JP3394311B2 - 射出成形装置 - Google Patents
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Description
ットランナー型が移動するタイプの射出成形装置に関す
る。
58-52914号公報の第2図に、成形毎に型締ラムによりホ
ットランナー型が昇降する成形機が開示されている。こ
の成形機では、ホットランナー型を昇降させるため、ホ
ットランナー型に常時射出ノズルを接触させておくこと
が出来ない。したがって、昇降移動時にホットランナー
型と干渉を生じない位置まで、射出シリンダを後退移動
させなければならない。
断つことで樹脂漏れが生じるばかりでなく、成形安定性
をも損なってしまう。例えば、射出ノズルがホットラン
ナー型に再度接触した際に、ランナー内にエアが巻き込
まれると、成形不良を生じてしまう。また、大気と接触
した溶融樹脂は、冷却固化されあるいは異物を付着しや
すいので、樹脂流れを阻害し成形特性を低下させてしま
う。いずれの場合も成形の歩留まりが悪化する大きな要
因となっている。
ットランナー型が移動するタイプの成形機でありなが
ら、射出ノズル及びホットランナー型のスプルからの樹
脂漏れを防止でき、成形安定性を向上することができる
射出成形装置を提供することにある。
移動に追従するランナーを確保しながら、その移動に伴
いランナー体積が変動することのない射出成形装置を提
供することにある。
の発明は、射出ノズルに対して、ホットランナー型が相
対移動する射出成形装置において、前記射出ノズルと前
記ホットランナー型との間の樹脂経路途中にて、少なく
とも射出時に該樹脂経路と連通するランナーを形成する
ように配置され、両端が前記樹脂経路の各端部に対して
回動可能に連結され、前記ホットランナー型の相対移動
に追従して回動するリンク機構を構成する中継ランナー
ブロックを設けたことを特徴とする。
型の相対移動に伴い回動変位するリンク機構を構成して
いるので、射出ノズル及びホットランナー型がそれぞれ
該中継ランナーブロックと連結された樹脂経路に常時接
触していても、ホットランナー型の移動を円滑に実現で
きる。また、中継ランナーブロックに形成されたランナ
ーは、少なくとも射出時には、その両側の樹脂経路と連
通するので、射出ノズルからの樹脂をホットランナー型
に供給案内することができる。このリンク機構を構成す
る中継ランナーブロックは、回動により変位してホット
ランナー型の相対移動に追従するので剛体で構成でき、
移動前後でランナーの体積変化を伴うことが無い。
て、前記射出ノズルがノズルタッチされる位置に一端が
配置され、他端が前記中継ブロックのランナーと連通す
るランナーを有する固定ランナーブロックと、一端が前
記ホットランナー型のランナーと連通し、他端が前記中
継ブロックのランナーと連通するランナーを有し、前記
ホットランナー型と一体で移動する可動ランナーブロッ
クと、を有し、前記中継ランナーブロックは、一端が前
記固定ランナーブロックに回転可能に支持された第1の
中継ランナーブロックと、一端が前記可動ランナーブロ
ックに回転可能に支持された第2の中継ランナーブロッ
クと、を有し、前記第1,第2の中継ランナーブロック
の他端同士を回転可能に連結したことを特徴とする。
ナーブロックに常時接触し、ホットランナー型は可動ラ
ンナーブロックに常時接触しながら、この両ブロック間
に配置した第1,第2の中継ランナーブロックがリンク
機構を構成しているので、ホットランナー型の直線移動
を許容できる。
出時には、少なくとも前記固定及び可動ランナーブロッ
クを含むランナーブロックが、前記射出ノズル及びホッ
トランナー型を結ぶ一直線上に密に配置される位置関係
に設定されている。これにより、前記射出ノズルのノズ
ルタッチ圧力を、前記各ランナーブロックが一直線上に
配置されることで圧受することができる。したがって、
固定ランナーブロックを支持する部材の機械的強度を少
なくした設計が可能となる。
いて、前記固定ランナーブロックを、前記射出ノズルと
対向する位置にて前後進が許容される状態で支持する支
持部材と、前記固定ランナーブロックのランナー開口
が、前記射出ノズルと接触する方向に、前記固定ランナ
ーブロックを移動付勢する付勢部材と、を設け、射出ノ
ズルのノズルタッチ圧が解除された後も、前記射出ノズ
ルと前記ランナー開口との接触圧を確保したことを特徴
とする。
れ、あるいは空気の巻き込みを確実に防止するという課
題を解決できる。
施例について図面を参照して具体的に説明する。
ロー成形機における射出成形装置に適用した一実施例を
示す図である。同図は、ブロー成形機における射出成形
ステーションを示している。図1において、機台10上
には射出装置12および型締装置20が設けられてい
る。射出装置12の射出シリンダ14は、油圧シリンダ
18によって機台10上にて進退可能である。射出シリ
ンダ14の前進駆動により、その先端の射出ノズル16
が、後述するランナーブロック60に対して所定圧力に
てノズルタッチ可能となっている。
型締シリンダ22と、このシリンダ22に対して進退駆
動される型締ラム24とを有する。この型締ラム24の
上端にはホットランナー型30が固定され、このホット
ランナー型30の上端には射出キャビティ型40が固定
されている。
設され、各タイバー50の上端には圧受板52が設けら
れている。この圧受板52には、図示しない型締装置に
よって型開および型締駆動される射出コア型54が設け
られてる。圧受板52の下方には、回転盤56が回転可
能に支持されている。この回転盤56は、プリフォーム
のネック部成形用のキャビティ型を構成するネック型5
8を支持している。射出成形ステーションでの射出成形
が終了した後、回転盤56の間欠回転により、プリフォ
ームはネック型58に支持されて次工程に搬送される。
出ノズル16は、ホットランナー型30に直接ノズルタ
ッチするものではなく、両者間にランナーブロック60
を設けている。このランナーブロック60は、図2に示
すように、大別して、射出ノズル16側に設けられた固
定ランナーブロック70とホットランナー型30側に設
けられた可動ブロック80と、このランナーブロック7
0,80間に設けれた中継ランナーブロック90とから
構成されている。
形成されたランナー70aを有する軸部72と、この軸
部72の射出ノズル16側の一端に位置するフランジ部
74とを有する。ランナー70aの上流側の開口70b
は射出ノズル16と連通している。また、ランナー70
aの下流側の開口端70cは、軸部72の周面に臨んだ
下向きの開口とされ、この開口70cの周りに、耐熱性
シール材77及び耐熱性回転軸受78が設けられてい
る。
2に沿った方向に前後進が許容される状態で、支持部材
62により支持されている。さらに、この支持部材62
とフランジ部74との間に、固定ランナーブロック70
を射出ノズル16と接触する方向に移動付勢する付勢部
材、例えば圧縮コイルスプリング64が配置されてい
る。なお、支持部材62は機台10上に支持固定されて
いる。
トランナー型30とともに一体移動するもので、ランナ
ー80aが形成された軸部82の一端にはねじ部84が
形成され、ホットランナー型30とねじ結合されてい
る。この軸部82の他端は、射出成形時には図2示すよ
うに、固定ランナーブロック70の端面と対面してい
る。ランナー80aの下流側の開口80bはホットラン
ナー型30内のランナーと連通している。また、ランナ
ー80aの上流側の開口端80cは、軸部82の周面に
臨んだ下向きの開口とされ、この開口80cの周りに、
耐熱性シール材87及び耐熱性回転軸受88が設けられ
ている。なお、図2中の部材76、86は、回転軸受7
8、88の固定用ナットである。
0間を中継する中継ランナーブロック90は、第1およ
び第2の中継ランナーブロック92,94から構成され
る。この各中継ブロック92,94は固定および可動ラ
ンナーブロック70,80の境界線を境にほぼ線対称の
形状を有している。すなわち、各中継ランナーブロック
92,94は、その上端がランナーブロック70,80
の回転軸受78,88に回転自在に支持されている。さ
らに、各中継ランナーブロック92,94の下端は屈曲
されて対面し、その対面位置にて、回転軸受96により
回転自在に連結されている。なお、この回転軸受96
は、他の回転軸受78、88と同様に耐熱性ベアリング
にて構成することが望ましい。また、第1,第2の中継
ランナーブロック92,94にはそれぞれランナー92
a,94aが形成されている。各ランナー92a、94
aの上端開口92b、94bは、固定および可動ランナ
ーブロック70,80に形成したランナー70a,80
aの開口70c,80cと連通している。各ランナー9
2a、94aの下端開口92c、94cは、相対面する
ことで常時連通している。なお、下端開口92c、94
cの樹脂シールは、図2に示すように、軸部及び凹部の
嵌合により行われている。
ロック70,80,90には、ランナー内に残留する樹
脂の溶融状態を維持するための温調手段が配置されてい
る。この温調手段としては、ランナー形成方向に沿って
設けられた棒状ヒーター、一端に熱源を有するヒートパ
イプ、あるいはランナーブロック周囲に巻回されるバン
ドヒータ等にて構成することができる。
明する。
とき、射出ノズル16およびホットランナー30の間に
て、固定および可動ランナーブロック70,80が一直
線上に配列される。その後、図1に示す油圧シリンダ1
8の駆動により、射出シリンダ14が前進駆動され、射
出ノズル16が固定ランナーブロック70のフランジ部
74と所定のノズルタッチ圧力をもって当接する。これ
により、射出ノズル16を介して所定の射出圧力にて樹
脂が充填されたとしても、射出ノズル16およびフラン
ジ74間での樹脂漏れを防止することができる。また、
射出時に固定および可動ランナーブロック70,80を
一直線上に配列すると、ノズルタッチ圧力の作用により
圧受板76、86が密接する。この結果、一直線上にて
密に配列された固定および可動ランナーブロック70,
80およびホットランナー型30にて、ノズルタッチ圧
力を受け止めることができる。したがって、支持部材6
2に過度の機械的強度をもたせる必要がなくなる。
ランナーブロック70,80,90のランナーを経由し
て、ホットランナー型30のランナー32に導入され、
さらにホットランナーノズル34を介して、射出キャビ
ティ型40,射出コア型54およびネック型58の型締
により規定されたキャビティ内に充填されることにな
る。
後も、射出装置12によって所定のノズルタッチ圧力お
よび樹脂充填圧が作用し続けられる。これにより、キャ
ビティ内にて樹脂が冷却固化するに充分な期間にわたっ
て補圧が作用することになる。キャビティ内にて樹脂が
十分冷却された後、射出スクリュウが回転後退駆動され
ることで計量動作が開始される。これに続いて、図1に
示す油圧シリンダ18が駆動され、射出シリンダ14を
後退移動することでノズルタッチ圧力を解除する。これ
により、射出装置12側では次のショットのための計量
動作が開始される一方で、型締装置20において射出キ
ャビティ型40の型開き動作が開始されることになる。
が解除されると、射出ノズル16が固定ランナーブロッ
ク70のフランジ部74より図2の左方向に遠ざかるよ
うに、わずかな距離だけ後退移動される。しかし、固定
ランナーブロック70のフランジ部74は、支持部材6
2との間に配置されたスプリング64により、図2の左
方向に常時移動付勢されているため、射出ノズル16の
後退移動にかかわらず、このノズル16とフランジ部7
4との接触状態を確保することができる。したがって、
ノズルタッチ圧力を解除した後も、射出ノズル16とフ
ランジ部74との間からの樹脂漏れを防止できる。
うことで、固定および可動ランナーブロック70,80
の対向面に配置された各圧受部76,86間に若干の隙
間が形成されることになる。
型締ラム24を下降駆動させる。この動作により型締ラ
ム24と一体的に、ホットランナー型30および射出キ
ャビティ型40が垂直に下降駆動されることになる。こ
のとき、可動ランナーブロック80はホットランナー型
30にねじ結合されているため、上記の型開き駆動によ
り固定ランナーブロック70と可動ランナーブロック8
0との相対位置関係にずれが生ずることになる。本実施
例ではこのような相対的位置関係にずれが生じた場合に
あっても、射出ノズル16およびホットランナー型30
間を結ぶランナーの体積変化を伴うことなく、各ランナ
ーの接続関係を維持することができる機構を採用してい
る。すなわち、第1,第2の中継ランナーブロック9
2,94はリンク機構を構成するものであり、各ブロッ
クの両端は回転自在な連結構造となっている。したがっ
て、固定および可動ランナーブロック70,80の位置
関係が高さ方向にずれたとしても、このリンク機構を構
成する第1,第2の中継ランナーブロック92,94の
回動により両者の連結関係を維持することができる。
ホットランナー型30の型開き駆動が終了した状態を示
している。各図に示すように、第1の中継ランナーブロ
ック92は、固定ランナーブロック70に対して回転す
るとともに、第2の中継ランナーブロック94は可動ラ
ンナーブロック80に対して回転変位している。第1,
第2の中継ランナー92、94同士も回転変位してい
る。なお、この実施例においては、図4のように各ラン
ナーブロックを配置することで、固定ランナーブロック
70と第1の中継ランナーブロック92のランナー開口
70c、92b同士の位置関係にずれが生ずる。同様
に、可動ランナーブロック80と第2の中継ランナーブ
ロック94のランナー開口80c、94b同士の位置関
係にもずれが生ずる。しかしながら、各ブロックのラン
ナーの体積が変化するわけではないので、空気の巻き込
み等の弊害を防止できる。また、各ランナーブロック7
0,80および90には、樹脂の溶融状態を維持するこ
とができる温調手段が形成されているので、ランナー途
中での樹脂詰まりなどの弊害をも防止することができ
る。
キャビティ型40が型開き位置に到達した際には、第
1,第2の中継ランナーブロック92,94を、図4に
示すように互いに交差角をもって停止するように設定す
るのがよい。もし、第1,第2の中継ランナーブロック
92,94が鉛直方向で一直線上に配置された場合に
は、その後ホットランナー型30を上昇移動する際に、
第1,第2の中継ランナーブロック92,94に回転モ
ーメントを生ずる力が作用しなくなり、両ブロック9
2,94に過大な負荷が作用して破損するおそれがある
からである。また、仮に第1,第2の中継ランナーブロ
ック92,94に回転モーメントが生じたとしても、両
ブロックの連結点が、図4に示すように中心線に対して
右側に位置する場合に限らず、左側に位置する移動形態
が生じてしまい、安定な型締動作を実現できなくなるか
らである。
を直接ホットランナー型30にノズルタッチさせるもの
と比較すれば、樹脂経路の全長は長くなる。しかしなが
ら、この延長された樹脂経路は型開きストロークに基づ
いて決定され、例えば本実施例のように比較的全長の長
いプリフォームを射出成形する場合にあっても、型開き
ストロークは最大250mm程度で足りる。したがっ
て、この程度の型開きストロークを実現するためのラン
ナーブロックによる樹脂経路の延長長さは、成形品の品
質を劣化させることはない。
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。例えば、上述した実施例においては、固定
および可動ランナーブロック70,80のランナー開口
70c、80cが、軸部72,82の周面に形成されて
いたので、第1,第2の中継ランナーブロック92,9
4の回転変位にともない、ランナーの開口70c及び9
2b同士、または80c及び94b同士を常時連通させ
ることができなかった。
とで解決できる。同図において、第1,第2の中継ラン
ナーブロック100,102のランナー100a、10
2aの下端開口100c、102cは、図2に示す実施
例と同様に軸部の相対向する端面に形成されて常時連通
している。同様にして、第1,第2の中継ランナーブロ
ック100,102の上端開口100b、102bも、
固定ランナーブロック120,可動ランナーブロック1
22の端面に形成されたランナー開口120a、122
aと常時面対向している。したがって、図5に示す射出
時だけでなく、ホットランナー型30などの型開き時に
おいても、射出ノズル16からホットランナー型30に
至る樹脂経路は常時連通状態として確保できる。また、
回転継手104,106は、対面しているランナー開口
の周囲を覆う位置に形成すればよい。また、図5に示す
実施例の場合には、第1,第2の中継ランナーブロック
100,102の対向端面を近接配置させている。こう
すると、図5に示す射出成形時には、固定および可動ラ
ンナーブロック120,122の間に、第1,第2の中
継ランナーブロック100,102の一部が配置され
て、各ブロックが一直線上に密に配列された状態とな
り、図2に示す実施例と同様にしてノズルタッチ圧力を
受け止めることができる。
12の射出シリンダ14が延びる方向と相直交する方向
に型開き駆動されるのが通常であるから、このホットラ
ンナー型30の直角方向の移動を許容するためには、中
継ランナーブロック90を少なくとも2本設ければよ
い。なお、本発明は必ずしもブロー成形機における射出
成形ステーションの型締装置に適用されるものではな
く、他の種々の射出成形装置にも同様にして適用するこ
とができる。型締装置によっては、図2および図5の実
施例とは異なり、ホットランナー型30を水平方向に移
動するものも考えられ、このタイプの型締装置にも本発
明を同様に適用できる。また、本発明は必ずしもホット
ランナー型30を移動するものに限らず、射出装置が移
動するものにも同様に適用できる。
出ノズルに対してホットランナー型が移動するタイプの
成形機であっても、射出ノズルを常時ランナーブロック
の開口に接触させることができるので、樹脂漏れが生ず
ることなく、空気の巻き込みもないので安定した成形を
行うことができる。また、射出ノズル、ホットランナー
型間を連結するランナーブロックの各ランナーの体積変
化が生ずることがないので、このことからもランナー内
にエアを巻き込むことがなくなり、これによっても成形
が安定する。さらに、従来のように、射出装置の射出ノ
ズルの接触およびその解除を行う場合とを比較すれば、
射出シリンダの後退移動分の時間を省略することができ
るので、成形サイクルを短縮することもできる。
略説明図である。
ー型間のランナーブロックを示す断面図である。
ランナーブロックの断面図である。
の、第1,第2の中継ランナーブロックの位置関係を示
す概略説明図である。
とすることができる変形例を説明するための概略説明図
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 射出ノズルに対して、ホットランナー型
が相対移動する射出成形装置において、 前記射出ノズルと前記ホットランナー型との間の樹脂経
路途中にて、少なくとも射出時に該樹脂経路と連通する
ランナーを形成するように配置され、両端が前記樹脂経
路の各端部に対して回動可能に連結され、前記ホットラ
ンナー型の相対移動に追従して回動するリンク機構を構
成する中継ランナーブロックを設けたことを特徴とする
射出成形装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記射出ノズルがノズルタッチされる位置に一端が配置
され、他端が前記中継ブロックのランナーと連通するラ
ンナーを有する固定ランナーブロックと、 一端が前記ホットランナー型のランナーと連通し、他端
が前記中継ブロックのランナーと連通するランナーを有
し、前記ホットランナー型と一体で移動する可動ランナ
ーブロックと、 を有し、 前記中継ランナーブロックは、 一端が前記固定ランナーブロックに回転可能に支持され
た第1の中継ランナーブロックと、 一端が前記可動ランナーブロックに回転可能に支持され
た第2の中継ランナーブロックと、 を有し、前記第1,第2の中継ランナーブロックの他端
同士を回転可能に連結したことを特徴とする射出成形装
置。 - 【請求項3】 請求項2において、 射出時には、少なくとも前記固定及び可動ランナーブロ
ックを含むランナーブロックが、前記射出ノズル及びホ
ットランナー型を結ぶ一直線上に密に配置される位置関
係に設定され、前記射出ノズルのノズルタッチ圧力を、
前記各ランナーブロックが一直線上に配置されることで
圧受することを特徴とする射出成形装置。 - 【請求項4】 請求項2または3において、 前記固定ランナーブロックを、前記射出ノズルに向かう
方向への前後進が許容される状態で支持する支持部材
と、 前記固定ランナーブロックのランナー開口が、前記射出
ノズルと接触する方向に、前記固定ランナーブロックを
移動付勢する付勢部材と、 を設け、射出ノズルのノズルタッチ圧が解除された後
も、前記射出ノズルと前記ランナー開口との接触圧を確
保したことを特徴とする射出成形装置。
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