JP2009279892A - モールド成形用金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ロータリー式射出成形用のモールド成形用金型のホットランナー部内の圧力上昇を抑え、溶融プラスチック材の漏出などを防止する。
【解決手段】
ホットランナー部に連通した減圧用空間部と該減圧用空間部内に移動可能に設けられたピンと該ピンに連結されたエアシリンダーとを有し該減圧用空間部またはホットランナー部内の圧力に対応して該エアシリンダーにより該ピンを移動させる減圧手段を備え、溶融プラスチック材がホットランナー部及び成形体用空間部に充填された状態でホットランナー部の圧力が増大するとき、上記減圧手段の減圧用空間部内で上記ピンを後退移動させて該減圧用空間部の該ホットランナー部に連続した部分の容積を増大させる構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、溶融された成形用のプラスチック材をロータリー式射出成形によりモールド成形体として成形する技術に係り、特に、ホットランナー部を備えたモールド成形用金型の構成に関する。
従来のロータリー式射出成形においては、金型の上型は成形機のダイプレートに固定された構成とされる。このため、金型のプラスチック材注入口は常に、ダイプレート側のノズルと密着された状態で成形作業が行われている。
近年、これを改善して、単位時間内に成形可能な成形体数をさらに増大させるためのハイサイクル成形技術の検討が行われている。
図4及び図5は、本願発明の出願人がこれまでに検討を行ってきたハイサイクル成形技術としての新たなロータリー式射出成形で用いられるモールド成形用金型100'の構成例を示す図である。
モールド成形用金型100'において、加熱により溶融された成形用のプラスチック材は、外部のダイプレート300'に取付けられたノズル200'から供給される。該プラスチック材が供給されるとき、ノズル200'は、図5に示すように、モールド成形用金型100'の注入口形成部材50'に形成された注入口60'に密着された状態となる。プラスチック材が供給されるとき、エアシリンダー15a'によって、モールド成形用金型100'のスプルーブシュ11'のホットランナー部21'内に設けられた注入口閉鎖用ピン16'が下方(−Z軸方向)に移動され、注入口60'が開口状態とされ、ノズル200'が下方(−Z軸方向)に移動変位し、該注入口60'内に該ノズル200'の先端部が進入する。該状態で、ノズル200'の先端部からホットランナー部21'内に溶融プラスチック材が噴出されて供給される。該供給された溶融プラスチック材は、マニホールド12'内のホットランナー部22'により複数方向に分岐して導かれ、複数のバルブ本体13'に分割供給される。複数のバルブ本体13a'、13b'に供給された溶融プラスチック材はそれぞれ、ホットランナー部23a'、23b'により、成形体用空間部10a'、10b'に導かれる。1'は固定側取付板、2'は固定側型板、3'は可動側型板、4'はスペーサブロック、5'は可動側取付板、6'、7'はエジェクタプレート、8'はキャビネット、9'はコア部材、14a'、14b'はバルブピン、15a'、15b'、15c'はエアシリンダー、17a'、17b'は溶融プラスチック材の成形体用空間部10a'、10b'への供給口、18'はエジェクタピン、19'はエジェクタストロークである。
上記構成のモールド成形用金型100'においては、溶融プラスチック材が成形体用空間部10a'、10b'に充填された後は、注入口60'からノズル200'が離間される。該離間された該ノズル200'は、該モールド成形用金型100'とは別の、次に成形を行う新たなモールド成形用金型の注入口位置に相対移動し、該注入口に密着されることになる。このとき、モールド成形用金型100'においては、エアシリンダー15a'によって注入口閉鎖用ピン16'が駆動されて移動しその先端部によって注入口60'が閉鎖され、エアシリンダー15b'によってバルブピン14a'が駆動されて供給口17a'が閉鎖され、エアシリンダー15c'によってバルブピン14b'が駆動されて供給口17b'が閉鎖されるため、ホットランナー部21'、22'、23a'、23b'は、高温の溶融プラスチック材が充填されたまま密閉状態となり、ノズル200'からの射出時の残留圧力や、溶融プラスチック材からの揮発性ガスの発生などによって、該ホットランナー部21'、22'、23a'、23b'内の圧力が上昇する。この圧力上昇は、例えば、マニホールド12'に対し注入口閉鎖用ピン16'が摺動する部分の隙間(0.01×10−3m程度)から溶融プラスチック材を漏出させたり、成形体用空間部10a'、10b'の溶融プラスチック材の圧力を増大させたりする。上記隙間からの溶融プラスチック材の漏出は、該隙間部での溶融プラスチック材の蓄積や硬化を引き起こして、該注入口閉鎖用ピン16'の摺動動作の妨げとなり、また、成形体用空間部10a'、10b'における溶融プラスチック材の圧力増大は、該成形体用空間部10a'、10b'で成形される成形体の変形や品質低下などの原因となる。このため、定期的な清掃やメンテナンスが必要となる。
本発明の課題点は、上記図4及び図5で説明したロータリー式射出成形用のモールド成形用金型において、注入口や供給口が閉鎖されたときのホットランナー部内の圧力上昇を抑え、溶融プラスチック材の漏出などを防止することである。
本発明の目的は、上記課題点を解決し、信頼性が高く、精度の確保されたハイサイクルのロータリー式射出成形を可能にするモールド成形用金型を提供することにある。
上記課題点を解決するために、本発明では、ロータリー式射出成形に用いるモールド成形用金型を、ホットランナー部に連通した減圧用空間部と該減圧用空間部内に移動可能に設けられたピンと該ピンに連結されたエアシリンダーとを有し該減圧用空間部またはホットランナー部内の圧力に対応して該エアシリンダーにより該ピンを移動させる減圧手段を備え、溶融プラスチック材がホットランナー部及び成形体用空間部に充填された状態でホットランナー部の圧力が増大するとき、上記減圧手段の減圧用空間部内で上記ピンを後退移動させて該減圧用空間部の該ホットランナー部に連続した部分の容積を増大させる構成とする。
本発明によれば、ロータリー式射出成形用のモールド成形用金型において、注入口や供給口が閉鎖されたときのホットランナー部内の圧力上昇を抑えることが可能となる。この結果、信頼性が高く、精度の確保されたハイサイクルのロータリー式射出成形が可能になる。
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図3は、本発明の実施例の説明図である。図1は、本発明の実施例としてのロータリー式射出成形用のモールド成形用金型装置の構成例図、図2は、図1のモールド成形用金型における減圧手段の構成図であって非減圧動作時の状態を示す図、図3は、図1のモールド成形用金型における減圧手段の構成図であって、減圧動作時の状態を示す図である。
図1において、100はモールド成形用金型、200は、モールド成形用金型100に溶融プラスチック材を噴出させた状態で供給するノズル、300は、ノズル200が取付けられたダイプレートである。
モールド成形用金型100内において、1は固定側取付板、2は固定側型板、3は可動側型板、8は、固定側型板2内に設けられたキャビネット、9は、可動側型板3内に設けられたコア部材、10a、10bは、コア部材9とキャビネット8の対向面間に成形体の外形に対応して形成された凹状の成形体用空間部、18a、18bは、成形後、成形体を成形体用空間部10a、10bから排出するためのエジェクタピン、6、7は、エジェクタピン18a、18bを支持するエジェクタプレート、5は、エジェクタプレート6、7が取付けられる可動側取付板、4は、可動側型板3と可動側取付板5との間に設けられるスペーサブロック、60は、溶融プラスチック材がノズル200から供給される注入口、50は、注入口60が形成された注入口形成部材である。溶融プラスチック材がノズル200から供給されるとき、注入口60はノズル200に密着した状態とされる。11は、注入口60から供給された高温の溶融プラスチック材を金型内に導くスプルーブシュ、21は、スプルーブシュ11内に設けられ、注入口60に直結し−Z軸方向に溶融プラスチック材を流動させる流動路を形成するホットランナー部(第1のホットランナー部)、12は、プラスチック材を適温の溶融状態に保つマニホールド、22は、マニホールド12内に設けられ、上記ホットランナー部21(第1のホットランナー部)に接続され該ホットランナー部21から溶融プラスチック材を、成形体用空間部10a、10bに対応した複数の方向(±Y軸方向)に分岐させて導く流動路を形成するホットランナー部(第2のホットランナー部)、13a、13bはバルブ本体、23aは、バルブ本体13a内に設けられ、上記ホットランナー部22(第2のホットランナー部)に接続され該ホットランナー部22から溶融プラスチック材を、成形体用空間部10aに導く流動路を形成するホットランナー部(第3のホットランナー部)、23bは、バルブ本体13b内に設けられ、上記ホットランナー部22(第2のホットランナー部)に接続され該ホットランナー部22から溶融プラスチック材を、成形体用空間部10bに導く流動路を形成するホットランナー部(第3のホットランナー部)、17aは、上記ホットランナー部23a(第3のホットランナー部)から溶融プラスチック材を、成形体用空間部10aに供給する供給口、17bは、上記ホットランナー部23b(第3のホットランナー部)から溶融プラスチック材を、成形体用空間部10bに供給する供給口、16は、上記ホットランナー部21(第1のホットランナー部)内に設けられた注入口閉鎖用ピン、15aは、該注入口閉鎖用ピン16を駆動し、±Z軸方向に移動変位させるエアシリンダー、14aは、上記ホットランナー部23a(第3のホットランナー部)内に設けられたバルブピン、15bは、該バルブピン14aを駆動し、±Z軸方向に移動変位させるエアシリンダー、14bは、上記ホットランナー部23b(第3のホットランナー部)内に設けられたバルブピン、15cは、該バルブピン14bを駆動し、±Z軸方向に移動変位させるエアシリンダーである。注入口閉鎖用ピン16は、エアシリンダー15aによりZ軸方向に移動した状態でその先端部が注入口60を塞ぎ(閉鎖し)、バルブピン14aは、エアシリンダー15bにより−Z軸方向に移動した状態でその先端部が供給口17aを塞ぎ(閉鎖し)、バルブピン14bは、エアシリンダー15cにより−Z軸方向に移動した状態でその先端部が供給口17bを塞ぐ(閉鎖する)。さらに、500は、ホットランナー部21、22、23a、23b内の圧力の増大を抑えるための減圧手段、20は、該減圧手段500の一部を構成する減圧用ピンである。
プラスチック材が供給されるとき、エアシリンダー15aによって、ホットランナー部21内の注入口閉鎖用ピン16が下方(−Z軸方向)に移動され、注入口60が開口状態とされるとともに、ノズル200がダイプレート300の移動によって下方(−Z軸方向)に移動変位し、該ノズル200の先端部が該注入口60内に進入する。該状態で、ノズル200の先端部からホットランナー部21内に溶融プラスチック材が噴出されて供給される。このとき、バルブピン14aは、エアシリンダー15bによりZ軸方向に移動した状態にあるため、供給口17aは開いた状態にあり、同様に、バルブピン14bも、エアシリンダー15cによりZ軸方向に移動した状態にあるため、供給口17bも開いた状態にある。該供給された溶融プラスチック材は、マニホールド12内のホットランナー部22により±Y軸方向に分岐して導かれ、バルブ本体13a、13b側に分割して供給される。バルブ本体13a、13bに供給された溶融プラスチック材はそれぞれ、ホットランナー部23a、23bにより、成形体用空間部10a、10bに導かれる。溶融プラスチック材が成形体用空間部10a、10bに十分に充填されるときには、ホットランナー部21、22、23a、23bにも溶融プラスチック材が充填された状態となる。この状態で、ノズル200は、次に成形が行われるモールド成形用金型側の位置に移動すべく、注入口60から上方(Z軸方向)に移動する。このとき、ホットランナー部21内の注入口閉鎖用ピン16も上方(Z軸方向)に、エアシリンダー15aによって移動され、その先端部が注入口60を塞ぐ(閉鎖する)。また、バルブピン14aは、エアシリンダー15bにより−Z軸方向に移動してその先端部が供給口17aを塞ぎ、バルブピン14bも、エアシリンダー15cにより−Z軸方向に移動してその先端部が供給口17bを塞ぐ。このとき、減圧手段500は、その減圧用ピン20を移動変位させ、ホットランナー部23aに連続(連通)した空間部を形成し、該空間部により、ノズル200からの射出時の残留圧力や、溶融プラスチック材からの揮発性ガスの発生などに起因したホットランナー部23a、21、22、23b内の圧力増大を抑える。ホットランナー部内の圧力の増大が抑えられることで、マニホールド12に対し注入口閉鎖用ピン16が摺動する部分の隙間からの溶融プラスチック材の漏出や、成形体用空間部10a、10b内の溶融プラスチック材の圧力増大などが抑えられ、注入口閉鎖用ピン16の円滑な摺動動作や、変形や品質低下のない成形体の成形などが可能となる。成形体用空間部10a、10b内の溶融プラスチック材が冷却され、固化した後、プラスチック材は、成形体としてモールド成形用金型100から取り出される。
以下、説明中で用いる図1の構成における各構成要素には、図1の場合と同じ符号を付して用いる。
図2は、図1のモールド成形用金型100における減圧手段500の構成図であって非減圧動作時の状態すなわちノズル200が注入口60に対し先端が進入した状態で密着され、供給口17a、17bも開いているときの状態を示す図、図3は、同減圧手段500の構成図であって、減圧動作時の状態すなわちノズル200が注入口60から離間して注入口60が注入口閉鎖用ピン16の先端によって塞がれ、供給口17a、17bもそれぞれ、バルブピン14a、14bによって塞がれているときの状態を示す図である。図2、図3それぞれにおいて、(a)は減圧手段500を−Y軸方向から見たときの構成図、(b)はZ軸方向から見たときの構成図である。図2、図3のそれぞれにおいて、30は、ホットランナー部23aに連通(連続)した減圧用空間部、20tは、減圧用ピン20の先端面、15dは、減圧用ピン20を駆動し、±X軸方向に移動させるエアシリンダーである。減圧用ピン20は、減圧用空間部30内に、摺動可能なすきまばめの状態で設けられ、先端面20tのX軸方向位置によって該先端面20tのX軸方向前方に形成される空間部の大きさが決まるようになっている。図2のように、減圧手段500が非減圧動作状態にあるときは、減圧用ピン20の先端面20tのX軸方向位置が減圧用空間部30のX軸方向端部にあり、該先端面20tの前方(X軸方向)には空間部は形成されず、ホットランナー部21、22、23b、23aに対する減圧手段500の減圧作用はない。一方、図3のように、減圧手段500が減圧動作状態にあるときは、減圧用ピン20の先端面20tのX軸方向位置が減圧用空間部30のX軸方向端部よりも手前にあり、該先端面20tのX軸方向前方には空間部が形成され、減圧手段500は該空間部によりホットランナー部21、22、23b、23a内の、ノズル200からの射出時の残留圧力や、溶融プラスチック材からの揮発性ガスの発生などに起因した圧力増大を抑える。
上記本発明の実施例によれば、ロータリー式射出成形用のモールド成形用金型100において、注入口60や供給口17a、17bが閉鎖されたときのホットランナー部内21、22、23b、23aの圧力上昇を抑えることができ、この結果、マニホールド12に対し注入口閉鎖用ピン16が摺動する部分の隙間からの溶融プラスチック材の漏出や、成形体用空間部10a、10b内の溶融プラスチック材の圧力増大などが抑えられ、信頼性が高く、精度の確保されたハイサイクルのロータリー式射出成形が可能になる。
本発明の実施例としてのモールド成形用金型の構成例図である。 図1のモールド成形用金型における減圧手段の構成図であって非減圧動作時の状態を示す図である。 図1のモールド成形用金型における減圧手段の構成図であって減圧動作時の状態を示す図である。 本発明の課題点を説明するためのモールド成形用金型の構成例図である。 図4のモールド成形用金型における注入口の説明図である。
符号の説明
100、100'…モールド成形用金型、
200、200'…ノズル、
300、300'…ダイプレート、
1、1'…固定側取付板、
2、2'…固定側型板、
3、3'…可動側型板、
4、4'…スペーサブロック、
5、5'…可動側取付板、
6、7、6'、7'…エジェクタプレート、
8、8'…キャビネット、
9、9'…コア部材、
10a、10b、10a'、10b'…成形体用空間部、
11、11'…スプルーブシュ、
12、12'…マニホールド、
13a、13b、13a'、13b'…バルブ本体、
14a、14b、14a'、14b'…バルブピン、
15a、15b、15c、15d、15a'、15b'、15c'…エアシリンダー、
16、16'…注入口閉鎖用ピン、
17a、17b、17a'、17b'…供給口、
18a、18b、18a'、18b'…エジェクタピン、
19、19'…エジェクタストローク、
20…減圧用ピン、
21、22、23a、23b、21'、22'、23a'、23b'…ホットランナー部、
30…減圧用空間部、
50、50'…注入口形成部材、
60、60'…注入口、
500…減圧手段。

Claims (3)

  1. 外部のノズルから溶融したプラスチック材を供給され、ロータリー式射出成形により成形体を成形するためのモールド成形用金型であって、
    上記ノズルに密着した状態で上記溶融プラスチック材が注入される注入口と、上記成形体の外形に対応した成形体用空間部と、該成形体用空間部を上記注入口に連通させ上記溶融プラスチック材を該成形体用空間部に導くホットランナー部とを有する金型部材と、
    上記ホットランナー部に連通した減圧用空間部と、該減圧用空間部内に移動可能に設けられた減圧用ピンと、該減圧用ピンに連結されたエアシリンダーとを有し、該減圧用空間部または上記ホットランナー部内の圧力に対応して該エアシリンダーにより該減圧用ピンを移動させる減圧手段と、
    を備え、
    上記溶融プラスチック材が上記ホットランナー部及び上記成形体用空間部に充填された状態で上記注入口が閉鎖され該ホットランナー部の圧力が増大するとき、上記減圧手段の減圧用空間部内で、上記減圧用ピンを後退移動させて該減圧用空間部の該ホットランナー部に連続した部分の容積を増大させ、該ホットランナー部の圧力の増大を抑える構成としたことを特徴とするモールド成形用金型。
  2. 上記減圧手段は、上記金型部材の上記注入口が上記ノズルから離間して閉鎖された状態で、上記ピンを後退移動させる構成である請求項1に記載のモールド成形用金型。
  3. 上記ホットランナー部は、上記注入口に直結された第1のホットランナー部と、該第1のホットランナー部に接続され該第1のホットランナー部から溶融プラスチック材を複数方向に分岐させて導く第2のホットランナー部と、該第2のホットランナー部に接続され該第2のホットランナー部から溶融プラスチック材を上記成形体用空間部に導く第3のホットランナー部とを有し、
    上記減圧手段は、上記第3のホットランナー部の側面部に設けられた構成である請求項1または請求項2に記載のモールド成形用金型。
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