JP2535096B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP2535096B2 JP2262348A JP26234890A JP2535096B2 JP 2535096 B2 JP2535096 B2 JP 2535096B2 JP 2262348 A JP2262348 A JP 2262348A JP 26234890 A JP26234890 A JP 26234890A JP 2535096 B2 JP2535096 B2 JP 2535096B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レタスその他の球状野菜等の被包装物を包
装シートで包装するための装置に関する。
〔従来の技術〕
上記包装装置において、従来では、多数の同形状の包
装用シートを収納するシート収納部から1枚づつ包装シ
ートを作業部に供給した後、作業部に備えた複数の包込
み具により包装シートの各側端を被包装物に、順次、折
り重ね案内して被せ、位置固定状態のテープ繰出し装置
から繰出され、シート一側端に貼着した接着テープによ
り包装貼着するよう構成したものが考えられた(例え
ば、本出願人による特願平2−40391号参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来構造は、包装シートの1枚毎の供給と包装作
動とを自動で能率よく行えるようにしたものであるが、
レタス等の野菜を包装する場合には、被包装物の大きさ
が成育状況や種別の差により異なるものであるから、同
一形状の包装シートのみでは全ての被包装物に対して効
率よく対応できないものであった。
そこで、上記不具合を解消する方法として、前記シー
ト収納部において、夫々、大きさの異なる複数種の包装
シートを並列配備し、被包装物の形状に応じて択一的に
作業部に供給する構造が考えられるが、このような改良
構造においては、作業部における包装シートの各側端位
置が内外方向に異なったものとなるが、前記テープ繰出
し装置の位置が固定状態であるため、接着テープの繰出
し量を小形の包装シートに合わせておくと、大形の包装
シートの場合、繰出し量が多過ぎて、無駄になるばかり
でなく、包装貼着時に接着テープがしわになったり、所
定箇所とは違った箇所に貼着する等、包装作業を阻害す
るといった弊害が生じる。
本発明は、上記したような欠点を解消し、形状の異な
る被包装物であっても、円滑に、かつ、包装仕上がり品
質の良好な包装装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1発明の特徴構成は、シート収納部から作業部に向
けて大きさの異なる複数種の包装シートを択一的に吸着
して供給するシート供給装置を備えるとともに、供給さ
れた前記包装シートの上方から前記作業部の中心部に載
置される被包装物に対して前記包装シートの各側端を包
込み案内する複数の包込み具を設け、前記包装シートの
一側端下面側に包装貼着用の接着テープを繰出すテープ
繰出し装置を、前記作業部の中心部に向かう方向に沿っ
て位置調節自在に備えてある点にある。第2発明の特徴
構成は、前記シート収納部において、複数種の各包装シ
ートの供給方向に沿って位置をずらせて配置収納すると
ともに、前記テープ繰出し装置の調節位置を検出する検
出手段を備え、この検出手段の検出結果に基づいて、前
記シート供給装置の吸着始端位置を変更調節する位置調
節手段を備えてある点にある。第3発明の特徴構成は、
前記テープ繰出し装置の位置調節に連動して前記シート
供給装置の吸着作用幅を変更させるよう連係させてある
点にある。第4発明の特徴構成は、前記テープ繰出し装
置から繰出された接着テープを載置支持するテープ支持
具を、所定の前記包込み具に備えるとともに、前記テー
プ繰出し装置の位置調節に連動して前記テープ支持具の
繰出しテープ載置待機位置を変更調節自在に構成してあ
る点にある。第5発明の特徴構成は、前記テープ支持具
を、前記包込み具に揺動自在に取付けた支持アームの先
端に、上下揺動自在並びに下方付勢状態で取付けるとと
もに、前記テープ繰出し装置に、前記テープ支持具の先
端部に設けた係合部が係合して位置決めする係止部を形
成してある点にある。
〔作 用〕 第1発明の構成によると、テープ繰出し装置が作業
部の中心部、つまりは、包装シートの中央部に向かう方
向に位置調節できるので、シート収納部から大きさの異
なる包装シートが供給される場合であっても、その接着
テープ繰出し量を一定にしながら、常に包装シートの一
側端に接着テープを案内貼着できる。
第2発明の構成によると、上記作用に加えて、テ
ープ繰出し装置の位置調節に連動して、シート供給装置
の吸着始端位置、即ち、包装シートの種別の選別動作も
同時に行えるとともに、その選択動作はシート供給方向
と同一であるから既設の供給駆動構造を大幅に改良する
必要がない。
第3発明の構成によると、上記作用あるいは作用
に加えて、テープ繰出し装置の位置調節に伴って、包
装シートの吸着作用幅が適切な状態に連動変更するの
で、吸着供給時に吸着位置よりも外側方のシート部分が
大きく垂れ下がったり、あるいは、吸着位置が包装シー
トからはみ出したりする等の弊害がなく、確実な吸着供
給が行える。
第4発明の構成によると、上記作用〜のいずれ
かに加えて、包装シートの包込み被せ案内作用時に、包
込み具と連動してテープ支持具が包装シートの接着テー
プ貼着箇所を移動案内するので、包装貼着を滑らかに行
えるとともに、前記テープ支持具はテープ繰出し装置の
位置調節に伴い、その待機位置が変更するので、常に適
切なテープ支持が行える。
第5発明の構成によると、上記作用に加えて、テ
ープ繰出し装置を位置調節した場合であっても、テープ
支持具はその係合部が前記係止部に係合して、上下位置
が略同一レベルに維持されるのでテープ支持が確実に行
える。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、被包装物の形状が異なる場
合であっても、常に適切な大きさの包装シートによって
包装が行えるものでありながら、包装貼着用の接着テー
プを同一の適切長さで、かつ、適切な箇所に設定繰出し
することができ、しかも、シート供給を円滑に行えると
ともに、包装用テープの貼着作動も円滑に行えるものと
なり、能率よく、仕上がりの良好な包装装置を提供でき
るに至った。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第10図、第11図に例えばレタス等の被包装物(C)を
包装シート(1)で包装するための包装装置を示してい
る。この包装装置は、多数枚の包装シート(1)を積層
収納する収納部(A)、収納部(A)から1枚づつ移送
供給される包装シート(1)により被包装物(C)を包
み込む包装作業部(B)から成り、収納部(A)から包
装シート(1)を1枚づつ移送供給するためのシート供
給装置(2)、供給された包装シート(1)の上方から
載置された被包装物(C)を下方側から抱込み保持する
保持機構(3)、保持された被包装物(C)に対して包
装シート(1)の各端部を折り重ねて包込み案内する包
込み機構(4)、包込み作動後、包装シート(1)を貼
着固定するための接着テープ(5)を繰り出し供給する
ためのテープ繰出し装置(6)及び、前記包込み作動時
に被包装物(C)の浮上がりを阻止するための押え装置
(7)等を備えてある。
前記保持機構(3)は、第4図に示すように、被包装
物(C)を受止め支持する受止め台(8)を備えるとと
もに、上下揺動して被包装物(C)を抱込み保持する左
右一対の保持アーム(9)を備え、この保持アーム
(9),(9)を正逆転自在な電動モータ(10)により
下方に退避する姿勢と上方に揺動する作用姿勢と揺動駆
動するよう構成してある。つまり、電動モータ(10)と
一体回動するアーム(11)により天秤揺動アーム(12)
を介して、支軸(13)に対して上下スライド駆動される
昇降部材(14)を各保持アーム(9),(9)に連動連
結して揺動駆動が行われる。又、電動モータ(10)を包
装シート(1)の一端を押え、張りを与えるための押え
ローラ(15)をリンク機構(16)を介して連動駆動する
よう構成してある。
前記包込み機構(4)、第2図、第3図、第10図に示
すように、保持機構(3)によって保持された被包装物
(C)に包装シート(1)の各端部を折り重ね案内して
保持する4個の包込み具(17a),(17b),(17c),
(17d)を備え、各包込み具は正逆転電動モータ(18
a),(18b),(18c),(18d)によって順次、被包装
物(C)の表面に沿って包装シート(1)を折り返し案
内するよう構成してある。各包込み具は、各電動モータ
によって一定範囲で揺動駆動される駆動アーム(19)の
先端に第1支持アーム(20)を枢支するとともに、第1
支持アーム(20)の一端に第2支持アーム(21)を枢支
し、かつ、第2支持アーム(21)の先端に案内用ローラ
(22)を支承して構成され、前記各支持アーム(20),
(21)は被包装物押え方向に回動付勢してある。又、第
2支持アーム(21)の他端側には、カムローラ(23)を
支承し、このカムローラ(23)が、駆動アーム(19)の
回動に伴ってカム面(24)が案内され、各案内用ローラ
(22)がほぼ被包装物(C)の表面に沿って案内駆動さ
れるよう構成してある。尚、図中(SW)は各電動モータ
のタイミング制御用のリミットスイッチである。
第1番目に作動する包込み具(17a)の案内ローラ(2
2)は左右2分割してあり、それらの間に当該ローラ(2
2)が案内するシート端部側を被包装物(C)側に向け
て折り曲げ案内する送風ノズル(25)を設けてある。こ
の送風ノズル(25)は、第1包込み具(17a)の包込み
作動に伴って送風を行い、第2の包込み具(17b)が途
中位置まで作動した後は送風を停止するようにしてあ
る。
前記押え装置(7)は、下方に向けて弾性付勢された
押えアーム(26)が電動モータ(27)の駆動によって上
下動並びに横移動するよう構成し、上記包込み作動に伴
って被包装物(C)を押え作動するように構成してあ
る。詳述すると、第5図、第6図に示すように、押え装
置(7)は第2包込み具(17b)の後方側に設けられ、
機台から立設した支持フレーム(28)に対して作業部中
心に向かう方向にスライド自在に横移動部(29)を支持
するとともに、この横移動部(29)を対して上下動自在
に縦移動部(30)を支持し、この縦移動部(30)に前記
押えアーム(26)を取付けてある。そして、横移動部
(29)は、電動モータ(27)によって回転駆動される駆
動ピン(31)が上下係合凹部(32)に接当係合して横移
動駆動され縦縦移動部(30)は、前記駆動ピン(31)が
係止部(33)に接当係合して駆動される。前記係合凹部
(32)に連なる案内孔(34)は、縦移動駆動時には横移
動しないよう駆動ピン(31)の回動を許容するものであ
る。このように構成される押え装置(7)は、前記押え
アーム(26)が後方上方の待機位置からの被包装物
(C)の上方まで横移動する第1工程、下方移動して被
包装物(C)を押え作動する第2工程、後方に横移動退
避する第3工程、更に前記待機位置に向けて上方移動す
る第4工程の各工程を順次繰り返し作動する。
次にシート供給装置(2)について説明する。第11図
に示すように、前記収納部(A)及び包装作業部(B)
夫々の左右両側部に亘り、ガイドレール(35),(35)
と無端回動チェーン(36),(36)とを配設するととも
に、両ガイドレール(35),(35)によって案内され、
回動チェーン(36),(36)の駆動によりスライド移動
する吸着移送機構(37)を備えてある。吸着移送機構
(37)は、各回動チェーン(36),(36)に連動移動自
在に連結した一対の支持部材(38),(38)に亘って、
回動チェーン(36)のスプロケット軸芯とほぼ同一レベ
ルの横軸芯(P1)周りで揺動自在なコの字形アーム(3
9)を架設連結し、このアーム(39)の途中位置2個所
に包装シート(1)吸着用の吸着ノズル(40),(40)
を備えてある。前記各回動チューン(36),(36)は正
逆転電動モータ(41)の駆動により、正逆転駆動するよ
う構成し、吸着移送機構(39)の移動量を検出する為の
ポテンショメータ(PM)を備えてある。又、前記アーム
(39)の回動支点部には一体的にスライド移動する正逆
転電動モータ(42)を備え、この電動モータ(42)の駆
動により前記吸着ノズル(40)が上方に退避する位置と
収納される包装シート(1)に吸着作用する位置とに亘
り切換揺動するよう構成してある。
又、収納部(A)には、夫々、大きさの異なる3種類
の包装シート(1)を積層収納する3個の収納具(43)
を、夫々傾斜姿勢で、かつ、前端がほぼ同一高さとなる
よう重ねて配置してある。
第8図に示すように、前記吸着ノズル(40)は、前記
アーム(39)に取付けた支持ブラケット(44)に弾性後
退可能に支持され、吸引用パイプ(45)を介して図示し
ない吸引装置に連通接続される。前記吸着ノズル(40)
は、中軸(46)の外周部に筒部材(47)の取付け、環状
の吸い込み口(48)を形成するとともに、中軸(46)内
に形成した吸い込み経路(l)を介して吸引するよう構
成してある。
又、前記シート収納具(43)の底部の左右両端部には
丸棒(49)を配設して、傾斜姿勢に設けられることに起
因するシートのたるみを防止してある。
前記保持機構(3)の中央上部には、平面視十字形の
受皿(50)を設け、この受皿(50)は、シート供給方向
下手側下方位置の横軸芯(P2)周りで、被包装物(C)
を受止め支持する支持姿勢と、外方上方に向けて揺動す
る放出姿勢とに亘り切換揺動自在に構成してある。つま
り、第7図に示すように、受皿(50)に一体連結したL
字形アーム(51)をフレーム(52)に枢支するととも
に、アーム(51)の途中部と前記押え装置(7)に備え
た駆動アーム(53)とをワイヤ(54)を介して連動連結
してある。前記駆動アーム(53)は、押え装置(7)の
第4工程における駆動ピン(31)の動きにより接当揺動
駆動され、受皿(50)を支持姿勢から放出姿勢に素早く
切換えることで、包装作業の終了した被包装物(C)を
外方に放出するよう構成してある。
次に、テープ繰出し装置(6)の取付け構造について
説明する。テープ繰出し装置(6)は、所定量づつ包装
貼着用の接着テープ(5)を上記したような包装作業毎
に繰出すよう構成してある。そして、第4番目に作動す
る包込み具(17d)の外方側に配設してあり、作業部
(B)の中心部、つまり、被包装物(C)の載置個所に
向かう方向に沿って位置調節自在に取付けてある。詳述
すると、第1図に示すように、固定フレーム(55)に形
成した左右一対のレール部(56),(56)に係合案内さ
れる4個のローラ(57)を取付け、スライド移動自在に
支持するとともに、固定フレーム(55)から連設した係
止具(58)に、移動方向に弾性変形自在な操作レバー
(59)を係合させて位置決めするように構成してある。
前記係止具(58)には3個の係入凹部(60a),(60
b),(60c)を形成し、夫々、繰出しテープ(5)の位
置が3種の大きさの包装シート(1)に対応して切換わ
るよう設定してある。
又、テープ繰出し装置(6)の上記位置調節に伴って
シート供給装置(2)の吸着始端位置を変更調節すると
ともに、左右吸着ノズル(40),(40)の左右間隔を変
更させるよう構成してある。詳述すると、前記係止具
(58)の両端側の係入凹部(60a),(60c)に操作レバ
ー(59)の存在を検出するリミットスイッチ(61a),
(61b)〔検出手段の一例〕を配設し、この各スイッチ
(61a),(61b)の信号に基づいて制御装置(図示せ
ず)がシート供給装置(2)が供給駆動モータ(41)を
制御して、吸着始端位置を変更する。つまり、中心側の
リミットスイッチ(61a)が検出状態であれば、小側シ
ート位置と判断し、反対側のリミットスイッチ(61b)
が検出状態であれば、大側シート位置と判断し、いずれ
も検出しなければ中側シート位置と判断する。
又、第1図に示すように、前記各吸着ノズル(40),
(40)は、支軸(62)に対して横方向にスライド自在に
支持してあり、天秤アーム(63)及び各ロッド(64),
(64)により背反的にスライド連動するよう連係してあ
る。前記天秤アーム(63)はテープ繰出し装置(6)に
ワイヤ(65)を介して連動連結され、テープ繰出し装置
(6)の位置に対応して左右吸着ノズル(40),(40)
がスライド移動するよう構成してある。
テープ繰出し装置(6)のテープ繰出し個所の下方側
に、接着テープ(5)を載置支持するテープ支持具(6
6)を設け、このテープ支持具(66)は、第4番目に作
動する包込み具(17d)に枢支連結した支持アーム(6
7)の先端に、上下揺動自在並びに下方付勢自在に取付
けるとともに、その揺動端部に設けたローラ(68)が、
テープ繰出し装置(6)側の板状ガイド部材(69)下端
のフック部(69a)に係合して位置決めするよう構成し
てある。
前記ローラ(68)は、軸芯方向中央部側ほど小経とな
るよう形成し、ガイド部材(69)との係合によって左右
方向の位置決めも行えるよう構成してある。又、テープ
支持具(66)には、接着テープ(5)と包装シート
(1)とを共に挾持して押圧支持する状態と押圧を解除
する状態とに揺動切換え自在なテープ保持部材(70)
を、支持作用位置にバネ付勢状態並びに前記電動モータ
(10)により駆動解除自在に設けてある。
以上説明したように、前記包装装置は、テープ繰出し
装置(6)を包装シート(1)の大きさに応じて位置調
節自在に設けるので、どの大きさのシートであっても、
テープ繰出し量を常に一定しながらも、適切な状態で供
給することができる。
前記位置調節は、3段階に切換えるものに限らず、2
段以上であれば何段階に変更するものでもよい。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする
為に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る包装装置の実施例を示し、第1図は
テープ繰出し装置配設部の分解斜視図、第2図及び第3
図は包込み機構の側面図、第4図は保持機構の駆動系を
示す側面図、第5図は押え装置の側面図、第6図は押え
装置分解斜視図、第7図は受皿駆動連係構造を示す図、
第8図は吸着ノズルの断面図、第9図はテープ支持具の
斜視図、第10図は全体平面図、第11図は全体側面図であ
る。 (1)……包装シート、(2)……シート供給装置、
(5)……接着テープ、(6)……テープ繰出し装置、
(17a),(17b),(17c),(17d)……包込み具、
(61a),(61b)……検出手段、(66)……テープ支持
具、(67)……支持アーム、(68)……係合部、(69
a)……係止部、(A)……収納部、(B)……作業
部、(C)……被包装物。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート収納部(A)から作業部(B)に向
    けて大きさの異なる複数種の包装シート(1)を択一的
    に吸着して供給するシート供給装置(2)を備えるとと
    もに、供給された前記包装シート(1)の上方から前記
    作業部(B)の中心部に載置される被包装物(C)に対
    して前記包装シート(1)の各側端を包込み案内する複
    数の包込み具(17a),(17b),(17c),(17d)を設
    け、前記包装シート(1)の一側端下面側に包装貼着用
    の接着テープ(5)を繰出すテープ繰出し装置(6)
    を、前記作業部(B)の中心部に向かう方向に沿って位
    置調節自在に備えてある包装装置。
  2. 【請求項2】前記シート収納部(A)において、複数種
    の各包装シート(1)の供給方向に沿って位置をずらし
    て配置収納するとともに、前記テープ繰出し装置(6)
    の調節位置を検出する検出手段(61a),(61b)を備
    え、この検出手段(61a),(61b)の検出結果に基づい
    て、前記シート供給装置(2)の吸着始端位置を変更調
    節する位置調節手段を備えてある請求項1記載の包装装
    置。
  3. 【請求項3】前記テープ繰出し装置(6)の位置調節に
    連動して前記シート供給装置(2)の吸着作用幅を変更
    させるよう連係させてある請求項1、または2に記載の
    包装装置。
  4. 【請求項4】前記テープ繰出し装置(6)から繰出され
    た接着テープ(5)を載置支持するテープ支持具(66)
    を、所定の前記包込み具(17d)に備えるとともに、前
    記テープ繰出し装置(6)の位置調節に連動して前記テ
    ープ支持具(66)の繰出しテープ載置待機位置を変更調
    節自在に構成してある請求項1、ないし3のいずれかに
    記載の包装装置。
  5. 【請求項5】前記テープ支持具(66)を、前記包込み具
    (17a)に揺動自在に取付けた支持アーム(67)の先端
    に、上下揺動自在並びに下方付勢状態で取付けるととも
    に、前記テープ繰出し装置(6)に、前記テープ支持具
    (66)の先端部に設けた係合部(68)が係合して位置決
    めする係止部(69a)を形成してある請求項4に記載の
    包装装置。
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