開閉作動アームが枢着される取付枠と、を備えているものでは、シート状受材 の高さ位置を調整できる。
【0011】
【実施例】
以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を詳説する。
【0012】 図1と図2と図3は本考案に係る野菜袋詰機の一実施例を示し、この野菜袋詰 機は、農家等に於て、白菜、ほうれん草等の葉菜類等の野菜を出荷するために小 さな包装袋に少量ずつ分けて袋詰めするためのものであり、支持体1と、野菜を 受ける可撓シート状受材2と、略水平に突出状として支持体1に支持される一対 の第1・第2開閉作動アーム3a,3bと、足踏ペダル機構4と、を備えている 。可撓シート状受材2は、後に詳しく説明するように、(図1〜図3及び図7の (イ)(ロ)に示す)U字状展開状態と、(図9の(イ)(ロ)に示す)筒状巻 込状態と、に変形切換自在とされる。
【0013】 (図1と図2と図3にもどって)支持体1は、床面又は地面等に載置される基 板部5と、該基板部5に立設される支柱6と、該支柱6に高さ位置調整自在に取 付けられると共に第1・第2開閉作動アーム3a,3bが枢着される取付枠7と 、を備えている。取付枠7は、側面視に於て倒立門型の取付部8と、該取付部8 の後面側に溶着された短円筒部9と、から成り、その短円筒部9が支柱6にスラ イド自在に外嵌され、かつ、該短円筒部9に、先端部が支柱6の外周面に圧接す る固定用のねじ部材10, 10が、径方向へ螺進退自在として取付けられている。
【0014】 しかして、支持体1の取付枠7に、第1・第2開閉作動アーム3a,3bが枢 着されている。具体的には、第1・第2開閉作動アーム3a,3bは、各々、独 立して水平軸心L廻りに揺動自在に、支持体1の取付枠7の取付部8に、枢着さ れる。
【0015】 これにより、取付枠7の高さ位置を変更すれば、可撓シート状受材2及び第1 ・第2開閉作動アーム3a,3bの高さ位置を調整できる。なお、その場合、取 付枠7の高さ位置の変更に伴って、後述の、引張ばね22, 22の下端が接続固定さ れる固定部材24の高さ位置と、線条状連結部材23, 23に対する足踏ペダル25の接 続位置とを、変更すればよい。
【0016】 第1・第2開閉作動アーム3a,3bは、各々、足踏ペダル機構4にて、前後 方向の水平軸心L廻りに揺動駆動される揺動部11と、該揺動部11の先端に連設さ れると共に水平軸心Lに略平行として前方へ伸びる取付杆部12と、から成り、該 取付杆部12に、可撓シート状受材2の左右辺が取付けられている。
【0017】 また、可撓シート状受材2のU字状展開状態に於て、第1・第2開閉作動アー ム3a,3bの取付杆部12の相互間隔Wを調整可能なように、該第1・第2開閉 作動アームの揺動部を伸縮自在としている。具体的には、図4の(イ)(ロ)に 示すように、第1・第2開閉作動アーム3a,3bの揺動部11は、水平軸心L廻 りに回転自在に枢支される揺動部材15と、該揺動部材15にボルトナット結合16に て固着されるL字状部材17と、から成る。そのL字状部材17の基端部近傍に、揺 動部材15の長手方向に沿った長孔18が設けられ、該長孔18に上記ボルトナット結 合16のボルト部材が挿通されている。35は軸棒である。
【0018】 これにより、ボルトナット結合16を緩めると、揺動部材15に対してL字状部材 17を長孔18に沿ってスライドさせることができ、第1・第2開閉作動アーム3a ,3bの取付杆部12の相互間隔Wを調整できる(図1と図3参照)。なお、調整 後は、ボルトナット結合16を締め付ければよい。
【0019】 (図1と図2と図3にもどって)可撓シート状受材2は、樹脂製のシートから 成り、その前辺は後辺よりも短寸とされている。そして、U字状展開状態に於て 、上方開口状の溝部33が生じる。さらに、シート状受材2の底面19は、後方へ下 り勾配とされ、溝部33は前部から後部へと徐々に拡開状となる。また、一対の第 1・第2開閉作動アーム3a,3bに、可撓シート状受材2が、交換自在に取付 けられている。即ち、シート状受材2の左右両端縁に、第1・第2開閉作動アー ム3a,3bの取付杆部12, 12が挿入される筒状部13, 13が設けられ、かつ、そ の筒状部13, 13の後端部には、取付杆部12, 12に係脱自在に係止する係止部14, 14が突設される。係止部14, 14は、例えば、筒状部13, 13に固着されると共に後 方へ突出する帯板片と、その後端に固着される凹型の止め具とから成り、その凹 型の止め具が着脱自在に嵌合する凸型の止め具が、取付杆部12, 12に固着される 。
【0020】 また、足踏ペダル機構4は、第1・第2開閉作動アーム3a,3bの揺動部11 , 11を相互に逆方向に揺動させるように、構成されている。即ち、足踏ペダル機 構4は、第1・第2開閉作動アーム3a,3bの揺動部11, 11の基端部に固着さ れる歯車から成る回転部材20, 20と、該回転部材20, 20に懸架されるチェーン等 の連動連結部材21, 21と、その連動連結部材21, 21の一端に上端が連結される引 張ばね22, 22と、連動連結部材21, 21の他端に上端が連結される鎖等の線条状連 結部材23, 23と、2本の引張ばね22, 22の下端が接続固定されると共に支持体1 の支柱6に高さ位置調整自在に固定される固定部材24と、を有する(図4の(イ )(ロ)参照)。さらに、該足踏ペダル機構4は、支持体1の基板部5上に水平 軸心L1 廻りに揺動自在に枢着されると共に線条状連結部材23, 23の下部が接続 される足踏ペダル25を有する(図1〜図3参照)。
【0021】 足踏ペダル25は、図1と図2に示すように、支持体1の基板部5上に枢着され た揺動部材26と、該揺動部材26の先端部近傍の一側面にボルトナット結合27,27 にて固着されるペダル本体28と、揺動部材26の先端部近傍の他側面に突設される ストッパ片29と、を備え、該ストッパ片29に、線条状連結部材23, 23の下部が接 続されている。
【0022】 揺動部材26の一側面には、ボルトナット結合27,27用の貫孔32…が6箇所貫設 されており、ボルトナット結合27,27を行う貫孔32,32の位置を変更することに より、揺動部材26の長手方向に沿って、ペダル本体28の位置を調整できる。
【0023】 また、支持体1の支柱6の下端部には、足踏ペダル25のストッパ片29の揺動を 規制する揺動規制部材30が、高さ位置調整自在に固定される。揺動規制部材30は 、足踏ペダル25のストッパ片29が下方から当接する当接片31を有する。
【0024】 しかして、図4の(イ)(ロ)に示すように、通常は、引張ばね22, 22の復元 力により、連動連結部材21, 21を介して線条状連結部材23, 23が上方へ引き上げ られている。このとき、図1に示すように、足踏ペダル25のストッパ片29が、揺 動規制部材30の当接片31の下面に当接して、それ以上上方へ揺動しないように規 制されると共に、第1・第2開閉作動アーム3a,3bが、相互に所定開き角度 (図例では約 180°)開いて、可撓シート状受材2がU字状展開状態に保持され る。
【0025】 なお、揺動規制部材30の高さ位置を変更することにより、U字状展開状態に於 ける第1・第2開閉作動アーム3a,3bの所定開き角度を変更することができ る。つまり、揺動規制部材30を、図1の状態よりも下降させると、第1・第2開 閉作動アーム3a,3bは、V字状となって開き角度が小さくなる。逆に、揺動 規制部材30を上昇させると、第1・第2開閉作動アーム3a,3bは、への字状 となって開き角度が大きくなる。
【0026】 また、足踏ペダル25のペダル本体28を、足で踏むと、足踏ペダル25全体が下方 へ揺動する。これに伴って、図5の(イ)(ロ)に示すように、線条状連結部材 23, 23が、引張ばね22, 22の復元力に抗して、引き下げられると共に、連動連結 部材21, 21の移動により、第1・第2開閉作動アーム3a,3bが、図示矢印A ,Bで示す如く、水平軸心L廻りに所定角度だけ、相互に逆方向に揺動する。即 ち、図6の(イ)の状態を経て、(ロ)のような筒状巻込状態となる。なお、固 定部材24の高さ位置を変更することにより、足踏ペダル25の踏みつけ強さの調整 ができる。即ち、固定部材24を下降させれば、踏みつけ強さは大きくなって、ペ ダルがいわゆる重くなる。逆に、固定部材24を上昇させれば、踏みつけ強さは小 さくなって、ペダルがいわゆる軽くなる。
【0027】 また、筒状巻込状態に於て、足踏ペダル25のペダル本体28を徐々に離して行く と、引張ばね22, 22の復元力により、連動連結部材21, 21を介して線条状連結部 材23, 23が徐々に上方へ引き上げられて行く。これに伴って、可撓シート状受材 2は、図6の(ロ)の筒状巻込状態から、(イ)の半展開状態を経て、図1に示 したU字状展開状態にもどる。
【0028】 しかして、この野菜袋詰機の使用方法を説明する。先ず、図7の(イ)(ロ) で示すように、通常状態である可撓シート状受材2のU字状展開状態に於て、該 可撓シート状受材2に野菜Vを載せる。具体的には、シート状受材2の溝部33内 に野菜Vを収納すると共に、該野菜Vの根部又は茎部等の基部34を、シート状受 材2から前方へ突出させる。
【0029】 次に、図8の(イ)に示すように、足踏ペダル25のペダル本体28を、矢印Cの 如く足で踏み込む。これにより、足踏ペダル機構4が作動して、図8の(ロ)に 示すように、正面から見て、可撓シート状受材2の左右両端縁が、水平軸心Lを 中心とする円弧を描きつつ、相互に接近して、溝部33が閉じてゆく。即ち、可撓 シート状受材2が野菜Vを巻き込んでゆく。このとき、野菜Vの葉は、可撓シー ト状受材2が描く円弧の中心方向へと、徐々にまとめられる。
【0030】 そして、図9の(イ)に示すように、足踏ペダル25が支持体1に当接すれば、 足踏ペダル25の揺動が止まる。このとき、可撓シート状受材2は、左右両端縁が 図9の(ロ)に示すように相互に重なった、筒状巻込状態となる。この筒状巻込 状態では、野菜Vの基部34を除くほぼ全体が、可撓シート状受材2にて包囲され る。
【0031】 次に、足踏ペダル25を足で踏み続けて、上記筒状巻込状態を保持したまま、図 10の(イ)に示すように、前方から野菜Vの基部34及び可撓シート状受材2に、 包装袋Pを両手で持ちつつ外嵌させる。このとき、野菜Vの主要な部分は可撓シ ート状受材2にて包囲されているため、包装袋Pを外嵌する際に、野菜Vの葉等 の弱い部分を傷付ける虞れがない。また、葉菜類のように、葉の部分が嵩張る野 菜Vの場合でも、可撓シート状受材2にて、葉の部分がコンパクトにまとめられ るため、包装袋Pを、簡単かつ迅速に外嵌することができる。
【0032】 その後、図10の(ロ)に示すように、可撓シート状受材2の上から野菜Vの基 部34を手で把持して、該可撓シート状受材2と野菜Vを、前方へ引く。なお、こ のとき、図外の足踏ペダル25を踏み込む力を緩めて可撓シート状受材2を、やや 拡開させれば、可撓シート状受材2と野菜Vを引き抜き易い。
【0033】 しかして、図10の(ハ)に示すように、可撓シート状受材2と野菜Vが、可撓 シート状受材2から完全に引き抜かれれば、袋詰め作業が完了する。こうして包 装袋P内に収納された野菜Vは、葉等が美しく整然と並んだ状態となるため、商 品価値が高くなる。
【0034】 上述の袋詰め作業完了後に、足踏ペダル25から足を離せば、可撓シート状受材 2は、U字状展開状態にもどる。従って、再び、図7の(イ)(ロ)から図10の (ハ)までの操作をすれば、袋詰め作業を繰り返し行うことができる。
【0035】 なお、本考案は、上述の実施例以外にも設計変更可能であり、例えば、足踏ペ ダル機構4の一部である回転部材20と、連動連結部材21を、歯車とチェーンの組 み合わせ以外にも、プーリーとベルトの組み合わせとするも自由であり、あるい は、それら以外の部材を組み合わせて、ペダル25による往復運動が回転運動に変 換されるように、構成してもよい。
【0036】
【考案の効果】
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0037】 野菜Vを素早く袋詰めできると共に、野菜Vの葉等の弱い部分に傷が付くのを 防止できる。また、葉菜類等の葉が嵩張る野菜Vでもコンパクトに包装袋P内に 収納できる。さらに、包装袋P内に、野菜Vを美しく収納できる。従って、農家 等に於て、野菜Vの袋詰め作業を効率が良く行うことができると共に、商品価値 を高くすることができる。また、そのような袋詰め作業を一人で行うことができ るため、人手の少ない農家等に最適である。
【0038】 また、可撓シート状受材2のU字状展開状態に於て、第1・第2開閉作動アー ム3a,3bの揺動部11, 11を伸縮自在としたものでは、野菜Vの大きさに対応 して、可撓シート状受材2のU字状展開状態での開口幅を調整することができる 。
【0039】 また、一対の第1・第2開閉作動アーム3a,3bに、可撓シート状受材2が 、交換自在に取付けられているものでは、野菜Vの大きさに対応して、可撓シー ト状受材2の大きさを変更できると共に、可撓シート状受材2が破れた場合でも 、可撓シート状受材2を新しいものに交換するのみで、簡単に修理することがで きる。
【0040】 また、支持体1が、支柱6と、該支柱6に高さ位置調整自在に取付けられると 共に第1・第2開閉作動アーム3a,3bが枢着される取付枠7と、を備えてい るものでは、作業者の身長等に合わせて可撓シート状受材2の高さ位置を調整で き、袋詰め作業を一層楽に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】側面図である。
【図3】平面図である。
【図4】U字状展開状態に於ける要部の作用説明図であ
る。
【図5】筒状巻込状態に於ける要部の作用説明図であ
る。
【図6】要部作用説明図である。
【図7】U字状展開状態に於ける使用状態説明図であ
る。
【図8】可撓シート状受材を閉じて行く過程を示す使用
状態説明図である。
【図9】筒状巻込状態に於ける使用状態説明図である。
【図10】包装袋に野菜を収納する過程を示す使用状態説
明図である。
【符号の説明】
1 支持体 2 可撓シート状受材 3a 第1開閉作動アーム 3b 第2開閉作動アーム 4 足踏ペダル 6 支柱 7 取付枠 11 揺動部 12 取付杆部 V 野菜 W 相互間隔

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体1と、野菜Vを受ける可撓シート
    状受材2と、略水平に突出状として上記支持体1に支持
    されると共に、上記可撓シート状受材2を、U字状展開
    状態と筒状巻込状態に変形切換自在に、支持する一対の
    第1・第2開閉作動アーム3a,3bと、上記可撓シー
    ト状受材2がU字状展開状態又は筒状巻込状態に変化す
    るように、上記第1・第2開閉作動アーム3a,3bを
    同時に作動させる足踏ペダル機構4と、を備えたことを
    特徴とする野菜袋詰機。
  2. 【請求項2】 第1・第2開閉作動アーム3a,3b
    が、各々、足踏ペダル機構4にて、前後方向の水平軸心
    L廻りに揺動駆動される揺動部11, 11と、該揺動部11,
    11の先端に連設されると共に上記水平軸心Lに略平行と
    して前方へ伸びる取付杆部12, 12とから成り、該取付杆
    部12, 12に、可撓シート状受材2の左右辺が取付けられ
    ている請求項1記載の野菜袋詰機。
  3. 【請求項3】 足踏ペダル機構4が、第1・第2開閉作
    動アーム3a,3bの揺動部11, 11を相互に逆方向に揺
    動させるように、構成されている請求項2記載の野菜袋
    詰機。
  4. 【請求項4】 可撓シート状受材2のU字状展開状態に
    於て、第1・第2開閉作動アーム3a,3bの取付杆部
    12, 12の相互間隔Wを調整可能なように、該第1・第2
    開閉作動アーム3a,3bの揺動部11, 11を伸縮自在と
    した請求項2又は3記載の野菜袋詰機。
  5. 【請求項5】 一対の第1・第2開閉作動アーム3a,
    3bに、可撓シート状受材2が、交換自在に取付けられ
    ている請求項1,2,3又は4記載の野菜袋詰機。
  6. 【請求項6】 支持体1が、支柱6と、該支柱6に高さ
    位置調整自在に取付けられると共に第1・第2開閉作動
    アーム3a,3bが枢着される取付枠7と、を備えてい
    る請求項1,2,3,4又は5記載の野菜袋詰機。
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