JP3391823B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP3391823B2
JP3391823B2 JP30215292A JP30215292A JP3391823B2 JP 3391823 B2 JP3391823 B2 JP 3391823B2 JP 30215292 A JP30215292 A JP 30215292A JP 30215292 A JP30215292 A JP 30215292A JP 3391823 B2 JP3391823 B2 JP 3391823B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インクジェット記録
装置、特に双方向記録(印字)のズレ補正に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、紙,OHP用シート等の記録媒体
に対して記録を行う記録装置は、種々の記録方式による
記録ヘッドを搭載した形態で提案されている。この記録
ヘッドには、ワイヤードット方式,感熱方式,熱転写方
式,インクジェット方式によるものなどがある。
【0003】一般的な記録装置では、シリアル型のタイ
プが採用されている。このシリアルプリンタは、記録
(印字)ヘッドを搭載したキャリッジを記録媒体に対し
て走査させながら記録または印字(以下単に記録とい
う)するものである。この場合の従来例を図15に示
す。図15は従来例の記録装置の斜視図である。
【0004】図15に示すように、キャリッジ1001
に記録ヘッド1002を装着し、前記キャリッジ100
1をプラテン1003と平行に往復走行させながら(図
15矢印a,b方向)記録媒体1004を一行分搬送し
て(図15矢印c方向)、前記記録ヘッド1002によ
り次行以下の記録を実行するものである。この場合、実
際に記録ヘッド1002からインクが吐出されるのは、
図15矢印b方向である。
【0005】また、記録媒体については、通常に使用さ
れる複写用紙等のほかにOHPフィルムやカード,はが
き,封筒等の厚手の紙葉に対する記録が可能であるとい
う点も重要視されている。この点からは、記録媒体の種
類に応じて、前記記録ヘッドと記録媒体との間の距離を
設定変更可能な構成で実施されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような従
来の記録装置の一つの傾向、すなわち、記録装置の小型
化,簡潔化は、記録装置を構成する要素そのものの簡潔
化やこれら要素各々を関連づける機構の簡潔化を要求し
ている。また装置の高速化が強く求められている。
【0007】前述のような片方向走査時のみの記録に対
して、双方向走査時の記録はスピードの点で明らかに優
位であり、双方向記録を可能とすることが記録装置の高
速化に必要となってきている。しかしながら、インクの
吐出により記録するインクジェット記録方式において
は、往方向記録と復方向記録とではキャリッジの走行方
向が逆転するため、原理的に記録のずれを生じることが
わかっている。また、記録ヘッドと記録媒体間の距離に
よってズレ量が変動することになる。
【0008】図16は、インクジェット記録装置におけ
る記録ヘッドから記録媒体に対してインク吐出がなされ
る状態の模式図である。
【0009】図16において、Vdはインク滴の吐出速
度、Vcrは、キャリッジの移動速度であり、往方向,
復方向で向きが逆転している。また、Lは記録ヘッドと
記録媒体間の距離である。
【0010】図16に図示しているある特定時刻におい
て吐出されたインク滴は、吐出時点において、Vd,V
crを合成した速度成分Vを有している。前記インク滴
は(L/Vd)秒後に記録媒体上に着弾することになる
が、この時点において、矢印方向XにVcr×(L/V
d)だけシフトした位置に着弾することがわかる。この
ようにして1ラインの走査毎に着弾位置のずれを生じる
が、片方向記録の場合は各ライン共に同一量,同一方向
のシフトであり、最終的な記録結果としてはズレとして
認識されない。
【0011】これに対して双方向記録時においては、往
方向と復方向とでキャリッジ移動速度Vcrの方向が逆
転するため、各ライン毎に2×Vcr×(L/Vd)分
だけ着弾位置のズレが発生することになり、記録品位の
点から解決すべき課題となっている。
【0012】この発明は前述の課題、特にキャリッジ走
査に関して双方向記録した場合のズレ発生を最小とし、
各種の記録媒体の使用を可能とするためになされたもの
であり、最高の記録(印字)品位の確保が可能で、使い
勝手の良い高速出力可能なインクジェット記録装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するため、インクジェット記録装置を次の(1),
(2)のとおりに構成する。(1)インクを吐出して記録を行う記録ヘッドを搭載す
るキャリッジと、前記キャリッジを記録媒体に対して相
対的に往復移動する移動手段とを有し、前記移動手段に
よる前記キャリッジの往復移動中に前記記録ヘッドから
インクを吐出して記録媒体上に記録を行う記録装置にお
いて、記録ヘッドから吐出されるインクの吐出速度、前
記移動手段によるキャリッジの移動速度、記録媒体の種
類のそれぞれの条件について個別に設定変更する設定変
更手段と、前記移動手段による前記キャリッジの往方向
移動時と復方向移動時のそれぞれにおける記録のズレを
補正するための補正値が、前記設定変更手段により設定
される前記インクの吐出速度、前記キャリッジの移動速
度、および、前記記録媒体の種類の条件に対応させて記
憶されている記憶手段と、前記設定変更手段により設定
された条件に基づいて、前記記憶手段に記憶されている
前記補正値の中から、記録において使用する前記補正値
を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された
前記補正値に応じて、前記記録ヘッドに供給する駆動信
号を補正し、補正された駆動信号を前記記録ヘッドに供
給する記録ヘッド駆動手段と、を備えたインクジェット
記録装置。 (2)記録ヘッドは、熱による状態変化をインクに生起
させ、この状態変化にもとづいてインクを吐出させるも
のである前記(1)に記載のインクジェット記録装置。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0025】(第1実施例)まず、この発明の第1実施
例であるインクジェット記録装置(以下単に装置とい
う)について図1および図2を用いて説明する。
【0026】図1はこの発明の第1実施例である装置の
斜視図、図2は第1実施例におけるキャリッジ部の斜視
図である。
【0027】図1において、10は記録媒体であり、給
送積載手段100上に載置されている。記録媒体10は
不図示の駆動源により駆動される給紙手段により搬送手
段11に送られ、さらに排紙手段12を経て図1に示す
矢印A方向に搬送される。3は、記録ヘッド,インクカ
ートリッジ2(本図には4個を同時に積載している)を
固定したキャリッジで、不図示の駆動源(モータ等)に
より、ベルト20を介して図示矢印B,C方向に走査す
る。キャリッジ3上には、記録ヘッド,インクカートリ
ッジ2をキャリッジ3に固定するためのヘッドカバー
4,カートリッジカバー5が回動,係合自在に配設され
ている。21(図2参照)はキャリッジ3上の記録ヘッ
ドに駆動信号を伝達するためのケーブルである。6はキ
ャリッジ3が移動するためのガイド軸であり、7はキャ
リッジ3の一端を支持・ガイドするためのサポート面で
ある。8はキャリッジ3の走査方向に延在するリニアス
ケールである。
【0028】図2は、図1におけるD−D矢印方向から
見た斜視図であり、リニアスケール8と読取素子9との
関係を詳細に示したものである。図2において、1は記
録ヘッドであり、熱エネルギを利用して記録用液体の液
滴を形成し、像を形成する形態を有し、インクカートリ
ッジ2とインク流路で接続されいる。キャリッジ3上に
は同期信号を得るための読取素子9が取付けられてい
る。第1実施例では、この読取素子9はMR素子などに
よる磁気式読取を行っている。リニアスケール8は棒状
の磁性体であり、表面上に形成された着磁部に例えば1
80ドット/インチ(dpi)や360dpiに相当す
る記録ピッチ密度で磁気パターンを記録したものであ
る。このようなリニアスケール8と読取素子9との組合
せによりキャリッジ3の移動による位置検出を可能とし
ている。
【0029】この検出結果との同期を図りながら記録ヘ
ッド1による記録動作を行う制御構成(本例においては
記録ヘッド1の駆動タイミング)である。特に磁気式読
取に関しては、360dpiから概ね600dpi相当
のピッチでの着磁が可能であり、特に高精細な記録を行
う記録装置に適している。
【0030】前記ガイド軸6,サポート面7,リニアス
ケール8の端部は記録装置の筐体14の両側に配置され
て支持部材13に各々を支持されている。また、前記支
持部材13は筐体14と係合する回転支点を有してお
り、筐体14において回動可能に構成されている。また
132は支持部材13から延びている操作用のレバー部
である。300は、筐体14に固定されたマイクロスイ
ッチであり、レバー132の位置に応じてオン/オフが
切換わるように配置されているものである。
【0031】次に第1実施例の動作について図3及び図
4を用いて説明する。図3,図4はそれぞれ図2におけ
るE−E矢印方向から見た側断面図であり、レバー部1
32の設定状態の異なった状態を示したものである。
【0032】図3において、紙面垂直方向にキャリッジ
3が走査を開始すると、支持部材13を介して筐体14
に固定されたリニアスケール8上を、キャリッジ3上に
固定された読取素子9が相対的に移動することによって
位置信号が発生し、該位置信号と同期を図った記録ヘッ
ド記録信号を発生させ、記録ヘッド1に伝達することに
より、記録ヘッド1の駆動を行い、該当するインク液滴
を記録媒体10上に吐出することにより、キャリッジ位
置と記録結果が完全に同期されるものである。
【0033】図3においては、記録媒体10は通常の厚
みを有した紙葉であり、記録媒体10と記録ヘッド1と
の距離はL1で示される値を有している。ここで、操作
者がより厚手の記録媒体に記録したい場合は、レバー部
132を図示矢印F方向に回転する。すると図4に示す
ように、支持部材13全体が回動し、これに伴い記録ヘ
ッド1,キャリッジ3が回動退避して、厚手の記録媒体
に対して一定の距離L2を確保することが可能になる。
ここでL2は図3に示すL1より大きい値である。本実
施例においては、例えば封筒などの通常の用紙に対して
かなりの厚みを有する記録媒体で印字を行う場合を想定
している。
【0034】図5においては、レバー部132が厚手の
紙葉に対する位置に設定された状態を示すものである。
図において、支持部材13にはカム部135が一体的に
構成され、外周には凹溝134が適宜個数だけ配置され
ており、弾性材からなるラッチ部材16の端部と係合
し、支持部材13自身の回転方向位置を固定している。
また、マイクロスイッチ300は、レバー132の一端
により押圧された状態を示しており、この状態でオンの
状態である。
【0035】ここで、レバー部132は、図示矢印F′
方向に適当な力を作用させると、ラッチ部材16の弾性
が解除され徐々に回転を開始する。この動作に応じてマ
イクロスイッチ300の押圧状態は開放されオフ状態に
推移する。図3は、図5のカム部材135が所定量の回
転を終了して、凹溝134にラッチ部材16が再び係合
して回転方向位置を固定している状態をあらわしたもの
である。この状態では、マイクロスイッチ300はオフ
状態となっている。
【0036】また、レバー部132を回動させると、ガ
イド軸6,サポート面7,リニアスケール8は、両端の
支持部材13により、回転中心131を中心点として一
体的に回動するため、前記3部品の相対位置関係は不変
であり、ひいてはリニアスケール8と読取素子9との位
置関係も不変である。このため、キャリッジ3の位置信
号はどのような記録媒体に記録する際においても常時同
じ出力レベルで検知可能となり、キャリッジ3の位置制
御が確実に行える。
【0037】図6は第1実施例における制御系の構成を
示すブロック図である。
【0038】図6において、501はインクジェット記
録装置全体の制御を行うための中央演算装置(以下CP
Uという)である。502は一定周期でタイミング信号
を規定するためのクロック、503は、記録ヘッド1を
各種制御方法にて駆動するための駆動信号テーブル50
4および各種駆動方法に対応した双方向記録ズレ補正量
を有する補正テーブル505を記憶した記憶手段(以下
ROMという)である。例えば、駆動信号テーブル50
4においては、各種制御のために、キャリッジ位置信号
を発生する読取素子9と記録ヘッド1の吐出ノズルとの
走査方向の離間距離に関するデータ(例えば記録媒体に
対する印字開始点を決定するタイミング)や、記録ヘッ
ド1が複数個のヘッドで構成されている場合の各ヘッド
の走査方向における配列のピッチに関するデータ(例え
ば、複数個のヘッドによる吐出インク滴を記録媒体上で
重畳させるなどのドット位置を制御するタイミング)
や、記録ヘッドを駆動するための印加電圧の値や印加時
間に関するデータ(例えば、印加電圧値や印加時間を変
化させることによりヘッドの吐出速度を切り換える)な
ども合わせて格納されている。補正テーブル505につ
いては後に手順とともに詳述する。506は記録ヘッド
1を駆動するためのドライバ、507は記録ヘッドと記
録媒体間の距離検知手段(本例においてはマイクロスイ
ッチ300をあらわす。)、508はインク吐出速度検
知手段、509はキャリッジ速度検知手段、510は操
作者が操作可能な操作パネルである。なお、前記各種制
御方法は、記録ヘッド−記録媒体間距離,インク吐出速
度,キャリッジ速度の各種の値における制御方法を指
す。
【0039】図7は図6に示すブロック図における制御
手順を示すフローチャートであり、図7により制御手順
を説明する。
【0040】601でフローのスタートをして、順次並
列的に記録ヘッドと記録媒体間の距離検知(手順60
2),インク吐出速度Vd検知(手順603),キャリ
ッジ速度Vcr検知(手順604)が行われる。各手順
から得られた結果はCPU501により論理和演算が行
われ(手順605)、ROM503上の補正テーブル5
05を参照(手順606)、該当する補正値を決定する
(手順607)。次に並列的に駆動信号テーブルを参照
すると共に(手順608)、クロックを参照し(手順6
09)、補正値に基づいた記録ヘッド駆動信号が作成さ
れる(手順610)。該信号はドライバに伝達され(手
順611)記録ヘッド1へ伝達された(手順612)後
に記録ヘッド1が駆動され(手順613)印字(記録)
(手順614)が完了するものである。
【0041】前記検知手順としては、記録ヘッドと記録
媒体間の距離Lについてはマイクロスイッチ300のオ
ン/オフ状態により検知可能である。また例えば、イン
ク吐出速度Vdについてはインク吐出速度検知手段50
8によりCPU501を介して駆動信号テーブル504
を参照し、現在の駆動方法からインク吐出速度Vdを判
別することができる。同様にキャリッジ速度検知手段5
09によりCPU501を介してキャリッジ速度Vcr
を判別することもできるし、読取素子9の検知結果から
キャリッジ速度Vcrを演算して導出することも可能で
ある。キャリッジ速度Vcrの演算について、具体的に
は、リニアスケール8上の特定区間の着磁部をカウント
し、クロック502から得られるタイミング信号を用い
て計算する。カウント数が距離に相当し、タイミング信
号が時間に相当するため、距離を時間で除算することに
より速度を導出することができる。前述の検知結果の論
理和を算出した後、補正テーブル505を参照し現状に
最適な双方向記録ズレ補正量を決定し、その結果を持っ
て再びクロック502のタイミング信号と駆動信号テー
ブル504から演算を行い、ドライバ506を介して記
録ヘッド1へ駆動信号が与えられるものである。
【0042】このようにして得られたズレ補正値は、磁
気式スケールを利用することにより、キャリッジ3と記
録ヘッド1の駆動とを確実に同期することが可能であ
り、双方向記録における所定のズレ量を任意に設定して
記録を行うことが可能となる。すなわち、各種記録媒体
において高速な双方向記録をするに際しても、常に安定
した高品位の画像を記録することが可能になるものであ
る。
【0043】本実施例においてはマイクロスイッチ30
0を用いてレバー部132の状態を検知したが、マイク
ロスイッチのかわりに光学式のフォトインタラプタを用
いてレバー部132の状態を検知することも可能であ
る。
【0044】(実施例2)次にこの発明の第2実施例に
ついて図8および図9を用いて説明する。
【0045】図8,図9はこの発明の第2実施例である
記録装置のキャリッジ部を示す部分側断面図である。
【0046】第1実施例においては、切換レバーが筐体
上に設置された場合を説明してきたが、第2実施例にお
いては、切換レバーがキャリッジ上に設置された場合を
示す。
【0047】図8,図9において前記第1実施例と同一
の機能を有する部品は同一の番号を付記している。マイ
クロスイッチ300はキャリッジ3上に搭載されてい
る。6はキャリッジ3が移動するためのガイド軸であ
る。301はキャリッジ3に回転支点を有するレバー部
材であり、突起部302、摺動面303,304を有し
ていて、図示の位置において摺動面303はサポート面
7上に乗った状態で摺接可能となっている。ガイド軸
6,サポート面7は、不図示の筐体に固定されており、
相対関係は常時固定されている。ここで図示矢印Z方向
にレバー部材301を回転させると、図9に示すごと
く、サポート面7との当接は摺動面304になると共
に、突起部302は回転してマイクロスイッチ300に
突き当たりこれをオン状態に切り換えるものである。図
8に示す状態が記録媒体が通常の厚みを有する場合で有
り、図9に示す状態が厚手の記録媒体に対応するもので
ある。
【0048】このようにして、レバー部材301の設定
位置が電気信号に変換されることによりその後の制御に
ついては第1実施例と同様に行うことができる。
【0049】(実施例3)次にこの発明の第3実施例に
ついて図10及び図11を用いて説明する。
【0050】図10及び図11はこの発明の第3実施例
におけるキャリッジ部を示す部分側断面図である。
【0051】実施例1,実施例2においては、読取素子
109は磁気式読取を行っているのに対して、本実施例
においては、読取素子109はフォトダイオード,フォ
トトランジスタを組合せた素子などによる光学式読取を
行っている。
【0052】図10,図11は第1実施例の図3,図4
に対応し、第1実施例と同一機能の部品については同一
の番号を付記してある。
【0053】図10においてリニアスケール108は帯
状であり、表面上に例えば180ドット/インチ(dp
i)や360dpiに相当する記録ピッチ密度で光学的
透過/遮蔽部パターンを記録したものである。光学式に
おいては、リニアスケール108は、高分子材料等から
なるフィルムや無機材料帯板に写真製版で透過/遮蔽部
パターンを形成したり、金属ないしは、金属複合材料を
エッチングすることにより物理的に穴/遮蔽部を創成し
て、透過/遮蔽部パターンを形成している。第3実施例
においては、解像限度がほぼ360dpiであるが、第
1実施例の磁気式読取と比較すればやや粗い制御に適し
ている。
【0054】キャリッジ3上には同期信号を得るための
読取素子109が取付けられている。本実施例ではこの
読取素子109は二又に分岐した形状をしており、それ
ぞれフォトダイオード、フォトトランジスタ素子を内包
しており、両者間に光軸が構成される。この分岐部分に
リニアスケール108を通過させることにより、キャリ
ッジ3の移動による位置検出を行い、この検出結果との
同期を図りながら記録ヘッド1による記録動作を行う制
御構成となっている。
【0055】図10は、記録媒体10は通常の厚みを有
した紙葉、図11は厚手の記録媒体に対する場合であ
る。本実施例においても不図示のレバー132を回動さ
せると、ガイド軸6,サポート面7,リニアスケール1
08は両端の不図示の支持部材13により、回転中心1
31を中心点として一体的に回動するため、前記3部品
の相対位置関係は不変であり、ひいてはリニアスケール
108と読取素子109との位置関係も不変である。こ
のため、キャリッジ3の位置信号はどのような記録媒体
を記録する際においても常時同じ出力レベルで検知可能
となり、キャリッジ3の位置制御が確実に行える。
【0056】このように光学的スケールを用いた場合に
おいても、キャリッジ3と記録ヘッド1の駆動とを確実
に同期することが可能であり、双方向記録における所定
のずれ量を任意に設定して記録を行うことが可能とな
る。すなわち、各種記録媒体において高速な双方向記録
をするに際しても、常に安定した高品位の画像を記録す
ることが可能になる。
【0057】(実施例4)次のこの発明の第4実施例に
ついて図12ないし図14を用いて説明する。
【0058】実施例1〜実施例3においては、操作者の
レバー切換動作を自動的に検知し、所定のズレ補正を自
動的に行う例を説明したが、本実施例は、操作者が表示
/操作部の設定により前記ズレ補正を任意に選択可能と
したものである。
【0059】図12は本実施例におけるフローチャート
をあらわしたものである。
【0060】701でフローのスタートをし、操作者に
より操作パネルの設定がされる(手順702)。該設定
値はCPUに伝達され(手順703)ROM上の補正テ
ーブルを参照し(手順704)、該当する補正値を判定
する(手順705)。次に並列的に駆動信号テーブルを
参照すると共に(手順706)、クロックを参照し(手
順707)、補正値に基づいた記録ヘッド駆動信号が作
成される(手順708)。該信号はドライバに伝達され
(手順709)、記録ヘッド伝達された(手順710)
後に記録ヘッドが駆動され(手順711)印字(手順7
12)が完了するものである。
【0061】図13は本実施例における操作パネルの一
部を模式的にあらわしたものであり、図において80
1,802,803は、各々記録ヘッドと記録媒体間の
距離L,インク吐出速度Vd,キャリッジ速度Vcrを
二者択一的に選択可能なスイッチである。804,80
5,806,807,808,809は、各々記録ヘッ
ドと記録媒体間距離L,インク吐出速度Vd,キャリッ
ジ速度Vcrがどのような状態に選択されているかを示
すためのLED表示であり、発光している状態(図中ハ
ッチング表示)が、該当項目の選択されている状態を示
している。
【0062】このような構成となっているので、操作者
はスイッチ801,802,803のそれぞれを操作す
ることにより所望の設定を行うことが可能となり、該設
定にともない双方向記録時のズレ量を適宜補正し、高品
位印字が可能となる。
【0063】図14は操作パネル510の変形をあらわ
し、表示部分を液晶にした例である。
【0064】図14において811,812,813
は、各々記録ヘッドと記録媒体間の距離L,インク吐出
速度Vd,キャリッジ速度Vcrを二者択一的に選択可
能なスイッチである。810は液晶表示部であり、記録
ヘッドと記録媒体間の距離L,インク吐出速度Vd,キ
ャリッジ速度Vcrがどのような状態に選択されている
かをセグメント文字表示で表示が可能となっている。図
示の例は記録ヘッドと記録媒体間の距離Lが普通の状態
であることを表している。
【0065】このような構成となっているので、操作者
は、スイッチ811,812,813を操作することに
より所望の設定を行うことが可能となり、該設定にとも
ない双方向記録時のズレ量を適宜補正し、高品位な印字
が可能となる。
【0066】本実施例においては必要な設定値を直接的
に選択可能な設定手法を用いたが、操作者の設定手法と
しては、補正項目を直接表示して変更する手法の他に、
例えば、印字モードといった設定手法を用いて、各種印
字モードに対応した補正値を補正テーブルに記憶させ間
接的に補正量の変更を促す手法も可能である。
【0067】なお、以上の各実施例においては、記録ヘ
ッドのインク吐出速度,キャリッジ移動速度,記録ヘッ
ドと記録媒体間の距離のすべてを検知する手段を有する
場合を説明してきたが、一般には概ね、インク滴の吐出
速度Vdが約7〜30m/秒程度、キャリッジ移動速度
Vcrが約1m/秒程度、記録ヘッド−記録媒体間の距
離が約1mm程度であり、インク滴の吐出速度Vdはキャ
リッジ移動速度Vcrに対して十分に大きいものとして
扱うことができるため、インクの吐出速度Vdの変動に
関する補正は省略することも可能である。すなわち、双
方向記録ズレに対しての支配的因子について必要十分な
補正を実施可能であれば、前述の手段をすべてを一義的
に全部包括する必要はないことは明白である。
【0068】また、本発明は、搭載される記録ヘッドの
種類、個数についても、例えば単色インクに対応して1
個のみが設けられたものの他に、記録色や濃度を異にす
る複数のインクに対応して複数個設けられるものであっ
てもよい。
【0069】すなわち例えば記録装置の記録モードとし
ては黒色等の主流色のみの記録モードだけでなく、記録
ヘッドを一体的に構成するか複数個の組合せによるかい
ずれかでもよいが、異なる色の複色カラー、また混色に
よるフルカラーの各記録モードの少なくともひとつを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0070】また、記録ヘッドの吐出制御に対しては、
実施例では位置スケール信号を基準として行う手法を示
したが、位置スケールを有していない場合でも、代用で
きる信号、例えばキャリッジ駆動用パルスモータのパル
ス数により制御可能であることは明らかである。
【0071】また、記録ヘッド上に搭載された温度セン
サにより、記録ヘッドの温度を検知したり、キャリッジ
上に搭載された温度センサにより機内温度や外気温度を
検知し、該検知結果に基づいて記録ヘッドのインク吐出
速度Vdやキャリッジ速度Vcrを変化させるような温
度変化に対応した記録ヘッド駆動を行う場合でも、該イ
ンク吐出速度Vdやキャリッジ速度Vcrに対応して双
方向記録補正量を変更して制御することが可能である。
【0072】(関連技術)本発明は、特にインクジェッ
ト記録装置の中でも、インクの吐出を行わせるために利
用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段
を備え、前記熱エネルギーによりインクの状態変化を生
起させる方式の記録ヘッド、記録装置において、優れた
効果をもたらすものである。かかる方式によれば記録の
高密度化、高詳細化が達成できるからである。
【0073】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
にオンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持さ
れているシートや流路に対応して配置されている電気熱
変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速
な温度上昇を与える少なくもひとつの駆動信号を印加す
ることによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的に
この駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を
形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮によ
り吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少
なくともひとつの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、前述熱作用面の温度上昇率に関する発明の米
国特許第4313244号明細書に記載さている条件を
採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0074】記録ヘッドの構成としては、前述の各明細
書に開示されているような吐出口、流路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状流路または直角液流路)のほ
かに熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書、米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に有効で
ある。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通する
スリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する
特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧力
波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する
特開昭59−138431号公報に基づいた構成として
も本発明は有効である。
【0075】更に、実施例ではシリアルタイプのインク
ジェット記録装置を示したが、記録可能な最大幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても本発明は有効に適用できる。フルラインタイプの記
録ヘッドとしては、前述した明細書に開示されているよ
うな複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを
満たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとし
ての構成のいずれでもよいが、本発明は、前述した効果
を一層有効に発揮することができる。
【0076】また、本発明のインクジェット記録装置の
構成として設けられる、記録ヘッドに対しての回復手
段、予備的な補助手段を付加することは本発明の効果を
一層安定できるので好ましいものである。これらを具体
的に挙げれば、記録ヘッドに対しの、キャッピング手
段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱
変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの
組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行
う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うため
に有効である。
【0077】また、搭載される記録ヘッド、インクの種
類ないし個数についても、例えば単色のインクおよび1
個の記録ヘッドが設けられたもののほか、記録色や濃度
を異にする複数のインクに対応して複数のヘッドが設け
られるものであってもよく、任意の組み合わせにおいて
も有効である。記録装置の記録モードとしては黒色等の
記録モードだけでなく、異なる色の複色カラー、または
混色によるフルカラーの各記録モードにおいても本発明
は有効である。
【0078】以上、説明した本発明の実施例において
は、インクを液体として説明しているが、室温やそれ以
下で凝固するインクであって、室温で軟化もしくは融解
するものや、あるいは、前述のインクジェットではイン
ク自体を30℃以上70℃以下の範囲で温度調整を行っ
てインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御す
るものが一般的であるから、使用記録信号付与時にイン
クが液状をなすものであればよい。加えて、熱エネルギ
ーによる昇温を防止するため、積極的にインクの固体状
態から液体状態への相変化のエネルギーとして使用せし
めるか、または、インクの蒸発防止を目的として放置状
態で固化するインクを用いるかして、いずれにしても熱
エネルギーの記録信号に応じた付与によってインクが液
化してインク液状として吐出するものや記録媒体に到達
する時点ではすでに固化し始めるもの等のような熱エネ
ルギーによって初めて液化する性質のインク使用も本発
明には適用可能である。本発明においては前述した各イ
ンクに対して最も有効なものは、前述した膜沸騰方式を
実行するものである。
【0079】また、本発明は電気を力に変換させてイン
クを吐出させるピエゾジェット方式等、記録媒体と非接
触に記録ヘッドを配設させ、インクを噴射させて記録す
る方式等のインクジェット方式において有効である。
【0080】更に加えて、本発明の記録装置の形態とし
ては、前述のようなワードプロセッサやコンピュータ等
の情報処理機器の出力端末として一体あるいは別体に設
けられるもののほかスキャナー等と組み合わせた複写装
置、さらには送信受信機能を有するファクシミリ装置の
形態をとるものであってもよい。
【0081】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、双方向記録(印字)における記録(印字)ズ
レ補正が各種記録媒体の厚みや記録速度に対応して、最
適なものが選択可能となる。これにより高速な記録が可
能になると共に、広範囲にわたる記録媒体を選択可能と
なり、使い勝手の向上が図れると共に、各種記録媒体に
応じた高品位な記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のインクジェット記録装置の斜視
【図2】 第1実施例におけるキャリッジ部の斜視図
【図3】 第1実施例におけるキャリッジ部を示す部分
側断面図
【図4】 第1実施例におけるキャリッジ部を示す部分
側断面図
【図5】 第1実施例における支持部材を示す部分側断
面図
【図6】 第1実施例における制御系の構成を示すブロ
ック図
【図7】 第1実施例における制御手順を示すフローチ
ャート
【図8】 第2実施例におけるキャリッジ部を示す部分
側断面図
【図9】 第2実施例におけるキャリッジ部を示す部分
側断面図
【図10】 第3実施例におけるキャリッジ部を示す部
分側断面図
【図11】 第3実施例におけるキャリッジ部を示す部
分側断面図
【図12】 第4実施例における制御手順を示すフロー
チャート
【図13】 第4実施例における操作パネルの模式図
【図14】 第4実施例における操作パネルの変形の模
式図
【図15】 従来例の記録装置の要部の斜視図
【図16】 記録ヘッドから記録媒体に対しインク吐出
がなされる状態の模式図
【符号の説明】
1 記録ヘッド 3 キャリッジ 10 記録媒体 300 マイクロスイッチ 501 CPU 502 クロック 505 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森岡 久始 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 宇野沢 保弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 大西 敏之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 松井 真也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 新田 哲弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 金光 伸二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 吉田 一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 吉野 浩史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−286874(JP,A) 特開 昭62−263063(JP,A) 特開 昭62−116157(JP,A) 特開 昭63−242671(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 19/18 B41J 2/01

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出して記録を行う記録ヘッド
    を搭載するキャリッジと、前記キャリッジを記録媒体に
    対して相対的に往復移動する移動手段とを有し、前記移
    動手段による前記キャリッジの往復移動中に前記記録ヘ
    ッドからインクを吐出して記録媒体上に記録を行う記録
    装置において、 記録ヘッドから吐出されるインクの吐出速度、前記移動
    手段によるキャリッジの移動速度、記録媒体の種類のそ
    れぞれの条件について個別に設定変更する設定変更手段
    と、 前記移動手段による前記キャリッジの往方向移動時と復
    方向移動時のそれぞれにおける記録のズレを補正するた
    めの補正値が、前記設定変更手段により設定される前記
    インクの吐出速度、前記キャリッジの移動速度、およ
    び、前記記録媒体の種類の条件に対応させて記憶されて
    いる記憶手段と、 前記設定変更手段により設定された条件に基づいて、前
    記記憶手段に記憶されている前記補正値の中から、記録
    において使用する前記補正値を決定する決定手段と、 前記決定手段により決定された前記補正値に応じて、前
    記記録ヘッドに供給する駆動信号を補正し、補正された
    駆動信号を前記記録ヘッドに供給する記録ヘッド駆動手
    段と、 を備えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 記録ヘッドは、熱による状態変化をイン
    クに生起させ、この状態変化にもとづいてインクを吐出
    させるものであることを特徴とする請求項1に記載のイ
    ンクジェット記録装置。
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