JP3393854B2 - モータ作動式に作動可能な風防を備えた秤 - Google Patents

モータ作動式に作動可能な風防を備えた秤

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JP3393854B2 JP2000308120A JP2000308120A JP3393854B2 JP 3393854 B2 JP3393854 B2 JP 3393854B2 JP 2000308120 A JP2000308120 A JP 2000308120A JP 2000308120 A JP2000308120 A JP 2000308120A JP 3393854 B2 JP3393854 B2 JP 3393854B2
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ラウプシュタイン ミヒャエル
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、秤皿と、該秤皿を
取り囲む風防と、表示・操作ユニットとを有する秤であ
って、前記風防が少なくとも2つの可動の壁部材を有し
ていて、該壁部材が手動またはモータ作動式に開閉可能
になっており、前記表示・操作ユニットが風防の前に配
置されていて、前記表示・操作ユニットが、風防の前記
壁部材をモータ作動式に作動させるための少なくとも2
つの操作キーを有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の秤はドイツ連邦共和国
特許第3919870号明細書に基づき公知である。
【0003】この装置では、風防の壁部材をモータ作動
式に作動させるための操作キーは表示・操作ユニットの
上面に配置されている。したがってこの操作キーを秤の
別の操作キーと一緒に、連続したシート構造体(Fol
ienstruktur)として構成することができ
る。シート構造体は、その閉じられた表面を極めて良好
に清掃することができ、したがって誤ってこぼしてしま
った被計量物を非常に簡単に取り除くことができるとい
う利点を有している。このような理由からシート構造体
としての操作キーは、以前から汎用である個々に支承さ
れ清掃するのが困難な、縁部における間隙を有した操作
キーに事実上完全に取って代わっている。しかしこのシ
ート構造体の欠点は、切換面が常にケーシングに定置に
取り囲まれた縁部によって取り囲まれていなければなら
ないことにある。これにより操作キーを例えば母指球つ
まり大きな面で操作するのは困難である。このような欠
点はまさにこのような風防をモータ作動式に作動させる
ための操作キーにおいて影響を及ぼす。なぜならば操作
手は秤に被計量物を載貨する際に一方の手だけが自由で
ありかつこの手にはすでにピンセットを用いて計量物が
保持されているので、通常の、指を用いた操作キーの作
動は難しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため本発明の課題
は、冒頭に記載した形式の風防の壁部材をモータ作動式
に作動させるための秤を改良して、母指球によっても操
作できかつ簡単に清掃可能な操作キーを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による構成では、風防の壁部材をモータ作動式
に作動させるための両操作キーが表示・操作ユニットの
側方に配置されていてかつ取り外し可能に支承されてい
るようにした。
【0006】つまりシート構造体が使用されているので
はなく、個々に支承された大きな面を有する操作キーが
使用されており、かつこれらの操作キーは完全に表示・
操作ユニットの外側縁部に配置されている。
【0007】
【発明の効果】これにより例えば母指球または肘による
簡単な操作が可能でありまた鉛直方向でない作動力にも
妨げられない。軸受部が取り外し可能であることによっ
て操作キーを清掃のために取り外すことができ、したが
って操作キーの縁部における間隙を清掃することもでき
る。
【0008】別の有利な実施形態は従属請求項に記載さ
れている。
【0009】
【発明の実施の形態】次に図面に記載した実施例に基づ
き本発明の実施形態を詳説する。
【0010】図1から秤が、1つのケーシング部分5
と、1つの後方ケーシング部材12と、秤室の後方制限
壁7と、2つの可動な壁部材(側方ガラス板)8,9
と、1つの可動な上方壁部材10と、1つの定置の前方
壁部材28と、1つの秤皿と、計量結果を表示するため
の表示部11を有する1つの表示・操作ユニット1とを
有しているのがわかる。壁部材9はグリップ13を有し
ており、グリップ13によってこの壁部材9を手動で移
動させることができる。付加的にモータ(図示せず)が
設けられており、このモータによって壁部材9をモータ
作動式に移動させることができる。同様の形式で上方壁
部材10はモータ(図示せず)とグリップ14とを有し
ており、このグリップ14によって上方壁部材10を手
動で移動させることができる。壁部材8もグリップと作
動モータ(双方とも図示せず)とを有している。前述し
た秤の部分は公知であり、そのため簡略的にだけ説明し
た。
【0011】壁部材8,9および/または上方壁部材1
0をモータ作動式に移動させるモータを作動制御するた
めの操作キー(作動キー)21,31は、表示・操作装
置の左端部もしくは右端部に配置されている。これらの
操作キー21,31は事実上、表示・操作ユニット1の
側方縁部全体にわたって拡がっている。個々の部材の構
造は図2〜図4から明らかである。
【0012】図2は図1のII−II線に沿った操作キ
ー21の鉛直方向断面図である。この図から操作キーの
軸受部がわかる。操作キー21は横断面で見て逆U字状
の形を有している。上方の結合脚部22は操作キーの本
来の操作面である。外側の鉛直方向の脚部23は実際に
は表示・操作ユニット1の側壁の一部となっている。内
側の鉛直方向の脚部24は突出した水平方向の軸25を
有しており、この軸25は表示・操作ユニット1の盲孔
16内に突入する。この軸25によって操作キー21全
体は表示・操作ユニット1において旋回可能に支承され
ていて、かつこの操作キー21を表示・操作ユニット1
から側方に引き出すことができる。操作キー21を取り
除いた状態では表示・操作ユニット1には窪みが存在し
ている。図2ではこの窪みの下方の制限面に符号17を
付与した。場合によって入り込む粉状または液体状の被
計量物を、操作キー21を取り外した状態でこの窪みか
ら簡単に取り除くことができる。
【0013】図3には図1のIII−III線に沿った
操作キー21の鉛直方向断面図、つまり図2の断面図に
対して平行でさらに操作キーの前方端部側よりの断面図
が示されている。この図面からも操作キーの逆U字形の
横断面と、付加的に表示・操作ユニット1の基本体に設
けられた小さなブロック体(ストッパ)18とがわか
る。このブロック体18は操作キー21の脚部24のた
めの側方ストッパとして作用し、操作キー21が軸受部
から直接、側方に引き出されることを防止している。さ
らにこのブロック体18が電気的なコンタクト形成のた
めの本来の作動切換装置を収容する。この作動切換装置
は図3では茸状の作動部分20によって示されている。
この作動部分20には操作キー21の下面側の突起部2
6が押し付けられ、これにより操作キー21からの操作
力が作動切換装置20に伝達される。このブロック体1
8によって、操作キー21は図示された通常位置では表
示・操作ユニット1から側方に引き出すことはできず、
まず操作キー21は前方領域において脚部24が突起部
26の高さを克服できる程度にまで持ち上げられなけれ
ばならない。
【0014】操作キー21の誤った持上げは、図4から
わかるばね弾性的な舌片19によって防止される。図4
は図1のIV−IV線に沿った操作キー21の鉛直方向
断面図である。つまり図4の断面方向は図2および図3
の断面方向に対して90゜旋回されている。図4から分
かるばね弾性的な舌片19は、操作キー21の前方壁に
設けられた内側の隆起部27と突き出た突出部29が協
働していることによって係止抵抗を克服した後にだけ操
作キー21の持ち上げを行うことができる。
【0015】つまり操作キー21を取り外すために、操
作キー21はストッパとしてのブロック体18がもはや
作用しなくなって操作キー21を盲孔16から側方に引
き出すことができるようになるまで係止抵抗に対して持
ち上げられなければならない。
【0016】この操作キーの側方の引出しを可能にし同
時に操作キーの誤った引出しを防止にするために、当然
ながら数多くの別の係止機構を使用することもできる。
例えば直接軸25および盲孔16において、環状の溝に
突出する、ばね弾性的に運動可能な部分により係止抵抗
を実現することができる。
【0017】操作キー21,31の記載した構成によっ
て非常に幅広く大きな面をもった、キーのための作動可
能性が提供され、その結果、母指球または肘による操作
もまた可能となる。操作キー21,31を前方で操作す
ればするほど、操作キー21,31の1つの軸による軸
受によって、てこの原理に基づき必要な作動力は小さく
なっていく。場合によって斜めの(正確に鉛直方向では
ない)作動方向もこの軸受部によって難なく許容され
る。操作キー21,31は取り外し可能であることによ
り、とりわけ良好な清掃可能性が得られる。それ以外に
特別な解決手段として基本的な操作キーを、例えば特に
大きな面をもった操作キー、または水平方向の作動方向
を可能にするためのアングルアーム、もしくは足で操作
するためのロッド等に置き代えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表示・操作ユニットを有する秤の斜視図であ
る。
【図2】図1のII−II線に沿った、秤の鉛直方向断
面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿った、秤の鉛直方
向断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿った、秤の鉛直方向断
面図である。
【符号の説明】
1 表示・操作ユニット、 5 ケーシング部分、 6
秤皿、 7 制限壁、 8,9,10 壁部材、 1
1 表示装置、 12 ケーシング部分、 13,14
グリップ、 15 側壁、 16 盲孔、 17 制
限面、 18ブロック体(ストッパ)、 19 舌片、
20 肩部、 21 操作キー、22 結合脚部、
23,24 脚部、 25 軸、 26 突起部、 2
7隆起部、 28 壁部材、 29 突出部、 31
操作キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミヒャエル ラウプシュタイン ドイツ連邦共和国 ゲッティンゲン/ロ ーリンゲン アム メンツェルベルク 4 (72)発明者 トーマス ペルチュ ドイツ連邦共和国 ゲッティンゲン ヴ ィルヘルム−バウム−ヴェーク 18 (56)参考文献 実開 昭61−170038(JP,U) 実開 昭59−6731(JP,U) 実公 平7−14826(JP,Y2) 実公 平3−7793(JP,Y2) 実公 平2−34590(JP,Y2) 特許3065617(JP,B2) 実用新案登録2581942(JP,Y2) 米国特許5058692(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 21/28 G01G 21/30 G01G 23/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 秤皿(6)と、該秤皿(6)を取り囲む
    風防と、表示・操作ユニット(1)とを有する秤であっ
    て、前記風防が少なくとも2つの可動の壁部材(8,
    9,10)を有していて、該壁部材(8,9,10)が
    手動またはモータ作動式に開閉可能になっており、前記
    表示・操作ユニット(1)が風防の前に配置されてい
    て、前記表示・操作ユニット(1)が、風防の前記壁部
    材をモータ作動式に作動させるための少なくとも2つの
    操作キーを有している形式のものにおいて、 風防の壁部材(8,9,10)をモータ作動式に作動さ
    せるための両操作キー(21,31)が表示・操作ユニ
    ット(1)の側方に配置されていてかつ取り外し可能に
    支承されていることを特徴とする、モータ作動式に作動
    可能な風防を備えた秤。
  2. 【請求項2】 各操作部材(21,31)が、風防に向
    けられた側に位置する後方端部で、水平方向の軸(2
    5)によって旋回可能に支承されている、請求項1記載
    の秤。
  3. 【請求項3】 前記軸(25)が操作キー(21)の一
    部であり、表示・操作ユニット(1)の水平方向の盲孔
    (16)内に側方から差し込み可能であるように構成さ
    れている、請求項2記載の秤。
  4. 【請求項4】 各操作キー(21,31)が、通常位置
    において少なくとも1つの側方ストッパ(18)によっ
    て、軸受部から側方への引出しに対して保護されてい
    る、請求項1から3までのいずれか1項記載の秤。
  5. 【請求項5】 各操作キー(21,31)が、風防から
    離れた側に位置する前方端部で係止抵抗を克服した後、
    上方に向かって持ち上げ可能であって、持ち上げられた
    該位置で前記側方ストッパ(18)を克服可能であるよ
    うに構成されている、請求項4記載の秤。
  6. 【請求項6】 表示・操作ユニット(1)が両側面に各
    1つの窪み(17)を有しており、該窪み(17)がそ
    れぞれ前記操作キー(21,31)によって覆われるよ
    うになっている、請求項1から5までのいずれか1項記
    載の秤。
  7. 【請求項7】 各操作キー(21,31)が断面で見て
    逆U字形のように形成されており、水平方向の結合脚部
    (22)が操作面を形成し、下方に向かう鉛直方向の両
    脚部(23)の1つが表示・操作ユニット(1)の側壁
    の一部を形成している、請求項1から6までのいずれか
    1項記載の秤。
  8. 【請求項8】 前記操作キー(21,31)がほぼ表示
    ・操作ユニット(1)の側縁部全体にわたって拡がって
    いる、請求項1から7までのいずれか1項記載の秤。
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