JP3010024B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP3010024B2
JP3010024B2 JP8321410A JP32141096A JP3010024B2 JP 3010024 B2 JP3010024 B2 JP 3010024B2 JP 8321410 A JP8321410 A JP 8321410A JP 32141096 A JP32141096 A JP 32141096A JP 3010024 B2 JP3010024 B2 JP 3010024B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装作業箇所に位置す
る包装シートに対して、上方側から被包装物が載置供給
された状態において、前記包装シートにて被包装物を包
装する包装手段と、前記包装シートを前記包装作業箇所
に供給する包装シート供給手段と、前記包装手段及び前
記包装シート供給手段の作動を制御する制御手段とを備
えた包装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような包装装置は、例えばレタス
等の球状野菜で代表される被包装物を自動的に包装シー
トで包装することによって、作業効率の改善を図るもの
である。ところで、この種の包装装置において従来で
は、包装作業箇所に包装シートが供給されているか否か
について作業者は目視で確認して、制御手段に対して包
装作動の起動を指令するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、包
装作業箇所に包装シートが供給されているか否かを作業
者が確認しながら起動を指令する機構であるために、例
えば、誤操作等によって、包装作業箇所に包装シートが
供給されていないにもかかわらず、包装手段による包装
作動が誤って実行されるといった不都合が生じるおそれ
があり、改善の余地があった。本発明の目的は、上記従
来欠点を解消して、人為的な操作ミス等により包装手段
が不適切な状態で作動することを回避できるようにした
点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による包装装置の特徴構成は、前記包装作業
箇所に前記包装シートが供給されているか否かを検出す
る包装シート供給検出手段が備えられ、前記制御手段
は、前記包装作動の起動が指令されたときに、前記包装
シート供給検出手段にて、前記包装シートが供給されて
いることが検出されると、前記包装手段による包装作動
を実行させ、前記包装シート供給検出手段にて、前記包
装シートが供給されていないことが検出されると、前記
包装シート供給手段にて前記包装シートを前記包装作業
箇所に供給させて、その供給作動が終了した後に制御作
動を停止するように構成されている点にある。
【0005】
【作用】包装作動の起動が指令されたときに、包装シー
ト供給検出手段にて、包装シートが供給されていること
が検出されると、包装作業箇所に位置する前記包装シー
トに対して、上方側から被包装物が載置供給された状態
において、包装手段による包装作動が実行されることに
なる。そして、包装作動の起動が指令されたときに、
装シート供給検出手段にて包装作業箇所に包装シートが
供給されていないことが検出されると、前記包装シート
供給手段にて前記包装シートを前記包装作業箇所に供給
させて、その供給作動が終了した後に制御作動を停止す
るので、包装作動は実行されないことになる。
【0006】
【発明の効果】その結果、適正に包装シートが供給され
ていれば、起動指令に基づいて自動的に包装作動が実行
されるものでありながら、例えば、包装作業箇所に包装
シートが供給されていないにもかかわらず作業者の人為
操作ミス等により、包装作動の起動が指令されたような
場合であっても、包装手段が誤って包装作動を実行して
しまう等の不利を未然に回避することができ、しかも、
包装作業箇所に包装シートが供給されていない状態で包
装作動の起動が指令された場合には、包装シート供給手
段にて包装シートを包装作業箇所に供給させた後に制御
作動を停止するので、包装作動の起動が指令されること
により、包装シートの供給作動を別途指令することなく
包装シート供給手段による包装シートの供給作動が実行
されるので、包装シートの供給作動を別途指令する構成
に比べて操作性がよいものとなる。このように、使い勝
手のよい包装装置を提供できるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図8及び図9に例えばレタス等の被包装物Cを包
装シート1で包装するための包装装置を示している。こ
の包装装置は、多数枚の包装シート1を積層収納する収
納部A、収納部Aから1枚づつ移送供給するためのシー
ト供給手段としてのシート供給装置2、及び供給された
包装シート1により被包装物Cを包み込む包装手段とし
ての包装作業部Bとから成る。また、包装装置の横側部
に指示手段としてのスタートスイッチS0 が取り着けら
れている。包装作業部Bは供給された包装シート1の上
方から載置された被包装物Cを下方側から抱込み保持す
る保持機構3、保持された被包装物Cに対して包装シー
ト1の各端部を折り重ねて包込み案内する包込み機構
4、包込み作動後、包装シート1を貼着固定するための
接着テープ5を繰り出し供給するためのテープ繰出し装
置6及び、前記包込み作動時に被包装物Cの浮上がりを
阻止するための押え装置7等を備えてある。尚、図8中
3,B4 は耳取り用ノズル、図9中B1 は分離用送風ノ
ズルである。前記保持機構3は、図10乃至図12に示
すように、被包装物Cを受止め支持する受止め台8を備
えるとともに、上下揺動して被包装物Cを抱込み保持す
る左右一対の保持アーム9,9を備え、この保持アーム
9,9は正逆転自在な電動モータM8 により下方に退避
する姿勢と上方に揺動する作用姿勢とに揺動駆動するよ
う構成してある。つまり、電動モータM8 と一体回動す
るアーム11により天秤揺動アーム12を介して、支軸
13に対して上下スライド駆動される昇降部材14を各
保持アーム9,9に連動連結して揺動駆動が行われる。
又、電動モータM8 は包装シート1の一端を押え、張り
を与えるための押えローラ15をリンク機構16を介し
て連動駆動するよう構成してある。また、電動モータM
8 のタイミング制御用のリミットスイッチS12,S13
14 が設けてある。ところで、上位のリミットスイッ
チS12 の検出情報に基づいて包装作業部Bに包装シー
ト1が供給済であるか否か検出するようになっている。
つまり、前記リミットスイッチS12が包装シート供給検
出手段に対応している。前記包込み機構4は、図10及
び図11に示すように、保持機構3によって保持された
被包装物Cに包装シート1の各端部を折り重ね案内して
保持する4個の第1乃至第4包込み具17a,17b,
17c,17dを備え、各包込み具は正逆転電動モータ
1 〜M4 によって順次、被包装物Cの表面に沿って包
装シート1を折り返し案内するよう構成してある。各包
込み具は、各電動モータM1 〜M 4 によって一定範囲で
揺動駆動される駆動アーム19の先端に第1支持アーム
20を枢支するとともに、第1支持アーム20の一端に
第2支持アーム21を枢支し、かつ、第2支持アーム2
1の先端に案内用ローラ22を支承して構成され、前記
各支持アーム20,21は被包装物押え方向に回動付勢
してある。又、第2支持アーム21の他端側には、カム
ローラ23を支承し、このカムローラ23が、駆動アー
ム19の回動に伴ってカム面24に案内され、各案内用
ローラ22がほぼ被包装物Cの表面に沿って案内駆動さ
れるよう構成してある。尚、図中S1〜S9 は各電動モ
ータM1 乃至M4 のタイミング制御用のリミットスイッ
チである。第1番目に作動する第1包込み具17aの案
内ローラ22は左右2分割してあり、それらの間に当該
ローラ22が案内するシート端部側を被包装物C側に向
けて折り曲げ案内する送風ノズルB2 を設けてある。こ
の送風ノズルB2 は、第1包込み具17aの包込み作動
に伴って送風を行い、第2の包込み具17bが途中位置
まで作動した後は送風を停止するようにしてある。前記
押え装置7は、図13乃至図15に示すように、下方に
向けて弾性付勢された押えアーム26が電動モータM5
の駆動によって上下動並びに横移動するよう構成し、上
記包込み作動に伴って被包装物Cを押え作動するよう構
成してある。詳述すると、押え装置7は第2包込み具1
7bの後方側に設けられ、機台から立設した支持フレー
ム28に対して作業部中心に向かう方向にスライド自在
に横移動部29を支持するとともに、この横移動部29
に対して上下動自在に縦移動部30を支持し、この縦移
動部30に前記押えアーム26を取付けてある。そし
て、横移動部29は、電動モータM5 によって回転駆動
される駆動ピン31が上下係合凹部32に接当係合して
横移動駆動され、縦移動部30は、前記駆動ピン31が
係止部33に接当係合して駆動される。前記係合凹部3
2に連なる案内孔34は、縦移動駆動時には横移動しな
いよう駆動ピン31の回動を許容するものである。この
ように構成される押え装置7は、前記押えアーム26が
後方上方の待機位置から被包装物Cの上方まで横移動す
る第1工程、下方移動して被包装物Cを押え作動する第
2工程、後方に横移動退避する第3工程、更に前記待機
位置に向けて上方移動する第4工程の各工程を順次繰り
返し作動する。図中S10,S11は電動モータM5 のタイ
ミング制御用のリミットスイッチである。次にシート供
給装置2について説明する。図8及び図9に示すよう
に、前記収納部A及び包装作業部B夫々の左右両側部に
亘り、ガイドレール35,35と無端回動チェーン3
6,36とを配設するとともに、両ガイドレール35,
35によって案内され、回動チェーン36,36の駆動
によりスライド移動する吸着移送機構37を備えてあ
る。吸着移送機構37は、各回動チェーン36,36に
連動移動自在に連結した一対の支持部材38,38に亘
って、回動チェーン36のスプロケット軸芯とほぼ同一
レベルの横軸芯P1 周りで揺動自在なコの字形アーム3
9を架設連結し、このアーム39の途中位置2箇所に包
装シート1吸着用の吸着ノズル40,40を備えてあ
る。前記各回動チェーン36,36は正逆転電動モータ
6 の駆動により、正逆転駆動するよう構成し、吸着移
送機構39の移動量を検出する為のポテンショメータP
1 を備えてある。又、前記アーム39の回動支点部に
は一体的にスライド移動する正逆転電動モータM7 を備
え、この電動モータM7 の駆動により前記吸着ノズル4
0が上方に退避する位置と収納される包装シート1に吸
着作用する位置とに亘り切換揺動するよう構成してあ
る。図中PM2 は吸着ノズル40の位置検出用ポテンシ
ョメータである。又、収納部Aには、夫々、大きさの異
なる3種類の包装シート1を積層収納する3個の収納具
43を、夫々傾斜姿勢で、かつ、前端がほぼ同一高さと
なるよう重ねて配置してある。前記吸着ノズル40は、
前記アーム39に取付けた支持ブラケット44に弾性後
退可能に支持され、吸引用パイプ45を介して吸引装置
41に連通接続される。前記吸着ノズル40は、図16
に示すように、中軸46の外周部に筒部材47を取付
け、環状の吸い込み口48を形成するとともに、中軸4
6内に形成した吸い込み経路lを介して吸引するよう構
成してある。そして、包装シート1の吸着は、負圧スイ
ッチS15にて検出する。前記保持機構3の中央上部に
は、平面視十字形の受皿50を設け、この受皿50は、
シート供給方向下手側下方位置の横軸芯P2 周りで、被
包装物Cを受止め支持する支持姿勢と、外方上方に向け
て揺動する放出姿勢とに亘り切換揺動自在に構成してあ
る。つまり、図15に示すように、受皿50に一体連結
したL字形アーム51をフレーム52に枢支するととも
に、アーム51の途中部と前記押え装置7に備えた駆動
アーム53とをワイヤ54を介して連動連結してある。
前記駆動アーム53は、押え装置7の第4工程における
駆動ピン31の動きにより接当揺動駆動され、受皿50
を支持姿勢から放出姿勢に素早く切換えることで、包装
作業の終了した被包装物Cを外方に放出するよう構成し
てある。次に、テープ繰出し装置6の取付け構造につい
て説明する。テープ繰出し装置6は、所定量づつ包装貼
着用の接着テープ5を上記したような包装作業毎に繰出
すよう構成してある。そして、第4番目に作動する第4
包込み具17dの外方側に配設してあり、作業部Bの中
心部、つまり、被包装物Cの載置箇所に向かう方向に沿
って位置調節自在に取付けてある。詳述すると、図17
に示すように、固定フレーム55に形成した左右一対の
レール部56,56に係合案内される4個のローラ57
を取付け、スライド移動自在に支持するとともに、固定
フレーム55から連設した係止具58に、移動方向に弾
性変形自在な操作レバー59を係合させて位置決めする
よう構成してある。前記係止具58には3個の係入凹部
60a,60b,60cを形成し、夫々、繰出しテープ
5の位置が3種の大きさの包装シート1に対応して切換
わるよう設定してある。又、テープ繰出し装置6の上記
位置調節に伴ってシート供給装置2の吸着始端位置と吸
着終端位置を変更調節するとともに、左右吸着ノズル4
0,40の左右間隔を変更させるよう構成してある。詳
述すると、前記係止具58の両端側の係入凹部60a,
60cに操作レバー59の存在を検出するリミットスイ
ッチ61a,61bを配設し、この各スイッチ61a,
61bの信号に基づいて後述の制御装置Hがシート供給
装置2の供給駆動モータM6 を制御して、吸着始端位置
と吸着終端位置を変更する。つまり、中心側のリミット
スイッチ61aが検出状態であれば、小側シート位置と
判断し、反対側のリミットスイッチ61bが検出状態で
あれば、大側シート位置と判断し、いずれも検出しなけ
れば中側シート位置と判断する。又、前記各吸着ノズル
40,40は、支軸62に対して横方向にスライド自在
に支持してあり、天秤アーム63及び各ロッド64,6
4により背反的にスライド連動するよう連係してある。
前記天秤アーム63はテープ繰出し装置6にワイヤ65
を介して連動連結され、テープ繰出し装置6の位置に対
応して左右吸着ノズル40,40がスライド移動するよ
う構成してある。テープ繰出し装置6のテープ繰出し箇
所の下方側に、接着テープ5を載置支持するテープ支持
具66を設け、このテープ支持具66は、図18に示す
ように第4包込み具17dに枢支連結した支持アーム6
7の先端に、上下揺動自在並びに下方付勢自在に取付け
るとともに、その揺動端部に設けたローラ68が、テー
プ繰出し装置6側の板状ガイド部材69下端のフック部
69aに係合して位置決めするよう構成してある。前記
ローラ68は、軸芯方向中央部側ほど小径となるよう形
成し、ガイド部材69との係合によって左右方向の位置
決めも行えるよう構成してある。又、テープ支持具66
には、接着テープ5と包装シート1とを共に挾持して押
圧支持する状態と押圧を解除する状態とに揺動切換え自
在なテープ保持部材70を、支持作用位置にバネ付勢状
態並びに前記電動モータM8 により駆動解除自在に設け
てある。以上説明したように、前記包装装置は、テープ
繰出し装置6を包装シート1の大きさに応じて位置調節
自在に設けるので、どの大きさのシートであっても、テ
ープ繰出し量を常に一定にしながらも、適切な状態で供
給することができる。次に、包装作業部B及びシート供
給装置2の作動を制御するための構成について説明す
る。図1に示すように、マイクロコンピュータ利用の制
御装置Hが設けられ、その制御装置Hに各リミットスイ
ッチS1 〜S14,61a,61b、スタートスイッチS
6 、各ポテンショメータPM1 ,PM2 、負圧スイッチ
15が夫々接続されている。そして、制御装置Hは、各
種の入力情報に基づいて、包装作業部B及びシート供給
装置2の作動を制御するようになっている。すなわち、
制御装置Hを利用して制御手段100が構成されてい
る。次に、図2乃至図6のフローチャートに基づいて制
御装置Hの作動について説明する。先ず、包装作業の手
順を図2に基づいて説明する。基本的には、作業者がス
タートスイッチS0 を押操作するごとに包装作業部Bと
シート供給装置2とが夫々ワンサイクルの動作を行い、
その動作終了後再度スタートスイッチS0 が押操作され
るまで待機するようになっている。つまり、受止め台8
上に包装シート1が供給されている状態(以下、給紙状
態という) において、作業者が受止め台8に被包装物を
載置してからスタートスイッチS0 を押操作することに
よって包装作業部Bにおける包装作動が開始される。ま
た、シート供給装置2においてコの字形アーム39に収
納部Aから一枚の包装シート1を保持する作動(以下、
給紙準備作動という) を上記の包装作動中に実行する。
さらにコの字形アーム39に保持した包装シート1を包
装作業部Bの受止め台8上に供給する作動(以下、給紙
作動という) を包装作動終了に伴って実行する。但し、
作業開始時等には、給紙状態となっていないので、直ち
に包装作動を行うことはできない。そこで、上記のよう
な状態でスタートスイッチS0 が押操作された場合に
は、包装作業部Bにおける包装作動は実行されず、シー
ト供給装置2における給紙準備作動と給紙作動を実行し
て給紙状態とする。そして、再度スタートスイッチS0
を押操作することによって包装作動を含む前述の動作が
行われることになる。ここで、給紙状態であるか否かの
判別は、保持機構3の上位リミットスイッチS12の検出
情報に基づいて行う。つまり、前記スイッチS12がOF
Fであるときに給紙状態であると判断する。給紙準備作
動について説明を加えると、図3に示すように、コの字
形アーム39を指定された包装シート1のサイズに対応
した吸着始端位置へ移動する。次に、吸着ノズル40,
40を下降させて、吸引装置41を作動させる。吸着確
認後、吸着ノズル40,40を上昇させると共に、コの
字形アーム39を包装作業部Bから離間する方向に設定
距離移動させる。再度、吸着を確認し、吸着されるまで
上述の動作を繰り返す。吸着確認後、複数の包装シート
1を供給しないように吸着ノズル40,40を上下に揺
動させながら分離用送風ノズルB1 によって送風するこ
とによって包装シート1の分離を図っている。それか
ら、吸着ノズル40,40を上限まで上昇させた状態で
待機する。給紙作動について説明を加えると、図4に示
すように、先ず、接着テープ5を接着面を上向きにして
所定位置に繰出す。次にコの字形アーム39を指定され
た吸着終端位置まで移動させる。そして、吸着ノズル4
0,40を下降させ、吸着を解除する。もって、受止め
台8上に包装シート1を供給するのである。このとき、
接着テープ5が包装シート1の最後に折り返される一側
端1dに貼着させる。また、吸着ノズル40,40を上
昇させると共に、前記一側端1dの対角の一側端1cを
押えローラ15によって固定する。次に、包装作動につ
いて説明する。図5、図6及び図7に示すように、受止
め台8に載置された被包装物Cを保持機構3を作用姿勢
とすることによって固定保持する。次に、第1包込み具
17aを上位リミットスイッチS2 がONするまで上昇
させて、包装シート1の一側端1aを被包装物の上面に
折り返す。また、第1包込み具17aの上昇開始から若
干遅れて第2包込み具17bの作動させて包装シート1
の一側端1bを前記一側端の上に重ね合わせる。第2包
込み具17bの作動は4回に分けて断続的に行われる
が、2回目の上昇に際して第2包込み具17bに前記一
側端1aが巻き付かないように送風ノズルB2 を作動さ
せる。第2包込み具17bの中位リミットスイッチS4
がONすると第3包込み具17cを作動させるのである
が、その作動前に被包装物の外周面に沿って一側端1
a,1bを膨らみなく被せるように、耳取り用ノズルB
3 を作動させてその折り曲げ部位に向けてエアーを吹き
付ける。また、第3包込み具17cが包装シート1の一
側端1cを重ねた後、押えアーム26がその上面を押え
るようになっている。更に、耳取り用ノズルB4 を作動
させてから第4包込み具17dを作動させて、接着テー
プ5を貼着した一側端1dを折り返し、四層に折り重ね
られた包装シート1を糊着する。次に、押えアーム26
を上昇させると共に、保持機構3による被包装物Cの保
持を解除する。そして、被包装物Cを受止め台8から放
出する。
【0008】〔別実施例〕 上記実施例では、保持機構3の上位リミットスイッチS
12を包装シート供給検出手段として用いたが、例え
ば、受止め台8上の包装シート1を光学センサで検出す
るようにしてもよく、包装シート供給検出手段の具体構
成は各種変更できる。
【0009】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御構成のブロック図
【図2】制御作動のフローチャート
【図3】制御作動のフローチャート
【図4】制御作動のフローチャート
【図5】制御作動のフローチャート
【図6】制御作動のフローチャート
【図7】同タイミングチャート
【図8】全体平面図
【図9】同側面図
【図10】包装作業部の側面図
【図11】包装作業部の側面図
【図12】保持機構の側面図
【図13】押え装置の側面図
【図14】同斜視図
【図15】保持機構の要部側面図
【図16】吸着ノズルの側面図
【図17】テープ繰出し装置の斜視図
【図18】同要部斜視図
【符号の説明】
1 包装シート 包装シート供給手段 100 制御手段 B 包装手段 C 被包装物 S12 包装シート供給検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 57/04,25/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装作業箇所に位置する包装シート
    (1)に対して、上方側から被包装物(C)が載置供給
    された状態において、前記包装シート(1)にて被包装
    物(C)を包装する包装手段(B)と、前記包装シート
    (1)を前記包装作業箇所に供給する包装シート供給手
    段(2)と、前記包装手段(B)及び前記包装シート供
    給手段(2)の作動を制御する制御手段(100)とを
    備えた包装装置であって、 前記包装作業箇所に前記包装シート(1)が供給されて
    いるか否かを検出する包装シート供給検出手段(S1
    2)が備えられ、 前記制御手段(100)は、 前記包装作動の起動が指令されたときに、 前記包装シート供給検出手段(S12)にて、前記包装
    シート(1)が供給されていることが検出されると、前
    記包装手段(B)による包装作動を実行させ、 前記包装シート供給検出手段(S12)にて、前記包装
    シート(1)が供給されていないことが検出されると、
    前記包装シート供給手段(2)にて前記包装シート
    (1)を前記包装作業箇所に供給させて、その供給作動
    が終了した後に制御作動を停止するように構成されてい
    る包装装置。
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