JP3392582B2 - 回動カバーの状態保持構造 - Google Patents

回動カバーの状態保持構造

Info

Publication number
JP3392582B2
JP3392582B2 JP11765395A JP11765395A JP3392582B2 JP 3392582 B2 JP3392582 B2 JP 3392582B2 JP 11765395 A JP11765395 A JP 11765395A JP 11765395 A JP11765395 A JP 11765395A JP 3392582 B2 JP3392582 B2 JP 3392582B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
state
state holding
portions
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11765395A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08280497A (ja
Inventor
芳英 吉田
厚 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11765395A priority Critical patent/JP3392582B2/ja
Publication of JPH08280497A publication Critical patent/JPH08280497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3392582B2 publication Critical patent/JP3392582B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な回動カバーの状態
保持構造に関する。詳しくは、主体部に対して開閉可能
に回動するように支持された回動カバーの状態保持構造
において、回動カバーを開蓋状態又は閉蓋状態に保持す
るための状態保持ばねの主体部への取付構造を簡単にし
た新規な回動カバーの状態保持構造を提供しようとする
ものである。
【0002】
【従来の技術】主体部に対して開閉可能に回動するよう
に支持された回動カバーを開蓋位置又は閉蓋位置保持
するための回動カバーの状態保持構造がある。
【0003】かかる回動カバーの状態保持構造の場合、
通常、状態保持ばねを用い、該状態保持ばねによって、
回動カバーが開蓋位置にある時には、回動カバーを開蓋
方向に付勢して開蓋位置に保持し、また、回動カバーが
閉蓋位置にある時は、回動カバーを閉蓋方向に付勢して
閉蓋位置に保持するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の回動
カバーの状態保持構造にあっては、状態保持ばねの主体
部への支持構造が複雑になって、主体部の成形金型にス
ライドコアが必要になったり、また、支持構造の複雑化
を避けた場合には、別部品が必要になったりという問題
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明回動カバーの状態
保持構造は、上記した課題を解決するために、主体部に
対して開閉可能に回動するように支持された回動カバー
の状態保持構造であって、カバーの反回動端側に被支持
部が形成されるとともに、該被支持部には略後方へ突出
するように被作用突起が形成され、状態保持ばねは板ば
ね材料で形成されるとともに帯板状の主部と該主部の一
端から前側に折り返された作用部とから成り、状態保持
ばねの主部に形成した係合孔が主体部の後面に形成した
係合爪に係合されるとともに、状態保持ばねの中間部分
の後面が主体部の前面に弾接され、かつ、状態保持ばね
の作用部の前面が回動カバーの被作用突起の後面に弾接
されて状態保持ばねが主体部に支持されるものである。
【0006】
【作用】従って、本発明回動カバーの状態保持構造にあ
っては、状態保持ばねの主部に形成した係合孔が主体部
の後面に形成した係合爪に係合されるとともに、状態保
持ばねの中間部分の後面が主体部の前面に弾接され、該
中間部分より他端側の部分の前面が主体部の後面に弾接
されることにより、状態保持ばねが上記中間部分以外の
主部を主体部の後面に弾接させた状態で主体部に支持さ
れることになるので、状態保持ばねを主体部に支持する
ための構造が簡単になり、主体部以外の部品が必要にな
ることもない。
【0007】
【実施例】以下に、本発明回動カバーの状態保持構造の
詳細を図示した実施例に従って説明する。尚、図示した
実施例は、本発明を自動車用バニティミラーにおける回
動カバーの状態保持構造に適用したものである。
【0008】1がバニティミラー用ランプのランプボデ
イであり、合成樹脂製のボデイ本体2と該ボデイ本体2
にインサート成形により一体化された3つのコンタクト
3、4、5及び2つの補強片6、7とから成る。
【0009】ボデイ本体2は合成樹脂、たとえば、AB
S樹脂等で形成され、前面が開口し、正面から見て略縦
長の長方形をした奥行きの浅い偏平な箱状に形成されて
いる。
【0010】ボデイ本体2の内底面の上下両端部にはや
や前方へ突出した台部8、8′が形成されており、該台
部8、8′の略中央部には挿通孔9、9′が形成されて
おり、また、上側の台部8の挿通孔9と左右両端との間
及び下側の台部8′の挿通孔9′と右端との間には打抜
孔10、10、10が形成されている。
【0011】台部8と8′との間の部分は凹部11とな
っており、該凹部11は上下方向における中央の略3分
の1の部分11aがもっとも低い平坦面となっており、
該平坦面11aの上下に連なる部分11b、11b′が
該平坦面11aから上記台部8、8′へかけて徐々に前
方へ変位していく傾斜面となっている。
【0012】ボデイ本体2の側面の上下端寄りの位置の
4箇所、即ち、上記台部8、8′の両側部に対応した位
置に切欠12、12、・・・が形成されている。これら
切欠12、12、・・・は、その側面開口部では前端は
側面壁13の前端縁の稍手前で終わっており、後端はボ
デイ本体2の後面にまで達している。また、これら切欠
12、12、・・・は台部8、8′の箇所では前端は台
部8、8′の前面に達し、後端はボデイ本体2の後面に
達している。
【0013】更に、ボデイ本体2の左右外側面の上下両
端寄りの位置には前後両端に達する凹条部14、14、
・・・が形成されている。
【0014】コンタクト3は、リフレクタ部15と、該
リフレクタ部15の左側縁の上下方向における中央部か
ら左方へ突設された口金ホルダー16と、上記リフレク
タ部15の左右側縁から下方に延びた連結片17、1
7′の下端から左方又は右方に突出したオスターミナル
18、18′と更に逆凹字状をしており細幅の前後方向
に延びる連結片19、19によってオスターミナル1
8、18′の基端部下縁と連結されている補助部20と
が一体に形成されて成る。
【0015】リフレクタ部15は前面を向いた横長矩形
の板状をした中央部21と該中央部21の上下両縁から
上方又は下方に延び中央部21から遠去かるに従って前
方へ変位するように傾斜した傾斜部22、22′とが一
体に形成されて成り、上記連結片17、17′はリフレ
クタ部15の中央部21の左右側縁から下方へ延びてい
る。
【0016】口金ホルダー16はベース部23と該ベー
ス部23の上下両縁から前方へ突出された挟持片24、
24とから成り、挟持片24、24の前端寄りの位置に
は互いに近づくように湾曲された括れ部25、25が形
成されている。また、ベース部23の反リフレクタ部1
5側の端縁からは埋設片26が突設されている。
【0017】オスターミナル18と18′とは左右対称
であることを除いて同じ構造を有しているので、その一
方について説明し、他方については一方における同様の
部分に付した符号と同じ符号を付して説明を省略する。
【0018】オスターミナル18は導電部27と該導電
部27に一体成形されたモールド部28とから成る。導
電部27は上記連結片17に連続された横長矩形の板状
部27aと該板状部27aの上下両側縁から前方に向け
て突出された側片部27b、27bとが一体に形成され
て成る。また、板状部27aの先端部の略中央には小孔
27cが形成されている。
【0019】モールド部28は上記ボデイ本体2の材料
樹脂と同じ合成樹脂により形成され、導電部27の板状
部27aの側片部27b、27bが突設された側に一体
成形され、その厚さは略側片部27b、27bの前後幅
と同じにされている。そして、該モールド部28には板
状部27aの先端から更に突出した先端部28aが設け
られ、該先端部28aはその前後及び上下4面が傾斜さ
れて先端に行くに従って上下幅及び厚みが小さくなるよ
うにされている。そして、モールド部28の上記小孔2
7cに対応した位置には該小孔27cより稍大径の小孔
28bが形成されている。そして、このようなモールド
部28はコンタクト3がボデイ本体2にインサート成形
される際に同時に成形される。
【0020】しかして、該コンタクト3は上記ボデイ本
体2に所謂インサート成形により一体化され、そのリフ
レクタ部15はボデイ本体2の略中央部に前面に露出し
て、即ち、中央部21はボデイ本体2の凹部11の平坦
面11aの左右方向における中央部の前面に位置し、傾
斜部22、22′は凹部11の傾斜部11b、11b′
の左右方向における中央部の前面に位置するように配置
され、口金ホルダー16は凹部11の平坦面11aの左
端部に位置し、埋設片26はその先端部がボデイ本体2
の左側面壁13に埋設状に位置される。そして、オスタ
ーミナル18、18′はボデイ本体2の下側の切欠1
2、12の奥端から突設した状態で切欠12、12内に
位置される。なお、連結片17、17′はボデイ本体2
内に埋設された状態となる。また、ボデイ本体2の前面
には浅い凹部29が形成され、該浅い凹部29内にコン
タクト3のリフレクタ部15及び口金ホルダー16のベ
ース部23が位置される。
【0021】コンタクト4は、口金ホルダー30と端子
片31とこれら口金ホルダー30、端子片31間を接続
している接続片32とが一体に形成されて成る。
【0022】口金ホルダー30はベース部33と該ベー
ス部33の上下両縁から前方へ突出された挟持片34、
34とから成り、挟持片34、34の前端寄りの位置に
は互いに近づくように湾曲された括れ部35、35が形
成されている。また、ベース部33の左側縁には埋設片
36が突設されている。
【0023】接続片32は上下方向に延びる細幅の帯状
片として形成され、その下端部が口金ホルダー30のベ
ース部の右側縁に一体に連結されている。尚、接続片3
2の下端の略3分の1の部分32aは下方に行くに従い
後方へ変位する傾斜部となっている。
【0024】端子片31は左右方向に延びる帯状片とし
て形成され、幅方向が前後方向に沿い、その右端部の後
縁が上記接続片32の上縁に一体に連結されている。
【0025】このようなコンタクト4は、その口金ホル
ダー30がボデイ本体2の平坦面11aの右端部前面に
位置され、そのベース部33が平坦面11aの右端部に
形成された浅い凹部37内に位置される。そして、埋設
片36は平坦面11a内に埋設され、接続片32は右側
面壁13内に埋設された状態となる。そして、端子片3
1はボデイ本体2の上面の右端部から上方へ一体に突設
された突起38の上端寄りの位置から左方へ向けて突出
している。また、ボデイ本体2の上面の左右方向におけ
る中央より稍左に寄った位置から上方へ向けて突起39
が突設されており、該突起39の上端部は右方へクラン
ク状に突設されており、下方を向いた2つの段差面40
a、40bが形成されており、上記端子片31の左端部
は上側の段差面40aに弾接している。
【0026】コンタクト5は正面から見て略凹字状をし
た中央片41と該中央片41の下縁に左右に間隔を置い
て後方へ突出した接続片42、42の後端から左方又は
右方へ突出したオスターミナル43、43′と中央片4
1の右端部上端に連続された正面から見て逆L字状をし
た接続片44を介して連結された端子片45とが一体に
形成されて成る。
【0027】オスターミナル43、43′は上記オスタ
ーミナル18、18′と同様に、導電部27とモールド
部28とから成る。
【0028】また、端子片45は、左右方向に延びる帯
状片として形成され、幅方向が前後方向に沿い、その右
端部の後縁が上記接続片44の上縁に一体に連結されて
いる。
【0029】このようなコンタクト5は、そのオスター
ミナル43、43′はボデイ本体2の上側の切欠12、
12の奥端から突設した状態で切欠12、12内に位置
され、端子片45は上記突起38の上記端子片31が突
出した位置より稍下側の位置から左方へ向けて突出さ
れ、その先端部は左側の突起39の下側の段差面40b
に弾接している。そして、コンタクト5のその余の部分
はボデイ本体2内に埋設された状態となっている。
【0030】補強片6、7はそれぞれ円板状をしてお
り、その中央部に挿通孔46、46が形成されている。
そして、補強片6はボデイ本体2の上側台部8の略中央
部に埋設され、中央寄りの部分が該台部8に形成された
挿通孔9から露出している。また、補強片7はボデイ本
体2の下側の台部8′の略中央部に埋設され、中央寄り
の部分が該台部8′に形成された挿通孔9′から露出し
ている。
【0031】47はバニティミラー、48はそのボデイ
であり、ボデイ48は合成樹脂で形成され、正面から見
て横長の長方形をしている。
【0032】ボデイ48の左端部には縦長長方形をした
ランプ配置用凹部49が形成され、該凹部49から右側
の部分にはその大部分を占める横長長方形をしたミラー
配置用開口50が形成されている。
【0033】ミラー配置用開口50の前端には内方へ突
出した押え縁51が形成され、また、下側内側面の左右
両端寄りの位置には押え突起52、52が突設されてい
る。該押え突起52、52は上記押え縁51との間に後
述するミラーの厚みに相当する間隔を有している。この
ようにして、ミラーの一の辺を支持するミラー支持部が
形成される。
【0034】また、ミラー配置用開口50の上側内側面
の左右両端寄りの位置にはミラー係合部53、53が形
成されている。該ミラー係合部53は、略凹字状をして
いてその両端部が開口50の上側内側面に連結された薄
肉ばね部54と該薄肉ばね部54の下面の左右方向にお
ける中央部から下方へ向けて突設された係合突起55と
が一体に形成されて成り、該係合突起55の下面55a
は前方へ行くに従い上方へ変位する傾斜面に形成されて
いる。
【0035】56はミラーであり、上記ミラー配置用開
口50より一回り小さい横長長方形をしている。また、
該ミラー56の厚みは上記ミラー係合部53の薄肉ばね
部54の前端と押え縁51後面との間の間隔より大きく
されている。
【0036】そこで、ミラー56はボデイ48の後側か
ら、その下縁が稍前方に位置するように傾斜させた状態
で下縁部を押え突起52、52と押え縁51との間に挿
入し、薄肉ばね部54、54の中央部を上方へ撓ませて
おいてミラー56の上縁部を前方へ移動させて押さえ縁
51の後面に当接させる。そして、上記薄肉ばね部5
4、54を撓ませていた力を解除すると、該薄肉ばね部
54、54が元の状態に復帰しようとして係合突起5
5、55の下面55a、55aがミラー56の上縁に弾
接される。そして、該係合突起55、55の下面55
a、55aは前方に行くに従い上方へ変位するように傾
斜されているので、上記弾接によって、ミラー56の上
縁は前方への移動力を付勢され、これによって、ミラー
56の周縁部の前面は押え縁51の後面に弾接された状
態でボデイ48に取着されることになる。
【0037】尚、上記押え突起52、52に替えて、ミ
ラー配置用開口50の下面にもミラー係合部53、53
を形成し、ミラー56の上下両辺をミラー係合部53、
53とミラー係合部53、53とによって弾発的に支持
するようにしても良い。
【0038】ランプ配置用凹部49は後面と4周を壁で
囲まれており、前方に向かって開口している。
【0039】そして、上記したバニティミラー用ランプ
ボデイ1はランプ配置用凹部49内に装着される。ラン
プ配置用凹部49の上面壁の左端部を除く部分には左右
に長い挿通孔57が形成され、該挿通孔57にランプボ
デイ1の上端部に設けられた突起38及び39が挿通さ
れて、これら突起38及び39が凹部49の上方に突出
される。また、ランプ配置用凹部49の下面壁には係合
爪片58、58が形成されており、該係合爪片58、5
8が上記ランプボデイ1のボデイ本体2の下面壁に形成
された係合切欠59、59に係合され、これによって、
ランプボデイ1はランプ配置用凹部49内に保持され
る。
【0040】60、60はランプ配置用凹部49の右側
面壁のランプボデイ1の右側の切欠12、12に対応し
た位置に形成された臨ませ孔であり、該臨ませ孔60、
60からランプボデイ1のオスターミナル18′、4
3′が外部に臨まされる。尚、ランプ配置用凹部49が
ボデイ48の右側に形成される場合は、該ランプ配置用
凹部49の左側面壁に臨ませ孔60、60が形成され、
該臨ませ孔60、60から左側のオスターミナル18、
43が外部に臨まされる。ランプボデイ1に左側と右側
2組のオスターミナル18、43及び18′、43′が
設けられているのは、上記したように、ランプ部がバニ
ティミラーの左側又は右側のどちらに形成される場合で
あっても1種類のランプボデイ1で対応することが出来
るようにするためである。
【0041】このように、このランプボデイ1において
は、左右一対のオスターミナル18、43及び18′、
43′をボデイ本体2の取付用のネジ挿通孔9、9′や
管球取付の邪魔にならない位置に形成した切欠12、1
2、・・・内に位置させているので、スペースの有効利
用が為されると共に、これらオスターミナル18、1
8′、43、43′がボデイ本体2から側方に突出され
ていないので、ランプ配置用凹部49への組付が容易で
ある。更に、一対のオスターミナル18と43及び1
8′と43′を管球配置部の上下に振り分けて配置して
いるので、略管球の厚みの範囲内で配置することがで
き、薄型化に寄与する。
【0042】また、このように、ランプボデイ1をバニ
ティミラー47のボデイ48と別体に形成して、該ラン
プボデイ1をランプ配置用凹部49内に固定するように
することで、例えば、ランプボデイ1のボデイ本体2の
材料樹脂の色を白色とすることで、ランプ部による照明
をより明るくすることができ、あるいはまた、該材料樹
脂をより耐熱性の高い材料とすることができる。
【0043】61、61′はバニティミラー47が装着
される図示しないサンバイザーに設けられたメスターミ
ナルであり、コード62、62′によって各別に電源部
に接続されている。
【0044】メスターミナル61、61′は同様の構造
をしているので、その一方61について詳細に説明し、
他方については一方61における同様の部分に付した符
号と同じ符号を付して説明を省略する。
【0045】メスターミナル61は受入部63とコード
接続部64とが導電性金属板により一体に形成されて成
る。受入部63は略角筒状を為し、該受入部63の前面
板がコード接続部64と連続されている。
【0046】受入部63の前面板の先端縁からは弾発接
触片65がコード接続部64側へ向かって折り返され、
該弾発接触片65は前後方向から見て2叉状を為し、上
下に離間した2つの指状片65a、65aの自由端が連
結片65bによって連結され、上下方向から見て、頂部
が平らな山形に形成されている。そして、受入部63の
後面板には上記弾発接触片65の指状片65a、65a
に対応した位置に該指状片65a、65a側に打ち出さ
れた突条部66、66が形成されている。
【0047】67は受入部63の前面板の先端縁の中央
部から上記指状片65a、65aの間に位置するように
後方へ折り返された係合片であり、前面板の先端縁から
遠去かるに従い後面板の方へ変位するように傾斜され、
上記弾発接触片65の頂部付近に位置した自由端部には
後面板の方へ突出した係合爪68が打出し状に形成され
ている。そして、受入部63の後面板の上記係合爪68
に対応した位置には挿通孔69が形成されている。
【0048】しかして、上記メスターミナル61、6
1′は、上記臨ませ孔60、60からランプボデイ1の
切欠12、12内に挿入され、これによって、その受入
部63、63内にオスターミナル18′、43′が受け
入れられる。受入部63、63内に受け入れられたオス
ターミナル18′、43′は後面板に形成された突条部
66、66、・・・と指状片65a、65a、・・・と
の間に、これら間の間隔を押し広げながら係合片67、
67の係合爪68、68がモールド部28、28の小孔
28b、28bに係合するまで、挿入されて行く。そし
て、係合爪68、68と小孔28b、28bとの係合に
よってオスターミナル18′、43′とメスターミナル
61、61′との脱落が防止され、メスターミナル6
1、61′の突条部66、66がオスターミナル1
8′、43′の導電部27、27の板状部27a、27
aと弾発的に接触される。尚、受入部63、63にオス
ターミナル18′、43′を挿入する際、オスターミナ
ル18′、43′の先端部28a、28aがその前後及
び上下4面が傾斜されて先端に行くに従って上下幅及び
厚みが小さくなるようにされているので、該挿入が容易
に行われる。
【0049】このように、オスターミナル18′、4
3′とメスターミナル61、61′とが結合されると、
係合爪68、68と小孔28b、28bとの係合により
これらを容易には分離することができないが、上記ラン
プ配置用凹部49の後面板にはオスターミナル18′、
43′の導電部27、27の小孔27c、27cに対応
した位置に挿通孔70、70が形成されており、図20
に示すように、該挿通孔70から先端の細い工具71を
挿入して、該工具71をメスターミナル61(又は6
1′)の後面板に形成された挿通孔69、オスターミナ
ル18′(又は43′)の小孔27c、28bに順次挿
通し、その先端を係合爪68にあてがい、更に前方に押
圧して該係合爪68を小孔28bから抜け出させ、この
状態でメスターミナル61(又は61′)を外方へ引き
出せば、メスターミナル61(又は61′)をオスター
ミナル18′(又は43′)から容易に取り外すことが
できる。
【0050】上記したように、オスターミナル18、1
8′、43、43′を導電部27とモールド部28とに
よって形成したのは、メスターミナル61、61′との
接続を行うのにある程度の厚みを必要とするからであ
る。即ち、コンタクト3等を形成するための金属材料の
板厚が薄いので、そのままではメスターミナル61、6
1′と接続しても十分な接触圧を得ることができないの
で、モールド部28を導電部27に積層することで必要
な板厚を得るようにしたものである。しかも、このよう
なモールド部28はインサート成形時に同時に成形する
ことが出来るので、何等コストに影響することがない。
尚、上記例では、先端部28aには金属部分が存在して
いないが、該先端部28aの強度を増してその折損を防
止するために、導電部27の板状部27aを先端部28
aにまで延長して形成するようにしても良いことは勿論
である。
【0051】尚、導電部とモールド部との2層構造にす
る他、図10に示すオスターミナル72のように、導電
材料によって、板状の主部73と該主部73の側縁に連
続し主部73の略半分の幅の補助部74、74とを一体
に形成し、該補助部74、74を主部73の上に折り重
ねるようにしても良い。75は抜け止め用の係合孔であ
る。更に、図11に示すオスターミナル76のように、
導電材料から成る板状の主部77のメスターミナル61
又は61′に挿入された時にその指状片65a、65a
及び突条部66、66に対応する位置に突条78、78
を形成しても良い。尚、79は抜け止め用の係合孔であ
る。
【0052】ランプ配置用凹部49の後面壁のランプボ
デイ1の挿通孔9、9′に対応した位置には挿通孔8
0、80′が形成されている。しかして、図示しない取
付ネジが挿通孔9、9′、46、46及び80、80′
を挿通されて図示しないサンバイザーの構造体に螺合さ
れて、バニティミラー47のサンバイザーへの取付の一
手段となる。このように、バニティミラー47のサンバ
イザーへの取付用の孔をコンタクト3、4、5とは独立
した金属板で形成することで、取付ネジの締付時の変形
や傷付を防止し、また、ボデイ本体2の材料樹脂の部分
に挿通孔を形成するよりも強度的に強くなるため、この
部分での薄型化を図ることができる。
【0053】しかして、管球81が、その口金82、8
2が口金ホルダー16の挟持片24、24及び口金ホル
ダー30の挟持片34、34によって各別に挟着保持さ
れてランプボデイ1内に配置され、かつ、該ランプボデ
イ1の前面開口が図示しないレンズ体によって覆われて
ランプ83が構成される。
【0054】84、84はボデイ本体2の側面壁13、
13のうち口金ホルダー16の挟持片24、24間の中
央に対応した位置及び口金ホルダー30の挟持片34、
34間の中央に対応した位置に各別に突設されたバルブ
ストッパーであり、上記管球81の口金82、82の端
面に当接ないしは近接して位置しており、管球81の不
必要な移動を阻止してショートなどの事故を防止するた
めのものである。
【0055】85は上記ボデイ48の前面を覆うカバー
であり、合成樹脂により略板状に形成され、その上端が
ボデイ48の上端に回動自在に支持されている。
【0056】カバー85の上端部の左右両側端部には被
支持部86、86が形成され、該被支持部86、86に
はそれを左右方向に貫通する挿通孔87、87が形成さ
れている。また、該被支持部86、86の後面の上端部
には後方へ突出された被作用突起88、88が形成され
ている。これら被作用突起88、88にはカバー85を
開蓋状態に保持する面88a、88aとカバーを閉蓋状
態に保持する面88b、88bとが所定の角度を以って
連続して形成されている。
【0057】そして、被支持部86、86の内側、即
ち、左側被支持部86の右側及び右側被支持部86の左
側に隣接して凹部89、89が形成されている。更に、
左側凹部89から少し右方へ隔たった位置に後方へ向け
て突出した押圧突起90が形成されている。
【0058】上記ボデイ48の上端部の左右両端部には
前面に開口した凹部91、91が形成されており、該凹
部91、91を挟んだ左右両側の位置に左右方向に延び
る取付孔92、92、・・・が形成されている。
【0059】上記凹部91、91の後端壁はその下端部
93、93を除いて取り除かれ、また、上面壁の後端部
も取り除かれている。また、ボデイ48の後面のうち上
記凹部91、91の後端部下面に連続した位置には上下
方向に延びる浅い凹部94、94が形成されており、該
浅い凹部94、94の上端部中央には係合爪95、95
が突設されている。
【0060】しかして、カバー85の被支持部86、8
6はボデイ48の凹部91、91内に位置され、その挿
通孔87、87を挿通された支持ピン96、96の両端
部が凹部91、91の両脇に形成された取付孔92、9
2、・・・に支持されて、これによって、カバー85は
その上端部の左右両側部がボデイ48の上端部に回動自
在に支持される。
【0061】97、97は状態保持ばねであり、板バネ
材料により形成され、上下方向に延びる帯板状をした主
部98、98の上端から前方へ更に下方へ折り返された
作用部99、99が形成されて成り、主部98、98の
上下方向における略中間の部分の中央部には係合孔10
0、100が形成されている。
【0062】かかる状態保持ばね97、97は、カバー
85が取り付けられる前に、その主部98、98が凹部
91、91の後面壁下端部93、93の前側を通って浅
い凹部94、94内に位置せしめられ、その係合孔10
0、100に凹部94、94内の係合爪95、95が係
合される。そして、この状態で、上記したように、カバ
ー85がボデイ48に支持されると、カバー85の被作
用突起88、88が前側から状態保持ばね97、97の
作用部99、99に弾接される。従って、状態保持ばね
97、97は、その主部98、98の上端寄りの部分が
凹部91、91の後面壁下端部93、93の前面に押し
付けられ、それより下側の部分が浅い凹部94、94に
押し付けられ、かつ、その係合孔100、100が浅い
凹部94、94の係合爪95、95と係合していること
によって、ボデイ48からの脱落が防止される。このた
め、状態保持ばね97、97のボデイ48への保持構造
が簡単なものとなる。
【0063】そして、図23はカバー85がボデイ48
の前面を覆った閉塞状態を示すものであるが、この閉塞
状態で、カバー85の被作用突起88、88の面88
b、88bが回動支点となる挿通孔86、86の真後ろ
より上方の位置で状態保持ばね97、97の作用部9
9、99と弾接しており、これによって、カバー85に
は上記閉塞状態を維持する方向、即ち、図23における
反時計回り方向への回動力が付勢され、閉塞状態を維持
する。また、図24はカバー85がボデイ48の前面を
開放した開放状態を示すものであり、この開放状態で、
カバー85の被作用突起88、88の面88a、88a
が回動支点となる挿通孔86、86の真後ろより下方の
位置で状態保持ばね97、97の作用部99、99と弾
接しており、これによって、カバー85には上記開放状
態を維持する方向、即ち、図24における時計回り方向
への回動力が付勢され、開放状態を維持する。
【0064】また、カバー85の閉塞状態で、その押圧
突起90はランプボデイ1の端子片31の上方に臨んで
位置しており、カバー85が開放状態になると、図21
に示すように、該押圧突起90が端子片31を押圧して
それを下方へ撓ませ、端子片31の先端部が端子片45
の先端部と接触せしめられる。これによって、電源−一
方のメスターミナル61−オスターミナル43′−接続
片42−中央片41−接続片44−端子片45−端子片
31−接続片32−口金ホルダー30−管球81−口金
ホルダー16−リフレクタ部15−連結片17′−オス
ターミナル18′−他方のメスターミナル61′−電源
と言う回路が形成され、管球81が点灯する。
【0065】管球81が点灯すると、その光は前方へ出
射されるが、管球81の後側に比較的大きなリフレクタ
部15が有り、該リフレクタ部15によって管球81の
光が効果的に前方へ出射される。特に、該リフレクタ部
15には傾斜部22、22′が形成されているので、上
方又は下方へ行ってしまうべき光が効果的に前方へ反射
せしめられる。その他に、該リフレクタ部15は管球8
1の点灯に伴って発生する熱からボデイ本体2を守る遮
熱板として機能し、更に、管球81の光がボデイ本体2
を後方へ透過するのを防止する遮光板としても機能す
る。
【0066】101、101は緩衝ストッパであり、ゴ
ムにより形成され、饅頭型をした当接部102、102
と該当接部102、102の後面から後方へ突出した取
付足部103、103とが一体に形成されて成る。取付
足部103、103は後端に行くほど径が細くなるよう
に形成され、該取付足部103、103と当接部10
2、102との間には環状の溝104、104が形成さ
れている。
【0067】105、105はボデイ48の下端部の左
右両側寄りの位置に形成された取付孔であり、該取付孔
105、105に上記緩衝ストッパ101、101の取
付足部103、103が前側から挿通される。取付足部
103、103の前端部は上記取付孔105、105の
孔径よりも大径に形成されているので、取付足部10
3、103の取付孔105、105から後側に抜け出た
後端部を持って引っ張り、その前端部を変形させなが
ら、取付足部103、103をその前端まで取付孔10
5、105に挿通させ溝104、104を取付孔10
5、105の開口縁に係合させる。このようにして、緩
衝ストッパ101、101がボデイ48に取り付けられ
るので、そこで、取付足部103、103をその前端部
を除いて切除して、後方への突出量を小さくする。
【0068】しかして、カバー85を閉じる時、カバー
85の回動がある位置を過ぎると、上記状態保持ばね9
7、97によってカバー85に閉塞位置へ向けての回動
力が付勢されるので、カバー85がボデイ48に勢い良
く衝突して異音を発生させる惧があるが、上記バニティ
ミラー47にあっては、カバー85の下端部が緩衝スト
ッパ101、101の当接部102、102に当接して
緩衝されるので、異音の発生が防止される。
【0069】次に、上記したバニティミラー用ランプボ
デイ1の製造方法について説明する。
【0070】先ず、3つのコンタクト3、4、5及び2
つの補強片6、7を組みとして成るコンタクトセットを
複数組み連結して成るコンタクトセット連続体を形成す
る。
【0071】図25に1のコンタクトセット106を示
す。
【0072】107、107′は互いに間隔を空けて平
行に延びる帯板状をしたベース帯、108、108、・
・・(図面では2つだけ示してある。)はベース帯10
7、107′の延びる方向に間隔を開けて配置され、ベ
ース帯107と107′との間を連結するように形成さ
れた細い帯板状をした仕切枠帯であり、2つの仕切枠帯
108、108とベース帯107、107′とによって
囲まれた中に1つのコンタクトセット106が形成され
る。
【0073】109は仕切枠帯108の右側縁のベース
帯107寄りの位置から右方へ突出した細い帯板状をし
た連帯部であり、該連帯部109の右端に補強片6の左
端が連結され、また、中間の位置にコンタクト5の中央
片41の左端部が連結されている。
【0074】110は仕切枠帯108の左側縁のベース
帯107寄りの位置から左方へ突出した細い帯板状をし
た連帯部であり、該連帯部110の左端にコンタクト5
の中央片41の右端部の上端寄りの位置が連続され、中
間部がコンタクト4の接続片32の中間より稍上端寄り
の部分が連続している。
【0075】111は仕切枠帯108の右側縁のベース
帯107′寄りの位置から右方へ突出した細い帯板状を
した連帯部であり、その右端にコンタクト3の補強部9
2の左端が連結されている。
【0076】112は仕切枠帯108の左側縁のベース
帯107′寄りの位置から左方へ突出した細い帯板状を
した連帯部であり、その左端に補強片7の右端が連結さ
れ、略中間の位置にコンタクト3の補強部92の右端が
連結されている。
【0077】そして、図示は省略してあるが、このよう
なコンタクトセット106がベース帯107、107′
の延びる方向に多数連続して形成されてコンタクトセッ
ト連続体113が形成される。
【0078】尚、図では各コンタクト3、4、5及び補
強片6、7が既にプレス成形によってその形が整えられ
た状態で示してあるが、先ず打抜き成形によって、原形
コンタクトセットが多数連続した原形コンタクトセット
連続体を形成し、その後プレス成形によって図示したよ
うなコンタクトセット連続体113を形成するものであ
る。尚、114、114、・・・はベース帯107、1
07′に形成されたガイド孔であり、プレス成形時の位
置決めに使用されるものである。
【0079】上記したコンタクトセット連続体113
を、それに設けられたコンタクトセット106、10
6、・・・の一がボデイ本体成形用金型を備えた成形機
のボデイ本体成形用金型内に位置するようにインサート
し、該ボデイ本体成形用金型内にボデイ本体用樹脂を射
出して、樹脂製のボデイ本体2とコンタクトセット10
6とが一体化されたランプボデイ1を形成する。そし
て、かかるランプボデイ1の形成がコンタクトセット連
続体113に設けられた各コンタクトセット106、1
06、・・・について順次為され、これによって、ラン
プボデイ1が多数個連続されたランプボデイ連続体(図
示は省略する。)が形成される。
【0080】そして、上記ランプボデイ連続体から各ラ
ンプボデイ1、1、・・・を切り離して、多数のランプ
ボデイ1、1、・・・が形成される。ランプボデイ1、
1、・・・の切離しは、各連帯部109、110、11
1、112の115、115、・・・で示す箇所で行わ
れる。尚、この切断箇所115、115、・・・はボデ
イ本体2の側面壁13、13の凹条部14、14、・・
・内でその奥面に沿って位置しており、これによって、
切離しが容易となり、また、切断端がボデイ本体2の側
面から突出することもない。
【0081】そして、上記切離しと同時に、連帯部10
9、110、112が116a、116a、116bで
示す箇所で切断され、コンタクト3と補強片7とが、コ
ンタクト4と5とが、更に、コンタクト5と補強片6と
が、それぞれ分離される。そして、該切断時に形成され
るのが、上記した打抜孔10、10、10である。
【0082】尚、上記構成は、ターミナルとコードによ
る給電方式を採用したものであるが、116a、116
aで示す箇所を切断しなければ、導電性を有する取付ネ
ジを補強片6、7の挿通孔46、46及びボデイ本体2
の挿通孔9、9′に挿通して、図示しないサンバイザー
の電源部に接続された構造体に螺合し、これによって補
強片6、7を介して給電することも可能となる。
【0083】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明回動カバーの状態保持構造は、主体部に対し
て開閉可能に回動するように支持された回動カバーの状
態保持構造であって、カバーの反回動端側に被支持部が
形成されるとともに、該被支持部には略後方へ突出する
ように被作用突起が形成され、状態保持ばねは板ばね材
料で形成されるとともに帯板状の主部と該主部の一端か
ら前側に折り返された作用部とから成り、状態保持ばね
の主部に形成した係合孔が主体部の後面に形成した係合
爪に係合されるとともに、状態保持ばねの中間部分の後
面が主体部の前面に弾接され、かつ、状態保持ばねの作
用部の前面が回動カバーの被作用突起の後面に弾接され
て状態保持ばねが主体部に支持されることを特徴とす
る。
【0084】従って、本発明回動カバーの状態保持構造
にあっては、状態保持ばねの主部に形成した係合孔が主
体部の後面に形成した係合爪に係合されるとともに、状
態保持ばねの中間部分の後面が主体部の前面に弾接さ
れ、該中間部分より他端側の部分の前面が主体部の後面
に弾接されることにより、状態保持ばねが上記中間部分
以外の主部を主体部の後面に弾接させた状態で主体部に
支持されることになるので、状態保持ばねを主体部に支
持するための構造が簡単になり、主体部以外の部品が必
要になることもない。
【0085】尚、上記した実施例に示した各部の具体的
形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際しての具
体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによっ
て本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあっ
てはならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図25と共に本発明回動カバーの状態
保持構造をバニティミラーにおける回動カバーの状態保
持構造に適用した実施の一例を示すものであり、本図は
バニティミラーのランプ部のランプボデイの拡大斜視図
である。
【図2】バニティミラーをカバーを開きかつランプのレ
ンズを外した状態で示す正面図である。
【図3】バニティミラーの背面図である。
【図4】カバーの背面図である。
【図5】図2におけるV−V線に沿って切断しカバーを
閉じた状態で示す拡大断面図である。
【図6】図2のVI−VI線に沿って切断しカバーを閉
じた状態で示す拡大断面図である。
【図7】図2のVII−VII線に沿って切断しカバー
を閉じた状態で示す断面図である。
【図8】バニティミラーのボデイの正面図である。
【図9】オスターミナルの要部の拡大斜視図である。
【図10】オスターミナルの変形例を示す要部の拡大斜
視図である。
【図11】オスターミナルの別の変形例を示す要部の拡
大斜視図である。
【図12】図2のXII−XII線に沿って切断しカバ
ーを閉じた状態で示す拡大断面図である。
【図13】図2のXIII−XIII線に沿って切断し
カバーを閉じた状態で示す拡大断面図である。
【図14】ミラー係合部を示す拡大斜視図である。
【図15】ミラー係合部にミラーの端縁が係合された状
態を示す拡大斜視図である。
【図16】メスターミナルを示す拡大斜視図である。
【図17】図16のXVII−XVII線に沿う拡大断
面図である。
【図18】メスターミナルの拡大正面図である。
【図19】メスターミナルを展開して示す拡大図であ
る。
【図20】メスターミナルにオスターミナルが接続され
た状態を示す要部の拡大断面図である。
【図21】カバーが開放状態にあるときのスイッチ部の
状態を示す要部の拡大断面図である。
【図22】カバーが閉塞状態にあるときのスイッチ部の
状態を示す要部の拡大断面図である。
【図23】カバーが閉塞状態にあるときカバーを該閉塞
状態に保持する手段を示す要部の拡大断面図である。
【図24】カバーが開放状態にあるときカバーを該開放
状態に保持する手段を示す要部の拡大断面図である。
【図25】コンタクトセット連続体を示す拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】 47 バニティミラー 48 ボデイ(主体部) 85 カバー86 被支持部 88 被作用突起 88a 開蓋状態に保持する面 88b 閉蓋状態に保持する面 95 係合爪 97 状態保持ばね 98 主部 99 作用部 100 係合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 1/02 B60J 3/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主体部に対して開閉可能に回動するよう
    に支持された回動カバーの状態保持構造であって、 上記カバーの反回動端側に被支持部が形成されるととも
    に、該被支持部には略後方へ突出するように被作用突起
    が形成され、 状態保持ばねは板ばね材料で形成されるとともに帯板状
    の主部と該主部の一端から前側に折り返された作用部と
    から成り、 上記状態保持ばねの主部に形成した係合孔が上記主体部
    の後面に形成した係合爪に係合されるとともに、上記状
    態保持ばねの中間部分の後面が上記主体部の前面に弾接
    され、かつ、上記状態保持ばねの作用部の前面が上記回
    動カバーの被作用突起の後面に弾接されて上記状態保持
    ばねが上記主体部に支持されることを特徴とする回動カ
    バーの状態保持構造。
  2. 【請求項2】 上記主体部がミラーを有するバニティミ
    ラーのボデイであり、 上記カバーが上記ミラーを覆うように開閉自在に上記ボ
    デイに取り付けられるカバーであることを特徴とする請
    求項1に記載の回動カバーの状態保持構造。
  3. 【請求項3】 上記カバーの被作用突起には、カバーを
    開蓋状態に保持する面と閉蓋状態に保持する面とが所定
    の角度を持って連続するように形成されていることを特
    徴とする請求項2に記載の回動カバーの状態保持構造。
JP11765395A 1995-04-20 1995-04-20 回動カバーの状態保持構造 Expired - Fee Related JP3392582B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11765395A JP3392582B2 (ja) 1995-04-20 1995-04-20 回動カバーの状態保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11765395A JP3392582B2 (ja) 1995-04-20 1995-04-20 回動カバーの状態保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08280497A JPH08280497A (ja) 1996-10-29
JP3392582B2 true JP3392582B2 (ja) 2003-03-31

Family

ID=14717000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11765395A Expired - Fee Related JP3392582B2 (ja) 1995-04-20 1995-04-20 回動カバーの状態保持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3392582B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009058683A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Tateyama Advanec Kk 表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08280497A (ja) 1996-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5820244A (en) Synthetic resin part integrally formed with metal members
US5022699A (en) Covered illuminated vanity mirror
JP2601334B2 (ja) バニティミラー
JP4454588B2 (ja) 車両用室内照明灯
JP3392582B2 (ja) 回動カバーの状態保持構造
JPH07335001A (ja) 車輌用灯具
JPH08280496A (ja) ミラー取付構造
JPH08293333A (ja) 電気機器における給電構造
JPH08293373A (ja) 照明装置
JPH08293341A (ja) 電気的接続片
JPH08293351A (ja) 電気機器
JP3122979B2 (ja) 車輌用室内灯
JP3062920B2 (ja) 一体的な金属部材を有する合成樹脂部品及び一体的な金属部材を有する合成樹脂部品の製造方法
US6616474B2 (en) Bulb socket
JP3242812B2 (ja) 一体的な金属部材を有する合成樹脂製ランプ部品及び一体的な金属部材を有する合成樹脂製ランプ部品の製造方法
JP4158628B2 (ja) 車両用灯具
JPH054177Y2 (ja)
JP2863233B2 (ja) 光電式自動点滅器
JP2589574Y2 (ja) スイッチ
JP2002231017A (ja) 灯 具
JP2567031Y2 (ja) ランプソケット
JP2586943Y2 (ja) バニティミラーのスイッチ構造
JP2989616B2 (ja) 光電式自動点滅器
JPH08276456A (ja) 一体的な金属部材を有する合成樹脂部品及びその製造方法
JPH0459431A (ja) バニティミラーの照明部

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees