JP3391899B2 - 磁気データ読み取り・書き込み装置 - Google Patents

磁気データ読み取り・書き込み装置

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JP3391899B2 JP16465294A JP16465294A JP3391899B2 JP 3391899 B2 JP3391899 B2 JP 3391899B2 JP 16465294 A JP16465294 A JP 16465294A JP 16465294 A JP16465294 A JP 16465294A JP 3391899 B2 JP3391899 B2 JP 3391899B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば金融機関におい
て通帳等の磁気ストライプに磁気データを書き込み及び
読み取るための磁気データ読み取り・書き込み装置に
するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の磁気データ読み取り・
書き込み装置の要部構成を示す斜視図である。 図11
において、磁気ヘッド51はメインシャフト52とサブ
シャフト53とに案内されて左右に往復移動されるキャ
リッジ54上に取り付けられている。また、メインシャ
フト52の下側には、このメインシャフト52に沿って
エンドレス状の駆動ベルト55が配設されており、これ
がパルスモータ56により駆動される。さらに、駆動ベ
ルト55とキャリッジ54との間はベルトクランプ57
で連結固定されていて、駆動ベルト55が駆動されると
きに、この駆動ベルト55と一体にキャリッジ54及び
磁気ヘッド51がメインシャフト52及びサブシャフト
53に沿って移動される。加えて、磁気ストライプ61
が設けられた通帳60が送られて来る搬送通路を挟んで
磁気ヘッド51と対向する側には、磁気ストライプ61
が設けられていない裏面側より通帳60に押し付けられ
る押圧パッド58が配設されている。この押圧パッド5
8は、通帳60の磁気ストライプ61の幅と略等しい
か、若干大きな大きさで形成されているとともに、この
押圧パッド58の裏面側には通帳60に対して押し付け
られるためのコイルスプリング59が配設されている。
【0003】この装置では、通帳60が所定のリード/
ライト位置まで送られて来ると、押圧パッド58が通帳
60に押し付けられる。その後、磁気ストライプ61に
対する磁気データの読み取り・書き取り指令があるとパ
ルスモータ56が駆動され、駆動ベルト55、キャリッ
ジ54と共に磁気ヘッド51が磁気ストライプ61に摺
擦しながら移動され、この移動時に磁気ヘッド51が磁
気ストライプ61上に磁気データの読み取り・書き込み
を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今日、
金融機関等で使用されている通帳には、図12及び図1
3に示すように、通帳60に対して磁気ストライプ61
が横長の状態で設けられた通帳(以下、これを「横スト
ライプ型の通帳60」と言う)と、図14及び図15に
示すように、通帳60に対して磁気ストライプ61が縦
長の状態で設けられた通帳(以下、これを「縦ストライ
プ型の通帳60」と言う)とが存在し、この横ストライ
プ型の通帳を使用した場合と縦ストライプ型の通帳を使
用した場合とで、磁気ヘッド51を摺動させる方向が丁
度90度異なる。また、同じ横ストライプ型の通帳ある
いは縦ストライプ型の通帳であっても、各金融機関毎に
磁気ストライプ61の形状や貼り付け位置が異なってい
るため、通常は1種類の形式の磁気ストライプしか読み
書きすることができない。このため、預金者等が預金し
ている金融機関以外のキャッシュ・ディスペンサー等で
は通帳60を用意していても記帳ができず、不便である
と言う問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的はストライプの方向が縦横等の形式
及び位置が異なっていても、これらに係わりなく読み取
り・書き込みができ、通帳の汎用化を可能にする磁気デ
ータ読み取り・書き込み装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、媒体の搬送方向と略直角な方向に往復移動可能
キャリッジ上に取り付けた磁気ヘッドを、前記媒体に
設けた磁気ストライプに摺擦させて、前記磁気ストライ
プにおける磁気データの読み取り及び書き込みを行う磁
気データ読み取り・書き込み装置において、前記磁気ヘ
ッドを前記媒体の搬送方向と、該搬送方向に対して直角
の方向に回転可能に支持し、前記磁気ヘッドと共に回転
可能に配された切り換えレバーと、前記キャリッジの移
動領域内の端部において、前記キャリッジが該端部まで
移動したとき前記切り換えレバーと当接し、前記磁気ヘ
ッドの前記方向を切り換えるための切り換え部材とを備
えることによって達成される。
【0007】また、磁気ストライプの形式検出に際して
、媒体上に設けられた磁気ストライプを磁気ヘッドが
検出可能にして前記媒体をリード/ライト位置まで搬送
させるとともに、前記媒体の搬送で前記磁気ストライプ
が検出されなかったときに、前記磁気ヘッドを前記媒体
の搬送と交差する方向に移動させて前記ストライプの形
式を検出するようにする。
【0008】さらに、磁気ストライプの形式検出に際し
ては、媒体上に設けられた磁気ストライプを磁気ヘッド
が検出可能にして、前記媒体を所定の位置まで搬送さ
せ、次いで前記磁気ヘッドを前記媒体の搬送と交差する
方向に移動させるとともに、前記磁気ヘッドの移動で前
記磁気ストライプが検出されなかったときに、前記媒体
を搬送通路上で移動させて前記磁気ストライプを検出
し、前記磁気ストライプの形式を検出するようにする。
【0009】
【作用】これによれば、磁気ヘッドを媒体の搬送方向と
略直角な方向に往復移動可能で、かつ向きを前記媒体の
搬送方向と、この搬送方向を直角の方向の、2方向に略
90度回転切り換え可能とし、キャリッジを所定の位置
まで移動させると、その移動方向に応じて磁気ヘッドの
向きを簡単に切り換えることができるので、横ストライ
プ型の通帳と縦ストライプ型の通帳の何れにも磁気デー
タの読み取り、書き込みができる。
【0010】また、媒体上に設けられた磁気ストライプ
を磁気ヘッドが検出可能にして、前記媒体をリード/ラ
イト位置まで搬送させるとともに、媒体の搬送で磁気ス
トライプが検出されなかったときに、磁気ヘッドを媒体
の搬送と交差する方向に移動させることによって、磁気
ストライプが横ストライプ型か縦ストライプ型か等を簡
単に知ることができる。
【0011】同様にして、媒体上に設けられた磁気スト
ライプを磁気ヘッドが検出可能にして、媒体を所定の位
置まで搬送させ、次いで磁気ヘッドを媒体の搬送と交差
する方向に移動させるとともに、磁気ヘッドの移動で磁
気ストライプが検出されなかったときに、媒体を搬送通
路上で移動させて磁気ストライプを検出し、磁気ストラ
イプの形式を検出することによっても、磁気ストライプ
が横ストライプ型か縦ストライプ型か等を簡単に知るこ
とができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例として示す磁
気データ読み取り・書き込み装置の要部構成を示す斜視
図である。なお、本実施例では、図12乃至図15に示
した横ストライプ型の通帳60と縦ストライプ型の通帳
60とを択一的に使用できる場合として説明する。した
がって、以下の説明において、図12乃至図15に示し
た符号と同じ符号を付して説明するものは図12乃至図
15と同じものを示しているものである。
【0013】図1において、磁気ヘッド1は、メインシ
ャフト2とサブシャフト3とに案内されて往復移動され
るキャリッジ4上に、ヘッド回転軸5を介して取り付け
られている。そのヘッド回転軸5はキャリッジ4に対し
て回転可能であり、その回転時には磁気ヘッド1と一体
に回転される。また、ヘッド回転軸5には、このヘッド
回転軸5と一体回転可能にして、互いに略90度変位し
た位置に第1のヘッド切り換えレバー6aと第2のヘッ
ド切り換えレバー6bとを一体に有して成るヘッド回転
レバー6が固定して取り付けられている。そして、回転
軸5の回転は、この回転レバー6を介して行われ、この
回転で磁気ヘッド1の向きが90度切り替わる。なお、
ここでの第1のヘッド切り換えレバー6aと第2のヘッ
ド切り換えレバー6bとは、略レバー6a,6bの厚み
分だけ互いに上下方向に変位されている。
【0014】また、メインシャフト2の下側には、この
メインシャフト2に沿ってエンドレス状の駆動ベルト7
が配設されていて、これがパルスモータ8により駆動さ
れる。さらに、駆動ベルト7とキャリッジ4との間はベ
ルトクランプ9にて連結固定されており、駆動ベルト7
が駆動されるときに、この駆動ベルト7と一体にキャリ
ッジ4及び磁気ヘッド1がメインシャフト2及びサブシ
ャフト3に沿って移動される。
【0015】加えて、キャリッジ4が往復移動される領
域内の左右両端部分(通常、この部分は例えば磁気スト
ライプ61が通帳60の一番端に設けられていたとして
も磁気ヘッド1が、その磁気ストライプ61と対応する
ことができるように、通帳60の幅よりも外側に位置す
る。)には、キャリッジ4が左端部に移動されたときに
第1のヘッド切り換えレバー6aと当接されて第2のヘ
ッド切り換えレバー6bとは当接されない第1のコマ1
5Aと、キャリッジ4が左端部に移動されたときに第2
のヘッド切り換えレバー6bと当接されて第1のヘッド
切り換えレバー6aとは当接されない第2のコマ15B
とが配置されている。また、各コマ15A,15Bは、
キャリッジ4が向かって来る側、すなわち第1または第
2のヘッド切り換えレバー6a,6bと当接する側が曲
面15aとして形成されている。
【0016】さらに、磁気ストライプ61が設けられた
通帳60が送られて来る搬送通路を挟んで、磁気ヘッド
1と対向する側には、磁気ストライプ61が設けられて
いない裏面側より通帳60に押し付けられる押圧パッド
10と、通帳60を前後方向に搬送するための搬送ロー
ラ16(図2及び図3参照)等が配設されている。この
うち、押圧パッド10は、通帳60の幅よりも若干大き
い長さを有したロール状のパッド部材11と、このパッ
ド部材11を支軸16を介して回転可能に支持している
左右一対のリンク12と、この一対のリンク12が上下
方向に回動自在に支持されている固定シャフト13と、
一対のリンク片12が下側に回転する方向に常に回転付
勢させている左右一対のコイルスプリング14とで構成
されている。
【0017】図2及び図3は、この磁気データ読み取り
・書き込み装置の動作を模式的に示した図である。そこ
で、この磁気データ読み取り・書き込み装置の動作を、
図2及び図3を用いて次に説明する。
【0018】図2は横ストライプ型の通帳60への読み
取り・書き込み動作を示すものである。まず、横方向に
対応した方向に磁気ヘッド1が向いていない場合、
(イ)に示すように、パルスモータ8を駆動させてキャ
リッジ4をコマ15A側に移動させる。そして、端部に
到達する直前で第1の切り換えレバー6aがコマ15A
の曲面15aにぶつかり、さらに端部側に移動されると
ヘッド回転レバー6の全体が図中の反時計回り方向に略
90度、ヘッド回転軸5及び磁気ヘッド1と共に回転さ
れる。その後、磁気ストライプ61がリード/ライト位
置に対応するまで、通帳60を搬送ローラ16により搬
送する。図2の(ロ)は、磁気ヘッド1が90度回転
し、かつ磁気ストライプ61がリード/ライト位置に対
応するまで通帳60が搬送された状態を示している。な
お、通帳60がパッド部材11と磁気ヘッド1との間を
搬送されて動くときパッド部材11は回転し、通帳60
の搬送をスムースにする。次いで、パルスモータ8を駆
動させてキャリッジ4をコマ15B側に送り、このとき
磁気ストライプ61に摺擦している磁気ヘッド1で、磁
気ストライプ61に対する磁気データの読み取り・書き
込みが行われる。図2の(ハ)は、この状態を示してい
る。
【0019】図3は縦ストライプ型の通帳60への読み
取り・書き込み動作を示すものである。まず、縦方向に
対応した方向に磁気ヘッド1が向いていない場合、
(ニ)に示すように、パルスモータ8を駆動させてキャ
リッジ4をコマ15B側に移動させる。そして、端部に
到達する直前で第2の切り換えレバー6bがコマ15B
の曲面15aにぶつかり、さらに端部側に移動されると
ヘッド回転レバー6の全体が図中の時計回り方向に略9
0度、ヘッド回転軸5及び磁気ヘッド1と共に回転され
る。図3の(ホ)は磁気ヘッド1が90度回転して縦方
向に向いた状態を示している。また、図1も、この縦ス
トライプ型の通帳を使用している場合を示している。そ
の後、磁気ストライプ61がリード/ライト位置に対応
するまで、通帳60を搬送ローラ16により搬送すると
ともに、磁気ヘッド1が磁気ストライプ61と対応する
までパルスモータ8を駆動させてキャリッジ4をコマ1
5A側に送る。そして、図3の(ヘ)に示すように磁気
ヘッド1が磁気ストライプ61と対応したら、搬送ロー
ラ16が駆動されて通帳60をさらに前進させ、このと
き磁気ストライプ61に摺擦している磁気ヘッド1で、
磁気ストライプ61に対する磁気データの読み取り・書
き込みが行われる。また、この場合も、通帳60がパッ
ド部材11と磁気ヘッド1との間を搬送されて動くとき
パッド部材11は回転し、通帳60の搬送をスムースに
する。
【0020】また、縦型ストライプ及び横型ストライプ
の何れの場合においても、磁気ストライプ61上の形式
を判定する必要がある。この判定方法としては、図4ま
たは図5に示すような方法がある。すなわち、図4に示
す方法では、使用者20が通帳60と共にカードリーダ
21にキャッシュカード22を挿入すると、カードリー
ダ21がキャッシュカード22よりデータを読み取って
制御部23に送り、その制御部23で金融機関名を検索
して磁気ストライプ61の形式を判定し、本発明装置で
ある磁気データ読み取り・書き込み装置24に情報とし
て提供する方法である。これに対して、図5に示す方法
では、使用者20が通帳60を挿入した後、金融機関名
を押しボタンまたはタッチパネル25等で直接入力す
る。すると、これが制御部23で認識され、制御部23
で金融機関名を検索して磁気ストライプ61の形式を判
定し、本発明装置である磁気データ読み取り・書き込み
装置24に情報として提供する方法である。
【0021】図6は、縦型ストライプ及び横型ストライ
プの形式を判定するための他の方法を示すものである。
図6に示す判定方法は、使用者20が通帳60を挿入す
ると、通帳60の磁気ストライプ61を検出し、かつ磁
気ストライプ61から形式を自動的に判定して磁気デー
タを読み取り可能にしたものである。さらに、この判定
方法を図7乃至図10と共に説明すると、図6におい
て、使用者20が通帳60を挿入すると、磁気データ読
み取り・書き込み装置24が通帳60の挿入を検出し、
磁気ヘッド1による読み取りが行われながら搬送ローラ
16が駆動され、通帳60をリード/ライト位置まで搬
送する。
【0022】ここで、横型ストライプの通帳60が挿入
された場合とすると、通帳60がリード/ライト位置に
到達するまでの間に、磁気ヘッド1が磁気ストライプ6
1を検出し、そのときの波形が図8のようにして得ら
れ、これが制御部23に入力される。すると、このデー
タから制御部23では磁気ストライプ1のタイプ(横型
ストライプであること)及び磁気ストライプ61が通帳
60上に貼付されている位置、並びに金融機関名等が判
定され、これが本発明装置である磁気データ読み取り・
書き込み装置24に情報として提供される。そして、磁
気データ読み取り・書き込み装置24では、これらの情
報に基づいて磁気ヘッド1の向きを切り換え、また通帳
60に適した状態でデータの読み取りを行う。
【0023】これに対して、縦型ストライプの通帳60
が挿入された場合とすると、通帳60がリード/ライト
位置に到達するまでの間に、磁気ヘッド1が磁気ストラ
イプ61を検出することがない。そこで、次いでキャリ
ッジ4を駆動させ、図9に示すように磁気ヘッド1を移
動させて走査させると、その走査途中で磁気ヘッド1が
磁気ストライプ61を検出し、そのときの波形が図10
のようにして得られ、これが制御部23に入力される。
すると、このデータから制御部23では磁気ストライプ
1のタイプ(縦型ストライプであること)及び磁気スト
ライプ61が通帳60上に貼付されている位置、並びに
金融機関名等が判定され、これが本発明装置である磁気
データ読み取り・書き込み装置24に情報として提供さ
れる。そして、磁気データ読み取り・書き込み装置24
では、これらの情報に基づいて磁気ヘッド1の向きを切
り換え、また通帳60に適した状態でデータの読み取り
を行う。
【0024】なお、この図6に示した磁気ストライプの
形式を検出する方法では、最初に通帳60を搬送して、
ここで磁気ストライプ61が検出されなかったときに磁
気ヘッド1をキャリッジ4と共に移動させる手順で行っ
ていたが、これとは逆にまず通帳60を所定の位置まで
搬送させ、次いで磁気ヘッド1をキャリッジ4と共に通
帳60の搬送と交差する方向に移動させ、ここで磁気ス
トライプ61が検出されなかったときに、通帳60を搬
送通路上で前または後に移動させて磁気ストライプ61
を検出するようにしても差し支えないものである。ま
た、各実施例において、媒体として通帳60を用いた場
合について説明したが、通帳以外にも適用することがで
きることきは勿論のことである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
磁気ヘッドを媒体の搬送方向と略直角な方向に往復移動
可能で、かつ向きを前記媒体の搬送方向と、この搬送方
向と直角の方向の、2方向に略90度回転切り換え可能
とし、キャリッジを所定の位置まで移動させると、その
移動方向に応じて磁気ヘッドの向きを簡単に切り換える
ことができるので、横ストライプ型の通帳と縦ストライ
プ型の通帳の何れにも磁気データの読み取り、書き込み
ができる。また、磁気ヘッドが往復移動される軌跡と対
応した位置に、媒体の搬送通路を挟んで磁気ストライプ
の幅よりも長いローラ状のパッド部材を媒体の搬送方向
に回転可能にして設けた場合では、媒体の搬送方向にパ
ッドが延ばされて設けられたと略同じ効果が得られる。
【0026】さらに、媒体上に設けられた磁気ストライ
プを磁気ヘッドが検出可能にして、前記媒体をリード/
ライト位置まで搬送させるとともに、前記媒体の搬送で
前記磁気ストライプが検出されなかったときに、前記磁
気ヘッドを前記媒体の搬送と交差する方向に移動させる
ことによって、磁気ストライプが横ストライプ型か縦ス
トライプ型か等を簡単に知ることができる。
【0027】同様にして、媒体上に設けられた磁気スト
ライプを磁気ヘッドが検出可能にして、媒体を所定の位
置まで搬送させ、次いで磁気ヘッドを媒体の搬送と交差
する方向に移動させるとともに、磁気ヘッドの移動で磁
気ストライプが検出されなかったときに、媒体を搬送通
路上で移動させて磁気ストライプを検出し、磁気ストラ
イプの形式を検出することによっても、磁気ストライプ
が横ストライプ型か縦ストライプ型か等を簡単に知るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として示す装置の要部構成斜
視図である。
【図2】本実施例装置の動作説明図である。
【図3】本実施例装置の動作説明図である。
【図4】磁気ストライプの判定方法の一例を説明するた
めの図である。
【図5】磁気ストライプの判定方法の他の例を説明する
ための図である。
【図6】磁気ストライプの判定方法のさらに他の例を説
明するための図である。
【図7】磁気ストライプの検知動作説明図である。
【図8】図7に示す検知動作で得られる波形図である。
【図9】磁気ストライプの検知動作説明図である。
【図10】図9に示す検知動作で得られる波形図であ
る。
【図11】従来装置の要部構成斜視図である。
【図12】横ストライプ型通帳の一例を示す図である。
【図13】横ストライプ型通帳の概略側面図である。
【図14】縦ストライプ型通帳の一例を示す図である。
【図15】縦ストライプ型通帳の概略側面図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 4 キャリッジ 5 ヘッド回転軸 6 ヘッド回転レバー 6a 第1のヘッド切り換えレバー 6b 第2のヘッド切り換えレバー 15A 第1のコマ 15B 第2のコマ 16 搬送ローラ 60 通帳(媒体) 61 磁気ストライプ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/00 - 5/02 G06K 7/00 - 7/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体の搬送方向と略直角な方向に往復移
    可能なキャリッジ上に取り付けた磁気ヘッドを前記
    体に設けた磁気ストライプに摺擦させて、前記磁気スト
    ライプにおける磁気データの読み取り及び書き込みを行
    う磁気データ読み取り・書き込み装置において、 前記磁気ヘッドを前記媒体の搬送方向と、該搬送方向に
    対して直角の方向に回転可能に支持し、 前記磁気ヘッドと共に回転可能に配された切り換えレバ
    ーと、 前記キャリッジの移動領域内の端部において、前記キャ
    リッジが該端部まで移動したとき前記切り換えレバーと
    当接し、前記磁気ヘッドの前記方向を切り換えるための
    切り換え部材とを備えたことを特徴とする磁気データ読
    み取り・書き込み装置。
  2. 【請求項2】 一方向に往復移動されるキャリッジ上に
    取り付けた磁気ヘッドを媒体に設けた磁気ストライプに
    摺擦させて、前記磁気ストライプにおける磁気データの
    読み取り及び書き込みを行う磁気データ読み取り・書き
    込み装置において、 前記キャリッジ上に、このキャリッジに対して回転可能
    な軸を介して前記磁気ヘッドを取り付け、前記磁気ヘッ
    ドを前記媒体の搬送方向と略直角な方向に往復移動可能
    で、かつ向きを前記媒体の搬送方向と、この搬送方向に
    対し直角の方向の、2方向に略90度回転切り換え可能
    に設けるとともに、 回転方向に互いに略90度変位されて設けられた第1の
    切り換えレバーと第2の切り換えレバーとを有して前記
    軸に一体回転可能に取り付けられるヘッド回転レバー
    と、 前記キャリッジが一方向端に移動される直前で前記第1
    の切り換えレバーと当接されて前記ヘッド回転レバーを
    一方向に回転させて前記磁気ヘッドの向きを前記媒体の
    搬送方向に向ける第1の切り換え部材と、 前記キャリッジが他方向端に移動される直前で前記第2
    の切り換えレバーと当接されて前記ヘッド回転レバーを
    反対方向に回転させて前記磁気ヘッドの向きを前記媒体
    の搬送方向と直角な方向に向ける第2の切り換え部材と
    を備えたことを特徴とする磁気データ読み取り・書き込
    み装置。
  3. 【請求項3】 前記磁気ヘッドが往復移動される軌跡と
    対応した位置に、前記媒体の搬送通路を挟んで前記磁気
    ストライプの幅よりも長いローラ状のパッド部材を、前
    記媒体の搬送方向に回転可能にして設けた請求項1また
    は2に記載の磁気データ読み取り・書き込み装置。
  4. 【請求項4】 前記磁気ストライプを前記磁気ヘッドが
    検出可能にして前記媒体をリード/ライト位置まで搬送
    させるとともに、 前記媒体の搬送で前記磁気ストライプが検出されなかっ
    たときに、前記磁気ヘッドを前記媒体の搬送と交差する
    方向に移動させて前記ストライプの形式を検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の磁気データ読み取り・書
    き込み装置
  5. 【請求項5】 前記磁気ストライプを前記磁気ヘッドが
    検出可能にして、前記媒体を所定の位置まで搬送させ、 次いで前記磁気ヘッドを前記媒体の搬送と交差する方向
    に移動させるとともに、 前記磁気ヘッドの移動で前記磁気ストライプが検出され
    なかったときに、前記媒体を搬送通路上で移動させて前
    記磁気ストライプを検出し、前記磁気ストライプの形式
    を検出することを特徴とする請求項1に記載の磁気デー
    タ読み取り・書き込み装置
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